JP2005178281A - 上部テーブル付卓上丸鋸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 上部テーブル付卓上丸鋸において、テーブルソーモードで長尺の被加工材を切断作業するときの作業性の向上を図る上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 被加工材を載置可能なテーブル127を有するベース103と、ベースの上方に配置されるとともに、当該ベースに近接した第1の位置と当該第1の位置よりも当該ベースから離間した第2の位置との間で、上下方向に揺動可能に当該ベースに連接された丸鋸本体101とを備え、丸鋸本体は、被加工材を載置可能な上部テーブル113と、当該丸鋸本体の第2の位置から第1の位置への移動によりテーブルに載置された被加工材を下縁部で切断作業するとともに、上部テーブルから所定量だけ突出した上縁部で当該上部テーブルに載置された被加工材を切断作業するブレード107とを有する上部テーブル付卓上丸鋸において、ブレードの上縁部による被加工材の切断作業に際し、上部テーブルと共同して被加工材を載置可能な補助テーブル141をベース103に設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転駆動されるブレードの下縁部を用いてテーブル上に載置された被加工材を切断する、いわゆる卓上丸鋸としての使用形態(以下、卓上丸鋸モードという)と、ブレードの上縁部を用いて前記テーブルの上方に位置する上部テーブル上に載置された被加工材を切断する、いわゆるテーブルソーとしての使用形態(以下、テーブルソーモードという)とに使い分けることができる上部テーブル付卓上丸鋸に関する。
独国特許公報第29,08211号(特許文献1)には、上部テーブル付卓上丸鋸の一例が開示されている。特許文献1に開示された上部テーブル付卓上丸鋸では、被加工材を載置可能なターンテーブルを有するベースの上方に、上部テーブルとブレード(ノコ刃)を備えた丸鋸本体が配置されている。丸鋸本体は、ベースに対して上下方向に揺動自在に連接されるとともにバネによって上方へ付勢されている。作業者は、丸鋸本体をバネに抗して下方へ揺動させることにより、ターンテーブル上に置かれた被加工材をブレードの下縁部を用いて切断する、いわゆる卓上丸鋸モードでの切断作業を行うことができる。またブレードの上縁部は、上部テーブルのテーブル面から所定高さで突出されている。従って、作業者は、上部テーブルに被加工材を載せて滑らせることにより、ブレードの上縁部を用いて被加工材を切断する、いわゆるテーブルソーモードでの切断作業を行うことができる。なおテーブルソーモードでの切断作業は、丸鋸本体を上部テーブルのテーブル面が概ね水平状となる下降端位置へ移動させた後、当該下降端位置にロック装置によって固定した状態で遂行される。
ところで、上部テーブルを用いてのテーブルソーモードでの切断作業時において、テーブルの横幅(ブレードによる切断方向に直交する方向の幅)を大きく超えるような長尺の被加工材を切断する場合、被加工材が不安定化し、切断作業が遂行し辛いという問題がある。因みに、通常の卓上丸鋸あるいはテーブルソーにおいては、補助テーブルを設けることによって長尺の被加工材に対応することが知られている(例えば、特開昭48−21284号公報、米国特許公報第6,062,121号参照)。
このことから、上部テーブル付卓上丸鋸においても、上部テーブルに当該上部テーブルと共同して被加工材を載置可能な補助テーブルを取り付けたときは、長尺の被加工材を安定状態で切断作業し得るであろうことは当然に予測される。しかしながら、上部テーブル付卓上丸鋸において、上部テーブルに補助テーブルを取り付けたときは、丸鋸本体の重量が増大する。そのため、丸鋸本体をベースに対して上方へ付勢するバネ荷重の設定を大きくする必要がある。バネ荷重の設定を大きくすると、補助テーブルの取付状態時と取り外し状態時との丸鋸本体揺動の操作荷重の差が大きくなり、その結果として、卓上丸鋸モードで切断作業するときの使い勝手が悪くなる。特に補助テーブルに被加工材の重量に耐え得る十分な強度(剛性)を持たせようとすると、更に丸鋸本体の重量が益々増大する結果となる。
独国特許公報第29,08211号
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、上部テーブル付卓上丸鋸において、テーブルソーモードで長尺の被加工材を切断作業するときの作業性の向上を図る上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、特許請求の範囲の各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、被加工材を載置可能なテーブルを有するベースと、ベースの上方において、当該ベースに近接した第1の位置と当該第1の位置よりも当該ベースから離間した第2の位置との間で、上下方向に揺動可能に当該ベースに連接された丸鋸本体と、を備えた上部テーブル付卓上丸鋸が構成される。また丸鋸本体は、被加工材を載置可能な上部テーブルと、当該丸鋸本体の第2の位置から第1の位置への移動によりテーブルに載置された被加工材を下縁部で切断作業するとともに、上部テーブルから所定量だけ突出した上縁部で当該上部テーブルに載置された被加工材を切断作業するブレードと、を有する構成とされる。ここで、第1の位置は、典型的にはブレードの上縁部による被加工材の切断作業を行う位置およびブレードの下縁部による切断作業の終了位置に対応し、第2の位置は、典型的には被加工材の切断作業に備える待機位置あるいはニュートラルポジションに対応する。
