JPH0696855A - 電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置 - Google Patents
電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置Info
- Publication number
- JPH0696855A JPH0696855A JP3354956A JP35495691A JPH0696855A JP H0696855 A JPH0696855 A JP H0696855A JP 3354956 A JP3354956 A JP 3354956A JP 35495691 A JP35495691 A JP 35495691A JP H0696855 A JPH0696855 A JP H0696855A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- heating chamber
- hole
- microwave
- bottom wall
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/76—Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱室内のマイクロ波が漏洩するのを遮断及
び自然消滅できるようにすることにより周辺器機及び人
体に接触するのを防止するためである。 【構成】 遮断部材（４）は上部縁へフランジ部（４
ｃ）が外側に折曲形成しながらその下部面中央には上記
モータ軸（３ａ）を庇い嵌め込むようになる折曲部（４
ｅ）に貫通孔（４ａ）が設けられており、この貫通孔
（４ａ）を中心に所定半径で所定の高さを有する多数個
の遮断突起（４ｂ）を中心に所定半径で所定の高さを有
する多数個の遮断突起（４ｂ）が円弧状に一体折曲形成
されており、この遮断突起（４ｂ）の外側にはこの遮断
突起（４ｂ）が折曲形成されることにより孔（４ｄ）が
設けられている。
び自然消滅できるようにすることにより周辺器機及び人
体に接触するのを防止するためである。 【構成】 遮断部材（４）は上部縁へフランジ部（４
ｃ）が外側に折曲形成しながらその下部面中央には上記
モータ軸（３ａ）を庇い嵌め込むようになる折曲部（４
ｅ）に貫通孔（４ａ）が設けられており、この貫通孔
（４ａ）を中心に所定半径で所定の高さを有する多数個
の遮断突起（４ｂ）を中心に所定半径で所定の高さを有
する多数個の遮断突起（４ｂ）が円弧状に一体折曲形成
されており、この遮断突起（４ｂ）の外側にはこの遮断
突起（４ｂ）が折曲形成されることにより孔（４ｄ）が
設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジのマイクロ波
漏洩防止装置に関するもので、特に加熱室内のマイクロ
波が漏洩するのを遮断し自然消滅できるようにすること
によってモータの周辺器機及び人体への悪影響を防止で
きるようにした電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置に
関するものである。
漏洩防止装置に関するもので、特に加熱室内のマイクロ
波が漏洩するのを遮断し自然消滅できるようにすること
によってモータの周辺器機及び人体への悪影響を防止で
きるようにした電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子レンジでは加熱室底面外側に
配設したモータから伝受して回転するモータ軸が、加熱
室内へ同軸上に所定高さで配設したターンテーブルを回
転できるように加熱室底壁を貫通して設けているので、
これにより加熱室内に供給されたマイクロ波が加熱室底
壁に形成されている貫通孔を通し漏洩してモータの周辺
器機が加熱するようになり、それらの温度を上昇させた
り作動不良をもたらし、しかも、電子レンジの外部へ漏
洩するマイクロ波は人体に悪影響を与えるという問題が
あった。
配設したモータから伝受して回転するモータ軸が、加熱
室内へ同軸上に所定高さで配設したターンテーブルを回
転できるように加熱室底壁を貫通して設けているので、
これにより加熱室内に供給されたマイクロ波が加熱室底
壁に形成されている貫通孔を通し漏洩してモータの周辺
器機が加熱するようになり、それらの温度を上昇させた
り作動不良をもたらし、しかも、電子レンジの外部へ漏
洩するマイクロ波は人体に悪影響を与えるという問題が
あった。
【０００３】このため、図３に示すような電子レンジの
