JP2716222B2 - 超音波処置装置 - Google Patents
超音波処置装置Info
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- JP2716222B2 JP2716222B2 JP1289656A JP28965689A JP2716222B2 JP 2716222 B2 JP2716222 B2 JP 2716222B2 JP 1289656 A JP1289656 A JP 1289656A JP 28965689 A JP28965689 A JP 28965689A JP 2716222 B2 JP2716222 B2 JP 2716222B2
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- ultrasonic
- frequency
- drive circuit
- switch
- treatment
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、超音波処置機能に加え、高周波焼灼機能
を備えた超音波処置装置に関する。
を備えた超音波処置装置に関する。
［従来の技術］ 一般に、超音波処置装置は超音波エネルギを不要組織
や骨に集中させ、不要組織の破砕，吸引や骨の切断に威
力を発揮するもので、広い手術分野で利用されている。
特に、血管等の弾力的組織を残して実質組織を吸引でき
るため、肝切除に用いられることが多い。
や骨に集中させ、不要組織の破砕，吸引や骨の切断に威
力を発揮するもので、広い手術分野で利用されている。
特に、血管等の弾力的組織を残して実質組織を吸引でき
るため、肝切除に用いられることが多い。
一方、高周波焼灼装置（電気メス装置とも称す）は外
科手術に欠くことができないもので、皮膚の切開、筋肉
と軟骨の隔離等に有効である。特に、術部の止血，凝固
に威力を発揮する。
科手術に欠くことができないもので、皮膚の切開、筋肉
と軟骨の隔離等に有効である。特に、術部の止血，凝固
に威力を発揮する。
［発明が解決しようとする課題］ この超音波処置機能と高周波焼灼機能を一つの装置で
併用することができれば便利である。
併用することができれば便利である。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、超音波処置機能と高周波
焼灼機能を併せ持つことができ、中断のない迅速かつ円
滑な処置を可能とする超音波処置装置を提供することに
ある。さらに、本発明の目的は、高周波装置及び超音波
装置の互いの出力信号によって各装置の故障，誤動作等
の発生を防ぐ事である。
で、その目的とするところは、超音波処置機能と高周波
焼灼機能を併せ持つことができ、中断のない迅速かつ円
滑な処置を可能とする超音波処置装置を提供することに
ある。さらに、本発明の目的は、高周波装置及び超音波
装置の互いの出力信号によって各装置の故障，誤動作等
の発生を防ぐ事である。
［課題を解決するための手段］ この発明は、超音波振動子と、この超音波振動子の超
音波振動を被処理部へ伝達する超音波伝達体と、上記超
音波振動子に接続されて上記超音波振動子を駆動する超
音波駆動手段と、高周波焼灼用の高周波信号を上記超音
波伝達体に与える高周波焼灼手段と、高周波焼灼手段と
超音波駆動手段を選択するための操作スイッチと、この
操作スイッチからの制御指令により上記高周波焼灼手段
と超音波駆動手段とを選択的又は交互に動作させる駆動
制御手段とを備える。
音波振動を被処理部へ伝達する超音波伝達体と、上記超
音波振動子に接続されて上記超音波振動子を駆動する超
音波駆動手段と、高周波焼灼用の高周波信号を上記超音
波伝達体に与える高周波焼灼手段と、高周波焼灼手段と
超音波駆動手段を選択するための操作スイッチと、この
操作スイッチからの制御指令により上記高周波焼灼手段
と超音波駆動手段とを選択的又は交互に動作させる駆動
制御手段とを備える。
［作用］ 高周波焼灼手段の高周波焼灼と超音波駆動手段の駆動
とが選択的または交互に実行される。
とが選択的または交互に実行される。
［実施例］ 以下、この発明の第１実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図において、１はハンドピースで、超音波振動子
２を有している。この超音波振動子２は、複数枚の圧電
素子を積層し、電気エネルギを機械的な振動エネルギに
変換するものである。
２を有している。この超音波振動子２は、複数枚の圧電
素子を積層し、電気エネルギを機械的な振動エネルギに
変換するものである。
また、ハンドピース１は、ホーン３およびプローブ４
からなる超音波伝達体を有しており、超音波振動子２の
超音波振動をホース３で増幅し、それをプローブ４によ
って被処置部の治療対象組織５に伝達するようになって
いる。
からなる超音波伝達体を有しており、超音波振動子２の
超音波振動をホース３で増幅し、それをプローブ４によ
って被処置部の治療対象組織５に伝達するようになって
いる。
治療対象組織５には患者プレート６が当接されるよう
になっている。
になっている。
一方、７は超音波駆動回路で、超音波振動子駆動用の
超音波信号を発するものである。この超音波駆動回路７
の出力端にスイッチ8a,8bを介して上記超音波振動子２
が接続されている。
