JPH0696482B2 - アリールオキシ化合物を毒性緩和剤として使用する方法 - Google Patents

アリールオキシ化合物を毒性緩和剤として使用する方法

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JPH0696482B2
JPH0696482B2 JP60021008A JP2100885A JPH0696482B2 JP H0696482 B2 JPH0696482 B2 JP H0696482B2 JP 60021008 A JP60021008 A JP 60021008A JP 2100885 A JP2100885 A JP 2100885A JP H0696482 B2 JPH0696482 B2 JP H0696482B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/32Ingredients for reducing the noxious effect of the active substances to organisms other than pests, e.g. toxicity reducing compositions, self-destructing compositions

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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリー
ルオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群からの除草
剤の有害な副作用に対して栽培植物を保護するためのア
リールオキシ誘導体の使用に関する。
植物処理剤の使用に際して、特に除草剤の使用に際し
て、処理された栽培植物に望ましくない薬害を生ずるこ
とがある。特に、除草剤を栽培植物の発芽後に施用する
場合には、従つてしばしば、起りうる薬害の危険を取除
く必要がある。2つの群のアリールオキシ化合物、すな
わち、ニトリルおよびアミドオキシムがすでにこの目的
でいわゆる「毒性緩和剤」または「解毒剤」として提案
されている(欧州特許出願公開第31,938号参照)。欧州
特許出願公開第86,750号には、アリール基の代りにキノ
リン基を有するという点においてのみ上記のものと異な
る解毒剤が記載されている。
本発明者らはこの度、上記の特許出願において記載され
た化合物の植物保護作用は、特定のニトリルおよびアミ
ドオキシム官能基に結び付いているのではなく、むしろ
この解毒作用は、他の官能基を有するアリールオキシ化
合物の場合においても顕著に現われることを見出した。
従つて、本発明の対象は、式I Ar−O−A−Z (I) 〔上式中、個々の基は下記の意味を有する; Arはフェニルまたはナフチル基(これらはそれぞれ同一
かまたは相異なるハロゲン原子によりモノ−またはジ−
置換されていてもよく、そして/または、CF3または(C
1〜C4)−アルキルによってモノ−またはジ−置換され
ていてもよい)であり; Aは−CH2−または−CH(CH3)−であり、 Zは式 −COOR1、−COO−A−COOR1、−COSR2−CONCS、−CONHOH、 で表される基であり、 R1はH;直鎖状または分枝鎖状の(C1〜C12)−アルキル
(これはフッ素、塩素または臭素によりモノ−ないしト
リ−置換されていてもよく、そして/または、SCN、(C
1〜C6)−アルコキシ、(C1〜C4)−アルキルチオ、(C
1〜C4)−アルキルスルホニル、メトキシエトキシエト
キシ、(C1〜C4)−アルキルアミノまたはジ−(C1
C4)−アルキルアミノ、あるいは、1,2,4−トリアゾリ
ル、イミダゾリル、テトラヒドロフラニルおよびモルホ
リノからなる群から選択される飽和または不飽和のヘテ
ロ環基(それは(C1〜C4)−アルキルで置換されていて
もよい)、あるいはフェニル(それはハロゲンによって
モノ−またはジ−置換されていてもよい)によりモノ−
またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
(C3〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−アルキニル
であるか、またはフェニル(これはハロゲンによりモノ
−またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
有機もしくは無機の塩基の陽イオン当量であり; R2は(C1〜C6)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキ
シカルボニル−(C1〜C3)−アルキルであり; R3はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
ケニルであり; R4はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
ケニル;またはフェニルであるか;または R3およびR4は一緒で炭素原子数4または5のアルキレン
鎖であり; R5およびR6は互いに無関係にHまたは(C1〜C4)−アル
キルであり; XおよびYはOであり; R7およびR8は互いに無関係に(C1〜C6)−アルキルであ
り; R9およびR10は互いに無関係にHまたは(C1〜C6)−ア
ルキルであり; そして WはOH、O−ベンジルまたは である。〕 で表される化合物をフェノキシフェノキシ−およびヘテ
ロアリールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群か
らの除草剤のための緩和剤として使用することである。
上記の個所で、“陽イオン当量”とは、特にアルカリ金
属イオンまたはアルカリ土類金属イオンならびに場合に
よつては低級アルキルまたはヒドロキシルアルキルによ
つてモノ−ないしトリ置換されたアンモニウムを意味す
るものとする。
R1−位におけるアルキル基の置換基として適当な複素環
残基としては、例えば、オキシラニル、ピロリジル、ピ
ペリジル、ピラゾリル、モルホリル、フリル、テトラヒ
ドロフリル、インドリル、アゼピニルまたはトリアゾリ
ルがある。
R3およびR4は、アミン窒素原子と一緒で好ましくはピロ
リジン−、ピペリジン−、モルホリン−(場合によつて
はCH3によつてモノ−またはジ置換されているもの)ま
たはN−メチルピペラジン環を形成しうる。
一般式Iで表わされる化合物は、大部分公知であるかま
たは一般に知られた方法で製造される。これらの化合物
のうちの若干のものは、除草剤として使用されているか
または除草剤として提案されたものである(R.ヴエグラ
ー(R.Wegler)著“植物保護剤および農薬の化学(Chem
ie der Pflanzenschutz-und Schdlings-bekmpfungs
mittel)"II、第247頁以下、その他の引用文献を含む;
米国特許第4,062,670号および同第4,019,892号参照)。
一般式Iで表わされる多数の化合物が下記の表に例とし
て記載されている。
一般式Iで表わされる化合物は、低毒性の濃度でフェノ
キシフェノキシ−およびヘテロアリールオキシフェノキ
シ−カルボン酸誘導体の群からの除草剤と組合せて施用
されると、後者の有害な副作用に抵抗しうる、すなわち
それらの除草効果に悪影響を与えることなく、その有害
な副作用を完全に除去しうるという事実によつて卓越し
ている。
その結果、フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリー
ルオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群からの除草
剤の適用分野を著しく拡大することができる。従つて、
本発明の対象は、フェノキシフェノキシ−およびヘテロ
アリールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群から
の除草剤による処理の前、その後または同時に式Iで表
わされる化合物で植物、植物部分または植物用の沃土を
処理することを特徴とする、フェノキシフェノキシ−お
よびヘテロアリールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導
体の群からの除草剤の植物に対する毒性副作用に対して
栽培植物を保護する方法である。
その毒性副作用が式Iの化合物によつて軽減されうる除
草剤は、フェノキシフェノキシカルボン酸誘導体および
ヘテロアリールオキシフェノキシカルボン酸誘導体、例
えばキノリルオキシ−、キノキサリルオキシ−、ピリジ
ルオキシ−、ペンズオキサゾリルオキシ−、ベンズチア
ゾリルオキシ−フエノキシカルボン酸エステルである。
それによつて限定を意図するものではないが、下記の群
からの除草剤を例として挙げられよう: フエノキシフエノキシ−およびヘテロアリールオキシフ
エノキシカルボン酸−(C1-C4)−アルキル−、−(C2-
C4)−アルケニル−および−(C3-C4)−アルキニルエ
ステル、例えば 1.2−(4−(2,4−ジクロルフエノキシ)−フエノキ
シ)−プロピオン酸メチルエステル、 2.2−(4−(4−ブロム−2−クロルフエノキシ)−
フエノキシ)−プロピオン酸メチルエステル、 3.2−(4−(4−トリフルオルメチルフエノキシ)−
フエノキシ)−プロピオン酸メチルエステル、 4.2−(4−(2−クロル−4−トリフルオルメチルフ