従って、請求項1に記載の発明では、ベース側のテーブル上に被加工材を載置後、丸鋸本体を第2の位置から第1の位置へ揺動させることによって、回転するブレードの下縁部を用いて被加工材を切断する、いわゆる、卓上丸鋸モードでの切断作業を行うことができる。また丸鋸本体をベースに近接した第1の位置へ揺動させた状態において、上部テーブルの上面に被加工材を載置後、当該上部テーブルの上面上を滑らすことにより、ブレードの上縁部を用いて被加工材を切断する、いわゆるテーブルソーモードでの切断作業を行うことができる。なおテーブルソーモードでの切断作業は、ロック装置により丸鋸本体を第1の位置に固定した状態で行う。
また請求項1に記載の発明では、ブレードの上縁部による被加工材の切断作業に際し、上部テーブルと共同して被加工材を載置可能な補助テーブルを有し、当該補助テーブルは、丸鋸本体の側方に配置された状態でベース側部材に設置された構成とされる。なお本発明における「補助テーブル」としては、被加工材に対し面接触で接触することによって当該被加工材を支持する支持態様のほか、一点あるいは複数の点接触によって支持する態様、あるいは線接触によって支持する態様等を広く包含するものである。また「ベース側部材」とは、ベースのみならず、当該ベースに設けられるテーブルや位置決め部材等を広く含む概念である。また「ベース側部材に補助テーブルを設置する」態様としては、ベース側部材に対し補助テーブルを固定状に設置する態様、あるいは着脱可能に設置する態様のいずれをも好適に包含する。本発明に係る補助テーブルは、ブレードの上縁部を用いての、いわゆるテーブルソーモードでの被加工材の切断作業に適用され、当該被加工材を上部テーブルと共同して支持する。これにより、上部テーブルの横幅を超えるような長尺の被加工材を切断作業する場合において、当該被加工材を安定した状態で支持することが可能となり、作業性の向上に有効となる。特に本発明では、ベース側部材に補助テーブルを設ける構成のため、丸鋸本体の重量を増加することにならない。このため、ブレードの下縁部を用いての、いわゆる卓上丸鋸モードで被加工材を切断作業する際の、丸鋸本体の使い勝手が損なわれることもない。また丸鋸本体の重量を増加させない構成のため、補助テーブルに関する設計上の自由度が得られ、被加工材の重量に対応した十分な強度(剛性)を有する補助テーブルを提供することができる。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の上部テーブル付卓上丸鋸における補助テーブルは、高さ調整が可能とされた構成とされる。通常、上部テーブル付卓上丸鋸では、ブレードの切り込み深さの調整機能を備えている。そしてテーブルソーモードでの被加工材の切断作業時における切り込み深さ調整は、丸鋸本体に対し上部テーブルを上下方向に相対移動させて当該上部テーブルの高さを変えることで遂行する構成が一般的である。本発明によれば、上記の上部テーブルの高さ調整時において、当該上部テーブルの高さ位置に補助テーブルの高さを整合させることで、ブレードの切り込み深さ調整に対応することができる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の上部テーブル付卓上丸鋸において、ベース側部材には、前面を被加工材の位置決め面とする位置決め部材が備えられ、補助テーブルは、位置決め部材の後面領域においてベース側部材に装着されるとともに、当該位置決め部材の上方を通って前方へ延在されている構成とされる。
卓上丸鋸モードで被加工材を切断作業する際、テーブル上に載置される被加工材は、位置決め部材の前面に当接することで位置決めされる。従って、位置決め部材の後面領域は、卓上丸鋸モードで被加工材を切断作業するときの切断作業領域から外れた領域となる。本発明においては、補助テーブルを、当該切断作業領域から外れた領域に装着した状態で位置決め部材の上方を通って当該位置決め部材の前面側へ延在する構成としたことにより、当該補助テーブルの前方への延在部分とテーブル上面との間に所定高さの空間を設定することが可能となる。なお「所定高さの空間」とは、テーブル上に載置される被加工材に対し補助テーブルが干渉を回避することが可能な空間を指し、典型的には、補助テーブルの延在部分の下面が、丸鋸本体を第1の位置へ移動したときのブレードの下縁部と概ね同一高さとなるように設定することで、好適に達成される。かくして、請求項3の発明によれば、ベース側部材に補助テーブルを設ける構成でありながら、テーブル上に載置される被加工材との干渉を回避し、卓上丸鋸モードでの被加工材の切断作業を支障なく遂行することができる。
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の上部テーブル付卓上丸鋸において、ベース側部材には、補助テーブルを着脱可能に装着することが可能な第1のテーブル装着部と第2のテーブル装着部が形成され、当該補助テーブルは、第1のテーブル装着部に装着されたときは、ブレードの上縁部による切断作業に適用され、第2のテーブル装着部に装着されたときは、ブレードの下縁部による切断作業に適用される構成とされる。係る構成によれば、1つの補助テーブルにつき、被加工材の卓上丸鋸モードでの切断作業およびテーブルソーモードでの切断作業に共通の補助テーブルとして使用することが可能となる。
