JPH0697242A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH0697242A
JPH0697242A JP4268130A JP26813092A JPH0697242A JP H0697242 A JPH0697242 A JP H0697242A JP 4268130 A JP4268130 A JP 4268130A JP 26813092 A JP26813092 A JP 26813092A JP H0697242 A JPH0697242 A JP H0697242A
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JP
Japan
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cooling gas
probe
temperature
probes
cooling
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4268130A
Other languages
English (en)
Inventor
Gakushi Sasamoto
学而 笹本
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Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Yamanashi Ltd filed Critical Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Priority to KR1019930016787A priority patent/KR100248571B1/ko
Priority to US08/113,741 priority patent/US5461327A/en
Publication of JPH0697242A publication Critical patent/JPH0697242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直に保持した多数のプロ−ブ針を被検査体
の電極パッドに接触させて被検査体の電気的特性を検査
する垂直針式プロ−ブ装置において、プロ−ブ針の温度
上昇を抑え、異常電流によるプロ−ブ針の損傷を未然に
防止する。 【構成】 プロ−ブ針3の針先3a側を囲繞すべく冷却
室14を設ける。冷却室14に冷却用気体を供給する冷
却用気体供給装置16と,冷却室14内の温度を検出す
る熱電対18と、熱電対18からの温度情報に基いて冷
却用気体供給装置16を作動させる冷却用気体制御装置
20とを設ける。これにより、冷却用気体供給装置16
から供給される冷却用気体をプローブ針3に接触させ
て、プローブ針3の温度上昇を抑制し、異常電流による
プローブ針の損傷を未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプロ−ブ装置に関する
もので、更に詳細には、多数の集積回路が形成された半
導体ウエハ(以下にウエハという)等の被検査体の各電
極パッドにプロ−ブカードの触針を接触させて被検査体
の電気的特性を検査するプロ−ブ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の検査に用いられるプロ−ブカー
ドとしては、図3に示すように、プロ−ブ針23の固定
端部をプリント基板24の下面周縁部に形成された導体
パタ−ン25に半田付けし、プロ−ブ先端23aとなる
遊端部をプリント基板24の中央下部に集積させてなる
横針式プロ−ブカードと、図4に示すように、プロ−ブ
針33をプリント基板34中央部の貫通孔34aを通し
て下面側に導き、基板貫通部を樹脂材35で固定すると
共に、プロ−ブ先端33a側をプリント基板34の下側
に固定した案内板36で垂直(上下)に案内してなる垂
直式プロ−ブカードが知られている。従来、横針式プロ
−ブカードが多く普及してきたが、横針式ではプロ−ブ
針の集積度を高くすることが難しいため、半導体集積回
路の高集積化の著しい今日においては、プロ−ブ針の高
集積(多ピン)化に適した垂直針式プロ−ブカードが主
流になりつつある。
【0003】垂直針式プロ−ブカードのプロ−ブ針35
を被検査体であるウエハの電極パッドに接触させて電気
的特性を検査する場合、図5(a)に示すように、プロ
−ブ装置本体の固定側ヘッドに取付けたプロ−ブカード
34に対し、ウエハWを載置した保持テ−ブル37を上
昇させることによって、ウエハWをプロ−ブ針33に接
触させた後、同図(b)に示すように、更に保持テ−ブ
ル37を上昇させて一定量の上昇ストロ−クでオーバー
ドライブを与え、プロ−ブ針33をウエハWに確実に接
触させて接触不良が起きないように講じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した垂直
針式プロ−ブカードを使用して、集積度の高い消費電力
の大きな集積回路チップをウエハ状態で検査する場合、
例えば集積回路のグラウンドと電源がショートしている
ような欠陥があると、異常電流によってプロ−ブ針33
の温度が上昇して、プロ−ブ針33の恒常的変形や絶縁
被膜の熱損等を生じる虞がある。プロ−ブ針33を多数
密集させたプロ−ブカードにおいて、このような損傷が
生じると、ウエハWに対する接触不良や、相隣接するプ
ロ−ブ針33間の絶縁不良が発生するため、多ピン化す
