JPH0695938A - データ管理方式 - Google Patents

データ管理方式

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Publication number
JPH0695938A
JPH0695938A JP4122467A JP12246792A JPH0695938A JP H0695938 A JPH0695938 A JP H0695938A JP 4122467 A JP4122467 A JP 4122467A JP 12246792 A JP12246792 A JP 12246792A JP H0695938 A JPH0695938 A JP H0695938A
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JP
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data
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value
management data
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Application number
JP4122467A
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English (en)
Inventor
Hideki Yamagata
英樹 山形
Yuko Watanabe
祐子 渡邉
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】絶対値検索を導入することにより、常に最短時
間で処理することが可能なデータ管理方式を提供するこ
と。 【構成】複数の検索データaをつないで検索用データリ
ンクを生成する絶対検索用データ初期設定手段2と、登
録あるいは検索する入力データの数値が2つの隣接する
検索データaの中間の値になる位置を探し出し出力する
絶対検索用データ位置検出手段4と、入力データの値が
昇順あるいは降順に並ぶような管理データリンク上の位
置を探索し、存在しなければ相対値に変換し、登録済み
の前後の管理データbとの間に双方向ポインタリンクを
はるデータ登録手段6と、順次入力した検索データの値
と等しい管理データbを検索するデータ検索手段7と、
指定する管理データbとこれにつながる全検索データa
の相対値を一括変更する絶対データ挿入/短縮手段8
と、前後の相対関係を変更せずに指定したデータを削除
する絶対データ削除手段10とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ管理方式に関し、
特に複数のデータ項目の中の任意のデータ項目の数値に
着目して昇順あるいは降順にデータを並べて管理する回
路シミュレータやテスターに入力する波形パターンデー
タのように、時刻と値を持つと共に挿入および削除が頻
繁に発生するデータを時刻と値の大きさの順序に並べて
データを管理するデータ管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ管理方式は、図6のブロッ
ク図に示すように、管理データリンクの先頭ポインタか
ら管理データリンクをたどり、入力した検索データの数
値と比較していき、値の等しい管理データcを検索する
データ検索手段12と、管理データリンクの先頭ポイン
タから管理データリンクをたどって、入力した登録デー
タの数値と比較していき、値が昇順あるいは降順に並ぶ
ような管理データリンク上の位置を探し出し、登録デー
タの数値を直前の管理データcに対する差分である相対
値に変換し、登録済みの前後の管理データcとの間でポ
インタリンクをはるデータ登録手段13と、指定した管
理データcの値を変更することで、前後の相対関係は変
えずに指定された管理データcとその直前の管理データ
cとの間の相対値を変更するデータ挿入/短縮手段14
と、指定した2つの管理データcの間に存在するすべて
の管理データcを削除し、2つめの管理データcの値を
変更することで、前後の相対関係は変えずに指定した管
理データc間のデータを削除するデータ削除手段15と
を含んでいる。
【0003】図7は従来のデータ管理方式での管理デー
タの構造を説明する説明図である。図7分図(a)は、
管理データリンクとして管理データc、c’が、それぞ
れの管理している値が昇順あるいは降順に並ぶようにポ
インタでリンクされていることを示している。ポインタ
は、次に続く管理データの位置を指し示すものである。
【0004】次に図7分図(b)および図7分図(c)
を使用して0から1000000までの時刻で任意の値を持つ
パタンデータを、従来のデータ管理方式で管理する場合
を説明する。
【0005】(登録)図7分図(b)でまず時刻300050
に値Xの登録指示を受けると、データ検索手段12を用