超音波信号を発するものである。この超音波駆動回路７
の出力端にスイッチ8a,8bを介して上記超音波振動子２
が接続されている。
また、ハンドピース１が、アクティブコードＡおよび
スイッチ９を介して高周波駆動回路10の出力端の一方に
接続されている。
スイッチ９を介して高周波駆動回路10の出力端の一方に
接続されている。
患者プレート６が、患者コードＰを介して高周波駆動
回路10の出力端の他方に接続されている。
回路10の出力端の他方に接続されている。
高周波駆動回路10は高周波焼灼用の高周波信号を発す
るもので、この高周波駆動回路10,アクティブコードA,
患者コードP,および患者プレート６により、プローブ４
に高周波焼灼用の高周波信号を供給する高周波焼灼手段
が構成されている。
るもので、この高周波駆動回路10,アクティブコードA,
患者コードP,および患者プレート６により、プローブ４
に高周波焼灼用の高周波信号を供給する高周波焼灼手段
が構成されている。
20はフットスイッチ回路で、このフットスイッチ回路
20に上記超音波駆動回路７と上記高周波焼灼手段を選択
するための操作スイッチとして複数のフットスイッチ2
1,22,23およびスイッチ駆動回路24が接続されている。
20に上記超音波駆動回路７と上記高周波焼灼手段を選択
するための操作スイッチとして複数のフットスイッチ2
1,22,23およびスイッチ駆動回路24が接続されている。
すなわち、フットスイッチ回路20は、フットスイッチ
21,22,23の状態に応じてスイッチ駆動回路24に制御指令
を与えるものである。
21,22,23の状態に応じてスイッチ駆動回路24に制御指令
を与えるものである。
スイッチ駆動回路24は、フットスイッチ回路20の制御
指令に応じて上記スイッチ8a,8bおよびスイッチ９を駆
動するものである。
指令に応じて上記スイッチ8a,8bおよびスイッチ９を駆
動するものである。
ここで、フットスイッチ回路20およびスイッチ駆動回
路24により、上記高周波焼灼手段の高周波焼灼と上記超
音波駆動回路７の駆動とを選択的または交互に実行せし
める駆動制御手段が構成されている。
路24により、上記高周波焼灼手段の高周波焼灼と上記超
音波駆動回路７の駆動とを選択的または交互に実行せし
める駆動制御手段が構成されている。
つぎに、上記のような構成において第２図を参照しな
がら作用を説明する。
がら作用を説明する。
操作部（図示しない）で処置開始操作を行なうと、超
音波駆動回路７が動作して超音波信号が発せられるとと
もに、高周波駆動回路10が動作して高周波信号が発せら
れる。
音波駆動回路７が動作して超音波信号が発せられるとと
もに、高周波駆動回路10が動作して高周波信号が発せら
れる。
この状態において、フットスイッチ21を踏み込むと、
フットスイッチ回路20およびスイッチ駆動回路24によっ
てスイッチ8a,8bがオンされる。
フットスイッチ回路20およびスイッチ駆動回路24によっ
てスイッチ8a,8bがオンされる。
スイッチ8a,8bがオンすると、超音波駆動回路７から
発せられる超音波信号がハンドピース１の超音波振動子
２に印加される。これにより、超音波振動子２が超音波
振動を起こし、その超音波振動がホーン３およびプロー
ブ４を介して治療対象組織５に伝えられる。
発せられる超音波信号がハンドピース１の超音波振動子
２に印加される。これにより、超音波振動子２が超音波
振動を起こし、その超音波振動がホーン３およびプロー
ブ４を介して治療対象組織５に伝えられる。
したがって、超音波処置治療を行なうことができる。
また、フットスイッチ22を踏み込むと、フットスイッ
チ回路20およびスイッチ駆動回路24によってスイッチ９
がオンされる。
チ回路20およびスイッチ駆動回路24によってスイッチ９
がオンされる。
スイッチ９がオンすると、高周波駆動回路10から発せ
られる高周波信号がホーン3,プローブ4,および患者プレ
ート６を通して治療対象組織５に流れる。
られる高周波信号がホーン3,プローブ4,および患者プレ
ート６を通して治療対象組織５に流れる。
したがって、高周波焼灼治療を行なうことができる。
さらに、フットスイッチ23を踏み込むと、フットスイ
ッチ回路20およびスイッチ駆動回路24によってスイッチ
8a,8bとスイッチ９とが交互にオンされる。
ッチ回路20およびスイッチ駆動回路24によってスイッチ
8a,8bとスイッチ９とが交互にオンされる。
スイッチ8a,8bのオンに際しては、上記したように超
音波信号が超音波振動子２に印加され、超音波振動が起
こり、それが治療対象組織５に伝達されて超音波処置治
療が行なわれる。
音波信号が超音波振動子２に印加され、超音波振動が起
こり、それが治療対象組織５に伝達されて超音波処置治
療が行なわれる。
スイッチ９のオンに際しては、高周波信号が治療対象
組織５に流れ、高周波焼灼治療が行なわれる。
組織５に流れ、高周波焼灼治療が行なわれる。
このように、超音波処置治療と高周波焼灼治療とが交
互に実行されることにより、両治療の効果を最大限に発
揮することができる。
互に実行されることにより、両治療の効果を最大限に発
揮することができる。
たとえば、超音波処置治療によって腫瘍等の不要組織
を切除する段階で、血管を損傷して出血を招いた場合、
直ちに止血，凝固の対策が可能である。
を切除する段階で、血管を損傷して出血を招いた場合、
