JP2005096233A - 作業工具 - Google Patents

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正己 鶴田
Toshiyuki Kani
利之 可児
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Abstract

【課題】 加工屑の集塵が可能とされた作業工具における集塵性能を一層向上するのに有用な集塵技術を提供する。
【解決手段】 被加工材に対し所定の加工作業を行う加工具109を有する作業工具本体103と、当該作業工具本体に設けられ、加工作業によって生じた加工屑を排出する排出通路133と、当該排出通路133の出口側に接続されて加工屑を集塵する集塵部139と、を備えた作業工具101であって、集塵部139側の加工屑が排出通路133を経て逆流することを防止する逆流防止手段147を備えていることを特徴とする作業工具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば被加工材の切断あるいは研削等の各種の加工作業に使用される作業工具において、加工作業時に生じる加工屑を集塵するための集塵技術に関する。
米国特許第5,819,619号明細書(特許文献1)には、卓上丸鋸において、被加工材の切断作業時に生ずる切屑を集塵する技術が開示されている。この従来の卓上丸鋸では、ブレードを有するブレードケースに切屑の排出通路が直線状に形成されている。排出通路の入口(捕集口)がブレードの下縁部の概ね接線方向に対向するように開口され、排出通路の出口側には集塵袋が取付けられている。ブレードを回転駆動した状態で、ブレードケースを下方(テーブル側)へ揺動させてブレードによってテーブル上の被加工材を切断すると、切断作業によって生じた切屑は、当該ブレードの回転による風あるいは切屑の飛出によって排出通路を経て排出され、集塵袋に集塵される構成とされている。
卓上丸鋸では、ブレードケースは、被加工材が載置されるテーブルを備えたベースの上方に配置されるとともに、当該ベースから離間した上死点位置と近接した下死点位置との間で上下方向に揺動される構成とされている。ブレードケースに形成される排出通路は、その入口がブレードの下縁部の接線方向に対向するように開口されている。したがって、ブレードケースが下死点位置へ揺動された状態では、入口側が下側になるように排出通路全体が傾斜してしまう。一般に卓上丸鋸の場合、ブレードケースを下死点位置へ揺動後、当該下死点位置にロックした状態で持ち運ぶように構成されているため、当該卓上丸鋸の運搬時において集塵袋に集塵された集塵袋内の切屑が排出通路を逆流してベース上に放出されてしまう可能性がある。
米国特許第5,819,619号明細書
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、加工屑の集塵が可能とされた作業工具における集塵性能を一層向上するのに有用な集塵技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、被加工材に対し所定の加工作業を行う加工具を有する作業工具本体と、当該作業工具本体に設けられ、加工作業によって生じた加工屑を排出する排出通路と、当該排出通路の出口側に接続されて加工屑を集塵する集塵部と、を備えた作業工具が構成される。本発明における「作業工具」としては、典型的には、被加工材の切断作業に用いられる卓上丸鋸やスライド丸鋸等の切断作業工具がこれに該当するが、この切断作業工具以外の、例えばサンダーやグラインダー等の研削作業工具、更には電動カンナのような切削作業工具等をも広く包含するものとする。また「加工屑を集塵する集塵部」の態様としては、典型的には、加工具の駆動に伴い発生する風によって排出された加工屑を集塵袋に収集する態様がこれに該当する。
請求項1に記載の発明では、作業工具は、集塵部側の加工屑が排出通路を経て逆流することを防止する逆流防止手段を備えた構成とされる。本発明における「逆流防止手段」の態様としては、典型的には、排出通路を閉じることによって集塵部側の加工屑が当該排出通路を逆流することを防止する態様がこれに該当する。かかる構成によれば、例えば作業工具を持ち運ぶような場合において、集塵後の加工屑が排出通路を逆流して周辺に放出されることを未然に防止することができる。すなわち、請求項1に記載の発明は、可搬式の作業工具に好適に用いられるものであり、とりわけ、卓上丸鋸やスライド丸鋸のように、丸鋸本体が、被加工材を載置するテーブルを備えたベースに対し、当該ベースに近接する下死点位置と離間する上死点位置との間で揺動可能に構成され、運搬時には丸鋸本体を下死点位置へ揺動してロックする関係で、入口側が下側になるように排出通路が傾斜する構成の作業工具に適用した場合に特に有効となる。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の作業工具における逆流防止手段は、排出通路を開く開放位置と当該排出通路を閉じる閉止位置との間で開閉動作可能とされた通路開閉器によって構成されている。なお「開閉動作」の態様としては、自動的に開閉動作する態様、手動操作によって開閉動作する態様のいずれをも包含する。また「排出通路を開く開放位置」とは、加工屑の排出を可能とする位置という意味で用いられており、開度の程度をいうものではない。また同様に「排出通路を閉じる閉止位置」とは、加工屑の逆流を実質的に阻止することができる位置という意味で用いられており、完全な閉鎖状態とするのが好ましいが、多少の連通領域が存在していても、なお「閉止」に包含される。ただし、開放位置のときの開度が、閉止位置のときの開度よりも大きいことが前提となることは当然である。また本発明における「通路開閉器」としては、典型的には、開閉弁あるいはシャッター等がこれに該当する。
