JPH0696378A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

Info

Publication number
JPH0696378A
JPH0696378A JP26801692A JP26801692A JPH0696378A JP H0696378 A JPH0696378 A JP H0696378A JP 26801692 A JP26801692 A JP 26801692A JP 26801692 A JP26801692 A JP 26801692A JP H0696378 A JPH0696378 A JP H0696378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
monitor
image
display
surveillance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26801692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2791411B2 (ja
Inventor
Masataka Saka
正隆 坂
Masao Higuchi
昌男 樋口
Tetsuo Nakaya
哲郎 仲谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elmo Co Ltd
Original Assignee
Elmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17452730&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0696378(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Elmo Co Ltd filed Critical Elmo Co Ltd
Priority to JP4268016A priority Critical patent/JP2791411B2/ja
Publication of JPH0696378A publication Critical patent/JPH0696378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2791411B2 publication Critical patent/JP2791411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視カメラを利用して離隔した監視位置を監
視する監視装置において、高度の監視作業を簡単に行な
うことができ、しかも、モニタから目を離すことなく監
視作業を継続する。 【構成】 ローカル制御装置LCmは各フロアに配置さ
れる監視カメラC1n〜C4nから画像情報を分散管理
する。ローカル制御装置LCmからメイン制御装置MC
へ送られた監視カメラC1n〜C4nの画像情報は、キ
ャプチャボードMC2を介してPCへ取り込まれ、コン
ピュータ画面への合成が可能となる。そして、その画像
情報は、モニタMC15上に他のコンピュータグラフィ
ックによる監視作業を実行する上で必要な各種コマンド
と同時に表示される。また、PCに対する監視作業コマ
ンドの入力は、そのモニタMC15上に表示された所望
のコマンドをマウスMC17を用いて選択指示すること
で行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視カメラを利用する
ことにより、現実に監視を実施している監視実施位置か
ら遠く離隔した監視位置を監視する監視装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、監視カメラを利用することで、
現実に監視を実施している監視実施位置と監視している
監視位置とを離隔する監視装置が公知であり、監視者の
保護の観点から各種用途に用いられている。例えば、狭
い空間に多数のロボットが作業している危険な環境の工
程監視や不測の外部進入者を監視する保安監視など、工
業用や商業用を問わず広い分野で利用されている。
【0003】また近年の監視装置は、作業環境の一層の
整備要請や画像処理機器の機能向上などが相俟って、モ
ニタの一画面を複数分割(例えば、4分割)して複数箇
所に設置された監視カメラからの映像を同時に表示さ
せ、単一の監視実施位置から簡単に複数箇所の監視がで
きるように高機能化している。更に、この種の高機能化
した監視装置によれば、キーボードなどの入力機器から
構成される操作部を操作することで、モニタに表示させ
る監視領域を選択したり、複数分割によるモニタ表示モ
ードから所望の監視画面を従来通りの全画面表示に切り
替えるなど所望の態様での監視が行なえるように配慮さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとく
高機能化している従来の監視装置にも次のような問題点
があり、未だに十分な監視作業環境を提供するには至っ
ていない。
【0005】監視作業の効率化を目的として監視装置の
高機能化が進んでいるが、その高機能化に比例して操作
部の操作内容は複雑となり、所望の監視作業を自在に行
なえるまでには相当の熟練を必要とするようになった。
特に、監視領域に何等かの異常が発生した場合に必要と
なる異常対応処理の作業は、現実の監視作業としても稀
にしか発生せず監視装置を使用し続けている監視者であ
っても容易に修得することはできない。
【0006】また、所望の監視作業を修得した熟練者で
あっても、監視位置の変更などの作業を行なうためには
操作部へと視点を移し、所定のキーを打鍵する必要があ
る。このため、操作部の操作頻度が増える高機能化した
監視装置であるほどに、監視映像が移しだされているモ
ニタから目を離す回数が増加し、監視作業が断続的とな
っている。
【0007】本発明の監視装置は、例え未熟練者であっ
ても高度の監視作業を簡単に行なうことができ、しか
も、モニタから目を離すことなく監視作業を継続できる
ことを目的としてなされ、次の構成を採った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の監視装置は、画
像を表示可能なモニタと、監視領域を撮像する監視カメ
ラと、該監視カメラからの映像および該監視カメラの動
作制御を含む各種コマンドを、少なくとも特定のタイミ
ングでは前記モニタ上に共に表示する表示制御手段と、
前記モニタ上に該表示制御手段により表示されたの所定
のコマンドを選択する選択手段と、該選択された所定の
コマンドに応じて、少なくとも前記監視カメラからの画
像表示の状態の切り換えを含む所定の動作を実現する制
御手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】なお、各種コマンドとは、モニタ上にコマ
ンドメニューとして特別に表示するものに限らず、モニ
タ上に表示される監視カメラからの映像そのものを各種
コマンドの一部としてもよい。監視カメラからの映像の
少なくとも一部が選択されたときその映像に応じた動作
を実現するものとすることも好適である。
【0010】また、監視カメラからの映像に所定の画像
処理を施し、監視領域に発生した異常を検出するなどの
能動的な処理機能を追加してもよく、この様な画像処理
としては監視カメラからの映像の輪郭を抽出しその輪郭
の変化を分析する方式が好ましい。この様な能動的な処
理機能を更に進めて、監視領域に発生した異常を検出し
た時あるいは各種コマンドから異常処理が選択された
時、予め定められた制御手順に基づいた異常対応処理を
実行してもよい。
【0011】更に、監視カメラの設置図をモニタ上に表
示すると共に監視カメラの撮像範囲を設置図に視覚的に
表示したり、監視カメラの監視領域を設定する監視領域
設定コマンドを監視カメラもしくはその監視領域となる
区域を表示する設置図上に配置するなどしてもよい。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の監視装置で
は、監視カメラからの映像および高度な監視作業を行な
うためのコマンドが、少なくとも所定のタイミングでは
共にモニタ上に表示され、このモニタ上の所定のコマン
ドを選択することで監視作業が行なわれる。
【0013】
【実施例】以上説明した本発明の構成、作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の監視装置の好適な実施例
について説明する。図1は、地下1階から地上6階のビ
ルディングの保安監視用に構築された監視装置の全体構
成を示すブロック図である。
【0014】図示するように本実施例の監視装置は、地
下1階(フロアB)に設置されるメイン制御装置MC、
各奇数フロア(1F,3F,5F)に設置されるローカ
ル制御装置LC1,LC2,LC3、外部侵入の可能性
があるフロア(本実施例では1F,5F,6Fを想定)
に設置される3個の赤外線センサSl(l=1,2,
3)、そして各地上フロアにそれぞれ4台設置される監
視カメラC1n〜C4n(nはフロアを示す1〜6まで
の数値である)とから構成さる。
【0015】ローカル制御装置LCm(m=1,2,
3)は、自らが設置される奇数フロアおよび隣接する偶
数フロア(2F,4F,6F)に設置された合計8台の
監視カメラC1n〜4nと赤外線センサSlとを制御す
る装置であり、この装置により2フロア毎の分散管理シ
ステムが構築される。
【0016】なお、図より明らかであるように、メイン
制御装置MCとローカル制御装置LCmは、共通する複
数のインタフェイス回路I1〜I6を適宜組み合わせて
構成されている。これら各インタフェイス回路I1〜I
6の具体的な回路構成については後述するが、何れのイ
ンタフェイス回路も制御信号を受信してその制御信号に
応じた動作を行なうと共にその制御信号を他のインタフ
ェイス回路に対して再度出力するスルーアウト機能を有
している。
【0017】メイン制御装置MCは、EIA規格のRS
−232Cシリアルインタフェイスポートを標準装備し
たパーソナルコンピュータPCを主たる制御機器として
構成されるもので、監視カメラC1n〜C4nの撮像し
た総ての画像情報および赤外線センサSlの検出情報が
ここに集約され、かつ、ここから各ローカル制御装置L
Cmへの制御情報が発信される。なお、公知のように、
RS−232Cシリアルインタフェイスとは、最大通信
距離MD=15m,接続形態1:1,伝送方式は電圧不
平衡式の通信方式である。
【0018】この様なパーソナルコンピュータPCを中
心とする各種情報の伝達経路として、本実施例の各装置
