JP3376041B2 - 手書き文字認識方法及びその装置 - Google Patents

手書き文字認識方法及びその装置

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JP3376041B2 JP25140993A JP25140993A JP3376041B2 JP 3376041 B2 JP3376041 B2 JP 3376041B2 JP 25140993 A JP25140993 A JP 25140993A JP 25140993 A JP25140993 A JP 25140993A JP 3376041 B2 JP3376041 B2 JP 3376041B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書き文字認識方法及び
その装置、特に手書き文字認識辞書にユーザ独自の筆跡
の登録を行なうことの出来る手書き文字認識方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き文字認識装置において、本
来の認識方法では目的の認識結果とならないユーザ独自
の筆跡を、認識に反映させて目的の認識結果を得たい場
合、予め、ユーザ独自の筆跡とこれに対応する文字コー
ドデータとを関連づけてユーザ辞書に記憶させ、該ユー
ザ辞書を用いることで目的の認識結果を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成においてユーザ辞書への登録の際には、必ず
ユーザ独自の筆跡データを入力した後に対応させるべき
文字コードデータを選択する必要があり、同じ部首の文
字など部分的に同じ書き方をする文字を続けて登録する
際にも、その都度ユーザ独自の筆跡からなる文字筆跡デ
ータを全体として入力しなくてはならず、不便であっ
た。
【0004】本発明は、前記従来の欠点を除去し、ユー
ザ独自の筆跡を部分的に登録することを可能とし、操作
の簡便化を図った手書き文字認識方法及びその装置を提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の手書き文字認識装置は、ユーザ独自の筆跡
データと文字コードとを対応づけて辞書に登録し、前記
筆跡データの認識を可能とする手書き文字認識装置であ
って、ユーザにより入力された筆跡データの少なくとも
一部分を共通パターンとして記憶する共通パターン記憶
手段と、登録対象の筆跡データをユーザに記入させる領
域に、前記共通パターン記憶手段に記憶されている共通
パターンを表示させる表示制御手段と、前記表示された
共通パターンに対して残りの筆跡データがユーザにより
追加入力されて生成された登録対象の筆跡データを、文
字コードと対応付けて前記辞書に登録する筆跡データ合
成登録手段とを備えることを特徴とする。ここで、前記
共通パターン記憶手段は、表示されている筆跡データの
中から、ユーザにより指定された範囲内に含まれる筆跡
データを前記共通パターンとして選択する選択手段と、
当該選択された共通パターンを記憶する記憶手段とを備
える。また、前記共通パターン記憶手段は複数の共通パ
ターンを記憶し、更に、前記表示制御手段は既に記憶さ
れた前記複数の共通パターンの中から前記表示させる共
通パターンを選択する手段を含む。
【0006】又、本発明の手書き文字認識方法は、ユー
ザ独自の筆跡データと文字コードとを対応づけて辞書に
登録し、前記筆跡データの認識を可能とする手書き文字
認識方法であって、ユーザにより入力された筆跡データ
の少なくとも一部分を共通パターンとして共通パターン
記憶エリアに記憶させる共通パターン記憶ステップと、
登録対象の筆跡データをユーザに記入させる領域に、前
記共通パターン記憶エリアに記憶されている共通パター
ンを表示させる表示制御ステップと、前記表示された共
通パターンに対して残りの筆跡データがユーザにより追
加入力されて生成された登録対象の筆跡データを、文字
コードと対応付けて前記辞書に登録する筆跡データ合成
登録ステップとを備える。ここで、前記共通パターン記
憶ステップには、表示されている筆跡データの中から、
ユーザにより指定された範囲内に含まれる筆跡データを
前記共通パターンとして選択する選択ステップと、当該
選択された共通パターンを前記共通パターン記憶エリア
記憶させる記憶制御ステップとが含まれる。また、
記共通パターン記憶ステップでは複数の共通パターン
記憶させ、更に、前記表示制御ステップでは既に記憶さ
れた前記複数の共通パターンの中から前記表示させる共
通パターンを選択するステップを含む。
【0007】
【作用】以上の構成により、同じ部首などの部分的に同
じ書き方をする文字を続けて登録する際に、同じ書き方
をする要素部分は2回目以降は入力せずに、異なる部分
のみを書くことで登録できるようにすることで、登録の
際の無駄を省き、快適な操作環境を生み出す。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る本実施
例を詳細に説明する。
【0009】<本実施例の文字認識装置の構成例>図1
は本発明を実現するためのユーザ登録アプリケーション
の構成を示すブロック図である。101〜107の各部