かかる構成の請求項2に記載の発明によれば、通路開閉器が排出通路を開いた状態では、加工作業によって生じた加工屑を集塵部側へ排出して集塵することができ、一方、通路開閉器によって排出通路が閉じられた状態では、集塵部側の加工屑の逆流を防止することができる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の作業工具における通路開閉器は、手動操作によって開閉動作する構成とされる。かかる構成によれば、加工具を駆動して所定の加工作業を行う場合には、開閉器を開き側に操作することで加工屑の集塵を支障なく行わせることができ、加工作業後には、開閉器を閉じ側に操作することで加工屑の逆流を防止することができる。
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明では、請求項2に記載の作業工具における通路開閉器は、加工具が停止されている状態では自重または付勢力の作用によって閉止位置に動作され、加工具が駆動されている状態では当該加工具の回転によって生じる風によって開放位置に動作される構成とされる。なお「付勢力の作用」とは、通路開閉器自体が保有する弾性力によって付勢力を作用させる態様、あるいはバネのような別部材の弾性力によって付勢力を作用させる態様のいずれをも包含する。通路開閉器は、加工具が回転駆動されたときは、当該加工具の回転に伴い発生する風によって開放位置に動作され、排出通路を開く。これにより加工屑は排出通路を経て集塵部に集塵される。上記の通路開閉器の開き動作は、当該通路開閉器の自重または付勢力に打つ勝つ態様で遂行される。したがって、加工具が停止された状態では、通路開閉器は閉止位置へ動作され、排出通路を閉じる。このように、請求項4に記載の発明によれば、加工具の駆動・停止に伴い通路開閉器が自動的に開閉動作されることになり、操作上の煩わしさが回避される。
本発明によれば、加工屑の集塵が可能とされた作業工具における集塵性能を一層向上するのに有用な集塵技術が提供されることとなった。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図5を参照しつつ、詳細に説明する。
本実施の形態では、加工屑の集塵が可能とされた作業工具の一例として、被加工材の切断作業に適用される卓上丸鋸を用いて説明する。
図1および図2は卓上丸鋸101の全体構成を示す一部切断側面図であり、図1では丸鋸本体103がベース105から離間した上死点位置Aに保持された状態が示され、図2では丸鋸本体103がベース105に近接した下死点位置Bに保持された状態が示されている。
図1および図2に示すように、卓上丸鋸101は、丸鋸本体103、ベース105および丸鋸本体103とベース105とを連接する本体支持部107とを主体として構成されている。丸鋸本体103は本発明における「作業工具本体」に対応する。丸鋸本体103は、図示省略の電動モータによって回転駆動されるブレード109、当該ブレード109を覆うブレードケース111、セーフティカバー113、さらにハンドグリップ115やそのハンドグリップ115に設けられたトリガ117等を有する。ブレード109は本発明における「加工具」に対応する。なおトリガ117は、電動モータの電源スイッチをオン・オフ操作する。
丸鋸本体103は、ベース105の上方に配置されるとともに、本体支持部107の傾動部123に揺動中心103aを中心として上下方向に揺動可能に取付けられ、ベース105から離間した上死点位置A(図1参照)と、ベース105に近接した下死点位置B(図2参照)との間で上下方向に揺動可能とされる。丸鋸本体103は、下死点位置Bへ揺動された状態では、従来公知のロック手段(図示省略)によって当該下死点位置Bに固定(ロック)される構成とされ、当該ロック手段によるロック解除時には、例えばバネ(図示省略)による付勢力で上死点位置Aへと揺動されるとともに、当該上死点位置Aに保持される構成とされる。
また丸鋸本体103は、本体支持部107の傾動部123を介して左右方向(図1〜図3における紙面に直交する方向)に傾動自在とされ、止着ネジ125により所定の傾動角にて固定されるように構成される。これにより、ブレード109の下縁部109aによる被加工材の垂直切りのみならず、傾斜切りが可能とされる。なお本体支持部107は、後述のターンテーブル127に一体的に突設された支持部121と、その支持部121に傾動可能に取り付けられる傾動部123とによって構成される。
