JPH0696282A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

情報処理方法及び装置

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JPH0696282A
JPH0696282A JP4246501A JP24650192A JPH0696282A JP H0696282 A JPH0696282 A JP H0696282A JP 4246501 A JP4246501 A JP 4246501A JP 24650192 A JP24650192 A JP 24650192A JP H0696282 A JPH0696282 A JP H0696282A
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Eiji Takasu
英司 高須
Takashi Harada
隆史 原田
Tsuneichi Arai
常一 新井
Shigeki Mori
重樹 森
Kazuhiro Matsubayashi
一弘 松林
Hiroto Yoshii
裕人 吉井
Katsuhiko Sakaguchi
克彦 阪口
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Abstract

(57)【要約】 文字認識に用いる認識辞書の標準文字パターンを加工処
理を行なわず格納し、装置内に文字筆跡再現部を設ける
ことにより認識辞書内の文字情報を再現する。また、認
識辞書には正規化された状態の文字データを格納し、文
字の外接枠も合わせて格納する。文字筆跡再現時には正
規化された文字データと、文字の形状(大きさ・位置)
とを同時に再現する。以上の手段を備えることにより、
ユーザは標準パターンがどのような形で納められている
かが判断でき、次回以降の使用時に書き方を標準パター
ンに似せて書けば認識率の向上が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理方法及び装置に
係り、特に辞書に格納されている画像情報を表示装置上
に出力し得る情報処理方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、文字認識装置、特にオンライン手
書き文字認識装置はタブレット上などに書く使用者の文
字を文字認識装置内の認識辞書と比較し、最も類似して
いると思われる文字コードを認識結果として出力する。
しかし、現在の文字認識技術では認識率が常に100%
である手法、装置は発表されていない。そのため各研究
機関、企業はこの誤認識率を低く押さえるために各種の
試みがなされている。
【0003】その一つとして認識辞書に格納されている
文字の標準パターンを実際に再現させて見せる方法があ
る。これは、認識辞書内の文字データ(座標データ)を
順次描画することにより筆跡を再現し、これを参考に使
用者は自分の筆跡を標準パターンに近似させ、認識率を
向上させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例においては、通常、認識辞書内の文字データは実際の
入力時の位置、大きさ変動を吸収するために正規化され
た状態で格納されている。よって、その文字の再現時に
は位置、大きさの情報は失われており、また、筆跡速度
の情報など、元来の形や状態を認識することはできな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は、辞書に登録する画像情報を入力し、前記
入力された画像情報の座標点列を前記辞書に格納し、前
記入力された画像情報の再現指示に従って、前記格納さ
れた座標点列情報を表示する情報処理方法及び装置を提
供する。
【0006】上記課題を解決する為に、本発明は、好ま
しくは座標点列情報に対応して画像情報が入力された際
の筆圧情報を格納する。
【0007】上記課題を解決する為に、本発明は、好ま
しくは入力された画像情報を正規化して格納し、前記正
規化された情報に対応して入力された画像情報の外接枠
の情報を格納する。
【0008】上記課題を解決する為に、本発明は、好ま
しくは格納された外接枠の情報を出力する。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0010】図30は本発明の一実施例による情報処理
装置の構成を示す概略構成図である。図において、1は
装置全体の制御を行うCPUであり、ROM2に格納さ
れるプログラムに従って各種処理を行う。2は制御プロ