は、それぞれオンライン文字認識におけるユーザ登録の
機能要素を担当する部分で、GUI(グラフィカル・ユ
ーザ・インタフェース)によるウィンドウアプリケーシ
ョン実行部とユーザ辞書部との大別される。
【0010】初期画面部101では、登録されているユ
ーザの一覧表示を行い、現在設定されている全てのユー
ザ辞書のオーナーが確認できる。そのほかの機能として
新たにユーザを登録するための指示機能、ユーザ辞書内
の登録文字を編集するための指示機能を含んでいる。新
規ユーザ登録部102は、上記新規ユーザの登録を実施
する場所である。ユーザ辞書編集部103では、ユーザ
辞書内の文字を一覧表示させ、個々の文字に対して削
除、手書きの再現を指示することができる。また、新た
にユーザの筆跡による文字を登録するための指示機能も
含んでいる。新規文字登録部104は、ユーザ辞書編集
部103で指示された文字登録を実施する場所であり、
部分再入力文字登録部107での一部分を再入力した文
字の登録を行うための指示機能も含んでいる。手書き文
字再現部105は、ユーザ辞書編集部103で指示され
た登録文字を筆跡順に再現描画する場所である。ユーザ
辞書部106は、これらの機能を実現するために、登録
されている文字情報を格納している場所である。ここで
は複数のユーザがそれぞれ異なるユーザ辞書を所有する
ことになる。部分再入力文字登録部107は、登録した
い文字の片やつくり等の共通なパターン部分を予め記憶
させ、しかる後に異なるパターン部分を続けて入力しそ
れぞれ文字登録を行う部分である。
【0011】図2はユーザ登録アプリケーションのウィ
ンドウ状態の遷移図である。201〜206の各部は、
上記述の機能を実行するウィンドウを表し、システム2
07は、このユーザ登録アプリケーションを終了したと
きに制御が返される場所である。図中の矢印は各ウィン
ドウでのボタンコントロールによる制御コマンドの流れ
を示している。以下、その流れとウィンドウの移り変わ
りを説明する。
【0012】初期画面部201で「新規ユーザ登録」コ
マンドが指示されると、新規ユーザ登録画面部202が
ポップアップウィンドウの形式で新たに現れる。新規ユ
ーザ登録画面部202で「登録&終了」コマンドが指示
されると、このポップアップウィンドウは消去され、再
び初期画面部201に制御が戻る。初期画面部201で
「ユーザ辞書編集」コマンドが指示されると、初期画面
部201が消去され、新たにユーザ辞書編集部203が
現れる。ここで、「新規文字登録」コマンドが指示され
ると、新規文字登録画面部204がポップアップウィン
ドウの形式で現れる。このウィンドウでの文字登録操作
は、「終了」コマンドが指示されない限り、繰り返して
実行することができる。
【0013】また、新規文字登録画面部204で「部分
再入力文字登録」コマンドが指示されると、部分再入力
文字登録画面部206がポップアップウィンドウの形式
で現れる。このウィンドウでの部分再入力による文字登
録作業は、「終了」が指示されない限り、繰り返して実
行することが出来る。部分再入力による文字を登録した
後に「終了」が指示されると、部分再入力文字登録画面
部206は消去され、新規文字登録画面部204に制御
が移る。この新規文字登録画面部204で、文字を登録
した後に「終了」が指示されると、新規文字登録画面部
204は消去され、ユーザ辞書編集画面部203に制御
が移る。このユーザ辞書編集画面部203での「文字削
除」コマンドも複数回実行が可能である。
【0014】さらに、「手書き再現」コマンドが指示さ
れると、手書き文字再現部205がポップアップウィン
ドウの形式で現れる。ウィンドウが表示されると同時に
再現が始まり、「再表示」コマンドにより繰り返し表示
することが可能である。「終了」コマンドにより手書き
文字再現部ウィンドウを消去し、制御をユーザ辞書編集
画面部に戻す。ユーザ辞書編集画面部203で「終了」
コマンドが指示されると、自分自身のウィンドウを消去
し、初期画面201を再度表示する。従って、ユーザ登
録アプリケーションを終了することができるのは、初期
画面部201において「終了」コマンドが指示されたと
きのみである。
【0015】なお、上述した様に、本ユーザ登録アプリ
ケーション関係のウィンドウ枚数は、画面部206のポ
ップアップウィンドウが表示されているときは3枚、画
面部202,204,205のポップアップウィンドウ
がそれぞれ表示されているときは2枚、201あるいは
203のウィンドウが表示されているときは1枚となっ
ている。
【0016】図29に、本実施例の文字認識装置のシス
テム構成例を示す。
【0017】演算制御用のCPU4001は、ROM4
002に格納されたプログラムに従って、RAM400
3を使い、本実施例の認識登録機能を果す。後述するフ
ローチャートの制御プログラムはROM4002に格納
されている。入出力インタフェース4005を介して、
CRT等の表示部4006が接続されている。表示部4
006は、表示画面上にタッチパネル4006aを有
し、タッチペン4007により手書き文字やコマンド選
択等の入力が行われる。辞書ディスク4004a〜nは
本実施例で使用する各種辞書からなり、例えば登録され
た認識文字の他に、後述のユーザ名インデックスや文字
