JPH01255189A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH01255189A
JPH01255189A JP8264588A JP8264588A JPH01255189A JP H01255189 A JPH01255189 A JP H01255189A JP 8264588 A JP8264588 A JP 8264588A JP 8264588 A JP8264588 A JP 8264588A JP H01255189 A JPH01255189 A JP H01255189A
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JP
Japan
Prior art keywords
bearing
hole
cap
heating chamber
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8264588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Iwabuchi
岩淵 康司
Masaharu Tawada
多和田 正春
Noriyuki Kanekawa
則之 金川
Mitsuhiro Aoyama
青山 光宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Heating Appliances Co Ltd filed Critical Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Priority to JP8264588A priority Critical patent/JPH01255189A/ja
Publication of JPH01255189A publication Critical patent/JPH01255189A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品を載置して回転する受皿を保持する回転台
の回転軸からの電波漏洩防止を計った高周波加熱装置に
関するものである。
従来の技術 従来のこの種の高周波加熱装置は、加熱室底面を貫通す
る金属性の回転軸をプラスチック製の上部軸受と焼結合
金による下部軸受で保持し、軸受保持具とパイプとで作
られる空洞部によっていわゆる同軸形のチョーク空洞を
形成して外部への電波漏洩を防止している。また加熱室
底面と回転軸との間にシリコーンゴム等で成形したパツ
キンを介在せしめて加熱室内からの水滴等の浸入を防止
している。(例えば実開昭61−178296号公報)
発明が解決しようとする課題 上記構成によると、外部への電波漏洩を防止することは
できるが、上部軸受やパツキンが大きなマイクロ波電力
に常に晒されている点については配慮がされていない。
回転軸と加熱室底面は道軸線路を形成しているからマイ
クロ波は回転軸に沿って容易に漏出する。漏出したマイ
クロ波はチョーク空洞によって反射されて再び加熱室内
に戻されるので、外部への漏洩は防げるが、上部軸受と
パツキン内をマイクロ波が通過することは避けられない
、特に、チョーク空洞の入口がこれらの近くにあるため
に反射による定在波の最大電界の位置に極めて近い場所
となる。上部軸受とパツキンは誘電体であるから大電界
内に置かれると誘電体損失によって発熱することは周知
の通りである。
また、パツキン付近に食品カスが付着したり、煮汁が固
化した場合、さらに回転摩耗によってパツキンと回転軸
の間に生じた隙間にこれらが入り込むと一層発熱は促進
されたり、スパークの発生原因ともなる。これらはいず
れも重大な危険をはらむものであるから十分な配慮が必
要である。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、チョーク空洞の入口に浸入するマイクロ波電力を小さ
くし、入口付近での発熱やスパークの発生を抑止した安
全な高周波加熱装置を提供することを目的としている。
そこで、被加熱物を回転自在に載置する受皿と、この受
皿を着脱自在に保持する回転台と、この回転台に軸受を
連結するための連結板と、加熱室底面の貫通穴を介して
上記軸受に着脱自在に係合し、回転台に回転駆動力を伝
える回転軸とを備え、上記回転台と加熱室底面の隙間を
通って上記貫通穴に達するマイクロ波電力を低減する金
属板から成る笠状抑止板を上記軸受の下部より圧入して
いる。また、笠状抑止板には、軸受との圧入用穴の周囲
下方に笠状突出部を設けている。さらに、軸受において
笠状抑止板との圧入部より上方の外径を笠状抑止板の圧
入用穴の内径よりも大きくすることによって段部を形成
したものである。
作用 上記のように構成したことしにより、軸受の下部より圧
入している金属板から成る笠状抑止板は回転台と加熱室
底面の隙間に入り込んだマイクロ波電力を上下に分割し
回転台と加熱室底面の隙間を通って加熱室底面の貫通穴
に達するマイクロ波電力を低減する。また、笠状抑止板
の軸受との圧入用穴の周囲下方に設けた笠状突出部は笠
状抑止板と軸受との接触面積を大きくシ、笠状抑止板の
機械的強度を増し、かつ抑止板の水平方向に対する傾き
を小さくする。さらに、軸受において笠状抑止板との圧
入部より上方の外径を笠状抑止板の圧入用穴の内径より
も大きく形成して設けた段部は笠状抑止板の垂直方向の
位置を正確に規制するとともに、笠状抑止板の軸受下部
からの圧入作業と軸受の上部に対する連結板の取り付は
作業を容易にしている。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図乃至第6図により説明す
る。
図において、1は加熱室であり、そのほぼ中央に設けら
れた貫通穴2を金R製の回転軸3が貫通している。回転
軸3は連結板4を介して回転台7に取付けられた金属製
の軸受8に係合して1回転駆動源6の回転力を回転台7