いて管理データリンクをたどり、管理データが保有して
いる相対値を加算し、管理データを検索し、時刻300050
が既に時刻300000に値Wを登録済みの管理データc1の
次に位置することを検出したとすると、データ登録手段
13を用いて管理データc1の管理データリンクポイン
タに入力データをつなぎ、時刻の値は管理データc1か
らの相対値50に変更して管理データc2を登録する。続
いて時刻300060に値Yを登録する場合には、値Xの登録
と同様に、データ検索手段12を用いて直前の管理デー
タとして管理データc2を求め、入力データの登録位置
を探して管理データc2の次につなぎ、時刻の値を管理
データc2からの相対値10に変更して管理データc3を
登録する。
【0006】(検索)図7分図(b)で時刻300060での
管理データの値の検索指示を受けた場合は、データ検索
手段12を用いて、検索データと同じ値になる管理デー
タc3を探し出し、値Yを得る。
【0007】(挿入)図7分図(c)で時刻300050に10
時間分の値Zを挿入する指示を受けると、データ検索手
段12を用いて時刻300050に登録してある管理データc
2を探し出し、絶対データ挿入/短縮手段14を用い
て、管理データc2の相対値を10時間分に相当する10に
変更し、次にデータ登録手段13を用いて管理データc
1と管理データc2の間に相対値50、値zの管理データ
c4を登録する。
【0008】(削除)図7分図(c)で時刻300050に10
時間分の値Zを削除する指示を受けると、データ検索手
段12を用いて時刻300050に登録してある管理データc
4を探し出し、データ削除手段15を用いて、管理デー
タc4を削除し、管理データc4の相対値50を管理デー
タc2の相対値として登録する。最終結果は、図7分図
(b)と同等である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
管理方式は、データの挿入および削除については、1つ
の管理データの値の変更だけで対処できるため高速処理
できるが、データの登録および検索については、指示の
都度、管理データリンクの先頭から順に登録および検索
位置を探すため、データ量に比例して処理時間が増大す
ることになるという問題点がある。
【0010】本発明の目的は、絶対値検索を導入するこ
とにより、常に最短時間で処理することが可能なデータ
管理方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ管理方式
は、複数のデータ項目の中の任意のデータ項目の数値に
着目して昇順あるいは降順にデータを並べて管理する大
容量のデータ管理方式において、(A) 着目したデータ項
目が取り得る値の範囲内の任意の値と管理データリンク
内での前後の接続を指示するポインタとをそれぞれ有す
る複数の検索用データをつないで検索用データリンクを
生成する絶対検索用データ初期設定手段と、(B) 登録あ
るいは検索するデータを入力し、この入力データのデー
タ項目の数値を任意の順序で前記検索用データリンク上
の検索データの値と比較し、前記入力データの数値が2
つの隣接する検索用データの中間の値になる位置を探し
出し、第1の検索用データ位置を出力する絶対検索用デ
ータ位置検出手段と、(C) 前記絶対検索用データ位置検
出手段で求めた検索用データの管理データリンクへのポ
インタから前記管理データリンクをたどって、前記入力
データの値と比較していき、前記値が昇順あるいは降順
に並ぶような前記管理データリンク上の位置を探索し、
前記入力データの値を直前の管理データあるいは該当す
る管理データが存在しなければ検索用データに対する差
分である相対値に変換し、登録済みの前後の管理データ
との間で新規の登録データとして双方向ポインタリンク
をはり、前記管理データが予め定める個数を越えた場合
には前記管理データリンクを二分し、現在の検索用デー
タと次の検索用データの間の検索用データリンクに新規
の検索用データを追加し、この新規の検索用データ内に
前記二分した管理データリンク間を接続するポインタを
はるデータ登録手段と、(D) 前記絶対検索用データ位置
検出手段で求めた検索用データ位置での検索用データの
ポインタから管理データリンクをたどり、順次入力した
検索データの値と比較し、値の等しい管理データを検索
するデータ検索手段と、(E) 前記データ検索手段が検索
し指定する管理データの相対値および前記指定する管理
データがつながる検索用データにさらにつながる次ぎ以
降の全検索用データを一括変更することにより、前後の
相対関係を変更せずに前記指定する管理データとこれの
直前の管理データと間の相対値を変更する絶対データ挿
入/短縮手段と、(F) 前記絶対検索用データ位置検出手
段の指定する2つの管理データの間に存在するすべての
管理データを削除し、第1の管理データがつながる検索
用データと第2の管理データがつながる検索用管理デー
タとの間に位置するすべての検索用データを削除し、前