エノキシ)−フエノキシ)−プロピオン酸メチルエステ
ル、 5.2−(4−(2,4−ジクロルベンジル)−フエノキシ)
−プロピオン酸メチルエステル、 6.4−(4−(4−トリフルオルメチルフエノキシ)−
フエノキシ)−ペンテン−(2)酸エチルエステル、 7.2−(4−(3,5−ジクロルピリジル−2−オキシ)−
フエノキシ)−プロピオン酸エチルエステル、 8.2−(4−(3,5−ジクロルピリジル−2−オキシ)−
フエノキシ)−プロピオン酸プロパルギルエステル、 9.2−(4−(6−クロルベンズオキサゾリル−2−イ
ル−オキシ)−フエノキシ)−プロピオン酸エチルエス
テル、 10.2−(4−(6−クロルベンズチアゾリル−2−イル
オキシ)−フエノキシ)−プロピオン酸エチルエステ
ル、 11.2−(4−(3−クロル−5−トリフルオルメチル−
2−ピリジルオキシ)−フエノキシ)−プロピオン酸メ
チルエステル、 12.2−(4−(5−トリフルオルメチル−2−ピリジル
オキシ)−フエノキシ)−プロピオン酸ブチルエステ
ル、 13.2−(4−(6−クロル−2−キノキサリニルオキ
シ)−フエノキシ)−プロピオン酸エチルエステル。
毒性緩和剤:除草剤の量比は、除草剤1部に対して緩和
剤0.1ないし5部の広い範囲内で変動しうる。除草剤お
よび緩和剤のそれぞれの最適の量は、使用された除草剤
および緩和剤の種類に依存し、そしてそれぞれの場合に
より適当な試験によつて決定される。
毒性緩和剤の使用のための主要な適用範囲は、なかんず
く禾穀類(コムギ、ライムギ、オオムギ、オートム
ギ)、イネ、トウモロコシ、ソルガム、そしたまたワ
タ、テンサイ、サトウキビおよびダイズである。
緩和剤は、それぞれの性質に応じて、栽培植物の種子の
前処理(種子の浸漬)に使用され、または播種の前に条
溝に施用され、あるいは植物の発芽の前または後に除草
剤と一緒に使用されうる。発芽前処理は、播種前の栽培
区域の処理ならびに播種したが未だ植物が生長していな
い栽培区域の処理を包含する。
原則的には、毒性緩和剤は、除草剤の前に、その後にあ
るいはそれと同時に適用されうるが、好ましくはタンク
混合物の形で、あるいは場合によつてはでき上つた調合
物の形で同時に使用される。
使用に当つては、式Iで表わされる化合物は、通常の調
合助剤を用いて粉剤、水和剤、分散剤、乳剤、粒剤また
はマイクロ粒剤の形態に製剤され、それらは2〜80%の
濃度で有効物質を含有し、そしてそのままで(粉剤また
はペレツト剤)使用されるかあるいは施用前に溶剤
(水)中に溶解されまたは分散される。
水和剤は、水中に均一に分散されうる調合物であり、有
効物質と共に更に場合によつては希釈剤または不活性物
質のほかになお湿潤剤、例えばポリオキシエチル化アル
キルフエノール、ポリオキシエチル化脂肪アルコール、
アルキル−またはアルキルフエニルスルホネートおよび
分散剤、例えばリグニンスルホン酸ナトリウム、2,2′
−ジナフチルメタン−6,6′−ジスルホン酸ナトリウ
ム、ジブチルナフタリンスルホン酸ナトリウムまたはオ
レオイルメチルタウリン酸ナトリウムを含有する。製造
は、通常の方法で、例えば各成分の粉砕および混合によ
つて行なわれる。
乳剤は、例えば、有効物質を不活性有機溶剤、例えばブ
タノール、シクロヘキサン、ジメチルホルムアミド、キ
シレンまたは高沸点芳香族化合物または炭化水素中に1
種またはそれ以上の乳化剤の添加の下に溶解することに
よつて製造されうる。液状の有効物質の場合には、溶剤
は、全部または一部省略することができる。乳化剤とし
ては、例えば下記のものが使用されうる:アルキル−ア
リールスルホン酸カルシウム、例えばドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウムまたは非イオン乳化剤、例えば脂
肪酸ポリグリコールエステル、アルキル−アルールポリ
グリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエ
ーテル、プロピレンオキシド−エチレンオキシド−縮合
生成物、脂肪アルコール−プロピレンオキシド−エチレ
ンオキシド−縮合生成物、アルキルポリグリコールエー
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレンソ
ルビツトエステル。
粉剤は、微細に分割された固体物質、例えばタルク、天
然産粘土、例えばカオリン、ベントナイト、葉ロウ石ま
たはケイソウ土と共に有効物質を粉砕することによつて
得られる。
粒剤は、吸着性の粒状不活性物質の上に有効物質を噴霧
することによりあるいは砂、カオリナイトのような担体
物質または粒状の不活性物質の表面上に、付着剤、例え
ばポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウムま
たは鉱油を用いて有効物質濃縮物を塗布することによつ
て製造されうる。適当な有効物質を肥料粒状物の製造に
常用される方法で、所望の場合には肥料との混合物とし
て粒状化することもできる。
水和剤においては、有効物質の濃度は、例えば約10ない
し90重量%であり、100重量%までの残りは、通常の製
剤用成分からなる。乳剤の場合には、有効物質の濃度
は、約10ないし80重量%でありうる。粉剤は、大抵5な
いし20重量%の有効物質を含有し、噴霧用溶液は、約2
ないし20重量%を含有する。粒剤の場合には、有効物質
の含量は、ある程度まで、有効物質が液状で存在するか
または固体で存在するかまたいかなる粒状化助剤、充填
剤その他が使用されたか否かということに依存する。
上記の有効物質調合物は、その上場合によつてはそれぞ
れ通常の付着剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、浸透剤、溶
剤、充填剤または担体を含有する。
使用に当つては、市販される形態で存在する濃縮物は、
場合によつては通常の方法で希釈され、例えば、水和
剤、乳剤、分散液および一部はマイクロ粒剤の場合にお
いても水で希釈される。粉剤および粒剤ならびに噴霧用
溶液は、使用前には通常もはや更に不活性物質で希釈さ
れることはない。
A 処方例 a 毒性緩和剤10重量部およびタルクまたは不活性物質
90重量部を混合しそしてビーターミルで粉砕することに
よつて粉剤が得られる。
b 毒性緩和剤25重量部、不活性物質としてのカオリン
含有石英64重量部、リグニンスルホン酸カリウム10重量
部および湿潤および分散剤としてのオレオイルメチルタ
ウリン酸ナトリウム1重量部を混合しそしてピンデイス
クミルで粉砕することによつて、水中に容易に分散され
うる水和剤が得られる。
c 毒性緩和剤20重量部を、アルキルフエノールポリグ
リコールエーテル(トリトン(Triton)X207)6重量
部、イソトリデカノールポリグリコールエーテル(8E
O)3重量部およびパラフイン系鉱油(沸騰範囲、例え
ば約255以上377℃以上)71重量部と混合しそしてボール
ミルで5ミクロン以下の微細度となるまで粉砕すること
によつて水中に容易に分散されうる分散液濃縮物が得ら
れる。
d 毒性緩和剤15重量部、溶剤としてシクロヘキサノン
75重量部および乳化剤としてオキシエチル化ノニルフエ
ノール10重量部から乳剤が得られる。
生物試験例 例1 コムギおよびカラスムギ(Avena fatua)を播種しそし
て温室の条件下に4葉期の段階まで栽培した。次に、第
I表による多数の毒性緩和剤および除草剤A9を種々異な
つた使用量において試験植物に噴霧した。温室内に更に
4週間置いた後、毒性緩和剤で処理されていない試験植
物に比較した各種類の抑制度あるいは損傷度を測定し
た。その結果は、これらの緩和剤は、有害な禾本科植物
であるカラスムギ(Avena)および、スズメノテツポウ
(Alopecurus)に対する除草作用を妨げることなく、コ
ムギに対する薬害を著しく減少せしめることを示してい
る: 例2 もう一つの試験において、第I表からの若干の化合物の
毒性緩和作用を除草剤A1を用いるオオムギの処理におい
て試験した。試験植物の栽培および処理は、例1に記載
されているように行なれた。この試験においても、有用
植物に対するA1の薬害の顕著な減少が認められた: 例3 同様にして、第I表からの化合物の毒性緩和作用を除草
剤A1を用いるトウモロコシの処理において試験した。供
試植物の栽培および処理は、例1と同様であつた。
例4 供試植物を温室内で栽培しそして4〜6葉期の段階にお
いて本発明による組合せを用いて処理した。4週間後
に、視覚による評価を行なつた。
結果は、第V表に要約されている。雑草であるカラスム
ギ(Avena fatua)およびスズメノテツポウ(Alopecuru
s myosuroides)に対して有効である使用量の有効物質A
9は、栽培植物であるコムギ(Triticum aestivum)の場
合、明らかに薬害をもたらすことは明らかであろう。
有効物質A9と107(4−クロル−2−メチル−フエノキ
シ酢酸)との組合せは、驚くべきことにはA9の単独の場
合に比較してコムギに対してすぐれた許容性(選択性)
を示す。それによつて、コムギ中の例えばカラスムギお
よびスズメノテツポウのようなイネ科の雑草の駆除に有
効物質A9を使用することが初めて可能になる。
更に、本発明による組合せは、個々の有効物質に比較し
て有害植物、特にカラシナの類(Sinapis arvensis)に
対してよりすぐれた効果をもたらす。
個々の成分の効果から算出された相加的効果を実験的に