は、次の2種類の通信ラインで相互に接続されている。
まず、高度な監視作業を実現するために必要な制御信号
は、パーソナルコンピュータPCのRS−232Cポー
トに接続されるインタフェイス回路I1から引き出され
る通信ライン(以下、制御バスという)SBを介して送
受信が行なわれる。この制御バスSBは、図1中に点線
にて示されている。また、この制御バスSBを利用して
赤外線センサSlの検出信号も送受信される。
【0019】監視カメラC1n〜C4nにて撮像した画
像情報は、実線にて示している通信ライン(以下、画像
バスという)GBを介して監視カメラC1n〜C4nか
ら各ローカル制御装置LCmへ、そして各ローカル制御
装置LCmからメイン制御装置MCへと伝送される。即
ち、8台の監視カメラC1n〜C4nからの8本の画像
バスGBは、これを管理しているローカル制御装置LC
mにまで引き回される。そして、各ローカル制御装置L
Cmからの3本の画像バスGBのみがフロアBのメイン
制御装置MCにまで配線される。具体的には、本実施例
の画像バスGBとしては、3C2Vまたは5C2Vの同
軸ケーブルを利用している。
【0020】上記した各制御装置の動作には当然ながら
電力を必要とし、またその電源投入のタイミングはパー
ソナルコンピュータPCに接続される周辺装置を正常に
動作させるためにも重要な意義を有する。そこで、本実
施例では電源供給のために特別のインタフェイス回路I
6(後述)を用意している。
【0021】次に、監視装置のメイン制御装置MCおよ
び各ローカル制御装置LCmの構成について、図1およ
び図2を参照して説明する。
【0022】パーソナルコンピュータPCを主たる処理
装置として構成されたメイン制御装置MCは、論理演算
を実行するワンチップマイクロプロセッサ(MPU)M
C11、各種制御プログラムを不揮発的に記憶している
リードオンリメモリ(ROM)MC12、情報を一時的
に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)MC1
3、周辺回路との情報の授受を可能とする入出力インタ
フェイス(I/O)MC14を備えている。この入出力
インタフェイスMC14には、モニタMC15を制御す
るCRTコントローラMC16およびモニタMC15上
の任意のポイントを指示するためのポインティングディ
バイスであるマウスMC17を制御するマウスコントロ
ーラMC18が接続されている。このマウスMC17を
利用可能としているため、モニタMC15に表示される
映像を確認しながら確実かつ的確に操作指令をパーソナ
ルコンピュータPCへ入力することができる。
【0023】更に入出力インタフェイスMC14は、2
つの拡張ポートMC14a,MC14bを有しており、
その拡張ポートMC14aにはキャプチャボードMC2
が接続される。キャプチャボードMC2とは、画像バス
GBから入力される画像情報をCRTコントローラMC
16が取り扱える画像情報に変換する機能を有するもの
である。これによりワンチップマイクロプロセッサMC
11は、コンピュータグラフィクス(以下、CGとい
う)に基づいた映像と同様にキャプチャボードMC2か
ら入力された画像情報を自由に編集、加工して表示する
ことが可能となり、CRTコントローラMC16を介し
てモニタMC15の偏向コイルや電子銃を制御して画像
情報に基づく映像の表示位置を変更したり、拡大、縮小
表示することができる。
【0024】本実施例では、このキャプチャボードMC
2としてカノープス電子社製のスーパーCVIを採用し
ている。このキャプチャボードMC2に画像バスGBを
介して画像情報を提供する装置が、AVセレクタMC4
である。AVセレクタMC4は、図示するごとく各ロー
カル制御装置LCmから画像情報を常に入力しており、
その画像情報の中から制御スイッチにて選択された画像
情報を出力する。この種の装置としては、エルモ社製の
AVセレクタES−8200などが利用できる。
【0025】入出力インタフェイスMC14の他方の拡
張ポートMC14bは、RS−232C規格に準拠した
通信ポートであり、ここに前述したごとくインタフェイ
ス回路I1が接続されて制御バスSBとの情報の授受が
行なわれる。このインタフェイス回路I1は、後述する
ごとくRS−232C規格の通信プロトコルを長距離通
信に適した電流変化信号に双方向変換するインタフェイ
スであり、これにより監視装置を構成する各装置とパー
ソナルコンピュータPCとの通信距離に大きな自由度が
確保される。
【0026】この他に入出力インタフェイスMC14に
は、外部記憶装置としてのハードディスク(HD)MC
18a、フレキシブルディスクを読み書きするフレキシ
ブルディスクドライブ(FDD)MC18b、入力装置
としてのキーボードMC18cなどが接続され、パーソ
ナルコンピュータとしての一般的な周辺回路を備えてい
る。
【0027】インタフェイス回路I1を経由した制御バ
スSBは、他のインタフェイス回路I3を介してビデオ
テープレコーダVRおよび静止画伝送装置MC8へ接続
される。ここでインタフェイス回路I3とは、制御バス
SBから入力される電流変化信号をRS−232C規格
に準じた電圧変化信号へと復調するためのインタフェイ
スである。
【0028】ビデオテープレコーダVRは、画像バスG
Bを介してテレビジョン(以下、テレビという)TVと
接続されており、上記インタフェイス回路I3から入力
されるRS−232C規格の制御信号に基づき画像バス
GBに乗っている画像情報を録画し、またその録画した
画像情報を画像バスGBを通じてテレビTV上に再生す
る。
【0029】静止画伝送装置MC8は、上記ビデオテー
プレコーダVRと同様に画像バスGBと接続されると共
に電話回線TLにも接続されている。静止画伝送装置M
C8は、インタフェイス回路I3から入力されるRS−
232C準拠の制御信号に応じて動作し、静止画取込指
令が入力された時点の画像バスGBに乗っている画像情
報を静止画として取り込み、静止画伝送指令が入力され
た時点でその取り込んだ静止画を電話回線TLへ変調出
力する。これは、遠隔地において監視画像を視聴可能と
するためのものであり、例えば警備保障会社や特定の個
人宅への監視画像の配信を可能としている。
【0030】インタフェイス回路I3は、更に、そのス
ルーアウトポートを介してインタフェイス回路I2およ
びインタフェイス回路I6に接続される。インタフェイ
ス回路I2は、制御バスSBからの制御信号に応じて接
点をオン/オフするインタフェイスで、前記AVセレク
タMC4の制御スイッチを操作するために利用される。
従ってパーソナルコンピュータPCは、その拡張ポート
MC14bから適当な制御信号を出力することでこのイ
ンタフェイス回路I2を駆動し、AVセレクタMC4の
出力する各ローカル制御装置LCmからの画像情報を選
択することができる。
【0031】インタフェイス回路I6は、制御バスSB
をスルーアウトすると共にその下位に連なる子機に対し
て適当なタイミングを取りつつ電力を供給するためのイ
ンタフェイスであり、メイン制御装置MCに備えられる
このインタフェイス回路I6は、その直接の子機となる
ローカル制御装置LC1へ電力を供給する。
【0032】次に、ローカル制御装置LCmについて説
明する。フロア1Fに設置されるローカル制御装置LC
1は、メイン制御装置MCのインタフェイス回路I6か
ら電力供給を受けて作動するシリアル接続されたインタ
フェイス回路I4、インタフェイス回路I5、インタフ
ェイス回路I6、その他のリモコンリレーRC1および
画像情報処理装置RC2および赤外線センサS1から構
成される。
【0033】リモコンリレーRC1は、オープンコレク
タ出力型のインタフェイス回路I4(詳細な電気回路は
後述)によって制御されるTTL制御入力機器であり、
例えばエルモ社リレーユニットHR−8100などが利
用され、これに接続される画像情報処理装置RC2,イ
ンタフェイス回路I6,赤外線センサS1の電力供給お
よびその供給タイミングを制御することができる。
【0034】画像情報処理装置RC2は、リモコンリレ
ーRC1同様にインタフェイス回路I4によって制御さ
れる装置で、フロア1F,2Fに設置される監視カメラ
C11〜C41,C12〜C42の合計8台からの画像
情報を制御し、8画面を切り替えて出力する他に、2つ
の4分割画面を生成するなどの機能を有する。この画像
情報処理装置RC2としては、エルモ社製のサーベイラ
ンス・システムコントローラSSC−8Cなどが利用で
きる。
【0035】赤外線センサS1は、前述のごとく外部侵
入の可能性があるフロア(本実施例では1F,5F,6
Fを想定)に設置されるもので、人体の体温に固有の赤
外線波長にその検出性能のピークが設定されている。こ
の種のセンサは、モニタMC15により視認するまでも
ない異常事態、すなわち本実施例では、人気の無いこと
が想定される環境下でありながら体温固有の赤外線が検
出される事態を自動的に検出するための装置として用意
されている。この赤外線センサS1の検出出力は、セン
サー出力などの接点型情報を、長距離通信に適した電流
変化信号に変換するインタフェイス回路I5(詳細な電
気回路は後述)へと入力され、制御バスSBを経由して
メイン制御装置MCへ出力される。
【0036】図1より明らかなように、その他のローカ
ル制御装置LC2,LC3の構成は、上記ローカル制御
装置LC1のそれと極めて近似している。従って、説明
の重複を避けるために以下にはローカル制御装置LC1
と他のローカル制御装置LC2,LC3との相違点に絞
ってその構成を説明する。
【0037】ローカル制御装置LC2は、フロア3F,
4Fに設置された監視カメラC13〜C43,C14〜
C44を分散管理するための装置であり、またこのフロ
ア3F,4Fには赤外線センサSlが配置されない。従
って、このローカル制御装置LC2は、ローカル制御装
置LC1と比べて、センサー出力などの接点型情報を長
距離通信に適した電流変化信号に変換するインタフェイ
ス回路I5が省略される。また、ローカル制御装置LC
2は、フロア3Fにおいても簡単な監視作業が実行でき
るように構成されており、この目的のために画像情報処
理装置RC2の他の出力ポートにテレビTVおよびビデ
オテープレコーダVRが接続される。
【0038】ローカル制御装置LC3は、フロア5F,
6Fに設置された監視カメラC15〜C45,C16〜
C46を分散管理するためのメイン制御装置MCから最
も離隔した位置に配置される装置である。従って、この
ローカル制御装置LC3は、ローカル制御装置LC1と
比べて、その下位に電力を供給するためのインタフェイ
ス回路I6が不要となり、省略される。
【0039】次に、以上のような各制御装置を構成する
各インタフェイス回路I1〜I6の詳細な電気回路につ
