JPH0956726A - 電気手術装置 - Google Patents

電気手術装置

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JPH0956726A
JPH0956726A JP7217619A JP21761995A JPH0956726A JP H0956726 A JPH0956726 A JP H0956726A JP 7217619 A JP7217619 A JP 7217619A JP 21761995 A JP21761995 A JP 21761995A JP H0956726 A JPH0956726 A JP H0956726A
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JP
Japan
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high frequency
energy
mechanical vibration
scalpel
waveform
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JP7217619A
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Inventor
Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気手術処置用のエネルギしか供給出来ない
電気手術装置を用いて、メス先を振動させ組織との付着
を防止する。 【解決手段】 電気手術装置本体2は圧電素子34A,
34Bを振動させる機械振動周波数成分を含む高周波電
源31を有し、この機械振動周波数成分はダイオード3
3A,33Bで構成された波形抽出手段21で抽出さ
れ、圧電素子34A,34Bを振動させる。この振動は
接続手段24を構成するホーン35を経て高周波印加手
段22を構成するメス32に伝達され、ダイオード33
Aを介して半波化された高周波エネルギ成分が印加され
るメス32を振動させることにより、メス32と組織と
の付着を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体組織を切開等の
処置を行う電気手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波を利用した電気手術装置は広く外
科手術で使われている中で、止血、凝固作用は重要な作
用である。しかし止血凝固の際には組織と手術装置のメ
ス先が付着し、組織を剥離してしまい再出血させてしま
う事もあった。上記の事例を防止する為に、電気手術装
置から機械振動エネルギを別途印加し、メス先を振動さ
せる事で、組織との付着を防ぐ装置がある。
【0003】例えば、US4674498号パテントに
は、電気手術装置で電気エネルギと機械振動エネルギが
別々に生成され、電気エネルギはメス先に、機械振動エ
ネルギは振動子に別々に印加される。また、US490
3696号パテントには、電気手術装置で電気エネルギ
と超音波エネルギが別々に生成され、電気エネルギはメ
ス先に、超音波エネルギは振動子に別々に印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気手術装
置から電気手術処置用のエネルギと、メス先を振動させ
る振動エネルギとをそれぞれ供給しなければならず、電
気手術装置の本体も大きくなり、コストも高くなる。
【0005】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、電気手術処置用のエネルギしか供給出来ない電気手
術装置を用いて、メス先を振動させ組織との付着を防止
する事の出来る電気手術装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は機械振動周波数
を含む高周波エネルギを生成する波形生成手術と、上記
高周波エネルギを生体に印加する高周波印加手段と、上
記高周波エネルギから機械振動周波数エネルギを取り出
す抽出手段と、上記抽出手段により、取り出された上記
機械振動周波数エネルギを振動エネルギに変換する振動
手段と、上記振動エネルギを振動手段から上記高周波印
加手段に伝達する接続手段と、を有する構成とすること
により、機械振動周波数の電源を設けることなく、波形
生成手段から抽出手段により機械振動周波数成分を抽出
して振動手段を振動させ、高周波印加手段と組織との付
着を防止することができるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
電気手術装置の全体構成を示し、図2は電気手術装置本
