JPH0695918B2 - 根菜類野菜の自動整列・茎葉切断装置 - Google Patents

根菜類野菜の自動整列・茎葉切断装置

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JPH0695918B2
JPH0695918B2 JP2211093A JP2211093A JPH0695918B2 JP H0695918 B2 JPH0695918 B2 JP H0695918B2 JP 2211093 A JP2211093 A JP 2211093A JP 2211093 A JP2211093 A JP 2211093A JP H0695918 B2 JPH0695918 B2 JP H0695918B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人参などのようなおお
むね円錐形を呈する根菜類野菜の自動整列及び茎葉切断
装置に係るものである。収穫機による根菜類野菜の収穫
における茎葉切断はおおまかな荒切断であり、市場流通
にのせるには、一定の長さできれいに揃える再切断が必
要である。再切断には、再切断要否の選別作業や要切断
根部の整列作業が必要であるが、これらの作業は、現在
人手で行っており、多人数を要する。このため、本発明
は、無人化により雇用労働を削減して省力化を図り、野
菜生産地の集出荷施設における雇用労働力不足を解決し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 1.現在、(ア) 人力収穫、(イ) 従来の作業機を流用した
機械収穫、(ウ) 専用収穫機による収穫の3つの方法がと
られている。 2.人力収穫は人手で根部を抜き取り、包丁などで茎葉
を切断するので、中腰作業のため疲労が著しく、雇用の
確保が困難になりつつある。
【0003】3.チョッパで茎葉を除去し、ポテトディ
ガやポテトハーベスタを利用して収穫する方法も一部生
産地でとられているが、流通に乗せるための仕上げ切断
は手作業で、多労働となっている。 4.専用収穫機を使用した場合、チョッパに比べると切
断精度はかなり高まるが、そのままでは流通に適合せ
ず、再切断が必要であり、多労働である点では変わらな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.現在もっとも進んだ専用収穫機の使用においても下
記のような問題点を有している。 2.収穫機による収穫は茎葉を大まかに切断した荒切断
であり、集出荷施設においては次の工程が必要となる。 3.再切断工程に送るために、再切断が必要かどうかを
人手により選別しなければならず、このために7〜8人
の作業者を必要とする。
【0005】4.上記の人で選別された根部は、切断部
で適切な長さに切断されるためには、トレイに肩部を揃
え、整列しなければならず、1ラインに1名の作業者を
要するので、10ラインでは10人を必要とし、多量処
理に対応するには多労働となっている。 5.以上の理由から、専用収穫機の能力に合わせた受入
量を省力的に処理するには、整列切断工程を自動化する
必要がある。本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、搬送装置部2とトレイコンベヤ部3と茎
葉切断部4とから構成され、搬送装置部2は一定方向に
移動する2本の搬送ベルト2C,2D間に対象となる根
菜類野菜を落として肩吊りをさせ、放出直前に根部の下
方に前倒し棒2Fが当たるようにして、肩部を先にして
シュート2Hを介してトレイコンベヤ部3に放出するよ
う構成され、トレイコンベヤ部3は、フレーム2Aの先
端に当該フレーム2Aとは直交方向をもって配設された
前方フレーム3Aと、この前方フレーム上に前方辺が低
い側面傾斜した状態で支持されたトレイコンベヤ本体3
Bとから構成され、トレイコンベヤ本体3Bは、前後の
側壁で構成されたコンベヤ用のフレーム3B1の両端に
設けたプーリ3B2と、これらプーリに掛架されたベル
ト対応部3B3とから構成され、ベルト対応部3B3は
蝶番を形成するよう長方形の底板3B31の長辺を互い
につなぎあわせて可撓性を持たせ、これをスプロケット
で駆動するようエンドレスに構成され、ベルト対応部3
