JPH069549Y2 - 避雷碍子 - Google Patents
避雷碍子Info
- Publication number
- JPH069549Y2 JPH069549Y2 JP1987193328U JP19332887U JPH069549Y2 JP H069549 Y2 JPH069549 Y2 JP H069549Y2 JP 1987193328 U JP1987193328 U JP 1987193328U JP 19332887 U JP19332887 U JP 19332887U JP H069549 Y2 JPH069549 Y2 JP H069549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- limiting element
- current limiting
- porcelain
- insulating
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C7/00—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
- H01C7/10—Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
- H01C7/12—Overvoltage protection resistors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は送電線あるいは配電線路に雷サージ電流が流れ
た場合にそれを速やかに大地へ放電するとともに、その
後生じる商用周波の続流電流を抑制遮断することができ
る避雷碍子に関するものである。
た場合にそれを速やかに大地へ放電するとともに、その
後生じる商用周波の続流電流を抑制遮断することができ
る避雷碍子に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題点) 従来の避雷碍子として第7図に示すように、耐張絶縁棒
31に円環状の限流素子32を嵌装し、該耐張絶縁棒3
1の両端にはキャップ金具33,34を配設し、前記限
流素子32をキャップ金具33,34間に弾性体35の
弾発下に保持させるとともに、限流素子32外周を磁器
製の絶縁外套体36により被覆して限流素子32を密封
包蔵した構造のものがあった。
31に円環状の限流素子32を嵌装し、該耐張絶縁棒3
1の両端にはキャップ金具33,34を配設し、前記限
流素子32をキャップ金具33,34間に弾性体35の
弾発下に保持させるとともに、限流素子32外周を磁器
製の絶縁外套体36により被覆して限流素子32を密封
包蔵した構造のものがあった。
ところが、上記避雷碍子は前記外套体36が磁器により
形成されていたので、限流素子32が導通状態となって
高温、高圧のアークが発生すると、それを放圧するため
の手段として一定圧力により破裂する破裂板を前記キャ
ップ金具33に設ける必要があり、このため、その放圧
構造が複雑となり、製造が煩わしいばかりでなく破裂板
を接着あるいは密接する方式のため気密信頼性にも問題
があった。
形成されていたので、限流素子32が導通状態となって
高温、高圧のアークが発生すると、それを放圧するため
の手段として一定圧力により破裂する破裂板を前記キャ
ップ金具33に設ける必要があり、このため、その放圧
構造が複雑となり、製造が煩わしいばかりでなく破裂板
を接着あるいは密接する方式のため気密信頼性にも問題
があった。
この問題を解決するため、本願出願人は第8図に示す避
雷碍子を提案した。この避雷碍子は筒状をなす耐圧絶縁
筒37の両端開口部に対し、キャップ金具38,39を
嵌装固定し、該耐圧絶縁筒37内には限流素子32を収
容して、前記キャップ金具38,39に電気的に接続す
るとともに、該耐圧絶縁筒37には限流素子32両端部
に対応するように少なくとも一以上の放圧孔37aを透
設し、前記キャップ金具38,39にはアーク招弧部材
40を該放圧孔37a外側にそれぞれ対応するように設
け、さらに、前記耐圧絶縁筒37の外周及び耐圧絶縁筒
37と限流素子32との間隙をゴム製の有機絶縁材41
によりモールドしてなる避雷碍子を提供している。
雷碍子を提案した。この避雷碍子は筒状をなす耐圧絶縁