いて説明する。
【0040】インタフェイス回路I1は、情報通信を補
助するためのインタフェイス回路で、パーソナルコンピ
ュータPCのRS−232C通信ポートである拡張ポー
トMC14bと制御バスSBとの間に接続され、パーソ
ナルコンピュータPC側から入力される制御信号を電流
値の変化する信号に変換して制御バスSBへ出力し、他
のインタフェイス回路I2〜I6から入力される通信信
号を電圧値の変化する信号に変換して拡張ポートMC1
4bへ出力する。
【0041】インタフェイス回路I1の電気回路ブロッ
ク図を、図3に示す。図示するように、インタフェイス
回路I1は、パーソナルコンピュータPCのRS−23
2Cインタフェイスとの接続用のDsub雄コネクタ4
0Aおよび制御バスSBとの接続用のDsub雌コネク
タ40Bにより監視装置に簡単に接続される。
【0042】ここで、雄コネクタ40Aを介しての拡張
ポートMC14bとの通信は、RS−232Cの規格に
従ったプロトコル、即ち電圧値の変化を信号として利用
した通信方式によって行なわれる。そこで、インタフェ
イス回路I1の雄コネクタ40Aは、RS−232C規
格に則った232Cドライバ40Cと接続され、ここで
RS−232Cの通信方式に準じた信号の変調/復調が
なされる。すなわち、拡張ポートMC14bから入力さ
れる制御信号は232Cドライバ40Cにより復調さ
れ、拡張ポートMC14bへ出力する通信信号は232
Cドライバ40Cにより変調される。
【0043】232Cドライバ40Cにより復調された
制御信号は、送信フォトカプラ40Dを介して定電流ド
ライバ40Eに入力され、電流値の変化する信号として
雌コネクタ40Bから制御バスSBへ送出される。な
お、送信フォトカプラ40Dとは、パーソナルコンピュ
ータPCとインタフェイス回路I2〜I6との電気的な
絶縁を完璧とするために採用されるもので、232Cド
ライバ40Cから入力された制御信号を光電変換する。
この様にして雌コネクタ40Bから出力される電流値の
変化としての制御信号は、制御バスSBが数百mの距離
となっても正確に伝送される。すなわち、RS−232
C規格による最大通信距離15mを大きく改善した通信
が可能となる。
【0044】一方、雌コネクタ40Bから入力される電
流の変化としての通信信号は、電気的な絶縁を完璧とす
るための受信フォトカプラ40Fおよび電流/電圧の変
換を行なうスイッチング回路40Gを経て232Cドラ
イバ40Cに入力される。これらの電気回路により、電
流値の変化としての通信信号を電圧値の変化へと変換す
ることができ、RS−232Cの規格に則ったパーソナ
ルコンピュータPCとの通信が可能となる。
【0045】また、インタフェイス回路I1は、商用電
源からAC電力を入力し、これを所定電圧の直流電力へ
変換する電源回路40Hを内蔵している。そして、この
電源回路40Hにて作り出された直流電力を上記各電気
回路用の電力として利用する一方、雌コネクタ40Bを
介して制御バスSBへ出力してインタフェイス回路I2
〜I6の電源として利用可能としている。
【0046】更に、インタフェイス回路I1には、リセ
ット指示回路40Iが内蔵されている。このリセット指
示回路40Iとは、各インタフェイス回路I2〜I6を
初期状態に復帰させるためのリセット信号を出力するた
めに備えられるものであり、例えばシステムの電源投入
直後の場合に、雌コネクタ40Bを介してインタフェイ
ス回路I2〜I6へ、リセット信号を出力し、各インタ
フェイス回路I2〜I6を初期状態にリセットする。
【0047】次に、インタフェイス回路I2〜I6の構
成について説明するが、これらインタフェイス回路I1
〜I6は、上記説明から明らかなようにDsubコネク
タにより相互の接続が簡易に行なえるものとされてい
る。インタフェイス回路I1ないしI6は、それぞれ2
ないし4つのDsubコネクタを有する箱型の筐体に収
められ、その取り扱いは極めて容易である。図4は、そ
の一例としてインタフェイス回路I2を正投象図法で表
した平面図、正面図、左右の側面図を示している。図示
するごとく筐体50Aの左側面には、制御バスSBの入
力ポートとしてのDsub雌コネクタ(以下、INコネ
クタという)50B、制御バスSBの出力ポートとして
のDsub雌コネクタ(以下、OUTコネクタという)
50Cが配置される。またその右側面には、接続機器
(インタフェイス回路I2の場合には、AVセレクタM
C4となる)との接続ポートとしてのDsub雌コネク
タ(以下、接続コネクタという)50Dが配置される。
このINコネクタ50Bによりインタフェイス回路I2
と接続される制御バスSBは、前述したインタフェイス
回路I1の電源回路40Hにて作られた直流電源ライン
を含んでいる。従って、インタフェイス回路I2は、こ
の制御バスSBから供給される直流電源を利用すること
ができ、電源線その他の煩わしい接続が省略される。ま
た、増設も容易である。
【0048】以下に、各インタフェイス回路I2〜I6
の詳細な構成につき説明する。図5は、インタフェイス
回路I2の電気回路ブロック図である。図示するように
インタフェイス回路I2はリレー出力型のインタフェイ
ス回路で、その接続コネクタ50Dに16個の常開接点
SW1〜SW16が接続されている。制御バスSBに接
続されるINコネクタ50BおよびOUTコネクタ50
Cは、インタフェイス回路I2の電源回路50Eと接続
され、ここからインタフェイス回路I2内の各電気回路
の電力が供給される。
【0049】INコネクタ50Bは、入力コンバータ5
0Fを介してCPU50Gとも接続される。この入力コ
ンバータ50Fは、INコネクタ50Bから入力される
電流値の変化としての制御信号を電圧値変化の信号にコ
ンバートしCPU50Gへ出力する。CPU50Gはま
た、出力コンバータ50Hを介してOUTコネクタ50
Cとも接続される。ここで出力コンバータ50Hとは、
入力コンバータ50Fと逆のコンバート回路であり、C
PU50Gから入力された電圧値変化の信号を電流値変
化の信号に変換してOUTコネクタ50Cから出力す
る。
【0050】また、INコネクタ50BおよびOUTコ
ネクタ50Cはリセット回路50Iと接続されており、
制御バスSBを介してリセット信号が入力されるとこの
リセット回路50Iが作動してCPU50Gおよび後述
するPIO50L,CTC50Mを初期状態に復帰させ
る。
【0051】その他にインタフェイス回路I2には、C
PU50Gにて実行する解読プログラムが記憶されたR
OM50J、情報のランダムアクセスが可能な記憶素子
であるRAM50K、複数の入出力回路との信号授受を
可能とするパラレル入出力インタフェイス(以下、PI
Oという)50L、3種類のインターバルタイマを内蔵
したタイマコントローラ(以下、CTCという)50
M、識別コードを設定するIDスイッチ50Oのセット
状態を読み込むトランシーバ50N、これら多数の回路
素子を選択的にアクティブとするための2つのチップセ
レクタ50P,50Qが備えられ、高度な情報処理が可
能となっている。
【0052】PIO50Lは、3チャンネルのポートを
有しており、その2つのチャンネルと2つのリレードラ
イバ50R,50Sとが接続され、残り1つのチャンネ
ルにはLEDドライバ50Tと各種の設定を行なうディ
ップスイッチ(以下、DIPスイッチという)50Uと
が接続されている。リレードライバ50R,50Sは、
PIO50Lからの信号に応じてそれぞれ8つのリレー
Ry1〜8,Ry9〜16の励磁を行なう回路であり、
これらのリレーの励磁によって接続コネクタ50Dに接
続されている常開接点SW1〜16の開閉状態が決定さ
れる。また、LEDドライバ50Tは、PIO50Lか
らの信号に応じて4つのLED1〜4の点灯を制御する
回路であり、現在のインタフェイス回路I2の内部状態
などを表示する。DIPスイッチ50Uは、通信プロト
コルの選択設定(例えば、制御信号の受信を確認するA
CK信号を送信するか否か等)などのために利用される
もので、その設定状態がPIO50Lにより適宜読み取
られ、CPU50Gへと伝えられる。
【0053】他のインタフェイス回路I3ないしI6
は、上記インタフェイス回路I2とほぼ同様の構成であ
り、論理演算素子であるCPUを中心とした情報処理機
能を搭載したインテリジェントな回路から構成される。
インタフェイス回路I3ないしI6の電気回路ブロック
を、各々図6ないし図9に示す。なお、図6〜図9で
は、説明の重複を避けるためにインタフェイス回路I2
と同一の構成要素については、2桁の数字の後に、図4
にて用いたと同一の英文字符号を付している。
【0054】図6に示す様にインタフェイス回路I3
は、RS−232C入出力型のインタフェイス回路であ
る。このため、前記インタフェイス回路I2のPIO5
0Lに加えてシリアル入出力インタフェイス回路(以
下、SIOという)60Vを備え、シリアルデータの入
出力が可能な構成となっている。このSIO60Vは2
チャンネルの入出力をサポートしており、各チャンネル
には232Cドライバ60W,60Xが接続される。従
って、このインタフェイス回路I3の接続コネクタ60
Dは、RS−232C規格に則った2つのDsubコネ
クタ60DA,60DBに分割されている。また、この
インタフェイス回路I3に特有のDIPスイッチ60Y
は、RS−232C規格に準拠した通信を実施するうえ
で必要となる通信条件(例えば、ボーレイト等)を設定
するためのもので、その設定情報はPIO60Lを介し
てCPU60Gへ入力される。
【0055】一方、インタフェイス回路I4は、図7に
示すように、フォトカプラ出力型のインタフェイス回路
であり、インタフェイス回路I2のリレードライバ50
R,50Sに代わってフォトカプラドライバ70V,7
0Wが設けられ、各ドライバ70V,70Wによりフォ
トカプラ70X,70Yが駆動される。
【0056】図8はインタフェイス回路I5の電気回路
ブロック図である。このインタフェイス回路I5は、リ
ミットスイッチやセンサ出力などの接点型情報を長距離
通信に適した電流変化信号に変換するインタフェイス回
路であり、そのハードウェアは、ホトカプラ出力タイプ
のインタフェイス回路I4と、PIO80Lから接続コ
ネクタ80Dまでの構成以外は、同一である。即ち、イ
ンタフェイス回路I5のPIO80Lは、各ポートが入
力ポートとして設定されており、この入力ポートに、レ
シーバ80Wを介して、ホトカプラ80Yの出力が接続
されている。
【0057】接続コネクタ80Dに接続された接点が開
閉すると、ホトカプラ80Yの出力がオン・オフし、レ
シーバ80W,PIO80Lを介して、CPU80G
は、これを読み取ることができる。なお、ホトカプラ8
0Yを用いているのは、外部の回路との絶縁をとるため