B3の上面に設けられた根菜類野菜を収納するトレイ単
体3B34は、連結状態の底板3B31のうち1枚おき
に位置する底板上に山形仕切板3B32が前後方向をも
って固着すると共に、これら底板の前方縁には隣接する
底板側に延出する左右の腕を有し正面略T字状に構成さ
れた肩位置規制板3B33を植設して構成され、トレイ
コンベヤ部3における右方上面には飛び出し防止板3C
が張設され、茎葉切断部4は、トレイコンベヤ部3の左
方部分に設けられた切断円板刃4Aと根部押さえベルト
4Bとから構成され、切断円板刃4Aは、トレイコンベ
ヤ本体3Bにおけるフレーム3B1の前部側壁に角度位
置調整自在の状態で支持され、根部押さえベルト4B
は、根部5を上から平面で押すよう構成された軟質ベル
ト4B2をベルト対応部3B3と同じ周速度で回動する
よう構成されている根菜類野菜の自動整列・茎葉切断装
置である。
【0007】この場合、両ベルト間の間隔2Bの調整は
これらプーリを支持する軸受を左右方向に移動させて行
うよう構成することができる。また、搬送装置部2に代
えて下記構成の搬送装置部6とすることができる。 イ.根部の肩吊りを行う2本の移動ベルト6A,6Bは
平行ではなく、排出方向に向かい間隔が広くなってお
り、根部は根径の小さいものから順次落下するよう構成
されていること。 ロ.2本の移動ベルト6A,6Bの下方には根部受けベ
ルト6Cが配設されており、当該根部受けベルト6Cの
移動速度は移動ベルトの移動速度より若干遅くなるよう
構成され、かつ根部受けベルト6Cは最初の部分で肩吊
りベルトの間隔が狭く、排出部へ向かって広く構成され
ていること。 ハ.根部受けベルトは6Cは、移動方向と直交方向に断
面した場合、V字形もしくは丸い溝状を呈し、かつ根部
受けベルト中に進行方向に添って根部の中心線が入るよ
うに構成されていると共に、根部受けベルトは6Cの先
端排出部でシュート2Hを経てトレイコンベヤ部3に放
たれるよう構成されていること。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本発明の根菜類野菜の自動整列・茎葉切断装置で、搬
送装置部2とトレイコンベヤ部3と茎葉切断部4とから
構成されている。搬送装置部2は前後方向に長く構成さ
れたフレーム2Aと、このフレーム2Aの上面に左右一
対の状態で、かつ間隔2Bを調整自在に配設された搬送
ベルト2C,2Dと、これら搬送ベルト2C,2Dの上
面に配設されたホッパ2Eとから構成され、さらに、搬
送ベルト2C,2Dの前方端近傍下面には当該搬送ベル
トの回転方向とは直交方向をもって前倒し棒2Fが張設
されている。
【0009】2C1,2D1はフレーム後方に設けられ
た駆動プーリ、2C2,2D2はフレーム前方に設けら
れた従動プーリ、2C3,2D3はこれらに掛架された
搬送ベルト用のベルトである。この場合、搬送ベルト間
の間隔2Bの調整はこれらプーリを支持する軸受を左右
方向に移動させて行うよう構成されている。この結果、
搬送ベルト2C,2Dは根部の大きさに応じて、肩吊り
状態になるようにプーリ軸を移動させることにより、搬
送ベルトの間隔を調節することができることになる。2
C4,2D4はこれらのベルトにおける対向面の外側に
添設させた幅規制板である。
【0010】前倒し棒2Fの両端は長穴を有するブラケ
ット2F1を介してフレーム2Aに連結支持されてい
る。この結果、当該前倒し棒2Fの支持高さを調整する
ことができる。この結果、根部の長さに応じて前倒し棒
4の位置は上下及び前後に調節できることになる。2G
は駆動モータ、2G1はチェンである。
【0011】2Hは搬送ベルト2C,2Dの先端部の下
面に当該搬送ベルトの作動方向をもって配設されたシュ
ートである。この場合、このシュートは可動リンク2H
1を介してフレームに取付けられている。この結果、処
理量に合わせて搬送ベルト2C,2Dの移動速度を調節
することができ、シュート2Hも滑り角度を変えること
により滞ることなく、円滑に排出することができること
になる。なお、シュート面はテフロンを貼り、滑りを良
くしてある。
【0012】トレイコンベヤ部3の構成は下記の通りで
ある。フレーム2Aの先端に当該フレーム2Aとは直交
方向をもって配設された前方フレーム3Aは左右方向に
