JP2016064493A - 作業台 - Google Patents

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Shuji Aoyama
修司 青山
可児 利之
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利之 可児
貴志 石原
Takashi Ishihara
貴志 石原
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Abstract

【課題】加工作業の邪魔になることなく長さ違いのボルト等を不要として管理の手間やコストを低減する。【解決手段】作業台1は、卓上丸鋸盤50が載置される受け台2と、受け台2の台本体4を支持する脚3,3・・と、卓上丸鋸盤50を受け台2に設けた移動台13のフレーム16に固定する取付ボルト45と、を備え、取付ボルト45は、卓上丸鋸盤50のベース51に設けた脚部60を上方から貫通してフレーム16内に設けたロックナットにねじ込み固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、卓上丸鋸盤等の電動工具を載置して切断作業等を行うために使用される作業台に関する。
卓上丸鋸盤等の据置型の電動工具を使用する際、作業性を良くするために作業台が使用される場合がある。この作業台は、例えば特許文献1に開示のように、卓上丸鋸盤が載置される載置台と、載置台を支える脚とを備え、卓上丸鋸盤は、載置台に設けた取付孔と、卓上丸鋸盤のベースに設けた取付孔とを重ね合わせてボルト及びナットで締結することで載置台に固定される。
特許第4954680号公報
上記ボルトとナットとによる締結は、固定作業をし易くするために、ボルトを載置台の下側から取付孔に挿入してベースの上側でナットを締め込む作業となっている。この場合、ベースの厚みが小さいとボルトの上方への突出長さが大きくなり、卓上丸鋸盤であるとターンテーブルの回転と干渉して加工作業の邪魔になるおそれがあることから、ベースの厚みに合わせて異なる長さのボルトを用意する必要が生じる。よって、管理の手間やコストがかさむことになっていた。
そこで、本発明は、加工作業の邪魔になることなく長さ違いのボルト等を不要として管理の手間やコストを低減できる作業台を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具が載置される受け台と、受け台を支持する脚と、電動工具を受け台に固定する取付部材と、を備え、取付部材は、電動工具を上方から貫通して受け台に固定されることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、取付部材をネジ部材として、受け台には、電動工具を貫通したネジ部材が螺合する雌ネジ部を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、雌ネジ部は、受け台に対して移動可能であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3の構成において、受け台に、雌ネジ部の受け台からの脱却を防止するストッパを設けたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4の構成において、雌ネジ部は、受け台から一部が露出して受け台内で回り止めされるナット部材であることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れかの構成において、受け台は、上面に、電動工具の幅に合わせて受け台に沿ってスライド可能且つ任意のスライド位置で固定可能な一対の移動台を備え、雌ネジ部を移動台に設けたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6の構成において、移動台に、受け台に係止して移動台の浮き上がりを規制するフックを設けたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、電動工具が載置される受け台と、受け台を支持する脚と、を備え、受け台に、電動工具の落下を防止するフックを設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、取付部材を電動工具の上方から貫通させるようにしたことで、長さ違いのボルト等が不要となって管理の手間やコストが低減可能となる。また、電動工具の上方へ取付部材が突出しないので、加工作業の邪魔になることもない。