JPH0646995B2 - 歯科治療装置 - Google Patents

歯科治療装置

Info

Publication number
JPH0646995B2
JPH0646995B2 JP5057786A JP5057786A JPH0646995B2 JP H0646995 B2 JPH0646995 B2 JP H0646995B2 JP 5057786 A JP5057786 A JP 5057786A JP 5057786 A JP5057786 A JP 5057786A JP H0646995 B2 JPH0646995 B2 JP H0646995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working medium
circuit
medium supply
treatment apparatus
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5057786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62207453A (ja
Inventor
通三 山中
和男 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP5057786A priority Critical patent/JPH0646995B2/ja
Publication of JPS62207453A publication Critical patent/JPS62207453A/ja
Publication of JPH0646995B2 publication Critical patent/JPH0646995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は歯科治療装置に関するものである。
従来の技術及びその問題点 従来、作動媒体の供給を受けて作動する作動部を備えて
成る歯科治療器具の可撓性ホースを治療装置本体に取付
け、この装置本体から作動媒体を歯科治療器具に供給す
るように構成した歯科治療装置は公知であり、作動媒体
の供給を受けて作動する作動部を備えた治療器具として
は、電力の供給を受けて切削工具を回転するマイクロモ
ータと、チツプエア及び水の供給を受けて治療部に冷却
用の霧を噴出する噴出口と、治療部を照明する光線を先
端部に導びく光導体とを備えて成るマイクロモータハン
ドピース、ドライブエアの供給を受けて作動するエアタ
ービンと、チツプエア及び水の供給を受けて冷却用の霧
を噴出する噴出口と、治療部を照明する光線を先端部に
導びく光導体とを備えて成るエアタービンハンドピー
ス、チツプエア及び水の供給を受けて釦操作により空
気、水或いは霧を選択的に噴出するノズルと流通する水
を加温するヒータとを備えたトリプルシリンジなどが存
在する。
ところで上記した治療器具は、いづれも歯科用ユニツト
内に装備された専用の作動媒体供給回路に可撓性ホース
を介して接続して成るので、歯科用ユニツト等の治療装
置本体に多くの治療器具を装備した場合には、治療装置
本体から多くのホースが導出されることになり、そのた
め、ホース同志がからまつて、治療作業の妨げとなつた
り或いは治療用テーブルにこのような多くの治療器具を
保持した場合に、治療器具と、可撓性ホースとの重量が
治療テーブルに作用して該テーブルに偏荷重が加わつた
り或いはその機械的構造を強化しなければならないとい
う不都合を有し、さらに治療装置本体の構造が複雑とな
るなどの不都合があつた。
発明の目的、実施例及びその作用 そこで本願は、各種の手持部材に対し、可撓性ホースを
共用できるように構成し、使用に際し、所望の手持部材
を継手部材に接続したとき、接続した手持部材の種類を
読み取つてその読取信号を治療装置本体側に導びき、該
治療装置本体に装備している各種治療器具用作動媒体供
給回路のうち当該手持部材に対応する作動媒体供給回路
のみを作動するように構成すると共に、可撓性ホース内
における読取信号用信号回路と作動電力の供給回路とを
切換手段を設けることにより共通にして上記した不都合
を解消したものである。
以下図面と共に本願実施例を詳述する。
Aは歯科用ユニツトなどの治療装置本体、Bは後端に可
撓性ホース(1)を接続した継手部材を夫々示し、前記可