長く構成された平面方形のベース3A1と、このベース
の後方に起立させた後方枠3A2とベースの前方に起立
させたコンベヤ支持角度調整ボルト3A3とから構成さ
れ、この前方フレーム3A上にはトレイコンベヤ本体3
Bが前方辺が低い側面傾斜した状態で支持されている。
この結果、トレイコンベヤ部は進行方向に対して左右の
傾きの角度調整ができることになる。
【0013】そこで、このトレイコンベヤ本体3Bは、
前後の側壁で構成されたコンベヤ用のフレーム3B1
と、このフレーム3B1の両端に設けたプーリ3B2
と、これらプーリに掛架されたベルト対応部3B3とか
ら構成され、ベルト対応部3B3は蝶番を形成するよう
長方形の底板3B31の長辺を互いにつなぎあわせて可
撓性を持たせ、これをスプロケットで駆動するようエン
ドレスに構成され、ベルト対応部3B3の上面に設けら
れた根菜類野菜を収納する適数個のトレイ単体3B34
は、連結状態の底板3B31のうち1枚おきに位置する
底板上には山形仕切板3B32が前後方向をもって固着
するとともに、この底板の前方縁に隣接する底板側に延
出する左右の腕を有し正面略T字状に構成された肩位置
規制板3B33を植設して構成されている。
【0014】この結果、根菜類野菜を収納する各トレイ
単体3B34は連続する底板3枚と山形仕切板底板で形
成されていることになる。この場合、根部が接触するト
レイ単体の表面にはテフロンを貼り、滑りを良くしてあ
る。また、肩位置規制板は、根菜類野菜の根部5がトレ
イ単体に入った時に、前に飛び出さないようにするため
と、茎葉を一定の長さに切断するのに肩位置を揃えるた
めのものである。そして、この肩位置規制板3B33
は、根部の肩の上縁で規制する形状をなし、根部が停止
した時に、茎葉が当該肩位置規制板の外側に突き出し、
回転する後述する切断円板刃4Aで切断できる構造にな
っている。
【0015】そこで、搬送装置部2とトレイコンベヤ部
3の連結状態は、搬送装置部2におけるシュート2Hが
トレイコンベヤ部3における右方上面に対応するよう構
成されている。3Cはトレイコンベヤ部3における右方
上面に張設されている飛び出し防止板で、根菜類野菜の
根部5がシュートからトレイ単体に入る時、トレイ単体
に当たり跳ね返ってトレイ単体から外れる場合があるた
め、これを防止するためのものである。
【0016】茎葉切断部4は、トレイコンベヤ部3の左
方部分に設けられた切断円板刃4Aと根部押さえベルト
4Bとから構成されている。切断円板刃4Aは、円板刃
駆動モーターの台座ごとトレイコンベヤ本体3Bにおけ
るフレーム3B1の前部側壁に設けた角度位置調整自在
のブラケット4A1を介して支持されている。このた
め、切断円板刃を茎の切断長さに合わせて、トレイ単体
との間隙を調整することができるとともに、上下方向の
切断角度を調節できることになる。4A11は位置調整
用の長穴、4A12は角度調整用の円弧穴である。
【0017】根部押さえベルト4Bは2軸4B1を有す
る軟質ベルト4B2から構成され、根部5を上から平面
で押すように幅を持たせ、ベルト対応部3B3と同じ周
速度で動かすことによりトレイ単体の中の根部5を確実
に固定できる。すなわち、根部押さえベルト4Bはトレ
イコンベヤ駆動軸から動力を得て、速度を同調させる。
また、根部押さえベルト4Bの下面は、スプリング4B
3で常に下方に作用するよう構成され下方への押圧板4
B4で一定の圧力で加圧しており、切断時の固定作用の
ほか、根部直径の違いに対する逃げを持たせるよう構成
されている。
【0018】搬送装置部2に代えて下記構成の搬送装置
部6とすることができる。上記搬送装置部2は、事前に
根部5をLL,L,M,S,2Sの根径選別を必要とす
るが、搬送装置部6は無選別根部を直接受入れできるも
のである。 1.根部の肩吊りを行う2本の移動ベルト6A,6Bは
平行ではなく、排出方向に向かい間隔が広くなってお
り、根部は根径の小さいものから順次落下するよう構成
されている。 2.2本の移動ベルト6A,6Bの下方には根部受けベ
ルト6Cが配設されており、当該根部受けベルト6Cの
移動速度は移動ベルトの移動速度より若干遅くなるよう
構成され、かつ根部受けベルト6Cは最初の部分で肩吊
りベルトの間隔が狭く、排出部へ向かって広く構成され
