JP2007069467A - 切断機の切断材受け台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切断材を移動させる際の便宜を図るために備えている受けローラが幅広の切断材を安定して載せておくことができるように、丸鋸盤の持ち運び用凹部の開口高さを十分に確保しつつ、フレームバーに干渉しない長い受けローラを備えた卓上形丸鋸盤の切断材受け台を提供する。
【解決手段】 切断材Wの幅方向に長い受けローラ13を同方向に複数に分割して、分割受けローラ13a,13b間の隙間13cにフレームバー11を進入させて、芯高さ方向にオーバーラップさせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、切断材を載置するメインテーブルに対して切断刃を備えた切断機本体を上下動させて切断作業を行う卓上丸鋸盤等の切断機において、メインテーブルとは別に設けられて主として長尺な切断材を支持する切断材受け台に関する。
従来、卓上形の丸鋸盤において、長尺の切断材を切断加工する場合には、メインテーブル上から切断材が大きくはみ出すため、別途切断材受け台を設けて切断材のメインテーブル上からはみ出した部分を受け、これにより安定した切断加工を行えるようにすることが行われている。この切断材受け台に関する技術として、従来例えば実開昭58−163202号公報に開示されたものがあった。
この従来の切断材受け台は、切断材を受ける受けローラを備えており、この受けローラが回転することにより切断材をその面方向に楽に移動させることができるので、切断刃に対する切断材の位置決め(スミ線合わせ)を楽に行うことができる。
実開昭58−163202号公報 特開平6−71604号公報
しかしながら、上記従来の切断材受け台にも、なお解決すべき問題があった。一般に、卓上形の丸鋸盤において、切断材を載置するメインテーブルは、ベース上に水平方向に回転可能に支持されている。メインテーブルの側方には、補助テーブルが設けられており、この補助テーブルはベースの端部に一体に設けられている。この補助テーブルの上面は、メインテーブルの上面(切断材載置面)と同じ高さに設定されている。従って、メインテーブル上からはみ出した長尺な切断材をこの補助テーブルで受けることができる。また、通常この補助テーブルはメインテーブルの左右両側部に設けられ、この左右両補助テーブル間には、切断材を面方向に位置決めするための位置決めフェンスがメインテーブルを跨った状態に取り付けられている。
上記切断材受け台は、上記補助テーブル(ベース)の側部から側方へ張り出す状態に設けられた受け台フレームに支持されている。この受け台フレームは、ベースの側部から相互に平行に突き出された2本のフレームバーから構成されている。この2本のフレームバー間に跨る状態で受けローラがその軸回りに回転自在に支持された構成となっている。
このように構成された従来の切断材受け台では、2本のフレームバーの相互の間隔を大きく設定することには限界があるため、受けローラは平面的に見て両フレームバー間に収まる程度の短い受けローラが用いられていたため幅広の切断材を安定した状態で受けることが困難になる場合があった。
ここで、例えば2本のフレームバーをより下方に設けて受けローラに対して芯高さ方向にずらすことにより、2本のフレームバーの間隔を大きくすることなく切断材の幅方向に長い受けローラを設定することが可能となる。
ところが、この2本の受けバーが支持されるベース(補助テーブル)の側部には、通常作業者が当該卓上丸鋸盤を持ち運ぶ際に手を引っ掛ける凹部(持ち運び用凹部)が設けられている。このため、この持ち運び用凹部の適切な開口高さ寸法に確保する必要上、2本のフレームバーをこの持ち運び用凹部よりも上側に支持する必要があり、この点で当該フレームバーを受けローラとの干渉を避けるために下方にずらすことにも限界がある。
また、受けローラの上端は、テーブル及び補助ベースの上面(切断材載置面)と面一に一致している必要がある。そこで、受けローラの径を小さくすることによってもフレームバーとの干渉を回避することができるが、小径の受けローラでは受ける切断材の重量等に対して強度不足となるおそれがあり、また当該受けローラ自体のスムーズな回転動作がなされなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、フレームバーを下方にずらして持ち運び用凹部の開口高さを犠牲にすることなく、かつ十分大きな径の受けローラを用いつつ当該フレームバーとの干渉を回避することにより、回転軸線方向に長い受けローラを設定して幅広の切断材に対しても安定した状態で受けることができる切断材受け台を提供することを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の請求項に記載した構成の切断材受け台とした。