撓性ホース(1)の後端は治療装置本体に接続している。
前記治療装置本体A内には継手部材Bから入力する情報
を読み取りそれが何んであるかを識別して後述する所望
の作動媒体供給回路を選択すると共にラツチ信号の入力
時にその選択状態を保持する識別指令回路(2)のほかに
識別指令回路(2)からの指令信号により選択されてマイ
クロモータハンドピースのモータ駆動用電力、チツプエ
ア用加圧空気、水及び照明用光線を出力するためのマイ
クロモータハンドピース用作動媒体供給回路(3)と、識
別指令回路(2)からの指令信号により選択されてエアタ
ービンハンドピースの作動に必要なドライブエア用加圧
空気、ヒータ作動用電力、水及び照明用光線を出力する
ためのエアタービンハンドピース用作動媒体供給回路
(4)と、識別指令回路(2)からの指令信号により選択され
てトリプルシリンジの作動に必要なチツプエア用加圧空
気、水及び加温用電力を出力するためのトリプルシリン
ジ用作動媒体供給回路(5)とから成り、操作スイツチ(6)
からの作動信号により作動制御される作動媒体供給制御
部(7)と、識別指令回路(2)から出力する選択信号により
作動して前記継手部材Bに接続された手持部材Cに対応
して作動媒体供給回路(3),(4)及び(5)における作動電
力回路のいづれかを選択する出力選択回路(8)と、前記
可撓性ホース(1)に内装した通電路(9)を常態で前記識別
指令回路(2)側に接続し、切換時に前記出力選択回路(8)
に接続する切換回路(10)とが夫々備えられており、前記
マイクロモータ用作動媒体供給回路(3)には、光源用電
源(11)、空気源(12)、水源(13)及び電力源(14)が夫々接
続され、前記エアタービンハンドピース用作動媒体供給
回路(4)には光源用電源(11)、空気源(12)、水源(13)、
電力源(14)が夫々接続され、前記トリプルシリンジ用作
動媒体供給回路(5)には空気源(12)、水源(13)、電力源
(14)が夫々接続してある。(6)は例えばフツド操作によ
り作動して識別指令回路(2)をラツチすると共に切換回
路(10)を切換えかつ作動媒体供給制御部(7)に作動信号
を付与する操作スイツチである。
また前記継手部材Bは第2図で示すように、基部(15)の
前面中心部に挿入軸筒(16)を突設すると共に、この挿入
軸筒(16)の先端部に、傾斜部(17)を介して細径の嵌合突
部(18)を突設して成り、この継手部材Bの挿入軸筒(16)
の外周面には、前記識別指令回路(2)から前記切換回路
(10)を介し、可撓性ホース(1)内を通つて継手部材B内
に導びかれた前記通電路(9)と接続する1対のリング状
の接続部片(19),(20)と、後端部が分岐して前記した各
作動媒体供給回路(3),(4)及び(5)に接続すると共に可
撓性ホース(1)内を通つて継手部材B内に導びかれた通
水路(21)と接続する同溝(22)と、前記傾斜部(17)に位置
し前記マイクロモータハンドピース用作動媒体供給回路
(3)から可撓性ホース(1)内を通つて継手部材B内に導び
かれたドライブエア給気路(24)と連通する開口部(25)
と、後端部が分岐して前記した各作動媒体供給回路
(3),(4)及び(5)に接続すると共に可撓性ホース(1)内を
通つて継手部材B内に導びかれたチツプエア給気路(26)
と接続する周溝(27)とが夫々配設されており、前記嵌合
突部(18)の先端部には、後端が分岐して前記ハンドピー
ス用作動媒体供給回路(3)及び(4)に接続すると共に、可
撓性ホース(1)内を通つて継手部材B内に導びかれた光
源用電力供給路(28)に接続されたランプ等の光源体(29)
が内装されている。
C1乃至C3は前記継手部材Bに選択的に回転並びに着脱自
在に連結され、連結時に前記継手部材Bに設けた接続部
片(19),(20)に摺動接触する読取用信号接触子(30),(3
0)を備えて成る各種の手持部材を示し、該手持部材C1
至C3のいづれも軸体(31)の後端軸芯部に後面で開口し、
前記継手部材Bの挿入軸筒(16)を密嵌する嵌合凹部(32)
と、この嵌合凹部(32)の前端部に連設する前記嵌合突部
(18)と密嵌する細径の挿入孔(33)とが設けてあり、さら
に前記接触子(30),(30)に接続された例えば抵抗から成
る固有信号源(34)が前記軸体(31)に内装されている。
第2図にはマイクロモータハンドピースにおける手持部
材C1の要部断面を示しており、前記軸体(31)内には前記