測定された有効物質の組合せの効果を比較することによ
つて相乗効果が明らかに立証される。相互的な効果の算
出は、コルビー(S.R.Colby)による式〔「組合せ除草
剤の相乗的ならびに拮抗的応答の計算(Calculating sy
nergistic and antagonistic responses of herbicide
combinations)」Weed,151967,pp.20-22参照〕に従つて
行なわれる。
この式は、次のとおりである: 上式中、 X=使用量Xkg/haにおける有効物質A9による損傷度% Y=使用量Ykg/haにおける有効物質107による損傷度% E=使用量X+Ykg/haにおけるA9+107による予想され た損傷度% をそれぞれ意味する。
実際の損傷度が計算されたそれよりも大であれば、有効
物質の組合せの効果は、相加的な効果以上であり、すな
わち相乗効果が存在する。これは、下記の表の生物試験
例において示されており、その際組合せ剤による処理の
結果について右欄の括弧内には、上記の式から算出され
た相加的効果が記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン・ビーリンゲル ドイツ連邦共和国、エツプシユタイン/タ ウヌス、アイヒエンウエーク、26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I Ar−O−A−Z (I) 〔上式中、個々の基は下記の意味を有する; Arはフェニルまたはナフチル基(これらはそれぞれ同一
    かまたは相異なるハロゲン原子によりモノ−またはジ−
    置換されていてもよく、そして/または、CF3または(C
    1〜C4)−アルキルによってモノ−またはジ−置換され
    ていてもよい)であり; Aは−CH2−または−CH(CH3)−であり、 Zは式 −COOR1、−COO−A−COOR1、−COSR2−CONCS、−CONHOH、 で表される基であり、 R1はH;直鎖状または分枝鎖状の(C1〜C12)−アルキル
    (これはフッ素、塩素または臭素によりモノ−ないしト
    リ−置換されていてもよく、そして/または、SCN、(C
    1〜C6)−アルコキシ、(C1〜C4)−アルキルチオ、(C
    1〜C4)−アルキルスルホニル、メトキシエトキシエト
    キシ、(C1〜C4)−アルキルアミノまたはジ−(C1
    C4)−アルキルアミノ、あるいは、1,2,4−トリアゾリ
    ル、イミダゾリル、テトラヒドロフラニルおよびモルホ
    リノからなる群から選択される飽和または不飽和のヘテ
    ロ環基(それは(C1〜C4)−アルキルで置換されていて
    もよい)、あるいはフェニル(それはハロゲンによって
    モノ−またはジ−置換されていてもよい)によりモノ−
    またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    (C3〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−アルキニル
    であるか、またはフェニル(これはハロゲンによりモノ
    −またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    有機もしくは無機の塩基の陽イオン当量であり; R2は(C1〜C6)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキ
    シカルボニル−(C1〜C3)−アルキルであり; R3はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニルであり; R4はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニル;またはフェニルであるか;または R3およびR4は一緒で炭素原子数4または5のアルキレン
    鎖であり; R5およびR6は互いに無関係にHまたは(C1〜C4)−アル
    キルであり; XおよびYはOであり; R7およびR8は互いに無関係に(C1〜C6)−アルキルであ
    り; R9およびR10は互いに無関係にHまたは(C1〜C6)−ア
    ルキルであり; そして WはOH、O−ベンジルまたは である。〕 で表される化合物をフェノキシフェノキシ−およびヘテ
    ロアリールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群か
    らの1種またはそれ以上の除草剤のための毒性緩和剤と
    して使用する方法。
  2. 【請求項2】式I Ar−O−A−Z (I) 〔上式中、個々の基は下記の意味を有する; Arはフェニルまたはナフチル基(これらはそれぞれ同一
