JP2544622B2 - 治療装置 - Google Patents

治療装置

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JP2544622B2
JP2544622B2 JP62098716A JP9871687A JP2544622B2 JP 2544622 B2 JP2544622 B2 JP 2544622B2 JP 62098716 A JP62098716 A JP 62098716A JP 9871687 A JP9871687 A JP 9871687A JP 2544622 B2 JP2544622 B2 JP 2544622B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、同一または異なったエネルギーで作動する複
数の治療器具を、同一の操作機によって作動制御できる
ように構成した治療装置に関する。
従来の技術 従来、継手部材と手持部材とを回転並びに着脱自在に
連結して成る治療器具の後端に可橈性ホースを導出し、
この可橈性ホースを、操作機例えばフットペタルによっ
て作動制御される制御装置を介して加圧空気源、水道
源、電源或いは吸引源などの作動媒体供給源に接続し、
フットペタルを踏圧操作することにより、手持部材の頭
部に備えた作業素子に、所望の作動媒体を供給し、これ
によって歯科治療を行なう治療装置は公知であり、歯科
治療に際しては、予め用意された性能の異なる複数の手
持部材を、治療態様に合わせて継手部材に対し択一的に
連結することにより、所要の治療作業に供している。
しかしながら、従来の歯科治療装置において、継手部
材を共用するための手持部材の種類には、自ら制限を有
する。
例えばエアタービンを備えた切削用ハンドピースにお
いて、ボールベアリングのエアタービンを使用したハン
ドピースの場合は、約2kg/cm2の加圧空気圧を必要とす
るのに対し、エアベアリングのエアタービンを使用した
ハンドピースの場合は、約4kg/cm2の加圧空気圧を必要
とし、このように作動媒体の容量が異なる場合には、継
手部材を共用することはできない。このことは、また、
加圧空気とパウダーとを混合生成する混合生成器を必要
とする歯牙の清掃器、作動エネルギー源として高周波電
源を必要とする電気メス、作動エネルギー源として高周
波電源を必要とするスケーラ、作動エネルギー源として
半導体レーザー発振器を必要とするレーザー治療器など
のように、作動エネルギー自体が異なる場合にも同様で
ある。
そのため、従来は、継手部材と手持部材とを回転並び
に着脱自在に連結して成る使用頻度の高い治療器具の可
橈性ホースを、フットペタルによって作動制御し、か
つ、所要の作動媒体供給源に接続された制御装置に接続
して成る第1の治療系統のほかに、使用頻度の比較的少
ない治療器具と、作用媒体から他のエネルギーに変換す
る変換装置とから成る第2の治療系統のを別途装備して
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記した従来の場合、作動媒体を作動
制御するフットペタルを複数備えなければならないの
で、フットペタルの踏圧操作が煩雑となり、誤操作が生
じ易いと共に、第2の治療系統を装備する作業も面倒で
あるなどの欠陥があった。
問題を解決するための手段 そこで、本願の発明は、上記した欠陥を解消するため
に、作動媒体供給源に接続され、かつ、操作機によって
作動媒体の流通が制御され、内部に各種の治療器具と夫
々対応し、かつ、作動媒体の流通を受けて、その作動に
必要なエネルギーを設定する複数の設定回路を装備する
と共に、外部に、その各設定回路に夫々対応して接続子
を配設して成る制御装置における比較的使用頻度の高い
治療器具に対応する設定回路と、比較的使用頻度の低い
治療器具に対応する設定回路とを第1系統と第2系統と
に区分すると共に、第1系統に属する設定回路に、該設
定回路に対応する治療器具を手持ちしたとき、その手持
信号によってその作動を許容する作動制御部を備え、さ
らに、前記第1系統と第2系統に属する設定回路の作動
を選択する切換手段と、前記接続子に対応して接続され
る治療器具とを備えたものである。
作用 しかして、切換手段によって第2系統の各設定回路を
選択して、特定の治療器具によって治療作業を行なうと
きは、先ず当該治療器具を、これに対応する接続子に接
続すると共に、切換手段の操作によって作動媒体供給源
の供給を、当該治療器具に対応するエネルギー設定回路
に切換え、この状態で、操作機を操作すると、作動媒体