グラム、エラー処理プログラム、後述するフローチャー
トに従って動作させるプログラム等を格納したROMで
ある。3は各種プログラムのワークエリア及びエラー処
理時の一時退避エリアとして用いるRAMである。この
RAMには後述する認識に用いる為の辞書、ユーザ辞書
106、ユーザ名インデクスファイル107、文字種フ
ァイル108、文字標準画数データベース109、とい
った各種データベースが格納される。4は不図示の透明
な座標入力板とこの座標入力板に対して座標点の位置を
指示する不図示のペンとを備えに座標入力部であり、座
標点の位置の検出においては電磁誘導或いは超音波振動
を利用した方式を用いるものとする。5は不図示の座標
入力板の座標点に1対1対応したメモリを有し、座標入
力板の入力した座標点のビット情報或は後述する座標点
に基づいて算定されるドットのビット情報を格納するV
IDEO RAM(以下、「VRAM」という)であ
る。6はVRAM5に格納されているビット情報に基づ
いてビットイメージを表示する表示部であり、この表示
部6にはLCDが用いられており、例えばEL素子やC
RT等による表示方式を用いても良い。この表示部6
に、後述する各種ウィンドウが表示される。
【0011】図1は本発明を実現するためのユーザ登録
アプリケーション構成ブロック図である。101〜10
6の各部はそれぞれオンライン文字認識におけるユーザ
登録の機能要素を担当する部分で、GUI(グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース)によるウィンドウアプ
リケーション実行部(101〜105)と辞書部(10
6〜109)からなる。
【0012】101の初期画面部では登録されているユ
ーザの一覧表示を行い、現在設定されているユーザ辞書
のオーナーが確認できる。そのほかの機能として新たに
ユーザを登録する、ユーザ辞書内の登録文字を編集する
ための両指示機能を含んでいる。102の新規ユーザ登
録部では上記新規ユーザの登録を実施する場所である。
103のユーザ辞書編集部ではユーザ辞書内の文字を一
覧表示させ、個々の文字に対して削除、手書きの再現を
指示することができる。また、新たにユーザの筆跡によ
る文字を登録するための指示機能も含んでいる。104
の新規文字登録部では前103で指示された文字登録を
実施する場所である。105の手書き文字再現部では前
103で指示された登録文字を筆跡順に再現描画する場
所である。106のユーザ辞書部はこれらの機能を実現
するために、登録されている文字情報を格納している場
所である。ここでは複数のユーザがそれぞれ異なるユー
ザ辞書を所有することになる。107のユーザ名インデ
クスファイルはユーザ辞書106を所有するユーザ名が
登録されている。108の文字種ファイルは登録可能で
ある文字種データを記憶し、109の文字標準画数デー
タベースは、各文字の標準画数を記憶している。
【0013】図2はユーザ登録アプリケーションのウィ
ンドウ状態遷移図である。201〜205の各部は前述
の図1の機能を実行するウィンドウを表し、各ウィンド
ウの表示例は後述するが、表示部6に表示される。20
6のシステムはこのユーザ登録アプリケーションを終了
したときに制御が返される場所であるシステムである。
図中の矢印は各ウィンドウでのボタンコントロールによ
る入力される制御コマンドによる処理の流れを示してい
る。以下、図2を用いてその流れとウィンドウの移り変
わりを説明する。
【0014】新規画面部201で「新規ユーザ登録」コ
マンドが指示されると新規ユーザ登録画面部202がポ
ップアップウィンドウの形式で新たに現れる。新規ユー
ザ登録画面部202で「登録&終了」コマンドが指示さ
れると、このポップアップウィンドウは消去され、再び
新規画面部201に制御が戻る。新規画面部201で
「ユーザ辞書編集」コマンドが指示されると新規画面部
201が消去され、新たにユーザ辞書編集部203が現
れる。ここで「新規文字登録」コマンドが指示されると
新規文字登録画面部204がポップアップウィンドウの
形式で現れる。このウィンドウでの文字登録操作は「終
了」コマンドが指示されない限り、繰り返して実行する
ことができる。文字を登録した後、「終了」が指示され
ると新規文字登録画面部204は消去され、ユーザ辞書
編集画面部203に制御が移る。このユーザ辞書編集画
面部203での「文字削除」コマンドも複数回実行が可
能である。さらに「手書き再現」コマンドが指示される
と手書き文字再現部205がポップアップウィンドウの
形式で現れる。ウィンドウが表示されると同時に再現が
始まり、「再表示」コマンドにより繰り返し表示するこ
