JP3052874B2 - Bga型半導体装置のプローブ装置 - Google Patents

Bga型半導体装置のプローブ装置

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JP3052874B2
JP3052874B2 JP9034920A JP3492097A JP3052874B2 JP 3052874 B2 JP3052874 B2 JP 3052874B2 JP 9034920 A JP9034920 A JP 9034920A JP 3492097 A JP3492097 A JP 3492097A JP 3052874 B2 JP3052874 B2 JP 3052874B2
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JP
Japan
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probe
semiconductor device
type semiconductor
bga type
bga
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謙一 情野
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA(ball
grid array)方式の検査用の端子を備えた
パッケージを有する半導体装置の検査に用いるプローブ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】BGA方式パッケージは、多ピン化に有
利な実装方式として知られ、また実装基板上での高密度
実装が可能な表面実装技術(SMT:surface mount te
chnology)型パッケージとして多用されている。図8
(a)、(b)は、従来のBGA半導体装置の斜視図と
側面図である。BGA半導体装置41は、底面にLSI
チップの端子に接続されたパッドが形成されており、こ
のパッド下には外部端子となる半田ボール43が付けら
れいる。この半田ボール43を用いてこの半導体装置は
実装基板(プリント基板)上に半田付けされる。
【0003】次に、図9、図10を参照して従来のBG
A半導体装置の内部構造について説明する。図9は、チ
ップを基台上面にマウントする方式の半導体装置の断面
図であり、図10は、チップを基台下面にマウントする
方式の半導体装置の断面図である。図9、図10に示さ
れるように、LSIチップ45は、基台44の上面また
は下面にマウントされ、その端子はボンディングワイヤ
47を介して内部配線46の一端に接続されている。内
部配線46は、主として基台44の上面、下面乃至側面
に添って配置され、その他端はパッケージ下面に設けら
れたパッド(図示なし)に接続されている。各パッドに
は、外部端子となる半田ボール43が付けられている。
そして、これら全体は半田ボール部を除いて外装48内
に封入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来ののBG
A半導体装置では、実装基板上に半田付けされると、パ
ッドおよび半田ボールがパッケージの下に隠れてしま
い、半導体装置の外部端子から直接信号を観測して検査
・測定を行うことができない。これに対処するものとし
て、実装基板上に半導体装置の外部端子に対応する各信
号線に信号観測用のコネクタを設けるなどして、実装後
の検査・測定を行う方法も採用されているが、実装基板
が大型化し、高密度実装が阻害される欠点がある。従っ
て、本発明の解決すべき課題は、実装基板上に搭載後に
おいても、BGA半導体装置の検査・測定を容易に行い
うるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題
は、本発明によるプローブ装置を用いることにより、測
定器との接続が容易になり、検査・測定を効率的に行う
ことが可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるBGA型半導体装置
のプローブ装置は、絶縁物からなり、大略直方体の形状
を有する本体(26)と、前記本体の上表面および下表
面より突出するように前記本体の側面に配置され、その
下端部近くが端子接触部になされた複数のプローブピン
(22)と、前記本体の外側を上下動自在に移動するこ
とができ、下側に移動したときに前記プローブピンを内
側に押圧することのできる角柱型のスライド部材(2
4)と、を有することを特徴とするBGA型半導体装置
のプローブ装置。
【0007】
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】[プローブ装置の第1の実施例]次に、本
発明のプローブ装置の実施例について説明する。図5
は、本発明のプローブ装置の第1の実施例を示す斜視図
である。図5に示されるように、プローブ装置21は、
プレート25と、プレート25の周辺部に固着されたプ
ローブピン22と、プレート25の中央部に固着された
把手23と、上下動が可能な角筒型のスライド部材24
と、を有している。図6(a)は、プローブ装置21の
平面図であり、図6(b)は、図6(a)のA−A′線
での断面図である。なお、図6(b)において、中央の
切開線Xの左側には、スライド部材24が上方に留まっ
ている状態が示され、切開線Xの右側には、スライド部
材24が下方ヘスライドされプローブピン22が、BG
A半導体装置11の側面の検査用端子と接している状態
が示されている。
【0013】プローブ装置21の中央部には、直方体形
状の本体26が配置されており、その周囲には、プロー
ブピン22が取り付けられている。プローブピン22の
下端は「く」の字の形状をしており、BGA半導体装置
11の検査用端子に接する。プローブピン22上端は、
プレート25を貫通して上方に延びてコネクタのピンの
ようになっており、ロジックアナライザやオシロスコー
プなどの測定器のコネクタに接続される。プローブピン
22は、上端のコネクタ接触部と下端部の半導体装置の
検査用端子接触部を除いて絶縁被覆されている。絶縁被
覆は、本体26より下の端子接触部を除く部分だけでも
よい。
【0014】把手23は、プレート25と本体26とに
固着されており、両者を一体化している。また、この把
手23は、本プローブ装置21を被測定半導体装置に取
り付け、取り外しする際の、手で持つためのつまみとな
る。
【0015】この実施例の使い方は、図6(b)の図中
央の切開線Xの左側に示すようにスライド部材24を上