である。
【0058】図9は、インタフェイス回路I6の電気回
路ブロック図である。このインタフェイス回路I6は、
このインタフェイス回路I6より下位に接続されている
インタフェイス回路に、電源を供給するためのものであ
る。従って、このインタフェイス回路I6の内部には、
図示するように、商用電源から必要な電源を生成する電
源回路90Hおよびリセット指示回路90Iが設けられ
ているのみであり、上位のインタフェイス回路から送ら
れてきた制御信号は、接続コネクタ90A,90B間を
スルーで通す構成となっている。
【0059】以上のように本実施例の監視装置は、各種
構成のインタフェイス回路I1〜I6を提供しており、
所望の監視システムを構築するために必要な接続機器、
例えば静止画伝送装置MC8,画像情報処理装置RC
2,赤外線センサSlなどの仕様に基づき適当なインタ
フェイス回路I1〜I6を選択し、これらを組み合わせ
ることで多種多様な監視システムを簡単に構築すること
ができる。そして、インタフェイス回路I1〜I6が複
数個使用された複雑な監視システムが構築されようと
も、各インタフェイス回路I2〜I6に用意されるID
スイッチ50O〜90Oの設定により重複しないような
識別コードを設定することで、所望の接続機器の制御を
司るインタフェイス回路I2〜I6を確実に選択し、制
御信号を送信することができる。なお、識別コードは、
上位の3ビットがインタフェイス回路の種類(I2ない
しI6)を示し、下位の5ビットが同一のインタフェイ
ス回路での何番目の回路かを示す。従って、実施例のシ
ステムでは、同一のインタフェイス回路を最大32個ま
で区別して接続することができる
【0060】また、この様に構築される本実施例の監視
装置のメイン制御装置MCのパーソナルコンピュータP
Cおよび各ローカル制御装置の各インタフェイス回路I
2〜I6は、以下に説明する信号生成機能、解読機能を
有しており、後述する監視プログラムからサブルーチン
のごとき形式で読み出されては利用される。以下、監視
プログラムの説明に先行してこの信号生成機能および解
読機能について説明する。
【0061】メイン制御装置MCのパーソナルコンピュ
ータPCの有する信号生成機能とは、事前に行なわれる
登録作業によりランダムアクセスメモリMC13の所定
領域に記憶された制御信号テーブルを利用して、所望の
制御信号を生成する機能である。登録作業は、パーソナ
ルコンピュータPCのマウスMC17やキーボードMC
18cなどの入力装置を操作し、監視システムを構築し
ている特定のインタフェイス回路I2〜I6を指定する
識別コード登録、その識別コードにより指定したインタ
フェイス回路I2〜I6の出力ポートを指定するポート
データ登録、そしてその出力ポートに接続される接続機
器の動作に1:1に対応して決定される制御信号データ
登録を一組とし、この一組のデータを図示するごときテ
ーブル形式でランダムアクセスメモリMC13に記憶さ
せる作業である。こうした登録作業が完了した後に信号
生成機能が作動可能となり、モニタMC15を視認しつ
つマウスMC17を操作して操作指令Xをパーソナルコ
ンピュータPCへ入力すると、その操作指令Xに対応す
る一組の制御信号データを決定し、最終的な制御信号を
生成出力する。
【0062】例えば図10の説明図にその一例を示すよ
うに、マウスMC17の操作指令Xに1:1に対応し
て、ランダムアクセスメモリMC13の所定記憶領域に
記憶された制御信号テーブルから各インタフェイス回路
I2〜I6に付された識別コード、ポートデータおよび
制御信号データが読み出される。そして、これらのデー
タを識別コード、ポートデータ、制御信号データの順序
で拡張ポートMC14bへシリアル転送し、その最終を
示すための最終コードとして制御コード「CR」が付加
される。また、識別コードにより指定するインタフェイ
ス回路I2〜I6に接続される接続機器に連続して情報
を送信する場合には、図10に示すようにポートデータ
と操作態様データとを一組とした信号が複数ブロック
(図では「2ブロック」)作成される。
【0063】パーソナルコンピュータPC側の上記信号
生成機能により、制御バスSBにはマウス操作に応じた
制御信号が送出される。そして、この制御信号を入力す
る各インタフェイス回路I2〜I6は、次に説明する解
読機能によりその制御信号に応じた接続機器の操作を実
行する。
【0064】図11は、各インタフェイス回路I2〜I
6により奏される解読機能のうちインタフェイス回路I
3のそれを例示している。なお、この解読機能に際し
て、前記登録機能と類似した手順によりインタフェイス
回路I3のRAM60Kの所定記憶領域にはポートデー
タおよび制御信号データを一組としたデータと1:1に
対応した出力データが記憶されている。ここで、出力デ
ータとは、インタフェイス回路I3に接続される接続機
器、本実施例ではビデオテープレコーダVRおよび静止
画伝送装置MC8へ実際に出力するデータである。
【0065】インタフェイス回路I3へ制御バスSBを
介して制御信号が送られてくると、そのCPU60Gは
入力コンバータ60Fを介して制御信号を入力し、直ち
に出力コンバータ60Hへその制御信号を出力する。こ
れは、制御信号が自らを指定するものでない場合があ
り、より下位にあるインタフェイス回路I2〜I6に高
速に制御信号を伝達するためである。一方、入力した制
御信号の識別コードおよび自己のIDスイッチ60Oの
設定値を読み込みこれらのデータが一致する場合には、
前述した登録作業によりRAM60Kに格納された解読
テーブルを参照し、その制御信号に含まれているポート
データに対応した接続コネクタから制御信号データに対
応した出力データを出力する。例えば図11では、制御
信号の最初の2byteである識別コードが「ID3−
1」であるため、これに対応するインタフェイス回路I
3が解読機能を作用させ、ポートデータ「A」と制御信
号データ「100」との組み合わせを読み込み、これら
のデータと1:1の対応で予めRAM60Kに記憶され
た解読テーブルから出力データを読み出し、接続コネク
タ60Dの対応するポートから順次出力する。
【0066】図11に示す例では、合計4byteのポ
ートデータおよび制御信号データにより「ビデオテープ
レコーダVRの電源を入れ、自動異常検知(この機能に
ついては後述する)により録画された総ての映像を再生
した後に、ビデオテープレコーダVRの電源を切る」と
いう一連の処理を実行させるための出力データが読みだ
され、これが順次232Cドライバ60Wから出力され
る。即ち、識別コードおよび最終コードを含めて合計7
byteの制御信号は、このパーソナルコンピュータP
Cとインタフェイス回路I3との信号処理により数十あ
るいは数百byteにも及ぶ情報量の出力データとして
接続機器へ出力され、その接続機器に複雑な動作を実行
させることができる。もとより、これらの複雑な動作の
一部または全部をメイン制御装置MC側のパーソナルコ
ンピュータPCで行なうものとし、各インタフェイス回
路I2〜I6には、単純な接続機器への伝達機能のみを
持たせる構成とすることも可能である。
【0067】次に、以上のように構成される本実施例の
監視装置における高度な監視機能について説明する。図
12ないし図15は、メイン制御装置MCのパーソナル
コンピュータPCにより実行される監視プログラムのフ
ローチャートである。なお、この監視プログラムはリー
ドオンリメモリMC12あるいはハードディスクMC1
8aに格納されるプログラムの一部であり、パーソナル
コンピュータPCはこの監視プログラムを公知のオペレ
ーティングシステムの管理下で処理することで、この監
視プログラムと同時並行して、例えばマウスMC17の
操作指令を取り込み、モニタMC15上のマウスポイン
タを移動させたり前記した信号生成機能を起動するなど
の複雑な処理を実行することは言うまでもない。
【0068】監視プログラムは、パーソナルコンピュー
タPCの電源が投入された時点から後述する動作終了処
理が選択されるまでの期間にわたり、ワンチップマイク
ロプロセッサMC11により繰り返し処理され、実行さ
れるプログラムである。このプログラムの処理が開始さ
れるとワンチップマイクロプロセッサMC11は、まず
インタフェイス回路I1を介して各ローカル制御装置L
Cm(具体的には、各ローカル制御装置LCmを構成す
るインタフェイス回路I4)に接続される各接続機器の
電源を所定のシーケンスに従って投入する電源ON指令
を出力する(ステップ100)。
【0069】電源投入のシーケンスは、次の通りであ
る。まずメイン制御装置MCのインタフェイス回路I6
が立ち上がり、ローカル制御装置LC1のインタフェイ
ス回路I4,I5が動作可能な状態となる。パーソナル
コンピュータPCは、所定の時間をおいてからインタフ
ェイス回路I4を介して、ローカル制御装置LC1のリ
モコンリレーRC1にこれをオンとする信号を出力す
る。この結果、リモコンリレーRC1により、ローカル
制御装置LC1の画像情報処理装置RC2,赤外線セン
サS1およびインタフェイス回路I6の電源が投入され
る。
【0070】この結果、次にローカル制御装置LC2の
インタフェイス回路I4が動作可能な状態となり、所定
の時間経過後、制御バスSBを介してインタフェイス回
路I4からローカル制御装置LC2のリモコンリレーR
C1に電源オン指令信号が出力される。こうして、ロー
カル制御装置LC2の各装置に電源が供給されるのは、
ローカル制御装置LC1と同様である。また、次のロー
カル制御装置LC3に関しても、同様のシーケンスによ
り、電源が投入される。このように、メイン制御装置M
Cから順次階上のローカル制御装置LC1,LC2,L
C3と、所定の時間をおいて、電源が投入されて行くの
である。なお、電源断の場合に、上記シーケンスを逆に
辿る形で、順次電源がオフにされる。
【0071】電源投入直後には、所定の手順にて制御信
号を自動作成する自動モード(ステップ200台の処
理)を選択し(ステップ202)、その手順に従って監
視カメラCを自動選択し(ステップ204)、その選択
した監視カメラCからの画像情報をモニタMC15に表
示する(ステップ206)。次に、現在の状態を示すC
G画像を作成し、これも前記画像情報と同時にモニタM
C15へ表示する(ステップ208)。自動モードは、
各階の監視カメラC1n〜C4nからの画像を順次自動
的に表示して行くモードであり、初期設定では、各階の
4台の監視カメラからの画像を4分割画面表示し(表示
方式「4面」)、その表示の切替時間は4秒である。
【0072】図16は、この時のモニタMC15の表示
例を示している。図示するように、モニタMC15左上
の広い領域には画像情報表示部MC15aが設定され、
その表示部に現在アクティブな監視カメラ、例えば4階