マイクロ波漏洩防止装置が提案されている。この装置
は、マイクロ波が供給される加熱室１０内で飲食物を載
置回転するターンテーブル１１が、加熱室１０外側へ同
軸上に設けたモータ１２から駆動力を伝受して回転しな
がら加熱室１０底壁１０ａに形成された貫通孔１０ｂを
通し嵌め込まれるモータ軸１２ａにより回転するように
なっており、該モータ１２と加熱室１０底壁１０ａとの
間には、モータ支持部材１３が、該モータ軸１２ａに嵌
められモータ１２の上部面に載置されながらそのモータ
支持部材１３内に漏斗形状の第一遮断部材１４が収容さ
れるようにすると共に、第一遮断部材１４の下端部が上
記モータ軸１２ａへ嵌め込まれるようにし、かつ第一遮
断部材１４の先端部と上記モータ支持部材１３の先端部
には中央に貫通孔１５ａが形成された皿形状の第二遮断
部材１５の下部面が、溶接により固定付着すると共に第
二遮断部材１５の上部面が上記加熱室１０底壁１０ａと
溶接により固定付着するようになっている。
マイクロ波漏洩防止装置が提案されている。この装置
は、マイクロ波が供給される加熱室１０内で飲食物を載
置回転するターンテーブル１１が、加熱室１０外側へ同
軸上に設けたモータ１２から駆動力を伝受して回転しな
がら加熱室１０底壁１０ａに形成された貫通孔１０ｂを
通し嵌め込まれるモータ軸１２ａにより回転するように
なっており、該モータ１２と加熱室１０底壁１０ａとの
間には、モータ支持部材１３が、該モータ軸１２ａに嵌
められモータ１２の上部面に載置されながらそのモータ
支持部材１３内に漏斗形状の第一遮断部材１４が収容さ
れるようにすると共に、第一遮断部材１４の下端部が上
記モータ軸１２ａへ嵌め込まれるようにし、かつ第一遮
断部材１４の先端部と上記モータ支持部材１３の先端部
には中央に貫通孔１５ａが形成された皿形状の第二遮断
部材１５の下部面が、溶接により固定付着すると共に第
二遮断部材１５の上部面が上記加熱室１０底壁１０ａと
溶接により固定付着するようになっている。
【０００４】しかしながら上記のような装置は、第一遮
断部材１４がモータ軸１２ａに接触するように嵌め込ま
れ、また第二遮断部１５が加熱室１０底壁１０ａにあけ
られた貫通孔１０ｂの下部方向に溶接により固定付着す
ると共に上記第一遮断部材１４と溶接により固定付着す
る構造になっているので、加熱室１０の貫通孔１０ｂを
通して漏洩するマイクロ波を遮断することはできるもの
の、第一及び第二遮断部材１４、１５につき当たって反
射したマイクロ波を減衰して自然消滅されないようにな
っておりながら密閉遮断されており、このように遮断さ
れないようになっておりながら密閉遮断されているた
め、このような反射動作中に発生する熱はモータ１２の
周辺器機の温度を上昇させると共に作動不良を招くとい
う問題が依然と残っている。
断部材１４がモータ軸１２ａに接触するように嵌め込ま
れ、また第二遮断部１５が加熱室１０底壁１０ａにあけ
られた貫通孔１０ｂの下部方向に溶接により固定付着す
ると共に上記第一遮断部材１４と溶接により固定付着す
る構造になっているので、加熱室１０の貫通孔１０ｂを
通して漏洩するマイクロ波を遮断することはできるもの
の、第一及び第二遮断部材１４、１５につき当たって反
射したマイクロ波を減衰して自然消滅されないようにな
っておりながら密閉遮断されており、このように遮断さ
れないようになっておりながら密閉遮断されているた
め、このような反射動作中に発生する熱はモータ１２の
周辺器機の温度を上昇させると共に作動不良を招くとい
う問題が依然と残っている。
【０００５】このため、日本国実用新案公開公報昭６０
−１１８８９４号に電子レンジのマイクロ波漏洩防止装
置が提案されているが、これはマイクロ波が供給される
加熱室内で飲食物を載置回転するターンテーブルが、加
熱室外側へ同軸上に設けられたモータから駆動力を伝受
して回転するモータ軸により連動するようにし、またタ
ーンテーブルを回転自在に支持したらこのターンテーブ
ルの回転中心の回りを移動する支持ローラをターンテー
ブルの半径方向へ移動自在に支持するよう加熱室底壁に
ローラ支持体を形成し、その支持ローラと共に上記ター
ンテーブルの半径方向に移動しながらマイクロ波を反射
させる反射体がこの支持ローラを支持する支持軸に固定
付着するようになっている。
−１１８８９４号に電子レンジのマイクロ波漏洩防止装
置が提案されているが、これはマイクロ波が供給される
加熱室内で飲食物を載置回転するターンテーブルが、加
熱室外側へ同軸上に設けられたモータから駆動力を伝受
して回転するモータ軸により連動するようにし、またタ