直ちに止血，凝固の対策が可能である。
次に、この発明の第２実施例を第３図により説明す
る。なお、図面において第１図と同一部分には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
る。なお、図面において第１図と同一部分には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
ここでは、超音波駆動回路７の出力端に超音波振動子
２が直接的に接続されている。
２が直接的に接続されている。
また、ハンドピース１が、アクティブコードＡを介し
てそのまま高周波駆動回路10の出力端の一方に接続され
ている。
てそのまま高周波駆動回路10の出力端の一方に接続され
ている。
30は駆動制御回路で、この駆動制御回路30に複数のフ
ットスイッチ21,22,23、バースト駆動回路31、および高
周波駆動回路10が接続されている。
ットスイッチ21,22,23、バースト駆動回路31、および高
周波駆動回路10が接続されている。
駆動制御回路30は、フットスイッチ21,22,23の状態に
応じてバースト駆動回路31を駆動制御するとともに、そ
のバースト駆動回路31の駆動状態とフットスイッチ21,2
2,23の状態とに応じて高周波駆動回路10を駆動制御する
ものである。
応じてバースト駆動回路31を駆動制御するとともに、そ
のバースト駆動回路31の駆動状態とフットスイッチ21,2
2,23の状態とに応じて高周波駆動回路10を駆動制御する
ものである。
バースト駆動回路31は、超音波駆動回路７をバースト
駆動（間欠的な駆動）するとともに、その駆動状態を表
わす信号を駆動制御回路30に与えるものである。
駆動（間欠的な駆動）するとともに、その駆動状態を表
わす信号を駆動制御回路30に与えるものである。
ここで、駆動制御回路30およびバースト駆動回路31に
より、高周波焼灼手段の高周波焼灼と超音波駆動回路７
の駆動とを選択的または交互に実行せしめる制御手段が
構成されている。
より、高周波焼灼手段の高周波焼灼と超音波駆動回路７
の駆動とを選択的または交互に実行せしめる制御手段が
構成されている。
作用を説明する。
フットスイッチ21を踏み込むと、駆動制御回路30の指
令によりバースト駆動回路31が動作し、超音波駆動回路
７がバースト駆動される。
令によりバースト駆動回路31が動作し、超音波駆動回路
７がバースト駆動される。
こうして、第４図に示すように、超音波駆動回路７か
ら間欠的に超音波信号が発せられ、それがハンドピース
１の超音波振動子２に印加される。これにより、超音波
振動子２が超音波振動を起こし、その超音波振動がホー
ン３およびプローブ４を介して治療対象組織５に伝えら
れる。
ら間欠的に超音波信号が発せられ、それがハンドピース
１の超音波振動子２に印加される。これにより、超音波
振動子２が超音波振動を起こし、その超音波振動がホー
ン３およびプローブ４を介して治療対象組織５に伝えら
れる。
したがって、超音波処置治療を行なうことができる。
また、フットスイッチ22を踏み込むと、駆動制御回路
30の指令により高周波駆動回路10が動作する。
30の指令により高周波駆動回路10が動作する。
こうして、第５図に示すように、高周波駆動回路10か
ら高周波信号が発せられ、それがホーン3,プローブ4,お
よび患者プレート６を通して治療対象組織５に流れる。
ら高周波信号が発せられ、それがホーン3,プローブ4,お
よび患者プレート６を通して治療対象組織５に流れる。
したがって、高周波焼灼治療を行なうことができる。
さらに、フットスイッチ23を踏み込むと、駆動制御回
路30の指令により、超音波駆動回路７がバースト駆動さ
れ、そのバースト駆動の合間に高周波駆動回路10が動作
する。
路30の指令により、超音波駆動回路７がバースト駆動さ
れ、そのバースト駆動の合間に高周波駆動回路10が動作
する。
こうして、第６図に示すように、超音波信号と高周波
信号とが交互に発せられる。
信号とが交互に発せられる。
したがって、超音波処置治療と高周波焼灼治療とが交
互に実行され、両治療の効果を最大限に発揮することが
できる。
互に実行され、両治療の効果を最大限に発揮することが
できる。
たとえば、超音波処置治療によって腫瘍等の不要組織
を切除する段階で、血管を損傷して出血を招いた場合、
直ちに止血，凝固の対策が可能である。
を切除する段階で、血管を損傷して出血を招いた場合、
直ちに止血，凝固の対策が可能である。
この発明の第３実施例を第７図により説明する。
ここでは、第１実施例と同様、超音波駆動回路７の出
力端にスイッチ8a,8bを介して超音波振動子２が接続さ
れている。
力端にスイッチ8a,8bを介して超音波振動子２が接続さ
れている。
さらに、ハンドピース１が、スイッチ９を介して高周
波駆動回路10の出力端に接続されている。
波駆動回路10の出力端に接続されている。
そして、プローブ４が電子内視鏡40の挿入部に挿入さ
れている。
れている。
電子内視鏡40は、先端にレンズ41およびCCD（電荷結
合素子）42を備えており、そのレンズ41およびCCD42で
捕らえられる画像はスイッチ43を介して画像メモリ44に
供給されるようになっている。
合素子）42を備えており、そのレンズ41およびCCD42で
捕らえられる画像はスイッチ43を介して画像メモリ44に
供給されるようになっている。