ている。
【0019】3.根部受けベルトは6Cは、移動方向と
直交方向に断面した場合、V字形もしくは丸い溝状を呈
し、かつ根部受けベルト中に進行方向に添って根部の中
心線が入るように構成されている。 4.以上の構造により、小さな根部から落下し、落下直
前に根部受けベルトに接触することによって、根部の下
部が後方へ引きずられ、肩を前にして前傾姿勢となって
根部の肩吊りを行う移動ベルト6A,6Bから落下す
る。この結果、根部受けベルト上の根部はすべて肩を前
にした姿勢で進むことになり、根部受けベルトは6Cの
先端排出部でシュート2Hを経てトレイコンベヤ部3に
放たれる。以下は前記実施例と同じである。
【0020】本考案のものは下記のように作用する。す
なわち、本発明の工程は下記の4工程からなっている。
前処理工程〜根部を例えばロール間隙による根茎選別
(形状選別)装置でLL,L,M,S,2Sなどいくつ
かのブロックに分ける。第1工程〜LL,L,M,S,
2Sそれぞれのブロックに分けられた根部を、ホッパ2
Eから2本の搬送ベルトの間隙で構成されたLL,L,
M,S,2Sの肩吊りラインに落下させると、ほとんど
の根部が搬送ベルト間に肩吊り状態で移動する。
【0021】第2工程〜ベルトで肩吊りした根部は排出
部で、前倒し棒が下部に接触して、肩を前に倒された状
態でシュートに排出される。すなわち、根部の向きが不
定であれば、自動切断ができないので、根部の向きを揃
える必要があるが、本願のものの場合、2本の搬送ベル
トの間に根部を供給し、肩吊りの状態にし、ベルトの移
動に伴い、放出されるが、放出直前に、固定した前倒し
棒を根部の先端側に当てることにより、肩部を前方に向
けた姿勢で、シュートに放出されることになる。
【0022】第3工程〜シュートを滑り落ちる根部は、
肩部を前にして飛び出し防止板と肩位置規制板とにより
一定速度で移動しているトレイコンベヤ部上の各トレイ
単体に納まる。第4工程〜各トレイ単体に納まった根部
は茎葉切断部に移動し、根部押さえベルトで固定される
と同時に、切断円板刃で茎葉を切断する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.本装置はロール間隙調整タイプの形状選別装置と組
み合わせると最も効率の良い工程を作ることができ、設
置コストが安くなる。 2.本装置は2本のベルト間に肩吊り状態になれば、早
い移動速度に適応するので、多量処理に向いている。 3.機能が簡単であるため、調整が容易であり、維持費
を低減できる。
【0024】4.根部押さえベルトがトレイコンベヤ部
と同じ周速度で回転しているため、根部姿勢を乱すこと
なく適正に切断できる。 5.トレイ単体への供給、整列が自動的に行われるの
で、無人化が可能になり、大幅な省力化につながる。 6.特に収穫時期の雇用労働力は競合するため、確保が
困難となっているが、本装置の導入により、雇用労働力
の依存度が著しく軽減する。 7.本装置により、欧米で市販されている収穫機が利用
可能となり、根菜類野菜収穫の機械化が加速され、作業
能率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】同上の要部を拡大し1部を切り欠いた側面図で
ある。
【図3】搬送装置部の前方部分の分解斜視図である。
【図4】搬送装置部の後方部分の分解斜視図である。
【図5】A−A線拡大断面図である。
【図6】トレイコンベヤ部からベルト対応部を除き1部
を切り欠いた状態の斜視図である。
【図7】トレイコンベヤ部の1部を切り欠いた側面図で
ある。
【図8】トレイコンベヤ部の根部押さえベルト部分で切
断した断面図である。
【図9】B−B線拡大断面図である。
【図10】ベルト対応部の分解した状態を背面方向から
見た要部拡大斜視図である。
【図11】同上の正面図である。
【図12】全体の平面図である。
【図13】全体の正面図である。
【図14】搬送装置部の他の実施例の略図的平面図であ
る。
【図15】同上の側面図である。
【図16】図14の要部の背面図である。
【符号の説明】
