JP2006021263A - 食肉スライサの受取りコンベア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台の受取りコンベアを簡単な操作で水平型と傾斜型とに使い分けられるようにする。
【解決手段】
スライサSが切断するスライス片を受け取って搬送する受取りコンベア装置Cにおいて、受取りコンベアと該コンベアを載置する架台1との一側を支点軸部4で連結し、他側を、上下方向に伸縮を可能にした伸縮手段5で連結して、上記架台上の受取りコンベアを横断方向に揺動可能に設け、伸縮手段5を操作して受取りコンベア装置の搬送面をスライス片の肉質などに応じて傾斜させられるようにした食肉スライサの受取りコンベア装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として、勾玉形の刃物を高速で回転させるチョッパー型の食肉スライサに付設されて、スライサが切断するスライス片を受け取って搬送するように用いられる食肉スライサの受取りコンベア装置に関し、スライス片の受取り面を、スライサに付設されている肉箱の底面部と開口部の傾きに沿って傾斜できるようにしたことを特長とする。
従来のスライサには、例えば、特許文献1、2に示すように、スライサSに底面B’(開口部の底辺)を傾斜させた肉箱Bを付設して、刃物Hがスライスする際の食肉塊の振動を抑制するようにしている。
この種のスライサに接続する受取りコンベア装置は、一般に、搬送面を水平に備えた水平型の受取りコンベアを使用することが多いが、スライス片の切断面をできるだけ崩さないようにするために、上記肉箱Bの底面B’(開口部の底辺)の傾斜に合わせて、搬送面の幅方向を奥行きで高く傾斜させた傾斜型の受取りコンベアを使用して、受取り面を肉箱の開口部に沿わせて受け取らせるようにする場合もある。
実開平6−61495号公報(図1 参照)。 実開平6−61493号公報(図2 参照)。
上記特許文献1、2のスライサに水平型の受取りコンベア装置を接続すると、搬送面がコンベアの設置面と平行しているので、スライサを高速運転してスライス片を比較的に無造作に大量生産し、次段のコンベアなどで容器に移し替える場合に好適するが、スライス片の切断面をできるだけ崩さずにコンベアに受け取らせて、見映え良くトレーに移し替える必要がある場合などには、別に用意した傾斜型の受取りコンベア装置と入れ替えて使用するようにしていた。
そのため、一般の食肉加工施設においては、水平型と傾斜型との2型式の受取りコンベア装置を用意しておいて、これをスライスする肉の品質とか容器への収容状態に応じて使い分けるという煩瑣な使用をともなう欠点があった。
以上のことから、本発明が解決しようとする課題は、1台の受取りコンベア装置を簡単な操作で水平型と傾斜型とに使い分けられるようにすることにより、設備とか場所の簡素化と、切り換え作業の能率化を図ることにある。
そこで本発明は、上記の課題を解決するために、スライサが切断するスライス片を受け取って搬送する受取りコンベア装置において、受取りコンベアと該コンベアを載置する架台との一側を支点軸部で連結して、該受取りコンベアを幅方向に揺動可能に載置し、他側を上下に伸縮を可能にした伸縮手段で連結し、この伸縮手段を操作して、受取りコンベアの搬送面をスライス片の肉質などに応じて肉箱の底面の傾斜に沿うように傾斜できるようにしたことを特徴とする食肉スライサの受取りコンベア装置を提供するものである。
本発明に係る受取りコンベア装置は、コンベアフレームの長さ方向に沿う一側の支点軸部を支点として、他側(奥行き側)に備えた伸縮手段を操作してコンベアフレームと共に受取りコンベアを傾斜させたり、水平に直したりすることができるので、切り換え操作が容易にできる。また、1台の受取りコンベアをスライスする肉の品質に合わせて入れ替えなしに水平型と傾斜型とに対応させることができるので、施設のコストダウンと切り換え操作時間の短縮ができる上に余分な場所をとらないなどの利点がある。
本願第2の発明は、コンベアフレームと平行に下部フレームを備え、この下部フレームに支点軸部と伸縮手段を設け、この下部フレームに、受取りコンベアの駆動用モータと、該モータと受取りコンベアとを連結する伝動機構を一体に取り付ける一方、上記伸縮手段を、一端にヒンジ軸部を具え他端に長孔を具えたリンクと、上記長孔を所望位置に固定する止めねじとによって構成したもので、この第2の発明には、構造が簡単で安価に製作でき、切換え操作も容易な受取りコンベア装置を提供できる利点がある。
スライサが切断するスライス片を受け取って搬送する受取りコンベア装置において、受取りコンベアと該コンベアを載置する架台との一側を支点軸部で連結し、他側を、上下方向に伸縮を可能にした伸縮手段で連結して、上記架台上の受取りコンベアを横断方向に揺動可能に設ける。
前記伸縮手段を操作してこの受取りコンベアの搬送面をスライス片の肉質などに応じて傾斜させられるようにしたことを特徴とする食肉スライサの受取りコンベア装置。
