JPH069576B2 - 歯科治寮装置 - Google Patents

歯科治寮装置

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JPH069576B2
JPH069576B2 JP4624586A JP4624586A JPH069576B2 JP H069576 B2 JPH069576 B2 JP H069576B2 JP 4624586 A JP4624586 A JP 4624586A JP 4624586 A JP4624586 A JP 4624586A JP H069576 B2 JPH069576 B2 JP H069576B2
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通三 山中
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は歯科治療装置に関する。
従来の技術及びその問題点 従来、電気作動部を備えて成る手持部材と、その後端か
ら導出された可撓性ホースを接続して前記手持部材に所
要の作動電力を供給する変圧器及び作動電力供給回路を
有した作動用ボックスと、この作動用ボックスを例えば
歯科用ユニットなどの治療装置本体の電源部に接続する
接続部材とを備えて成る歯科治療器具は公知であり、上
記した治療器具としては、24Vの電圧により超音波電
流を発生し、この超音波電流により作動する振動素子を
備えた超音波スケーラ乃至根管洗滌具或いは600Vの
電圧により高周波電流を発生し、この高周波電流を刃体
に通電して歯肉などの切開治療を行う電気メス或いは9
Vの電圧によりレーザ発振器を作動し、そのレーザ光に
患部に照射するレーザ治療器具などが存在する。
ところで上記したいづれの治療装置の場合も作動用ボッ
クス内に作動電力供給回路のほかに商用電源から所要の
作動電圧に変成するための当該治療器具に専用のトラン
スを内蔵しているので重量が重く取扱いに不便であると
共に、これを治療用テーブルなどに載置して使用する場
合に該テーブルに偏荷重が加わり治療用テーブルの機械
的安定性を損うという不都合を有し、また各治療器具に
それ専用のトランスを個々装備することは不経済でもあ
った。
目的及び実施例とその作用 そこで本願は治療装置本体側にタップ切換回路を備えた
可変変圧器を装備し、治療器具からの固有の信号を受け
て当該治療器具の作動に好適な作動電圧を選択して当該
治療器具にその作動電圧と共に必要な流体を供給するこ
とにより従来の作動用ボックスに備えられているそれ専
用の変圧器を省略して従来のものの不都合を解消したも
のである。
以下図面とともに本願の実施例を詳述する。
Aは側壁適所に共通の継手部材(1)を備えた歯科用ユニ
ット等の治療装置本体を示し、該本体A内には、前記継
手部材(1)から導びかれる情報信号を受け、この信号を
識別して後述する操作スイッチ(8)の作動信号により所
要の作動を指令する識別指令回路(2)と、前記識別指令
回路(2)からの指令信号を受けて可変変圧器(3)の2次側
タップを切換え接続した治療器具の作動に必要な作動電
圧を選択して該電圧を前記継手部材(1)に供給するタッ
プ切換回路(4)と、前記指令信号を受けて所要の流体例
えば超音波スケーラの場合には水回路を選択してこれを
継手部材(1)に供給する流体供給回路(5)とが装備されて
あり、前記変圧器(3)の1次側には商用電源(6)がまた流
体供給回路(5)には流体供給源(7)が夫々接続されてい
る。(8)は例えばフッド操作により前記識別指令回路(2)
を作動制御する操作スイッチである。また前記継手部材
(1)は第2図で示すように板状の基部(9)の前面中心部に
挿入軸筒(10)を突設すると共に、この挿入軸筒(10)の先
端部に傾斜部(11)を介して細径の嵌合突部(12)を突設し
て成り、この継手部材(1)の挿入軸筒(10)の外周面には
前記タップ切換回路(4)と接続する1対のリング状の接
続部片(13),(13)と前記流体供給回路(5)に連通する周
溝(14)とが夫々配設されている。(15)は前記基部(9)の
前端面に1対のリング状接続端子(16),(16)を同心円状
に配設して成る読取用信号端子で、この信号端子(15)は
基部(9)内に導びかれて前記識別指令回路(2)に接続され
ている。
B〔Ba乃至Bc〕は、前記装置本体Aの継手部材(1)
に選択的に回転並びに着脱自在に連結され、その連結時
に前記継手部材(1)に設けた読取用信号端子(15)に摺動
接触する読取用信号接触子(17)を備えて成る各種の治療
器具を示し、この治療器具Bは、手持部材(18)〔(18)a
乃至(18)c〕と、可撓性ホース(19)〔(19)a乃至(19)c〕
と、前記継手部材(1)に回転並びに着脱自在に連結され
る連結部材(20)〔(20)a乃至(20)f〕と、内部に前記タッ
プ切換回路(4)により選択された電圧を前記継手部材(1)
を介して受容し、これを例えば高周波電流、超音波電流
など当該治療器具の電気作動部に好適な所要の電気エネ