筒37の両端開口部に対し、キャップ金具38,39を
嵌装固定し、該耐圧絶縁筒37内には限流素子32を収
容して、前記キャップ金具38,39に電気的に接続す
るとともに、該耐圧絶縁筒37には限流素子32両端部
に対応するように少なくとも一以上の放圧孔37aを透
設し、前記キャップ金具38,39にはアーク招弧部材
40を該放圧孔37a外側にそれぞれ対応するように設
け、さらに、前記耐圧絶縁筒37の外周及び耐圧絶縁筒
37と限流素子32との間隙をゴム製の有機絶縁材41
によりモールドしてなる避雷碍子を提供している。
ところが、この避雷碍子は前記耐圧絶縁筒37と限流素
子32との間隙gにもゴム製の有機絶縁材41が充填さ
れているので、万一、何等かの原因で限流素子32が導
通状態となった場合には耐圧絶縁筒はアークにより生じ
る圧力に耐える必要があるため、その分厚肉にすること
となり、大型化するという問題があった。
子32との間隙gにもゴム製の有機絶縁材41が充填さ
れているので、万一、何等かの原因で限流素子32が導
通状態となった場合には耐圧絶縁筒はアークにより生じ
る圧力に耐える必要があるため、その分厚肉にすること
となり、大型化するという問題があった。
本考案の目的は、上記従来の技術に存する問題点を解消
して、避雷碍子に万一、想定を越える雷サージ電流が侵
入し、あるいは他の原因で限流素子が導通状態となった
ような場合に、その高温、高圧のアークを碍管に設けた
放圧用の薄肉部へ容易に伝播させて放圧を迅速、かつ確
実に行なうことができ、避雷碍子の小型化を計り、既設
設備への適用性に優れた避雷碍子を提供することにあ
る。
して、避雷碍子に万一、想定を越える雷サージ電流が侵
入し、あるいは他の原因で限流素子が導通状態となった
ような場合に、その高温、高圧のアークを碍管に設けた
放圧用の薄肉部へ容易に伝播させて放圧を迅速、かつ確
実に行なうことができ、避雷碍子の小型化を計り、既設
設備への適用性に優れた避雷碍子を提供することにあ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解消するため、高分子材料よりな
る絶縁ひだ付きの碍管の両端部に接地側の電極金具と課
電側の電極金具を気密的に嵌合固定し、該碍管の密閉空
間にはその内周面と所定の間隙をもって電圧−電流特性
が非直線性の限流素子を収容し、前記電極金具と限流素
子の上下両端部を電気的に接続し、さらに、前記密閉空
間には絶縁性のガスを封入し、前記碍管の絶縁ひだの間
に位置させ放圧用の薄肉部を設けるという手段を採って
いる。
る絶縁ひだ付きの碍管の両端部に接地側の電極金具と課
電側の電極金具を気密的に嵌合固定し、該碍管の密閉空
間にはその内周面と所定の間隙をもって電圧−電流特性
が非直線性の限流素子を収容し、前記電極金具と限流素
子の上下両端部を電気的に接続し、さらに、前記密閉空
間には絶縁性のガスを封入し、前記碍管の絶縁ひだの間
に位置させ放圧用の薄肉部を設けるという手段を採って
いる。
(作用) 本考案は碍管内周面と限流素子外周面との密閉空間に絶
縁性のガスが封入されているので、限流素子に万一、想
定を越える雷サージ電流が流れ、あるいは他の原因によ
って、該限流素子が導通状態となったような際には、高
温・高圧のアークが発生する。このアークは前記空間内
の絶縁ガス中を通って薄肉部へと迅速に到達するので、
該薄肉部が高熱アークにより溶融され、外部への放圧が
容易となる。この結果、碍管に加わる圧力が低下し、こ
の分碍管の肉厚の低減を計ることが可能となり、又、破
裂板も不要であることから、避雷碍子の小型化を計るこ
とができる。
縁性のガスが封入されているので、限流素子に万一、想
定を越える雷サージ電流が流れ、あるいは他の原因によ
って、該限流素子が導通状態となったような際には、高
温・高圧のアークが発生する。このアークは前記空間内
の絶縁ガス中を通って薄肉部へと迅速に到達するので、
該薄肉部が高熱アークにより溶融され、外部への放圧が
容易となる。この結果、碍管に加わる圧力が低下し、こ
の分碍管の肉厚の低減を計ることが可能となり、又、破
裂板も不要であることから、避雷碍子の小型化を計るこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を第1図〜第5図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