ーンテーブルを回転自在に支持したらこのターンテーブ
ルの回転中心の回りを移動する支持ローラをターンテー
ブルの半径方向へ移動自在に支持するよう加熱室底壁に
ローラ支持体を形成し、その支持ローラと共に上記ター
ンテーブルの半径方向に移動しながらマイクロ波を反射
させる反射体がこの支持ローラを支持する支持軸に固定
付着するようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな装置は、支持ローラが加熱室底壁に凹んで折曲形成
されたら、略四角形状の軌跡を有するローラ支持体によ
り案内され左右方向に移動することにより反射体が連動
しながらマイクロ波を反射させる構造になっているので
ターンテーブルの下部に集中するマイクロ波を分散させ
ることができるものの、モータ軸が嵌め込まれた貫通孔
の間隙より一部マイクロ波が漏洩するようになってお
り、このように漏洩するマイクロ波によりモータの周辺
器機の温度を上昇させると共に作動不良を招来したり人
体に悪影響を与えるという問題が依然と残っていた。
うな装置は、支持ローラが加熱室底壁に凹んで折曲形成
されたら、略四角形状の軌跡を有するローラ支持体によ
り案内され左右方向に移動することにより反射体が連動
しながらマイクロ波を反射させる構造になっているので
ターンテーブルの下部に集中するマイクロ波を分散させ
ることができるものの、モータ軸が嵌め込まれた貫通孔
の間隙より一部マイクロ波が漏洩するようになってお
り、このように漏洩するマイクロ波によりモータの周辺
器機の温度を上昇させると共に作動不良を招来したり人
体に悪影響を与えるという問題が依然と残っていた。
【０００７】
【発明の目的】したがって、本発明は上記のような諸般
の問題点を解決するためになされたもので、加熱室内の
マイクロ波がモータ駆動部を通じて漏洩するのを遮断し
て自然消滅するようにすることにより、モータの周辺器
機の温度上昇並びに作動不良を防止することができ、ま
た電子レンジの外部へ漏洩して人体に及ぼす悪影響を防
止するようにした電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置
を提供することを目的としている。
の問題点を解決するためになされたもので、加熱室内の
マイクロ波がモータ駆動部を通じて漏洩するのを遮断し
て自然消滅するようにすることにより、モータの周辺器
機の温度上昇並びに作動不良を防止することができ、ま
た電子レンジの外部へ漏洩して人体に及ぼす悪影響を防
止するようにした電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置
を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するための本発明の電子レンジのマイクロ波漏洩防止装
置は、マイクロ波が供給され飲食物を加熱する加熱室
と、この加熱室内で飲食物を載置するターンテーブル
と、該ターンテーブルを回転させるように上記加熱室の
下部側へ同軸上に設けられ、加熱室底壁に設けられた貫
通孔を通してこのターンテーブルの底面に結合するモー
ター軸を有するモータと、このモータと上記加熱室底壁
との間に設けられて該貫通孔を通して漏洩するマイクロ
波を遮断する遮断部材とを具備した電子レンジにおい
て、上記遮断部材は上部縁へフランジ部が外側に折曲形
成し、その下面中央には上記モータ軸を庇い嵌め込むよ
うに折曲部に貫通孔が設けられ、この貫通孔を中心に所
定半径で所定の高さを持つ多数個の遮断突起が円弧状に
一体折曲形成され、その遮断突起の外側にはこの遮断突
起を折曲形成することにより孔が設けられ、上記貫通孔
を通して漏洩するマイクロ波が上記遮断部材につき当り
乱反射することによって自然消滅するようにしてモータ
と周辺器機の作動不良を防止すると共に電子レンジの外
部へマイクロ波が漏洩するのを効果的に防止できるよう
になっている。
するための本発明の電子レンジのマイクロ波漏洩防止装
置は、マイクロ波が供給され飲食物を加熱する加熱室
と、この加熱室内で飲食物を載置するターンテーブル
と、該ターンテーブルを回転させるように上記加熱室の
下部側へ同軸上に設けられ、加熱室底壁に設けられた貫
通孔を通してこのターンテーブルの底面に結合するモー
ター軸を有するモータと、このモータと上記加熱室底壁
との間に設けられて該貫通孔を通して漏洩するマイクロ
波を遮断する遮断部材とを具備した電子レンジにおい
て、上記遮断部材は上部縁へフランジ部が外側に折曲形
成し、その下面中央には上記モータ軸を庇い嵌め込むよ