の監視カメラC14〜C44からの画像情報が表示され
る。その直下に設定されるメッセージ表示部MC15b
は、後述する自動あるいは手動の緊急処理モードが実行
される際に、予めパーソナルコンピュータPCに記録さ
れている緊急処理の手順が理解容易な形で表示される領
域である。
【0073】モニタMC15の右側上部には、現在画像
情報表示部MC15aに表示されているフロアの監視カ
メラ配置図が表示される配置図表示部MC15cが設定
されており、その監視カメラC14〜C44の監視領域
も同図上に点線にて表示される。配置図表示部MC15
cの下には、CGにて生成された現在の監視状態を表示
する各種の表示部が設けられている。自動モードでは、
切替時間表示部MC15e、表示方式表示部MC15
f、モード表示部MC15gが配置される。これらの表
示部は、択一的に選択可能な監視状態が現在どのような
状態にあるかを強調表示するものであり、例えば切替時
間表示部MC15eでは、実現可能な切替時間「4秒」
「8秒」が表示され、更に現在の設定である「4秒」が
強調表示されている。
【0074】モード表示部MC15gとは、現在の監視
作業が自動モードか手動モードかを表示する領域であ
り、同図では、現在のモードである「自動」が強調表示
されている。なお、切替時間表示部MC15eおよび表
示方式表示部MC15fに選択表示される内容について
は、以下必要に応じて更に詳細に説明する。
【0075】モニタMC15右下部の比較的大きな領域
に配置される非常処理表示部MC15hは、その他の表
示部の表示色彩と大きく異なった際立つ色彩により表示
され、監視作業中に異常が発生したときにこの領域をマ
ウスMC17で選択することで後述する緊急処理が実行
される。モニタMC15右下端部に配置される終了指令
表示部MC15iは、この監視プログラムの終了をマウ
スMC17を用いて指示するための領域である。
【0076】図12のステップ208にて、図16に例
示する画像の表示が完了すると、次に切換時間間隔の変
更指令がなされたか否かを判断し(ステップ210)、
その指令があった場合には画像情報表示部MC15aに
表示する監視カメラC14〜C44を、次のフロア5F
の監視カメラC15〜C45、更にフロア6Fの監視カ
メラC16〜C46、続いてフロア1Fの監視カメラC
11〜C41へと自動的に切り換える時間を、その指令
に応じて4秒/8秒に切り換え設定する(ステップ21
2)。ここで切換時間間隔の変更指令とは、切替時間表
示部MC15eに表示されている「4秒」「8秒」の表
示文字(図16参照)の何れかをマウスMC17により
選択することで簡単に入力される。そして、現在選択さ
れている切換時間「4秒」あるいは「8秒」の何れかが
強調表示される。なお、この切換時間間隔に応じて監視
カメラC1n〜C4nの表示切換が実行されたときに
は、その時の監視状態に応じて前記モニタMC15の配
置図表示部MC15cの表示内容も自動的に変更され
る。
【0077】ステップ210あるいはステップ212に
続いては、映像表示方式の変更指令がなされたか否かを
判断し(ステップ214)、この映像表示方式の変更指
示がなされた場合にはその変更指示に応じて画像情報表
示部MC15aに表示する映像を1画面表示あるいは4
分割画面表示に変更する(ステップ216)。
【0078】ここに言う映像表示方式の変更指示は、表
示方式表示部MC15fに表示される文字「1面」「4
面」のいずれかをマウスMC17で選択することにより
行なわれる。図17は、図16の表示状態から上記変更
指示により1画面表示への変更指示が入力された場合の
表示例である。この表示例に示すように、このときには
画像情報表示部MC15aの全面にわたって現在アクテ
ィブな監視カメラ、例えばカメラC14の撮像した映像
が表示されるとと共に、配置図表示部MC15cに現在
アクティブな監視カメラC14およびその監視領域のみ
が強調表示され、また表示方式表示部MC15fの「1
面」が強調表示される。
【0079】なお、この1画面表示の場合でも、画面は
自動的に所定時間毎に切り換えられて行く。この切替時
間は、切替時間表示部MC15eにより指示された時間
(図17では、4秒)である。この設定に従い、まずそ
のフロアでの監視カメラC14からC24,C34,C
44の順に、更に次のフロアの監視カメラC15へと、
自動的に切り換えられて行く。また、この切替に応じ
て、配置図表示部MC15cの表示内容および監視カメ
ラの表示の強調も変更されて行く。なお、自動モードで
は、現在の表示フロアが何階であるかは、配置図表示部
MC15c内に表示されている。
【0080】この様な映像表示方式の変更(ステップ2
14,ステップ216)に続いては、監視作業の動作モ
ードの変更指示がなされたか否かを判断し(ステップ2
18)、動作モードの変更が指示された場合には手動モ
ード(ステップ300台)へと移行し、それ以外であれ
ばステップ220以下の自動モード処理を継続する。こ
こで、動作モード変更とは、前記切換時間間隔の変更と
ほぼ同様であり、モニタMC15のモード表示部MC1
5gに表示される「自動」「手動」の文字をマウスMC
17のポインタにより適宜選択することにより簡単に実
行され、その文字のうち現在の動作モードに対応する何
れかの文字が強調表示される。手動モードでの動作につ
いては、後で詳述する。
【0081】ステップ220は、モニタMC15の非常
処理表示部MC15hがマウスMC17で選択されたか
否かを判断するステップで、この判断により非常処理表
示部MC15hが選択されたと判断されたときには後述
するステップ400台の手動緊急処理モードへと移行す
る。
【0082】続くステップ222は、赤外線センサSl
からの異常信号が入力されていないかを判断する処理で
あり、何れかの赤外線センサSlが体温に基づく赤外線
を検出したときには後述する緊急処理モード(ステップ
500台)へと移行し、それ以外であればステップ22
4を実行して更に自動異常検知により異常が認められな
いか否かを判断する。
【0083】図18は、ここで実行される自動異常検知
の処理説明図である。監視カメラC1n〜C4nから入
力された画像情報(図18(A))は、パーソナルコン
ピュータPCの所定記憶領域に一旦記憶される。そし
て、この記憶した画像情報を処理し、周辺との相違が大
きな画像情報の一部分を抽出する(図18(B))。即
ち、周辺との相違が大きな画像情報を抽出することで、
図示するような輪郭情報を浮かび上がらせることが可能
となる。そして、この様な処理を同一の監視カメラC1
n〜C4nから入力される僅かな時間経過後の画像情報
についても再度実行し、更に、こうして得られた複数の
輪郭情報の差分を演算することで画像情報に内包される
「動く映像」(図18(C))を抽出することができ
る。そして、この「動く映像」が予め想定されていない
パターンで抽出されたとき、前記ステップ222の赤外
線センサSlの検出結果による異常判定と同様にステッ
プ500台の緊急処理モードへと移行するのである。
【0084】なお、このステップ224による自動異常
検知は、動作/非動作を選択することができ、「動作」
が選択される例えば夜間にのみこのステップ224の処
理を実行し、「非動作」が選択されるそれ以外の時はこ
の処理をパスしてプログラムの実行が進められる。
【0085】ステップ222およびステップ224の判
断処理で異常なしと判定されたときには、モニタMC1
5のメッセージ表示部MC15bのメッセージを消去す
るか否かの判断を行なう(ステップ226)。メッセー
ジは、自動モードにおいて何らかの異常が検知されて、
緊急処理モード(ステップ500台)が実行された場
合、異常発生の事実を報知するために表示されるもので
ある。このメッセージを管理者が認識して、緊急処理モ
ードにより追加される「記録消去」の表示をマウスをク
リックすると、メッセージ表示部MC15bのメッセー
ジを消去する(ステップ228)。緊急処理モードで表
示されるメッセージなどについては、後で詳述する。
【0086】続くステップ230では、動作終了の選択
がなされた否かを判断する。ステップ230の動作終了
の選択判断とは、モニタMC15右下端部に配置される
終了指令表示部MC15i(図16参照)をマウスMC
17を用いて指示して、この監視プログラムの終了を指
令する操作がなされたか否かを判断することであり、未
だこの指示操作がなされていない場合には前記ステップ
204へと戻る。また、この指示操作が実行された場合
には、ステップ600に示す接続機器電源OFFを指令
する制御信号出力処理が実行され、その旨の制御信号が
ローカル制御装置LCmを構成する各インタフェイス回
路I4へ出力されて、既述したシーケンスで接続機器の
電源が順次オフされる。
【0087】次に、ステップ300台の手動モードにつ
いて説明する。前記ステップ218にて手動モードへの
操作がなされたときには、この手動モード(ステップ3
02)へと処理が移り、まず手動モードの画面表示が行
なわれる。この時の画面表示を、図19に示す。手動モ
ードの場合には、自動モードと異なり、切替時間表示部
MC15e,表示方式表示部MC15fはなく、代わっ
てフロア表示部MC15dが表示される。続いて、監視
カメラを手動により選択する処理がなされたか否かを判
断する(ステップ304)。ここで、手動による監視カ
メラの選択とは、フロア表示部MC15dを操作してフ
ロアの選択を行ない、更にそのフロアでの監視カメラを
選択する形で行なわれる。
【0088】選択したフロアでの監視カメラの選択に
は、次の3つの方法がある。一つは、当初4分割画面で
表示される画像情報表示部MC15aの映像の何れかを
マウスMC17でクリックすることにより、第2は、配
置図表示部MC15cに表示される監視カメラC1n〜
C4nの何れかをマウスMC17でクリックすることに
より、最後に、その配置図表示部MC15c中の何れか
の監視領域をマウスMC17でクリックすることにより
行なわれる。この何れかの手動選択操作が行なわれると
パーソナルコンピュータPCは、その手動選択された監
視カメラC1nないしC4nの何れかを選択し(ステッ
プ306)、その選択した監視カメラC1nないしC4
nの何れかからの入力された画像情報をモニタMC15
の画像情報表示部MC15aに表示し(ステップ30
8)、その表示内容に応じて配置図表示部MC15c、
フロア表示部MC15dなどの対応するCG画像を変更
する(ステップ310)。
【0089】この様な監視カメラC1n〜C4nの手動
選択処理(ステップ306〜ステップ310)が完了し
た後、あるいはステップ304にて監視カメラC1n〜
C4nの手動選択処理なされなかったと判定されたとき
には、前記自動モードで説明したステップ218〜ステ