リング状の接続部片(19),(20)と接続してマイクロモー
タに作動電力を供給する作動電力通路(35)と、周溝(22)
及び周溝(27)と夫々連通して先端頭部の噴出口に水及び
チツプエアを供給する水通路(36)及びチツプエア通路(3
7)と挿入孔(35)から軸芯に沿つて先端頭部まで延びる光
導体(38)とを夫々備えてあり、また第3図(イ)にはエア
タービンハンドピースにおける手持部材C2の要部断面を
示しており、その軸体(31)内には挿入孔(33)から軸芯に
沿つて先端頭部まで延びる光導体(39)と、開口部(25)と
連通して先端頭部内のエアタービンに加圧空気を供給す
るドライブエア通路(40)と周溝(22)及び周溝(27)と夫々
連通して先端頭部の噴出口に水及びチツプエアを供給す
る水路(41)及びチツプエア通路(42)とが夫々設けられて
いる。
また第3図(ロ)にはトリプルシリンジにおける手持部材C
3の要部断面を示しており、前記軸体(31)内には前記周
溝(22)及び周溝(27)と夫々連通して先端頭部の噴出口に
水及びチツプエアを供給する水通路(43)及びチツプエア
通路(44)及び前記リング状の接続部片(19),(20)に接続
して水通路(43)内を流通する水を加温する加温ヒータに
作動電力を供給する作動電力通路(45)とを備えてある。
しかしてマイクロモータハンドピースを用いる場合には
継手部材Bにマイクロモータハンドピース用手持部材C1
を接続する。すると継手部材Bを介してマイクロモータ
用作動媒体供給回路(3)のチツプエア出力端及び水出力
端がチツプエア通路(37)及び水通路(36)に夫々接続する
と共に前記作動媒体供給回路(3)の光源用電力出力端に
接続した光源体(29)と光導体(38)の後面とが対向しかつ
識別指令回路(2)と固有信号源(34)a及び作動電力通路(3
5)とが電気接続する。すると識別指令回路(2)は手持部
材C1の固有信号源(34)a即ちマイクロモータハンドピー
スに設定した固有の例えば抵抗値を読み取り、この識別
指令回路(2)からの信号により出力選択回路(8)が作動し
てその入力端がマイクロモータハンドピース用の作動媒
体供給回路(3)における作動電力出力端に接続すると共
にマイクロモータハンドピース用の作動媒体供給回路
(3)は当該ハンドピースの作動に必要な水、空気圧及び
電力の供給態勢を整える。
そしてこの状態から操作スイツチ(6)を作動すると、操
作スイツチ(6)から作動媒体制御部(7)に作動信号が付与
されてマイクロモータハンドピース用作動媒体供給回路
(3)から水及びチツプエア及び照明光線が出力すると共
にこの作動状態は操作スイツチ(6)からの信号により識
別指令回路(2)がラツチされることにより保持され、か
つ切換回路(10)は前記識別指令回路(2)側から前記出力
選択回路(8)側に切り換わる。
したがつて手持部材C1に可撓性ホース(1)及び継手部材
Bを介して当該マイクロモータハンドピースの作動に必
要な照明用光線、チツプエア、水及び作動電力が導びか
れてマイクロモータが作動すると共に頭部から霧が噴出
し、かつその頭部から照明用光線が照射されこれによつ
て歯牙などの切削作業が行なわれる。
また、エアタービンハンドピースを用いる場合には、継
手部材Bにエアタービンハンドピース用手持部材C2を接
続する。すると継手部材Bを介してエアタービンハンド
ピース用作動媒体供給回路(4)のドライブエア出力端、
チツプエア出力端及び水出力端がドライブエア通路(42)
及び水通路(41)に夫々接続すると共に前記作動媒体供給
回路(4)の光源用電力出力端に接続した光源体(29)と光
導体(39)の後面とが対向し、かつ識別指令回路(2)と固
有信号源(34)bとが電気接続する。すると識別指令回路
(2)に手持部材C2の固有信号源(34)a即ちエアタービンハ
ンドピースに設定した固有の例えば抵抗値を読み取り、
この識別指令回路(2)からの信号により出力選択回路(8)
が作動して、その入力端がエアタービンハンドピース用
作動媒体供給回路(4)における作動電力出力端側に接続
すると共にエアタービンハンドピース用の作動媒体供給
回路(4)は当該ハンドピースの作動に必要な水、空気及
び電力の供給態勢を整える。そしてこの状態から操作ス
イツチ(6)を作動すると、操作スイツチ(6)から作動媒体
供給制御部(7)に作動信号が付与されてエアタービンハ