うに折曲部に貫通孔が設けられ、この貫通孔を中心に所
定半径で所定の高さを持つ多数個の遮断突起が円弧状に
一体折曲形成され、その遮断突起の外側にはこの遮断突
起を折曲形成することにより孔が設けられ、上記貫通孔
を通して漏洩するマイクロ波が上記遮断部材につき当り
乱反射することによって自然消滅するようにしてモータ
と周辺器機の作動不良を防止すると共に電子レンジの外
部へマイクロ波が漏洩するのを効果的に防止できるよう
になっている。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例に関し、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。図１及び図２において、
参照符号１は図示しないマグネトロンから供給されるマ
イクロ波であって飲食物を加熱するようになる加熱室で
あり、この加熱室１の底壁１ａには薄い鉄板をプレス加
工して円形状の凹部１ｃが折曲されてその所定の高さで
飲食物を載置することができるターンテーブル２が同軸
上に設けられるようになっており、該凹部１ｃの中央に
は貫通孔１ｂがあけられてその貫通孔１ｂへ上記加熱室
１の外側に設けたモータ３のモータ軸３ａが同軸上に嵌
め込まれるように設置している。
参照しながら詳細に説明する。図１及び図２において、
参照符号１は図示しないマグネトロンから供給されるマ
イクロ波であって飲食物を加熱するようになる加熱室で
あり、この加熱室１の底壁１ａには薄い鉄板をプレス加
工して円形状の凹部１ｃが折曲されてその所定の高さで
飲食物を載置することができるターンテーブル２が同軸
上に設けられるようになっており、該凹部１ｃの中央に
は貫通孔１ｂがあけられてその貫通孔１ｂへ上記加熱室
１の外側に設けたモータ３のモータ軸３ａが同軸上に嵌
め込まれるように設置している。
【００１０】しかして、上記凹部１ｃの外側面には、略
円筒状かあるいいは四角形状に設けた遮断部材４が固定
付着しているので、この遮断部材４は上記加熱室１の底
壁１ａに折曲形成した凹部１ｃと上記モータ３の上部面
との間に設けており、上記凹部１ｃの中央にあけられた
貫通孔１ｂを通して漏洩するマイクロ波を遮断及び自然
消滅できるようになっている。つまり、上記遮断部材４
は上部縁へフランジ部４ｃが外側に折曲形成されながら
その下部面中央には上記モータ軸３ａを庇い嵌合するよ
うになる折曲部４ｅに貫通孔４ａがあけられており、こ
の貫通孔４ａを中心に所定半径で所定の高さを有する多
数個の遮断突起４ｂが円弧状に一体折曲形成するように
なっていて、その遮断突起４ｂの外側にはこの遮断突起
４ｂが折曲形成することにより孔４ｄがあけられてお
り、貫通孔１ｂを通して漏洩し底壁１ａと上記遮断部材
４間の空間から漏洩したマイクロ波の加熱動作により生
じた熱気が外部へ放出されるようになっている。さら
に、上記遮断部材４の外側下部面には上記モータ３を同
軸上に支持しながら外周面に通気孔５ａが多数個形成さ
れているモータ支持部材５が固定付着するようになって
いる。
円筒状かあるいいは四角形状に設けた遮断部材４が固定
付着しているので、この遮断部材４は上記加熱室１の底
壁１ａに折曲形成した凹部１ｃと上記モータ３の上部面
との間に設けており、上記凹部１ｃの中央にあけられた
貫通孔１ｂを通して漏洩するマイクロ波を遮断及び自然
消滅できるようになっている。つまり、上記遮断部材４
は上部縁へフランジ部４ｃが外側に折曲形成されながら
その下部面中央には上記モータ軸３ａを庇い嵌合するよ
うになる折曲部４ｅに貫通孔４ａがあけられており、こ
の貫通孔４ａを中心に所定半径で所定の高さを有する多
数個の遮断突起４ｂが円弧状に一体折曲形成するように
なっていて、その遮断突起４ｂの外側にはこの遮断突起
４ｂが折曲形成することにより孔４ｄがあけられてお
り、貫通孔１ｂを通して漏洩し底壁１ａと上記遮断部材
４間の空間から漏洩したマイクロ波の加熱動作により生
じた熱気が外部へ放出されるようになっている。さら
に、上記遮断部材４の外側下部面には上記モータ３を同
軸上に支持しながら外周面に通気孔５ａが多数個形成さ
れているモータ支持部材５が固定付着するようになって
いる。
【００１１】次に、上記のような構成からなる本発明の
作用効果を説明する。図１及び図２に示すように、使用
者が電子レンジを使用すべく制御部（図示しない）の進
擇ボタン（図示しない）を操作するようになるとモータ
３に制御信号が印加されモータ（３）が駆動するように
なり、これによってモータ３の駆動力を伝受して回転す