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ネジ部材と雌ネジ部との採用により、上方からのねじ込み作業で電動工具が簡単に固定可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、雌ネジ部を移動可能としたことで、電動工具を貫通するネジ部材の位置に合わせて雌ネジ部の位置調整が容易に行える。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加えて、ストッパの採用により、雌ネジ部の脱却や紛失のおそれがなくなる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4の効果に加えて、雌ネジ部を一部が露出するナット部材としたことで、露出する一部を利用してネジ部材との位置合わせが容易に行える。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2乃至5の何れかの効果に加えて、雌ネジ部を移動台に設けたことで、移動台の位置調整によって受け台の長手方向での雌ネジ部の位置決めも容易に行える。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6の効果に加えて、フックの採用により、移動台の浮き上がりが規制され、移動台や電動工具の不意の落下が防止可能となる。
作業台の斜視図である。 卓上丸鋸盤の固定部分の拡大図である。 卓上丸鋸盤の固定部分の断面図である。 移動台の下方からの斜視図である。 移動台の平面図である。 変更例の移動台の下方からの斜視図である。 変更例の移動台及び台本体の前後方向の横断面図である。 変更例の移動台及び台本体の一部正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、作業台の一例を示す斜視図、図2は卓上丸鋸盤の固定部分の拡大図で、作業台1は、卓上丸鋸盤等の電動工具が固定される受け台2と、その受け台2を所定高さで支持する脚3,3・・とからなる。受け台2は、長尺板状の台本体4を有し、脚3は、台本体4の長手方向の両端下面に固定した平面視コ字状の連結プレート5,5に、それぞれ一対ずつ連結される。ここでは各脚3の上端が、連結プレート5の前後上端に軸6によって回転可能に連結されており、その下方で突出付勢されるボタン突起7を、連結プレート5における軸6の下方に設けた外ストッパ孔8に嵌合させることで、図1の引き出し位置で固定される。9は、各脚3の下端に設けられたキャップである。
また、連結プレート5の左右で軸6の内側には、脚3を内側へ折り畳んだ際にボタン突起7が嵌合可能な内ストッパ孔10が形成されている。
よって、各脚3は、引き出し位置からボタン突起7を押し込んで外ストッパ孔8との嵌合を解除させれば、台本体4の下面側へ折り畳むことができる。ボタン突起7が内ストッパ孔10に到達すると、ボタン突起7が内ストッパ孔10に嵌合して折り畳み位置で脚3は固定される。台本体4の下面中央には、各脚3を折り畳んだ状態で作業台1をひっくり返して運搬するためのハンドル11が設けられている。
さらに、右側の連結プレート5の外面にも、ハンドル5aが設けられ、左側の連結プレート5の外面には、一対の車輪12,12が設けられている。従って、各脚3を折り畳んだ状態でハンドル5aを把持して車輪12,12を接地させれば、全体を持ち上げなくても作業台1が容易に搬送可能となる。
一方、受け台2は、台本体4の他、台本体4の上面で長手方向へスライド可能に設けられる一対の移動台13,13と、台本体4の長手方向の両端で同方向へスライド可能に連結される一対の補助バー14,14とを有している。まず移動台13は、図3〜5にも示すように、台本体4の上面に載置されるスライドベース15と、そのスライドベース15の上面に連結されるフレーム16とからなる。スライドベース15は、平面視が矩形状で、両短手辺寄りの下面には、台本体4の上面で短手方向の両端に形成されたテーパ部17,17の外側に位置する規制壁18,18が、一対ずつ突設されている。各規制壁18の内側には、台本体4の上面とテーパ面17とに亘って当接するくの字状のガイド片19がそれぞれ設けられている。
また、スライドベース15の一方の長手辺の中央には、ロックレバー20が設けられている。このロックレバー20は、スライドベース15を下方から貫通するボルト21と、そのボルト21の上端でスライドベース15の上側に連結されるレバー部22と、ボルト21の下端でスライドベース15の下側に連結されるロック板23とを有する。ロック板23は、両端に膨出状の押圧部24,24を有する四角板状で、スライドベース15の載置状態で、台本体4の上面中央で長手方向に形成したロック溝25内に位置する。このロック板23は、長手方向の最大長さがロック溝25の幅よりも大きくなっている。よって、レバー部22の操作により、ロック板23を回転させれば、両端の押圧部24,24がボルト21を中心とする点対称位置でロック溝25の内面にくさび状に当接するロック位置と、押圧部24,24がロック溝25の内面から離れるアンロック位置とが選択可能となる。このロック位置でスライドベース15の台本体4に対するスライドが規制される。