る上での障害となっていた。また、プロ−ブ針33には
一般に金線が使用されるため、これを多数使用した高価
なプロ−ブカードを破損の度に新しいプロ−ブカードに
交換することは、検査コストを増大するという問題があ
った。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、プロ−ブ針の温度上昇を抑え、異常電流によるプロ
−ブ針の損傷を未然に防止することができるプロ−ブ装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のプロ−ブ装置は、垂直に保持した多数のプ
ロ−ブ針を被検査体の電極パッドに接触させて被検査体
の電気的特性を検査する垂直針式プロ−ブ装置を前提と
し、上記プロ−ブ針の針先側を囲繞して設けられた冷却
室と、その冷却室に冷却用気体を供給する冷却用気体供
給装置とを具備して構成されるものである。
【0007】また、この発明において、上記冷却室内の
温度を検出する温度検出手段と、その温度検出手段から
の温度情報に基いて上記冷却用気体供給装置を作動させ
る冷却用気体制御装置とを具備していることが望まし
い。
【0008】
【作用】上記のように構成されるこの発明のプロ−ブ装
置によれば、触針の針先側を囲繞して設けた冷却室の内
部を、冷却用気体供給装置からの冷却用気体で冷却して
おくことにより、冷却用気体がプローブ針に接触して熱
交換を行ので、触針の温度上昇を抑えることができ、異
常電流による触針の損傷を未然に防止できる。
【0009】また、冷却室内の温度を検出する温度検出
手段と、その温度検出手段からの温度情報に基いて冷却
用気体供給装置を作動させる冷却用気体制御装置とを具
備することにより、触針の温度を適正温度に維持した状
態で検査を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明のプロ−ブ装置の一実施例
を図面に基いて詳細に説明する。なお、プロ−ブ装置の
全体的構成は既に周知なので、ここでは主要部について
説明する。
【0011】図1はこの発明のプローブ装置の要部の概
略斜視図、図2はその要部側断面図が示されている。図
において、1はプロ−ブ装置の固定ヘッド(図示せず)
に取付けられるプロ−ブカードであり、プリント基板2
と、そのプリント基板2の中央開口部2aに取付けられ
て多数の触針3(以下にプロ−ブ針という)を垂直に保
持する保持ブロック4とで概ね構成されている。
【0012】上記保持ブロック4は、底部中央に貫通孔
5aを有するカップ形状の中間ブロック5と、中間ブロ
ック5の上部開口部5bに嵌合する上部ブロック6と、
中間ブロック5の下面に嵌合する下部ブロック7とから
なる。上部ブロック6並びに下部ブロック7は、中間ブ
ロック5に嵌合させた後にねじ8a及び8bによって締
結固定されている。プリント基板2に対しては、中間ブ
ロック5のフランジ部5cがプリント基板2の下面にね
じ13で締結されて保持されている。上部ブロック6及
び下部ブロック7の中央部にも、中間ブロック5の貫通
孔5aと同径の貫通孔6a,7aが形成されており、上
部ブロック6の貫通孔6aの下側には第1の案内板9
が、下部ブロック7の貫通孔7aの上側及び下側には第
2,第3の案内板10,11が取付けられている。これ
ら案内板9,10,11には、多数のプロ−ブ針3をこ
れらが互いに接触しないようにして垂直に案内するため
の多数の小孔(図示せず)が形成されている。プロ−ブ
針3は、上部ブロック6側から第1の案内板9を通して
保持ブロック4の内部空間に導入され、更に第2,第3
の案内板10,11を通して保持ブロック4の下面側に
案内される。そして、プロ−ブ針3は、針先3aを揃え
た状態で、上部ブロック6の貫通孔6a内に充填される
に例えばエポキシ樹脂等の合成樹脂製の接着剤12にて
保持されている。
【0013】上記保持ブロック4は、その内部空間をプ
ロ−ブ針3の冷却室14として利用すべく、中間ブロッ
ク5の側壁部に冷却用気体導入用の配管15を介して冷
却用気体供給装置16が接続されると共に、上部ブロッ
ク6には排出用の配管17が接続されている。また、こ
の冷却室14を貫通するプロ−ブ針3の近傍には、温度
検出手段である熱電対18が設けられている。熱電対1
8の導線19は、上部ブロック6の貫通孔5aを通して
外部に導かれ、冷却用気体供給装置16を駆動制御する
冷却用気体制御装置20の入力側に接続されている。こ
の冷却用気体制御装置20内の制御回路は、熱電対18
による検出温度が例えば60℃以上になると冷却用気体
供給装置16を作動させ、検出温度が50℃以下になる
と冷却用気体供給装置16の作動を停止させるよう予め
設定されている。この場合、冷却用気体としては、圧縮
空気または窒素ガスなどが用いられる。
【0014】上記のように構成されるこの発明のプロ−
ブ装置によれば、冷却室14の温度を熱電対18によっ
て検出し、その検出温度に基いて冷却用気体制御装置2
0が冷却用気体供給装置16を駆動制御することによっ
て、中間ブロック5の側壁部に設けられた配管15を通
して冷却室14内に必要量の冷却用気体が導入される。
冷却室14の冷却に供されて暖められた気体は、上部ブ
ロック6の配管17を通して外部に排出される。これに
より、冷却室14の温度は常に60℃以下(好ましくは
常温〜5℃)に保たれる。このように、冷却室14の温
度を一定の温度以下に保ち、プロ−ブ針3の温度上昇を
抑えた状態でウエハWの電気的特性の検査を行うことに
より、異常電流によるプロ−ブ針3の恒常的変形や絶縁