ベース105は、本体支持部107を介して丸鋸本体103に連接されるとともに、上部にターンテーブル127を有する。ターンテーブル127の上面側には切断すべき被加工材(図示省略)が載置される。ターンテーブル127は、被加工材をブレード109による切断線に対して直角に突き当てるためのフェンス状の位置決め部材129を有するとともに、ベース105に対して適宜水平面内で回転可能に支持されており、ターンレバー(図示省略)を回動操作することで水平回転できるように構成される。これにより、ブレード109の下縁部109aによる前後方向(水平方向)に傾斜した角度切りが可能となる。ここで、「前後」とは、ブレード109を挟んで、丸鋸本体103の揺動中心103a側(図1および図2の左側)を後側といい、その反対側(作業者による操作側)を前側という。
なおセーフティカバー113は、丸鋸本体103を上死点位置Aから下死点位置Bへ向って揺動させたとき、図2に示す如く、リンクプレート114を介してブレード109の下縁部109aを露出させるように上方へ回動され、当該ブレード109の下縁部109aによる被加工材の切断作業を可能とする構成とされる。
次に被加工材の切断作業によって生じた加工屑を集塵すべく、卓上丸鋸101に備えられる集塵装置131を図1〜図3に基づいて説明する。図3は集塵装置131の拡大断面図である。集塵装置131は、ブレード109による被加工材の切断作業によって生じる切屑(加工屑)を機外へ排出すべく、丸鋸本体103に形成される排出通路133と、当該排出通路133の出口側に着脱自在に取付けられる集塵袋(ダストバック)139とを主体に構成される。集塵袋139は本発明における「集塵部」に対応する。
排出通路133は、ブレードケース111に排出孔135、当該排出孔135の出口135b(図3参照)内に着脱自在に嵌着されるダストノズル137、および当該ダストノズル137に取付けられる集塵袋139の入口部139aによって構成されている。排出通路133の入口、すなわち排出孔135の入口135aは、被加工材を切断するブレード109の下縁部109aの概ね接線方向に対向するように開口されており、加工作業によって生じた切屑が、ブレード109の回転によって生ずる風あるいは切屑の飛出力によって当該入口135aへと誘導される。そして上記の関係、すなわちブレード109の下縁部109aの概ね接線方向に対し排出孔135の入口135aが対向する関係は、丸鋸本体103の揺動動作に拘わらず常に一定に保持される。したがって、たとえ板厚のある被加工材を切断する場合であっても、切断作業によって生ずる切屑は、入口135aに向って適切に誘導されることになる。なお排出孔135の入口135aは、切屑の捕集性を高めるべく、概ね先広がりのテーパー状(ラッパ状)に形成される。また排出通路133は、切屑の排出性を上げるべく全体として概ね直線状に形成されている。
集塵袋139は、当該集塵袋139の入口部139aを構成する概ね筒状のカフス141を介してダストノズル137の出口部に着脱自在に嵌着される構成とされ、当該カフス141の外周部に集塵袋139の開口部がワイヤ143にて止着されている。なおカフス141は、図1および図2に示すように、集塵袋139を概ね直線筒状の状態に保持すべく、当該集塵袋139内に所定長さで差し込まれる袋保持部材145の一端側に一体に設定されている。なお袋保持部材145は、断面略アーチ状に形成されている。
ところで、排出通路133は、丸鋸本体103が上死点位置Aにあるときに、ブレード109の下縁部109aの接線方向に対し排出孔135の入口135aが対向するように概ね水平方向に直線状に延在する構成とされる。このため、丸鋸本体103を下死点位置B側へ揺動したときは、入口135aが下側となるように排出通路133が傾斜することになり、集塵袋139内の切屑が逆流する可能性がある(図2および図3参照)。このような不具合を解消するために、本実施の形態においては、排出通路133に当該排出通路133を開閉する開閉弁147を備えている。開閉弁147は本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
図4および図5には、開閉弁147および当該開閉弁147の取付構造が詳細に示されている。開閉弁147は、弾性を有する薄板状の柔軟なゴムシートからなり、図4に示すように、概ねカフス141の筒孔形状に対応した外郭形状に形成されるとともに、外周上縁部に上方に向って延出する取付片149が一体に形成されている。この取付片149には取付孔149aが形成されている。
開閉弁147は、図5に示すように、カフス141の出口側端面に配置した状態において、取付片149をカフス141の上縁部側に形成された切欠141aを通して外周面側に引き出して折り曲げるとともに、当該取付片149の取付孔149aをカフス141(袋保持部材145)の外周上面に切り起こし状に形成された係止爪141bに嵌め込むことによって、当該カフス141に取付けられる。このように取付けられた開閉弁147は、取付片149の折り曲げによって図5において反時計回りの弾性力が付与されることとなり、この弾性力によってカフス141の出口側円周端面141cに当接されて当該カフス141の出口を塞ぐ。出口側円周端面141cは、いわゆる開閉弁147を閉止位置に保持するストッパを構成している。かくして、開閉弁147は、常にはそれ自体の弾性力によって排出通路133を閉じる閉止位置に付勢保持される構成とされる。なお作図の便宜上、図5では開閉弁147がカフス141の出口側円周端面141cに対し若干の隙間を置いて対向した状態が示されている。