さらに、フレーム16は、スライドベース15におけるロックレバー20と反対側の長手辺側で直交状に連結される。このフレーム16は、横断面四角形の筒状で、上下には全長に亘って上スリット26と下スリット27とが形成され、中央よりやや下方には、フレーム16内を上下に仕切る中板28が全長に亘って設けられている。中板28には、上下スリット26,27と平面視で重なる長手方向の長孔29,29が、両端寄りに一対形成されている。この長孔29に上方から貫通させたボルト30を、スライドベース15の両端に設けた貫通孔31に貫通させて下面でナット32を締結することで、フレーム16はスライドベース15に固定される。貫通孔31は、フレーム16との直交方向へ延びる長孔となっており、さらに複数個(ここでは3個)形成されていることから、ボルト30を貫通させる貫通孔31及びその貫通孔31内での位置を選択することで、フレーム16の位置が変更可能となる。但し、貫通孔31の数は適宜増減可能で、1個でもよい。
そして、フレーム16の内部における中板28の下側で、スライドベース15に取り付ける両ボルト30,30の外側には、雌ネジ部(ナット部材)としての一対のロックナット33,33が設けられている。このロックナット33は、下スリット27の両側で中板28との間に設けた左右一対の縦板34,34の間で移動可能に収容されている。ロックナット33の下部には、下スリット27の間に嵌合する二面幅の嵌合部35が形成されている。これによりロックナット33のフレーム16内での回転が規制される。また、嵌合部35の下部には、フレーム16の下側に露出する円形のフランジ36が一体に形成されている。
37は、ゴム製のフットで、各ロックナット33のさらに外側で下スリット27を上側から貫通するボルト38によって固定されることで、ロックナット33のフレーム16からの脱却を防止するストッパとなっている。
一方、補助バー14は、同一直線上で台本体4にスライド可能に遊挿される角筒状で、台本体4の側面に設けたツマミネジ39の操作により、任意のスライド位置で固定可能となっている。各補助バー14の先端には、上下方向のガイド筒40によって支持棒41が上下方向へ移動可能に挿入されて、ガイド筒40に螺合させたツマミネジ42の操作によって任意の上下位置で固定可能となっている。ここでは右側の補助バー14の支持棒41の上端には、前後方向を軸とする支持ローラ43が設けられ、左側の補助バー14の支持棒41の上端には、前後方向に倒L字状の支持板44が設けられている。この支持ローラ43と支持板44との高さを、後述する卓上丸鋸盤50のベース51の上面に合わせてそれぞれ固定することができる。
ここで、作業台1に固定される卓上丸鋸盤50は、上面に被切断材の載置面を有するベース51の中央に、ターンテーブル52を水平回転可能に備え、ターンテーブル52の後方に立設したアーム53の上端に、スライドバー54を前後方向へスライド可能に保持させている。このスライドバー54の前端に、モータによって回転駆動する縦向きの鋸刃を備えた本体55を、上下動可能且つ上限位置に付勢して設けたものである。56は本体55の上端に設けたハンドルである。ターンテーブル52の左右に位置するベース51の右載置部57と左載置部58との間には、被切断材をあてがって位置決めするためのガイドフェンス59が架設されて、両載置部57,58の下部には、前後方向に脚部60がそれぞれ形成されている。この脚部60の前後両端に、作業台1への固定用の取付孔61,61(図3)がそれぞれ形成されている。
以上の如く構成された作業台1に卓上丸鋸盤50を固定する際は、台本体4上の左右の移動台13,13を、スライドベース15をアンロックした状態で、左右のフレーム16,16がベース51の脚部60,60の下部に位置するように位置調整を行う。そして、卓上丸鋸盤50を、左右のフレーム16,16間に跨がって載置し、脚部60の取付孔61の真下にロックナット33をそれぞれ位置させる。このとき、ロックナット33は、下端のフランジ36がフレーム16の下面に露出しているので、フランジ36を利用してロックナット33を容易に位置決めすることができる。
ロックナット33の位置決め後、脚部60の上方から取付部材(ネジ部材)としての取付ボルト45を、取付孔61、フレーム16の上スリット26、中板28の長孔29の順に貫通させて、ロックナット33にねじ込む。46はワッシャーである。これを各脚部60の前後において行えば、脚部60はフレーム16に結合される。取付ボルト45は、長めの寸法のものを用意しておけば、脚部60の厚みが変わっても一種類で対応可能となる。