ップ222およびステップ226〜ステップ230と同
様の処理、すなわち動作モードの変更(ステップ31
2)、緊急処理モードの選択(ステップ314)、赤外
線センサSlの検出信号処理(ステップ316)、メッ
セージ消去の判定(ステップ318)、メッセージ消去
処理(ステップ320)および動作終了の選択(ステッ
プ322)を実行し、何れの判断処理にあっても否定的
に判定されたときには再度ステップ302へ戻る。
【0090】即ち、この手動モードにあるときは、外部
のセンサS1からの異常信号の発生時以外は総ての操作
が監視者に委ねられ、何らかの指令入力があるまでは画
像情報表示部MC15aに同一の映像を表示し続け、何
らかの指令入力があった時には、その指示入力に応じた
監視カメラの映像をその指示入力に応じた態様で画像情
報表示部MC15aに表示する。
【0091】次に、ステップ400台の手動緊急処理モ
ードについて説明する。図14は、前記ステップ220
あるいはステップ314の判断処理により、モニタMC
15の非常処理表示部MC15hがマウスMC17で選
択されたときに処理される手動緊急処理モードのフロー
チャートである。手動緊急処理モードは、監視者が自動
モードもしくは手動モードで監視を行なっているとき
に、何らかの異常を監視カメラC1nないしC4nの画
像の中に発見したとき、ビデオテープレコーダVRに画
像を録画するなど、予め定められた手順を自動的に行な
わせたり、あるいは監視者が異常の追尾を行なうといっ
た目的に起動される。
【0092】この手動緊急処理モードに入るとパーソナ
ルコンピュータPCは、その時点で選択されている監視
カメラの映像と配置図とを固定して、即ち手動緊急処理
モードに自動モードから入った場合、自動切替を停止し
て、現在画像情報表示部MC15aに表示している監視
場所や日時などの異常情報をメッセージ表示部MC15
bに表示する(ステップ404)。図20は、この様な
緊急時のモニタMC15の表示例である。この時は画面
右下の領域に、元の監視モード(自動モードもしくは手
動モード)へ復帰するための復帰表示部MC15mが表
示され、この領域をマウスMC17で操作することで後
述する手動復帰の選択が実行される。
【0093】ステップ404の次には、ビデオテープレ
コーダVRの録画を開始し(ステップ406)、静止画
伝送装置MC8を用いて静止画の取込みおよび伝送を実
行する(ステップ408)。そして、続くステップ41
0〜ステップ416が処理され、フロア表示部MC15
dをマウスをクリックして行なうフロアに設置された4
台の監視カメラの選択および監視カメラからの画像の4
分割表示、もしくはフロアの監視カメラC1n〜C4n
の手動選択などの処理が行なわれる。即ち、異常追尾の
目的のため、手動緊急処理モードでは、監視カメラの選
択権は監視者に委ねられるのである。
【0094】続いて、赤外線センサSlから異常信号が
入力されていないかを判断し(ステップ418)、異常
信号が入力されている場合には後述する緊急モードへと
移行する。一方、赤外線センサSlから異常信号が入力
されない場合には、「復帰」指令の入力がされたか否か
を判断し(ステップ420)、未だに復帰指令がなされ
ていない時には再度ステップ410へと戻る。また、復
帰指令がなされた場合には、ビデオテープレコーダVR
や静止画伝送装置MC8を停止し(ステップ422)、
またモニタMC15の表示画面を前述した通常のモード
へ変更し、それまで実施していた自動モードあるいは手
動モードへ復帰する。
【0095】図15は、自動モードでのステップ22
2,224、手動モードでのステップ316、そして手
動緊急処理モードでのステップ418の判断処理により
実行される緊急処理モードのフローチャートである。こ
のモードは、センサS1による検出結果や画像の解析に
より、何らかの異常の可能性が、自動的に検出された場
合に実行される。
【0096】この動作モードに入ると、異常が検出され
た監視カメラC1n〜C4nが特定され(ステップ50
4)、その監視カメラからの映像をモニタMC15に表
示する(ステップ506)。続いてCG画像を図21に
示すように緊急時用の表示態様とし(ステップ50
8)、メッセージ表示部MC15bに異常情報を表示す
る(ステップ510)。なお、この時のメッセージの一
例としては、異常発生のフロアや関係する監視カメラの
番号、異常発生の時刻等の表示の他、「200番へ通報
してください」と警備会社や警察への電話番号を案内す
るなど、いわゆる緊急時マニュアルを具体的に再現する
方法も好ましい。
【0097】そして、警報発令(ステップ512)、ビ
デオテープレコーダVR作動(ステップ514)、静止
画伝送装置MC8作動(ステップ516)などの緊急時
に必要な一連の処理が自動的に実行される。また、この
様な緊急状態において、監視者が不在の場合には、異常
状態が解消すれば、通常の自動モードでの監視に戻るの
が通常である。そこで、その後引き続いて異常状態が検
出されるのでなければ、元のモードに自動的に復帰する
ために、自動復帰タイマを始動させ(ステップ51
8)、そのタイマ内容をモニタMC15に表示する(ス
テップ520)。実施例では、このタイマの設定は3分
であり、メッセージ表示部MC15bに、復帰までの時
間が他のメッセージと共に表示される。
【0098】次に、マウスMC17による指示操作の有
無が判断され、何らかの操作がなされた場合にはステッ
プ540以降の処理に分岐する。一方、マウスMC17
が操作がなされていない時は、赤外線センサSlからの
異常検出があるかを判断し(ステップ524)、異常検
出があれば再度ステップ502へ戻る。
【0099】赤外線センサSlからの異常検出が無い場
合には、自動復帰タイマが3分を計時したか(ステップ
526)あるいは復帰処理表示部MC15m(図21参
照)が操作されて手動による復帰指令が入力されたか
(ステップ528)を判断し、その何れでも無い場合に
はステップ522へと戻る。一方、その何れかの判断が
肯定的となった場合にはビデオテープレコーダVRなど
を停止し(ステップ530)、モニタMC15の表示内
容を通常モードに戻し、更に表示したメッセージの消去
を指示するための記録消去部MC15jを追加表示して
(ステップ532)、自動モードあるいは手動モードへ
復帰する。
【0100】ここで追加表示される記録消去部MC15
jは、自動モードあるいは手動モードに戻った後も、メ
ッセージ表示部MC15bに表示された異常の内容と共
に表示され続ける。監視者が不在の間に生じた異常につ
いては、図22に示すように、メッセージ表示部MC1
5bに表示され続けるので、監視者は、不在中の異常の
発生を確実に認識できる。監視者は、異常の内容を、ビ
デオテープレコーダVR等を再生することにより具体的
に確認することができる。その後、異常の内容に関する
メッセージが不要となって、監視者が、記録消去部MC
15jをマウスでクリックすると、既に説明した監視プ
ログラム(図13)のステップ226,228またはス
テップ318,320により、メッセージ表示部MC1
5bの表示および記録消去部MC15jの表示は消去さ
れる。
【0101】図15の説明に戻って、ステップ522で
マウス操作が検出されたときには、監視者がいると判断
できるので、パーソナルコンピュータPCはその総ての
監視処理を監視者に委ね、自動復帰タイマを停止し、そ
の表示をモニタMC15上から消去する(ステップ54
0)。そして、続くステップ542〜ステップ548が
処理され、前記した手動モードでの特有な処理である監
視カメラC1n〜C4nの手動選択(ステップ304〜
ステップ310)と同様、監視カメラの選択権が監視者
に委ねられる。
【0102】次に、赤外線センサSlからの新たな異常
信号の入力の有無が判断され(ステップ550)、異常
信号が入力されていれば前記ステップ502へと戻り、
それ以外であれば手動による復帰指令が入力されるまで
前記ステップ542〜ステップ550の処理を繰り返し
実行する(ステップ552)。また、手動操作による復
帰指令が入力されたときには、前記ステップ530,5
32の処理を実行した後、自動モードあるいは手動モー
ドへ復帰する。
【0103】以上説明したように本実施例の監視装置に
よれば、監視カメラからの映像がモニタMC15上に映
し出されることは勿論のこと、そのモニタMC15上に
同時に表示されるCGの所望部分をマウスMC17で選
択指示することで高度な監視作業を簡単に実行すること
ができる。即ち、複雑なキー操作などを長い時間をかけ
て修得する必要が無く、監視者の熟練度にかかわらず高
度な監視作業を行なうことができる。
【0104】また、監視作業を実行するに際し、監視作
業に伴う総ての入力作業がマウスMC17により実行可
能である。このため、入力作業中にもモニタMC15か
ら目を離す必要が無くなり、監視作業を常時継続するこ
とが可能となる。
【0105】この様な高度の情報処理が可能な監視装置
は、共通するインタフェイス回路I1〜I6を適宜組み
合わせて構成されており、その基本となるインタフェイ
ス回路I1〜I6を用意するだけで多種多様な監視シス
テムを簡単に構築することができる。しかも、インタフ
ェイス回路I2〜I6は、僅かな情報量の制御信号を解
読して複雑な接続機器の制御を実行する機能を有してお
り、メイン制御装置MCとして小型で安価なパーソナル
コンピュータPCを用いることが可能となった。
【0106】更に、インタフェイス回路I1とインタフ
ェイス回路I2〜I6との間のデータ通信方式に電流値
の変化として情報を表現する方式を採用しているため、
RS−232C規格のパーソナルコンピュータPCを採
用しているにもかかわらず、最大通信距離が数百mにも
及ぶ通信が可能となる。また、インタフェイス回路I1
の電源回路40Hにて作られた直流電源を制御バスSB
を介して各インタフェイス回路I2〜I6へ供給するた
め、インタフェイス回路の設置にあたって電源線その他
の煩わしい接続が省略される。
【0107】また、モニタMC15の表示内容は、単な
る監視カメラからの映像表示に留まらず、監視カメラ配
置図の同時表示、その配置図中に表示される監視カメラ
の監視領域、映し出されている映像を撮像した監視カメ
ラの強調表示など、監視状態の確認が図解表示により瞬
時に理解される。しかも、この表示がそのまま監視カメ
ラの選択などのコマンドの入力として機能するので、そ
の使い勝手は極めて良好である。特に、監視カメラ自体
を選択するのではなく、その視野を選択することで該当
する監視カメラからの画像が表示される構成は、使用者
が見たいと考える領域を選択するだけでよいことから、
直感的な操作を可能にするなど、極めて優れたものであ
る。
【0108】一方、緊急状態が発生した場合には、本発