本実施の形態に係る卓上丸鋸101は上記のように構成したものである。次に、本実施の形態の作用を説明する。卓上丸鋸101を用いて被加工材を切断するときは、作業者はハンドグリップ115を保持するとともに、当該ハンドグリップ115に設けられたトリガ117を操作してブレード109を回転駆動させる。その後、丸鋸本体103を下方へ押圧し、揺動中心103aを中心にして下方へ揺動させる。これにより、ターンテーブル127上面にセットされた被加工材をブレード109の下縁部109aによって切断することができる。この切断作業時に発生した切屑は、ブレード109の回転に伴い発生した風によって当該ブレード109の下縁部109aの接線方向へと飛び出し、排出孔135の入口135aへと排出される。このとき、開閉弁147はブレード109の回転により生ずる風によって押され、図3に二点鎖線で示すように、取付片149との連接部(付根)付近を中心として上方へ回動して排出通路133を開く。これにより切屑が当該排出通路133を経て集塵袋139内に排出され収集される。上記の排出通路133を開く位置が本発明における「開放位置」に対応する。
ブレード109の駆動を停止した状態では、開閉弁147は弾性力によって図3に実線で示す元の位置へと復帰され、排出通路133を閉じる。この排出通路133を閉じる位置が本発明における「閉止位置」に対応する。このため、図2および図3に示すように、丸鋸本体103の下死点位置B側への揺動によって入口135aが下側となる方向に排出通路133が傾斜されても、集塵袋139内の切屑は、開閉弁147によって当該集塵袋139からの流出を防止されることになる。すなわち、本実施の形態によれば、丸鋸本体103を下死点位置Bへ揺動後、当該下死点位置Bにロックした状態で卓上丸鋸101を持ち運ぶ場合において、当該卓上丸鋸101の運搬中に集塵袋139内の切屑が逆流してベース105上に放出されてしまうといった不具合を防止することができる。
本実施の形態では、開閉弁147を排出通路133における集塵袋139に配置した構成である。このため、集塵袋139内の切屑を廃棄処理すべく、当該集塵袋139をダストノズル137から取り外したとき、集塵袋139内の切屑のこぼれ落ちを防止することができる。また集塵袋139側に開閉弁147を設けたときは、逆流防止機能付き集塵袋としての汎用性を得ることができる。また開閉弁147は、ゴムシート製であり、低コストで製作でき、しかもカフス141の係止爪141bに取付片149を引っ掛けて取付ける構成のため、集塵袋139をカフス141から外した状態において、簡単に交換することができる。また本実施の形態によれば、開閉弁147を、それ自体の弾性力とブレード109の回転で生じる風とによって回動する構成としたので、ブレード109の駆動・停止に応じて排出通路133を自動的に開閉することができる。なお本実施の形態では、開閉弁147が上部を中心にして回動する構成としたが、回動中心は、上部に限られず、周方向にいずれの位置でも成立する。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。第2の実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、図6に示すように、ダストノズル137とブレードケース111(排出孔135)との間に開閉弁151を配置したものであり、この点を除いては前述した第1の実施形態と同様に構成される。開閉弁151は本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
本実施の形態における開閉弁151は、図7および図8に示すように、概ね円形状のリング153と、当該リング153に連接されたシート状の弁本体155とから形成されている。弁本体155は、リング153の孔を塞ぐことができる平面広さを有しており、少なくとも外周縁の一部が当該リング153の軸方向の一端153aに当接する(重なる)ように配置されている。そして弁本体155は、リング153に対し円周上の所定の領域(例えば、周方向の角度で約30度前後の範囲)で連接されており、当該連接部155aを起点にして弾性的に回動自在とされる。なお弁本体155は、柔軟なゴムシートからなり、リング153と一体に形成してもよいし、リング153をゴム以外の材質、例えば樹脂で形成し、そのリング153に接合してもよい。
上記のように構成された開閉弁151は、図6に示すように、ブレードケース111に形成された円筒部157の筒孔(排出孔135の出口)内に嵌め込まれた状態で、当該円筒部157の段差部と、当該円筒部157内に圧入されるダストノズル137とによって挟着される構成とされる。なおリング153の外周面153bはテーパー状に形成され、これに対応してダストノズル137の内周端面もテーパー状に形成される。このため、開閉弁151は軸方向および径方向に確実に固定される。