種・文字標準画数等のデータも格納され、共通パターン
記憶エリアを有している。
【0018】<本実施例の文字認識装置の処理手順例>
次に各画面部における機能の詳細と処理の流れを図3以
降を用いて説明する。 (初期画面部)初期画面部101における処理の流れを
図17と図3のフローチャートを用いて説明する。図1
7の中の1701はメッセージ表示エリア、1702は
ユーザ名一覧表示及びユーザ辞書オーナー表示エリア、
1703は登録されているユーザが一画面に収まり切ら
ないときのためのスクロールバー、1704から170
7はペンタップによって機能を呼び出すことができるボ
タンである。
【0019】さて、ユーザ登録アプリケーションが起動
されると、図3のステップ301でウィンドウを作成す
るが、このときユーザ名インデックスファイルから登録
されているユーザ名を読み込む。このユーザ名インデッ
クスファイルは、図23に示される構造を持つディスク
ファイルであり、読み書き可能なファイルである。作成
されたウィンドウは図17のようになる。図3のステッ
プ302において、システムに設定されているユーザ辞
書のオーナーを判断する。
【0020】オーナーが判別されると、ステップ303
において判別された選択されているオーナーの辞書に対
して、図17に示すように、ユーザ名表示エリア170
2にあるユーザ辞書のオーナーであるユーザに登録マー
クが付く。またこの際、特にメインの使用者として登録
されている特定の1ユーザに対しては、メインユーザで
あることを示すメインユーザマークも付く。例えば、図
17では、ユーザ名“arai”であるユーザとユーザ
名が“uzuki”であるユーザとの2名がユーザとし
て登録されており、そのうちユーザ名“arai”であ
るユーザに対しては、メインのユーザであることを示す
メインユーザマークも付いている。ここまでの処理が終
わると、ユーザによるコマンド指示を待つ状態ステップ
304に移る。
【0021】ここで、ペンなどのポインティングデバイ
スを用いて直接ユーザ名を選択すると、システムに対し
てステップ308でユーザ辞書のオーナー追加を要求
し、設定を変更する。同様にペンなどのポインティング
デバイスで直接メインユーザであることを示すチェック
ボックス部分を選択すると、システムに対してステップ
309でユーザ辞書のメインユーザ登録を要求し、設定
を変更する。
【0022】そのほかのボタンコマンドによる動作とし
ては、図17の「ユーザ辞書編集」ボタン1705を指
示すれば図3の分岐306となり、ユーザ辞書編集ルー
チンへ制御が移る。図17の「新規ユーザ登録」ボタン
1704を指示すれば図3の分岐307となり、新規ユ
ーザ登録ルーチンへ制御が移る。図17の「取消」ボタ
ン1706を指示すればこれまでに行われているユーザ
名選択によるユーザ辞書の設定変更を無効にし、ユーザ
辞書設定をこのアプリケーション起動前の状態に戻す。
図17の「終了」ボタン1707を指示すれば、図3の
分岐305となり、このユーザ登録アプリケーションを
終了し、システムに制御を戻す。
【0023】(新規ユーザ登録画面部)新規ユーザ登録
画面部102における処理の流れを図18と図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。図18の中の1801は
ユーザ名を入力するユーザ名入力エリア、1802はユ
ーザ名の入力を取り消す機能ボタン、1803は入力さ
れたユーザ名を登録し、このウィンドウを終了する機能
ボタンである。
【0024】前初期画面部101で図17に示す「新規
ユーザ登録」コマンド1704を指示すると、図4のス
テップ401にて図18に示すポップアップウィンドウ
が表示される。その後、図4のステップ402に移り、
ユーザによるコマンド指示を待つ状態に入る。図18の
ユーザ名入力エリア1801にペンダウンによるイベン
ト信号が検知されると、図4の分岐404に行って既存
の認識ルーチンを呼び出す。すなわち、ステップ407
でユーザ名入力エリア1801に描かれる文字筆跡をオ
ンライン文字認識処理し、文字データを文字コードに変
換する。
【0025】図18に示す「登録&終了」ボタンコマン
ド1803の指示があると、ユーザ名入力エリア180
1に入力変換されたユーザ名を新規ユーザ名と判断し、
図4のステップ406でユーザ名インデックスファイル
に追加登録する。続いて、自分自身のウィンドウを消去
し、再び、制御を初期画面部に戻す。一方、図18に示
す「取消」ボタンコマンド1802の指示があると、図
4の分岐405に行き、ステップ408でユーザ名入力
エリア1801に入力されている文字をすべて消去し、
再びユーザ名入力コマンド指示を待つ状態ステップ40
2に入る。
【0026】(ユーザ辞書編集部)ユーザ辞書編集部1
03における処理の流れを図21と図5のフローチャー
トを用いて説明する。図21中の2101はメッセージ
表示エリア、2102は登録文字一覧表示エリア、21
03は多数の登録文字を表示することが可能なスクロー
ルバー、2104から2108はペンタップによる機能
呼び出しボタンである。
【0027】図17の初期画面部において「ユーザ辞書
編集」1705が指示されると、まずステップ512で