明の監視装置は、その緊急状態に備えて予め定められた
メッセージや各接続機器の動作が自動的に実行する。従
って、監視者は瞬時にして的確な異常対応を取ることが
できる。また、輪郭抽出による自動的な異常検出を採用
していることから、監視領域の明るさが自動車のライ
ト、雷、ネオンサインなどにより変化しても誤動作する
ことがなく、高精度の異常検出が可能となている。
【0109】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない各種の態様により実施し得る
ことは勿論である。例えば、パーソナルコンピュータP
Cとして汎用のパーソナルコンピュータに代えて専用の
回路を採用し、各ローカル制御装置LCmごとに専用の
回路構成を採用してもよい。また、マウスMC17に替
えて、同じくモニタMC15上の映像を確認しながら入
力作業ができるタッチパネルなどその他の入力機器を用
いてもよい。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明の監視装置
は、監視カメラからの映像および高度な監視作業を行な
うためのコマンドの双方が少なくとも特定のタイミング
ではモニタ上に共に表示され、このモニタ上の所定のコ
マンドを選択することで監視作業が行なわれる。従っ
て、複雑なコマンド体系を記憶する必要がなく、誰にで
も高度の監視作業を簡単に行なうことができる。しか
も、モニタのみで監視作業を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である監視装置の全体構成ブ
ロック図である。
【図2】その監視装置のメイン制御装置MCの電気回路
ブロック図である。
【図3】そのインタフェイス回路I1の電気回路ブロッ
ク図である。
【図4】そのインタフェイス回路I2の平面図、正面図
および左右の側面図である。
【図5】そのインタフェイス回路I2の電気回路ブロッ
ク図である。
【図6】そのインタフェイス回路I3の電気回路ブロッ
ク図である。
【図7】そのインタフェイス回路I4の電気回路ブロッ
ク図である。
【図8】そのインタフェイス回路I5の電気回路ブロッ
ク図である。
【図9】そのインタフェイス回路I6の電気回路ブロッ
ク図である。
【図10】そのメイン制御装置MCにて奏させる信号生
成機能の説明図である。
【図11】そのインタフェイス回路にて奏される解読機
能の説明図である。
【図12】そのメイン制御装置MCにて処理される監視
プログラムのうち自動モードおよび手動モードの一部を
示すフローチャートである。
【図13】同じくその残りを示すフローチャートであ
る。
【図14】その監視プログラムのうち手動緊急処理モー
ドのフローチャートである。
【図15】その監視プログラムのうち緊急処理モードの
フローチャートである。
【図16】自動モードによるモニタMC15の表示内容
説明図である。
【図17】表示方式の変更に伴うモニタMC15の表示
内容説明図である。
【図18】輪郭抽出による自動異常検出の信号処理過程
の説明図である。
【図19】手動処理モードでのモニタMC15の表示内
容説明図である。
【図20】非常処理により録画が行なわれる場合のモニ
タMC15の表示の説明図である。
【図21】異常を自動的に検出して異常処理モードに入
った場合のモニタMC15の表示内容説明図である。
【図22】緊急処理モードから自動モードに復帰した後
のモニタMC15の表示内容説明図である。
【符号の説明】
40A…Dsub雄コネクタ 40B…Dsub雌コネクタ 50A…筐体 50B…INコネクタ 50C…OUTコネクタ 50D…接続コネクタ C1n〜4n…監視カメラ I1…インタフェイス回路 I2…インタフェイス回路 I3…インタフェイス回路 I4…インタフェイス回路 I5…インタフェイス回路 I6…インタフェイス回路 LC1…ローカル制御装置 LC2…ローカル制御装置 LC3…ローカル制御装置 LCm…ローカル制御装置 MC…メイン制御装置 MC11…ワンチップマイクロプロセッサ MC12…リードオンリメモリ MC13…ランダムアクセスメモリ MC14…入出力インタフェイス MC14a…拡張ポート MC14b…拡張ポート MC15…モニタ MC15a…画像情報表示部 MC15b…メッセージ表示部 MC15c…配置図表示部 MC15d…フロア表示部 MC15e…切換時間表示部 MC15f…表示方式表示部 MC15g…モード表示部 MC15h…非常処理表示部 MC15i…終了指令表示部 MC15j…記録消去部 MC15m…復帰処理表示部 MC17…マウス MC18…マウスコントローラ MC18a…ハードディスク MC18c…キーボード MC2…キャプチャボード MC8…静止画伝送装置 PC…パーソナルコンピュータ RC1…リモコンリレー RC2…画像情報処理装置 Ry1〜8…リレー SB…制御バス Sl…赤外線センサ TL…電話回線 TV…テレビ VR…ビデオテープレコーダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示可能なモニタと、 監視領域を撮像する監視カメラと、 該監視カメラからの映像および該監視カメラの動作制御
    を含む各種コマンドを、少なくとも特定のタイミングで
    は前記モニタ上に共に表示する表示制御手段と、 前記モニタ上に該表示制御手段により表示されたの所定
    のコマンドを選択する選択手段と、 該選択された所定のコマンドに応じて、少なくとも前記
    監視カメラからの画像表示の状態の切り換えを含む所定
    の動作を実現する制御手段とを備える監視装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段が、前記監視カメラからの
    映像を前記各種コマンドの選択に用い、 制御手段が、該監視カメラからの映像の少なくとも一部
    が選択されたときその映像に応じた動作を実現する請求
    項1記載の監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の監視装置であって、 前記監視カメラからの映像に所定の画像処理を施し、前
    記監視領域に発生した異常を検出する異常検出手段を備
    えると共に、 該検出結果に基づいて、前記制御手段を動作させる構成
    を備えた監視装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の画像処理が、前記監視カメラ
    からの映像の輪郭を抽出し、その輪郭の変化から前記監
    視領域に発生した異常を検出する請求項3記載の監視装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記監視領域に発生し
    た異常を検出した時あるいは前記各種コマンドから異常
    処理が選択された時、予め定められた制御手順に基づい
    た異常対応処理を実行する請求項1ないし請求項4のい
    ずれか記載の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記監視カメラの設置図を前記モニタ上
    に表示すると共に、前記監視カメラの撮像範囲を該設置
    図に視覚的に表示する監視カメラ表示手段を備えた請求
    項1ないし請求項5のいずれか記載の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記監視カメラ表示手段が、前記監視カ
    メラもしくはその監視領域の少なくとも一部を、前記各
    種コマンドの一つである監視領域設定コマンドとして定
    義して表示したなる請求項6記載の監視装置。
JP4268016A 1992-09-09 1992-09-09 監視装置 Expired - Fee Related JP2791411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268016A JP2791411B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268016A JP2791411B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 監視装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27414196A Division JP3215057B2 (ja) 1996-09-24 1996-09-24 監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0696378A true JPH0696378A (ja) 1994-04-08
JP2791411B2 JP2791411B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=17452730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4268016A Expired - Fee Related JP2791411B2 (ja) 1992-09-09 1992-09-09 監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2791411B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832962A (ja) * 1994-07-20 1996-02-02 Seiko Epson Corp 動画映像信号の圧縮/伸長装置
US6002995A (en) * 1995-12-19 1999-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for displaying control information of cameras connected to a network
JP2001216590A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Toshiba Corp 放流警報操作卓及びテレメータのディスプレイ卓
WO2005013620A1 (ja) * 2003-08-01 2005-02-10 Cobalt Limited Partnership 遠隔監視システム
WO2006006465A1 (ja) * 2004-07-12 2006-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. カメラ制御装置