    かまたは相異なるハロゲン原子によりモノ−またはジ−
    置換されていてもよく、そして/または、CF3または(C
    1〜C4)−アルキルによってモノ−またはジ−置換され
    ていてもよい)であり; Aは−CH2−または−CH(CH3)−であり、 Zは式 −COOR1、−COO−A−COOR1、−COSR2−CONCS、−CONHOH、 で表される基であり、 R1はH;直鎖状または分枝鎖状の(C1〜C12)−アルキル
    (これはフッ素、塩素または臭素によりモノ−ないしト
    リ−置換されていてもよく、そして/または、SCN、(C
    1〜C6)−アルコキシ、(C1〜C4)−アルキルチオ、(C
    1〜C4)−アルキルスルホニル、メトキシエトキシエト
    キシ、(C1〜C4)−アルキルアミノまたはジ−(C1
    C4)−アルキルアミノ、あるいは、1,2,4−トリアゾリ
    ル、イミダゾリル、テトラヒドロフラニルおよびモルホ
    リノからなる群から選択される飽和または不飽和のヘテ
    ロ環基(それは(C1〜C4)−アルキルで置換されていて
    もよい)、あるいはフェニル(それはハロゲンによって
    モノ−またはジ−置換されていてもよい)によりモノ−
    またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    (C3〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−アルキニル
    であるか、またはフェニル(これはハロゲンによりモノ
    −またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    有機もしくは無機の塩基の陽イオン当量であり; R2は(C1〜C6)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキ
    シカルボニル−(C1〜C3)−アルキルであり; R3はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニルであり; R4はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニル;またはフェニルであるか;または R3およびR4は一緒で炭素原子数4または5のアルキレン
    鎖であり; R5およびR6は互いに無関係にHまたは(C1〜C4)−アル
    キルであり; XおよびYはOであり; R7およびR8は互いに無関係に(C1〜C6)−アルキルであ
    り; R9およびR10は互いに無関係にHまたは(C1〜C6)−ア
    ルキルであり; そして WはOH、O−ベンジルまたは である。〕 で表される化合物を、フェノキシフェノキシ−およびヘ
    テロアリールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群
    からの1種またはそれ以上の除草剤の前に、それの後に
    またはそれと同時に、処理すべき植物、植物部分または
    植物栽培区域に適用することを特徴とする、フェノキシ
    フェノキシ−およびヘテロアリールオキシフェノキシ−
    カルボン酸誘導体の群からの1種またはそれ以上の除草
    剤の植物毒性副作用に対して栽培植物を保護する方法。
  3. 【請求項3】フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリ
    ールオキシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群からの1
    種またはそれ以上の除草剤が、 2−(4−(2,4−ジクロルフェノキシ)−フェノキ
    シ)−プロピオン酸メチルエステル、 2−(4−(4−ブロム−2−クロルフェノキシ)−フ
    ェノキシ)−プロピオン酸メチルエステル、 2−(4−(4−トリフルオルメチルフェノキシ)−フ
    ェノキシ)−プロピオン酸メチルエステル、 2−(4−(2−クロル−4−トリフルオルメチルフェ
    ノキシ)−フェノキシ)−プロピオン酸メチルエステ
    ル、 2−(4−(2,4−ジクロルベンジル)−フェノキシ)
    −プロピオン酸メチルエステル、 4−(4−(4−トリフルオルメチルフェノキシ)−フ
    ェノキシ)−ペンテン酸−(2)−エチルエステル、 2−(4−(3,5−ジクロルピリジル−2−オキシ)−
    フェノキシ)−プロピオン酸エチルエステル、 2−(4−(3,5−ジクロルピリジル−2−オキシ)−
