JPS6033925Y2 - 超音波メスを兼ねる電気メス - Google Patents
超音波メスを兼ねる電気メスInfo
- Publication number
- JPS6033925Y2 JPS6033925Y2 JP16243182U JP16243182U JPS6033925Y2 JP S6033925 Y2 JPS6033925 Y2 JP S6033925Y2 JP 16243182 U JP16243182 U JP 16243182U JP 16243182 U JP16243182 U JP 16243182U JP S6033925 Y2 JPS6033925 Y2 JP S6033925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scalpel
- ultrasonic
- electric
- vibrator
- active
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は超音波メスを兼ねる電気メスに関する。
電気メスは外科手術に極めて有用で、皮膚の切開、筋肉
と軟骨との離隔等に適当な用具であり、また、止血凝固
にも有効であるため広い範囲に渉って使用されている。
と軟骨との離隔等に適当な用具であり、また、止血凝固
にも有効であるため広い範囲に渉って使用されている。
一方、超音波メスも超音波エネルギーを不要組織に集中
し、該組織を細分化して除去るもので広い手術分野にお
いて使用されている。
し、該組織を細分化して除去るもので広い手術分野にお
いて使用されている。
しかして、従来から外科手術で両者を同じ時期に又は同
一個所に必要とすることは屡々であった。
一個所に必要とすることは屡々であった。
しかし、夫々が独立して構成されるものであるから、メ
スを交換する都度、手術を中断して新たに使用するメス
をその時点の状況に合わせて調整するため少なからぬ時
間と手間を要し、この結果迅速に適正かつ効率的な手術
を実施する上での不便であり障害ともなっていた。
スを交換する都度、手術を中断して新たに使用するメス
をその時点の状況に合わせて調整するため少なからぬ時
間と手間を要し、この結果迅速に適正かつ効率的な手術
を実施する上での不便であり障害ともなっていた。
本考案はかかる実情に鑑みてなされたもので、従来の電
気メスのアクティブの後端に絶縁性を保有する振動子を
設け、必要時該アクティブを直ちに超音波メス用のホー
ンとして使用しうる超音波メスを兼用する電気メスを提
供するもので、両者を随時切換えて使用しうるため手術
の効率化及び適正化が容易となる等多くの利点を有する
ものである。
気メスのアクティブの後端に絶縁性を保有する振動子を
設け、必要時該アクティブを直ちに超音波メス用のホー
ンとして使用しうる超音波メスを兼用する電気メスを提
供するもので、両者を随時切換えて使用しうるため手術
の効率化及び適正化が容易となる等多くの利点を有する
ものである。
以下図面を参じて実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案に係る超音波メスを兼ねる電気メスを示
す説明図である。
す説明図である。
電気メスのアクティブ1はリード線を介して電気メス出
力装置3に連結され、また、該出力装置はリード線4を
介し対極板5に連結される。
力装置3に連結され、また、該出力装置はリード線4を
介し対極板5に連結される。
対極板上に載置される患者に対し該対極板とアクティブ
との間に流れる高周波電流等により切開、凝固等の手術
が実施されるものである。
との間に流れる高周波電流等により切開、凝固等の手術
が実施されるものである。
本考案の特徴部分はかかる電気メスの後端にニッケル積
層板等よりなる超音波振動子6を設け、該振動子を捲回
して該振動子と絶縁される高周波コイル7を設け、該コ
イルに高周波電流を通すことにより振動子6を励起せし
めて超音波振動を発生せしめアクティブ1を矢印方向に
反復振動させ超音波メス用のホーンとして切換使用せし
めうるものである。
層板等よりなる超音波振動子6を設け、該振動子を捲回
して該振動子と絶縁される高周波コイル7を設け、該コ
イルに高周波電流を通すことにより振動子6を励起せし
めて超音波振動を発生せしめアクティブ1を矢印方向に
反復振動させ超音波メス用のホーンとして切換使用せし
めうるものである。
かかる電磁石に基づく振動によりホーンを振動せしめる
超音波メスは磁歪型とも称せられるものであるが、アク
ティブをホーンに転用するものであって使用の結果、極
めて良好な超音波メス効果が得られている。
超音波メスは磁歪型とも称せられるものであるが、アク
ティブをホーンに転用するものであって使用の結果、極
めて良好な超音波メス効果が得られている。
リード線4と高周波コイルとの間にも勿論絶縁性が保た
れており、両メス間において電気的接触等によるトラブ
ルは起らない。
れており、両メス間において電気的接触等によるトラブ
ルは起らない。
切換は図示しない所要のスイッチ等により簡単に実施可
能である。
能である。
さらに、本考案品ではアクティブの後端及び振動子を保
護して収容するためプラスチック等の絶縁性外筒8が付
設されている。
護して収容するためプラスチック等の絶縁性外筒8が付
設されている。
本考案は以上の構成に基づくものであって、手術中にい
ずれかのメスに切替えて使用する方が好ましい場合直ち
に所望のスイッチ等で相互に変換せしめうるもので、患
者の状況等に対応していずれの状態にも使用し得て極め
て有用である。
ずれかのメスに切替えて使用する方が好ましい場合直ち
に所望のスイッチ等で相互に変換せしめうるもので、患
者の状況等に対応していずれの状態にも使用し得て極め
て有用である。
また兼用によって附属品等も堪くてすみ取扱も簡略化さ
れる等多くの利点を有する。
れる等多くの利点を有する。
第1図は本考案品の一例を示す説明図である。
1・・・・・・電気メスのアクティブ(超音波メスのホ
ーン)、3・・・・・・電気メス出力装置、5・・・・
・・対極板、6・・・・・・超音波振動子、7・・・・
・・高周波コイル。
ーン)、3・・・・・・電気メス出力装置、5・・・・
・・対極板、6・・・・・・超音波振動子、7・・・・
・・高周波コイル。
Claims (1)
- 電気メス用アクティブの後端に接して超音波振動子を設
け、さらに、該振動子を捲回して該振動子と絶縁されて
いる高周波コイルを設け、必要時該アクティブを、超音
波メス用ホーンに切替使用することを特徴とする超音波
メス兼用電気メス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16243182U JPS6033925Y2 (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 超音波メスを兼ねる電気メス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16243182U JPS6033925Y2 (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 超音波メスを兼ねる電気メス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968511U JPS5968511U (ja) | 1984-05-09 |
JPS6033925Y2 true JPS6033925Y2 (ja) | 1985-10-09 |
Family
ID=30356692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16243182U Expired JPS6033925Y2 (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 超音波メスを兼ねる電気メス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033925Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2716222B2 (ja) * | 1989-11-07 | 1998-02-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 超音波処置装置 |
BR112018006376B1 (pt) * | 2015-09-30 | 2023-01-24 | Ethicon Llc | Gerador para fornecer um sinal combinado que compreende um componente de radiofrequência (rf) e um componente ultrassônico a um instrumento cirúrgico, sistema que compreende tal gerador e método para realizar definição em um componente de circuito |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP16243182U patent/JPS6033925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5968511U (ja) | 1984-05-09 |
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