図面は、本発明の実施例を示すもので、図1は、実施例の側面図、図2は、実施例を水平型で使用する場合の正面図、図3は実施例を傾斜型で使用する場合の正面図、図4は構成を線図で表したスライサである。
実施例を示す図において、Cは、図4に虚線で示すスライサSの図示手前側に付設されてスライサが切り落とすスライス片を搬送面C’上に受け取る受取りコンベア装置、1は、受取りコンベア装置Cを載置する架台、2は、受取りコンベア装置Cのコンベアフレーム、3は、架台1とコンベアフレーム2との間に介設した下部フレーム、4は、下部フレーム2と架台1との連結部分の一側に備えられ、コンベアフレーム2の前後方向に軸線を有する支点軸部、5は、下部フレーム2と架台1との連結部分の他側に備えられた伸縮手段である。
支点軸部4と伸縮手段5は、それぞれコンベアフレーム2の前後方向(図1の左右)に2個所ずつ備えられ、下部フレーム3は、コンベアフレーム2の下部に平行に形成され、図2、3に示すように奥側(図示左側)の一側に、受取りコンベア装置Cの駆動用モータMと、該モータMと受取りコンベアの原動軸6(原動ローラ軸)を連結する伝動機構部7とを一体に取り付けている。
この受取りコンベア装置Cは、スライサSを高速運転して比較的に無造作にスライス片を大量生産する場合には、図1、2に示すように、搬送面C’を水平にしてスライサSに接続する位置に設置する。そして、品質の高い肉をスライスする場合には、伸縮手段5を伸張操作して、図3に示すように受取りコンベア装置Cの奥行き側(幅方向向こう側)を高く傾斜させる。
この実施例において、伸縮手段5は、コンベアフレーム2の側面に具えたヒンジ軸8と、上端をヒンジ軸8に連結した長孔9付きのリンク10と、長孔9を挿通して架台1の側面に螺着される止めねじ11とからなり、止めねじ11を弛めてリンク10を伸張して、図4中に虚線で示すように肉箱Bの底面B’(開口部の底辺)の傾斜に、受取りコンベア装置Cの搬送面C’を沿わせた角度に固定する。
図3に示すように傾斜させた受取りコンベア装置Cは、搬送面C’を肉箱Bの底面B’の傾斜に沿わせるので、刃物Hが食肉塊を切り込む位置から切り終わるまで、スライス片に最も近接した位置で受け取ることになって、落下距離を短くして受け取る際の衝撃を少なくし、形状を損なわない積み並べ状態にスライス片を受け取ることができる。
本発明に係る受取りコンベア装置は、実施例において、伸縮手段5として、上記のように構成した手動操作型の伸縮機構を採用しているが、例えば、エアシリンダを用いて自動的に受取りコンベア装置Cを傾斜、復元させるようにする場合もある。
また、下部フレーム3を省いて架台1上に支点軸部4と伸縮手段5とを介して受取りコンベア装置Cを直結する構成に変更する場合もある。
さらに、受取りコンベア装置Cの駆動用モータMを定置して軸間距離の伸縮を可能にした伝動機能を備えた伝動機構を採用する場合もある。
上記のように本発明の各部分については、本発明の目的に沿って設計変更する場合があり、図示した実施例の態様のみに限定されない。
実施例の側面図である。 実施例を水平型で使用する場合の正面図である。 実施例を傾斜型で使用する場合の正面図である。 構成を略図で表したスライサの背面図である。
符号の説明
C 受取りコンベア装置 (C’ 搬送面)
1 架台
2 コンベアフレーム
3 下部フレーム
4 支点軸部
5 伸縮手段
M 駆動用モータ
6 原動軸
7 伝動機構
8 ヒンジ軸
9 長孔
10 リンク
11 止めねじ
S スライサ
B 肉箱 (B’ 底面)
H 刃物

Claims (2)

  1. スライサが切断するスライス片を受け取って搬送する受取りコンベア装置において、受取りコンベアと該コンベアを載置する架台との一側を支点軸部で連結して、該受取りコンベアを幅方向に揺動可能に載置し、他側を上下に伸縮を可能にした伸縮手段で連結し、この伸縮手段を操作して、受取りコンベアの搬送面をスライス片の肉質などに応じて肉箱の底面の傾斜に沿うように傾斜できるようにしたことを特徴とする食肉スライサの受取りコンベア装置。
  2. 前記受取りコンベアは、前記コンベアフレームの下面と平行に形成した下部フレームを前記架台との間に介在させ、この下部フレームの一側に前記支点軸部を設け、他側に前記伸縮手段を設けるとともに、受取りコンベアの駆動用モータと、該モータと受取りコンベアとを連結する伝動機構を一体に取り付け、前記伸縮手段は、一端にヒンジ軸部を具え他端に長孔を具えたリンクと、リンクの長孔を挿通して架台に螺合して前記コンベアフレームを所望の高さに固定する止めねじとによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の食肉スライサの受取りコンベア装置。
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