ンドピース用作動媒体供給回路(4)から照明用光線、ド
ライブエア、チツプエア及び水が出力すると共にこの作
動状態は、操作スイツチ(6)からの信号により識別指令
回路(2)がラツチされることにより保持され、かつ切換
回路(10)は前記識別指令回路(2)側から前記出力選択回
路(8)側に切り換わる。したがつて手持部材C1に可撓性
ホース(1)及び継手部材Bを介して当該エアタービンハ
ンドピースの作動に必要な照明用光線、水加温用ヒー
タ、エアタービン及び水が導びかれてエアタービンが作
動すると共に頭部から加温された霧が噴出しかつ頭部か
ら照明用光線が照射されこれによつて歯牙などの切削作
業が行なわれる。
またシリンジを用いる場合には、継手部材Bにシリンジ
用手持部材C3を接続する。すると継手部材Bを介してシ
リンジ用作動媒体供給回路(5)のチツプエア出力端及び
水出力端がチツプエア通路(44)及び水通路(43)に夫々接
続すると共に識別指令回路(2)と固有信号源(34)c及び作
動電力通路(45)とが電気接続する。すると、識別指令回
路(2)は手持部材C1の固有信号源(34)c即ちシリンジに設
定した固有の例えば抵抗値を読み取り、この識別指令回
路(2)からの信号により出力選択回路(8)が作動してその
入力端がシリンジ用の作動媒体供給回路(5)における作
動電力供給回路の出力端に接続すると共にシリンジ用の
作動媒体供給回路(5)は当該シリンジの作動に必要な水
及び空気圧の供給態勢を整える。
そしてこの状態から操作スイツチ(6)を押圧作動すると
操作スイツチ(6)から作動媒体供給制御部(7)に作動信号
が付与されてシリンジ用作動媒体供給回路(5)からチツ
プエア及び水が出力すると共にこの作動状態は操作スイ
ツチ(6)からの信号により識別指令回路(2)がラツチされ
ることにより保持され、かつ切換回路(10)は前記識別指
令回路(2)側から前記出力選択回路(8)側切り換わる。し
たがつて手持部材C3に可撓性ホース(1)及び継手部材B
を介して当該シリンジの作動に必要なチツプエア、水及
び作動電力が導びかれてシリンジ頭部に設けられた押釦
の操作によりノズルよりチツプエア、加圧水及び加温霧
が選択的に噴射される。
ところで上記実施例によれば可撓性ホース(1)内に、固
有信号源(34)と連通する通電路(11)のほかに、各種手持
具B1乃至B3に夫々必要な全ての作動媒体通路を備えてい
るので、手持具がそれら全てを必要としないにも不拘、
それらの全てを備えた可撓性ホース(1)を用いることに
なり、そのため手持具を手持して行う治療作業において
可撓性ホース(1)の重量が手持ちした手に作用して手持
操作に負担となる惧れがある。
そこで第4図は上記した惧れを解消した本願発明の他の
実施例を示しており、前記した第1実施と異なる点は、
歯科用ユニツト等の治療装置本体Aの側壁適所に各種作
動媒体を出力する出力部を有した前記第1実施例におけ
る継手部材Bに相当する継手部材(46)を設けると共に、
治療器具D〔Da乃至Dc〕を手持部材(47)〔(47)a乃至(4
7)c〕と、これに回転並びに着脱自在に連結され、かつ
後端に専用の可撓性ホース(48)〔(48)a乃至(48)c〕を導
出した接続部材(49)〔(49)a乃至(49)c〕と、可撓性ホー
ス(48)の後端に取付けられ、かつ前記継手部材(46)に対
し、回転並びに着脱自在に接続されると共に固有信号源
(34)を備えた即ち前記第2図及び第3図(イ)乃至(ハ)に示
される第1実施例における手持部材C〔C1乃至C3〕の後
端部と同一の構成から成る連結部材(50)〔(50)a乃至(5
0)c〕とから構成した点にあり使用に際しては連結部材
(50)a乃至(50)cを継手部材(46)に対し選択的に接続する
ものであり、その作用は前記第1実施例の場合と同様で
ある。
なお上記実施例においては、各種手持部材を識別する手
段として各治療器具における連結部材に備えた固有信号
源に抵抗器を用い、この抵抗値を識別指令回路(2)が読
み取つて当該治療器具の作動に必要な作動媒体供給源を
作動するように構成した場合を示したが、抵抗値に換え
て、手持部材と、これを接続する継手部材Bとのいづれ
か一方にコイルを、その他方に接続時にコイル内に挿入
されるコアとで構成し、コイルのインダクタンスの値の
変化を読み取る方式、その他信号媒体手段として、空気
圧の変化、光量の変化或いは電気的接点位置による変化
