JP4164417B2 - 卓上切断機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースに支持された被切削材に対し、ベースの上方に位置された丸のこ等の回転工具を上下方向に揺動して切断等の加工を行う卓上切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
卓上切断機は、被切削材を支持するベース後方に支持部材を設け、支持部材の上方には、回転刃物と回転刃物を回転駆動するモーターと切り込み用ハンドルとモーターを動作させるための主スイッチを配設した回転刃物部を、ベースに対し上下方向に揺動自在に軸支すると共に、支持部材に回転刃物部の揺動を固定するためのロックピンを配設した構成をしており、卓上切断機本体の運搬時には、ロックピンによって回転刃物部の揺動を固定し、運搬用ハンドルやベースを持って運んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の卓上切断機は、モーターの電源として一般家庭用電源(交流100ボルト)を使用している場合には、卓上切断機の設置場所に制限を受けるなど作業性が低下してしまう場合があった。
【0004】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、本体の設置場所に制限を受けず作業性が良く、且つ寿命の長い卓上切断機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、被切削材を支持するベースと、該ベースの後端部に立設された支持部材と、該支持部材上方に設けられ、シャフトを支点としてベース上面に対し上下方向に揺動自在に軸支された回転刃物部とを有する卓上切断機であって、前記回転刃物部は、回転刃物と、該回転刃物を駆動するモータと、該モータを動作させる主スイッチと、前記回転刃物部を上下に揺動する切り込み用ハンドルと、前記卓上切断機の運搬に用いる運搬用ハンドルとを備えた卓上切断機において、前記ベースに対し、前記回転刃物部を下方に揺動した位置で、前記刃物部を前記支持部材にロックするピンを前記シャフトに隣接して設けるとともに、前記モータの電源となる電池を、前記シャフト及びロックピンから見て前記運搬用ハンドル側に位置する前記回転刃物部に着脱可能に設けたことに一つの特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図5により説明する。図1は卓上切断機の側面図、図2は図1の回転刃物部を固定させたときの側面図、図3はA−A線断面図、図4は図3のロックピンを穴に挿入したときの状態図、図5は本発明の配線図である。
【0007】
図において、ベース1上面に被切削材14を支持するフェンス2を固定する。ベース1後端には支持部材3を立設する。支持部材3上方にシャフト4を支点として、ベース1上面に対し上下揺動自在の回転刃物部5が軸支されている。回転刃物部5は図示しないスプリングによって上方に付勢されている。また、支持部材3上方にはロックピン6が出し入れ自在に配設されており、回転刃物部5を下方に位置させたときに、回転刃物部5に設けた穴7にロックピン6を挿入することにより、回転刃物部5が固定できる。
【0008】
支持部材3上方にはロックピン6に係合する遮断スイッチ8を装着し、ロックピン6が穴7に挿入されたとき遮断スイッチ8の接点は開放の状態となる。回転刃物部5には、回転刃物9、回転刃物9を駆動するモーター10、図示しないモーター10の動力を回転刃物9へ伝達する伝達機構、電源となる電池11、切り込み用ハンドル12が配設されている。切り込み用ハンドル12には、モーター10を動作させるための主スイッチ13が配設されており、図5に示すようにモーター10と主スイッチ13と遮断スイッチ8の接点は回路上直列に接続されている。
【0009】
上記構成において、卓上切断機本体を運搬するときは、図2のように回転刃物部5を下方に揺動させ、ロックピン6を回転刃物部5の穴7に挿入し、回転刃物部5を下方の位置に固定させる。この時、図4に示すように、ロックピン6の座面6aと遮断スイッチ8のアクチュエータ8aは離れるため、遮断スイッチ8の接点は開いている。この状態で、主スイッチ13の接点を誤って閉じても遮断スイッチ8の接点は開いているため、モーター10は動作しない。
【0010】
切断加工等を行うために、ロックピン6を回転刃物部5の穴7から引き出し回転刃物部5を自由状態に復帰させると、図3に示すように、ロックピン6の座面6aと遮断スイッチ8のアクチュエータ8aは接触状態となり、遮断スイッチ8の接点は閉じた状態になる。このとき、主スイッチ13の接点を閉じればモーター10は動作する。
【0011】
卓上切断機本体を運搬する際には、回転刃物部5に設けた穴7にロックピン6を挿入し、回転刃物部5を固定し、回転刃物部5に設けられた運搬用ハンドルを持って運搬する場合や、ベース1を持って運搬する場合とがあるが、本発明では電池11を回転刃物部5に着脱可能に設けた構成とすることによって以下の優位な作用効果を奏し得ることができるものである。
【0012】
運搬用ハンドルを持って運搬する際には回転刃物部5に対してベース1がシャフト4を支点として回転しようとするが、比較的重量物である電池11を回転刃物部5に着脱可能に設けた構成としたことにより、運搬時に穴7及びロックピン6に加わる負荷を増大させることなく、また、傾動支点であるシャフト4に加わる負荷を増大させることなく、容易に運搬可能な卓上切断機を提供することができるようになる。運搬時に穴7及びロックピン6に加わる負荷を増大させることがなく、またシャフト4に加わる負荷を増大させることがないため、早期に寿命に至るようなことがなく長寿命な卓上切断機を提供することができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、被切削材を支持するベース後方に支持部材を設け、支持部材の上方には、回転刃物と回転刃物を回転駆動するモーターと切り込み用ハンドルとモーターを動作させるための主スイッチを配設した回転刃物部を、ベースに対し上下方向に揺動自在に軸支すると共に、支持部材に回転刃物部の揺動を固定するためのロックピンを配設した卓上切断機において、モータの電源を回転刃物部に着脱可能な電池としたことにより、本体の設置場所に制限を受けず作業性が良く、且つ寿命の長い卓上切断機を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す卓上切断機の側面図である。
【図2】図1の回転刃物部をロックさせたときの側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3のロックピンを穴に挿入したときの状態図である。
【図5】本発明の配線図である。
【符号の説明】
5…回転刃物部、6…ロックピン、6a…座面、7…穴、8…遮断スイッチ、8a…アクチュエータ、13…主スイッチ。
Claims (1)
- 被切削材を支持するベースと、
該ベースの後端部に立設された支持部材と、
該支持部材上方に設けられ、シャフトを支点としてベース上面に対し上下方向に揺動自在に軸支された回転刃物部とを有する卓上切断機であって、
前記回転刃物部は、回転刃物と、該回転刃物を駆動するモータと、該モータを動作させる主スイッチと、前記回転刃物部を上下に揺動する切り込み用ハンドルと、前記卓上切断機の運搬に用いる運搬用ハンドルとを備えた卓上切断機において、
前記ベースに対し、前記回転刃物部を下方に揺動した位置で、前記刃物部を前記支持部材にロックするピンを前記シャフトに隣接して設けるとともに、
前記モータの電源となる電池を、前記シャフト及びロックピンから見て前記運搬用ハンドル側に位置する前記回転刃物部に着脱可能に設けたことを特徴とする卓上切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208335A JP4164417B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 卓上切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208335A JP4164417B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 卓上切断機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2546398A Division JPH11221805A (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電池式卓上切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004001551A JP2004001551A (ja) | 2004-01-08 |
JP4164417B2 true JP4164417B2 (ja) | 2008-10-15 |
Family
ID=30438565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003208335A Expired - Lifetime JP4164417B2 (ja) | 2003-08-22 | 2003-08-22 | 卓上切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
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-
2003
- 2003-08-22 JP JP2003208335A patent/JP4164417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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