JP2000254140A - バッテリ駆動式手術具 - Google Patents

バッテリ駆動式手術具

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JP2000254140A
JP2000254140A JP11065546A JP6554699A JP2000254140A JP 2000254140 A JP2000254140 A JP 2000254140A JP 11065546 A JP11065546 A JP 11065546A JP 6554699 A JP6554699 A JP 6554699A JP 2000254140 A JP2000254140 A JP 2000254140A
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ultrasonic
battery unit
surgical instrument
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JP11065546A
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English (en)
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Akira Shiga
明 志賀
Shinji Hatta
信二 八田
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Koji Yasunaga
浩二 安永
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Masaru Karasawa
勝 唐澤
Hiroyuki Yamamiya
広之 山宮
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチで容易にバッテリ交換を行う。 【解決手段】 超音波凝固切開具は、先端に生体組織を
凝固切開する先端ジョー部材を有する体腔内に挿入する
挿入部と、先端ジョー部材に超音波振動を供給する振動
子ユニットと、先端ジョー部材による組織挟み込み操作
を行う操作部と、振動子ユニット後方に取り付けられた
バッテリユニット7とから構成される。バッテリユニッ
ト7の蓄電部7aは絶縁層7bに覆われており、振動子
ユニット4側に設けられた突起したコネクタに電気的に
接続する穴7cを有し、このコネクタと穴7cとの嵌め
合いによりバッテリユニット7は、使用状態では抜けな
い程度の保持力を持って振動子ユニット4に保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリ駆動式手術
具、更に詳しくはバッテリの装着構造部分に特徴のある
バッテリ駆動式手術具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より各種の手術システムが知られて
おり、例えば超音波振動を利用し処置具を振動させて生
体組織を切開したり凝固させたりする超音波手術装置
や、高周波電力による熱作用で生体組織に対して切開・
凝固作用を及ぼす電気メス装置等がある。
【0003】また、近年においては、上記の超音波手術
装置あるいは電気メス装置をバッテリ駆動方式としワイ
ヤレスとすることで、操作性を向上させたバッテリ駆動
式手術具が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッテリ駆動式手術具においては、バッテリにより駆動
可能であるもののバッテリが空になった場合の交換が現
実不可能であり、また災害現場等、安定した電力供給が
期待できない場合において安心して使用できないなど、
バッテリ式である長所を十分に発揮できないといった問
題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ワンタッチで容易にバッテリ交換を行うことの
できるバッテリ駆動式手術具を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリ駆動式
手術具は、生体組織にエネルギを付与する処置部と、前
記処置部への前記エネルギの付与を制御する制御手段
と、前記エネルギを生成する電力を前記制御手段に供給
するバッテリとを有するバッテリ駆動式手術具におい
て、前記バッテリに穴部を設けると共に、前記制御手段
に前記穴部に嵌合する突起部を設けて構成される。