第2の実施形態は、上記のように構成したものであり、開閉弁151の弁本体155の動作態様は第1の実施形態に係る開閉弁147と概ね同様である。すなわち、ブレード109による被加工材の切断作業時には、当該ブレード109の回転に伴う風によって弁本体155が図6に二点鎖線で示すように、上方へ回動して排出通路133を開き、切屑の集塵袋139への排出を許容する。この排出通路133を開く位置が本発明における「開放位置」に対応する。一方、ブレード109が停止した状態では、弁本体155は、それ自体の弾性力によって元の位置へ復帰され、排出通路133を閉じる。この排出通路133を閉じる位置が本発明における「閉止位置」に対応する。このため、排出孔135の入口135a側が下側になる向きに排出通路133が傾斜されても集塵袋139内の切屑が逆流することを未然に防止することができる。また開閉弁151は、第1の実施形態と同様、弁本体155自体の弾性力とブレード109による風とによってブレード109の駆動・停止に応じて自動的に開閉する構成のため、作業者の手を煩わせることがない。また弁本体155の回動中心は、上部に限られず、周方向のいずれの位置であっても成立する。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を図9に基づいて説明する。この第3の実施の形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、図9に示すように、開閉弁161に作用する重力と、ブレード109の回転による風とによって当該開閉弁161を開閉動作させる構成としたものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。上記の開閉弁161は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
図示のように、開閉弁161は、ゴムまたは樹脂製の円板からなり、排出通路133を構成するカフス141またはダストノズル137あるいはブレードケース111内のいずれかに配置されるとともに、回転軸163を介して上下方向に回動自在に取付けられる。開閉弁161に作用する重力が、当該開閉弁161を閉じる方向へ回動させる力として作用するように設定される。この重力による開閉弁161の回動は、当該開閉弁161が当接するストッパ165によって阻止され、これにより開閉弁161が排出通路133を閉じる閉止位置(開閉弁161が排出通路133に対し直交する位置)に保持される構成とされる。一方、開閉弁161は、ブレード109の回転によって生じる風によって上記の重力による回動力に抗して排出通路133を開く方向に回動される構成とされる。
すなわち、第3の実施形態によれば、ブレード109の駆動・停止に応じて開閉弁161の重力とブレード109の風とによって排出通路133を自動開閉することが可能な開閉弁161が提供される。これにより、上述した各実施形態と同様に被加工材の切断作業時には、排出通路133を開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、排出通路133を閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
なお開閉弁161は、ブレード109の回転によって生じる風が弱い場合には、風を受ける面積を極力増大(例えば、風を受ける面に凹部やフィンを設定)し、またブレード109の停止時には、元の閉止位置へ復帰し易いように、回転軸163の位置または重心の位置が調整される。すなわち、開閉弁161の重心位置Gが、例えば円形中心位置にあるとすれば、当該重心位置と回転軸163の中心との間の距離Lを適宜変えることで開閉弁161の重力による回動力を調整することができる。また回転軸163が開閉弁161の中心部を通るように設定したときは、開閉弁161の厚みを変えたりウェイトを付設したりすることで重心位置を調整することが可能である。
また第3の実施形態においては、例えば被加工材の切断作業に先立って作業者の手動操作によって開閉弁161を開放位置に回動させてロックし、切断作業後には当該ロックを解除操作することで開閉弁161をバネの付勢力によって閉止位置へ回動復帰させるように構成することが可能である。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施形態を図10に基づいて説明する。この第4の実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、排出通路133を構成するカフス141またはダストノズル137あるいはブレードケース111内のいずれかに配置される開閉弁171を、いわゆる樹脂製あるいは金属製のバタフライバルブによって構成したものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。開閉弁171は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
開閉弁171は、回転軸173を介して回動自在とされ、作業者が当該回転軸173の軸方向一端に設けた摘み175を操作することによって、開閉弁171が排出通路133の通路方向に対し平行となる開放位置と、通路方向に直交する閉止位置との間で回動されて排出通路133が開閉される構成とされる。なお便宜上特に図示はしないが、開閉弁171の回転軸173と、当該回転軸173を回動自在に支持する部材との嵌合面に、開閉弁171を閉止位置および開放位置に保持する位置決め構造を設定することが好ましい。