取付ボルト45のねじ込み後、各移動台13においてレバー部22を回転操作してスライドベース15をロックすれば、卓上丸鋸盤50は受け台2に固定される。
よって、作業者は、ベース51及びターンテーブル52上に被切断材をセットし、ハンドル56を把持して鋸刃を回転させながら本体55を下降させることで、被切断材を切断することができる。このとき、長尺の被切断材では、補助バー14の支持ローラ43又は支持板44とベース51との間に掛け渡すようにすれば、被切断材の水平状態を維持できて支障なく切断することができる。
そして、被切断材に対して鋸刃を水平回転させて切断を行う角度切りを行う場合は、ターンテーブル52の前方に突出したグリップ52aを把持してターンテーブル52を回転させることになるが、この回転角度が大きくなっても、脚部60の上方には取付ボルト45が突出していないので、グリップ52aが取付ボルト45と干渉するおそれはない。
このように、上記形態の作業台1によれば、卓上丸鋸盤50を受け台2に固定する取付部材である取付ボルト45を、卓上丸鋸盤50の脚部60を上方から貫通させてフレーム16のロックナット33に固定するようにしたことで、長さ違いのボルトが不要となって管理の手間やコストが低減可能となる。また、脚部60の厚みにかかわらず脚部60の上方へ取付ボルト45が突出しないので、切断作業の邪魔になることもない。
特にここでは、取付部材をネジ部材である取付ボルト45とし、受け台2のフレーム16に、卓上丸鋸盤50の脚部60を貫通した取付ボルト45が螺合するロックナット33を設けているので、上方からのねじ込み作業で卓上丸鋸盤50が簡単に固定可能となる。
また、ロックナット33をフレーム16内で移動可能としているので、卓上丸鋸盤50の取付孔61を貫通する取付ボルト45の位置に合わせてロックナット33の位置調整が容易に行える。
さらに、フレーム16に、ロックナット33の脱却を防止するフット37を設けたことで、ロックナット33の脱却や紛失のおそれがなくなる。
一方、雌ネジ部を、フレーム16からフランジ36が露出してフレーム16内で回り止めされるロックナット33としたことで、フランジ36を利用して取付ボルト45とロックナット33との位置合わせが容易に行える。
また、受け台2の上面に、卓上丸鋸盤50の幅に合わせて受け台2に沿ってスライド可能且つ任意のスライド位置で固定可能な一対の移動台13,13を設けて、ロックナット33を移動台13のフレーム16に設けているので、移動台13の位置調整によって受け台2の長手方向でのロックナット33の位置決めも容易に行える。
なお、取付ボルトとロックナットとの数は、上記形態の4組に限らず、固定する電動工具の取付孔の位置や数に応じて増減可能である。
また、図6に示す移動台13(但し、ロックナット33やフット37は省略)のように、スライドベース15に、台本体4からの浮き上がりを規制するフック70を設けることもできる。このフック70は、図7,8にも示すように、平板状の上板部71と、V字状に折曲した係止部72とからなる金属板で、上板部71が規制壁18(ここでの規制壁18は短手辺に一対ずつ設けられる図1等の形態と異なり、各短手辺に沿って一つずつ直線上に設けられている)の外面に、2つのネジ73,73によって固定される。この固定状態で、係止部72のV字の先端が内側へ向けた姿勢となり、スライドベース15を台本体4の上面にセットした状態では、台本体4の前後面でテーパ部17の下側に形成される長手方向の凹部47,47のうち、前側の凹部47内に係止部72の先端が突出する。このとき係止部72は、凹部47によって台本体4の上部でテーパ部17を含んで前後に突出する張出部48,48のうち、前側の張出部48の下方に位置して、上下方向に所定の隙間Sを有している。
このフック70は、左右の各スライドベース15において、ロックレバー20寄りで同じ側の短手辺にそれぞれ設けられていることから、互いにロックレバー20が左右外側に位置する図1の状態で移動台13,13を台本体4にセットすると、左右のスライドベース15を両端に有する平面視領域では、一対のフック70,70が対角線上に位置することになる。
なお、図7において、74は、ロックレバー20のボルト21に外装されてレバー部22とロック板23とに嵌合して両者を回転方向で一体化させる角スリーブ、75は、スライドベース15とロック板23との間で角スリーブ74に外装されてレバー部22をスライドベース15の上面に押圧させるコイルバネで、図1〜5に示す移動台13にも同様に設けられている。