はエネルギー設定回路に供給され、これによって、当該
治療器具の作動に適合するエネルギーに設定され、これ
が当該治療器具に供給され、従って当該治療器具は、正
常な作動状態で、治療作業を達成することができる。
尚、第2系統に属する設定回路は、夫々作動媒体供給源
の供給を受けているが、この状態で操作機を操作しても
設定回路は作動状態にはならない。
これに対し、切換手段によって、設定回路を第1系統
に切換えたときは、接続子に接続した治療器具を手持ち
したとき、例えばハンガースイッチなどから生じる信号
により、はじめて当該設定回路が作動可能な状態とな
り、従ってこの状態で、操作機を操作すると、当該治療
器具が所定のエネルギーのもとで作動するものとなる。
実施例 以下本願の実施例を図面と共に詳述すると、(1)は
加圧空気源A、水道源W、電源E及コンプレッサーの吸
引源Pなどの作動媒体供給源に接続され、かつ、フット
ペタル(2)によって作動媒体の流通を制御する制御装
置であって、内部に、使用頻度の比較的高い治療器具例
えばエアタービンハンドピース(3)a,マイクロモータ
ーによって切削ポイントを駆動するハンドピース(3)
a′及びトリプルシリンジ(3)cに夫々対応して、そ
の作動に必要な作動媒体を選択し、或いは他のエネルギ
ーに変換する機能を持つ当該治療器具に専用のエネルギ
ー設定回路(4)a,(4)a′及び(4)cと、使用頻
度の比較的低い治療器具例えばスケーラ、清掃器、電気
メス、光重合器、半導体レーザー治療器及び吸引器に夫
々対応して、当該治療器具の作動に必要な作動媒体を選
択し、或いは他のエネルギーに変換する機能を持つ当該
治療器具に専用のエネルギー設定回路(4)d,(4)e,
(4)+,(4)g,(4)h及び(4)iとを、夫々第
1系統K1と第2系統K2とに区分して内蔵され、かつ、外
部には、各エネルギー設定回路(4)a乃至(4)iに
夫々対応して接続子(5)a乃至(5)iが備えられて
いる。
そして、前記第1系統K1における、エネルギー設定回
路4(a)が、エアベアリングのエアタービンを頭部に
備えたハンドピースに対応するものであるときは、加圧
空気源A、水道源W及び電源Eを選択すると共に、加圧
空気を約4kg/cm2設定し、エネルギー設定回路(4)
a′が、ドライブ用とチップ用の加圧空気、チップ用の
水及び歯牙の切削部を照明する光源を得るための電源を
必要とするボールベアリングのエアタービンを頭部に備
えたマイクロモーターによって切削ポイントを駆動する
ハンドピースに対応するものであるときは、加圧空気源
A、水道源W及び電源Eを選択すると共に、加圧空気を
約2kg/cm2設定し、エネルギー設定回路(4)cが、チ
ップ用加圧空気と、チップ用水とを必要とするトリプル
シリンジに対応するものであるときは、加圧空気源A
と、水道源Wとを選択し、また、前記第2系統におけ
る、エネルギー設定回路(4)dが、超音波により作動
し、かつ、冷却用の水を必要とするスケーラに対応する
ものであるときは、水道源Wと、電源Eとを選択すると
共に、超音波発振器を備え、エネルギー設定回路(4)
eが、パウダーを噴出して歯垢などを除去する清浄器に
対応するものであるときは、加圧空気源A及び水道源W
を選択すると共に、加圧空気とパウダーとの混合生成器
を備え、エネルギー設定回路(4)fが、高周波によっ
て作動する電気メスと対応するものであるときは、電源
Eを選択すると共に、高周波発振器を備え、エネルギー
設定回路(4)gが、充填物を光重合する光重合器に対
応するものであるときは、電源Eを選択すると共に、ハ
ロゲン光源を備え、エネルギー設定回路(4)hが、半
導体レーザー治療器に対応するものであるときは、電源
Eを選択すると共に、半導体レーザー発振器を備え、さ
らに、エネルギー設定回路(4)iが、唾液などの吸引
器に対応するものであるときは、吸引源Pを選択する。
(6)は、上記制御装置(1)に内蔵された第1系統
K1と第2系統K2に属する各エネルギー設定回路(4)d
乃至(4)iとに対する作動媒体供給源の供給を例えば
電磁バルブ或いは空気バルブの開閉によって切換えるた
めの切換手段、(7)は治療器具から導出され、かつ、
末端部に、前記接続子(5)a乃至(5)iのうち所要
の接続子に接続される接続子(8)を有したエネルギー
供給用の可橈性ホースである。
しかして、切換手段(6)の切換えによって作動選択
された比較的使用頻度の高い第1系統K1に属する各エネ
ルギー設定回路(4)a乃至(4)cについては、例え
ば設定回路(4)aに接続されたエアタービンハンドピ
ース(3)aを例えばハンガーから手持ちしたときに作