ルギーに変換する調整可能な作動電力供給回路(21)と、
流体の流通路とを備え例えば治療用テーブルなどに保持
される作動用ボックス(22)とから成り、前記連結部材(2
0)はいづれも後端軸芯部に後面で開口し、前記継手部材
(1)の挿入軸筒(10)を密嵌する嵌合凹部(23)と、この嵌
合凹部(23)の前端部に連設する嵌合突部(12)と密嵌する
細径の挿入孔(24)とを設けてあり、さらに前記読取用信
号接触子(17)に接続された例えば抵抗から成る固有信号
源(25)が内装されている。
第2図には超音波スケーラBaにおける連結部材(20)aの
要部断面を示しており、この連結部材(20)a内には、前
記リング状の接続部片(13),(13)と接続して可撓性ホー
ス(19)aに挿通されたコードを介して超音波電流発生用
の通電路(26)と、周溝(14)と連通して可撓性ホース(19)
aに挿通された通水路を介して先端頭部の噴出に水を供
給する水路(27)とが夫々設けてあり、第3図(イ)は電気
メスBbにおける連結部材(20)bの要部断面を示してお
り、この連結部材(20)b内には前記リング状の接続部片
(13),(13)と接続して可撓性ホース(19)bに挿通された
コードを介して高周波電流発生用の作動電力供給回路(2
1)bに例えば600Vの電圧を供給する通電路(28)を設
けてあり、また同図(ロ)はレーザ治療器具Bfにおける連
結部材(20)cの要部断面を示し、この連結部材(20)cに
は、前記リング状の接続部片ック(13),(13)と接続して
可撓性ホース(19)cに挿通されたコードを介してレーザ
発振器から成る作動電力供給回路(21)cに例えば9Vの
電圧を供給する通電路(29)を設けてある。
しかして超音波スケーラを用いる場合には、継手部材
(1)に超音波スケーラの連結部材(20)aを連結する。する
と連結部材(20)a、可撓性ホース(19)a及び作動用ボック
ス(22)aの通水路を介して水の流体供給回路(5)と水路(2
7)とが連通し、かつタップ切換回路(4)と作動電力供給
回路(21)aとが接続されると共に、読取用信号端子(15)
に読取用信号接触子(17)が圧接して識別指令回路(2)は
連結部材(20)aに設定された固有信号源(25)aの値を読み
取る。そしてこの状態から例えばフッド操作により操作
スイッチ(8)を操作すると、識別指令回路(2)からの指令
信号により超音波スケーラBaの作動に必要な水の流体供
給回路(5)が作動すると共に指令信号によりタップ切換
回路(4)が超音波スケーラBaの作動に必要な電圧24V
のタップを選択し、これが作動用ボックス(22)aの作動
電力供給回路(21)aに通電し、該作動電力供給回路(21)a
は超音波電流を発生して水の供給及び超音波振動子への
通電がなされ、超音波振動子がスケーラチップを振動す
ると共に、噴出口より水がスケーラチップに指向され
る。
また電気メスBb乃至レーザ治療器具Bcを用いる場合に
は、継手部材(1)に電気メスBb乃至レーザ治療器具Bcの
連結部材(20)b乃至(20)cを連結する。すると連結部材(2
0)b乃至(20)c及び可撓性ホース(19)b乃至(19)cを介して
タップ切換回路(4)と作動電力供給回路(21)b乃至(21)c
とが接続すると共に読取用信号端子(15)に読取用信号接
触子(17)が圧接して選択指令回路(2)は電気メスBb乃至
レーザ治療器具Bcに夫々設定された固有信号源(25)bの
値を読み取る。そしてこの状態から例えばフッド操作に
より操作スイッチ(8)を操作すると、識別指令回路(2)か
らの指令信号によりタップ切換回路(4)が電気メスBb乃
至レーザ治療器具Bcの作動に必要な電圧600V乃至9
Vのタップを選択し、これが作動用ボックス(22)b乃至
(22)cの作動電力供給回路(21)b乃至(21)cに通電し、該
作動電力供給回路(21)b乃至(21)cは、高周波電流を発生
し乃至レーザ発振器を作動し、該電気メスBbにおいては
高周波電流が刃体に通電され該刃体が作動し、またレー
ザ治療器具Bcにおいてはレーザ光が出力する。
なお前記実施例は、識別指令回路(2)に、読取り信号を
入力によりタップ切換回路(4)及び流体供給回路(5)の出
力電圧及び流体を夫々設定する機能と、その設定された
電圧及び流体を操作スイッチ(8)の操作により、継手部
材(1)に送出する機能とを備えた場合の実施例を示した
が、第4図で示すように、継手部材(1)とタップ切換回
路(4)及び流体供給回路(5)との間に開閉器(30)を備え、
この開閉器(30)を前記操作スイッチ(8)の操作により作
動して、電圧及び流体を継手部材(1)に送出してもよ
い。
なお上記実施例においては、各種手持部材を識別する手
段として各治療器具における連結部材に備えた固有信号
源に抵抗器を用い、この抵抗値を識別指令回路(2)が読
み取って当該治療器具の作動に必要な作動媒体供給源を
作動するように構成した場合を示したが、抵抗器に換え
て、手持部材と、これを接続する継手部材(1)とのいづ
れか一方にコイルを、その他方に接続時にコイル内に挿