指定されたユーザ辞書を複写コピーし、別途格納してお
く。これは辞書編集作業を取り消すことができるように
するためである。次に、ステップ501でユーザ辞書を
オープンし、次のステップ502にてユーザ辞書内の文
字コードをバッファ領域に読み込む。
【0028】ここで、図6のステップ601ではユーザ
辞書内の文字と表示する文字を1対1に対応させるた
め、文字コード対応テーブルを作成する。例えば登録さ
れている文字が6文字の場合、図24に示すようにな
る。図24の文字コード対応テーブルを作成する意味は
次の通りである。すなわち、仮に同一文字コードの辞書
文字データが複数存在した場合、「文字削除」「手書き
再現」コマンドによる文字の編集に対し、文字コードの
みの情報では辞書内データの検索を一意的に行うことが
できないためである。この文字コード対応テーブルをも
とに図21に示すユーザ辞書編集画面をステップ503
で表示する。このとき、読み込まれた文字コードが図2
1の2101の登録文字一覧表示エリアにステップ50
4で表示される。その後、ステップ505に移り、ユー
ザによるコマンド指示待ち状態に入る。
【0029】図21の登録文字一覧表示エリア2102
にペンダウンが行われ、この信号を検知すると、図5の
分岐506に行き、ペンダウンされた場所の文字が選択
される。その選択された文字の位置情報から、図24に
示す文字コードテーブル上の表示番号を得る。その表示
番号から、実際にユーザ辞書に格納されている辞書文字
データの格納場所を決定し、編集される辞書文字データ
情報を得る。
【0030】図21の「文字登録」ボタンコマンド21
04が指定されると、図5の分岐507に行き、図7か
ら分岐701の新規文字登録ルーチン(図11)へ制御
が移る。図21の「文字削除」ボタンコマンド2105
が指示されると、図5の分岐508に移り、登録文字一
覧表示エリアの文字が選択されているかどうかが図8の
ステップ801で判断され、選択されていなければステ
ップ505のコマンド指示待ち状態に戻る。すでに選択
されていればステップ802へ進み、前述の文字コード
対応テーブルを用いて削除すべき文字の辞書データ格納
場所を捜し出す。見つかった時点で実際のユーザ辞書に
格納されている辞書文字データを削除する。次に図5の
ステップ504に移り、ユーザ辞書の内容が変更される
と同時に文字コード対応テーブルも変更され、登録文字
一覧表示エリアの文字表示を更新する。図21の「手書
き再現」ボタン2106が指示されると、図5の分岐5
09が選択され、流れは図9に移り、ステップ901に
て、文字が選択されていれば図16の手書き再現ルーチ
ンへ制御が移り、選択されていなければ再び文字が選択
されるのを待つ状態図5のステップ505に入る。
【0031】図21の「取消」ボタンコマンド2107
が指示されると、図5の分岐510が選択され、図10
のステップ1001にて、登録文字一覧表示エリア内の
文字が選択されているかどうかが判断される。選択され
ていればステップ1002にてその文字を無効にし、表
示の上でも文字が何も選択されていない状態としてから
ステップ1003にて登録辞書の内容を辞書編集ウィン
ドウ起動前の状態に戻す。この操作にって再び編集作業
が再開できる様にする。図21の「終了」ボタンコマン
ド2108は、ユーザ辞書編集ウィンドウを消去し、前
初期画面部に制御を戻す動作を行う。
【0032】(新規文字登録部)新規文字登録部204
における処理の流れを図19及び図20と図11のフロ
ーチャートを用いて説明する。図19の中の1901は
メッセージ表示エリア、1902は手書き文字入力エリ
ア、1903は活字文字入力エリア、1904は入力コ
ード一覧表エリア、1905は複数の文字コードが表示
可能となるスクロールバー、1906から1909はペ
ンタップによる機能呼び出しボタンである。
【0033】前述のユーザ辞書編集部103において、
図21の「文字登録」2104が指示されると、図19
に見られる画面の骨格を図11のステップ1101で作
成し、ポップアップウィンドウの形式で表示する。ここ
でいう文字登録とは、ユーザ独自の筆跡による文字デー
タを該当する文字コードに割り当てる作業のことであ
る。よって、ユーザの筆跡データを取得するデータ入力
部と対応する文字コード入力部が必要になる。図19で
は、手書き欄1902が筆跡データ入力部、活字欄19
03が文字コード入力部となっている。図19の中央下
の入力コード一覧表エリア1904はこの文字コードを
入力するための入力コード一覧表であり、この中から文
字を選択することによって入力する方式を採っている。
従って、入力コード一覧表には登録可能な文字種を表示
しなくてはならないが、これはあらかじめ登録可能な文
字種が格納されている文字種ファイルを作成しておけば
よい(図11)。ステップ1102では、この文字種フ
ァイルを読み込むことによって、登録可能な文字種を表
示する。この表示が終了するとステップ1103に移
り、ユーザからのコマンド指示を待つ。
【0034】まず、手書き欄にユーザのペンダウン入力
信号を検知すると、図11の分岐1104が選択され、
図12のステップ1201でその筆跡データは2次元の
座標点の集合としてバッファ領域に格納され、同時に手