に伝達し、かつ、回転台7を着脱自在に支承するもので
ある。回転台7は被加熱物を回転自在に載置する受皿5
を着脱自在に保持している。軸受8の下部より圧入して
取付けられた笠状抑止板9が本発明の実施例である。笠
状抑止板9は第2図に示すように金gL製の笠状円板で
、加熱室底面1と一定間隔を保って対面する形となって
いる。煮汁等が加熱室底面1から流れ落ちないようにす
るため貫通穴2の周囲を取り囲む突起部1aを設けるが
、この突起部1aにほぼ等間隔に沿って笠状抑止板9を
配設する。笠状抑止板9には、軸受8との圧入用穴9a
の周囲下方に筒状突出部9bを設けている。軸受8には
、笠状抑止板9との圧入部より上方の径D1を圧入用穴
9aの径D2よりも大きくすることによって形成した段
部8aを設けている。10はチョーク構造体でその内側
にはパイプ11があり、この部分は回転軸3を内導体、
パイプ11を外導体とする同軸線路を形成している。ま
た、その外側は2aをチョーク入口とし、使用マイクロ
波の′a81/4波長の長さLを持つチョーク空洞12
を形成している。
上記構成からなる本実施例の作用について説明する。
このような構造にすると漏洩しようとするマイクロ波の
経路は、まず笠状抑止板9と加熱室底面1の隙間から入
り込み、上部軸受4を透過して、貫通穴2を通り、パイ
プ11の内側の同軸線路を伝播しようとするが、チョー
ク空洞12のためにこの同軸線路を伝播できず、チョー
ク入口2aで反射されて逆の経路をたどって加熱室内に
戻される。すなわち、経路は従来と変らない。しかしな
がら今述べた漏洩しようとするマイクロ波の電力は抑止
板9が存在するために格段に小さくすることができる。
この電力が小さければ貫通穴2やパイプ11の上端11
a付近に固着した食品カス等による発熱とスパークを抑
止できる。
次に、抑止板9が無い場合に加熱室内の電波の一部が回
転軸3を介して貫通穴2から外部方向(下方)へ漏洩す
る様子について説明する。第3図は説明のため簡略化し
た回転台7付近を示す図である。13は回転台7に相当
する上部導体であり、14は回転軸3に相当する導体棒
である。また、15は加熱室底面1に対する下部導体で
、同軸人口16から下は導体棒14を内導体とする同軸
線路となっている。今第3図右方から磁界17と電界1
8で示すマイクロ波が到来したものとする。このような
マイクロ波の形状も概念的に簡略化して示したにすぎな
いが、上部導体13と下部導体15の間隔が使用マイク
ロ波の波長の半分以下であれば、電界18は図のように
上下の導体13.15に対して垂直な成分しか存在しな
いことは事実であり、したがって、磁界17はこれを取
り巻いて上下の導体13.15に対して平行な成分しか
存在しないこととなる。その結果1両導体には20.2
0aおよび21.21aの矢印で示すような向きで電界
1iを中心とする放射状に表面電流が流れることとなる
。このようなマイクロ波がさらに進行して、導体棒14
に到達し、磁界17が導体棒14と交差したときの様子
を第4図に示す。
導体14を磁界17が取り巻くと電界18は消滅して、
その代りに導体棒14には22.22aで示すような表
面電流が流れる。導体棒14と上部導体13は電気的に
接続されているので1表面電流22.228は導体棒1
4の軸を中心とする放射状に流れるのでその電流密度i
は半径方向の距離Rが増すに従って急激に低下し、導体
棒14の近傍がもっとも大きい。同様に、下部導体15
から導体棒14に向かって表面電流が流れようとするが
、上部導体13の場合と異なり、同軸人口16の部分は
導体ではないから表面電流は流れず、その代り変位電流
、すなわち電界23.23aが発生して同軸線路を下方
に伝播していく。
この下方に伝播して行くマイクロ波電力が第1図で述べ
た貫通穴2を通って下方に伝播しようとするマイクロ波
である6そして、表面電流の電流両度jがもっとも大き
な電力である。なお第4図の下方の同軸線路内には図示
しないが電界23.23aに対応する磁界が導体棒14
を取り巻く形で存在することと、内導体と外導体の軸方
向に表面電流が各々流れることは言うまでもない。この
ように左右から到来したマイクロ波電力の一部は下方へ
伝播するが残りの電力は導体棒14に損失が無ければ一
部は左方に通過し、一部は反射して右方に戻され、残り
は導体14から再輻射して放射状に電力が放射される。
次に本発明の笠状抑止板9がある場合の漏洩について詳
しく説明する。第5図は第3図と同様に簡略化して示し
た図で、笠状抑止板9(簡単のため平板で示す、)が下
部導体15から間隔りを保って導体棒14に取付けられ
ている。第3図と同様に右方から磁界17、電界18(
第5図には示していない)が到来すると笠状抑止板9で
上下に2分割されて領域25と領域26に分けられて進
行し、各々導体棒14に到達する。到達した磁界27.
28は導体棒14と交差して表面電流29.29aおよ
び30.3Qaが各々流れる。領域26側の表面電流3
0.30aによって。
第4図で述べた如く、その電力の一部は電界31.31
aで示すように下方の同軸線路へ伝播するが、領域25
側の表面電流29.29aは下方の同軸線路には影響を
与えず到達したマイクロ波電力は左方への通過、右方へ
の反射および放射状の再輻射が行われるだけである。従
って領域26内に進入するマイクロ波電力が小さければ
下方へ伝播する電力も小さくすることができる。上部導
体13と下部導体15の間隔をHとすれば、到来したマ
イクロ波は電磁界の形状から、その電力のh/Hが領域
26側に進行し、残りが25側に進行することがわかる
。すなわちh/Hが小さいほど下方へ伝播する電力は小
さくなる。また笠状抑止板9の直径りはある程度大きく
なければならない。もしDが小さいと電力分割が十分に
行われない。第5図でDが小さければ笠状抑止板9の表
裏を流れる表面電流29.29aと30.30aが十分
小さくならないうちに笠状抑止板9の縁部で連結してし