(請求項5に記載の発明)
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の上部テーブル付卓上丸鋸における補助テーブルは、丸鋸本体に対する配置間隔が調整可能とされた構成とされる。かかる構成によれば、丸鋸本体に対する補助テーブルの配置間隔を調整することによって、切断作業すべき被加工材の長さの大小に対応することができる。
本発明によれば、上部テーブル付卓上丸鋸において、テーブルソーモードで長尺の被加工材を切断作業するときの作業性の向上を図る上で有効な技術が提供されることとなった。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図3を参照しつつ、詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係る補助テーブル141が装着された上部テーブル付卓上丸鋸100を示す平面図である。図2は補助テーブル141が装着された上部テーブル付卓上丸鋸100を示す側面図であり、丸鋸本体101が下死点位置(下方位置)へ移動された状態を示している。図3は補助テーブル141が取り外された上部テーブル付卓上丸鋸100を示す側面図であり、丸鋸本体101が上死点位置(上方位置)へ移動された状態を示している。
図1〜図3に示すように、上部テーブル付卓上丸鋸100は、丸鋸本体101、ベース103、および丸鋸本体101とベース103とを連接する本体支持部105を主体にして構成されている。丸鋸本体101は、電動モータ102、当該電動モータ102によって回転駆動されるブレード(ノコ刃)107、当該ブレード107を覆うブレードケース109、セーフティカバー111、上部テーブル113、さらにハンドグリップ115やそのハンドグリップ115に設けられた電動モータ102の駆動、停止を操作するモータスイッチ117等を有する。
丸鋸本体101は、ベース103の上方に配置されるとともに、本体支持部105の傾動部123に揺動中心101aを中心として上下方向に揺動可能に取付けられ、ベース103から離間した上死点位置(図3参照)と、ベース103に近接した下死点位置(図2参照)との間で上下方向に揺動可能とされる。丸鋸本体101は、下死点位置へ揺動された状態では、ロック装置131によって当該下死点位置に固定(ロック)することが可能な構成とされ、当該ロック装置131による固定解除時には、ベース103と丸鋸本体101との間に介在されたバネ(図示省略)による付勢力で上死点位置へと揺動されるとともに、当該上死点位置に保持される構成とされる。
上記の下死点位置は、上部テーブル113を用いてブレード107の上縁部107bによる被加工材(図示省略)の切断を行なうテーブルソーモードでの切断位置、およびブレード107の下縁部107aによる切断作業の終了位置に対応し、これに対し上死点位置は、被加工材の切断作業に備える位置、すなわち待機位置あるいはニュートラルポジションに対応している。上記の下死点位置が本発明における「第1の位置」に対応し、上死点位置が本発明における「第2の位置」に対応する。
また丸鋸本体101は、本体支持部105の傾動部123を介して左右方向(図2および図3における紙面に直交する方向)に傾動可能とされ、止着ネジ125により所定の傾動角にて固定されるように構成される。これにより、ブレード107の下縁部107aによる被加工材の垂直切りのみならず、傾斜切りが可能とされる。なお本体支持部105は、後述のターンテーブル127に一体的に突設された支持部121と、その支持部121に傾動可能に取り付けられる傾動部123とによって構成される。そしてこの傾動部123と丸鋸本体101の構成部材であるブレードケース109との間に前述のロック装置131が設けられている。図1に示すように、ロック装置131は、傾動部123に取り付けられたロックピン133を主体に構成され、当該ロックピン133をブレードケース109の側面に形成されたロック孔135に水平方向から差し込むことによって丸鋸本体101を下死点位置に固定し、ロック孔135から引き抜くことによって固定を解除する構成とされる。
ベース103は、本体支持部105を介して丸鋸本体101に連接されるとともに、上部にターンテーブル127を有する。ターンテーブル127の上面側には切断すべき被加工材が載置される。上記のターンテーブル111が本発明でいうテーブルに対応する。ターンテーブル127は、ベース103に対して適宜水平面内で回転可能に支持され、ターンレバー119を回動操作することで水平回転できるように構成される。またベース103は、ターンテーブル127上に載置された被加工材をブレード107による切断線に対して直角に突き当てるための前面を位置決め面とするフェンス状の位置決め部材129を有する。位置決め部材129は、ターンテーブル127の上面を横切るように、ブレード107を挟んで左右両側に配置される。これにより、ブレード107の下縁部107aによる前後方向(水平方向)に傾斜した角度切りが可能となる。ここで、「前後」とは、ブレード107を挟んで、丸鋸本体101の揺動中心101a側(図2および図3の左側)を後側といい、その反対側(作業者による操作側)を前側という。