とが可能である。「終了」コマンドにより手書き文字再
現部ウィンドウを消去し、制御をユーザ辞書編集画面部
に戻す。ユーザ辞書編集画面部203で「終了」コマン
ドが指示されると自分自身のウィンドウを消去し、新規
画面201を再度表示する。従ってユーザ登録アプリケ
ーションを終了することができるのは初期画面部201
において「終了」コマンドが指示されたときのみであ
る。
【0015】なお、上述した様に、本ユーザ登録アプリ
ケーション関係のウィンドウ枚数は画面部202・20
4・205のポップアップウィンドウがそれぞれ表示さ
れているときは2枚、201あるいは203のウィンド
ウが表示されているときは1枚となっている。
【0016】次に各画面部における機能の詳細と処理の
流れを添付図面図3以降を用いて説明する。
【0017】まず初期画面部における処理の流れを図1
7と図3のフローチャートを用いて説明する。図17中
の1701はメッセージ表示エリア、1702はユーザ
名一覧表示及びユーザ辞書オーナー表示エリア、170
3は登録されているユーザが一画面に収まり切らないと
きのためのスクロールバー、1704から1707はペ
ンタップによって機能を呼び出すことができるボタンで
ある。
【0018】ユーザ登録アプリケーションが起動される
と301でウィンドウを作成するが、このとき309の
ユーザ名インデックスファイルから登録されているユー
ザ名を読み込む。このユーザ名インデックスファイルは
図23に示される構造を持つディスクファイルであり、
読み書き可能なファイルである。作成されたウィンドウ
は図17のようになる。302においてシステムに設定
されているユーザ辞書のオーナーを判断する。オーナー
が判別されると303において1701ユーザ名表示エ
リアにユーザ辞書のオーナーであるユーザにマークが付
く。例えば図17ではユーザ名が”arai”であるユ
ーザがオーナーである。ここまでの処理が終わると、ユ
ーザによるコマンド指示を待つ状態(304)になる。
ペンなどのポインティングデバイスで直接ユーザ名を選
択すると、システムに対して308でユーザ辞書のオー
ナー変更を要求し、設定を変更する。そのほかのボタン
コマンドによる動作については1704の「ユーザ辞書
編集」ボタンを指示すれば(306)ユーザ辞書編集ル
ーチンへ制御が移り、1705の「新規ユーザ登録」ボ
タンを指示すれば(307)新規ユーザ登録ルーチンへ
制御が移り、1706の「取消」ボタンを指示すればこ
れまでに行われているユーザ名選択によるユーザ辞書の
設定変更を無効にし、ユーザ辞書設定をこのアプリケー
ション起動前の状態に戻す。1707の「終了」ボタン
を指示すれば(305)このユーザ登録アプリケーショ
ンを終了し、システムに制御を戻す。
【0019】次に新規ユーザ登録画面部における処理の
流れを図18と図4のフローチャートを用いて説明す
る。図18中の1801はユーザ名を入力するユーザ名
入力エリア、1802はユーザ名の入力を取り消す機能
ボタン、1803は入力されたユーザ名を登録し、この
ウィンドウを終了する機能ボタンである。
【0020】前初期画面部で1704の「新規ユーザ登
録」コマンドを指示すると 図18に示すポップアップ
ウィンドウが表示される(401)。その後ユーザによ
るコマンド指示を待つ状態に入る。1801のユーザ名
入力エリアにペンダウンによるイベント信号が検知され
ると(404)既存の認識ルーチンを呼び出す。これを
用いてユーザ名入力エリアに描かれる文字筆跡をオンラ
イン文字認識処理し、文字データを文字コードに変換す
る(407)。1803の「登録&終了」ボタンコマン
ドの指示があるとユーザ名入力エリアに変換入力された
ユーザ名を新規ユーザ名と判断し、409のユーザ名イ
ンデックスファイルに追加登録する(406)。その
後、自分自身のウィンドウを消去し、再び、制御を初期
画面部に戻す。一方、1802の「取消」ボタンコマン
ドの指示があるとユーザ名入力エリアに入力されている
文字をすべて消去し(408)、再びユーザ名入力コマ
ンド指示を待つ状態に入る。
【0021】次にユーザ辞書編集部における処理の流れ
を図21と図5のフローチャートを用いて説明する。図
21中の2101はメッセージ表示エリア、2102は
登録文字一覧表示エリア、2103は多数の登録文字を
表示することが可能なスクロールバー、2104から2
108はペンタップによる機能呼び出しボタンである。
【0022】前初期画面部において1705の「ユーザ
辞書編集」が指示されると、まず、指定されたユーザ辞
書を複写コピーし、別途格納しておく(512)。これ
は辞書編集作業を取り消すことができるようにするため