書き欄に描画する。図19にユーザが『職』の簡略文字
を記入し終った状態を例示する。該文字と対応する文字
コードの入力は、前述したように入力コード一覧表より
文字を選択することによって、図13のステップ130
1にて選択された文字コードが一度バッファ領域に格納
され、その文字コードを獲得することによって行われ
る。次のステップ1302では、選択された文字がその
つど活字欄に拡大して表示される。
【0035】図19の「登録」ボタンコマンド1906
が指示されると、図11の分岐1106が選択され、図
14のステップ1403にて、手書き欄の手書き文字と
活字欄の文字が共に入力されているかを確認し、入力さ
れていればステップ1403にてその文字に対する認識
辞書の作成を開始する。認識辞書の作成方法は文字デー
タから標準パターンを作成することによって行われる
が、これは公知の技術を利用する。結果としてこの標準
パターンをユーザ辞書に新規作成あるいは追加する。も
し、筆跡データ、文字コードの入力が不十分であればス
テップ1402にて警告を発し、登録しようとする文字
の手書き文字データと文字コードが共に入力されるよう
に処理は繰り返される。
【0036】図19の「取消」ボタンコマンド1907
が指示されると、図11の分岐1107が選択され、図
15のステップ1501にて手書き,活字欄に入力され
ている文字データ、文字コードを無効にし、再度入力を
可能にする。図20は『職』の文字を文字コード一覧表
から選んで入力したところである。図19の「部分再入
力文字登録」ボタンコマンド1909が指示されると、
図11の分岐1110が選択され、図30に移り、ステ
ップ3001に分岐し、部分再入力文字登録ルーチン1
07に制御が移される。図19の「終了」ボタンコマン
ド1908はこの新規文字登録ウィンドウを消去し、制
御をユーザ辞書編集部に戻す動作を行う。
【0037】(手書き文字再現部)手書き文字再現部1
05における処理の流れを図22と図16のフローチャ
ートを用いて説明する。図22の中の2201は手書き
文字再現エリア、2202は手書き文字の対象となる活
字表示エリア、2203は手書き文字の筆跡画数表示エ
リア、2204は対象活字の標準画数表示エリア、22
05,2206はペンタップによる機能呼び出しボタン
である。
【0038】前ユーザ辞書編集部103において図21
の「手書き再現」2106が指示されると、図22に見
られる画面の骨格を図16のステップ1601にて作成
し、ポップアップウィンドウの形式で表示する。前ユー
ザ辞書編集部103で文字コードが選択されていること
は確認されているので、ステップ1602でまずその文
字を活字エリアに拡大フォントを表示する。フォント表
示と共に次のステップ1603にて文字の画数を表示す
る。この画数は文字別に標準画数の記述された文字標準
画数データベースを用意し、該当する文字を検索するこ
とで行う。ユーザ辞書内の文字データを再現するにはま
ず、選択された文字に対応する辞書内データの一意的な
摘出を行わなければならないが、前述の文字コード対応
テーブルを利用すれば可能である。
【0039】該当する文字の辞書データは座標点を含ん
でおり、また、ペンダウン,ペンアップの情報がこれに
付加されているので、座標点がどの画数の筆跡(ストロ
ークと呼ぶ)に属するかが判断できる。これを用いてス
テップ1604では同ストローク内の座標点を順次直線
で連結させることにより筆跡を描画する。またステップ
1605では、ペンダウンの回数をカウントして筆跡デ
ータの画数とし、これを表示する。ステップ1606
で、ボタンコマンドの動作が図22の「再表示」220
5であれば再現された描画データを消去し、再び辞書内
データを利用して筆跡再現を始める。
【0040】図22の「終了」2206が指示されれ
ば、この手書き文字再現ウィンドウを消去し、制御を登
録文字編集部に戻す。図22は文字『あ』が選択されそ
の文字筆跡を途中まで再現しているところの図である。
【0041】(部分再入力文字登録部)部分再入力文字
登録部107における処理の流れを図25と図28のフ
ローチャートを用いて説明する。図25の中の2501
はメッセージ表示エリア、2502は手書き文字入力エ
リア、2503は活字文字入力エリア、2504は入力
コード一覧表エリア、2505は複数の文字コードが表
示可能となるスクロールバー、2506から2510は
ペンタップによる機能呼び出しボタンである。
【0042】前述の新規文字登録部104において、図
19の「部分再入力文字登録」1909が指示される
と、図25に見られる画面の骨格を図28のステップ2
801で作成し、ポップアップウィンドウの形式で表示
する。ここでいう部分再入力文字登録とは、「ユーザ独
自の筆跡による文字データの内、複数の文字に共通に含
まれる共通パターンを予め記憶させ、しかる後残りの部
分を繰返し入力を行い、それぞれの合成された筆跡デー
タをそれぞれ該当する文字コードに割り当てる作業」の
ことである。ここで、図25における手書き欄2502
が筆跡データ入力部、活字欄2503が文字コード入力
部となっている。図25の中央下の入力コード一覧表エ
リア2504は、この文字コードを入力するための入力