などを利用して、手持部材の種別を識別する方式などが
適宜採用される。
また上記実施例は、可撓性ホース内に介装される電線路
乃至治療装置本体内に配線路を軽減するために、出力選
択回路と切換回路とを設けて可撓性ホース(1)に内蔵さ
れた通電路を作動電力供給用と読取信号用とに共用した
場合を示したが、作動電力供給用通電路と読取信号用通
電路を区別して夫々を可撓性ホース(1)に内蔵してもよ
いことは勿論である。
発明の効果 以上の様に本願によれば、各種治療器具の作動に必要な
作動媒体供給回路を歯科用ユニツト内に装備し、かつ各
手持部材には、夫々固有の信号源を備え、手持部材を継
手部材に接続したとき、固有信号源にもとづいて当該手
持部材作動用の作動媒体供給回路のみを選択的かつ好適
な条件下で作動するように構成したので、各種歯科治療
器具の手持部材を、同一の継手部材に共用して接続する
ことができ、したがつて従来のように治療器具毎に可撓
性ホースを装備する必要がなくなり、経済的であるとと
もに、可撓性ホース同志がからまる惧れもないので、治
療作業に便利であり、また従来のように、治療器具を載
置した治療テーブルなどに過度の偏荷重が加わる惧れが
なく、さらに本願によれば、可撓性ホース内の電線路と
して検知信号の信号路と作動電力供給路とを共用して可
撓性ホースに内装する電線を少なくしたので、可撓性ホ
ースを柔軟にかつ軽量に構成することができ、さらにま
た手持部材と連結部材と可撓性ホースと接続部材とから
成る治療器具を用いるときは、可撓性ホースとして当該
治療器具の作動に必要な作動媒体の供給路のみを有する
軽量の可撓性ホースが使用できるので、治療作業のため
の治療器具の操作性に有効であると共に、治療装置本体
内においては、電線路として検知信号の信号路と作動電
力供給路とを共用したので、電線路の配線作業及び継手
部材の内部構造がそれ丈簡単となるなどの利点を有す。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は総体構成図、第2
図はマイクロモータハンドピース用手持部材と継手部材
との関係を示す説明図、第3図(イ),(ロ)は各種手持部材
の要部の縦断面図、第4図は他の実施例を示す総体構成
図である。 図中(1)は可撓性ホース、(2)は識別指令回路、(3),
(4),(5)は作動媒体供給回路、(6)は操作スイツチ、(7)
は作動媒体供給制御部、(8)は出力選択回路、(10)は切
換回路、(9)は通電路、(20)は接続部片、(21)は通水
路、(24)ドライブエア給気路、(26)はチツプエア給気
路、(28)は光源用電力供給路、(30)は固有信号源、(3
5),(43),(45)は作動電力通路、(36),(41),(43)は水
通路、(37),(42),(44)はチツプエア通路、(38),(39)
は光導体、Aは治療装置本体、Bは継手部材、Cは手持
部材である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に、各種治療器具の手持具に夫々対応
    して、その作動に必要な作動媒体を出力する専用の作動
    媒体供給回路を夫々有し、かつ操作スイッチからの作動
    信号により後述の識別指令回路を介して選択された1つ
    の作動媒体供給回路のみを作動する作動媒体供給制御部
    と、各種治療器具の手持具に設定した固有の信号を読み
    取り、その読み取り信号に応じて当該手持具に専用の前
    記作動媒体供給回路を選択すると共に、操作スイッチの
    信号により前記作動媒体供給回路の選択状態を保持する
    識別指令回路とを備えて成る歯科用ユニットなどの治療
    装置本体と、前記治療装置本体から外部に導出され、か
    つ内部に前記媒体供給回路における共通の作動媒体路と
    夫々連通する作動媒体連通路及び後述する読取部からの
    信号を前記識別指令回路に導く信号回路を夫々内装した
    可撓性ホースと、この先端に取り付けられ、かつ前記作
    動媒体連通路と夫々接続する接続部および前記信号回路
    と接続する読取部を夫々備えた継手部材と、前記継手部
    材と着脱自在に接続され、かつ内部に自己の作動媒体通
    路と固有の信号源とを有し、前記継手部材との接続時
    に、自己の作動媒体通路への媒体の受容を許容し、かつ
    前記固有の信号源が前記読取部に導通する複数の治療器