である。次にユーザ辞書をオープンし、ユーザ辞書内の
文字コードをバッファ領域に読み込む(502)。ここ
で、ユーザ辞書内の文字と表示する文字を1対1に対応
させるため、文字コード対応テーブルを作成する(図6
の601)。例えば登録されている文字が6文字の場
合、図24に示すようになる。この文字コード対応テー
ブルを作成する意味は、もし仮に同一文字コードの辞書
文字データが複数存在した場合、「削除」「再現」コマ
ンドによる文字の編集に対し、文字コードのみの情報で
は辞書内データの検索を一意的に行うことができないた
めである。この文字コード対応テーブルをもとに図21
に示すユーザ辞書編集画面を表示する(503)。この
とき読み込まれた文字コードが2101の登録文字一覧
表示エリアに表示されている(504)。その後、ユー
ザによるコマンド指示待ち状態に入る(505)。登録
文字一覧表示エリアにペンダウンなどによる信号を検知
すると、ペンダウンされた場所の文字が選択される(5
06)。その選択された文字の位置情報から文字コード
テーブル上の表示番号を得る。その表示番号から実際に
ユーザ辞書に格納されている辞書文字データの格納場所
を決定し、編集される辞書文字データ情報を得る。21
04の「文字登録」ボタンコマンドが指定される(50
7)と新規文字登録ルーチンへ制御が移る(図7の70
1)。2105の「文字削除」ボタンコマンドが指示さ
れる(509)と、登録文字一覧表示エリアの文字が選
択されているかどうかが判断され(図8の801)、選
択されていなければ505のコマンド指示待ち状態に戻
る。すでに選択されていれば前述の文字コード対応テー
ブルを用いて削除すべき文字の辞書データ格納場所を捜
し出す。見つかった時点で実際のユーザ辞書に格納され
ている辞書文字データを削除する(802)。ユーザ辞
書の内容が変更されると同時に文字コード対応テーブル
も変更され、登録文字一覧表示エリアの文字表示を更新
する(504)。2106の「手書き再現」ボタンが指
示されると(509)、文字が選択されていれば手書き
再現ルーチンへ制御が移り、選択されていなければ再び
文字が選択されるのを待つ状態に入る(901)。21
07の「取消」ボタンコマンドが指示される(510)
と登録文字一覧表示エリア内の文字が選択されているか
どうかが判断され(図10の1001)、選択されてい
ればその文字を無効にし、表示の上でも文字が何も選択
されていない状態してから(1002)登録辞書の内容
を辞書編集ウィンドウ起動前の状態に戻す(100
3)。この操作によって再び編集作業が再開できる様に
する。2108の「終了」ボタンコマンドはこのユーザ
辞書編集ウィンドウを消去し、前初期画面部に制御を戻
す動作を行う。
【0023】次に新規文字登録部における処理の流れを
図19、図20と図11のフローチャートを用いて説明
する。図19中の1901はメッセージ表示エリア、1
902は手書き文字入力エリア、1903は活字文字入
力エリア、1904は入力コード一覧表エリア、190
5は複数の文字コードが表示可能となるスクロールバ
ー、1906から1908はペンタップによる機能呼び
出しボタンである。
【0024】前ユーザ辞書編集部において2104の
「文字登録」が指示されると、図19に見られる画面の
骨格を作成しポップアップウィンドの形式で表示する
(1101)。ここでいう文字登録とは、ユーザ独自の
筆跡による文字データを該当する文字コードに割り当て
る作業のことである。よって、ユーザの筆跡データを取
得するデータ入力部と対応する文字コード入力部が必要
になるわけだが図19における1902の『手書き』欄
が筆跡データ入力部、1903の『活字』欄が文字コー
ド入力部となっている。図19の1904はこの文字コ
ードを入力するための入力コード一覧表であり、この中
から文字を選択することによって入力する方式を採って
いる。従って、入力コード一覧表には登録可能な文字種
を表示しなくてはならないが、これはあらかじめ登録可
能な文字種が格納されている文字種ファイルを作成して
おけばよい(1109)。このファイルを読み込むこと
によって登録可能な文字種を表示する(1102)。こ
の表示が終了するとユーザからのコマンド指示を待つ
(1103)。『手書き』欄にユーザのペンダウン入力
信号を検知すると、その筆跡データは2次元の座標点の
集合としてバッファ領域に格納され(図12の120
1) 、同時に『手書き』欄に描画する。図19はユー
ザが活字の「職」に対応させる文字を1902のように
記入し終った状態である。対応する文字コードの入力
は、前述したように入力コード一覧表より文字を選択す