まうので、笠状抑止板9の存在意義がなくなってしまう
わけである。これを実験的に確認した結果が第6図であ
る。第1図加熱室底面1から下のチョーク構造の代りに
単純な同軸線路を接続して同軸線路への入射電力を測定
した。笠状抑止板9を用いない場合、すなわちD=dの
ときの値を1とすると、Dを大きくするほど同軸線路へ
の入射電力は急激に低下することがわかる。Dは使用マ
イクロ波の波長の1/4以上あれば実用に供せる。また
hの値はHの1/10の場合のデータを示したが、検討
の結果波長の1/10以下であれば十分な性能が得られ
ることがわかった。
一方、笠状抑止板9に設けた筒状突出部9bにより、笠
状抑止板9と軸受8との接触面積が大きく取れ、機械的
強度が増し、・かつ笠状抑止板9の水平方向に対する傾
きを小さくすることができる。
また軸受8に設けた段部8aにより笠状抑止板9の垂直
方向の位置を正確に規制することができる。
したがって貫通穴2を貫通する回転軸7周囲のチョーク
入口2a付近での異常加熱やスパークの発生を長期間に
わたって抑止することができる。
さらに、笠状抑止板9を軸受8下部より圧入しているた
め、軸受8下部への笠状抑止板9の圧入作業はもちろん
、軸受8上部への連結板4の取り付は作業(カシメ作業
)が容易である。
これまで貫通穴2を貫通するものは金属に限って説明し
てきたが、本発明の効果は金属の場合にのみ限定される
ものではない。例えば、第1図の回転軸3が誘電体(例
えばセラミックス)の場合でも全く同様な効果が得られ
る。
発明の効果 以上本発明によれば、金属板からなる笠状抑止板を回転
台の軸受の下方より圧入したから、回転台に回転能動力
を伝える回転軸が貫通している貫通穴に入り込むマイク
ロ波電力が少なくなり貫通穴に設けたチョーク空洞入口
付近での異常加熱やスパークの発生を長期間にわたって
抑止する効果が有り、笠状抑止板の軸受との圧入用穴の
周囲下方に筒状突出部を設け、軸受の笠状抑止板の取り
付は位置を規制する段部を設けたから回転台の軸気に対
する笠状抑止板の取り付は作業性および安定性を向上さ
せる効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す高周波加熱装置の要部
断面図、第2図は同笠状抑止板の平面図。 第3図、第4図、第5図は同作用説明用概略図、第6図
は同効果説明用特性図である。 1・・・加熱室底面、 2・・・貫通穴、 3・・・回
転軸。 4・・・連結板、    5・・・受皿、  7・・・
回転台、8・・・軸受、  8a・・・段部、  9・
・・笠状抑止板。 9a・・・圧入用穴、  9b・・・筒状突出部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、被加熱物を回転自在に載置する受皿(5)と、
    この受皿(5)を着脱自在に保持する回転台(7)と、
    この回転台(7)に軸受(8)を連結するための連結板
    (4)と、加熱室底面(1)の貫通穴(2)を介して上
    記軸受(8)に着脱自在に係合し、回転台(7)に回転
    駆動力を伝える回転軸(3)とを備え、上記回転台(7
    )と加熱室底面(1)の隙間を通って上記貫通穴(2)
    に達するマイクロ波電力を低減する金属板から成る笠状
    抑止板(9)を上記軸受(8)の下部より圧入したこと
    を特徴とする高周波加熱装置。
  2. (2)、笠状抑止板(9)の軸受(8)との圧入用穴(
    9a)の周囲下方に笠状突出部(9b)を設けた請求項
    1記載の高周波加熱装置。
  3. (3)、軸受(8)の笠状抑止板(9)との圧入部より
    上方の外径(D_1)を笠状抑止板(9)の圧入用穴(
    9a)の内径(D_2)よりも大きくすることによって
    段部(8a)を形成した請求項2記載の高周波加熱装置
JP8264588A 1988-04-04 1988-04-04 高周波加熱装置 Pending JPH01255189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8264588A JPH01255189A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 高周波加熱装置

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JP8264588A JPH01255189A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH01255189A true JPH01255189A (ja) 1989-10-12

Family

ID=13780166

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8264588A Pending JPH01255189A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 高周波加熱装置

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JP (1) JPH01255189A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155317A (en) * 1990-12-21 1992-10-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Micro wave leakage preventing apparatus for micro wave oven

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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