記第2の管理データがつながる検索用データ以降の全検
索用データを一括変更することで、前後の相対関係を変
更せずに前記指定した管理データ間のデータを削除する
絶対データ削除手段と、を含む構成である。
【0012】本発明のデータ管理方式は、(G) 外部から
の管理方式指示に従い検索用データを相対値で管理する
か絶対値で管理するかを定め各手段を制御するデータ管
理制御手段と、(H) 着目したデータ項目が直前の管理デ
ータの値に対して取り得る値の範囲内である相対値と管
理データリンク内での前後の接続を指示するポインタと
をそれぞれ有する検索用データをつないで検索用データ
リンクを生成する相対検索用データ初期設定手段と、
(I) 登録あるいは検索するデータを入力し、この入力デ
ータのデータ項目の数値を検索用データリンクの先頭か
ら順に検索データの値と比較し、前記入力データの数値
が2つの隣接する検索用データの中間の値になる位置を
探し出し、第1の検索用データ位置を出力する相対検索
用データ位置検出手段と、(J) データ検索手段が検索し
指定する管理データの相対値および前記指定する管理デ
ータがつながる次ぎの検索用データの相対値を一括変更
することにより、前後の相対関係は変えずに前記指定す
る管理データとこれの直前の管理データと間の相対値を
変更する相対データ挿入/短縮手段と、(K) 前記相対検
索用データ位置検出手段の指定する2つの管理データの
間に存在するすべての管理データを削除し、第1の管理
データがつながる検索用データと第2の管理データがつ
ながる検索用管理データとの間に位置するすべての検索
用データを削除し、前記第2の管理データがつながる検
索用データの相対値を一括変更することで、前後の相対
関係は変えずに指定された管理データ間のデータを削除
する相対データ削除手段と、を含んでもよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。
【0015】本実施例は、着目したデータ項目が取り得
る値の範囲内の任意の値と管理データリンク内での前後
の接続を指示するポインタとをそれぞれ有する複数の検
索データaをつないで検索用データリンクを生成する絶
対検索用データ初期設定手段2と、登録あるいは検索す
るデータを入力し、この入力データのデータ項目の数値
を任意の順序で検索用データリンク上の検索データaの
値と比較し、入力データの数値が2つの隣接する検索デ
ータaの中間の値になる位置を探し出し、第1の検索デ
ータa位置を出力する絶対検索用データ位置検出手段4
と、絶対検索用データ位置検出手段4で求めた検索デー
タaの管理データリンクへのポインタから管理データリ
ンクをたどって、入力データの値と比較していき、入力
データの値が昇順あるいは降順に並ぶような管理データ
リンク上の位置を探索し、入力データの値を直前の管理
データbあるいは該当する管理データbが存在しなけれ
ば検索データaに対する差分である相対値に変換し、登
録済みの前後の管理データbとの間で新規の登録データ
として双方向ポインタリンクをはり、管理データbが予
め定める個数を越えた場合には管理データリンクを二分
し、現在の検索データaと次の検索データaの間の検索
用データリンクに新規の検索データaを追加し、この新
規の検索データa内に前述の二分した管理データリンク
間を接続するポインタをはるデータ登録手段6と、絶対
検索用データ位置検出手段4で求めた検索用データ位置
での検索データaのポインタから管理データリンクをた
どり、順次入力した検索データの値と比較し、値の等し
い管理データbを検索するデータ検索手段7と、データ
検索手段7が検索し指定する管理データbの相対値およ
び指定する管理データbがつながる検索データaにさら
につながる次ぎ以降の全検索データaを一括変更するこ
とにより、前後の相対関係を変更せずに指定する管理デ
ータbとこれの直前の管理データbと間の相対値を変更
する絶対データ挿入/短縮手段8と、絶対検索用データ
位置検出手段4の指定する2つの管理データbの間に存
在するすべての管理データbを削除し、第1の管理デー
タbがつながる検索データaと第2の管理データbがつ
ながる検索用管理データbとの間に位置するすべての検
索データaを削除し、第2の管理データbがつながる検
索データa以降の全検索データaを一括変更すること
で、前後の相対関係を変更せずに指定した管理データb
間のデータを削除する絶対データ削除手段10とを含ん
でいる。
【0016】この構成により、管理データを検索・参照
の際、高速に検索することができ、検索が頻繁に発生す
るデータを管理するのに有用である。
【0017】図2は本発明の第2の実施例のブロック図
である。
【0018】本実施例は、第1の実施例に示す絶対検索
用データ初期設定手段2と、絶対検索用データ位置検出
手段4と、データ登録手段6と、データ検索手段7と、
絶対データ挿入/短縮手段8と、絶対データ削除手段1
0とに加えて、外部からの管理方式指示に従い検索用デ