るモータ軸３ａに連結されたターンテーブル２が回転す
るようになるので、この時、該ターンテーブル２に載置
された食品は加熱室１の上部壁または側壁に設けたマイ
クロ波供給装置（図示しない）から供給されるマイクロ
波の加熱動作により調理ができるようになっている。
作用効果を説明する。図１及び図２に示すように、使用
者が電子レンジを使用すべく制御部（図示しない）の進
擇ボタン（図示しない）を操作するようになるとモータ
３に制御信号が印加されモータ（３）が駆動するように
なり、これによってモータ３の駆動力を伝受して回転す
るモータ軸３ａに連結されたターンテーブル２が回転す
るようになるので、この時、該ターンテーブル２に載置
された食品は加熱室１の上部壁または側壁に設けたマイ
クロ波供給装置（図示しない）から供給されるマイクロ
波の加熱動作により調理ができるようになっている。
【００１２】ここで上記加熱室１内に設けたターンテー
ブル２を回転させるように貫通孔１ｂへ嵌合したモータ
軸３ａは上記貫通孔１ｂに接触することなく回転できる
ように貫通孔１ｂの径よりも小さい径で形成されており
上記加熱室１内に供給されたマイクロ波はモータ軸３ａ
と貫通孔１ｂ間の空隙を通して加熱室１の外部へ漏洩す
る。この時、上記加熱室１の貫通孔１ｂとモータ軸３ａ
の空隙を通して漏洩したマイクロ波は加熱室１底壁の外
側面に固定付着する遮断部材４により遮断され自然消滅
するようになっているので、即ち上記空隙を通し漏洩し
たマイクロ波は遮断部材４の貫通孔４ａを中心に円弧状
に折曲形成した多数個の遮断突起４ｂにつき当り反射し
てから、加熱室１の底壁１ａで再び反射する過程を繰り
返しながら減衰して自然消滅されることになり、このよ
うな動作中に生じる熱は遮断部材４に設けた貫通孔４ｄ
と、モータ支持部材５の通気孔（５ａ）を通して外部へ
放出するのでモータ３と周辺器機の温度上昇を防止する
と共にマイクロ波が外部に漏洩するのを確実に遮断する
ことができる。
ブル２を回転させるように貫通孔１ｂへ嵌合したモータ
軸３ａは上記貫通孔１ｂに接触することなく回転できる
ように貫通孔１ｂの径よりも小さい径で形成されており
上記加熱室１内に供給されたマイクロ波はモータ軸３ａ
と貫通孔１ｂ間の空隙を通して加熱室１の外部へ漏洩す
る。この時、上記加熱室１の貫通孔１ｂとモータ軸３ａ
の空隙を通して漏洩したマイクロ波は加熱室１底壁の外
側面に固定付着する遮断部材４により遮断され自然消滅
するようになっているので、即ち上記空隙を通し漏洩し
たマイクロ波は遮断部材４の貫通孔４ａを中心に円弧状
に折曲形成した多数個の遮断突起４ｂにつき当り反射し
てから、加熱室１の底壁１ａで再び反射する過程を繰り
返しながら減衰して自然消滅されることになり、このよ
うな動作中に生じる熱は遮断部材４に設けた貫通孔４ｄ
と、モータ支持部材５の通気孔（５ａ）を通して外部へ
放出するのでモータ３と周辺器機の温度上昇を防止する
と共にマイクロ波が外部に漏洩するのを確実に遮断する
ことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の電子レン
ジのマイクロ波漏洩防止装置においては、加熱室内に供
給されたマイクロ波がモータ軸が嵌合した貫通孔の空隙
を通して漏洩したマイクロ波が遮断部材に折曲形成した
多数個の遮断突起と加熱室の底壁との間で継続的に反
射、衝突しながら減衰しつつ自然消滅するようになって
いるので、モータの周辺器機の温度上昇及び作動不良を
防止することができ、しかも、電子レンジの外部へ漏洩
して人体に悪影響を及ぼす恐れがない等の効果が得られ
る。
ジのマイクロ波漏洩防止装置においては、加熱室内に供
給されたマイクロ波がモータ軸が嵌合した貫通孔の空隙
を通して漏洩したマイクロ波が遮断部材に折曲形成した
多数個の遮断突起と加熱室の底壁との間で継続的に反
射、衝突しながら減衰しつつ自然消滅するようになって
いるので、モータの周辺器機の温度上昇及び作動不良を
防止することができ、しかも、電子レンジの外部へ漏洩
して人体に悪影響を及ぼす恐れがない等の効果が得られ
る。
【図１】本発明の遮断部材が電子レンジに設けられた状
態を示す要部断面図である。
態を示す要部断面図である。
【図２】本発明の遮断部材を示す斜視図である。
【図３】従来の遮断部材が電子レンジに設けられた状態
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
１ 加熱室 １ａ 底壁 １ｂ 貫通孔 ２ ターンテーブル ３ モータ ３ａ モータ軸 ４ 遮断部材 ４ａ 貫通孔 ４ｂ 遮断突起 ４ｃ フランジ部 ４ｄ 孔 ４ｅ 折曲部