上記構成の実施形態によれば、作業者は開閉弁171を開放位置へ操作し、排出通路133を開いた状態で被加工材の切断作業を行うことができ、また切断作業後における卓上丸鋸101の運搬時においては、開閉弁171を閉止位置へ操作し、排出通路133を閉じることによって切屑の逆流を防止することができる。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施形態を図11および図12に基づいて説明する。この実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、排出通路133を構成するカフス141またはダストノズル137あるいはブレードケース111内のいずれかにシャッター181を配置し、当該シャッター181を作業者が出入操作することで、排出通路133を開閉する構成としたものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。シャッター181は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
シャッター181は、樹脂製あるいは金属製のプレートによって構成され、排出通路133の左右側面に形成された対向するスリット(開口)133aに嵌め込まれ、排出通路133を横切る、すなわち通路方向に直交する方向に出入動作可能とされ、出入方向の一端に操作摘み183を有する。このように構成することにより、作業者は被加工材の切断作業時には、シャッター181を排出通路133から引き出しあるいは取り外して当該排出通路133を開いた状態で切断作業を行い、また切断作業終了後の卓上丸鋸101の運搬時には、シャッター181を排出通路133内に押入れて排出通路133を閉じることによって切屑の逆流を防止できる。
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態を図13に基づいて説明する。この実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、排出通路133を構成するカフス141またはダストノズル137あるいはブレードケース111内のいずれかに配置される開閉弁191を、スリット入りゴムシートによって構成したものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。スリット付き開閉弁191は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
図示のように、開閉弁191は、外周面が排出通路133の内周面に固定的に止着されている。開閉弁191は中央部から放射状に延びる複数のスリット191aを有する構成とされ、ブレード109の回転による風によって切片を弾性変形させて排出通路133を開き、風の消去に伴い元の位置に弾性復帰し、排出通路133を閉じる。したがって、この実施形態によれば、排出通路133をブレード109の駆動・停止に応じて自動開閉することができる。これにより、被加工材の切断作業時には、排出通路133を開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、排出通路133を閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態を図14に基づいて説明する。第7の実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造につき、排出通路133を開閉する開閉弁201を、回転弁によって構成したものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。開閉弁201は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
この実施形態では、開閉弁201は、排出通路133を構成するカフス141またはダストノズル137あるいはブレードケース111内のいずれかに配置されるとともに、当該開閉弁201の中央部に配置される回転軸203を介して回動自在とされる。回転軸203を挟んでいずれか一方の面が、他方の面よりも風を受ける面積が広くなるように、例えば風を受ける面側に凹部あるいはフィンを設定する。これにより、開閉弁201はブレード109が回転されたとき、風によって一方向へ回動して排出通路133の通路方向に概ね平行となり、当該排出通路133を開く。ブレード109の停止に伴い風が消去されたときは、開閉弁201は、図示省略のバネの付勢力によって反対方向へ回動されるとともに、ストッパ205によって排出通路133の通路方向に直交する閉止位置に保持されて排出通路133を閉じる構成とされる。
上記のように構成される第7の実施形態によれば、ブレード109の駆動・停止に応じて排出通路133を自動的に開閉することができる。これにより、被加工材の切断作業時には、排出通路133を開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、排出通路133を閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
(第8の実施形態)