入されるコアとで構成し、コイルのインダクタンスの値
の変化を読み取る方式、その他信号媒体手段手段とし
て、空気圧の変化、光量の変化或いは電気的接点位置に
よる変化などを利用して、手持部材の種別を識別する方
式などが適宜採用される。
発明の効果 以上の様に本願によれば、治療装置本体側にタップ切換
回路を備えた可変変圧器を装備し、治療器具からの固有
信号を受けて当該治療器具の作動に好適な作動電圧を選
択して当該治療器具にその作動電圧と共に必要な流体を
供給することにより従来の作動用ボックスに備えられて
いるそれ専用の変圧器を省略する構成であるので、治療
器具の軽量化ができて取扱いに極めて便利であるととも
に治療テーブルなどに偏荷重が加わる惧れもなく、また
変圧器を共用し得て経済的であり、かつ保守点検にも便
利であるなどの利点を有す。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は総体構成図、第2
図は超音波スケーラの連結部材と継手部材との関係を示
す説明図、第3図(イ)及び(ロ)は電気メス及び半導体レー
ザ治療器具の連結部材の要部の縦断面図、第4図は他の
実施例を示す総体構成図である。 図中(1)は継手部材、(2)は識別指令回路、(3)は可変変
圧器、(4)はタップ切換回路、(5)は流体供給回路、(8)
は操作スイッチ、(15)は読取用信号端子、(18)は手持部
材、(19)は可撓性ホース、(20)は連結部材、(21)は作動
電力供給回路、(22)は作動用ボックス、(25)は固有信号
源、(26),(28),(29)は通電路、(27)は水路、(30)は開
閉器、Aは治療装置本体、Bは治療器具である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に可変変圧器と、この可変変圧器の2
    次側タップを選択するタップ切換回路と、各種治療器具
    の固有の信号を読み取り、その読み取り信号により当該
    治療器具の作動に必要な電圧を得るために前記タップ切
    換回路を選択する識別指令回路と、前記識別指令回路か
    らの信号出力によって当該治療器具の作動に必要な流体
    を流通する流体供給回路と、前記タップ切換回路の選択
    された電圧及び前記流体供給回路からの流体の送出を制
    御する操作スイッチとを装備すると共に、側壁適所に前
    記タップ切換回路に接続する作動電力通路と、前記流体
    供給回路からの流体を送出する流通路と、前記識別指令
    回路に接続する読取部とを有する継手部材を備えて成る
    歯科用ユニットなどの治療装置本体と、電気作動部及び
    所要の流体通路を有する手持部材の後端から導出された
    可撓性ホースに、前記タップ切換回路からの選択された
    電圧を受容して前記電気作動部の作動に必要な電気エネ
    ルギーに変換する作動電力供給回路を有した作動ボック
    スと、前記継手部材と着脱自在に連結された連結部材と
    を接続して成る複数の治療器具とから構成され、前記連
    結部材に、前記可撓性ホースに内装された電路を介して
    前記作動電力供給回路に前記タップ切換回路よりの出力
    を供給する通電路と、固有の信号源と、この固有の信号
    源を前記読取部と接続する手段と、可撓性ホースを介し
    て手持部材に所要の流体を連通する手段とを夫々装備し
    たことを特徴とする歯科治療装置。
  2. 【請求項2】識別指令回路に、操作スイッチによりタッ
    プ切換回路の選択された電圧及び流体供給回路からの流
    体の送出を制御する機能を備えて成る特許請求の範囲第
    1項記載の歯科治療装置。
  3. 【請求項3】継手部材と、タップ切換回路及び流体供給
    回路との間に、操作スイッチによりタップ切換回路の選
    択された電圧及び流体供給回路からの流体の送出を制御
    する手段を備えて成る特許請求の範囲第1項記載の歯科
    治療装置。
  4. 【請求項4】可変変圧器の出力タップが少なくとも60
    0V、24V及び9V用のタップを備えて成る特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項記載の歯科治療装
    置。
  5. 【請求項5】固有信号源の設定を抵抗値によって行った
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記
    載の歯科治療装置。
  6. 【請求項6】固有信号源の設定をインダクタンスの可変
    により行った特許請求の範囲第1項、第2項、第3項ま
    たは第4項記載の歯科治療装置。
  7. 【請求項7】継手部材と手持部材とを回転並びに着脱自
    在に接続して成る特許請求の範囲第1項、第2項、第3
    項、第4項、第5項または第6項記載の歯科治療装置。
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