ることによって、その文字コードが一度バッファ領域に
格納され、その文字コードを獲得することによって行わ
れる(図13の1301)。選択された文字はその都度
『活字』欄に拡大して表示される(1302)。190
6の「登録」ボタンコマンドが指示されると『手書き』
欄の手書き文字と『活字』欄の文字が共に入力されてい
るかを確認し(1401)、入力されていればその文字
に対する認識辞書の作成を開始する(1403)。認識
辞書の作成方法は文字データから標準パターンを作成す
ることによって行われるが、これは公知の技術を利用す
る。結果としてこの標準パターンをユーザ辞書に新規作
成あるいは追加する(1404)。もし、筆跡データ、
文字コードの入力が不十分であれば警告を発し(140
2)、登録しようとする文字の手書き文字データと文字
コードが共に入力されるように処理は繰り返される。1
907の「取消」ボタンコマンドが指示されると『手書
き』『活字』欄に入力されている文字データ、文字コー
ドを無効にし(図15の1501)、再度入力を可能に
する。図20は『職』の文字を文字コード一覧表から選
んで入力したところである。1908の「終了」ボタン
コマンドはこの新規文字登録ウィンドウを消去し、制御
をユーザ辞書編集部に戻す動作を行う。
【0025】次に手書き文字再現部における処理の流れ
を図22と図16のフローチャートを用いて説明する。
図22中の2201は手書き文字再現エリア、2202
は手書き文字の対象となる活字表示エリア、2203は
手書き文字の筆跡画数表示エリア、2204は対象活字
の標準画数表示エリア、2205、2206はペンタッ
プによる機能呼び出しボタン、2207は文字位置基準
線である。2208は手書き文字の筆圧情報を示してい
る。
【0026】ここで、手書き文字再現に用いるユーザ辞
書について説明する。
【0027】図25は認識辞書内の構造を表した図であ
る。辞書内は文字コードとその他の情報を含む文字ブロ
ックの集合体からなり、2501のように配列されてい
る。各文字ブロックの内容は2502に示すとおりであ
る。2502に納められている各情報はあらかじめ標準
パターンの作成時に導入、加工されるものである。25
02の「文字枠情報」は図26に示される文字枠の情報
が格納されている。すなわち、“(X,Y)”は文字枠
の左上隅の絶対座標であり、“width”は枠幅、
“height”は枠高をあらわすものである。また、
筆圧情報は入力タブレットより得られる、文字の平均筆
圧値である。文字ブロックの最終に格納されているのが
文字データであり、2次元座標とペンアップ、ペンダウ
ン、終了の各コードが納められている。この文字データ
の座標は文字の入力格納時そのままの状態であり、一切
の加工をしていながら、座標は文字枠左上隅を原点とし
た値となっている。
【0028】前ユーザ辞書編集部において2106の
「手書き再現」が指示されると、図22に見られる画面
の骨格を作成しポップアップウィンドの形式で表示する
(1602)。前ユーザ辞書編集部で文字コードが選択
されていることは確認されているので、まずその文字を
活字エリアに拡大フォントを表示する(1603)。フ
ォント表示と共に文字の画数を表示する(1603)
が、これは文字別に標準画数の記述された文字標準画数
データベース(1607)を用意し、該当する文字を検
索することで行う。ユーザ辞書内の文字データを再現す
るにはまず、選択された文字に対応する辞書内データの
一意的な摘出を行わなければならないが、前述の文字コ
ード対応テーブルを利用すれば可能である。該当する文
字の辞書データは座標点を含んでおり、また、ペンダウ
ン、ペンアップの情報がこれに付加されているので、座
標点がどの画数の筆跡(ストロークと呼ぶ)に属するか
が判断できる。これを用いて同一ストローク内の座標点
を順次直線で連結させることにより筆跡を描画する(1
604)。またペンダウンの回数をカウントして筆跡デ
ータの画数とし、これを表示する(1605)。また、
ユーザ辞書内の文字ブロックに筆圧の情報があるのでこ
れを表示する(2208)。
【0029】ボタンコマンドの動作(1606)は22
05の「再表示」であれば再現された描画データを消去
し、再び辞書内データを利用して筆跡再現を始める。2
206の「終了」が指示されればこの手書き文字再現ウ
ィンドウを消去し、制御を登録文字編集部に戻す。図2
2は文字『あ』が選択されその文字筆跡を途中まで再現
しているところの図である。
【0030】なお、本文中に記載しているウィンドウの
作成方法、信号検知方法は既存の公知の技術を用いて実
現される。また、ポインティングデバイスとしてペンを
取り上げたが、マウスによる操作でも選択、記入が行え