ブレード107の下縁部107aを覆うセーフティカバー111は、前後に分割された前側セーフティカバー111aと後側セーフティカバー111bとから構成されている。そして前側セーフティカバー111aは、図2に示す如く、丸鋸本体101を上死点位置から下死点位置へ向って揺動させたとき、リンクプレート114(図3参照)を介してブレード107の下縁部107aを露出させるように上方へ回動され、当該ブレード109の下縁部109aによる被加工材の切断作業を可能とする構成とされる。また後側セーフティカバー111bは、丸鋸本体101が上死点位置にあるときは、図示省略のストッパーによってブレード107の下縁部107aを覆う位置に保持されており、丸鋸本体101の下方への揺動時には、ターンテーブル127上の被加工材、あるいは被加工材が存在しないときはターンテーブル127に接触することで、上方(ブレード107の回転中心側)へ回動されてブレード107の下縁部107aを露出(図2参照)する構成とされる。なお後側セーフティカバー111bは、ブレード107を左右両側から挟むように配置される2枚のプレートを平行に配置させたコの字型の一体形状になっている。
また、丸鋸本体101には、上面113aを被加工材の載置面とする上部テーブル113が備えられている。上部テーブル113には、スリット(図示省略)が形成され、そのスリットを通してブレード107の上縁部107bがテーブル上面113a側へ所定高さで突出されている。テーブル上面113aに突出されたブレード107の上縁部107bは、上部カバー116によって覆われる(図2および図3参照)。上部カバー116は、後部側において、回動中心116aを中心にして上下方向に回動可能とされるとともに、上部テーブル113の上面に当接した状態でブレード107の上縁部107bを覆っている。なお上部テーブル113は、特に図示については省略するが、丸鋸本体101に対し上下方向に相対移動可能に取り付けられ、テーブル上面113aからのブレード107の上縁部107bの突出高さを変更可能としている。すなわち、ブレード107の切り込み深さ調整が可能とされている。
したがって、図2に示すように、丸鋸本体101を下死点位置へ揺動させるとともに当該下死点位置にロック装置131にて固定した状態において、その前側上面(図3における右上部)に被加工材を載せて後方(図3の左側)へ滑らせることにより、ブレード107の上縁部107bを用いて当該被加工材を切断することが可能とされる。なお、上部カバー116は、切断加工される被加工材の後方への送り込みに伴い当該被加工材によって上方へ押し退けられる。
このように、本実施の形態に係る上部テーブル付卓上丸鋸100によれば、ブレード107の下縁部107aを用いてターンテーブル127上に載置された被加工材を切断する、いわゆる卓上丸鋸モードでの切断作業と、ブレード107の上縁部107bを用いて上部テーブル113上に載置された被加工材を切断する、いわゆるテーブルソーモードでの切断作業が可能とされる。
次にテーブルソーモードでの切断作業時に上部テーブル113と共同して被加工材を載置する補助テーブル141につき、図1および図2を参照して説明する。なお補助テーブル141については、上述した各種丸鋸構成部材との区別を明瞭にすべく太さの異なる線によって図示している。補助テーブル141は、被加工材を載置可能なテーブル板143と、当該テーブル板143を支持する側面視で概ねU字形の支持台147と、当該支持台147を固定する円柱状のスタンド149とによって構成される。
ベース103には、通常ターンテーブル127上に載置された被加工材を固定するために用いられるバイスの装着孔(縦孔)が形成されている。本実施の形態では、このバイス装着孔を補助テーブル141の装着部としている。すなわち、スタンド149は、図2に示すように、バイス装着孔に上方から差し込まれた状態で、止めネジ151によって止着され、ベース103に対し着脱可能とされる。U字形の支持台147は、スタンド149の上端部に水平部を止めネジ153によって止着されている。なお支持台147は、断面コ字形に形成され、これにより必要とされる強度(剛性)が確保されている。
テーブル板143は、前後方向に長い長方形に形成されるとともに、下面中央部には側面視で概ね逆U字形の支脚145を有する。なお支脚145は、断面コ字形に形成され、必要な強度(剛性)が確保されている。テーブル板143は、図2に示すように、支脚145の垂下部145aを支持台147の直立部147aに外側から被せるように重ね合わせた状態で、前後2箇所をネジ155と蝶ナット156とによって止着される。なお支持台147および支脚145に形成されるネジ155が貫通する取付孔は、少なくとも一方が上下方向を長手方向とする長孔とされ、これによりテーブル板143は、支持台147を介して上下方向位置が可変とされている。すなわち、補助テーブル143は、高さ調整可能に構成される。かくして、補助テーブル141は、図1に示すように、上部テーブル113(丸鋸本体101)の側方(本実施の形態では、左側方)に所定間隔を置いて配置されるとともに、スタンド149を介して概ね中央部を支持された状態でベース103に装着される。
次に上部テーブル付卓上丸鋸100の作用および使用方法を説明する。卓上丸鋸モードで切断作業を行うときは、補助テーブル141は、不要である。従って、この場合には、スタンド149の止めネジ151を緩めるとともに、当該スタンド149をベース103から引き抜いて補助テーブル141を外す。その状態で、丸鋸本体101を図3に示す上死点位置へ移動させるとともに、ターンテーブル127上に被加工材を載置し位置決め部材129の前面に突き当てて位置決めする。その後、ブレード107を回転駆動するとともに丸鋸本体101を図3に示す下死点位置へ揺動させることにより、被加工材をブレード107の下縁部107aによって切断することができる。