    具用手持具とから構成された歯科治療装置。
  2. 【請求項2】固有の信号源の設定を、抵抗値により行っ
    た特許請求の範囲第1項記載の歯科治療装置。
  3. 【請求項3】固有の信号源の設定を、インダクタンスの
    可変により行った特許請求の範囲第1項記載の歯科治療
    装置。
  4. 【請求項4】継手部材と手持具とを、回転並びに着脱自
    在に接続して成る特許請求の範囲第1項、第2項または
    第3項記載の歯科治療装置。
  5. 【請求項5】操作スイッチを足踏スイッチにより構成し
    て成る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第
    4項記載の歯科治療装置。
  6. 【請求項6】作動媒体が、作動流体である特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の
    歯科治療装置。
  7. 【請求項7】作動媒体が、作動流体および作動電力であ
    る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項また
    は第5項記載の歯科治療装置。
  8. 【請求項8】内部に、各種治療器具に夫々対応してその
    作動に必要な作動媒体を出力する専用の作動媒体供給回
    路を夫々有し、かつ操作スイッチからの作動信号により
    後述の識別指令回路を介して選択された1つの作動媒体
    供給回路のみを作動する作動媒体供給制御部と、各種治
    療器具に設定した固有の信号を読み取り、その読み取り
    信号に応じて当該手持具に専用の前記作動媒体供給回路
    を選択すると共に、操作スイッチの信号により前記作動
    媒体供給回路の選択状態を保持する識別指令回路と、側
    壁適所に設けられ、前記各作動媒体供給回路における共
    通の作動媒体路と夫々連通する作動媒体連通路及び前記
    識別指令回路に信号を出力する読取部を備えた継手部材
    とを備えて成る歯科用ユニットなどの治療装置本体と、
    手持部材に接続部材を連結すると共に、その後端から導
    出した専用の可撓性ホースに前記継手部材に着脱自在に
    接続される連結部材を取り付けて成る複数の治療器具と
    から構成され、前記連結部材に、前記可撓性ホースに内
    装された通路を介して前記手持部材に作動媒体を供給す
    る作動媒体供給通路と、固有の信号源とを設け、前記継
    手部材との接続時に作動媒体の流通を許容すると共に、
    固有の信号源が前記読取部と連通するように構成したこ
    とを特徴とする歯科治療装置。
  9. 【請求項9】固有の信号源の設定を、抵抗値により行っ
    た特許請求の範囲第8項記載の歯科治療装置。
  10. 【請求項10】固有の信号源の設定を、インダクタンク
    の可変により行った特許請求の範囲第8項記載の歯科治
    療装置。
  11. 【請求項11】継手部材と連結部材とを、回転並びに着
    脱自在に接続して成る特許請求の範囲第8項、第9項ま
    たは第10項記載の歯科治療装置。
  12. 【請求項12】操作スイッチを足踏スイッチにより構成
    して成る特許請求の範囲第8項、第9項、第10項また
    は第11項記載の歯科治療装置。
  13. 【請求項13】作動媒体が、作動流体である特許請求の
    範囲第8項、第9項、第10項、第11項または第12
    項記載の歯科治療装置。
  14. 【請求項14】作動媒体が、作動流体および作動電力で
    ある特許請求の範囲第8項、第9項、第10項、第11
    項または第12項記載の歯科治療装置。
  15. 【請求項15】内部に各種治療器具に夫々対応してその
    作動に必要な作動流体および作動電力を出力する専用の
    作動媒体供給回路を夫々有し、かつ操作スイッチからの
    作動信号により後述の識別指令回路を介して選択された
    1つの作動媒体供給回路のみを作動する作動媒体供給制
    御部と、各種治療器具の手持具に設定した固有の信号を
    読み取り、その読み取り信号に応じて当該手持具に専用
    の作動媒体供給回路を選択すると共に、操作スイッチの
    信号により前記作動媒体供給回路の選択状態を保持する