Claims (1)
- 【請求項１】 マイクロ波が供給され飲食物を加熱する
ようになる加熱室と、この加熱室で飲食物を載置するタ
ーンテーブルと、該ターンテーブルを回転するように上
記加熱室の下部側へ同軸上に設けられ、加熱室の底壁に
あけられた貫通孔を通し上記ターンテーブルの底面に結
合するモータ軸を有するモータと、このモータと上記加
熱室底壁との間に設けられ、上記貫通孔を通して漏洩す
るマイクロ波を遮る遮断部材とを具備した電子レンジに
おいて、上記遮断部材４は、上部縁にフランジ部４ｃが
外側に折曲形成され、その下部面中央に該モータ軸３ａ
を庇い嵌め込むように折曲部４ｅに貫通孔４ａが設けら
れており、この貫通孔４ａを中心に所定半径で所定の高
さを有する多数個の遮断突起４ｂが円弧状で一体折曲形
成され、その遮断突起４ｂの外側には該遮断突起４ｂが
折曲形成されることにより孔４ｄが設けられたことを特
徴とする電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199021390 | 1990-12-21 | ||
| KR1019900021390A KR920014362A (ko) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 턴테이블 구동부의 전자파 차폐구조 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0696855A true JPH0696855A (ja) | 1994-04-08 |
| JP2695084B2 JP2695084B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=19308125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3354956A Expired - Lifetime JP2695084B2 (ja) | 1990-12-21 | 1991-12-20 | 電子レンジのマイクロ波漏洩防止装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5155317A (ja) |
| JP (1) | JP2695084B2 (ja) |
| KR (1) | KR920014362A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2686684B1 (fr) * | 1992-01-23 | 1995-06-09 | Toshiba Ave Kk | Appareil de chauffage a hautes frequences. |
| JP3437443B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2003-08-18 | シャープ株式会社 | 高周波加熱装置 |
| KR20070008043A (ko) * | 2005-07-12 | 2007-01-17 | 엘지전자 주식회사 | 전자레인지의 마이크로웨이브 누설방지구조 |
| EP2247160B1 (en) | 2009-05-02 | 2012-11-28 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | A microwave sealing device of an opening for a rotating shaft |
| KR102103974B1 (ko) * | 2018-09-20 | 2020-05-29 | 엄형욱 | 전자파 무반사실용 턴테이블장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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- 1991-12-20 JP JP3354956A patent/JP2695084B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| KR920014362A (ko) | 1992-07-30 |
| US5155317A (en) | 1992-10-13 |
| JP2695084B2 (ja) | 1997-12-24 |
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