画像メモリ44は制御部45によって記憶，読出しが制御
されるもので、その制御部45にはさらにCRTディスプレ
イ46が接続されている。
されるもので、その制御部45にはさらにCRTディスプレ
イ46が接続されている。
なお、電子内視鏡40に対するプローブ４の挿入に際し
ては、電子内視鏡40に取り付けられている支持部47によ
ってハンドピース１が支持される。
ては、電子内視鏡40に取り付けられている支持部47によ
ってハンドピース１が支持される。
一方、50はスイッチ8a,8b,9,43を制御するスイッチ制
御回路で、このスイッチ制御回路50は高周波焼灼手段の
高周波焼灼と超音波駆動回路７の駆動とを選択的または
交互に実行せしめる制御手段として機能する。
御回路で、このスイッチ制御回路50は高周波焼灼手段の
高周波焼灼と超音波駆動回路７の駆動とを選択的または
交互に実行せしめる制御手段として機能する。
上記のような構成において第８図を参照しながら作用
を説明する。
を説明する。
操作部（図示しない）で処置開始操作を行なうと、超
音波駆動回路７が動作して超音波信号が発せられるとと
もに、高周波駆動回路10が動作して高周波信号が発せら
れる。
音波駆動回路７が動作して超音波信号が発せられるとと
もに、高周波駆動回路10が動作して高周波信号が発せら
れる。
この状態において、スイッチ制御回路50は、スイッチ
8a,8b、スイッチ９、およびスイッチ43を順次にオンさ
せる。
8a,8b、スイッチ９、およびスイッチ43を順次にオンさ
せる。
スイッチ8a,8bのオンに際しては、超音波信号が超音
波振動子２に印加され、超音波振動が起こり、それが治
療対象組織５に伝達されて超音波処置治療が行なわれ
る。
波振動子２に印加され、超音波振動が起こり、それが治
療対象組織５に伝達されて超音波処置治療が行なわれ
る。
スイッチ９のオンに際しては、高周波信号が治療対象
組織５に流れ、高周波焼灼治療が行なわれる。
組織５に流れ、高周波焼灼治療が行なわれる。
スイッチ43のオンに際しては、電子内視鏡40のレンズ
41およびCCD42で捕らえられる画像が画像メモリ44に供
給される。供給された画像は、制御部45の制御によって
画像メモリ44に適宜に記憶される。また、画像メモリ44
に記憶された画像は、制御部45の制御によってCRTディ
スプレイ46で適宜に表示される。
41およびCCD42で捕らえられる画像が画像メモリ44に供
給される。供給された画像は、制御部45の制御によって
画像メモリ44に適宜に記憶される。また、画像メモリ44
に記憶された画像は、制御部45の制御によってCRTディ
スプレイ46で適宜に表示される。
このように、超音波処置治療と高周波焼灼治療とが交
互に実行されることにより、両治療の効果を最大限に発
揮することができる。しかも、治療ごとに変化する組織
の状態を電子内視鏡40を使って逐次に観察することがで
きるので、適切な治療が可能となる。
互に実行されることにより、両治療の効果を最大限に発
揮することができる。しかも、治療ごとに変化する組織
の状態を電子内視鏡40を使って逐次に観察することがで
きるので、適切な治療が可能となる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、超音波振動子
と、この超音波振動子の超音波振動を被処置部へ伝達す
る超音波伝達体と、上記超音波振動子に接続されて上記
超音波振動子を駆動する超音波駆動手段と、高周波焼灼
用の高周波信号を上記超音波伝達体に与える高周波焼灼
手段と、高周波焼灼手段と超音波駆動手段を選択するた
めの操作スイッチと、この操作スイッチからの制御指令
により上記高周波焼灼手段と超音波駆動手段とを選択的
又は交互に動作させる駆動制御手段とを備えたので、各
装置のお互いの干渉による悪影響を及ぼす事なく、超音
波処置機能と高周波焼灼機能を併せ持つことができ、中
断のない迅速かつ円滑な処置を可能とする超音波処置装
置を提供できる。
と、この超音波振動子の超音波振動を被処置部へ伝達す
る超音波伝達体と、上記超音波振動子に接続されて上記
超音波振動子を駆動する超音波駆動手段と、高周波焼灼
用の高周波信号を上記超音波伝達体に与える高周波焼灼
手段と、高周波焼灼手段と超音波駆動手段を選択するた
めの操作スイッチと、この操作スイッチからの制御指令
により上記高周波焼灼手段と超音波駆動手段とを選択的
又は交互に動作させる駆動制御手段とを備えたので、各
装置のお互いの干渉による悪影響を及ぼす事なく、超音
波処置機能と高周波焼灼機能を併せ持つことができ、中
断のない迅速かつ円滑な処置を可能とする超音波処置装
置を提供できる。
第１図はこの発明の第１実施例の構成図、第２図は同実
施例の作用を説明するためのタイムチャート、第３図は
この発明の第２実施例の構成図、第４図ないし第６図は
それぞれ同実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト、第７図はこの発明の第３実施例の構成図、第８図は
同実施例の作用を説明するためのタイムチャートであ
る。 １……ハンドピース、２……超音波振動子、４……プロ
ーブ（超音波伝達体）、７……超音波駆動回路、10……
高周波駆動回路、20……フットスイッチ回路、21,22,23
……フットスイッチ、24……スイッチ駆動回路。
施例の作用を説明するためのタイムチャート、第３図は