コード一覧表であり、これは図28のステップ2802
にて新規文字登録部と同様の構成で表示されている。
【0043】この表示が終了すると、次のステップ28
03に移り、ユーザからのコマンド指示を待つ。手書き
欄にユーザのペンダウン入力信号を検知すると、図28
の分岐2805が選択され、図31のステップ3101
にてその筆跡データは2次元の座標点の集合としてバッ
ファ領域に格納され、同時に手書き欄に描画する。図2
5はユーザが文字の一部である『魚』へんを記入し終っ
た状態である。次に「部分記憶」ボタンコマンド250
8が指示されると、図28の分岐2807が選択され、
図35のステップ3501に行き、手書き欄に筆跡デー
タが入力されているかを確認し、入力されていればステ
ップ3505にて共通パターン記憶エリアの内容を消去
し、次にステップ3503にてそれまでに入力された手
書き欄の筆跡データを、共通パターンとして共通パター
ン記憶エリアに記憶する。もしこの時手書き欄に筆跡デ
ータの入力が無い場合には、ステップ3503に行き警
告を発する。
【0044】図26は手書き欄に残りの筆跡データを追
加し、『鮎』の文字をモードコード一覧表から選んで入
力したところである。従って、図28で分岐2806が
選択され、図32のステップ3201に移り、前述した
ように入力コード一覧表より文字を選択することによっ
て、その文字コードが一度バッファ領域に格納され、そ
の文字コードを獲得することによって対応する文字コー
ドの入力が行われる。選択された文字は、そのつどステ
ップ3202にて活字欄に拡大して表示される。
【0045】ここで、図25の「登録」ボタンコマンド
2506が指示されると、図28の分岐2808が選択
され、図33のステップ3301に移り、手書き欄の手
書き文字と活字欄の文字が共に入力されているかを確認
し、入力されていればステップ3303にて、その文字
に対する認識辞書の作成を開始する。その結果としてこ
の標準パターンをユーザ辞書に新規作成あるいは追加す
る。もし、筆跡データ,文字コードの入力が不十分であ
ればステップ3302にて警告を発し、登録しようとす
る文字の手書き文字データと文字コードが共に入力され
るように処理は繰り返される。
【0046】図25の「追加登録」ボタンコマンド25
07が指示されると、図28の分岐2809が選択さ
れ、図36のステップ3601に移り手書き欄及び活字
欄に表示されているデータを全て無効とし、ステップ3
602にてあらためて予め記憶されている共通パターン
のデータを筆跡データとして複写,格納し、ステップ3
603にて手書き欄に表示が行なわれる。次に、再び残
りの筆跡データを追加することで新たな文字の登録が行
われる状態となる。共通パターン部分を再び利用して再
入力を行った例を図27に示す。
【0047】尚、前述の「追加登録」ボタンコマンド2
507が指示された際、本実施例においては手書き欄及
び活字欄に表示されているデータを全て無効としたが、
前記予め記憶されている共通パターンのデータ以外の手
書き欄及び活字欄のデータのみを消去させることで、再
び残りの筆跡データを追加し新たな文字の登録が行われ
る状態とさせられることは言うまでもない。
【0048】図25の「取消」ボタンコマンド2509
が指示されると、図28の分岐2801が選択され、図
34のステップ3401に移り手書き,活字欄に入力さ
れている文字データ,文字コードを無効にし、再度入力
を可能にする。図25の「終了」ボタンコマンド251
0はこの部分再入力文字登録ウィンドウを消去し、制御
を新規文字登録部104に戻す動作を行う。
【0049】以上本実施例によれば、部分再入力文字登
録部107において、予め共通部分のパターンとしてい
かなるパターンも登録可能であり、漢字のへんやつくり
に限らずより自由度の高い、しかも大変効率の良い手書
き認識文字のユーザ登録が行われる。
【0050】また、上記実施例では、部分再入力による
文字登録を行う際に、新たに共通パターン部分を筆跡デ
ータとして登録する方法に関して説明した。
【0051】しかし、(1)既に一度新規登録を行なっ
た所の図19に示す新規文字登録画面部104にある
か、(2)あるいは既にユーザ辞書に登録されている筆
跡データについて再表示が行われた図22に示す手書き
文字再現部105の手書き欄に手書き文字が表示されて
いる状態にある場合には、部分再入力文字登録部107
に移行することで、(1)新規文字登録画面部104あ
るいは、(2)手書き文字再現部105の、手書き欄に
表示されている手書き筆跡データの座標データを、当該
部分再入力文字登録部107の手書き欄に表示される文
字の筆跡データとする。また、更に図38に示すよう
に、手書き欄内の枠外から手書き入力を行うスタイラス
ペン3802を対角線ドラッグ操作3801すること
で、『手書き』欄内の手書き筆跡データを部分範囲選択
し、当該選択部分内部にある手書き筆記データを獲得
し、しかる後に当該選択部分を図39に示すように共通
パターン部分3903として登録する。以上の方法によ
り、一度ユーザ登録がなされた文字に存在するパターン
と共通なパターンを持つ他の文字をユーザ登録文字とし
て追加登録する際の手間を大幅に省略することが可能と
なる。