一方、テーブルソーモードで切断作業するときは、丸鋸本体101を図2に示す下死点位置へ移動するとともに当該下死点位置にロック装置131にて固定する。丸鋸本体101の下死点位置への揺動により、上部テーブル113のテーブル上面113aが概ね水平状態となる。切断すべき被加工材が比較的短いときは、当該被加工物を上部テーブル113および補助テーブル141のテーブル板143上に載せて滑らせることにより、ブレード107の上縁部107bによって被加工材を切断することができる。
上記のテーブルソーモードでの切断作業時において、被加工物が上部テーブル113の横幅を大きく超えるような長尺である場合には、補助テーブル141が用いられる。このときは、補助テーブル141のスタンド149をベース103のバイス装着孔に差し込み止めネジ151で止着することにより、当該補助テーブル141をベース103に装着する。このとき、必要に応じて(例えば、ブレード107の切り込み深さを調整したような場合)、上部テーブル113のテーブル上面113aと同一高さとなるようにテーブル板143の高さ調整を行う。かくして、上部テーブル113および補助テーブル141のテーブル板143上に長尺の被加工材を載置し、安定した状態で当該被加工材の切断作業を遂行することができる。このように、本実施の形態によれば、補助テーブル141をベース103に対して装着あるいは取り外すことによって被加工材の切断作業モードに対応することができる。
ところで、上部テーブル113に補助テーブル141を装着したときは、丸鋸本体101の重量が増大し、丸鋸本体101を上下に揺動させて被加工材の切断作業を遂行する卓上丸鋸モードでの切断作業時における当該丸鋸本体101の使い勝手の悪さを招来する虞がある。然るに、本実施の形態によれば、補助テーブル141をベース103に装着する構成としたことにより、上記の問題を解消することができる。また重量増大を特に意識することなく、補助テーブル141の強度(剛性)を被加工材の重さに対応できるように設定することが可能となり、設計上の自由度の高い補助テーブル141が提供される。さらにまたテーブル板143の概ね中央下部にスタンド149を設け、テーブル板143の荷重中心部を支持する構成のため、補助テーブル141に作用する下向き荷重を合理的に支えることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係る上部テーブル付卓上丸鋸100を図4〜図9に基づいて説明する。第2の実施形態は、補助テーブル161に関するものであり、当該補助テーブル161をベース103に装着したままの状態で卓上丸鋸モードでの切断作業を可能とした点、および当該補助テーブル161をテーブルソーモードでの切断作業と卓上丸鋸モードでの切断作業との両方に適用できる、いわゆる併用タイプ(共通テーブルとして使用できる)とした点で、第1の実施形態に係る補助テーブル141と異なる。なお補助テーブル161を除いては、前述した第1の実施形態と同様に構成されるため、同一符号を付してその説明を省略する。
図4〜図6は補助テーブル161をテーブルソーモードでの切断作業に適用する場合を示し、図7〜図9は補助テーブル161を卓上丸鋸モードでの切断作業に適用する場合を示している。なお図4〜図9において、補助テーブル161については、各種丸鋸構成部材との区別を明瞭にすべく太さの異なる線によって図示している。補助テーブル161は、被加工材を載置可能な前後方向に長い長方形のテーブル板163と、当該テーブル板163を横方向(左右方向)に水平移動可能に支持する第1の支持台165と、当該第1の支持台165を同じく横方向(左右方向)に水平移動可能に支持する第2の支持台167と、当該第2の支持台167を上下移動可能に支持する円柱状のスタンド169とによって構成される。
ところで、図7に示すように、ベース103には、卓上丸鋸モードでの切断作業時において、ターンテーブル127上に載置される被加工材を固定するバイスを取り付けるべく、丸鋸本体101を挟んで右側と左側に、各前後2個のバイス装着孔(縦孔)103a、103bが形成されている。因みに、前側2個のバイス装着孔103aが横バイス(被加工材を位置決め部材129の前面に押し付けて固定する)の装着孔であり、後側2個のバイス装着孔103bが図7〜図9に示す縦バイス137(被加工材をターンテーブル127の上面に押し付けて固定する)の装着孔である。そして後側のバイス装着孔103bは、卓上丸鋸モードでの切断作業領域から外れた領域である、位置決め部材129の後面(背面)側に形成されている。なお左側のバイス装着孔については、当該バイス装着孔に装着された縦バイス137の陰になっている。
本実施の形態では、補助テーブル161をテーブルソーモードでの切断作業に適用する場合には、図4〜図6に示すように、当該補助テーブル161の構成部材の1つであるスタンド169が、上記した各バイス装着孔のうちの、左側の縦バイス用のバイス装着孔に上方から差し込まれた状態で、止めネジ171によって止着される。すなわち、スタンド169は、卓上丸鋸モードでの切断作業領域から外れた領域に装着される。上記のバイス装着孔が本発明における「第1のテーブル装着部」に対応する。第2の支持台167は前後方向に長い概ね箱型に形成されて所要強度(剛性)が確保されており、長手方向の一端(後端)がスタンド169の上端部に嵌合されるとともに、止めネジ173によって任意の位置に固定(止着)される構成とされる。