【0007】本発明のバッテリ駆動式手術具では、前記
バッテリの前記穴部に前記制御手段の前記突起部を嵌合
させて、前記バッテリを前記制御手段に装着させること
で、ワンタッチで容易にバッテリ交換を行うことを可能
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】図1ないし図17は本発明の第1の実施の
形態に係わり、図1はバッテリを組み込んだ手術具であ
るハサミタイプの超音波凝固切開具(シザースタイプ)
の構成を示す構成図、図2は図1の振動子ユニットの構
成を示すブロック図、図3は図1のバッテリユニットの
構造を示す断面図、図4は図1のバッテリユニットを充
電する充電ユニットの外観を示す外観図、図5は図4の
充電ユニットのインディケータの構成を示す図、図6は
図5のインディケータの第1の変形例の構成を示す図、
図7は図5のインディケータの第2の変形例の構成を示
す図、図8は図4のバッテリ装着部とバッテリユニット
とを滅菌(または消毒)可能に接続する導電コネクタを
示す図、図9は図8の導電コネクタの変形例である使用
毎に廃棄する滅菌済みディスポコネクタを示す図、図1
0は図1のバッテリを組み込んだ手術具の第1の変形例
である超音波凝固切開具(フックタイプ)の構成を示す
構成図、図11は図1のバッテリを組み込んだ手術具の
第2の変形例であるモノポーラ式高周波電極具(フック
タイプ)の構成を示す構成図、図12は図11のモノポ
ーラ式高周波電極具(フックタイプ)に使用されるバッ
テリユニットの構造を示す断面図、図13は図11のグ
リップ内の構成を示す図、図14は図1のバッテリを組
み込んだ手術具の第3の変形例である高周波対応鉗子の
構成を示す構成図、図15は図14のバッテリユニット
の互換性を説明する図、図16は図1のバッテリユニッ
トの変形例を示す図、図17は図16の回転ノブバッテ
リユニットの構造を示す断面図である。
【0010】図1に示すように、本実施の形態のバッテ
リを組み込んだ手術具である超音波凝固切開具(シザー
スタイプ)1は、先端に生体組織を挟み込み凝固切開す
る先端ジョー部材2を有する体腔内に挿入する挿入部3
と、先端ジョー部材2に超音波振動を供給する振動子ユ
ニット4と、先端ジョー部材2による組織挟み込み操作
を行う操作部5と、振動子ユニット4後方に取り付けら
れたバッテリユニット7とよりなり、操作部5は固定ハ
ンドル5aと可動ハンドル5bとから構成される。
【0011】可動ハンドル5bを作動させると、挿入部
3内に組み込まれた駆動軸(図示せず)が前後動し、先
端ジョー部材2を開閉させられる。
【0012】また、固定ハンドル5aに設けられたハン
ドスイッチ6を押すことにより、振動子ユニット4後方
に取り付けられたバッテリユニット7より得られた電力
が、図2に示すように、振動子ユニット4内部に設けら
れた発振用電源11を経由して同じく振動子ユニット4
内部に設けられたアンプ12に入り、超音波振動子13
を駆動させる。
【0013】この超音波振動子13より発振された超音
波は、振動子ユニット3内部のホーン(図示せず)にて
増幅され、挿入部2内部のプローブ14を介して先端に
伝達される。このとき可動ハンドルを操作し先端ジョー
部材2を閉じながら、超音波発振をさせると、血管を含
む組織を出血させずに切離すことができる。なお、先端
ジョー部材2はプローブ14先端部に回転自在に固定さ
れており、またプローブ14全体は手元側の回転ノブ1
5の回転に追従して回転可能である。
【0014】図3はバッテリユニット7の拡大図であ
り、バッテリユニット7の蓄電部7aは絶縁層7bに覆
われており、振動子ユニット4側に設けられた突起した
コネクタ(図示せず)に電気的に接続する穴7cを有す
る。そして、このコネクタと穴7cとの嵌め合いにより
バッテリユニット7は、使用状態では抜けない程度の保
持力を持って振動子ユニット4に保持される。なお、コ
ネクタにV溝を設け、それに対応する穴7cの部分にバ
ネで押圧されたボールクリックを設けたり、またはCリ
ングでその脱着力を調節できるように構成しても良い。
【0015】図4に示すように、バッテリユニット7を
充電する充電ユニット21は、充電のためのバッテリユ
ニット7を複数装着できる複数のバッテリ装着部22が
設けられており、図では前面に充電中または充電済みの
複数のバッテリユニット7が収容されており、その横に
はバッテリユニット7が入っていないバッテリ装着部2
2の状態を示している。
【0016】バッテリ装着部22の上部には、装着され
たバッテリユニット7の充電残量を示すインディケータ
23が設けられており、充電ユニット21はACコード
24を介して交流電源より電力を得て、バッテリユニッ
ト7を充電する。
【0017】インディケータ23は、図5に示すよう
に、完全充電状態ではFULL側が点灯しており、不十
分な場合EMPTY側が点灯して、それぞれのバッテリ
の充電状態を示すようになっている。
【0018】なお、インディケータは図5に示した構成
に限らず、例えば図6に示すようなバー表示型のインデ
ィケータ23aでもよく、この場合、各バッテリの充電
状態(残量)が、任意に設定されたレベルで判断できる
ため、あとどの位残量があるか、あとどの位で充電完了
するかが一目で判断できる。また、インディケータを図
7に示す7セグメントによるデジタル表示型のインディ
ケータ23bとしてもよく、この場合、例えば図6に示
したバー表示型のインディケータ23aよりもより詳細
な残量が判断できる。
【0019】ここで、バッテリユニット7は各種手術具
に取り付けて使用されるため、術者の手に触れるのが前
提であり、滅菌消毒が必須である。しかし充電ユニット
21のバッテリ装着部22を滅菌・消毒することは現実
困難である。そこで、本実施の形態では、図8に示すよ
うに、バッテリユニット7とバッテリ装着部22を滅菌
(または消毒)可能な構造・材質よりなる導電コネクタ
25を介して接続することにより、この問題を解決して
いる。
【0020】なお、図8では滅菌可能な導電コネクタ2
5を用いて滅菌消毒を可能とする例を説明したが、これ
に限らず、図9に示すように、使用毎に廃棄する滅菌済
みディスポコネクタ26を用いても良く、このような使
用毎に廃棄する部品は大量生産により安価にできるた
め、洗浄滅菌して再度使用するより、滅菌済みの物を一
度限りで使用するほうが良い場合もある。
【0021】このように本実施の形態では、振動子ユニ
ット4側に設けられた突起したコネクタ(図示せず)と
バッテリユニット7の穴7cとの嵌め合いによりバッテ
リユニット7を使用状態では抜けない程度の保持力を持
って振動子ユニット4に保持しているので、引き抜く、
押し込むといったワンタッチでバッテリユニット7を着
脱自在に振動子ユニット4に装着させることができる。
【0022】なお、本実施の形態では超音波凝固切開具
(シザースタイプ)1を例に説明したが、本実施の形態
は以下の変形例の手術具にも適用可能である。
【0023】(第1の変形例)図10は第1の変形例で
あり、バッテリを組み込んだ超音波凝固切開具(フック
タイプ)の全体図である。第1の変形例である超音波凝
固切開具(フックタイプ)1aでは、第1の実施の実施
の形態と同様、発生した超音波はプローブ先端フック部
31に伝達され、組織を出血無く切開してゆくことがで
きる。
【0024】(第2の変形例)図11は第2の変形例で
あり、バッテリを組み込んだモノポーラ式高周波電極具
(フックタイプ)の全体図である。第1の変形例である
モノポーラ式高周波電極具(フックタイプ)1bでは、
挿入部32先端にフック電極33を有し、手元側にはグ
リップ34があり、グリップ34にバッテリユニット4
0が取り付けられている。
【0025】ここで、バッテリユニット40は、図12
に示すように、挿入部32を貫通する孔35が設けられ
ている。
【0026】また、モノポーラ式高周波電極具(フック
タイプ)1bでは、図13に示すように、バッテリユニ
ット40を接続するコネクタ36より流れて来る電流を
グリップ34内の高周波発生回路37にて高周波電流と
し、先端のフック電極に流し組織の切開等を行う。出力
のONは、グリップ34のスイッチ38にて行う。
【0027】尚、本変形例ではモノポーラ電流である
が、バイポーラとしてもよい。
【0028】(第3の変形例)図14は第3の変形例で
あり、バッテリを組み込んだ高周波対応鉗子1cの全体
図である。高周波対応鉗子1cでは、一対の先端ジョー
部材41がシース42先端部に回転自在に固定されてお
り、またシース42全体は手元側の回転ノブ43の回転
に追従して回転可能である。操作部44は固定ハンドル
45と可動ハンドル46が支点47にて回転自在に固定
されて構成されており、操作部44の開閉により前後動
する駆動軸48が先端ジョー部材41を開閉させる。
【0029】そして、固定ハンドル45に設けられたス
イッチ49を押すと、シース42手元側に取り付けられ
たバッテリユニット40aから電流が流れ、高周波発生
回路37にて発生した高周波電流が駆動軸48を介して
先端ジョー部材41に流れ、把持した組織等を凝固す
る。
【0030】ここで、バッテリユニット40aは、シー
ス42を貫通する孔35が設けられており、図11で示
したバッテリユニット40と互換性を有している。
【0031】また、バッテリユニット7bは、図15に
示すように、コネクタ36が設けられた図1または図1
0に示した振動子ユニット3の後端に接続部分55を設
けることにより、図1または図10に示した超音波凝固
切開具(シザースタイプ、フックタイプ)との互換性を
持たせることが可能である。
【0032】(第4の変形例)図16は第4の変形例で
あり、図1で説明した超音波凝固切開具の回転ノブ15
にバッテリ機能を持たせた回転ノブバッテリユニット5
6である。この回転ノブバッテリユニット56は、図1
7に示すように、振動子ユニット4側に設けられた突起
したコネクタ(図示せず)に電気的に接続する穴57を
有している。第4の変形例では超音波凝固切開具の例で
あるが、高周波対応鉗子等他の手術具であっても構わな
い。
【0033】図18及び図19は本発明の第2の実施の
形態に係わり、図18はバッテリを組み込んだ手術具で
ある超音波凝固切開具の構成を示す構成図、図19は図
18のグリップ内部に設けられる回路を示すブロック図
である。
【0034】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0035】本実施の形態のバッテリを組み込んだ手術
具は、図18に示すように、第1の実施の形態と同様、
超音波凝固切開具(シザースタイプ)61であるが、本
実施の形態の操作部62は超音波凝固切開具(シザース
タイプ)61全体を保持するグリップ63と、このグリ
ップ63に設けられモータ駆動で先端の先端ジョー部材
2が電動駆動するレバー64と、レバー64の上に設け
られグリップ63内部に設けられる回路より超音波振動
を発生させプローブ14先端の先端ジョー部材2に伝え
あるスイッチ65とからなる。
【0036】なお、本実施の形態では、このモータ駆動
と超音波発振を同一のバッテリユニット7で行ってい
る。また、第1の実施の形態と同様に、振動子ユニット
4側に設けられた突起したコネクタ(図示せず)とバッ
テリユニット7の穴7cとの嵌め合いによりバッテリユ
ニット7を使用状態では抜けない程度の保持力を持って
振動子ユニット4に保持している。
【0037】図19はグリップ63内部に設けられる回
路のブロック図である。レバー64を引くことによりバ
ッテリユニット7からでた電流は、モータ用電源70を
介してモータ71に流され、先端ジョー部材2を駆動す
るための駆動力に変換される。
【0038】一方、同じバッテリユニット7からでた別
系統の電流は、スイッチ65を押下することにより振動
子ユニット4内部の発振用電源11に流れ、アンプ12
に投入され、超音波振動子13により超音波振動とな
り、ホーン(図示せず)により増幅されてプローブ14
先端に伝えられる。
【0039】つまり、本実施の形態では、レバー64を
ひきながら同時にスイッチ65を押すことにより、先端
ジョー部材2で組織を把持しながら超音波発振し、組織
を出血させずに切開することができる。
【0040】このように本実施の形態でも、第1の実施
の形態と同様な効果を得ることができる。
【0041】図20及び図21は本発明の第3の実施の
形態に係わり、図20はバッテリを組み込んだ手術具で
ある超音波凝固切開具を備えたビデオスコープシステム
の構成を示す構成図、図21は図20の操作部内部に設
けられる回路を示すブロック図である。
【0042】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0043】図20は駆動用モータ付き高周波処置具を
組み込んだビデオスコープシステムの全体図である。ビ
デオスコープ100は、操作部101、挿入部102、
ユニバーサルケーブル103からなり、ユニバーサルケ
ーブル103は光源装置104とカメラコントローラ
105に接続されている。カメラコントローラ105に
はモニタ106が接続されており、目的部位の内視鏡像
が観察できるようになっている。
【0044】一方、挿入部102にはチャンネル107
があり、そのなかには本実施の形態の手術具である高周
波処置具110の挿入部111が挿入されている。高周
波処置具110の挿入部111の手元側には操作部11
2が設けられており、この操作部112には高周波発生
用スイッチ113とスネア作動スイッチ114が設けら
れている。また、第1の実施の形態と同様に、操作部1
12側に設けられた突起したコネクタ(図示せず)とバ
ッテリユニット7の穴7cとの嵌め合いによりバッテリ
ユニット7を使用状態では抜けない程度の保持力を持っ
て操作部112に保持している。
【0045】スネア作動スイッチ114を押すと、図2
1に示すように、バッテリユニット7より電力が操作部
112内のモータ用電源121に供給され、モータ12
2が駆動されワイヤ123が引かれ、挿入部111先端
より突出している処置具先端のスネア124が閉じてゆ
き、腫瘍などの組織125をしばることができるように
なっている。
【0046】その状態で、高周波発生用スイッチ113
を押すと、スネア124に高周波通電が可能となり、し
ばった組織を切除することができる。つまり、同じバッ
テリユニット7から電メス用電源131に供給された電
流は、電メス用電源131を経て電メス出力用発振回路
132により高周波電流となり、スネア124に供給さ
れる。
【0047】なお、図ではPプレート133を示してい
るが、バイポーラスネアとすれば、Pプレート133は
不要となる。
【0048】このように本実施の形態でも、第1の実施
の形態と同様な効果を得ることができる。
【0049】[付記] (付記項1) 生体組織にエネルギを付与する処置部
と、前記処置部への前記エネルギの付与を制御する制御
手段と、前記エネルギを生成する電力を前記制御手段に
供給するバッテリとを有するバッテリ駆動式手術具にお
いて、前記バッテリに穴部を設けると共に、前記制御手
段に前記穴部に嵌合する突起部を設けたことを特徴とす
るバッテリ駆動式手術具。
【0050】(付記項2) 前記処置具の先端は開閉に
より組織を把持するシザースであり、前記エネルギは超
音波振動であることを特徴とする付記項1に記載のバッ
テリ駆動式手術具。
【0051】(付記項3) 前記処置具の先端はフック
であり、前記エネルギは超音波振動であることを特徴と
する付記項1に記載のバッテリ駆動式手術具。
【0052】(付記項4) 前記エネルギは高周波電流
であることを特徴とする付記項1に記載のバッテリ駆動
式手術具。
【0053】(付記項5) 前記処置部を回転させる回
転ノブを備え、前記回転ノブと前記バッテリを兼用した
ことを特徴とする付記項1に記載のバッテリ駆動式手術
具。
【0054】(付記項6) 生体組織にエネルギを付与
する処置部と、前記処置部への前記エネルギの付与を制
御する制御手段と、前記エネルギを生成する電力を前記
制御手段に供給するバッテリとを有する複数のバッテリ
駆動式手術具からなるバッテリ駆動式手術システムにお
いて、前記バッテリに穴部を設けると共に、前記制御手
段に前記穴部に嵌合する突起部を設け、前記バッテリを
前記複数のバッテリ駆動式手術具に着脱自在としたこと
を特徴とするバッテリ駆動式手術システム。
【0055】(付記項7) 生体組織にエネルギを付与
する処置部と、前記処置部への前記エネルギの付与を制
御する制御手段と、前記エネルギを生成する電力を前記
制御手段に供給するバッテリとを有するバッテリ駆動式
手術具と、前記バッテリを充電する充電ユニットとを備
えたからなるバッテリ駆動式手術システムにおいて、前
記充電ユニットが前記バッテリを複数同時に再充電する
ことを特徴とするバッテリ駆動式手術システム。
【0056】(付記項8) 前記充電ユニットは、前記
バッテリの充電状態を表示する表示手段を有することを
特徴とする付記項7に記載のバッテリ駆動式手術システ
ム。
【0057】(付記項9) 前記充電ユニットは前記バ
ッテリを滅菌可能なコネクタを介して接続することを特
徴とする付記項7に記載のバッテリ駆動式手術システ
ム。
【0058】(付記項10) 前記充電ユニットは前記
バッテリを滅菌された使い捨て可能なコネクタを介して
接続することを特徴とする付記項7に記載のバッテリ駆
動式手術システム。
【0059】(付記項11) 生体組織にエネルギを付
与する処置部と、前記処置部への前記エネルギの付与を
制御する制御手段と、前記エネルギを生成する電力を前
記制御手段に供給するバッテリとを有するバッテリ駆動
式手術具において、前記バッテリは、前記エネルギを生
成する電力を前記制御手段に供給すると共に、少なくと
も前記処置具を駆動する駆動手段に電力を供給すること
を特徴とするバッテリ駆動式手術具。
【0060】(付記項12) 前記制御手段は前記処置
具に超音波振動を供給する超音波振動制御手段であっ
て、前記駆動手段は前記処置具を駆動する駆動モータで
あることを特徴とする付記項11に記載のバッテリ駆動
式手術具。
【0061】(付記項13) 前記制御手段は前記処置
具に高周波電流を供給する高周波電流制御手段であっ
て、前記駆動手段は前記処置具を駆動する駆動モータで
あることを特徴とする付記項11に記載のバッテリ駆動
式手術具。
【0062】(付記項14) 体腔内に挿入される挿入
部を有し前記体腔内の目的部位を撮像する内視鏡と、前
記内視鏡の挿入部内に配置された処置具チャンネルに挿
通される生体組織に高周波電流を付与する処置部と、前
記処置部への前記高周波電流の付与を制御する制御手段
と、前記高周波電流を生成する電力を前記制御手段に供
給すると共に前記処置具を駆動する電力を駆動モータに
供給するバッテリとを有するバッテリ駆動式手術具とか
らなる内視鏡システム。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバッテリ駆
動式手術具によれば、バッテリの穴部に制御手段の突起
部を嵌合させて、バッテリを制御手段に装着させるの
で、ワンタッチで容易にバッテリ交換を行うことできる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバッテリを組
み込んだ手術具である超音波凝固切開具(シザースタイ
プ)の構成を示す構成図
【図2】図1の振動子ユニットの構成を示すブロック図
【図3】図1のバッテリユニットの構造を示す断面図
【図4】図1のバッテリユニットを充電する充電ユニッ
トの外観を示す外観図
【図5】図4の充電ユニットのインディケータの構成を
示す図
【図6】図5のインディケータの第1の変形例の構成を
示す図
【図7】図5のインディケータの第2の変形例の構成を
示す図
【図8】図4のバッテリ装着部とバッテリユニットとを
滅菌(または消毒)可能に接続する導電コネクタを示す
【図9】図8の導電コネクタの変形例である使用毎に廃
棄する滅菌済みディスポコネクタを示す図
【図10】図1のバッテリを組み込んだ手術具の第1の
変形例である超音波凝固切開具(フックタイプ)の構成
を示す構成図
【図11】図1のバッテリを組み込んだ手術具の第2の
変形例であるモノポーラ式高周波電極具(フックタイ
プ)の構成を示す構成図
【図12】図11のモノポーラ式高周波電極具(フック
タイプ)に使用されるバッテリユニットの構造を示す断
面図
【図13】図11のグリップ内の構成を示す図
【図14】図1のバッテリを組み込んだ手術具の第3の
変形例である高周波対応鉗子の構成を示す構成図
【図15】図14のバッテリユニットの互換性を説明す
る図
【図16】図1のバッテリユニットの変形例を示す図
【図17】図16の回転ノブバッテリユニットの構造を
示す断面図
【図18】本発明の第2の実施の形態に係るバッテリを
組み込んだ手術具である超音波凝固切開具の構成を示す
構成図
【図19】図18のグリップ内部に設けられる回路を示
すブロック図
【図20】本発明の第3の実施の形態に係るバッテリを
組み込んだ手術具である超音波凝固切開具を備えたビデ
オスコープシステムの構成を示す構成図
【図21】図20の操作部内部に設けられる回路を示す
ブロック図
【符号の説明】
1…超音波凝固切開具(シザースタイプ) 2…先端ジョー部材 3…挿入部 4…振動子ユニット 5…操作部 5a…固定ハンドル 5b…可動ハンドル 6…ハンドスイッチ 7…バッテリユニット 11…発振用電源 12…アンプ 13…超音波振動子 14…プローブ 15…回転ノブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安永 浩二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塚越 壯 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐澤 勝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山宮 広之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 JJ22 JJ25 KK03 KK04 KK09 KK10 KK15 KK22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織にエネルギを付与する処置部
    と、前記処置部への前記エネルギの付与を制御する制御
    手段と、前記エネルギを生成する電力を前記制御手段に
    供給するバッテリとを有するバッテリ駆動式手術具にお
    いて、 前記バッテリに穴部を設けると共に、前記制御手段に前
    記穴部に嵌合する突起部を設けたことを特徴とするバッ
    テリ駆動式手術具。
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