ることは明らかである。
【0031】(実施例2)前述の実施例1では、認識辞
書内の文字を再現する手段に関して、認識辞書に存在す
る文字データを一切の加工処理をしない状態(生デー
タ)で格納してあり、このような認識辞書内の文字デー
タを逐次描画することによって文字筆跡を忠実に再現し
ていた。
【0032】この実施例2では文字筆跡再現に使用する
認識辞書を実施例1とは異なる構造においても同一の目
的を達成できる手法を説明する。
【0033】まず、認識辞書の構造を図27を用いて説
明する。2701の文字ブロック配列は実施例1と変わ
らないが、文字ブロック内の構造が違う。2702の文
字ブロック構造の最終に文字データが格納されている
が、この文字データの各座標値はあらかじめ辞書作成時
に位置・大きさなどの変動を吸収した点座標値となって
いる(2703)。位置・大きさの情報が文字データか
らは獲得できないので2702の文字ブロック内に文字
枠情報に加え、辞書作成時の記入文字の外接枠情報を格
納している。図28は文字ブロック内の文字枠情報、外
接枠情報にあたる部分を表した図である。2801は文
字枠、2802は文字の外接枠である。実施例1に示し
たとおり、X0、Y0、W0、H0はそれぞれ文字枠左
上隅の絶対X座標、Y座標、文字枠幅、文字枠高であ
り、X1、Y1、W1、H1はそれぞれ文字外接枠左上
隅の絶対X座標、Y座標、文字枠幅、文字枠高である。
以上の情報を備えた文字ブロック構造により図29に示
す文字再現部を作成することができる。2901は手書
き文字エリア、2902は活字文字エリア、2903は
手書き文字の画数表示エリア、2904は活字文字の画
数表示エリア、2905は再表示ボタン、2906は終
了ボタン、2907は文字枠、2908は筆圧を表示す
る筆圧表示エリア、2909は文字外接枠である。活字
文字の出力、手書き文字の出力は実施例1と同様に行う
ことができる。また、外接枠の出力は文字ブロック内の
外接枠情報を利用することで可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、認識
辞書の作成時に標準パターンとする文字データを一切の
加工処理することなしに格納し、その文字データを逐次
描画することによって標準パターンの筆跡を理解するこ
とができる。これにより文字認識装置を使用するユーザ
は自分の手書き文字が認識されやすい様に書くことがで
き、学習効果をもたらす。また、前記認識辞書が個人専
用のユーザ辞書である場合、自分の登録した文字がどの
ような形状であったかを確認することができる。
【0035】また他の発明によれば、正規化された状態
で文字データが認識辞書に格納されており、同時に標準
パターンの外接枠情報が付加されているので文字データ
の再現時には正規化された文字データの形状と実際の文
字の位置・形が同時に観察できる。これにより、特に日
本語、文字に良く見られる撥音などのような大きさ・位
置の違いによる類似文字間の判別が瞬時に把握できる。
これは類似文字間の誤認識を大幅に低減するための情報
を提供していることになる。
【0036】以上の様な認識装置に文字再現部を設け、
認識辞書内の文字情報を使用者に知らしめることにより
次回の文字認識時に認識率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ登録アプリケーションの構成を示すブロ
ック図
【図2】ユーザ登録アプリケーションのウィンドウ状態
遷移図
【図3】初期画面部の処理のフローチャート
【図4】新規ユーザ登録画面部の処理のフローチャート
【図5】ユーザ辞書編集部の処理のフローチャート
【図6】文字選択処理のフローチャート
【図7】新規文字登録ルーチンへの移行処理のフローチ
ャート
【図8】文字削除処理のフローチャート
【図9】手書き再現処理のフローチャート
【図10】取消処理のフローチャート
【図11】新規文字登録部の処理のフローチャート
【図12】手書き欄入力処理のフローチャート
【図13】文字選択処理のフローチャート
【図14】登録処理のフローチャート
【図15】取消処理のフローチャート
【図16】手書き文字再現部の処理のフローチャート
【図17】初期画面ウィンドウ
【図18】新規ユーザ登録画面ウィンドウ
【図19】新規文字登録画面ウィンドウ(1)
【図20】新規文字登録画面ウィンドウ(2)
【図21】ユーザ辞書編集ウィンドウ
【図22】手書き文字再現画面ウィンドウ(2)
【図23】ユーザ名インデックスファイル
【図24】文字コード対応テーブル
【図25】認識辞書データフォーマット例(1)
【図26】文字枠の説明図