被膜の熱損等の発生を未然に防止することができる。し
たがって、プロ−ブ針3の更なる高密度化が可能であ
り、また、高価なプロ−ブカード1の破損が未然に防止
されることで、検査コストの削減が図られる。
【0015】なお、この発明のプロ−ブ装置は以上の実
施例に限定されるものではなく、冷却用気体供給装置1
6を上部ブロック6側の配管17に取付けて冷却室14
内に上側から冷却用気体を供給し、中間ブロック5側の
配管15を通して排気するようにしてもよい。また、冷
却用気体の供給用配管を保持ブロック4の複数箇所に接
続し、冷却用気体を冷却室14内に多方向から供給、あ
るいは周方向から供給すると共に排気するようにしても
よい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のプロ−
ブ装置によれば、上記のように構成されているので、以
下のような優れた効果が得られる。
【0017】1)請求項1記載のプローブ装置によれ
ば、触針の針先側を囲繞して設けた冷却室の内部を、冷
却用気体供給装置からの冷却用気体で冷却しておくの
で、触針の温度上昇を抑えることができ、異常電流によ
る触針の損傷を未然に防止できる。また、触針の傷損を
未然に防ぐことで、検査コストの削減を図ることができ
ると共に、触針の高密度化が可能となる。
【0018】2)請求項2記載のプローブ装置によれ
ば、冷却室内の温度を検出する温度検出手段と、その温
度検出手段からの温度情報に基いて上記冷却用気体供給
装置を作動させる冷却用気体制御装置とを具備してなる
ので、触針の温度を適正温度に維持した状態で検査を高
精度に行うことができると共に、検査効率の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプローブ装置の主要部を示す概略斜
視図である。
【図2】この発明のプロ−ブ装置の主要部を示す側断面
図である。
【図3】従来のプロ−ブ装置に設けられる横針式プロ−
ブカードを示す側断面図である。
【図4】従来のプロ−ブ装置に設けられる垂直針式プロ
−ブカードを示す側断面図である。
【図5】垂直針式プロ−ブカードによって被検査体の電
気的特性を検査する際の、被検査体へのプロ−ブ針の接
触動作を示す模式図である。
【符号の説明】 1 垂直針式プロ−ブカード 3 プロ−ブ針(触針) 3a 針先 14 冷却室 16 冷却用気体供給装置 18 熱電対(温度検出手段) 20 冷却用気体制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に保持した多数の触針を被検査体の
    電極パッドに接触させて被検査体の電気的特性を検査す
    る垂直針式プロ−ブ装置において、 上記触針の針先側を囲繞して設けられた冷却室と、その
    冷却室に冷却用気体を供給する冷却用気体供給装置とを
    具備したことを特徴とするプロ−ブ装置。
  2. 【請求項2】 冷却室内の温度を検出する温度検出手段
    と、その温度検出手段からの温度情報に基いて上記冷却
    用気体供給装置を作動させる冷却用気体制御装置とを具
    備したことを特徴とする請求項1記載のプロ−ブ装置。
JP4268130A 1992-08-31 1992-09-10 プローブ装置 Withdrawn JPH0697242A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268130A JPH0697242A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 プローブ装置
KR1019930016787A KR100248571B1 (ko) 1992-08-31 1993-08-27 프로우브 장치
US08/113,741 US5461327A (en) 1992-08-31 1993-08-31 Probe apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP4268130A JPH0697242A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 プローブ装置

Publications (1)

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JPH0697242A true JPH0697242A (ja) 1994-04-08

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ID=17454306

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JP4268130A Withdrawn JPH0697242A (ja) 1992-08-31 1992-09-10 プローブ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514627A (ja) * 2001-12-27 2005-05-19 フォームファクター,インコーポレイテッド 能動電子部品の直接冷却をともなう冷却アセンブリ
JP2010164547A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Star Technologies Inc 半導体素子の試験装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130