次に本発明の第8の実施形態を図15に基づいて説明する。第8の実施形態は、上記の第7の実施形態に係る開閉弁201の変形例であって、第7の実施形態で説明した1枚弁の開閉弁201から2枚弁の開閉弁211としたものである。開閉弁211は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
すなわち、開閉弁211は、回転軸213を挟んで対称形に形成された左右(または上下)2枚の弁体211a,211bからなり、ブレード109の回転により生じる風によって、2枚の弁体211a,211bが排出通路133の通路方向に平行となるように回転軸213を中心にして互いに逆回りに回動され、当該排出通路133を開く構成とされる。また風が消去したときは、図示省略のバネの付勢力によって反対方向へ回動されるとともに、ストッパ215によって排出通路133の通路方向と直交する閉止位置に保持されて当該排出通路133を閉じる構成とされる。
このような構成を採用した第8の実施の形態によれば、第7の実施形態と同様に、ブレード109の駆動・停止に応じて排出通路133を自動的に開閉することが可能な開閉弁211を提供することができる。これにより、被加工材の切断作業時には、排出通路133を開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、排出通路133を閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
(第9の実施形態)
次に本発明の第9の実施形態を図16に基づいて説明する。第9の実施形態は、上記の第8の実施形態に係る開閉弁211の更なる変形例であって、第8の実施形態で説明した開閉弁211を観音開き方式の開閉弁221としたものである。開閉弁221は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
すなわち、開閉弁221は、2枚の弁体221a,221bからなり、当該2枚の弁体221a,221bが個々に回転軸223a,223bを介して回転可能とされている。2枚の弁体221a,221bは、ブレード109の回転により生じる風によって、回転軸223a,223bを中心にして互いに逆回りに回動され、当該排出通路133を開く構成とされる。また風が消去したときは、図示省略のバネの付勢力によって反対方向へ回動されるとともに、ストッパ225によって排出通路133の通路方向と直交する閉止位置に保持されて当該排出通路133を閉じる構成とされる。したがって、第9の実施形態の場合も第8の実施形態と同様に、ブレード109の駆動・停止に応じて排出通路133を自動的に開閉することが可能な開閉弁211を提供することができる。これにより、被加工材の切断作業時には、排出通路133を開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、排出通路133を閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
(第10の実施形態)
次に本発明の第10の実施形態を図17〜図19に基づいて説明する。第10の実施形態は、卓上丸鋸101の排出通路133に設定される通路開閉構造を絞りシャッター機構231によって構成したものであり、この点を除いては第1の実施形態と同様に構成される。絞りシャッター機構231は、本発明における「逆流防止手段」および「通路開閉器」に対応する。
絞りシャッター機構231は、複数枚、例えば3枚のシャッター231a,231b,231cと、当該シャッター231a,231b,231cを開閉操作するための操作リング233とを主体に構成される。3枚のシャッター231a,231b,231cは、排出通路133の構成部材である、カフス141、ダストノズル137あるいはブレードケース111のうちのいずれかの構成部材、例えばカフス141の軸方向端面において周方向に120度の間隔を置いて配置されるとともに、一端部がそれぞれ軸233a,233b,233cを回動中心としてカフス141の概ね径方向に回動自在に取付けられている。そして各シャッター231a,231b,231cは、内径方向への回動時には、図17に示すように、相互に近接するとともに対向する2辺の合わせ面が接触(シール)されてカフス141の孔を塞ぎ、外径方向への回動時には、図19に示すように、相互に離間するとともにカフス141の外周側へ移動され、カフス141の孔を開放する。すなわち、3枚のシャッター231a,231b,231cは、排出通路133に対し当該排出通路133を横切る方向に出入することによって、当該排出通路133を開閉する構成とされる。なお図18は、回動動作の途中状態を示す。
操作リング233は、シャッター231a,231b,231cに対し近接して配置されるとともに、カフス141に対し3本のボス235を介して周方向に回動自在に取付けられる。ボス235は、カフス141の軸方向端面に周方向に等間隔を置いて配置されるとともにカフス141の軸方向に所定長さで延在されている。このボス235に対し操作リング233が当該操作リング233に形成された長孔231dを介して回動自在とされている。なお操作リング233の回動範囲は、長孔231dの長さによって規定される。操作リング233は、3本の係合ピン237を有し、それら当該係合ピン237が各シャッター231a,231b,231cに形成された略V字形の係合凹部239に係合されている。すなわち、操作リング233の回動動作によって、係合ピン237が係合凹部239の側面に係合して各シャッター231a,231b,231cを軸233a,233b,233cを中心として内径方向あるいは外径方向へと回動させ、カフス141の孔、したがって排出通路133を開閉する構成とされる。