この変更例においては、スライドベース15におけるフック70側の端縁では、当該端縁が上方へ移動しようとすると、フック70の係止部72が張出部48に係止してそれ以上の浮き上がりを規制することになる。よって、左右のロックレバー20をアンロックした際に卓上丸鋸盤50の重みで移動台13,13が後方へ倒れようとしても、スライドベース15がフック70によって浮き上がりが規制されるため、移動台13や卓上丸鋸盤50の不意の落下が防止可能となる。特にここでは、フック70,70を左右で対角線上に配置しているため、左右の移動台13の一方で前後にアンバランスな状態が生じても左右のフック70,70によって対応できる。また、フック70は別部品でスライドベース15に設けられているため、位置や長さ、数を任意に変更でき、スライドベース15の浮き上がり規制に係る構造の自由度が確保できる。さらに、フック70の係止部72と台本体4の張出部48との間に隙間Sを有するので、フック70があってもスライドベース15を台本体4から容易に取り外すことができる。
なお、このフックは、スライドベースと別体で取り付ける場合に限らず、例えば規制壁から延長上に突出させる等してスライドベースと一体に設けることもできる。隙間を設けずに常態でフックを台本体に接触させてもよい。
また、移動台は、上記形態や変更例に限らず、スライドベースが台本体に対して分離不能なものや、スライドベースがなく、フレームが台本体に対して直接スライド可能に結合されるもの等であっても、ロックナットの使用は可能である。従って、受け台自体の構造も、平板状のものやフレーム状のものであっても差し支えない。移動台がない受け台に直接電動工具が載置されるものも考えられる。この場合受け台に電動工具の落下を防止するフックを設けることも可能である。
一方、取付部材は、取付ボルトの他、ツマミネジ等の採用も可能であるが、このようなネジ部材に限らず、電動工具の取付孔を上方から貫通して受け台側に固定されるものであれば、例えば頭部付きの軸体やフック付きの軸体等も採用できる。よって、このような軸体を電動工具の上方から貫通させて、受け台側ではその軸体にピンを貫通させたり楔部材を係合させたりすることで固定することが考えられる。従って、受け台側でも雌ネジ部やナット部材に限らず、他の固定手段も採用できる。
その他、作業台の他の構造も、補助バーの一方又は両方を省略したり、脚を折り畳みでなく伸縮式としたり、脚をリンク構造にしたり等、適宜変更可能である。固定する電動工具も、卓上丸鋸盤以外にカッタ等の他の種類であっても差し支えない。
1・・作業台、2・・受け台、3・・脚、4・・台本体、5・・連結プレート、6・・軸、13・・移動台、14・・補助バー、15・・スライドベース、16・・フレーム、20・・ロックレバー、22・・レバー部、23・・ロック板、25・・ロック溝、33・・ロックナット、35・・嵌合部、36・・フランジ、37・・フット、45・・取付ボルト、50・・卓上丸鋸盤、51・・ベース、55・・本体、60・・脚部、61・・取付孔、70・・フック、71・・上板部、72・・係止部。

Claims (8)

  1. 電動工具が載置される受け台と、
    受け台を支持する脚と、
    前記電動工具を前記受け台に固定する取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、前記電動工具を上方から貫通して前記受け台に固定されることを特徴とする作業台。
  2. 前記取付部材はネジ部材であり、前記受け台には、前記電動工具を貫通した前記ネジ部材が螺合する雌ネジ部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の作業台。
  3. 前記雌ネジ部は、前記受け台に対して移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の作業台。
  4. 前記受け台に、前記雌ネジ部の前記受け台からの脱却を防止するストッパを設けたことを特徴とする請求項3に記載の作業台。
  5. 前記雌ネジ部は、前記受け台から一部が露出して前記受け台内で回り止めされるナット部材であることを特徴とする請求項3又は4に記載の作業台。
  6. 前記受け台は、上面に、前記電動工具の幅に合わせて前記受け台に沿ってスライド可能且つ任意のスライド位置で固定可能な一対の移動台を備え、前記雌ネジ部を前記移動台に設けたことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の作業台。
  7. 前記移動台に、前記受け台に係止して前記移動台の浮き上がりを規制するフックを設けたことを特徴とする請求項6に記載の作業台。
  8. 電動工具が載置される受け台と、
    受け台を支持する脚と、を備え、
    前記受け台に、前記電動工具の落下を防止するフックを設けたことを特徴とする作業台。
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