第1の支持台165は、丸棒を平面視で概ねU字形をなすように折り曲げ形成され、前後の棒状部165aが第2の支持台167に対して横方向(左右方向)に摺動可能に嵌合され、止めネジ175によって任意位置に止着される構成とされる。テーブル板163は、断面略コ字形に形成され、長手方向(前後方向)に延在する左右のフランジ部163aを有する構成とされ、これにより所要強度(剛性)が確保されている。テーブル板163は、コ字形の閉じ側を上向きにした状態でフランジ部163aが、第1の支持台165における一方の棒状部165aに摺動可能に嵌合され、他方の棒状部165aに対しては上から載置されることで第1の支持台165に取り付けられる。第1の支持台165に取り付けられたテーブル板163は、水平状態が保持されるとともに、棒状部165aに対し止めネジ176によって任意位置に固定(止着)可能とされている。
上記のように補助テーブル161は、テーブルソーモードでの切断作業に適用するときは、スタンド169を介してベース103のバイス装着孔103bに装着され、当該装着状態では、図4および図5に示すように、上部テーブル113(丸鋸本体101)の左側方に所定間隔を置いて配置される。また補助テーブル161におけるスタンド169を除いた、テーブル板163、第1および第2の支持台165,167等の他のテーブル構成部材は、図示のように、位置決め部材129の上方を通って当該位置決め部材129の前方へと延在される。このとき、テーブル板163の上面高さが、丸鋸本体101を下死点位置へ移動したときの、上部テーブル113のテーブル上面113aの高さと同一となるように、スタンド169に対する第2の支持台167の位置が調整される。
ベース103に装着された補助テーブル161は、テーブルソーモードで長尺の被加工材を切断作業する場合において、上部テーブル113と共同して被加工材を支持し、当該被加工材の切断作業を安定した状態で遂行することができる。テーブル板163は、第1の支持台165に対して横方向に水平移動可能とされ、また第1の支持台165が第2の支持台167に対して同方向に移動可能とされ、位置調整が可能とされている。これにより、上部テーブル113に対するテーブル板163の配置間隔を切断すべき被加工材の長さに対応して調整することで安定した切断作業を遂行することができる。
また上記の如く配置される補助テーブル161は、ベース103に装着したままの状態でも卓上丸鋸モードでの切断作業を可能とする。すなわち、スタンドを除くテーブル構成部材は、位置決め部材129の上方を通って前方へ延在する構成のため、図5および図6に示すように、当該延在部分とターンテーブル127の上面との間に所定高さの空間Cが設定されることになる。上記空間Cは、卓上丸鋸モードでの切断作業時にターンテーブル127上に載置される被加工材に対し補助テーブル161の延在部分が干渉を回避しないように設定することで、補助テーブル161をベース103に装着したままの状態でも卓上丸鋸モードでの切断作業を可能とする。上記空間Cは、例えば補助テーブル161の延在部分の下面が、丸鋸本体を第1の位置へ移動したときのブレード107の下縁部107aと概ね同一高さ、あるいはそれよりもやや低い程度となるように設定することで、好適に達成される。かくして、第2の実施形態によれば、ベース103に補助テーブル161を設ける構成でありながら、ターンテーブル127上に載置される被加工材との干渉を回避し、卓上丸鋸モードでの被加工材の切断作業を支障なく遂行することが可能となる。
次に補助テーブル161を卓上丸鋸モードでの被加工材の切断作業に適用する場合につき、図7〜図9を参照して説明する。この場合は、スタンド169がベース103のバイス装着孔103bから取り外される。そして第1の支持台165の前後2本の棒状部165aの端部をベース103の左側面部に形成された水平方向を軸方向とする2個の横孔177に直接に差し込んで装着する。上記の横孔177が本発明における「第2のテーブル装着部」に対応する。そして第1の支持台165がベース103に装着された状態では、図8に示すように、当該第1の支持台165に対し摺動可能とされた第2の支持台167の上面がターンテーブル127の上面と概ね同一高さとなるように設定されている。すなわち、補助テーブル161を卓上丸鋸モードでの被加工材の切断作業に適用するときは、概ね箱型形状に形成された第2の支持台167がターンテーブル127の側方に適宜間隔を置いて配置され、被加工材を載置するテーブル板として用いられる構成とされる。従って、卓上丸鋸モードで長尺の被加工材を切断作業する場合において、当該長尺の被加工材をターンテーブル127と共同して支持することができ、これにより安定した状態で切断作業を遂行することができる。
一方、テーブル板163は、図8に示すように、第2の支持台167よりも背丈が高い構成である。このため、第1の支持台165に対するテーブル板163を予め定めた位置に固定することによって、被加工材を一定長さに切断するときの、いわゆる定寸ストッパーとして使用することができる。なお定寸ストッパーの機能が不要なときは、図10に示すように、止めネジ176を緩めるとともに、テーブル板163を後方へ回動させればよい。またスタンド169については、止めネジ171を緩め第2の支持台167に対して相対的に上方へと突出させ、第1の支持台165をベース103の横孔177に装着する際の邪魔にならないように位置決めする。