上記のように構成された第10の実施形態によれば、操作リング233を開き側あるいは閉じ側へと回動操作することにより、シャッター231a,231b,231cを開閉動作させ、排出通路133を開閉することができる。これにより、上述した各実施形態と同様に被加工材の切断作業時には、シャッター231a,231b,231cを開いて切屑を集塵袋139に集塵し、切断作業後は、シャッター231a,231b,231cを閉じて切屑の集塵袋139からの逆流を防止することができる。
なお上述した各実施の形態は、作業工具として卓上丸鋸101を用いて説明したが、卓上丸鋸101に限らず、加工作業に伴い加工屑が発生する作業工具であって、かつ可搬式であれば、有効に適用可能である。そして当該作業工具としては、例えば卓上丸鋸と異なる機種の丸鋸やカッターのほか、研削作業や研磨作業に用いられるグラインダーやサンダー等の研削・研磨工具、あるいは木材の切削作業に用いられるカンナのような切削工具、さらには穴明け作業や溝切り作業に用いられるドリルやルーター等の作業工具がこれに該当する。
第1の実施形態に係る集塵装置付き卓上丸鋸の全体を示す一部切断側面図であり、丸鋸本体が上死点位置に保持された状態を示す。 同じく集塵装置付き卓上丸鋸の全体を示す一部切断側面図であり、丸鋸本体が下死点位置に保持された状態を示す。 集塵装置を示す拡大断面図である。 開閉弁を示す正面図である。 開閉弁の取付態様を示す断面図である。 第2の実施形態を説明する断面図である。 第2の実施形態に係る開閉弁の正面図である。 同じく第2の実施形態を説明する開閉弁の側断面図である。 第3の実施形態を説明する正断面図である。 第4の実施形態を説明する正断面図である。 第5の実施形態を説明する正断面図である。 同じく第5の実施形態を説明する側断面図である。 第6の実施形態を説明する正断面図である。 第7の実施形態を説明する正断面図である。 第8の実施形態を説明する正断面図である。 第9の実施形態を説明する正断面図である。 第10の実施形態を説明する正断面図であり、排出通路を閉じた状態を示す。 第10の実施形態を説明する正断面図であり、開閉動作の途中状態を示す。 第10の実施形態を説明する正断面図であり、排出通路を開いた状態を示す。
符号の説明

101 卓上丸鋸(作業工具)
103 丸鋸本体(作業工具本体)
105 ベース
107 本体支持部
109 ブレード(加工具)
109a 下縁部
111 ブレードケース
113 セーフティカバー
114 リンクプレート
115 ハンドグリップ
117 トリガ
121 支持部
123 傾動部
125 止着ネジ
127 ターンテーブル
129 位置決め部材
131 集塵装置
133 排出通路
135 排出孔
137 ダストノズル
139 集塵袋
141 カフス
143 ワイヤ
145 袋保持部材
147 開閉弁

149 取付片
149a 取付孔
151 開閉弁
153 リング
155 弁本体
157 円筒部

161 開閉弁
163 回転軸
165 ストッパ
171 開閉弁
173 回転軸
175 摘み

181 シャッター
183 操作摘み
133a スリット

191 開閉弁
191a スリット

201 開閉弁
203 回転軸
205 ストッパ

211 開閉弁
211a,211b 弁体

213 回転軸
215 ストッパ
221 開閉弁
221a,221b 弁体
223a,223b 回転軸
225 ストッパ

231 絞りシャッター機構
231a,231b,231c シャッター
231d 長孔
233 操作リング
233a,233b,233c 軸
235 ボス
237 係合ピン
239 係合凹部

Claims (4)

  1. 被加工材に対し所定の加工作業を行う加工具を有する作業工具本体と、当該作業工具本体に設けられ、加工作業によって生じた加工屑を排出する排出通路と、当該排出通路の出口側に接続されて加工屑を集塵する集塵部と、を備えた作業工具であって、
    前記集塵部側の加工屑が前記排出通路を経て逆流することを防止する逆流防止手段を備えていることを特徴とする作業工具。
  2. 請求項1に記載の作業工具であって、
    前記逆流防止手段は、前記排出通路を開く開放位置と当該排出通路を閉じる閉止位置との間で開閉動作可能とされた通路開閉器によって構成されていることを特徴とする作業工具。
  3. 請求項2に記載の作業工具であって、
    前記通路開閉器は、手動操作によって開閉動作される構成とされていることを特徴とする作業工具。
  4. 請求項2に記載の作業工具であって、
    前記通路開閉器は、前記加工具が停止されている状態では自重または付勢力の作用によって前記閉止位置に動作され、前記加工具が駆動されている状態では当該加工具の回転によって生じる風によって前記開放位置に動作される構成とされていることを特徴とする作業工具。
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