外周に多数の絶縁ひだ1aを一体形成した耐候性を有す
る耐強化樹脂(例えばFRP)よりなる円筒状の碍管1
の上端部には第2図に示すように内外二層の嵌合筒部1
bが形成されている。この嵌合筒部1bには接着剤2に
より接地側の電極金具3の下側円筒部が嵌合固定され、
該電極金具3の外周面には図示しない鉄塔の支持アーム
に取着した取付アダプタに取付けられるフランジ部3a
が一体に形成されている。
る耐強化樹脂(例えばFRP)よりなる円筒状の碍管1
の上端部には第2図に示すように内外二層の嵌合筒部1
bが形成されている。この嵌合筒部1bには接着剤2に
より接地側の電極金具3の下側円筒部が嵌合固定され、
該電極金具3の外周面には図示しない鉄塔の支持アーム
に取着した取付アダプタに取付けられるフランジ部3a
が一体に形成されている。
又、前記碍管1の下端部に形成した嵌合筒部1bには接
着剤2により有底円筒状の課電側の電極金具4が気密的
に嵌合固定され、該電極金具4の下面には図示しない
が、送電線側に取着した課電側のアークホーンと所定の
気中放電間隙をもって対向るす接地側のアークホーンを
取付けるためのブラケット4aが一体に形成されてい
る。なお、前記碍管1と電極金具3,4は成形型により
同時にインサート成型してもよい。
着剤2により有底円筒状の課電側の電極金具4が気密的
に嵌合固定され、該電極金具4の下面には図示しない
が、送電線側に取着した課電側のアークホーンと所定の
気中放電間隙をもって対向るす接地側のアークホーンを
取付けるためのブラケット4aが一体に形成されてい
る。なお、前記碍管1と電極金具3,4は成形型により
同時にインサート成型してもよい。
前記課電側の電極金具4の内底面には嵌合筒部4bが形
成され、これには課電側の導体金具5の下端部が嵌合固
定されている。該導体金具5の上面には、電圧−電流特
性が非直線性を有する酸化亜鉛を主材とする限流素子6
が直列に積層載置され、この限流素子6の上端面には有
底円筒状をなすバネ受を兼用する接地側の導体金具7が
支持されている。
成され、これには課電側の導体金具5の下端部が嵌合固
定されている。該導体金具5の上面には、電圧−電流特
性が非直線性を有する酸化亜鉛を主材とする限流素子6
が直列に積層載置され、この限流素子6の上端面には有
底円筒状をなすバネ受を兼用する接地側の導体金具7が
支持されている。
一方、前記接地側の電極金具3の内周面に形成したネジ
部3bには締付リング8が螺合され、該リング8内に嵌
合した中間導体9と前記導体金具7との間には、通電用
のシャント10を有するコイル状のバネ11が介在され
ている。このバネ11の弾発力により前記限流素子6が
課電側の導体金具5と接地側の導体金具7との間に押圧
固定される。
部3bには締付リング8が螺合され、該リング8内に嵌
合した中間導体9と前記導体金具7との間には、通電用
のシャント10を有するコイル状のバネ11が介在され
ている。このバネ11の弾発力により前記限流素子6が
課電側の導体金具5と接地側の導体金具7との間に押圧
固定される。
さらに、前記接地側の電極金具3の開口部には、前記絶
縁リング8及び中間導体9を覆うように絶縁密閉体13
が接着剤2により気密的に嵌合固定されている。
縁リング8及び中間導体9を覆うように絶縁密閉体13
が接着剤2により気密的に嵌合固定されている。
前記課電側の電極金具4にはガス封入孔4cが形成さ
れ、この封入孔4cから前記碍管1と限流素子6との間
に形成された密閉空間Rに対し、窒素ガスあるいは六フ
ッ化硫黄(SF6)等の絶縁性に優れたガスが封入さ
れ、封入後は密栓14により封止されている。
れ、この封入孔4cから前記碍管1と限流素子6との間
に形成された密閉空間Rに対し、窒素ガスあるいは六フ
ッ化硫黄(SF6)等の絶縁性に優れたガスが封入さ
れ、封入後は密栓14により封止されている。
又、前記碍管1の絶縁ひだ1aの間には第2図及び第3
図に示すように円形状又は長孔状の凹部1cが複数箇所
に形成され、該凹部と対応する碍管の内側壁部を放圧用
の薄肉部1dとしている。そして、前記密閉空間R内が
所定温度及び所定圧力以上となった場合に、前記薄肉部
1dが溶融破裂して放圧し得るようにしている。