ータを相対値で管理するか絶対値で管理するかを定め各
手段を制御するデータ管理制御手段1と、着目したデー
タ項目が直前の管理データbの値に対して取り得る値の
範囲内である相対値と管理データリンク内での前後の接
続を指示するポインタとをそれぞれ有する検索データa
をつないで検索用データリンクを生成する相対検索用デ
ータ初期設定手段3と、登録あるいは検索するデータを
入力し、この入力データのデータ項目の数値を検索用デ
ータリンクの先頭から順に検索データの値と比較し、入
力データの数値が2つの隣接する検索データaの中間の
値になる位置を探し出し、第1の検索用データ位置を出
力する相対検索用データ位置検出手段5と、データ検索
手段7が検索し指定する管理データbの相対値および指
定する管理データbがつながる次ぎの検索データaの相
対値を一括変更することにより、前後の相対関係は変え
ずに指定する管理データbとこれの直前の管理データb
と間の相対値を変更する相対データ挿入/短縮手段9
と、相対検索用データ位置検出手段5の指定する2つの
管理データbの間に存在するすべての管理データbを削
除し、第1の管理データbがつながる検索データaと第
2の管理データbがつながる検索用管理データとの間に
位置するすべての検索データaを削除し、第2の管理デ
ータbがつながる検索データaの相対値を一括変更する
ことで、前後の相対関係は変えずに指定された管理デー
タb間のデータを削除する相対データ削除手段11とを
含んでいる。
【0019】この構成により、絶対値検索用データでの
管理と、相対値検索用データでの管理とを選択使用でき
るようになり、管理データを検索・参照の際、高速に検
索することができ、挿入・短縮、削除の際にデータの変
更量を非常に少なくできることになる。
【0020】次に動作について説明する。
【0021】図3は本発明のデータ管理方式でのデータ
の構造を説明する説明図である。検索用データリンク
は、検索データa,a’,a”を検索用ポインタでつな
いだものである。検索データa’の検索用ポインタは、
前後の検索データa,a”への位置を指し示すものであ
る。また、検索データは、それぞれが管理している管理
データへのポインタを持っている。検索データaが管理
している管理データの管理データリンクは、管理データ
b,b’を管理用ポインタでつないだものである。管理
用ポインタは、次の管理データの位置を指し示すもので
ある。
【0022】図4および図5は本発明のデータ管理方式
を適用して絶対値の検索データを管理する場合の動作を
説明する説明図である。
【0023】まず、0から1000000までの時刻で任意の
値を持つパタンデータを、絶対値の検索データaで管理
する場合を考える。データ管理制御手段1は、絶対値管
理の指示を入力すると、絶対検索用データ初期設定手段
2を用いて0、100000、200000、と100000間隔で1000000
0まで101 個の検索データaを生成してあるものとす
る。
【0024】(登録)図4で時刻300050に値Xの登録指
示を受けると、絶対検索用データ位置検出手段4を用い
て、時刻300050が検索用データa3の値300000と、検索
用データa4の値400000との間に位置することを検出
し、データ登録手段6を用いて検索用データa3の管理
データリンクポインタに入力データをつなぎ、時刻の値
は検索用データa3からの相対値50に変更して管理デー
タb1を登録する。続いて時刻300060に値Yを登録する
場合には、前述の場合と同様に、絶対検索用データ位置
検出手段4を用いて検索用データa3を求め、検索用デ
ータa3の管理データリンクをたどり、検索用データa
3の絶対値300000に管理データの相対時刻を順次加算し
ていき、データの登録位置を探す。ここでは先に登録し
た管理データb1の次につなぎ、時刻の値を管理データ
b1からの相対値10に変更して管理データb2を登録す
る。
【0025】(検索)図4で時刻300060の値の検索指示
を受けると、絶対検索用データ位置検出手段4を用いて
検索用データa3を求め、次にデータ検索手段7を用い
て、検索用データa3の絶対値に管理データの相対値を
順次加算していき、検索データと同じ値になる管理デー
タb2を探し、値Yを得る。
【0026】(挿入)図5で時刻300050に10時間分の値
Zを挿入する指示を受けると、絶対検索用データ位置検
出手段4とデータ検索手段7を用いて管理データb1を
探し出し、絶対データ挿入/短縮手段8を用いて、管理
データb1の相対値を10変更し、検索用データa3の
次、即ち検索用データa4以降の全検索用データの絶対
値に10ずつ加算する。続いて登録手段6を用いて、検索
用データa3の管理データリンクポインタと管理データ
b1の間に相対値50、値Zの管理データb3を登録す
る。
【0027】(削除)図4で時刻300060から時刻400080
の間のデータ削除指示を受けると、絶対検索用データ位
置検出手段4とデータ検索手段7を用いて管理データb