1 根菜類野菜の自動整列・茎葉切断装置 2 搬送装置部 2A フレーム 2B 間隔 2C,2D 搬送ベルト 3 トレイコンベヤ部 3A 前方フレーム 3B トレイコンベヤ本体 3B3 ベルト対応部 3B31 底板 3B32 山形仕切板 3B34 トレイ単体 3B33 肩位置規制板 3C 飛び出し防止板 4 茎葉切断部 4A 切断円板刃 4B 根部押さえベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置部(2)とトレイコンベヤ部
    (3)と茎葉切断部(4)とから構成され、搬送装置部
    (2)は一定方向に移動する2本の搬送ベルト(2C,
    2D)間に対象となる根菜類野菜を落として肩吊りをさ
    せ、放出直前に根部の下方に前倒し棒(2F)が当たる
    ようにして、肩部を先にしてシュート(2H)を介して
    トレイコンベヤ部(3)に放出するよう構成され、トレ
    イコンベヤ部(3)は、フレーム(2A)の先端に当該
    フレーム(2A)とは直交方向をもって配設された前方
    フレーム(3A)と、この前方フレーム上に前方辺が低
    い側面傾斜した状態で支持されたトレイコンベヤ本体
    (3B)とから構成され、トレイコンベヤ本体(3B)
    は、前後の側壁で構成されたコンベヤ用のフレーム(3
    B1)の両端に設けたプーリ(3B2)と、これらプー
    リに掛架されたベルト対応部(3B3)とから構成さ
    れ、ベルト対応部(3B3)は蝶番を形成するよう長方
    形の底板(3B31)の長辺を互いにつなぎあわせて可
    撓性を持たせ、これをスプロケットで駆動するようエン
    ドレスに構成され、ベルト対応部(3B3)の上面に設
    けられた根菜類野菜を収納するトレイ単体(3B34)
    は、連結状態の底板(3B31)のうち1枚おきに位置
    する底板上に山形仕切板(3B32)が前後方向をもっ
    て固着すると共に、これら底板の前方縁には隣接する底
    板側に延出する左右の腕を有し正面略T字状に構成され
    た肩位置規制板(3B33)を植設して構成され、トレ
    イコンベヤ部(3)における右方上面には飛び出し防止
    板(3C)が張設され、茎葉切断部(4)は、トレイコ
    ンベヤ部(3)の左方部分に設けられた切断円板刃(4
    A)と根部押さえベルト(4B)とから構成され、切断
    円板刃(4A)は、トレイコンベヤ本体(3B)におけ
    るフレーム(3B1)の前部側壁に角度位置調整自在の
    状態で支持され、根部押さえベルト(4B)は、根部
    (5)を上から平面で押すよう構成された軟質ベルト
    (4B2)をベルト対応部(3B3)と同じ周速度で回
    動するよう構成されていることを特徴とする根菜類野菜
    の自動整列・茎葉切断装置。
  2. 【請求項2】 搬送ベルト間の間隔(2B)の調整はこ
    れらプーリを支持する軸受を左右方向に移動させて行う
    よう構成されている請求項1記載の根菜類野菜の自動整
    列・茎葉切断装置。
  3. 【請求項3】 搬送装置部(2)に代えて下記構成の搬
    送装置部(6)とした請求項1記載の根菜類野菜の自動
    整列・茎葉切断装置。 イ.根部の肩吊りを行う2本の移動ベルト(6A,6
    B)は平行ではなく、排出方向に向かい間隔が広くなっ
    ており、根部は根径の小さいものから順次落下するよう
    構成されていること。 ロ.2本の移動ベルト(6A,6B)の下方には根部受
    けベルト(6C)が配設されており、当該根部受けベル
    ト(6C)の移動速度は移動ベルトの移動速度より若干
    遅くなるよう構成され、かつ根部受けベルト(6C)は
    最初の部分で肩吊りベルトの間隔が狭く、排出部へ向か
    って広く構成されていること。 ハ.根部受けベルト(6C)は、移動方向と直交方向に
    断面した場合、V字形もしくは丸い溝状を呈し、かつ根
    部受けベルト中に進行方向に添って根部の中心線が入る
    ように構成されていると共に、根部受けベルト(6C)
    の先端排出部でシュート(2H)を経てトレイコンベヤ
    部(3)に放たれるよう構成されていること。
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