図に示すように円形状又は長孔状の凹部1cが複数箇所
に形成され、該凹部と対応する碍管の内側壁部を放圧用
の薄肉部1dとしている。そして、前記密閉空間R内が
所定温度及び所定圧力以上となった場合に、前記薄肉部
1dが溶融破裂して放圧し得るようにしている。
次に、前記のように構成した避雷碍子について、その作
用を説明する。
用を説明する。
さて、避雷碍子を鉄塔に装着した状態において、送電線
に雷サージ電流が流れると、その電流は送電線側のアー
クホーン(図示略)から避雷碍子下端のアークホーン
(図示略)にフラッシオーバされ、課電側の電極金具
4、導電金具5、限流素子6、導体金具7、シャント1
0、中間導体9及び締付リング8を経て、接地側の電極
金具3に流れ、さらに、図示しない取付アダプタを介し
て鉄塔へ流れ、大地に放電される。
に雷サージ電流が流れると、その電流は送電線側のアー
クホーン(図示略)から避雷碍子下端のアークホーン
(図示略)にフラッシオーバされ、課電側の電極金具
4、導電金具5、限流素子6、導体金具7、シャント1
0、中間導体9及び締付リング8を経て、接地側の電極
金具3に流れ、さらに、図示しない取付アダプタを介し
て鉄塔へ流れ、大地に放電される。
又、その後生じる続流は前記両アークホーンと限流素子
6とにより抑制遮断される。
6とにより抑制遮断される。
さて、本考案は碍管1と限流素子6との間の密閉空間R
内に絶縁性ガスを密封したので、万一、想定を越える大
規模の雷サージ電流が限流素子6に印加されて、該限流
素子6が導通状態となり、高温・高圧のアークが発生し
たような場合でも、そのアークは、空間R内の絶縁性ガ
スを押し退けて放圧用の薄肉部1dへと速やかに伝播さ
れ、この結果、高圧のアークが迅速に該薄肉部1dを破
壊あるいは溶融して外部へ放出されるので、碍管1内部
の圧力上昇を低減でき、碍管1本体の肉厚を薄肉化する
ことが可能となり、避雷碍子の小型化を計ることができ
る。
内に絶縁性ガスを密封したので、万一、想定を越える大
規模の雷サージ電流が限流素子6に印加されて、該限流
素子6が導通状態となり、高温・高圧のアークが発生し
たような場合でも、そのアークは、空間R内の絶縁性ガ
スを押し退けて放圧用の薄肉部1dへと速やかに伝播さ
れ、この結果、高圧のアークが迅速に該薄肉部1dを破
壊あるいは溶融して外部へ放出されるので、碍管1内部
の圧力上昇を低減でき、碍管1本体の肉厚を薄肉化する
ことが可能となり、避雷碍子の小型化を計ることができ
る。
又、本考案は次のようにして具体化することも可能であ
る。
る。
前記実施例では碍管1の外周面に凹部1cを形成するこ
とにより、薄肉部1dを設けたが、この凹部1cを第6
図に示すように碍管1の内周面側に形成して薄肉部1d
を碍管1の外表面側に形成すること。
とにより、薄肉部1dを設けたが、この凹部1cを第6
図に示すように碍管1の内周面側に形成して薄肉部1d
を碍管1の外表面側に形成すること。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は万一、想定を越える雷
撃、その他の原因によって限流素子が導通状態となり、
高温・高圧のアークが発生したような場合、そのアーク
を密閉空間の絶縁性ガス中を通って放圧用の薄肉部へ素
早く導びき、該薄肉部を溶融破壊して、放圧を迅速に行
い、碍管の圧力上昇を低減しその薄肉化を計り、避雷碍
子の小型化を計ることができる。更にこの考案において
薄肉部は、碍管形成時に同時に形成されるので何等専用
の部材を必要とせず従って、加工、取付等一切の手数を
要しないという効果がある。
撃、その他の原因によって限流素子が導通状態となり、
高温・高圧のアークが発生したような場合、そのアーク
を密閉空間の絶縁性ガス中を通って放圧用の薄肉部へ素
早く導びき、該薄肉部を溶融破壊して、放圧を迅速に行
い、碍管の圧力上昇を低減しその薄肉化を計り、避雷碍
子の小型化を計ることができる。更にこの考案において
薄肉部は、碍管形成時に同時に形成されるので何等専用
の部材を必要とせず従って、加工、取付等一切の手数を
要しないという効果がある。
第1図は本考案の避雷碍子の一実施例を示す半縦断面
図、第2図は碍管の部分破断斜視図、第3図は第1図の
A−A線断面図、第4図は第1図のB−B線断面図、第