方にスライドさせ、プローブ装置21を実装基板31上
に搭載されたBGA半導体装置11に被せるように取り
付け、プローブピン22の先端を実装基板31の表面に
当接させる。その状態でスライド部材24を下方へスラ
イドさせてプローブ装置21をBGA半導体装置11に
固定し、且つ、プローブピン22の先端をBGAパッケ
ージの検査用端子に押し付ける。そして、検査・測定を
行う。測定終了後、スライド部材24を引き上げ、プロ
ーブ装置21を取り外す。
【0016】[プローブ装置の第2の実施例]図7
(a)は、本発明のプローブ装置の第2の実施例を示す
平面図であり、図7(b)は、図7(a)のB−B′線
での断面図である。なお、図7(a)のA−A′線での
断面図は、図6(b)に示した第1の実施例のそれと同
様であるのでその図示は省略する。図7において、図6
に示した第1の実施例の部分と同等の部分には、同一の
参照番号が付せられているので、重複した説明は省略す
る。本実施例の第1の実施例と相違する点は、本体26
の下面周辺部にプローブピン22間に挿入される垂下部
26aが形成されており、その垂下部26aの先端が、
被測定BGA半導体装置の底面を保持できるように、爪
に加工されている点である。
【0017】この実施例の使い方は、図7(b)の図中
央の切開線Xの左側のようにスライド部材24を上方に
スライドさせ、プローブ装置21をBGA半導体装置1
1に被せるように取り付ける。このとき、本体26の垂
下部26aの先端の爪を半導体装置11と実装基板31
との間に入るようにし、半導体装置11の角に引っかけ
る。このとき、プローブピンの先端は実装基板31とは
接触していない。プローブの爪が全て半導体装置11に
掛かった状態になったら、スライド部材24を下方にス
ライドさせてプローブ装置を半導体装置11に固定し、
且つプローブピン22の先端をBGAパッケージの検査
用端子に押し付ける。その状態で測定を行い、測定が終
了したら、スライド部材24を上方へ移動させ、プロー
ブ装置21を捻るようにして持ち上げて半導体装置11
から取り外す。
【0018】なお、必ずしも本体26の垂下部26aの
全てに爪を設けなくてもよい。また、実施例では、各ピ
ン間には全て垂下部26aが挿入されていたが、適当に
間引きをしてもよい。しかし、半導体装置11の四隅に
当たる部分には、爪付きの垂下部を設けることが望まし
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるBG
A型半導体装置のプローブ装置を用いることにより、測
定器との接続が容易になり、検査・測定を効率的に行う
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプローブ装置に用いるBGA型半
導体装置の斜視図と側面図。
【図2】本発明によるプローブ装置に用いるBGA型半
導体装置の内部構造の一例を示す断面図。
【図3】本発明によるプローブ装置に用いるBGA型半
導体装置の内部構造の他の例を示す断面図。
【図4】本発明によるプローブ装置に用いる他のBGA
型半導体装置の斜視図と側面図。
【図5】本発明によるプローブ装置の第1の実施例を示
す斜視図。
【図6】本発明によるプローブ装置の第1の実施例を示
す平面図と断面図。
【図7】本発明によるプローブ装置の第2の実施例を示
す平面図と断面図。
【図8】BGA型半導体装置の従来例を示す斜視図と側
面図。
【図9】従来のBGA型半導体装置の内部構造の一例を
示す断面図。
【図10】従来のBGA型半導体装置の内部構造の他の
例を示す断面図。
【符号の説明】
11、41 BGA半導体装置 12 検査用端子 13、43 半田ボール 14、44 基台 15、45 LSIチップ 16、46 内部配線 17、47 ボンディングワイヤ 18、48 外装 21 プローブ装置 22 プローブピン 23 把手 24 スライド部材 25 プレート 26 本体 26a 垂下部 31 実装基板 X 切開線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12 G01R 31/26 - 31/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなり、大略直方体の形状を有
    する本体と、前記本体の上表面および下表面より突出す
    るように前記本体の側面に配置され、その下端部近くが
    端子接触部になされた複数のプローブピンと、前記本体
    の外側を上下動自在に移動することができ、下側に移動
    したときに前記プローブピンを内側に押圧することので
    きる角柱型のスライド部材と、を有することを特徴とす
    るBGA型半導体装置のプローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブピンの前記の端子接触部が
    内側へ屈曲されていることを特徴とする請求項1記載の
    BGA型半導体装置のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 前記プローブピンの少なくとも前記本体
    より下の前記端子接触部を除く部分には絶縁被覆が施さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のBGA型半導
    体装置のプローブ装置。
  4. 【請求項4】 前記本体の上方には、絶縁物からなるプ
    レートが配置され、前記プローブピンは前記プレートに
    形成された端子孔を貫通して前記プレートに固着されて
    いることを特徴とする請求項1記載のBGA型半導体装
    置のプローブ装置。
  5. 【請求項5】 前記プレート上には把手が配置され、前
    記プレートおよび前記本体は共通に前記把手に固着され
    ていることを特徴とする請求項4記載のBGA型半導体
    装置のプローブ装置。
  6. 【請求項6】 前記本体の下面外周部には、前記プロー
    ブピン間に延びる垂下部が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載のBGA型半導体装置のプローブ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記垂下部の下端には、BGAパッケー
    ジの下面を保持することができるように爪が形成されて
    いることを特徴とする請求項6記載のBGA型半導体装
    置のプローブ装置。
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