【0052】また前述の実施例においては、共通パタ
ーン部分を記憶させる共通パターン記憶エリアを1箇所
のみとし、1種類のみの共通パターンを記憶可能とした
が、共通パターンを記憶させる際に特定の共通パターン
を識別するべくインデックスを付加し、複数の共通パタ
ーンを格納させることで、部分再入力文字登録部の追加
登録操作を行う際に、既に登録された共通パターンの中
から目的のものを選択することが可能となる。したがっ
て、該選択操作を行った後、追加手書き入力を行い文字
登録を行うことで、一度記憶させた共通パターンに関し
ては繰返し、容易に追加登録が出来るという効果があ
る。
【0053】さらに、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に
適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明により、ユーザ独自の筆跡を部分
的に登録することを可能とし、操作の簡便化を図った手
書き文字認識方法及びその装置を提供できる。
【0055】すなわち、共通なパターンを持つ複数の文
字について、手書き認識のユーザ登録を行う際に、共通
なパターンについては繰返し入力する必要がなくなり、
ユーザ登録を行う際の手間を大幅に省略することが可能
となり、その結果より多くのユーザ登録が可能となり、
ユーザ登録された文字パターンについての文字認識を優
先させている現在の認識手段においては認識率の向上が
期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のユーザ登録アプリケーションの構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施例のユーザ登録アプリケーションのウィ
ンドウ状態遷移を示す図である。
【図3】本実施例による初期画面部の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】本実施例による新規ユーザ登録画面部の動作を
説明するフローチャートである。
【図5】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説明
するフローチャートである。
【図6】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説明
するフローチャートである。
【図7】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説明
するフローチャートである。
【図8】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説明
するフローチャートである。
【図9】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説明
するフローチャートである。
【図10】本実施例によるユーザ辞書編集部の動作を説
明するフローチャートである。
【図11】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図12】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図13】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図14】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図15】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図16】本実施例による手書き文字再現部の動作を説
明するフローチャートである。
【図17】本実施例による初期画面部を説明する図であ
る。
【図18】本実施例による新規ユーザ登録画面部を説明
する図である。
【図19】本実施例による新規文字登録部を説明する図
である。
【図20】本実施例による新規文字登録部を説明する図
である。
【図21】本実施例によるユーザ辞書編集部を説明する
図である。
【図22】本実施例による手書き文字再現部を説明する
図である。
【図23】本実施例による初期画面部で使用されるファ
イルを示す図である。
【図24】本実施例によるユーザ辞書編集部で使用され
る文字コード対応テーブルを示す図である。
【図25】本実施例による部分再入力文字登録部を説明
する図である。
【図26】本実施例による部分再入力文字登録部を説明
する図である。
【図27】本実施例による部分再入力文字登録部を説明
する図である。
【図28】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図29】本実施例の文字認識装置の構成を示す図であ
る。
【図30】本実施例による新規文字登録部の動作を説明
するフローチャートである。