請求項1記載の切断材受け台によれば、受けローラはその回転軸線方向の一部にフレームバーを逃がして芯高さ方向にオーバーラップさせるための逃がし部を備えていることから、この逃がし部内にフレームバーを進入させてオーバーラップさせることにより、フレームバーを下方へずらすことなくその延びる方向に対して交差する方向に長い受けローラを配置することができ、これにより幅広の切断材を当該受けローラにより安定した状態で受けることができるとともに、持ち運び用凹部の開口高さを従来通り十分な高さで確保することができる。
請求項2記載の切断材受け台によれば、受けローラをその回転軸線方向に複数の分割受けローラに分割して各分割受けローラ間に隙間(逃がし部)を設定し、この隙間にフレームバーを進入させて芯高さ方向にオーバーラップさせることにより、上記作用効果を得ることができる。
請求項3記載の切断材受け台によれば、受けローラの小径部(逃がし部)にフレームバーを進入させることにより、上記作用効果を得ることができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1〜図5は、本発明の第1実施形態に係る切断材受け台10を示している。この切断材受け台10は、卓上形の丸鋸盤1の左側に付設されている。図1において、丸鋸盤1の下側に作業者(操作者)が位置する。以下の説明では、前後方向及び左右方向等の方向については特に断らない限り作業者を基準にして用いる。
切断機の一例として示すこの丸鋸盤1自体の構成については従来と同様で足り、本実施形態において特に変更を要しないが、以下簡単に説明する。この丸鋸盤1は、切断材Wを載置するための円形のテーブル2と、このテーブル2を水平方向に回転可能に支持するベース3と、回転する円形の鋸刃(図示省略)を備えた切断機本体4を備えている。切断機本体4は、テーブル2の後端部付近に上下動可能に支持されている。切断機本体4を下動させることにより、テーブル2上に載置した切断材Wを切断加工することができる。本実施形態では、この丸鋸盤1を作業台T上に置いた場合について説明する。
図1中、符号5は、切断機本体4を構成するブレードケースを示している。このブレードケース5内に円形の切断刃の上側ほぼ半分が収容されている。このブレードケース5の背面側(図1において右側)には電動モータ8が取り付けられている。この電動モータ8を駆動源として鋸刃が回転する。また、符号6は、作業者が把持するハンドル部を示している。このハンドル部6には照明具7が装備されており、暗い場所での切断作業の便宜が図られている。
テーブル2を回転可能に支持するベース3の左右両側部には補助テーブル3a,3aが設けられている。この両補助テーブル3a,3aは、テーブル2の左右側方に位置している。両補助テーブル3a,3aの上面は、それぞれテーブル2の上面に面一に一致している。このため、テーブル2の上面と両補助テーブル3a,3aの上面間に跨った状態で切断材Wを載置することができ、これにより大きな切断材Wを安定した状態で載置することができる。両補助テーブル3a,3a間には、位置決めフェンス9がテーブル2を跨った状態に取り付けられている。この位置決めフェンス9によって、切断材Wのテーブル面方向の位置が位置決めされる。
左右の補助テーブル3a,3aの側部には、作業者が当該丸鋸盤1を持ち運ぶ際に手を差し入れるための持ち運び用凹部3dがそれぞれ設けれている。なお、図2では右側の持ち運び用凹部3dは見えていない。
次に、図1及び図2に示すように作業者から向かって左側(図1において左側)の補助テーブル3aの左側部に第1実施形態の切断材受け台10が設けられている。この第1実施形態の切断材受け台10は、2本のフレームバー11,11とフレーム本体12と受けローラ13を備えている。
2本のフレームバー11,11は、それぞれの基端側(図1において右端側)が、補助テーブル3aの左側部に設けた支持孔3bに挿入されて、当該補助テーブル3aの左側部から側方(図1において左方)へ突き出す状態に支持されている。本実施形態の場合、補助テーブル3aの左側部から左方向が、特許請求の範囲に記載したフレームバーの延びる方向に相当する。
図2及び図5に示すように左右の持ち運び用凹部3dは、作業者が手を差し入れるために作業台Tの上面から必要かつ十分な開口高さHで設けられている。この持ち運び用凹部3dの上側に支持孔3b,3bが設けられている。
2本のフレームバー11,11は、相互に平行に突き出されている。また、この2本のフレームバー11,11は、その先端部間が連結部11aを介して相互にU字形に連結されている。
この2本のフレームバー11,11に、フレーム本体12が支持され、このフレーム本体12に受けローラ13が支持されている。図2〜図5には、フレーム本体12及び受けローラ13の詳細が示されている。フレーム本体12は、前後(切断材Wの幅方向、図1において上下方向)に長い枠体をなすもので、前後に長く相互に平行な縦壁部12a,12bと、両縦壁部12a,12bの端部間を連結する横壁部12c,12dと底部12eを備えている。
左右の縦壁部12a,12bには、上記フレームバー11,11を挿通するための支持孔12aa,12ab、12ba,12bbが設けられている。手前側のフレームバー11が支持孔12ab,12bb間に跨って挿通され、後ろ側のフレームバー11が支持孔12aa,12ba間に跨って挿通されている。これにより、フレーム本体12が左右方向に平行移動可能に支持されている。
前後の横壁部12c,12d間には、1本の長いローラ軸14が掛け渡し状に取り付けられている。このローラ軸14は、その両端に装着した止め輪14a,14aにより軸方向へは移動しない。このローラ軸14は、底部12eの前後端部付近に設けた調整ボルト16,16で受けられて一定の芯高さに保持されている。一方又は双方の調整ボルト16,16の底部12eに対する締め込み量を調整することにより、当該ローラ軸14の傾き及び芯高さを微調整することができる。両調整ボルト16,16のそれぞれの頭部と底部12eとの間には圧縮ばね16aがそれぞれ介装されている。この圧縮ばね16a,16aによって両調整ボルト16,16の振動等による緩みが防止され、ひいては当該ローラ軸14の振動等による芯高さの変化が規制されている。
このローラ軸14に受けローラ13が回転自在に支持されている。第1実施形態では、この受けローラ13がその軸線方向に二つの分割受けローラ13a,13bに分割されている。この二つの分割受けローラ13a,13bがローラ軸14に対してそれぞれ回転自在かつ軸方向へは移動しない状態で支持されている。作業者から見て手前側(図3において左側)に長い分割受けローラ13bが配置され、後ろ側(図3において右側)にこれよりも短い分割受けローラ13aが配置されている。両分割受けローラ13a,13bは、同じ直径を有しており、その直径は、切断材の重量に対して十分な強度(剛性)を確保できる寸法(従来通りのサイズ)に設定されている。このため、両分割受けローラ13a,13bの上端は相互に一致しており、かつそれぞれテーブル2の上面及び補助テーブル3a,3aの上面と一致して面一な切断材載置面Sを構成している。
手前側の長い分割受けローラ13の端面と調整ボルト16の先端との間に圧縮ばね17が介装されている。この圧縮ばね17によってローラ軸14の軸方向の振動及びがたつきが規制される。
両分割受けローラ13a,13b間には適切な隙間13cが設けられている。この隙間13c内に手前側のフレームバー11が進入(通過)している。図3に示すように上記短い分割受けローラ13aは、両フレームバー11,11間に位置している。これにより、両分割受けローラ13a,13bとフレームバー11,11が芯高さ方向にオーバーラップする状態に配置されて、これらの軸線が相互に接近した状態となっている。
底部12eには、ストッパボルト15が設けられている。このストッパボルト15の先端は手前側のフレームバー11の下面に突き当てられている。このストッパボルト15を緩めてその先端をフレームバー11から離間させると、フレームバー11に対するフレーム本体12の固定状態が解除され、これによりフレーム本体12ひいては受けローラ13を左右方向に平行移動させることができる。ストッパボルト15を締め込んでその先端をフレームバー11に突き当てることによりフレーム本体12ひいては受けローラ13がフレームバー11,11に対して左右方向に移動しないように固定される。
底部12eの手前側端部付近には、ねじ込み調整式の脚部18が取り付けられている。この脚部18が作業台Tに接地されることによりフレーム本体12が作業台Tの上面から一定高さに保持され、これにより当該切断材受け台10の高さひいては切断材載置面Sが一定高さに保持される。
以上のように構成した第1実施形態の切断材受け台10によれば、フレームバー11,11の作業台Tの上面からの芯高さを従来通りの位置に設定して、左右の補助テーブル3a,3aに設けた持ち運び用凹部3d,3dの開口高さHを必要かつ十分に確保しつつ、前後方向に長い受けローラ13を設けることができ、これにより幅広の切断材を常に安定した状態で載置しておくことができるようになる。
また、逃がし部としての隙間13cにフレームバー11を進入させて、受けローラ13とフレームバー11との干渉を回避することができるので、受けローラ13として従来通り切断材Wの重量に対して十分な強度(剛性)を発揮できるサイズ(径)のものを用いることができるので、当該切断材受け台10の耐久性を確保することができる。