また第2の支持台167の下面には、支脚179が設けられており、この支脚179を地面に着地させることで、当該台2の支持台167上に被加工材を載置したときの、第1の支持台165に作用する下向きモーメント荷重を支持することが可能とされている。なお支脚179は、第2の支持台167に対し、例えばネジ等の調整手段を介して上下方向の位置調整可能(および着脱可能)に構成される。これにより、床面あるいは地面の傾斜あるいは凹凸に対して適正に対応し、安定した状態で荷重を受けることができる。なお図7〜図9では、ベース103のバイス装着孔103bに、ターンテーブル127上に載置される被加工材を当該ターンテーブル127上に固定するときに用いられる縦バイス137が装着された状態が示されている。
以上のように、第2の実施形態に係る補助テーブル161は、ベース103に装着したままの状態で、卓上丸鋸モードでの切断作業を可能とするものであり、切断作業モードを変えるたびに補助テーブル161の着脱を遂行しなければならないといった煩わしさがなく、作業効率の向上に有効となる。また補助テーブル161は、テーブルソーモードでの切断作業のみならず、卓上丸鋸モードでの切断作業にも適用することが可能な併用タイプであり、1つの補助テーブル161を、被加工材の卓上丸鋸モードとテーブルソーモードに共通の補助テーブルとして使用することができる。
また上述した第2の実施形態における補助テーブル161は、図11に示すように、テーブル板163の上面(載置面)の傾きを調整する傾き調整機構181を有する構成とすることができる。テーブル板163の傾き調整機構181は、テーブル板163に設けられた傾き調整ネジ183を主体に構成されている。この傾き調整ネジ183は、テーブル板163に設けた縦方向(鉛直方向)に貫通するネジ孔に上方から螺通されるとともに、突出端部(先端部)が第1の支持台165における他方の棒状部165aに対し上方から当接可能とされている。すなわち、テーブル板163は、傾き調整ネジ183を回転させてネジ孔からの突出量を調整することによって、第1の支持台165における一方の棒状部165aを支点にして回動され、上面の傾きが調整される構成とされている。なおこのときのテーブル板163の回動軸線は、上部テーブル113の回動軸線、すなわち丸鋸本体101の揺動中心101aと平行に設定される。また傾き調整ネジ183の調整操作は、テーブル板163の両フランジ部163a(両側面)に開口する調整窓185を通して行うことが可能とされる。
上部テーブル付卓上丸鋸100は、卓上丸鋸モードでの切断作業時における切込深さ調整機能を備えることができ、当該切込深さ調整は、丸鋸本体101を下方へ揺動させたときの下降端、すなわち下死点位置を調整することでなされる。そしてこの切り込み深さ調整に伴い上部テーブル113の載置面が丸鋸本体101の揺動中心101aを支点にして傾くことになる。第2の実施形態によれば、テーブル板163の上面の傾きを調整する傾き調整機構181を備えたことにより、上部テーブル113が上記の理由で傾いた状態にあっても、テーブルソーモードでの切断作業時において、当該テーブル板163の上面を上部テーブル113の上面(載置面)に対し同一平面となるように調整することができる。このため、長尺の被加工材の切断作業を安定状態で行なうことが可能となる。
なお上述した実施の形態では、補助テーブル141,161を丸鋸本体101の左側方に配置する場合を例にとって説明しているが、丸鋸本体101の右側方に配置する構成に変更してもよく、あるいは左右いずれにも配置できる構成としてもよい。
また補助テーブル141,161の長さは、使用頻度の高い被加工材の幅に合わせて設定可能であるし、長さの異なる幾つかのテーブル板143,163を用意して取り換え可能としてもよい。
またバイス装着孔を補助テーブル141,161の装着孔として利用したが、補助テーブル専用の装着部を別途に設けても何ら差し支えない。
上記発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能とされる。
(態様1)
「請求項1〜5のいずれかに記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
前記ベースには、前記テーブルに載置された被加工材を固定するバイスを装着するためのバイス装着部が備えられ、当該バイス装着部を、前記補助テーブルが装着されるテーブル装着部として併用する構成としたことを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。」
態様1に記載の発明によれば、バイス装着部を補助テーブルの装着部として利用できるため、既存の上部テーブル付卓上丸鋸に対し簡単に適用することができる。
(態様2)
「請求項1〜5のいずれか1つまたは態様1に記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
前記補助テーブルは、被加工材が載置される載置面の傾きを調整する傾き調整機構を備えていることを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。
態様2の発明によれば、上部テーブルの載置面に対し補助テーブルの載置面が同一平
