JPH0696321A - コイン筒モニタ及び制御装置 - Google Patents

コイン筒モニタ及び制御装置

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JPH0696321A
JPH0696321A JP3274625A JP27462591A JPH0696321A JP H0696321 A JPH0696321 A JP H0696321A JP 3274625 A JP3274625 A JP 3274625A JP 27462591 A JP27462591 A JP 27462591A JP H0696321 A JPH0696321 A JP H0696321A
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JP
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coin
coins
cylinder
signal
tube
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JP3274625A
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English (en)
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Joseph L Levasseur
エル レバセール ジヨセフ
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Coin Acceptors Inc
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F5/00Coin-actuated mechanisms; Interlocks
    • G07F5/24Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D1/00Coin dispensers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S367/00Communications, electrical: acoustic wave systems and devices
    • Y10S367/908Material level detection, e.g. liquid level

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイン筒内のコイン数をモニタ及び制御する
ための装置において、コイン筒のそばに設けられた最小
限の検出装置と電子回路装置とにより複数のコイン筒内
の各コイン数をそれぞれモニタ及び制御できるような装
置を提供する。 【構成】 コインがコイン筒に入る時点で第1の信号を
出す装置18と、コイン筒の中へ落ちるコインが筒内に
たまったコイン積層体にぶつかる時点で第2の信号を出
す装置22と、第1及び第2の信号を出す装置に接続さ
れた電子回路装置14とを備え、電子回路装置14が第
1の信号の前縁と第2の信号の前縁との間の期間を確定
する装置と、確定された期間からコイン筒内のコイン数
を確定するルックアップ表とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイン筒内のコイン
類をモニタする装置に関し、特にコイン筒内のコイン数
を測定し新しく投入されたコインがどこへ導かれるかを
制御するために、コイン筒内のコインをモニタして或る
コインの動きを検出する音響的手段を用いる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動販売機から釣銭と返却金を支払うた
めにまたコイン筒内のコインの最小数を維持するため
に、コイン筒内に残っているコイン数を測定かつ制御す
るために、多くの装置がコイン筒内のコイン類をモニタ
するために用いられている。大体において公知のコイン
筒制御及びモニタ装置は、コイン筒内のコインの存在を
検出する機械的なコインセンサ又は触針のような機械的
装置、及び物理的、電気的、光学的又は磁気的にコイン
筒内のコインの存在を検出するスイッチ、光学装置、イ
ンダクタ及びホール効果センサを含んでいる。この種の
装置は一般に触針又はスイッチの状態又は光ビームの存
否又はホール効果デバイスの状態により、コイン筒内の
コイン及び/又はコイン数を検出するのに下限又は上限
の基準に基づいて作動する。この種の装置はコイン筒が
顧客へ釣銭を支払うべく作動できるために筒内に十分な
コインを有するかどうかを測定するために用いられる。
これらの装置のうちの或るものはコインの存在を検出す
るためにコイン筒に沿って頂部、底部及び中間位置に設
けられている。加えるにコイン筒に沿って中間位置に設
けられたセンサを用いるこの種の装置は、この中間レベ
ルを超えるコイン筒の自動充填を制限するために用いら
れる。機械的触針、スイッチ、光センサ、インダクタ及
びホール効果デバイスは破損、故障、停止及びコインの
動きとの干渉を被りやすいことを含む明らかな欠点と限
界を有する。これらの装置はまた比較的高価であり電子
回路装置に比べて動きが遅く、また詰まりを比較的起こ
しやすく頻繁な保守と修理を必要とする。公知のモニタ
装置のこれらの条件及び限界のすべては装置の有用性を
制限し、比較的頻度の高い修理及び保守を招き、コイン
筒特に自動販売機で釣銭の支払いのために用いられるコ
イン筒を作動させ維持するための費用を増加させる。自
動販売機のコイン筒はコインを払い戻しのためにためる
ように選ばれたありふれた装置であるので、コイン筒が
できる限り開放されておりかつ保守及び詰まりから解放
されることが重要である。投入されたコインがコイン筒
のうちの一つへ送られるべきか又は現金箱へ送られるべ
きかを決定するために、いくつのコインがコイン筒内に
存在するかを常に知ることも重要である。
【0003】コイン筒内のコイン類をモニタするこの種
の装置がアメリカ合衆国特許第4587984 号明細書から知
られている。この装置は所定の維持すべき量を確保する
ようにコインを加え及び減らすことにより、一つ以上の
コイン筒内のコインの必要な総数を維持する。この装置
が適当に働くためには各コイン筒内に蓄えられたコイン
の所定数を知らなければならない。行われた投入、払い
戻されたコイン、及びコイン筒へ導かれた投入コイン数
と現金箱へ送られたコイン数との差の結果として別の販
売制御装置から与えられたデータが、コイン筒内に残っ
ているコイン数を測定するために用いられる。各コイン
筒内に蓄えられるべきコインの所定の最大数及び最小数
は、自動販売機内の適当な箇所へコインを導くために用
いられる。
【0004】コイン筒内のコイン類をモニタする別の装
置がアメリカ合衆国特許第4491140号明細書に記載され
ており、それでは所定レベル検出器が釣銭ありを示すと
きには常に、各コイン筒のただ一つのレベルが必要な総
数に対し訂正を提供するために検出されるにすぎない。
この装置はコイン筒内のコインの現在の推定勘定を維持
する。この装置はまたコイン筒内のコイン数が所定数以
上であるかどうかを測定するセンサを備える。コイン筒
内のコイン数が所定数以上であれば現在の推定勘定が修
正される。
【0005】従来の装置の種々の限界は、蓄積容量の増
加をもたらす増大された高さ及び数を有するコイン筒の
使用を考慮するときに判明する。釣銭支払いに対する要
求が一つの売り値状態から他の売り値状態へ或る額面の
コイン及び紙幣の受け入れを伴って変化し、もし高額面
の通貨を受け入れ釣銭を支払うために最高額面のコイン
を用いないならば、コイン筒の最大量及び最小量の融通
性を提供することが望ましい。加えるにコイン筒の数が
自動販売機の種々の要求に基づき増すときに、従来の装
置は多くの回路特に応答回路をつけ加えるために変更し
なければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の基本的な課
題は、一つ以上のコイン筒内のコイン数をモニタ及び制
御するための新しい装置の構造及び動作を提供すること
にある。
【0007】別の重要な課題は、コインがコイン筒に入
るときに、また筒内のコインにぶつかるときに、コイン
により行われる或る動き又は衝突を検出する音響装置に
より、コイン筒内でのコインの動きを検出することにあ
る。
【0008】別の課題は、同じ音響検出装置を用いてコ
イン筒内でのコインの一つ以上の動きを音響的に検出す
ることである。
【0009】別の課題は、コイン筒内のコインの所望の
レベル又は数を維持する改良された装置を提供すること
にある。
【0010】別の課題は、コイン筒内でコインを検出又
は探触する必要無しにコイン筒内に残っているコイン数
を知ることにある。
【0011】別の課題は、自動販売機内の各コイン筒で
払い出し又は払い戻しのために利用可能なコイン数を電
子的にモニタ及び制御する装置を提供することにある。
【0012】別の課題は、最小限の応答回路を用いて一
つ以上のコイン筒内のコイン数をモニタ及び制御する装
置を提供することにある。
【0013】別の課題は、販売装置及び他のコイン制御
装置の保守を軽減することにある。
【0014】別の課題は、自動販売機で用いられるコイ
ン筒の構造を簡単化することにある。
【0015】別の課題は、自動販売機で用いられるコイ
ン筒内でのコイン詰まりのおそれを低減することにあ
る。
【0016】別の課題は、既存の販売制御回路と互換性
のある改良されたコイン筒モニタ及び制御装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの課題はこの発明
に基づき、コインがコイン筒に入る時点で第1の信号を
出す装置と、コイン筒の中へ落ちるコインが筒内にたま
ったコイン積層体にぶつかる時点で第2の信号を出す装
置と、第1及び第2の信号を出す装置に接続された電子
回路装置とを備え、第1の信号の前縁はコインがコイン
筒に入ったと考えられる時点を表し、第2の信号の前縁
はコインが積層体にぶつかる時点を表し、電子回路装置
が第1の信号の前縁と第2の信号の前縁との間の期間を
確定する装置と、確定された期間からコイン筒内のコイ
ン数を確定するルックアップ表とを備えることにより解
決される。
【0018】
【実施例】次にこの発明に基づくコイン筒モニタ及び制
御装置の複数の実施例を示す図面により、この発明を詳
細に説明する。
【0019】図1において、符号10は払い戻し、返金
及び精算のために使用すべきコインをためるコイン筒を
備える販売制御装置で用いるためのコイン筒モニタ及び
制御装置である。これらに関連するコイン筒を備える回
路10はこの発明の有利な実施例に基づき構成かつ接続
され、回路要素の多くはマイクロプロセッサ又は類似の
デバイスで具体化することができる。回路10は説明の
ために、三つの異なる額面のコインすなわち5セントコ
イン、10セントコイン及び25セントコインの認識、
蓄積及びモニタのための装置、及び投入されたそれぞれ
異なる額面のコインとその或る動きを表す信号を発生さ
せるための装置を有するとして示されている。例えば回
路はそれぞれ投入されたコインの受け入れ可能性、有効
性及び額面を決定できるもとになるデータを検出するた
めに用いられるコイン検出装置12を備える。この種の
検出装置はよく知られておりそれ自体この発明の一部で
はない。コイン検出装置12は導線16により払い出し
制御装置14に接続されている。真の又は本物のコイン
が投入されたことが確認されたときは常に、信号が払い
出し制御装置又はマイクロプロセッサ14へコイン検出
装置12により導線16を経て送られる。加えるにコイ
ンの額面が判定されたときに、コイン検出装置12は投
入されたコインの額面を示す信号を導線16を経て払い
出し制御装置14へ与える。用いられるコイン及びコイ
ン筒の数は各コイン交換機の要求に基づき変化し、回路
10は異なる額面のコインの数の多少に適合するように
作ることができる。
【0020】回路10はまた導線20を経て払い出し制
御装置14に接続された別のコインセンサ18を備え
る。コインセンサ18は投入されたコインのコイン筒へ
の通過を光により検出する光検出器であるとして示され
ている。ただ一つのコインセンサ18だけが図1に示さ
れているけれど、一つのこの種のコインセンサ18が各
コイン筒に付設されていることを理解すべきである。回
路10は導線24を経て払い出し制御装置14へ接続さ
れた更に別のコインセンサ22を備える。この構造では
コインセンサ22は、投入されたコインのその運動経路
に沿って種々の要素にぶつかるときに、投入されたコイ
ンにより発せられる或る種の音又は周波数を検出する音
響センサである。センサ22は衝突時のコイン振動の周
波数を含む周波数域に応答するように作ることができ
る。
【0021】払い出し制御装置又はマイクロプロセッサ
14は図示の導線26、28、30のような種々の出力
接続線を有し、これらの導線はコインが払い戻しのため
に蓄積される種々の額面のコイン筒に付設されたそれぞ
れの払い出し電動機又はソレノイド(図示されていな
い)に接続されている。例えば信号が導線26に与えら
れるたびに、これに関連する払い戻し電動機又はソレノ
イドが25セントコイン筒から1個の25セントコイン
を払い戻すために付勢される。同様に信号が導線28に
与えられるときに、電動機又はソレノイドが5セントコ
イン筒から5セントコインを払い戻すために付勢され、
信号が導線30に与えられるときに、電動機又はソレノ
イドが10セントコイン筒から10セントコインを払い
戻すために付勢される。
【0022】払い出し制御装置14はそれぞれゲートA
及びゲートBのための制御部へ接続された導線32、3
4上の二つの別の出力接続線を有し、両ゲートは図2に
示されている。これらのゲートは、本物のコインがコイ
ン検出装置12により検出されたかどうか、及びコイン
筒がいっぱいであるか又は少なくとも所定のコイン最大
数を蓄えているかどうかに基づき、開閉するように動か
される。例えばゲートAに対する制御は本物の投入され
たコインをそれぞれの額面のコイン筒に入るように導く
か又はこれを妨げるように働き、ゲートBは本物の投入
されたコインを現金箱のような自動販売機内の他の箇所
へ行くように導くか又はこれを妨げるように働く。
【0023】図2は自動販売機又は類似の装置で用いる
ためのコイン筒38、40、42を備えるコイン釣銭機
36の配置を示す。コイン筒38、40、42は25セ
ント、5セント及び10セントコインの受け入れのため
に用いられ、各筒はコインを受け入れこれをコイン筒3
8、40、42中へ導くためにそれぞれ上端に設けられ
た孔44、46、48を有する。各コイン筒38、4
0、42はまた、導線26、28、30を経て送られる
信号に応じて払い戻し又は返金のための時点で一つ以上
のコインを放出するために、それぞれの電動機又はソレ
ノイドにより操作可能な装置を下端部に有する。
【0024】コイン50は釣銭機への入口52を経て投
入され、上側傾斜面54を転がり降りコイン検出装置1
2を通過する。コイン検出装置12は、投入されたコイ
ン50が受け入れ可能か又は本物であるかどうか及び額
面はいくらかを判定する回路装置に接続されている。こ
の情報は払い出し制御装置14へ送られる。もしコイン
50が本物であり受け入れ可能ならば、払い出し装置1
4はコインをどこへ例えばコイン筒38、40、42の
うちの一つ又は現金箱56へ送るべきであるかを制御す
るように働く。もし払い出し制御装置14がコイン50
をコイン筒38、40、42のうちの一つへ送るべきで
あることを決定するならば、信号がゲートAを働かせる
か又は開くために導線32を経て送られる。払い出し制
御装置14がコインを現金箱56へ送るべきであること
を決定するときは、コイン50が矢印58で示された経
路に沿って現金箱56へ導かれるように、信号がゲート
Bを働かせるか又は開くためにリード線34を経て送ら
れる。
【0025】各コイン筒38、40、42は顧客への次
の払い出し又は払い戻しのために蓄えられたコイン積層
体を収容する。コイン筒38は25セントコイン積層体
60を収容し、コイン筒40は5セイントコイン積層体
62を収容し、コイン筒42は10セントコイン積層体
64を収容する。
【0026】もし投入されたコイン50はゲートAを通
過して導かれるべきであることが装置14により確定さ
れると、投入されたコイン50はゲートAを通り、別の
傾斜路66に沿って移動してコイン筒38、40、42
のうちの適当な一つへ導かれる。投入されたコイン50
の額面特に直径に関係して、コイン50はコイン筒3
8、40、42のうちの適当な一つの中へ導かれる。1
0セントコインは孔68に適合して通り抜け10セント
コイン筒42の孔48へ導かれる。5セントコインは孔
70に適合して通り抜け5セントコイン筒40の孔46
へ導かれ、25セントコインは孔68、70のいずれに
も適合せずその代わりに25セントコイン筒38の頂部
で孔44へ導かれる。コイン筒38、40、42のうち
の一つへ入る直前のコイン50の到着は、それぞれの光
コインセンサ18により検出される。この到着時点又は
その前縁は時間T1で示され、この発明にとって重要で
ある。コインセンサ18によるコイン50の検出された
到着は払い出し制御装置14に供給され、払い出し制御
装置はその直後に次のコインの通過を防止するためにゲ
ートAを閉じさせる信号を導線32を経て送る。適当な
コイン筒の上端に入ったコイン50はそれぞれのコイン
筒38、40、42を落下し、そして筒内のコイン積層
体60、62又は64にぶつかり、音響コインセンサ2
2により検出される音又はノイズの発生をもたらす。時
間T2は25セントコイン50が25セントコイン筒3
8の上端で孔44を通過し、コイン筒を落下し25セン
トコイン積層体60にぶつかり衝突音又はノイズを発す
るのに要する時間である。時間T3は5セントコイン5
0が孔46を通過し5セントコイン筒40を落下し、5
セントコイン積層体62にぶつかるにに要する時間であ
り、時間T4は10セントコイン50が10セントコイ
ン筒42の孔48を通過して落下し、10セントコイン
積層体64にぶつかるのに要する時間である。時間T
1、T2、T3、T4は各コイン筒38、40、42中
に現在蓄えられているコイン数を測定するために払い出
し制御装置14により利用される。
【0027】ゲートAが開かれているときは、次のコイ
ンをほかの箇所へ導くべきであるという払い出し制御装
置14の決定に基づき次のコインが入って通過するのを
防止するために、受け入れられたコイン50が通過し終
わると直ちにゲートAを再び閉じることが必要である。
ゲートBが開かれているときは、次のコインがコイン筒
へ又はその代わりにコイン返却路74に沿ってコイン返
却機構72へ導かれるべきであるという払い出し制御装
置14の決定に基づき次のコインの進入を防止するため
に、受け入れられたコイン50が通過し終わると直ちに
ゲートBを閉じることが必要である。
【0028】払い出し制御装置14はまた、25セン
ト、5セント及び10セントコインが釣銭の支払い又は
過剰投入の払い戻しに用いるために蓄えられている各コ
イン筒38、40、42に関連づけられたコインアキュ
ムレータ又はカウンタ(図示されていない)を備える。
アキュムレータはそれぞれのコイン筒38、40、42
内の現在のコイン総数を記憶する。払い出し制御装置1
4は更に各コイン筒38、40、42内に蓄えるべきコ
インの所定の最大数及び最小数を記憶する記憶装置(図
示されていない)を備える。或る額面のコインのための
相応のコイン筒内に蓄えられたコイン数がこの特定のコ
イン筒に対して所定の記憶最大数以上である場合にコイ
ンが投入されたときは、払い出し制御装置14はゲート
Bを開くように働く。払い出し制御装置14はまた、コ
イン筒が記憶装置中に記憶されたコインの所定の最小数
以下であるコイン数を有するときに、特定のコイン筒か
らのコインの払い出しを禁止するように働く装置を備え
る。それにより少なくとも所定最小数のコインがそれぞ
れのコイン筒内に存在するときだけ、コインが払い出さ
れるか又は払い戻されるようになっている。例えばもし
この数を記憶するアキュムレータにより示された5セン
トコイン筒40内に残っている5セントコイン数が所定
の最小コイン数未満に減ったならば、信号が制御装置1
4の5セント出力線28上に現れず5セントコインは払
い出されない。同じことがほかのコイン筒及びそれに関
連するアキュムレータに対しても成り立つ。特定の額面
のコインが払い出しのために利用できるかどうか、又は
払い出しが他の額面のコイン筒だけから行われるべきか
どうかを知ることが重要である。
【0029】図3は、10セントコイン50がコイン筒
42へ入る時点から、このコインがコイン筒42内に蓄
えられたコイン積層体64の一番上のコインにぶつかる
までの、10セントコイン50の運動中の10セントコ
イン筒42を示す。10セントコイン50はコイン筒入
口孔48を通り抜けコイン筒42へ入ることができるの
に十分小さい既知の直径dを有する。コイン筒内の10
セントコイン積層体64は、積層体内の一番上のコイン
の上面83により示され筒の底80の上方の所定距離に
ある高さ82を有する。積層体64の一番上のコイン5
0の上面83と入口孔48との間の距離はhである。1
0セントコイン50の進入速度を知ることが重要であ
り、この速度はコイン50が入口孔48を通過するのに
要する時間を測定することにより決定できる。進入速度
は、コインが通過するときコインを測定するか又は照ら
しコイン50が孔48を通過するのに要する時間を測定
する光センサ18により測定することができる。コイン
50が孔48(又はセンサ18)を通り過ぎ積層体64
の上面83にぶつかるまでに要する時間は、衝突が積層
体64にぶつかるコインにより行われる時点の検出によ
り測定される。コインの進入速度を考慮しつつコインが
コイン筒に入る時点とコインが積層体64にぶつかる時
点との間の時間を測定すれば、それは積層体64の高さ
従って積層体中のコイン数を測定するために用いること
ができる正確な期間である。もしコインが積層体に落下
するときに倒れるならば、結果に影響するおそれがあり
これについては後述するが、しかし今はすべてのコイン
が全道程を立ったまま落下すると仮定する。コイン50
が積層体64にぶつかるときに、コインはコインセンサ
又は変換器又はマイクロホン22により検出される音を
発する。進入速度及びその後に積層体64にぶつかるの
に要する時間を知ることにより、高さh(図3参照)従
って積層体64の高さを計算することが可能である。こ
の測定を行うために必要な計算又はルックアップ表デー
タはマイクロプロセッサ14中に記憶されている。
【0030】距離hを計算するための式は、h=(1/
2)gt2 +V0 tであり、ここでgは自由落下物体の
重力に基づく加速度定数すなわち9.8m/s2 であ
り、tはコイン50がコイン筒入口から動き積層体64
にぶつかるまでに要する時間であり、V0 はコイン進入
速度である。もし進入速度V0 が0であると仮定し時間
tが0.140sであったとすると、h=1/2×9.
8×0.142 =96.04mmとなる。もし10セン
トコイン筒42の長さが140mmであると、10セン
トコイン積層体64の高さは140−96.04=4
3.96mmとなる。積層体中の各10セントコインの
厚さが1.7mmであるとすれば、積層体64中に26
個のコインが存在していたが今は27個ある。こうして
コイン筒内のコイン数を測定することができ、この測定
はいくつのコインがコイン筒に送り込まれたか、又はい
くつのコインがコイン筒から払い出されたかを知ること
無しに実施することができる。
【0031】通常の状態では、この装置によりコイン筒
内に示されるコイン数は、コインが筒に入るときの各コ
インの進入速度V0 に関係する。例えば光電セル18
(図1参照)により測定されたコイン進入速度V0 が一
つのコインに対して同じ形の別のコインに対するより速
いとすれば、hを計算する式又はルックアップ表は、も
しV0 に対する補正がなければコイン筒内のコインが一
層少ないと表示する。なぜならば一層大きい進入速度で
は速いコインがコイン積層体にぶつかるのに十分な距離
落ちるのに一層少ない時間しか要しないからである。こ
の制御装置はコイン進入速度V0 のための調節装置を備
える。
【0032】図4には、コイン筒モニタ及び制御装置の
部分的にブロック形式の線図が示されている。光コイン
センサ18は発光ダイオード122及びホトトランジス
タ124から成る光結合器120を備える。発光ダイオ
ード122及びホトトランジスタ124は、孔44を通
過する各25セントコイン50を検出するために、25
セントコイン筒38への孔44のそれぞれ反対側に置か
れている。ホトトランジスタ124のコレクタ126は
導線130を経てマイクロプロセッサ128へ接続され
ている。マイクロプロセッサ128は払い出し制御装置
14中に設けることができる。コイン50が発光ダイオ
ード122とホトトランジスタ124との間を通ると
き、コインは両者の間の光路を遮り、このことがホトト
ランジスタ124を導電状態から非導電状態へ変化させ
る。導電性のこの変化は導線130を経てマイクロプロ
セッサ128へ入力される。(公知の直径0.955イ
ンチを有する)コイン50が要素122と124との間
を完全に通過した後に、ホトトランジスタ124が再び
光を受けて導電性となり、マイクロプロセッサ128は
ホトトランジスタ124の非導電状態の始まりと終わり
とからコインの進入速度V0 を測定又は計算することが
できる。磁気回路を発光ダイオード122及びホトトラ
ンジスタ124の代わりに用いることができる。
【0033】音響コインセンサ22は、作動状態へバイ
アスを加えられコンデンサ134により演算増幅器13
6の入力端に結合された感音性変換器132を備える。
演算増幅器136の出力端は導線140を経て帯域フィ
ルタ138へ接続されている。帯域フィルタ138は、
コインがコイン筒38、40、42のうちの一つの筒内
のコイン積層体上にぶつかるときに検出される音に基づ
き増幅器により出される信号だけを通過させるように構
成されている。帯域フィルタ138の出力は入力導線1
42を経てマイクロプロセッサ128へ送られる。マイ
クロプロセッサ128はまた前記のように導線130、
144、146を経て各コイン筒に関連する光検出器か
らの入力を受け取る。導線144は5セントコイン筒4
0の孔46に関連する光結合器に接続され、導線146
は10セントコイン筒42の孔48に関連する光結合器
に接続されている。
【0034】マイクロプロセッサ128は、光結合器1
20をコイン50が通過中に出されるデータとコインが
積層体60、62又は64にぶつかるときに出される信
号とを処理し、記憶されたルックアップ表データにより
種々の積層体中に存在するコイン数を測定する。この情
報はまた記憶装置中に記憶されたコインの所定の最大数
及び最小数と比較するために用いられ、かつ釣銭を特定
のコイン筒から支払うことができるかどうかを決定する
ために用いられる。またこの情報は管理制御のために筒
内のコイン数の記録値及び現金箱へ送られた数を保持す
るために用いることもできる。もしコイン筒内のコイン
数が所定の最大値以上に達すると、マイクロプロセッサ
128はその後に導線34を経てゲートBを開く信号を
送り、それによりその額面のその後に投入されたコイン
はコイン筒ではなく現金箱56へ引き渡される。
【0035】種々のセンサから受け取られた情報から実
施可能なhの計算の代わりに、マイクロプロセッサ12
8は相応のコイン数を表す所定の値の表をその記憶装置
の中に記憶することができ、表の各値は種々の時間T
2、T3、T4の関数である。例えばコイン筒38が高
さ5インチであり77個までの25セントコインを保有
する容量を有するならば、25セントコインの種々の数
を表す種々の所定時間T2を表の中に記憶することがで
きる。そのとき時間T2とT1との間の時間差は、25
セントコイン筒38の中に蓄えられた25セントコイン
数を選択して同定するために用いることができる。もし
T2とT1(それぞれの信号の前縁)との間の時間差が
或るミリ秒であるとすれば、この時間は例えば25セン
ト筒38が内部に蓄えられた25個の25セントコイン
を有するというような状態に対する記憶された表の読み
に相応する。この測定は25セントコインがコイン筒の
入口から落ち筒に収容された25セントコイン積層体に
ぶつかるまでに要する時間だけに基づいて行われる。
【0036】図5は、この発明の幾分異なる実施例を備
えるコイン釣銭機200の別の構成を示す。実施例20
0と実施例36との間の主な差は、実施例200がコイ
ンセンサ18に等価なセンサを有しないということであ
る。コイン釣銭機200は25セント、5セント及び1
0セントのコイン筒202、204、206を備え、各
筒はそれぞれの上端に設けられたそれぞれの物体20
8、210、212を有し、これらの物体に対してコイ
ンがぶつかる。物体208、210、212はそのとき
コインがそれぞれのコイン筒202、204、206に
入るときにコインを導くように働く。各コイン筒20
2、204、206はまた、払い戻しの目的で一つ以上
のコインを放出するために、それぞれ電動機又はソレノ
イドにより操作可能な装置をその下端部に有する。
【0037】コイン214は入口216で投入された後
に、傾斜路218を転がり落ち始めるときに装置12の
ようなコイン検出装置を通過する。コイン検出装置12
は、投入されたコイン214が前記のように受け入れ可
能であるか又は本物であるかどうか及び額面はいくらか
を判定する。この情報は払い出し制御装置又はマイクロ
プロセッサ14へ送られる。もしコイン214が受け入
れ可能であると判定されたならば、払い出し制御装置1
4はコイン214がその額面のためのコイン筒202、
204、206のうちの適当な一つへ送られるべきか又
は現金箱220へ送られるべきかを判定する。もしコイ
ン214がコイン筒202、204、206のうちの一
つへ送られるべきならば、信号がゲートAを付勢するた
めに導線32(図1参照)を経て送られる。もし払い出
し制御装置14がコイン214は現金箱220へ送られ
るべきであると判定するならば、信号がゲートBを付勢
するために導線34を経て送られ、この場合にはコイン
214は破線矢印222で示された経路に沿って導かれ
る。各コイン筒202、204、206は顧客への次の
払い出し又は払い戻しのために蓄えられたコイン積層体
を収容している。
【0038】もし投入されたコイン214がゲートAの
制御のもとに導かれるべきであるということがマイクロ
プロセッサ14により決定されると、コイン214が別
の傾斜路230に沿って動き、この傾斜路からコインが
適当なコイン筒中へ落ちる。コインは適当なコイン筒入
口に入り筒中を重力により落ち遂にコイン積層体中の一
番上のコインにぶつかると、音響コインセンサ22によ
り検出される音響信号を出す。検出されたノイズは増幅
されまた他の方法で処理され払い出し制御装置14へ入
力として送られる。この信号の前縁の時間が重要であ
る。コインが傾斜路230から相応のコイン筒へ落ちる
ときに、コインが前記のようにコイン筒へ入る時間を記
録することもまた重要である。
【0039】各コイン筒202、204、206はコイ
ン筒への進入に応答するように位置決めされた固有の物
体208、210、212を有するので、進入時間は音
響センサ22により検出されるノイズ信号を出し、ノイ
ズ信号の前縁はコインが筒内のコイン積層体にぶつかる
ときの相応の衝突信号の前縁と比較することができる。
そして各コイン筒のためのこれらの信号の間の時間差が
前記のようにそれぞれの積層体中のコイン数を測定する
ために用いられる。
【0040】ゲートAが付勢されているときは、払い出
し制御装置14がどこへ次のコインを導くべきかを決定
する前に次のコインの進入を防止するために、受け入れ
られたコイン214が通過し終わると直ちにゲートAを
消勢する又は閉じることも必要である。ゲートBが作動
され付勢されていると、払い出し制御装置14が次のコ
インをどこへ送るべきかを決定する前に次のコインの進
入を防止するために、受け入れられたコイン214が通
過し終ると直ちにゲートBを消勢し閉じなければならな
い。このことはまたコイン返却路236に沿ってコイン
返却出口238へ導かれるべきコインに対しても当ては
まる。ゲートBが開いておりコイン214が現金箱22
0へ行くように導かれるときは、現金箱220中へ落ち
込む前にこのコイン214は別の物体240にぶつか
る。物体240にぶつかるコイン214により発生した
音はまた音響センサ22により検出される。物体240
にぶつかるコイン214を検出するコインセンサ22に
応じてセンサはゲートBを閉じるように働く。
【0041】図6は、受け入れ可能な又は真の10セン
トコインが投入されたと判定されたときに、図5に示さ
れた装置内で起こる事象の種々のシーケンスの流れ図を
示す。当該コイン筒モニタ装置の流れ図動作は10セン
トコインが投入された場合に対してだけ示されているけ
れど、他の額面のコインの投入に対するモニタ装置の動
作も同様であることが理解されるべきである。10セン
トコインが入口216へ投入されると、コインは本物で
あること又は受け入れ可能であること及びその額面を判
定するコイン検出装置12により検出される。もし投入
されたコインが段階300で10セントコインであると
確認されると、プログラムは「10セントフラグオン
か」と記された段階302へ進む。段階302でもし1
0セントフラグがオンを表示していると、プログラムの
制御は「ゲートB開放」と記された段階304へ分岐す
る。このことは10セントコイン筒206が少なくとも
所定最大数に等しい数の10セントコインを内部に蓄え
ていることを意味する。この状態のもとでは投入された
コインは現金箱220へ導かれる必要がある。もし「1
0セントフラグオフ」が表示されていると、プログラム
は「ゲートA開放」と記された段階306へ進む。段階
306では物体又は制御面230へぶつかるように(段
階308参照)コイン214を導くために、ゲートAが
付勢又は開放される。段階308は二つの可能な出力を
有し、出力の一つは物体230にぶつかるコインに関係
する。もし物体230に衝突すると段階308のY出力
が生じ、この出力はゲートAを閉じさせる(段階314
参照)。物体230に衝突しないと、段階308のN出
力が「最大時間まで待機」と記された段階310を付勢
するために生かされる。段階310は所定期間をタイム
アウトさせ、期間が完了した後にゲートAを閉じるよう
に段階312を働かせるために信号が出される。換言す
ればゲートAは物体230に衝突しようがしまいが閉じ
られ、しかし一方の場合にはゲートAは直ちに閉じら
れ、「貸し方10セント」と記された段階316を経由
して10セント貸し方勘定を入力させ、他方の場合には
貸し方勘定は入力されず、段階312の出力が次のコイ
ンに応答する準備のために段階300へ戻される。
【0042】10セントコインの場合には段階316が
作動完了した後に、10セントコインが物体212にぶ
つかったかどうかを判定するために、プログラムは「物
体212に衝突したか」と記された段階318へ進む。
もし衝突状態が示されないならN状態が起こり、「最大
時間まで待機して戻る」と記された段階320を生か
す。このことは10セントコインが現金箱へ行き10セ
ントコイン筒206へ行かなかったことを意味する。段
階320が働いているとき、段階320は所定期間をタ
イムアウトし段階312の場合のように動作を段階30
0へ戻す。
【0043】もし段階318で物体212が10セント
コインにより衝突されたことが判定されると、プログラ
ムは「10セントタイマ始動(T1)」と記された段階
322へ進む。コインが物体212にぶつかると直ちに
物体は時間T1を確立し、T1は第1の実施例とは異な
って音響センサ22により検出される(図1及び図2参
照)。そしてコインが重力により筒206を落ち遂に1
0セントコイン積層体の一番上のコインにぶつかる。こ
のことが起こると別の音又はノイズ信号がコインにより
出され、この音もまた音響センサ22により検出され
る。この信号の前縁は10セントコインのための時間T
4である。次のプログラム段階は「10セント積層体に
衝突したか」と記された段階324であり、この段階は
10セントコイン積層体228に衝突したかどうかを判
定する。もし段階324で10セントコイン積層体22
8にコインが衝突していないことが判定されると、N出
力が「最大時間まで待機して戻る」と記された段階32
6を生かし、この段階は他の同様な段階320のように
タイムアウト動作を起こさせプログラムを段階300へ
戻す。
【0044】もし段階324中にコインが10セントコ
イン積層体228にぶつかったことが確認されると、Y
出力が「T4−T1≦10セント記憶値」と記された段
階328を働かせる。段階328では時間T1とT4と
の間の時間の長さ(すなわちT4−T1)により表され
る期間が、積層体中の所定数の10セントコインを表す
ために記憶装置中に記憶された所定期間以下であるかど
うかが判定される。もし時間差が所定記憶期間以下であ
るとプログラムのY出力が出され、「10セントフラグ
オンに設定」と記された段階330が所定期間を示すた
めに生かされる。もしこの時間が所定記憶時間を超える
と段階328のN出力が生かされ、プログラムは積層体
中のコイン数を測定し記憶する段階329へ進む。この
種の情報はコイン受け入れ及び利用可能状態のために並
びに払い戻しに利用可能なコインの測定のために用いる
ことができる(アメリカ合衆国特許第4763769 号明細書
参照)。
【0045】もし「10セントフラグオンか」の段階3
02中にプログラムの制御が段階306の代わりに段階
304へ導かれると、ゲートBが物体240にぶつかる
経路に沿ってコインを導くように開放される。プログラ
ムはそして「物体240に衝突したか」と記された段階
332へ進む。段階332でコインが物体240にぶつ
かったかどうかが判定される。もしぶつかっているとY
出力が「ゲートB閉鎖」と記された段階334を付勢
し、コインは現金箱220へ進むことを許される。同時
にプログラムは段階300へ戻る。もし段階332中に
コインが物体240に衝突しなかったことが確定される
と、N出力がタイムアウト動作を起こさせるために「最
大時間まで待機」と記された段階336を生かし、その
後に段階334がゲートBを閉じかつ段階300へプロ
グラムの制御を戻すために付勢される。
【0046】図6に示す10セントコイン流れ図と同様
な流れ図は、5セント、25セント、50セントなどの
ために存在する他のコイン及びコイン筒に対して提供す
ることができる。この装置はまた同様に外国のコイン類
と共に用いるのに十分適している。
【0047】回路が接続され作動させられる特定の方法
を含む当該装置のための回路はかなり変更することがで
き、この発明に基づく装置は前記引用特許に記載された
回路のような既存の販売制御回路と共に、また僅かな構
造及び回路の修正又は変更を伴って他の制御回路と共に
用いるのに適している。またこの発明に基づく装置によ
り、コイン筒には大部分にわたりコインに干渉し問題を
引き起こし保守を必要とするような障害物又はセンサが
存在しないので、装置のコイン筒部分での故障の可能性
が著しく減る。
【0048】自動販売装置又は他のコイン操作装置のコ
イン筒内のコイン類のモニタ及び制御のための新しい装
置を示し説明したが、このモニタ及び制御装置は求めら
れた課題及び利点のすべてを満たす。しかしながら多く
の変更、変形、修正又は他への適用が可能であることが
当業者には明らかであり、この発明の趣旨及び範囲から
逸脱しない全ての変更は請求項により制限されるこの発
明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づくコイン筒モニタ及び制御装置
の一実施例のブロック線図である。
【図2】図1に示す装置を備えた自動販売機用コイン筒
セットの縦断面図である。
【図3】図2に示す10セントコイン筒の縦断面図であ
る。
【図4】図1に示す装置の要部詳細線図である。
【図5】コイン筒モニタ及び制御装置の別の実施例を備
えた自動販売機用コイン筒セットの縦断面図である。
【図6】図5に示す装置の動作の流れ図である。
【符号の説明】
10 コイン筒モニタ及び制御装置 14 払い出し制御装置(マイクロプロセッサ) 18 光センサ 22 音響センサ 38、40、42、202、204、206 コイン筒 50、214 コイン 60、62、64、224、226、228 積層体

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口端及び出口端を有しコインが入口端
    で入り積層体となって内部にたまるように仕向けられた
    コイン筒内のコイン数をモニタ及び制御するためのコイ
    ン筒モニタ及び制御装置において、コインがコイン筒に
    入る時点で第1の信号を出す装置と、コイン筒の中へ落
    ちるコインが筒内にたまったコイン積層体にぶつかる時
    点で第2の信号を出す装置と、第1及び第2の信号を出
    す装置に接続された電子回路装置とを備え、第1の信号
    の前縁はコインがコイン筒に入ったと考えられる時点を
    表し、第2の信号の前縁はコインが積層体にぶつかる時
    点を表し、電子回路装置が第1の信号の前縁と第2の信
    号の前縁との間の期間を確定する装置と、確定された期
    間からコイン筒内のコイン数を確定するルックアップ表
    とを備えることを特徴とするコイン筒モニタ及び制御装
    置。
  2. 【請求項2】 第2の信号を出す装置が音響センサを含
    むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の信号を出す装置が音響セ
    ンサを含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1の信号を出す装置が光センサを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1の信号を出す装置が磁気センサを含
    むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 それぞれ第1及び第2の信号を出す装置
    を有する複数のコイン筒を備えることを特徴とする請求
    項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 複数のコイン筒のうちの少なくともいく
    つかが額面の異なるコインのために用いられることを特
    徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 確定された期間からコイン筒内のコイン
    数を確定する装置はコインがコイン筒の入口端に入ると
    きのコイン速度を考慮する装置を含むことを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 コイン筒の出口端から払い出されたコイ
    ンに基づきコイン筒内のコイン数を更新するために、確
    定された期間からコイン筒内のコイン数を確定する装置
    に機能的に結合された回路装置を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 コイン数を確定する装置により確定さ
    れたコイン数が設定数を超えるときに、あらかじめコイ
    ンをコイン筒からそれるように導くためにコイン筒と関
    連づけられた装置を備えることを特徴とする請求項1記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 コインがコイン筒に入るとき通る上側
    入口端と下側出口端とを有し、コインが入口端で入りコ
    イン筒を落下し積層体となって内部にたまったコイン筒
    内のコイン数をモニタ及び制御するためのコイン筒モニ
    タ及び制御装置において、入口端でコイン筒へ入るコイ
    ンを検出し筒内へのコインの進入時点を表す第1の信号
    を出す装置と、筒内にたまったコイン積層体にぶつかる
    コインにより発せられる音に応答するようにコイン筒に
    音響的に結合されコイン積層体へのコインの衝突時点を
    表す第2の信号を出す装置と、第1の信号の発生時点と
    第2の信号の発生時点との関係からコイン筒内のコイン
    数を測定する装置とを備えることを特徴とするコイン筒
    モニタ及び制御装置。
  12. 【請求項12】 コインが入る入口端とコインが積層体
    となって筒内にたまる出口端とを有するコイン筒内のコ
    イン数をモニタするコイン筒モニタ装置において、コイ
    ンがコイン筒に入る時点でコインを検出し進入を表す第
    1の信号を出す装置と、コイン筒内を落下するコインが
    コイン筒内にたまったコイン積層体にぶつかるときを検
    出し衝突を表す第2の信号を出す音響装置と、第1の信
    号の発生時点と第2の信号の発生時点との差からコイン
    筒内のコイン数を測定する装置とを備えることを特徴と
    するコイン筒モニタ装置。
  13. 【請求項13】 コインが入る入口端とコインが積層体
    となって筒内にたまる出口端とを有するコイン筒内のコ
    イン数をモニタするコイン筒モニタ装置において、コイ
    ンがコイン筒に入る時点を検出し進入時点を表す第1の
    信号を出す装置と、コイン筒を落下するコインが内部の
    コイン積層体にぶつかる時点を検出し衝突時点を表す第
    2の信号を出す装置と、コイン筒内の種々の明確なコイ
    ン数を表し第1の信号の発生時点と第2の信号の発生時
    点との間の種々の時間差に対応するデータを記憶する記
    憶装置と、コイン筒内のコイン数を測定するために第1
    の信号の発生時点と第2の信号の発生時点との差を記憶
    されたデータと比較する装置とを備えることを特徴とす
    るコイン筒モニタ装置。
  14. 【請求項14】 コインがコイン筒に入る入口端とコイ
    ンが内部で積層体となってたまる出口端とを有するコイ
    ン筒内の必要なコイン総数を維持する装置において、コ
    インがコイン筒の入口端に入るたびに第1の信号を出す
    装置と、コインがコイン筒を落下し内部のコイン積層体
    にぶつかるたびに第2の信号を出す装置と、第1の信号
    の発生時点と第2の信号の発生時点との時間間隔に基づ
    きコイン筒内のコイン数を測定する装置とを備えること
    を特徴とするコイン総数維持装置。
  15. 【請求項15】 第2の信号の音響的応答を、コイン積
    層体にぶつかるときのコイン振動の周波数を含む周波数
    域に制限する装置を備えることを特徴とする請求項14
    記載の装置。
  16. 【請求項16】 コイン筒の入口端に隣接して設けられ
    た誘導式装置を備え、第1の信号はコインがこの装置の
    そばで動くときに誘導式装置内の変化により出されるこ
    とを特徴とする請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 コイン筒内のコイン数を測定する装置
    は、コインがコイン筒の入口端に入るときのコイン速度
    を考慮する装置を含むことを特徴とする請求項14記載
    の装置。
  18. 【請求項18】 コイン筒の入口端に隣接して設けられ
    たセンサを備え、コインの進入速度はコインがセンサを
    通過するのに要する時間により測定されることを特徴と
    する請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 コイン筒の出口端から払い出されるコ
    インに基づきコイン筒内のコイン数を更新するために、
    コイン筒内のコイン数を測定する装置に機能的に結合さ
    れた回路装置を備えることを特徴とする請求項14記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 コイン数を測定する装置により測定さ
    れたコイン数が設定数を超えるときに、コインをコイン
    筒からそれるようにあらかじめ導くためにコイン筒に関
    連づけられた装置を備えることを特徴とする請求項14
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 コインの通過を検出するためにコイン
    筒の入口端の上流側に設けられた音響センサと、次のコ
    インの運動を制御するためにこのセンサにより制御され
    るゲートとを備えることを特徴とする請求項14記載の
    装置。
  22. 【請求項22】 第1の信号を出す装置が光センサを含
    むことを特徴とする請求項14記載の装置。
  23. 【請求項23】 それぞれ第1及び第2の信号を出す装
    置を有する複数のコイン筒を備えることを特徴とする請
    求項14記載の装置。
  24. 【請求項24】 釣銭の払い戻しを行うためのコイン利
    用可能性を確定するためにコイン利用可能状態を提供す
    る装置を備えることを特徴とする請求項14記載の装
    置。
  25. 【請求項25】 コイン筒内のコイン数を示す表示を出
    す装置を備えることを特徴とする請求項24記載の装
    置。
  26. 【請求項26】 参考のためにコイン筒内のコイン数の
    コイン勘定を記憶する装置を備えることを特徴とする請
    求項14記載の装置。
JP3274625A 1990-09-25 1991-09-25 コイン筒モニタ及び制御装置 Pending JPH0696321A (ja)

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