【図31】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図32】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図33】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図34】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図35】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図36】本実施例による部分再入力文字登録部の動作
を説明するフローチャートである。
【図37】他の実施例を説明する図である。
【図38】他の実施例を説明する図である。
【図39】他の実施例を説明する図である。
【符号の説明】
101 初期画面部 102 新規ユーザ登録部 103 ユーザ辞書編集部 104 新規文字登録部 105 手書き文字再現部 106 ユーザ辞書部 107 部分再入力文字登録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松林 一弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 阪口 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 原田 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高須 英司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−14009(JP,A) 特開 昭57−30087(JP,A) 特開 昭60−200383(JP,A) 特開 昭59−5390(JP,A) 特開 昭59−151272(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/00 - 9/82

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ独自の筆跡データと文字コード
    を対応づけて辞書に登録し、前記筆跡データの認識を可
    能とする手書き文字認識装置であって、ユーザにより入力された筆跡データの少なくとも一部分
    を共通パターンとして記憶する共通パターン記憶手段
    と、 登録対象の筆跡データをユーザに記入させる領域に、前
    記共通パターン記憶手段に記憶されている共通パターン
    を表示させる表示制御手段と、 前記表示された共通パターンに対して残りの筆跡データ
    がユーザにより追加入力されて生成された登録対象の筆
    跡データを、文字コード と対応付けて前記辞書に登録す
    る筆跡データ合成登録手段とを備えることを特徴とする
    手書き文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記共通パターン記憶手段は、表示され
    ている筆跡データの中から、ユーザにより指定された範
    囲内に含まれる筆跡データを前記共通パターンとして
    択する選択手段と、当該選択された共通パターンを記憶
    する記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1記載
    の手書き文字認識装置。
  3. 【請求項3】 前記共通パターン記憶手段は複数の共通
    パターンを記憶し、更に、前記表示制御手段は既に記憶
    された前記複数の共通パターンの中から前記表示させる
    共通パターンを選択する手段を含むことを特徴とする請
    求項1記載の手書き文字認識装置。
  4. 【請求項4】 ユーザ独自の筆跡データと文字コード
    を対応づけて辞書に登録し、前記筆跡データの認識を可
    能とする手書き文字認識方法であって、ユーザにより入力された筆跡データの少なくとも一部分
    を共通パターンとして共通パターン記憶エリアに記憶さ
    せる共通パターン記憶ステップと、 登録対象の筆跡データをユーザに記入させる領域に、前
    記共通パターン記憶エリアに記憶されている共通パター
    ンを表示させる表示制御ステップと、 前記表示された共通パターンに対して残りの筆跡データ
    がユーザにより追加入力されて生成された登録対象の筆
    跡データを、文字コード と対応付けて前記辞書に登録す
    る筆跡データ合成登録ステップとを備えることを特徴と
    する手書き文字認識方法。
  5. 【請求項5】 前記共通パターン記憶ステップには、表
    示されている筆跡データの中から、ユーザにより指定さ
    れた範囲内に含まれる筆跡データを前記共通パターンと
    して選択する選択ステップと、当該選択された共通パタ
    ーンを前記共通パターン記憶エリアに記憶させる記憶制
    御ステップとが含まれることを特徴とする請求項記載
    の手書き文字認識方法。
  6. 【請求項6】 前記共通パターン記憶ステップでは複数
    の共通パターンを記憶させ、更に、前記表示制御ステッ
    では既に記憶された前記複数の共通パターンの中から
    前記表示させる共通パターンを選択するステップを含む
    ことを特徴とする請求項記載の手書き文字認識方法。
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