以上説明した第1実施形態に種々変更を加えることができる。例えば、第1実施形態では、受けローラ13を前後二つの分割受けローラ13a,13bに分割して、両分割受けローラ13a,13b間に隙間13cを設ける構成を例示したが、受けローラの一部を小径化することによっても同様の作用効果を得ることができる。図6には、この第2実施形態の切断材受け台20が示されている。第2実施形態の切断材受け台20は、受けローラ21の構成について第1実施形態とは異なっている。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
図6に示すように第2実施形態の切断材受け台20は、単一の受けローラ21を備えている。この受けローラ21は、その回転軸線方向の一部について小径部21aを備えている。この小径部21aを設けることにより発生する径方向の逃がし凹部21b内に手前側のフレームバー11が下側から進入した状態となっている。
このように構成した第2実施形態の切断材受け台20によっても、フレームバー11,11を下方へ移動して作業台Tからの芯高さを小さくすることなく、従来通りの太さで、かつ従来よりも長い受けローラ21を用いることができ、これにより幅広の切断材Wをも安定した状態で受けることができる。
また、単一の受けローラ21を用いることにより、二つの分割受けローラ13a,13bを用いる第1実施形態に比して組み付け性及びメンテナンス性がよくなる。
次に、図7及び図8は、第1実施形態の切断材受け台10に対して、ローラ軸14の芯高さ調整機構(調整ボルト16,16)に変更を加えた第3実施形態の切断材受け台30が示されている。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。この第3実施形態の切断材受け台30では、前記第1実施形態の調整ボルト16,16が省略されており、これに代えてローラ軸14の両端部が偏心軸受け31,31を介して支持された構成を備えている。偏心軸受け31,31は、その円筒部31aに対して偏心した支持孔31bを備えている。
第3実施形態におけるフレーム本体32は、第1実施形態における横壁部12c,12dよりも厚肉の横壁部32a,32aを備えている。この厚肉の横壁部32a,32aにそれぞれ偏心軸受け31が支持されている。この横壁部32aに対して偏心軸受け31を円筒部31aの軸線回りに回転させると、支持孔31bが高さ方向に変位し、これによりローラ軸14の芯高さが調整され、あるいはその傾きが修正される。偏心軸受け31の、横壁部32aから突き出された部分には回転操作用のフランジ部31cが設けられている。図8に示すようにこのフランジ部31cの周面には、滑り止め用のローレット加工が施されている。
なお、この第3実施形態において、フレーム本体32は、第1実施形態と同様の縦壁部32b,32b及び底部32cを備えている。また、ローラ軸14の両端部には止め輪14a,14aが装着されて当該ローラ軸14及び受けローラ13の軸方向のがたつき及びずれが防止されている。
両横壁部32a,32aの下面には、つまみねじ33,33がねじ込まれている。この両つまみねじ33,33の先端部は、それぞれ偏心軸受け31の円筒部31aに当接されている。このつまみねじ33,33によって、偏心軸受け31,31の回転位置ひいてはローラ軸14の芯高さが固定される。両つまみねじ33,33を緩めることにより、両偏心軸受け31,31を円筒部31aの軸線回りに回転可能となり、これによりローラ軸14の芯高さ等を調整することができる。
このように構成した第3実施形態の切断材受け台30によっても、前記第1実施形態と同様、切断材Wの幅方向に2分された分割受けローラ13a,13b間の隙間13c内にフレームバー11が高さ方向に進入されていることから、両フレームバー11,11を従来通りの芯高さに位置させて持ち運び用凹部3dの開口高さHを必要かつ十分な高さに確保しつつ、受けローラ13のサイズ(径)を必要かつ十分な寸法に設定して当該切断材受け台30の強度及び耐久性を確保することができる。これに加えて、第3実施形態では、偏心軸受け31,31によって、ローラ軸14をより強固に支持することができるとともに、その芯高さの微調整を簡単かつ確実に行うことができる。
次に、図9及び図10には、第4実施形態の切断材受け台40が示されている。この第4実施形態に係る切断材受け台40は、相互に連結されていないフレームバー41,41を備えている点で、前記第1実施形態と異なっている。第1実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
この第4実施形態の場合も、両フレームバー41,41は、前記第1実施形態と同様左側の補助テーブル3aの側部から相互に平行に突き出されている。この両フレームバー41,41の先端部にフレーム本体42が支持されている。フレーム本体42は、左右の縦壁部42a,42aと前後の横壁部42b,42bを備えた長い枠体形状を備えている。図10に示すようにフレーム本体42の右側の縦壁部42aには、上下に長い支持孔42c,42cが設けられている。この二つの支持孔42c,42cに、上記フレームバー41,41の先端部が挿通されてそれぞれナット43で固定されている。このため、ナット43,43を緩めると、両フレームバー41,41に対してフレーム本体42を上下に位置調整することができ、これにより前後の分割受けローラ13a,13b(受けローラ13)の芯高さ及びその傾きを調整することができる。