体の内部の構造を示し、図3はハンドピースの構成をブ
ロック図で示し、図4は第1の実施の形態の電気手術装
置の電気系の構成を示し、図5は図4の等価的な概略の
構成を示し、図6は第1の実施の形態の作用の説明図を
示す。
【0008】図1に示す本発明の第1の実施の形態の電
気手術装置1は電気的手術を行うための高周波エネルギ
を出力する電気手術装置本体2と、電気手術装置本体2
に接続され、高周波エネルギを患者3等の生体に出力し
て電気処置を行うハンドピース4と、電気手術装置本体
2に接続され、高周波エネルギのON/OFFの指示操
作を行うフットスイッチ5と、ハンドピース4により患
者3に印加された高周波エネルギを回収する対極板6と
から構成される。
【0009】図2に示すように電気手術装置本体2は電
源手段11を内蔵し、この電源手段11は外部に延出さ
れた電源コード12を介して供給される商用電源をDC
電源に変換する。この電源手段11のDC電源は波形発
生手段13に供給され、この波形発生手段13は電気的
手術を行うための高周波の駆動信号(或いは処置用信
号)を発生する。
【0010】この駆動信号は後述するように機械的振動
を行わせる機械的振動周波数成分(これは、例えば電気
的な処置を行う高周波信号成分に比較すると数分の1〜
1/10程度の低い周波数成分である)を含む高周波信
号である。この駆動信号は増幅手段14に入力され、増
幅された後、入出力の絶縁を行う出力トランス手段15
を介して出力端16A,16Bから出力される。この出
力端16A,16Bはハンドピース4及び対極板6に接
続される。
【0011】また、電気手術装置本体2は制御手段17
も内蔵し、この制御手段17は電源手段11、波形生成
手段13、増幅手段14を制御する。また、この制御手
段17にフットスイッチ5が接続され、フットスイッチ
5の操作により電源手段11の電源の供給のON/OF
F等の制御を行う。
【0012】次に電気手術装置本体2の出力端16Aに
接続されるハンドピース4の構成を図3を参照して説明
する。出力端16Aからの出力はハンドピース4内部
で、機械振動周波数成分を抽出する波形抽出手段21
と、高周波で切除などの処置を行う高周波印加手段22
に印加される。又、波形抽出手段21の出力、つまり機
械振動周波数成分のエネルギは振動エネルギに変換する
振動手段23に印加され、振動手段23を振動させる。
振動手段23は振動を振動手段23から高周波印加手段
22に伝達する接続手段(或いは伝達手段)24を介し
て高周波印加手段22に伝達され、高周波印加手段22
を振動させるようにしている。他方の出力端16Bは対
極板6に接続されている。
【0013】図4は本実施の形態の電気系のより具体的
な構成を示す。電気手術装置本体2の出力トランス手段
15から出力される高周波エネルギの電源を略して、高
周波電源31とする。この高周波電源31は上述のよう
に機械的振動周波数成分を含む。この高周波電源31
は、その出力端16Aに接続されたハンドピース4に印
加され、ハンドピース4の先端側の(一方の電極本体を
構成する)メス32からこのメス32が接触する患者の
組織側に流れ、患者に広い面積で接触する状態に設定さ
れる(他方の電極本体を構成する)対極板6を介して出
力端16Bに戻る。従って、この実施の形態はモノポー
ラの電極の電気メスによる電気手術装置1を形成してい
る。
【0014】ハンドピース4の内部には、出力端16A
に波形抽出手段21が接続され、この波形抽出手段21
は順方向ダイオード33Aと逆方向ダイオード33Bと
から構成されている。そして、出力端16Aは順方向ダ
イオード33A及び逆方向ダイオード33Bを経て振動
手段23を構成する第1の圧電素子34A及び第2の圧
電素子34Bの電極に印加され、第1の圧電素子34A
及び第2の圧電素子34Bは互いに逆の位相で駆動され
る。
【0015】この振動手段23を構成する第1の圧電素
子34A及び第2の圧電素子34Bは交互に重ねるよう
に配置され、第1の圧電素子34A及び第2の圧電素子
34Bで発生した振動は接続手段24を構成するホーン
35で振動が増幅され、このホーン35の先端に接続さ
れたメス32側に(振動が)伝達される。
【0016】また、出力端16Aは順方向ダイオード3
3Aを介して高周波印加手段22を構成するメス32に
接続され、高周波電源31は順方向ダイオード33Aで
半波化にされて、患者3の患部組織等に対して切開、止
血、凝固等の電気手術を行うためのメス32に印加され
る。
【0017】図4は波形抽出手段21により高周波電源
31の機械振動周波数エネルギ成分を抽出し、この抽出
した機械振動周波数エネルギ成分を第1の圧電素子34
A及び第2の圧電素子34Bに供給する構成にしたもの
である。
【0018】従って、図4は等価的にはほぼ図5に示す
構成に近いものとなる。図5の構成では電気手術装置本
体2は高周波電源31と波形抽出手段21により抽出さ
れる機械振動周波数エネルギ成分(機械振動周波数電源
36と記す)とを有し、高周波電源31はメス32から
組織側に高周波電流が流れ、対極板6を介して高周波電
源31に回収される。
【0019】また、機械振動周波数電源36は第1の圧
電素子34A及び第2の圧電素子34Bに供給され、発
生した振動はホーン35を介して増幅され、メス32側
に伝達される。
【0020】つまり、図4では機械振動周波数電源36
を有しないが、波形抽出手段21によりその電源を生成
し、振動手段23に供給する構成にして、等価的には図
5に示すようにほぼ高周波電源31と機械振動周波数電
源36を有する構成にしていることが特徴となってい
る。
【0021】次に第1の実施の形態の作用を説明する。
図4のダイオード33Aのアノード側を測定点a、カソ
ード側を測定点b、ダイオード33Bのアノード側を測
定点cとする。各測定点a、b、cの波形をそれぞれ波
形a、波形b、波形cとして、図6を参照してその作用
を説明する。
【0022】測定点aにおける図6の波形aは数百KH
zの基本周波数を、数十KHzでバースト的に出力して
いる高周波エネルギである。この高周波エネルギは、ダ
イオード33Aで半波化され、測定点bでは図6の波形
bの様になる。
【0023】ところで、これをマクロで見ると(つまり
周波数分析してその低域側の周波数成分を抽出すると)
波形bは波形b′である数十KHzの波形を含むもので
ある。これと同様に測定点cでの波形cもマクロに見る
と波形c′であるがごとく見れる。
【0024】ここで実際には圧電素子34A及び圧電素
子34Bは、波形b′,c′となる数十KHzの機械振
動周波数で共振する特性に設定しており、逆位相で振動
するので、波形b,cの電圧の印加により波形b′,
c′となる数+KHzの機械振動周波数で共振すること
になる。つまり、圧電素子34A及び圧電素子34Bで
構成される振動手段23は機械振動を起こす。そして、
この振動は接続手段24を構成するホーン35で振動の
振幅が増大され、高周波印加手段22を構成するメス3
2に伝達される。本実施の形態による効果は以下のよう
になる。
【0025】本実施の形態によれば、波形抽出手段21
により高周波エネルギの中に含まれる機械振動周波数エ
ネルギを抽出し、振動手段23により生成される機械振
動を接続手段24で増幅し、高周波印加手段22に伝達
してこの高周波印加手段22を振動させるので、高周波
出力による切開、止血、凝固等の電気メスによる処置の
時に高周波印加手段22と患者3の組織が付着する事を
(この振動により)防止出来る。
【0026】又、機械振動エネルギを得るにあたり、電
気手術装置本体2は別途電源を供給する必要がない為、
小型かつ安価で作成する事が出来、上記高周波エネルギ
を出力出来れば既存の電源手術装置でも良い。
【0027】図7は第1の実施の形態の変形例の構成を
示す。この変形例は図4において出力端16Aは順方向
ダイオード33Aを介して高周波印加手段22を構成す
るメス32に印加していたが、この順方向ダイオード3
3Aを介することなく高周波印加手段22を構成するメ
ス32に印加している。
【0028】従って、高周波エネルギは半波化されるこ
となく、メス32に印加できるので、半波化による高周
波エネルギの振幅が小さくなることを防止できる。その
他は第1の実施の形態と同様の効果を有する。
【0029】(第2の実施の形態)図8は本発明の第2
の実施の形態の電気手術装置の電気系の概略の構成を示
す。図8では電気手術装置本体2から出力される高周波
エネルギの電源を第1の実施の形態の場合と同様に高周
波電源31と記す。この電気手術装置本体2の出力端1
6Aはハンドピース4と接続されている。より具体的に
は出力端16Aはハンドピース4内部の波形抽出手段2
1を構成する順方向ダイオード42及びローパスフィル
タ(LPFと略記)43を介して振動手段23を構成す
る振動子44に巻回したソレノイド45と接続されてい
る。
【0030】この振動子44は例えば磁歪素子で形成さ
れ、波形抽出手段21により抽出された機械振動エネル
ギがソレノイド45に供給されることにより発生する磁
界により磁歪現象で振動する。この振動子44は接続手
段24を構成するホーン35で振動の振幅が拡大された
後、高周波印加手段22を構成するメス32に伝達され
る。
【0031】また、出力端16Aはハンドピース4内部
でハイパスフィルタ(HPFと略記)を構成するコンデ
ンサ46を介してメス32と接続され、メス32に高周
波電源31を供給できるようにしている。また、出力端
16Bは対極板6に接続される。
【0032】この実施の形態においても、高周波電源3
1から波形抽出手段21により抽出した機械振動エネル
ギを振動手段23に供給し、且つ高周波エネルギは高周
波印加手段22を構成するメス32に供給する構成にし
ている。
【0033】従って、図8は等価的にはほぼ図9に示す
構成に近いものとなる。図9の構成では電気手術装置本
体2は高周波電源31と波形抽出手段21により抽出さ
れる機械振動周波数エネルギ成分(機械振動周波数電源
36と記す)とを有し、高周波電源31はHPF46を
経てメス32に印加され、このメス32から組織側に高
周波電流が流れ、対極板6を介して高周波電源31に回
収される。
【0034】また、機械振動周波数電源36は振動手段
23を構成するソレノイド45に供給され、振動子44
で発生した振動はホーン35を介して増幅され、メス3
2側に伝達される。次に作用を説明する。図8のダイオ
ード42のアノード側を測定点d、カソード側の測定点
e及びLPF43を通したその出力端の測定点をfとす
る。又、各測定点d、e、fの波形をそれぞれ波形d、
波形e、波形fとして、図10を参照して説明する。
【0035】測定点dにおける図10に示す波形dは数
百KHzの基本周波数を数十KHzでバースト的に出力
している高周波エネルギである。この高周波エネルギ
は、一方はダイオード42で半波化され、波形eの様に
なる。
【0036】この波形eの電圧はLPF43で平滑化さ
れ、図10の波形fで示される出力になる。その結果、
振動手段23のソレノイド45には数十KHzの(機械
周波数エネルギ)電圧が印加され機械振動を起こす。こ
の振動はホーン35で振動が増幅され、高周波印加手段
22を構成するメス32先に伝達される。又、高周波エ
ネルギはHPFとしてのコンデンサ46を介して高周波
印加手段22に伝達される。
【0037】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様の効果を得る事が出来る。又、ハンドピース4内
の回路も容易かつ安価に設計する事が出来る。なお、振
動子44としては磁歪素子に限らず永久磁石を用いて構
成し、交流の機械振動周波数成分で振動させるようにし
ても良い。
【0038】(第3の実施の形態)図11は本発明の第
3の実施の形態の電気手術装置を示す。図11に示す電
気手術装置1は、図3と全体の構成は同じであるが、こ
の実施の形態ではハンドピース4に含まれているのは、
高周波印加手段22のみであり、波形抽出手段21、振
動手段23、接続手段24は、電気手術装置本体2と高
周波印加手段22との間の例えばアダプタ51内に収納
されている。例えば、このアダプタ51をハンドピース
4に着脱自在で接続して使用できるようにしても良い。
【0039】また、図11に示すものに限定されるもの
でなく、例えば波形抽出手段21をアダプタ51内に収
納し、振動手段23、接続手段24、高周波印加手段2
2をハンドピース4内に収納したもの、その他の組み合
わせのものでも良い。
【0040】このような構成の場合には高周波印加手段
22のみしか有しない既存のハンドピースの場合にもア
ダプタ51を接続して用いることにより第1の実施の形
態等のように使用できる効果を有する。
【0041】(第4の実施の形態)図12は本発明の第
4の実施の形態の電気手術装置を示す。第3の実施の形
態まではモノポーラ電極を使用した場合の装置であった
が、図12の電気手術装置はバイポーラ電極を使用した
場合の装置である。ハンドピース4には出力端16Aに
接続された波形抽出手段21及び高周波印加手段22
と、振動手段23、接続手段24が収納されると共に、
さらに出力端16Aに接続された波形抽出手段21′、
振動手段23′、接続手段24′及び出力端16Bに接
続された高周波印加手段22′が収納され、バイポーラ
電極の高周波印加手段22及び22′で切除などの処置
を行うことができるようにしている。
【0042】本実施の形態ではバイポーラ電極で主とし
て止血、凝固を行う。本実施の形態によれば、止血、凝
固を主とするバイポーラ電極においても、高周波印加手
段22及び22′を振動させる事により組織の付着を防
止できる。
【0043】又、電気手術装置本体2も機械振動エネル
ギを別途供給する必要がない為、小型かつ安価で作成す
る事が出来る。
【0044】なお、例えば、図4に示す機械振動周波数
を含む高周波電源31は、図6のバースト波形の高周波
信号を生成するものに限定されるものでなく、連続的な
高周波信号と、連続的な機械振動周波数信号とを混合し
たものでも良い。
【0045】[付記] 2.請求項1において電気手術装置は、電気手術装置本
体と2つの電極本体とから成り、電気手術装置本体は、
上記波形生成手段と、増幅する増幅手段とを有している
事を特徴とする。
【0046】3.付記2において、2つの上記電極本体
の少なくとも一方には、上記高周波印加手段を含む事を
特徴とする。
【0047】4.付記2において、上記波形抽出手段
と、上記振動手段と、上記接続手段は、上記電極本体に
対して着脱可能である事を特徴とする。
【0048】5.請求項1において、上記波形抽出手段
は、半波化する半波化手段である事を特徴とする。
【0049】6.請求項1において、上記波形抽出手段
は、フィルタで構成されている事を特徴とする。
【0050】7.請求項1において、振動手段は圧電素
子で構成されている事を特徴とする。 8.請求項1において、振動手段は磁歪素子で構成され
ている事を特徴とする。 9.請求項1において、振動手段はソレノイドで構成さ
れている事を特徴とする。
【0051】10.高周波エネルギの中に処置用高周波
周波数エネルギと機械振動周波数を含む出力をする電気
手術装置に接続、使用するハンドピースにおいて、上記
高周波エネルギより機械振動エネルギを抽出する手段
と、上記機械振動エネルギを機械振動に変換する振動手
段と、上記高周波エネルギを組織に印加し、かつ前記振
動手段による機械振動をさせる手段とを有するハンドピ
ース。
【0052】(作用)電気手術装置で生成された高周波
エネルギの中から機械振動が変換出来る機械振動エネル
ギを抽出し、振動に変換して高周波エネルギを組織に印
加する手段を振動させ組織との付着を防止する。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
周波エネルギを組織に印加し、凝固等の処置するための
高周波印加手段を有し、高周波エネルギに含まれる機械
的振動周波数成分を抽出手段で抽出し、振動手段に供給
して振動させ、この振動を高周波印加手段に伝達して振
動させるようにしているので、この高周波印加手段を振
動させることにより組織の付着を防止する事ができ、組
織の剥離や出血を防止出来ると共に、振動手段を振動さ
せるためのエネルギ供給手段を高周波エネルギの供給手
段から得られるので、小型化等することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電気手術装置の全
体構成図。
【図2】電気手術装置本体の内部の構造を示すブロック
図。
【図3】ハンドピースの構成をブロック図。
【図4】第1の実施の形態の電気手術装置の電気系の構
成図。
【図5】図4の等価的な概略の構成図。
【図6】第1の実施の形態の作用の説明図。
【図7】第1の実施の形態の変形例の電気手術装置の電
気系の構成図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の電気手術装置の電
気系の構成図。
【図9】図8の等価的な概略の構成図。
【図10】第2の実施の形態の作用の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態における主要部の
構成を示すブロック図。
【図12】本発明の第4の実施の形態における主要部の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…電気手術装置 2…電気手術装置本体 3…患者 4…ハンドピース 5…フットスイッチ 6…対極板 11…電源手段 12…電源コード 13…波形発生手段 14…増幅手段 15…出力トランス手段 16A,16B…出力端 17…制御手段 21…波形抽出手段 22…高周波印加手段 23…振動手段 24…接続手段 31…高周波電源 32…メス 33A,33B…ダイオード 34A,34B…振動子 35…ホーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械振動周波数を含む高周波エネルギを
    生成する波形生成手段と、 上記高周波エネルギを生体に印加する高周波印加手段
    と、 上記高周波エネルギから機械振動周波数エネルギを取り
    出す抽出手段と、 上記抽出手段により、取り出された上記機械振動周波数
    エネルギを振動エネルギに変換する振動手段と、 上記振動エネルギを振動手段から上記高周波印加手段に
    伝達する接続手段と、を有する事を特徴とする電気手術
    装置。
JP7217619A 1995-08-25 1995-08-25 電気手術装置 Pending JPH0956726A (ja)

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Cited By (2)

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