    識別指令回路と、この識別指令回路により選択された作
    動媒体供給回路における作動電力出力端と選択的に接続
    する出力選択回路と、前記操作スイッチにより前記出力
    選択回路と前記識別指令回路との接続を切換える切換回
    路とを備えて成る歯科用ユニットなどの治療装置本体
    と、前記治療装置本体から外部に導出され、かつ内部に
    前記各作動媒体供給回路における共通の作動流体路と夫
    々連通する作動流体連通路および常態で前記切換回路を
    介して識別指令回路と接続する通電回路とを夫々内装し
    た可撓性ホースと、この先端に取り付けられかつ前記作
    動流体連通路と夫々連通して作動流体を送出しかつ前記
    通電回路と接続する読取部を夫々備えた継手部材と、前
    記継手部材と着脱自在に接続され、かつ自己の作動媒体
    通路と固有の信号源とを有し、前記継手部材との接続時
    に自己の作動媒体通路における流体通路への流体の連通
    を許容すると共に、固有の信号源と電気作動部との回路
    を前記読取部に導通する複数の治療器具手持具とから構
    成された歯科治療装置。
  16. 【請求項16】固有の信号源の設定を抵抗値により行っ
    た特許請求の範囲第15項記載の歯科治療装置。
  17. 【請求項17】固有の信号源の設定をインダクタンクの
    可変により行った特許請求の範囲第15項記載の歯科治
    療装置。
  18. 【請求項18】継手部材と手持具とを回転並びに着脱自
    在に接続して成る特許請求の範囲第15項、第16項ま
    たは第17項記載の歯科治療装置。
  19. 【請求項19】操作スイッチを足踏スイッチにより構成
    して成る特許請求の範囲第15項、第16項、第17項
    または第18項記載の歯科治療装置。
  20. 【請求項20】内部に各種治療器具に夫々対応してその
    作動に必要な作動流体および作動電力を出力する専用の
    作動媒体供給回路を夫々有し、かつ操作スイッチからの
    作動信号により後述の識別指令回路を介して選択された
    1つの作動媒体供給回路のみを作動する作動媒体供給制
    御部と、各種治療器具に設定した固有の信号を読み取
    り、その読み取り信号に応じて当該手持具に専用の作動
    媒体供給回路を選択すると共に、操作スイッチの信号に
    より前記作動媒体回路の選択状態を保持する識別指令回
    路と、この識別指令回路より選択された作動媒体供給回
    路における作動電力出力端と選択的に接続する出力回路
    と、前記操作スイッチの信号により前記出力選択回路と
    前記識別指令回路との接続を切換える切換回路と、側壁
    適所に設けられ前記各作動媒体供給回路における共通の
    作動流体路と夫々連通する流通通路および前記切換回路
    と接続する電気接続部を夫々備えた継手部材とを備えて
    成る歯科用ユニットなどの治療装置本体と、手持具に接
    続部材を連結すると共にその後端から導出した専用の可
    撓性ホースに前記継手部材に着脱自在に接続される連結
    部材を取り付けて成る複数の治療器具とから構成され、
    前記接続部材に前記可撓性ホースに内装された通路を介
    して前記手持具に作動媒体を供給する作動媒体供給通路
    と、固有の信号源とを設け、前記継手部材との接続時に
    作動媒体の流通を許容すると共に、固有の信号源が前記
    電気接続部と連通するように構成したことを特徴とする
    歯科治療装置。
  21. 【請求項21】固有の信号源の設定を、抵抗値により行
    った特許請求の範囲第20項記載の歯科治療装置。
  22. 【請求項22】固有の信号源の設定を、インダクタンク
    により行った特許請求の範囲第20項記載の歯科治療装
    置。
  23. 【請求項23】継手部材と連結部材とを、回転並びに着
    脱自在に接続して成る特許請求の範囲第20項、第21
    項または第22項記載の歯科治療装置。
  24. 【請求項24】操作スイッチを足踏スイッチにより構成
    して成る特許請求の範囲第20項、第21項、第22項
    または第23項記載の歯科治療装置。