WO2006038650A1 (ja) * 2004-10-06 2006-04-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 監視装置
WO2006098378A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Yokogawa Electric Corporation 画像編集装置
WO2007029690A1 (ja) * 2005-09-09 2007-03-15 Toa Corporation 監視システムおよびその制御装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58179080A (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 Matsushita Electric Works Ltd 映像センサ
JPH01138872A (ja) * 1987-11-26 1989-05-31 Matsushita Electric Works Ltd 監視装置
JPH0365795A (ja) * 1989-08-03 1991-03-20 Toshiba Corp プロセス監視装置
JPH0468893A (ja) * 1990-07-06 1992-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 遠隔制御カメラの撮影位置決定方法およびカメラ遠隔制御システム
JPH04317288A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Hitachi Ltd 監視システム
JPH0620175A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Hitachi Ltd 監視装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58179080A (ja) * 1982-04-15 1983-10-20 Matsushita Electric Works Ltd 映像センサ
JPH01138872A (ja) * 1987-11-26 1989-05-31 Matsushita Electric Works Ltd 監視装置
JPH0365795A (ja) * 1989-08-03 1991-03-20 Toshiba Corp プロセス監視装置
JPH0468893A (ja) * 1990-07-06 1992-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 遠隔制御カメラの撮影位置決定方法およびカメラ遠隔制御システム
JPH04317288A (ja) * 1991-04-17 1992-11-09 Hitachi Ltd 監視システム
JPH0620175A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Hitachi Ltd 監視装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832962A (ja) * 1994-07-20 1996-02-02 Seiko Epson Corp 動画映像信号の圧縮/伸長装置
US6002995A (en) * 1995-12-19 1999-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for displaying control information of cameras connected to a network
JP2001216590A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Toshiba Corp 放流警報操作卓及びテレメータのディスプレイ卓
WO2005013620A1 (ja) * 2003-08-01 2005-02-10 Cobalt Limited Partnership 遠隔監視システム
JP4583258B2 (ja) * 2004-07-12 2010-11-17 パナソニック株式会社 カメラ制御装置
JP2006054854A (ja) * 2004-07-12 2006-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd カメラ制御装置
WO2006006465A1 (ja) * 2004-07-12 2006-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. カメラ制御装置
US8085298B2 (en) 2004-07-12 2011-12-27 Panasonic Corporation Camera control device
WO2006038650A1 (ja) * 2004-10-06 2006-04-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 監視装置
JP2006109118A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 監視装置
JP4624059B2 (ja) * 2004-10-06 2011-02-02 パナソニック株式会社 監視装置
WO2006098378A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Yokogawa Electric Corporation 画像編集装置
JP2006259784A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yokogawa Electric Corp 画像編集装置
WO2007029690A1 (ja) * 2005-09-09 2007-03-15 Toa Corporation 監視システムおよびその制御装置
JP2007074621A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Toa Corp 監視システムおよびその制御装置
JP4723960B2 (ja) * 2005-09-09 2011-07-13 ティーオーエー株式会社 監視システムおよびその制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2791411B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2501150B1 (en) Remote control apparatus, remote control system and remote control method
EP0390041B1 (en) Remote-control apparatus for electronics apparatus
KR101344120B1 (ko) 가상 원격 제어기
US6768519B2 (en) Reproducible matrix switch settings of a video signal processing apparatus
EP0781049B1 (en) Apparatus and method for controlling a plurality of remote cameras
US20010019360A1 (en) Camera control system and camera control apparatus
US6670984B1 (en) Camera control system controlling different types of cameras
US20030222982A1 (en) Integrated video/data information system and method for application to commercial vehicles to enhance driver awareness
US8675057B2 (en) Obtaining consumer electronic device state information
US20010030597A1 (en) Home electronics system enabling display of state of controlled devices in various manners
US20100097471A1 (en) Automated way to effectively handle an alarm event in the security applications
CN102665124B (zh) 基于机顶盒的学习型遥控系统及学习遥控方法
JP2791411B2 (ja) 監視装置
JP3862431B2 (ja) 双方向リモートコントロールシステム
JP3215057B2 (ja) 監視装置
CN104658218A (zh) 用于遥控家用电器的移动终端及其遥控编码设置方法
US20090303328A1 (en) Surveillance system and control apparatus therefor
US6983419B1 (en) Communication apparatus, its control method, and storage medium
EP0895421A2 (en) Camera control system controlling different types of cameras
JP2001309457A (ja) 家庭内ネットワークシステム及び家庭内ネットワークに使用するリモートコントロール装置
CN205356548U (zh) 一种交互录播系统
JPH10188177A (ja) 防災受信機の通信遠隔制御システム
US6717611B2 (en) Multiple channel video recording using a single video bus
KR101741964B1 (ko) 영상 및 데이터의 동시 통신을 위한 스마트 제어보드를 이용한 원격지 제어 시스템 및 방법
JP2002305527A (ja) 機器接続状態表示装置、並びに該装置における機器接続状態の表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980428

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110619

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees