JPH0696279A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JPH0696279A
JPH0696279A JP4243481A JP24348192A JPH0696279A JP H0696279 A JPH0696279 A JP H0696279A JP 4243481 A JP4243481 A JP 4243481A JP 24348192 A JP24348192 A JP 24348192A JP H0696279 A JPH0696279 A JP H0696279A
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JP4243481A
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Hiroto Yoshii
裕人 吉井
Eiji Takasu
英司 高須
Kazuhiro Matsubayashi
一弘 松林
Shigeki Mori
重樹 森
Takashi Harada
隆史 原田
Tsuneichi Arai
常一 新井
Katsuhiko Sakaguchi
克彦 阪口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 本発明はオンライン手書文字認識のユーザ登録辞書内の
文字入力パターンの再現装置に関わる発明である。本発
明によれば、入力パターンの筆順や形状に関する情報を
色情報や音情報として付加する軌跡情報付加手段とその
情報を有効に表示し、かつユーザの指示をリアルタイム
に受けつけ表示速度や表示模式を変化する軌跡表示手段
を介することにより、登録されている入力パターンに関
する詳細な情報をユーザに提供し、入力パターンの妥当
性の評価を容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記憶された軌跡情報を表
示し得る情報処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き認識装置においてユーザ毎
の登録辞書(ユーザ辞書と呼ぶ)を作成し、文字認識率
を向上させる方式が存在する。この方式ではユーザの筆
跡を認識装置に入力し、その情報から標準特徴パターン
を選びだし、ユーザ辞書に登録することが必要不可欠な
手段になる。この時、どのようなパターンの文字が標準
特徴パターンとして登録されたのかを確認するため登録
された入力パターンの軌跡を再現する機能が設けられて
いるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
入力パターンの再現方法は、入力時のままに軌跡を一定
の速度で表示するか、パターンの形だけを一度に表示す
るものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は入力された軌跡情報を、筆順番号情報とと
もに記憶し、前記記憶された軌跡情報を筆順番号情報と
ともに表示することを特徴とする情報処理方法及び装置
を提供する。
【0005】上記課題を解決する為に、前記軌跡情報の
表示速度を変え得るよう制御する。
【0006】上記課題を解決する為に、前記表示する筆
順番号情報は、筆順に応じた色情報とする。
【0007】上記課題を解決する為に、前記表示する筆
順番号情報は、筆順に応じた音情報とする。
【0008】上記課題を解決する為に、前記表示する軌
跡情報の表示順序を可変とする。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0010】図34は本発明の一実施例による情報処理
装置の構成を示す概略構成図である。図において、1は
装置全体の制御を行うCPUであり、ROM2に格納さ
れるプログラムに従って各種処理を行う。2は制御プロ
グラム、エラー処理プログラム、後述するフローチャー
トに従って動作させるプログラム等を格納したROMで
ある。3は各種プログラムのワークエリア及びエラー処
理時の一時退避エリアとして用いるRAMである。この
RAMには後述する認識に用いる為の辞書、ユーザ辞書
106、ユーザ名インデックスファイル107、文字種
ファイル108、文字標準画数データベース109、と
いった各種データベースが格納される。4は不図示の透
明な座標入力板とこの座標入力板に対して座標点の位置
を指示する不図示のペンとを備えた座標入力部であり、
座標点の位置の検出においては電磁誘導或いは超音波振
動を利用した方式を用いるものとする。5は不図示の座
標入力板の座標点に1対1対応したメモリを有し、座標
入力板の入力した座標点のビット情報或は後述する座標
点に基づいて算定されるドットのビット情報を格納する
VIDEO RAM(以下、「VRAM」という)であ
る。6はVRAM5に格納されているビット情報に基づ
いてビットイメージを表示する表示部であり、この表示
部6にはLCDが用いられており、例えばEL素子やC
RT等による表示方式を用いても良い。この表示部6
に、後述する各種ウィンドウが表示される。
【0011】図1は本発明を実現するためのユーザ登録
アプリケーション構成ブロック図である。101〜10
6の各部はそれぞれオンライン文字認識におけるユーザ
登録の機能要素を担当する部分で、GUI(グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース)によるウィンドウアプ
リケーション実行部(101〜105)と辞書部(10
6〜109)からなる。
【0012】101の初期画面部では登録されているユ
ーザの一覧表示を行い、現在設定されているユーザ辞書
のオーナーが確認できる。そのほかの機能として新たに
ユーザを登録する、ユーザ辞書内の登録文字を編集する
ための両指示機能を含んでいる。102の新規ユーザ登
録部では上記新規ユーザの登録を実施する場所である。
103のユーザ辞書編集部ではユーザ辞書内の文字を一
覧表示させ、個々の文字に対して削除、手書きの再現を
指示することができる。また、新たにユーザの筆跡によ
る文字を登録するための指示機能も含んでいる。104
の新規文字登録部では前103で指示された文字登録を
実施する場所である。105の手書き文字再現部では前
103で指示された登録文字を筆跡順に再現描画する場
所である。106のユーザ辞書部はこれらの機能を実現
するために、登録されている文字情報を格納している場
所である。ここでは複数のユーザがそれぞれ異なるユー
ザ辞書を所有することになる。107のユーザ名インデ
クスファイルはユーザ辞書106を所有するユーザ名が
登録されている。108の文字種ファイルは登録可能で
ある文字種データを記憶し、109の文字標準画数デー
タベースは、各文字の標準画数を記憶している。
【0013】図2はユーザ登録アプリケーションのウィ
ンドウ状態遷移図である。201〜205の各部は前述
の図1の機能を実行するウィンドウを表し、各ウィンド
ウの表示例は後述するが、表示部6に表示される。20
6のシステムはこのユーザ登録アプリケーションを終了
したときに制御が返される場所であるシステムである。
図中の矢印は各ウィンドウでのボタンコントロールによ
る入力される制御コマンドによる処理の流れを示してい
る。以下、図2を用いてその流れとウィンドウの移り変
わりを説明する。
【0014】新規画面部201で「新規ユーザ登録」コ
マンドが指示されると新規ユーザ登録画面部202がポ
ップアップウィンドウの形式で新たに現れる。新規ユー
ザ登録画面部202で「登録&終了」コマンドが指示さ
れると、このポップアップウィンドウは消去され、再び
新規画面部201に制御が戻る。新規画面部201で
「ユーザ辞書編集」コマンドが指示されると新規画面部
201が消去され、新たにユーザ辞書編集部203が現
れる。ここで「新規文字登録」コマンドが指示されると
新規文字登録画面部204がポップアップウィンドウの
形式で現れる。このウィンドウでの文字登録操作は「終
了」コマンドが指示されない限り、繰り返して実行する
ことができる。文字を登録した後、「終了」が指示され
ると新規文字登録画面部204は消去され、ユーザ辞書
編集画面部203に制御が移る。このユーザ辞書編集画
面部203での「文字削除」コマンドも複数回実行が可
能である。さらに「手書き再現」コマンドが指示される
と手書き文字再現部205がポップアップウィンドウの
形式で現れる。ウィンドウが表示されると同時に再現が
始まり、「再表示」コマンドにより繰り返し表示するこ
とが可能である。「終了」コマンドにより手書き文字再
現部ウィンドウを消去し、制御をユーザ辞書編集画面部
に戻す。ユーザ辞書編集画面部203で「終了」コマン
ドが指示されると自分自身のウィンドウを消去し、新規
画面201を再度表示する。従ってユーザ登録アプリケ
ーションを終了することができるのは初期画面部201
において「終了」コマンドが指示されたときのみであ
る。
【0015】なお、上述した様に、本ユーザ登録アプリ
ケーション関係のウィンドウ枚数は画面部202・20
4・205のポップアップウィンドウがそれぞれ表示さ
れているときは2枚、201あるいは203のウィンド
ウが表示されているときは1枚となっている。
【0016】次に各画面部における機能の詳細と処理の
流れを添付図面図3以降を用いて説明する。
【0017】まず初期画面部における処理の流れを図1
7と図3のフローチャートを用いて説明する。図17中
の1701はメッセージ表示エリア、1702はユーザ
名一覧表示及びユーザ辞書オーナー表示エリア、170
3は登録されているユーザが一画面に収まり切らないと
きのためのスクロールバー、1704から1707はペ
ンタップによって機能を呼び出すことができるボタンで
ある。
【0018】ユーザ登録アプリケーションが起動される
と301でウィンドウを作成するが、このとき309の
ユーザ名インデックスファイルから登録されているユー
ザ名を読み込む。このユーザ名インデックスファイルは
図23に示される構造を持つディスクファイルであり、
読み書き可能なファイルである。作成されたウィンドウ
は図17のようになる。302においてシステムに設定
されているユーザ辞書のオーナーを判断する。オーナー
が判別されると303において1701ユーザ名表示エ
リアにユーザ辞書のオーナーであるユーザにマークが付
く。例えば図17ではユーザ名が”arai”であるユ
ーザがオーナーである。ここまでの処理が終わると、ユ
ーザによるコマンド指示を待つ状態(304)になる。
ペンなどのポインティングデバイスで直接ユーザ名を選
択すると、システムに対して308でユーザ辞書のオー
ナー変更を要求し、設定を変更する。そのほかのボタン
コマンドによる動作については1704の「ユーザ辞書
編集」ボタンを指示すれば(306)ユーザ辞書編集ル
ーチンへ制御が移り、1705の「新規ユーザ登録」ボ
タンを指示すれば(307)新規ユーザ登録ルーチンへ
制御が移り、1706の「取消」ボタンを指示すればこ
れまでに行われているユーザ名選択によるユーザ辞書の
設定変更を無効にし、ユーザ辞書設定をこのアプリケー
ション起動前の状態に戻す。1707の「終了」ボタン
を指示すれば(305)このユーザ登録アプリケーショ
ンを終了し、システムに制御を戻す。
【0019】次に新規ユーザ登録画面部における処理の
流れを図18と図4のフローチャートを用いて説明す
る。図18中の1801はユーザ名を入力するユーザ名
入力エリア、1802はユーザ名の入力を取り消す機能
ボタン、1803は入力されたユーザ名を登録し、この
ウィンドウを終了する機能ボタンである。
【0020】前初期画面部で1704の「新規ユーザ登
録」コマンドを指示すると 図18に示すポップアップ
ウィンドウが表示される(401)。その後ユーザによ
るコマンド指示を待つ状態に入る。1801のユーザ名
入力エリアにペンダウンによるイベント信号が検知され
ると(404)既存の認識ルーチンを呼び出す。これを
用いてユーザ名入力エリアに描かれる文字筆跡をオンラ
イン文字認識処理し、文字データを文字コードに変換す
る(407)。1803の「登録&終了」ボタンコマン
ドの指示があるとユーザ名入力エリアに変換入力された
ユーザ名を新規ユーザ名と判断し、409のユーザ名イ
ンデックスファイルに追加登録する(406)。その
後、自分自身のウィンドウを消去し、再び、制御を初期
画面部に戻す。一方、1802の「取消」ボタンコマン
ドの指示があるとユーザ名入力エリアに入力されている
文字をすべて消去し(408)、再びユーザ名入力コマ
ンド指示を待つ状態に入る。
【0021】次にユーザ辞書編集部における処理の流れ
を図21と図5のフローチャートを用いて説明する。図
21中の2101はメッセージ表示エリア、2102は
登録文字一覧表示エリア、2103は多数の登録文字を
表示することが可能なスクロールバー、2104から2
108はペンタップによる機能呼び出しボタンである。
【0022】前初期画面部において1705の「ユーザ
辞書編集」が指示されると、まず、指定されたユーザ辞
書を複写コピーし、別途格納しておく(512)。これ
は辞書編集作業を取り消すことができるようにするため
である。次にユーザ辞書をオープンし、ユーザ辞書内の
文字コードをバッファ領域に読み込む(502)。ここ
で、ユーザ辞書内の文字と表示する文字を1対1に対応
させるため、文字コード対応テーブルを作成する(図6
の601)。例えば登録されている文字が6文字の場
合、図24に示すようになる。この文字コード対応テー
ブルを作成する意味は、もし仮に同一文字コードの辞書
文字データが複数存在した場合、「削除」「再現」コマ
ンドによる文字の編集に対し、文字コードのみの情報で
は辞書内データの検索を一意的に行うことができないた
めである。この文字コード対応テーブルをもとに図21
に示すユーザ辞書編集画面を表示する(503)。この
とき読み込まれた文字コードが2101の登録文字一覧
表示エリアに表示されている(504)。その後、ユー
ザによるコマンド指示待ち状態に入る(505)。登録
文字一覧表示エリアにペンダウンなどによる信号を検知
すると、ペンダウンされた場所の文字が選択される(5
06)。その選択された文字の位置情報から文字コード
テーブル上の表示番号を得る。その表示番号から実際に
ユーザ辞書に格納されている辞書文字データの格納場所
を決定し、編集される辞書文字データ情報を得る。21
04の「文字登録」ボタンコマンドが指定される(50
7)と新規文字登録ルーチンへ制御が移る(図7の70
1)。2105の「文字削除」ボタンコマンドが指示さ
れる(509)と、登録文字一覧表示エリアの文字が選
択されているかどうかが判断され(図8の801)、選
択されていなければ505のコマンド指示待ち状態に戻
る。すでに選択されていれば前述の文字コード対応テー
ブルを用いて削除すべき文字の辞書データ格納場所を捜
し出す。見つかった時点で実際のユーザ辞書に格納され
ている辞書文字データを削除する(802)。ユーザ辞
書の内容が変更されると同時に文字コード対応テーブル
も変更され、登録文字一覧表示エリアの文字表示を更新
する(504)。2106の「手書き再現」ボタンが指
示されると(509)、文字が選択されていれば手書き
再現ルーチンへ制御が移り、選択されていなければ再び
文字が選択されるのを待つ状態に入る(901)。21
07の「取消」ボタンコマンドが指示される(510)
と登録文字一覧表示エリア内の文字が選択されているか
どうかが判断され(図10の1001)、選択されてい
ればその文字を無効にし、表示の上でも文字が何も選択
されていない状態してから(1002)登録辞書の内容
を辞書編集ウィンドウ起動前の状態に戻す(100
3)。この操作によって再び編集作業が再開できる様に
する。2108の「終了」ボタンコマンドはこのユーザ
辞書編集ウィンドウを消去し、前初期画面部に制御を戻
す動作を行う。
【0023】次に新規文字登録部における処理の流れを
図19、図20と図11のフローチャートを用いて説明
する。図19中の1901はメッセージ表示エリア、1
902は手書き文字入力エリア、1903は活字文字入
力エリア、1904は入力コード一覧表エリア、190
5は複数の文字コードが表示可能となるスクロールバ
ー、1906から1908はペンタップによる機能呼び
出しボタンである。
【0024】前ユーザ辞書編集部において2104の
「文字登録」が指示されると、図19に見られる画面の
骨格を作成しポップアップウィンドの形式で表示する
(1101)。ここでいう文字登録とは、ユーザ独自の
筆跡による文字データを該当する文字コードに割り当て
る作業のことである。よって、ユーザの筆跡データを取
得するデータ入力部と対応する文字コード入力部が必要
になるわけだが図19における1902の『手書き』欄
が筆跡データ入力部、1903の『活字』欄が文字コー
ド入力部となっている。図19の1904はこの文字コ
ードを入力するための入力コード一覧表であり、この中
から文字を選択することによって入力する方式を採って
いる。従って、入力コード一覧表には登録可能な文字種
を表示しなくてはならないが、これはあらかじめ登録可
能な文字種が格納されている文字種ファイルを作成して
おけばよい(1109)。このファイルを読み込むこと
によって登録可能な文字種を表示する(1102)。こ
の表示が終了するとユーザからのコマンド指示を待つ
(1103)。『手書き』欄にユーザのペンダウン入力
信号を検知すると、その筆跡データは2次元の座標点の
集合としてバッファ領域に格納され(図12の120
1)、同時に『手書き』欄に描画する。図19はユーザ
が活字の「職」に対応させる文字を1902のように記
入し終った状態である。対応する文字コードの入力は、
前述したように入力コード一覧表より文字を選択するこ
とによって、その文字コードが一度バッファ領域に格納
され、その文字コードを獲得することによって行われる
(図13の1301)。選択された文字はその都度『活
字』欄に拡大して表示される(1302)。1906の
「登録」ボタンコマンドが指示されると『手書き』欄の
手書き文字と『活字』欄の文字が共に入力されているか
を確認し(1401)、入力されていればその文字に対
する認識辞書の作成を開始する(1403)。認識辞書
の作成方法は文字データから標準パターンを作成するこ
とによって行われるが、これは公知の技術を利用する。
結果としてこの標準パターンをユーザ辞書に新規作成あ
るいは追加する(1404)。もし、筆跡データ、文字
コードの入力が不十分であれば警告を発し(140
2)、登録しようとする文字の手書き文字データと文字
コードが共に入力されるように処理は繰り返される。1
907の「取消」ボタンコマンドが指示されると『手書
き』『活字』欄に入力されている文字データ、文字コー
ドを無効にし(図15の1501)、再度入力を可能に
する。図20は『職』の文字を文字コード一覧表から選
んで入力したところである。1908の「終了」ボタン
コマンドはこの新規文字登録ウィンドウを消去し、制御
をユーザ辞書編集部に戻す動作を行う。
【0025】次に手書き文字再現部における処理の流れ
を図22と図16のフローチャートを用いて説明する。
図22中の2201は手書き文字再現エリア、2202
は手書き文字の対象となる活字表示エリア、2203は
手書き文字の筆跡画数表示エリア、2204は対象活字
の標準画数表示エリア、2205、2206はペタップ
による機能呼び出しボタンである。
【0026】前ユーザ辞書編集部において2106の
「手書き再現」が指示されると、図22に見られる画面
の骨格を作成しポップアップウィンドウの形式で表示す
る(1602)。ユーザ辞書編集部で文字コードが選択
されていることは確認されているので、まずその文字を
活字エリアに拡大フォントを表示する(1603)。フ
ォント表示と共に文字の画数を表示する(1603)
が、これは文字別に標準画数の記述された文字標準画数
データベース(1607)を用意し、該当する文字を検
索することで行う。ユーザ辞書内の文字データを再現す
るにはまず、選択された文字に対応する辞書内データの
一意的な摘出を行わなければならないが、前述の文字コ
ード対応テーブルを利用すれば可能である。該当する文
字の辞書データは座標点を含んでおり、また、ペンダウ
ン、ペンアップの情報がこれに付加されているので、座
標点がどの画数の筆跡(ストロークと呼ぶ)に属するか
が判断できる。これを用いて同一ストローク内の座標点
を順次直線で連結させることにより筆跡を描画する(1
604)。またペンダウンの回数をカウントして筆跡デ
ータの画数とし、これを表示する(1605)。ボタン
コマンドの動作(1606)は2205の「再表示」で
あれば再現された描画データを消去し、再び辞書内デー
タを利用して筆跡再現を始める。2206の「終了」が
指示されればこの手書き文字再現ウィンドウを消去し、
制御を登録文字編集部に戻す。図22は文字『あ』が選
択されその文字筆跡を途中まで再現しているところの図
である。
【0027】なお、本文中に記載しているウィンドウの
作成方法、信号検知方法は既存の公知の技術を用いて再
現される。また、ポインティングデバイスとしてペンを
取り上げたが、マウスによる操作でも選択、記入が行え
ることは明らかである。
【0028】図25は実施例における再現表示装置の詳
細な構成図であり、前記、図1の手書き文字再現部(1
05)のフローチャートである図16の中の1604と
1608で構成される部分に相当する。図中の矢印はデ
ータの流れを示している。2501は登録軌跡記録手段
であり、図1の106又は図16の1608に相当す
る。2502は登録軌跡読みだし手段であり、前記、登
録軌跡記録手段に格納されている登録軌跡を読み出して
バッファ(2505)にためておく。2503は軌跡情
報付加手段であり、この部分でバッファにためておいた
軌跡情報に新たな情報を付加し、バッファ+(250
6)に格納する。2504は軌跡表示手段であり、バッ
ファ+(2506)の情報を図22の手書き文字再現エ
リア(2201)に表示する。図26のバッファの具体
的な内容を示す。バッファにはペンダウン、ペンダウ
ン、ストロークを構成する点の座標がそのまま格納され
ている。図27にバッファ+の具体的な内容を示す。バ
ッファ+は配列に各ストロークの生データとそのストロ
ークの筆順等の付加情報を筆順別に格納している。図2
8に軌跡情報付加手段(2503)のフローチャートを
示す。図中の矢印はデータの流れを示している。まずバ
ッファ(2801)からペンアップ、ペンダウンの数を
読み込み、総ストローク数(筆数)を数える(280
2)。これにもとづき、付加情報つきのバッファ+(2
805)のための配列を用意する(2803)。次に各
ストロークに筆順を反映した情報(色、音等)又はスト
ローク形状を反映した情報を付加し(2804)、バッ
ファ+(2805)に格納する。
【0029】以上の構成は以下の実施例にすべて共通で
ある。
【0030】実施例1においては軌跡情報付加手段(2
503)で筆順番号を各ストロークへ付加する。そして
軌跡表示手段(2504)で図29の手書き文字再現エ
リア(2901)中の各ストロークの始点や終点の部分
にその筆順番号を表示する。
【0031】(実施例2)以下新たに記述する以外の構
成部分は実施例1に準拠する。
【0032】実施例2においては前記、軌跡情報付加手
段(2503)で色の情報を付加する。つまり図30の
様に筆数が3の文字に対して、ストローク1にはCol
or1を、ストローク2にはColor2を、ストロー
ク3にはColor3を割り振り、3001に表示す
る。3002は色とストロークの対応関係を表示する枠
であり、ストロークの筆順番号とそれぞれの色が対応づ
けられている。この時、筆数が増えると色の種類も増え
る。また例えば2種類の色素(赤&青等)の混合割合を
ストロークの数だけ分割することによって感覚的に色に
筆順が反映されるようにすることもできる。尚、筆数が
多くなった場合は異なるストロークに同一の色が割り振
られることも許す。
【0033】(実施例3)実施例3においては前記、軌
跡情報付加手段(2503)で音の情報を付加する。例
えば、第1ストロークに“ド”、第2ストロークに
“レ”、第3ストロークに“ミ”の音を付加し、軌跡表
示手段(2504)でストロークの表示時間中、付加さ
れた音を再生する。
【0034】もしくは筆順に関係なく、各ストロークの
形状を反映した音情報を付加する。例えば、ストローク
のY座標が大きい点に高い音をあて、小さい点に低い音
をあてる。そして軌跡表示手段(2504)でストロー
クの表示時間中、周波数の変化する音を再生する。この
ことによってストロークの形状の情報が目からのみでな
く、耳からもユーザに提供されることになる。
【0035】(実施例4)実施例4においては実施例
1、実施例2、実施例3とは独立に図25の軌跡表示手
段(2504)の部分に機能を付け加える。図31の様
に3101のダイヤルがGUIに加わり、このダイヤル
をマウスで操作することによって1つ1つのストローク
の表示スピードを可変にする。すなわち、ダイヤルを
“遅”の側にやるとゆっくり個々のストロークを表示す
るようになり、ダイヤルを“速”の側にやると速く個々
のストロークを表示するようになる。“遅”の極限はス
トローク表示の停止であり、“速”の極限は一瞬の間で
のストロークの表示である。
【0036】(実施例5)実施例5においても実施例4
と同様に実施例1、2、3とは独立に図25の軌跡表示
手段(2504)の部分に機能を付け加える。例えば図
32のように3201の筆順番号を表示したボタンがあ
り、それをマウスでクリックする、またはファンクショ
ンキーを押すことによりその筆順のストロークを表示す
る。このとき総ストローク数(筆数)の数だけボタンを
用意する。
【0037】もしくは3202の次の筆順、前の筆順の
ボタンをクリックする、またはファンクションキーを押
すことにより表示の順序を変化させ、かつストロークと
ストロークの間の表示時間間隔を可変にする。
【0038】(実施例6)実施例6においては前記すべ
ての実施例に独立して図25の軌跡表示手段(250
4)に機能を付け加える。例えば、図33のように文字
の全体の形を各ストロークとは明らかに違うとわかる表
示の仕方(この場合は各ストロークは太い線で表示する
のに対して細い線で表示する)で各ストロークを表示す
る前に表示しておき、その上から各ストロークの軌跡を
表示していく。また、色を変えて表示しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ばユーザ登録辞書に存在するユーザの入力文字を再現し
ようとした場合、軌跡情報付加手段、軌跡情報表示手段
を介して、色情報、音情報などを付加し、かつ表示速度
などの表示環境をユーザの指示により可変にする。この
結果として、筆跡パターンに関する詳細な情報がユーザ
に提供されることになり、登録されている筆跡パターン
が妥当であるかどうかの判断が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ登録アプリケーションの構成を示すブロ
ック図
【図2】ユーザ登録アプリケーションのウィンドウ状態
遷移図
【図3】初期画面部の処理のフローチャート
【図4】新規ユーザ登録画面部の処理のフローチャート
【図5】ユーザ辞書編集部の処理のフローチャート
【図6】文字選択処理のフローチャート
【図7】新規文字登録ルーチンへの移行処理のフローチ
ャート
【図8】文字削除処理のフローチャート
【図9】手書き再現処理のフローチャート
【図10】取消処理のフローチャート
【図11】新規文字登録部の処理のフローチャート
【図12】手書き欄入力処理のフローチャート
【図13】文字選択処理のフローチャート
【図14】登録処理のフローチャート
【図15】取消処理のフローチャート
【図16】手書き文字再現部の処理のフローチャート
【図17】初期画面ウィンドウ
【図18】新規ユーザ登録画面ウィンドウ
【図19】新規文字登録画面ウィンドウ(1)
【図20】新規文字登録画面ウィンドウ(2)
【図21】ユーザ辞書編集ウィンドウ
【図22】手書き文字再現画面ウィンドウ(1)
【図23】ユーザ名インデックスファイル
【図24】文字コード対応テーブル
【図25】再現表示装置のブロック図
【図26】バッファ内容図
【図27】バッファ+の内容図
【図28】軌跡情報付加手段のフローチャート
【図29】手書き文字再現画面ウィンドウ(2)
【図30】手書き文字再現画面ウィンドウ(3)
【図31】手書き文字再現画面ウィンドウ(4)
【図32】手書き文字再現画面ウィンドウ(5)
【図33】筆順表示例
【図34】情報処理装置の構成を示すブロック図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 重樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 原田 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 新井 常一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 阪口 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された軌跡情報を、筆順番号情報と
    ともに記憶し、 前記記憶された軌跡情報を筆順番号情報とともに表示す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  2. 【請求項2】 前記軌跡情報の表示速度を変え得ること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 【請求項3】 前記表示する筆順番号情報は、筆順に応
    じた色情報であることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記表示する筆順番号情報は、筆順に応
    じた音情報であることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記表示する軌跡情報の表示順序を可変
    とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方
    法。
  6. 【請求項6】 入力された軌跡情報を、筆順番号情報と
    ともに記憶する記憶手段と、 前記記憶された軌跡情報を筆順番号情報とともに表示す
    る表示手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記軌跡情報の表示速度を変え得るよう
    制御する手段を有することを特徴とする請求項6に記載
    の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示する筆順番号情報は、筆順に応
    じた色情報であることを特徴とする請求項6に記載の情
    報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示する筆順番号情報は、筆順に応
    じた音情報であることを特徴とする請求項6に記載の情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記表示する軌跡情報の表示順序を可
    変とすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装
    置。
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DE69332555T DE69332555D1 (de) 1992-09-04 1993-09-03 Verfahren und Vorrichtung zur Anzeige von Zeichen
US08/454,815 US5699455A (en) 1992-09-04 1995-05-31 Information processing method and apparatus
US08/627,229 US6396950B1 (en) 1992-09-04 1996-03-18 Information processing method and apparatus
US08/847,498 US6185333B1 (en) 1992-09-04 1997-04-25 Information processing method and apparatus
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09223191A (ja) * 1996-02-20 1997-08-26 Sharp Corp 手書き文字入力表示装置
JP2013145607A (ja) * 2013-05-01 2013-07-25 Dainippon Printing Co Ltd ストローク再生装置及びプログラム
JP2015049353A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社ベネッセコーポレーション 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

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