この発明の第２実施例の構成図、第４図ないし第６図は
それぞれ同実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト、第７図はこの発明の第３実施例の構成図、第８図は
同実施例の作用を説明するためのタイムチャートであ
る。 １……ハンドピース、２……超音波振動子、４……プロ
ーブ（超音波伝達体）、７……超音波駆動回路、10……
高周波駆動回路、20……フットスイッチ回路、21,22,23
……フットスイッチ、24……スイッチ駆動回路。
フロントページの続き (72)発明者 鈴田 敏彦 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 肘井 一也 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 池田 裕一 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡田 光正 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 加川 裕昭 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 窪田 哲丸 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩野 忠夫 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−80446（ＪＰ，Ａ) 特表 平２−501894（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−90611（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−68511（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−193907（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】超音波振動子と、この超音波振動子の超音
波振動を被処置部へ伝達する超音波伝達体と、上記超音
波振動子に接続されて上記超音波振動子を駆動する超音
波駆動手段と、高周波焼灼用の高周波信号を上記超音波
伝達体に与える高周波焼灼手段と、高周波焼灼手段と超
音波駆動手段を選択するための操作スイッチと、この操
作スイッチからの制御指令により上記高周波焼灼手段と
超音波駆動手段とを選択的又は交互に動作させる駆動制
御手段とを具備したことを特徴とする超音波処置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1289656A JP2716222B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 超音波処置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1289656A JP2716222B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 超音波処置装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03151957A JPH03151957A (ja) | 1991-06-28 |
| JP2716222B2 true JP2716222B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=17746056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1289656A Expired - Lifetime JP2716222B2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 超音波処置装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2716222B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7674261B2 (en) * | 2005-03-28 | 2010-03-09 | Elliquence, Llc | Electrosurgical instrument with enhanced capability |
| US9757142B2 (en) | 2006-08-09 | 2017-09-12 | Olympus Corporation | Relay device and ultrasonic-surgical and electrosurgical system |
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-
1989
- 1989-11-07 JP JP1289656A patent/JP2716222B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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