1を求め、絶対データ削除手段10を用いて管理データ
b1と管理データb2を削除し、検索用データa4を削
除し、時刻400080だった管理データの相対時刻を10と
し、管理データb3と時刻400080だった管理データを一
つの管理データリンクとし、検索用データa4以降の全
検索用データの絶対値を100020ずつ減算する。
【0028】次に、0から1000000までの時刻で任意の
値を持つパタンデータを、相対値の検索用データで管理
する場合を考える。データ管理制御手段1は、相対値管
理の指示を入力すると、相対検索用データ初期設定手段
3を用いて100000間隔で0から10000000まで101 個の検
索用データを生成してあるものとする。
【0029】(登録)図4で時刻300050に値Xの登録指
示を受けると、相対検索用データ位置検出手段5を用い
て、時刻300050は検索用データa3と、検索用データa
4との間に位置することを検出し、データ登録手段6を
用いて検索用データa3の管理データリンクポインタに
入力データをつなぎ、時刻の値は検索用データa3から
の相対値50に変更して管理データb1を登録する。続い
て時刻300060に値Yを登録する場合には、前述の場合と
同様に、相対検索用データ位置検出手段5を用いて検索
用データa3を求め、検索用データa3の管理データリ
ンクをたどり、検索用データa3までの相対値総和3000
00に管理データの相対値を順次加算していき、データの
登録位置を探す。ここでは先に登録した管理データb1
の次につなぎ、時刻の値を管理データb1からの相対値
10に変更して管理データb2を登録する。
【0030】(検索)図4で時刻300060の値の検索指示
を受けると、相対検索用データ位置検出手段5を用いて
検索用データa3を求め、データ検索手段7を用いて、
検索用データa3の相対値に管理データの相対時刻を順
次加算していき、検索データと同じ値になる管理データ
b2を探し、値Yを得る。
【0031】(挿入)図5で時刻300050に10時間分の値
Zを挿入する指示を受けると、相対検索用データ位置検
出手段5とデータ検索手段7とを用いて管理データb1
を探し、相対データ挿入/短縮手段9を用いて、管理デ
ータb1の相対値を10変更して、検索用データa3の
次、即ち検索用データa4以降の全検索用データの相対
値には10ずつ加算する。次にデータ登録手段6を用い
て、検索データa3の管理データリンクポインタと管理
データb1の間に相対値50、値Zの管理データb3を登
録する。
【0032】(削除)図4で時刻300060から時刻400080
の間のデータ削除指示を受けると、相対検索用データ位
置検出手段5とデータ検索手段7を用いて管理データb
1を求め、相対データ削除手段11を用いて管理データ
b1と管理データb2を削除し、検索用データa4を削
除し、時刻400080だった管理データの相対時刻を10と
し、管理データb3と時刻400080だった管理データを一
つの管理データリンクとし、検索用データa5の相対値
を一つにした管理データリンクの相対値総和にする。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、データ
の管理を絶対値検索用データで管理する手段を導入し、
相対値検索用データで管理する手段と共存させることも
可能とすることにより、検索が頻繁に発生するデータで
あれば、絶対値検索用データで管理することで、管理デ
ータを検索・参照する際の速度を高速化でき、データの
修正が頻繁に発生するデータであれば、相対値検索用デ
ータで管理することで、管理データを挿入・短縮および
削除する際にデータの変更量を非常に少なくできるの
で、常に最短時間で処理することが可能となるという効
果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】本発明のデータ管理方式でのデータの構造を説
明する説明図である。
【図4】本発明のデータ管理方式を適用して絶対値の検
索データを管理する場合の動作を説明する説明図であ
る。
【図5】本発明のデータ管理方式を適用して絶対値の検
索データを管理する場合の動作を説明する説明図であ
る。
【図6】従来のデータ管理方式のブロック図である。
【図7】従来のデータ管理方式での管理データの構造を
説明する説明図である。
【符号の説明】
1 データ管理制御手段 2 絶対検索用データ初期設定手段 3 相対検索用データ初期設定手段 4 絶対検索用データ位置検出手段 5 相対検索用データ位置検出手段 6 データ登録手段 7 データ検索手段 8 絶対データ挿入/短縮手段 9 相対データ挿入/短縮手段 10 絶対データ削除手段 11 相対データ削除手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ項目の中の任意のデータ項
    目の数値に着目して昇順あるいは降順にデータを並べて
    管理する大容量のデータ管理方式において、(A) 着目し
    たデータ項目が取り得る値の範囲内の任意の値と管理デ
    ータリンク内での前後の接続を指示するポインタとをそ
    れぞれ有する複数の検索用データをつないで検索用デー
    タリンクを生成する絶対検索用データ初期設定手段と、
    (B) 登録あるいは検索するデータを入力し、この入力デ
    ータのデータ項目の数値を任意の順序で前記検索用デー
    タリンク上の検索データの値と比較し、前記入力データ
    の数値が2つの隣接する検索用データの中間の値になる
    位置を探し出し、第1の検索用データ位置を出力する絶
    対検索用データ位置検出手段と、(C) 前記絶対検索用デ
    ータ位置検出手段で求めた検索用データの管理データリ
    ンクへのポインタから前記管理データリンクをたどっ
    て、前記入力データの値と比較していき、前記値が昇順
    あるいは降順に並ぶような前記管理データリンク上の位
    置を探索し、前記入力データの値を直前の管理データあ
    るいは該当する管理データが存在しなければ検索用デー
    タに対する差分である相対値に変換し、登録済みの前後
    の管理データとの間で新規の登録データとして双方向ポ
    インタリンクをはり、前記管理データが予め定める個数
    を越えた場合には前記管理データリンクを二分し、現在
    の検索用データと次の検索用データの間の検索用データ
    リンクに新規の検索用データを追加し、この新規の検索
    用データ内に前記二分した管理データリンク間を接続す
    るポインタをはるデータ登録手段と、(D) 前記絶対検索
    用データ位置検出手段で求めた検索用データ位置での検
    索用データのポインタから管理データリンクをたどり、
    順次入力した検索データの値と比較し、値の等しい管理
    データを検索するデータ検索手段と、(E) 前記データ検
    索手段が検索し指定する管理データの相対値および前記
    指定する管理データがつながる検索用データにさらにつ
    ながる次ぎ以降の全検索用データを一括変更することに
    より、前後の相対関係を変更せずに前記指定する管理デ
    ータとこれの直前の管理データと間の相対値を変更する
    絶対データ挿入/短縮手段と、(F) 前記絶対検索用デー
    タ位置検出手段の指定する2つの管理データの間に存在
    するすべての管理データを削除し、第1の管理データが
    つながる検索用データと第2の管理データがつながる検
    索用管理データとの間に位置するすべての検索用データ
    を削除し、前記第2の管理データがつながる検索用デー
    タ以降の全検索用データを一括変更することで、前後の
    相対関係を変更せずに前記指定した管理データ間のデー
    タを削除する絶対データ削除手段と、を含むことを特徴
    とするデータ管理方式。
  2. 【請求項2】 (G) 外部からの管理方式指示に従い検索
    用データを相対値で管理するか絶対値で管理するかを定
    め各手段を制御するデータ管理制御手段と、(H) 着目し
    たデータ項目が直前の管理データの値に対して取り得る
    値の範囲内である相対値と管理データリンク内での前後
    の接続を指示するポインタとをそれぞれ有する検索用デ
    ータをつないで検索用データリンクを生成する相対検索
    用データ初期設定手段と、(I) 登録あるいは検索するデ
    ータを入力し、この入力データのデータ項目の数値を検
    索用データリンクの先頭から順に検索データの値と比較
    し、前記入力データの数値が2つの隣接する検索用デー
    タの中間の値になる位置を探し出し、第1の検索用デー
    タ位置を出力する相対検索用データ位置検出手段と、
    (J) データ検索手段が検索し指定する管理データの相対
    値および前記指定する管理データがつながる次ぎの検索
    用データの相対値を一括変更することにより、前後の相
    対関係は変えずに前記指定する管理データとこれの直前
    の管理データと間の相対値を変更する相対データ挿入/
    短縮手段と、(K) 前記相対検索用データ位置検出手段の
    指定する2つの管理データの間に存在するすべての管理
    データを削除し、第1の管理データがつながる検索用デ
    ータと第2の管理データがつながる検索用管理データと
    の間に位置するすべての検索用データを削除し、前記第
    2の管理データがつながる検索用データの相対値を一括
    変更することで、前後の相対関係は変えずに指定された
    管理データ間のデータを削除する相対データ削除手段
    と、を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ管理
    方式。
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