両フレームバー41,41の先端部付近には、それぞれナット43を締め付け、あるいは緩める場合に利用するスパナ掛け部41aが設けられている。
このように構成された第4実施形態の切断材受け台40によれば、受けローラ13が前後に二つの分割受けローラ13a,13bに分割され、両分割受けローラ13a,13b間に逃がし部としての隙間13cが設けられ、この隙間13c内にフレームバー41の先端部及びこれを固定するためのナット43を進入させた構成を備えてることから、両フレームバー41,41を受けローラ13に干渉させることなく、切断材Wの幅方向に長い受けローラ13を備えることができ、かつ持ち運び用凹部3dの開口高さHを必要かつ十分な高さに確保するとともに、受けローラ13を従来通りのサイズに設定して当該切断材受け台40の耐久性を確保することができる。
以上説明した各実施形態には、さらに変更を加えることができる。例えば、左側の補助テーブル3aに設けた切断材受け台10〜40を例示したが、右側の補助テーブル3aに設ける場合にも同様に適用することができる。
また、2本のフレームバー11,11を例示したが、1本あるいは3本以上のフレームバーによってフレーム本体を支持する場合も同様に適用することができる。
さらに、切断機1の構成については任意であり、例示した各種形態の切断材受け台10〜40は、テーブル2が回転しないもの、補助テーブル3aを片側にのみ備えるもの、照明具7を備えないもの等にも同様に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る切断材受け台を備えた卓上丸鋸盤の平面図である。 第1実施形態に係る切断材受け台の斜視図である。 図2の(3)-(3)線矢視図であって、切断材受け台の縦断面図である。 第1実施形態に係る切断材受け台の平面図である。 第1実施形態に係る切断材受け台を作業者側から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係る切断材受け台の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る切断材受け台の縦断面図である。 第3実施形態に係る切断材受け台の前側の平面図である。 本発明の第4実施形態に係る切断材受け台の平面図である。 図9において矢印(10)方向から見た図であって、第4実施形態に係る切断材受け台の後ろ側の右側面図である。
符号の説明
T…作業台
W…切断材
H…持ち運び用凹部3dの開口高さ
1…卓上丸鋸盤(切断機)
2…テーブル
3…ベース
3a…補助テーブル、3d…持ち運び用凹部
4…切断機本体
10…切断材受け台(第1実施形態)
11…フレームバー
12…フレーム本体
13…受けローラ
13a…分割受けローラ(作業者から見て後ろ側の短い受けローラ)
13b…分割受けローラ(作業者から見て手前側の長い受けローラ)
13c…隙間(逃がし部)
14…ローラ軸
20…切断材受け台(第2実施形態)
21…受けローラ、21a…小径部、21b…逃がし凹部
30…切断材受け台(第3実施形態)
31…偏心軸受け
32…フレーム本体
40…切断材受け台(第4実施形態)
41…フレームバー、41a…スパナ掛け部
42…フレーム本体

Claims (3)

  1. 切断材を載置するテーブルと、該テーブルを支持するベースと、前記テーブルに対して上下動する切断機本体を備えた切断機に付設されて、前記切断材の前記テーブルから側方へはみ出した部分を受ける切断材受け台であって、
    前記ベースの側部から側方へ延びるフレームバーと、該フレームバーに支持されたフレーム本体と、該フレーム本体に回転可能に支持されて前記切断材を受ける受けローラを備え、
    前記受けローラは、平面的に見てその回転軸線を前記フレームバーの延びる方向に対して交差させた状態で前記フレーム本体に支持され、その回転軸線方向に一部に、前記フレームバーを芯高さ方向にオーバーラップさせるための逃がし部を備えた切断材受け台。
  2. 請求項1記載の切断材受け台であって、前記受けローラがその回転軸線方向に複数に分割され、該分割受けローラ間の隙間を前記逃がし部とした切断材受け台。
  3. 請求項1又は2記載の切断材受け台であって、前記受けローラの回転軸線方向の一部に径が小さくなる小径部を設け、該小径部を前記逃がし部とした切断材受け台。
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