    フェノキシ)−プロピオン酸プロパギルエステル、 2−(4−(6−クロルベンゾキサゾール−2−イル−
    オキシ)−フェノキシ−プロピオン酸エチルエステル、 2−(4−(6−クロルベンズチアゾール−2−イル−
    オキシ)−フェノキシ)−プロピオン酸エチルエステ
    ル、 2−(4−(3−クロル−5−トリフルオルメチル−2
    −ピリジルオキシ)−フェノキシ)−プロピオン酸メチ
    ルエステル、 2−(4−(5−トリフルオルメチル−2−ピリジルオ
    キシ)−フェノキシ)−プロピオン酸ブチルエステル、
    および 2−(4−(6−クロル−2−キノキサリニルオキシ)
    −フェノキシ)−プロピオン酸エチルエステル からなる群から選択される、特許請求の範囲第2項記載
    の方法。
  4. 【請求項4】式Iで表される化合物:除草剤の比が0.1:
    1ないし5:1の範囲内にある特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
  5. 【請求項5】栽培植物が禾穀類、イネ、トウモロコシ、
    ソルガム、ワタ、テンサイ、サトウキビまたはダイズで
    ある特許請求の範囲第2項記載の方法。
  6. 【請求項6】栽培植物がコムギ、オオムギまたはトウモ
    ロコシである特許請求の範囲第2項記載の方法。
  7. 【請求項7】(a)式I Ar−O−A−Z (I) 〔上式中、個々の基は下記の意味を有する; Arはフェニルまたはナフチル基(これらはそれぞれ同一
    かまたは相異なるハロゲン原子によりモノ−またはジ−
    置換されていてもよく、そして/または、CF3または(C
    1〜C4)−アルキルによってモノ−またはジ−置換され
    ていてもよい)であり; Aは−CH2−または−CH(CH3)−であり、 Zは式 −COOR1、−COO−A−COOR1、−COSR2−CONCS、−CONHOH、 で表される基であり、 R1はH;直鎖状または分枝鎖状の(C1〜C12)−アルキル
    (これはフッ素、塩素または臭素によりモノ−ないしト
    リ−置換されていてもよく、そして/または、SCN、(C
    1〜C6)−アルコキシ、(C1〜C4)−アルキルチオ、(C
    1〜C4)−アルキルスルホニル、メトキシエトキシエト
    キシ、(C1〜C4)−アルキルアミノまたはジ−(C1
    C4)−アルキルアミノ、あるいは、1,2,4−トリアゾリ
    ル、イミダゾリル、テトラヒドロフラニルおよびモルホ
    リノからなる群から選択される飽和または不飽和のヘテ
    ロ環基(それは(C1〜C4)−アルキルで置換されていて
    もよい)、あるいはフェニル(それはハロゲンによって
    モノ−またはジ−置換されていてもよい)によりモノ−
    またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    (C3〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−アルキニル
    であるか、またはフェニル(これはハロゲンによりモノ
    −またはジ−置換されていてもよい)であるか、または
    有機もしくは無機の塩基の陽イオン当量であり; R2は(C1〜C6)−アルキルまたは(C1〜C4)−アルコキ
    シカルボニル−(C1〜C3)−アルキルであり; R3はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニルであり; R4はH、(C1〜C6)−アルキルまたは(C3〜C6)−アル
    ケニル;またはフェニルであるか;または R3およびR4は一緒で炭素原子数4または5のアルキレン
    鎖であり; R5およびR6は互いに無関係にHまたは(C1〜C4)−アル
    キルであり; XおよびYはOであり; R7およびR8は互いに無関係に(C1〜C6)−アルキルであ
    り; R9およびR10は互いに無関係にHまたは(C1〜C6)−ア
    ルキルであり; そして WはOH、O−ベンジルまたは である。〕 で表される化合物、および (b)フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリールオ
    キシフェノキシ−カルボン酸誘導体の群からの1種また
    はそれ以上の除草剤 を含有することを特徴とする、植物処理剤。
  8. 【請求項8】(a)対(b)の量比が0.1:1ないし5:1で
    ある特許請求の範囲第7項記載の植物処理剤。
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