面となるように調整できるため、長尺の被加工材を安定状態に載置して切断作業を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る補助テーブルが装着された上部テーブル付卓上丸鋸を示す平面図である。 同じく補助テーブルが装着された上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図であり、丸鋸本体が下死点位置に置かれた状態を示す。 上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図であり、丸鋸本体が下死点位置に置かれた状態を示し、補助テーブルが取り外されている。 第2の実施形態に係る補助テーブルをテーブルソーモードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す平面図である。 同じく補助テーブルをテーブルソーモードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す正面図である。 同じく補助テーブルをテーブルソーモードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図である。 補助テーブルを卓上丸鋸モードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す平面図である。 補助テーブルを卓上丸鋸モードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す正面図である。 補助テーブルを卓上丸鋸モードでの切断作業に適用すべく装着した状態の上部テーブル付卓上丸鋸を示す側面図である。 卓上丸鋸モードでの切断作業において、定寸ストッパ不要時の取り扱いを説明する図面である。 補助テーブルの傾き調整機構を説明する図面である。
符号の説明
100 上部テーブル付卓上丸鋸
101 丸鋸本体
101a 揺動中心
102 電動モータ
103 ベース
103a,103b ダイス装着孔
105 本体支持部
107 ブレード
107a 下縁部
107b 上縁部
109 ブレードケース
111 セーフティカバー
113 上部テーブル
114 リンクプレート
115 ハンドグリップ
116 上部カバー
116a 回動中心
117 モータスイッチ
119 ターンレバー
121 支持部
123 傾動部
125 止着ネジ
127 ターンテーブル
129 位置決め部材
131 ロック装置
133 ロックピン
135 ロック孔
137 縦バイス
141 補助テーブル
143 テーブル板
145 支脚
145a 垂下部
147 支持台
147a 直立部
149 スタンド
151 止めネジ
153 止めネジ
154 ネジ
155 蝶ナット
161 補助テーブル
163 テーブル板
165 第1の支持台
167 第2の支持台
169 スタンド
171 止めネジ
173 止めネジ
175 止めネジ
176 止めネジ
177 横孔
179 支脚

Claims (5)

  1. 被加工材を載置可能なテーブルを有するベースと、
    前記ベースの上方に配置されるとともに、当該ベースに近接した第1の位置と当該第1の位置よりも当該ベースから離間した第2の位置との間で、上下方向に揺動可能に当該ベースに連接された丸鋸本体と、を備え、
    前記丸鋸本体は、被加工材を載置可能な上部テーブルと、当該丸鋸本体の前記第2の位置から前記第1の位置への移動により前記テーブルに載置された被加工材を下縁部で切断作業するとともに、前記上部テーブルから所定量だけ突出した上縁部で当該上部テーブルに載置された被加工材を切断作業するブレードとを有する上部テーブル付卓上丸鋸であって、
    前記ブレードの上縁部による被加工材の切断作業に際し、前記上部テーブルと共同して被加工材を載置可能な補助テーブルを有し、当該補助テーブルは、前記丸鋸本体の側方に配置された状態で前記ベース側部材に装着されていることを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。
  2. 請求項1に記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
    前記補助テーブルは、高さ調整が可能とされていることを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。
  3. 請求項1または2に記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
    前記ベースには、前面を被加工材の位置決め面とする位置決め部材が備えられ、前記補助テーブルは、前記位置決め部材の後面領域において前記ベース側部材に装着されるとともに、当該位置決め部材の上方を通って前方へ延在されている構成としたことを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
    前記ベース側部材には、前記補助テーブルを着脱自在に装着することが可能な第1のテーブル装着部と第2のテーブル装着部が形成され、前記補助テーブルは、前記第1のテーブル装着部に装着されたときは、前記ブレードの上縁部による切断作業に適用され、前記第2のテーブル装着部に装着されたときは、前記ブレードの下縁部による切断作業に適用される構成とした上部テーブル付卓上丸鋸。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の上部テーブル付卓上丸鋸であって、
    前記補助テーブルは、前記上部テーブルに対する配置間隔が調整可能とされていることを特徴とする上部テーブル付卓上丸鋸。
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