【図27】認識辞書データフォーマット例(2)
【図28】文字枠・外接枠の説明図
【図29】図27のデータに従った手書き文字再現ウィ
ンドウ
【図30】本実施例の情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 重樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松林 一弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 吉井 裕人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 阪口 克彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 辞書に登録する画像情報を入力し、 前記入力された画像情報の座標点列を前記辞書に格納
    し、 前記入力された画像情報の再現指示に従って、前記格納
    された座標点列情報を表示することを特徴とする情報処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記座標点列情報に対応して前記画像情
    報が入力された際の筆圧情報を格納することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記入力された画像情報を正規化して格
    納し、 前記正規化された情報に対応して該入力された画像情報
    の外接枠の情報を格納することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理方法。
  4. 【請求項4】 前記格納された外接枠の情報を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 辞書に登録する画像情報を入力する入力
    手段と、 前記入力された画像情報の座標点列を前記辞書に格納す
    る格納手段と、 前記入力された画像情報の再現指示に従って、前記格納
    された座標点列情報を表示する表示手段とを有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記座標点列情報に対応して前記画像情
    報が入力された際の筆圧情報を格納するよう制御する手
    段を有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記入力された画像情報を正規化して格
    納し、 前記正規化された情報に対応して該入力された画像情報
    の外接枠の情報を格納するよう制御する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記格納された外接枠の情報を出力する
    よう制御する手段を有することを特徴とする請求項7に
    記載の画像処理装置。
JP4246501A 1992-09-04 1992-09-16 情報処理方法及び装置 Pending JPH0696282A (ja)

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EP93114158A EP0585944B1 (en) 1992-09-04 1993-09-03 Method and apparatus for displaying characters
US08/454,815 US5699455A (en) 1992-09-04 1995-05-31 Information processing method and apparatus
US08/627,229 US6396950B1 (en) 1992-09-04 1996-03-18 Information processing method and apparatus
US08/847,498 US6185333B1 (en) 1992-09-04 1997-04-25 Information processing method and apparatus
HK98112743A HK1011781A1 (en) 1992-09-04 1998-12-03 Method and apparatus for displaying characters
US09/597,822 US6697524B1 (en) 1992-09-04 2000-06-19 Information processing method and apparatus

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