JP5057786A 1986-03-10 1986-03-10 歯科治療装置 Expired - Lifetime JPH0646995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057786A JPH0646995B2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10 歯科治療装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057786A JPH0646995B2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10 歯科治療装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62207453A JPS62207453A (ja) 1987-09-11
JPH0646995B2 true JPH0646995B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=12862838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5057786A Expired - Lifetime JPH0646995B2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10 歯科治療装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0646995B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7226466B2 (ja) * 2020-04-03 2023-02-21 Jfeスチール株式会社 工具制御装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62207453A (ja) 1987-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4477252A (en) Fiber optic system for dental handpiece
US4648838A (en) Dental handpiece
US20120021373A1 (en) Multi-Purpose Dental Instrument
EP0002922B1 (en) Light control apparatus for a dental handpiece
US20200281688A1 (en) Dental handpiece, motor and coupler with multi-wavelength light outputs
US7534104B2 (en) Adapter for light emitting apparatus used in the medical field
US7625208B2 (en) Universal-control mechanism for dental implements
JPH0646995B2 (ja) 歯科治療装置
JPH0687866B2 (ja) 歯科治療装置
JPH069577B2 (ja) 歯科治療装置
JPH069576B2 (ja) 歯科治寮装置
JPH0576306B2 (ja)
JPH0580219B2 (ja)
JPH0651043B2 (ja) 歯科治療装置
JP2514370B2 (ja) 治療装置
JPH0313301Y2 (ja)
US5244384A (en) Dental handpiece apparatus having heating unit
JPS6113948A (ja) 歯科用治療器具
JPH0123138B2 (ja)
JPS61159957A (ja) 歯科用治療装置
US20230181299A1 (en) Dental handpiece that has flush capability
JPS62258653A (ja) 歯科治療装置
JP2544632B2 (ja) 治療装置
JPS63255055A (ja) 歯科治療用補助装置
US3005261A (en) Dental apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term