動する公知のハンガースイッチの信号により、はじめて
当該設定回路(4)aが作動可能な状態となるように、
例えば電磁弁或いは空気信号弁などにより成る作動制御
部(9)を付加する。
従って、切換手段(6)により、第1系統K1を作動選
択し、次いで、当該第1系統K1に属する例えば設定回路
(4)aに接続したエアタービンハンドピース(3)a
を手持ちすると、手持信号により当該設定回路(4)a
が、作動制御部(9)を介して作動可能な状態となり、
この状態でフットペタルを踏圧操作することにより、エ
アタービンハンドピース(3)aが、所定の状態で作動
する。
一方、比較的使用頻度の低い第2系統K2に属する各設
定回路(4)d乃至(4)iとの作動選択は、図示しな
いが、例えば、接続子(5)dに、超音波により作動
し、かつ、冷却用の水を必要とするスケーラを備えた治
療器具を接続子(8)を介して接続した状態で、切換手
段(6)により、エネルギー設定回路(4)dに作動媒
体供給源の供給を切換え、かつ、フットペタルを踏圧す
る。すると、そのエネルギー設定回路(4)dのみに所
要の供給媒体が供給されると共に、該設定回路により予
め設定された容量の作動媒体がスケーラを備えた治療器
具に供給され、該治療器具が正常に作動する。
このようにして、第1系統K1及び第2系統K2に属する
各種の治療器具は、それに対応する専用エネルギー設定
回路を接続子に接続すると共に、切換手段(6)によ
り、作動媒体供給源と供給路を切換え、かつ、フットペ
タルを踏圧操作することにより、各種の治療器具を同一
のフットペタルにより作動することができる。
発明の効果 本願は途上のように構成されるものであるから、作動
エネルギーの異なるものであっても、操作機を共用して
治療作業を行なうことができ、従って従来のように、誤
操作の生じる惧れがなく、また治療器具の接続及び切換
手段の切換操作も容易にできるほか、使用頻度によっ
て、設定回路を区分し、使用頻度の高い治療器具の使用
においては、それを手持する操作によって設計回路の作
動が制御できるから、治療作業に極めて便利であると共
に、多数の治療器具を備えて成る治療装置を構成する際
には、使用頻度に低い治療器具には手持信号による作動
制御を付加する必要がない分、装置自体の構成を簡素化
できるので比較的安価に提供することができるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の実施例を示す構成図である。 図中、Aは加圧空気源、Wは水道源、Pは吸引源、Eは
電源、K1は第1系統、K2は第2系統、(1)は制御装
置、(2)はフットペタル、(3)a乃至(3)cは治
療器具、(4)a乃至(4)iはエネルギー設定回路、
(5)a乃至(5)iは接続子、(6)切換手段、
(7)は可橈性ホース、(8)は接続子、(9)は作動
制御部である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動媒体供給源に接続され、かつ、操作機
    によって作動媒体の流通が制御され、内部に各種の治療
    器具と夫々対応し、かつ、作動媒体の流通を受けて、そ
    の作動に必要なエネルギーを設定する複数の設定回路を
    装備すると共に、外部に、その各設定回路に夫々対応し
    て接続子を配設して成る制御装置における比較的使用頻
    度の高い治療器具に対応する設定回路と、比較的使用頻
    度の低い治療器具に対応する設定回路とを第1系統と第
    2系統とに区分すると共に、第1系統に属する設定回路
    に、該設定回路に対応する治療器具を手持ちしたとき
    に、その手持信号によってその作動を許容する作動制御
    部を備え、さらに、前記第1系統と第2系統に属する設
    定回路の作動を選択する切換手段と、前記接続子に対応
    して接続される治療器具とを備えたことを特徴とする治
    療器具。
  2. 【請求項2】作動媒体供給源が、加圧空気源と、水道源
    と、電源と、吸引源とから成る請求項1記載の治療器
    具。
  3. 【請求項3】第1系統に属する治療器具が、エアタービ
    ン駆動の切削用治療器具、マイクロモータ駆動の切削用
    治療器具乃至トリプルシリンジ等であり、第2系統に属
    する治療器具が、スケーラ、清掃器、電気メス、光重合
    器、半導体レバー治療器乃至吸引具などである請求項1
    または2記載の治療器具。
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