5図は第1図のC−C線断面図、第6図は考案の別例を
示す部分断面図、第7図及び第8図はそれぞれ従来例を
示す縦断面図である。 1……碍管、1a……絶縁ひだ、1b……嵌合筒部、1
c……凹部、1d……薄肉部、3……接地側の電極金
具、4……課電側の電極金具、5……導電金具、6……
限流素子、7……導体金具、8……締付リング、9……
中間導体、10……シャント、11……バネ、13……
絶縁密閉体、14……密栓、R……密閉空間。
図、第2図は碍管の部分破断斜視図、第3図は第1図の
A−A線断面図、第4図は第1図のB−B線断面図、第
5図は第1図のC−C線断面図、第6図は考案の別例を
示す部分断面図、第7図及び第8図はそれぞれ従来例を
示す縦断面図である。 1……碍管、1a……絶縁ひだ、1b……嵌合筒部、1
c……凹部、1d……薄肉部、3……接地側の電極金
具、4……課電側の電極金具、5……導電金具、6……
限流素子、7……導体金具、8……締付リング、9……
中間導体、10……シャント、11……バネ、13……
絶縁密閉体、14……密栓、R……密閉空間。
Claims (2)
- 【請求項1】高分子材料よりなる絶縁ひだ付きの碍管の
両端部に接地側の電極金具と課電側の電極金具を気密的
に嵌合固定し、該碍管の密閉空間にはその内周面と所定
の間隙をもって電圧−電流特性が非直線性の限流素子を
収容し、前記電極金具と限流素子の上下両端部を電気的
に接続し、さらに、前記密閉空間には絶縁性のガスを封
入し、さらに、前記碍管の絶縁ひだの間に位置させ、放
圧用の薄肉部を設けたことを特徴とする避雷碍子。 - 【請求項2】前記薄肉部は、碍管の上下両端部及び中間
部に位置するようにして絶縁ひだ間に設けられている実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の避雷碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987193328U JPH069549Y2 (ja) | 1987-12-19 | 1987-12-19 | 避雷碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987193328U JPH069549Y2 (ja) | 1987-12-19 | 1987-12-19 | 避雷碍子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0196739U JPH0196739U (ja) | 1989-06-27 |
JPH069549Y2 true JPH069549Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31484126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987193328U Expired - Lifetime JPH069549Y2 (ja) | 1987-12-19 | 1987-12-19 | 避雷碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069549Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5301320B2 (ja) * | 2009-03-02 | 2013-09-25 | 三菱電機株式会社 | 避雷器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029201B2 (ja) * | 1977-05-12 | 1985-07-09 | 株式会社東芝 | ギヤツプレス避雷器 |
DE2729687C3 (de) * | 1977-06-30 | 1980-06-04 | Bison-Werke Baehre & Greten Gmbh & Co Kg, 3257 Springe | Verfahren zum Herstellen von Formwerkstucksrohlingen fur Sitzschalen, Verformungen aufweisende Abdeckplatten o.dgl |
-
1987
- 1987-12-19 JP JP1987193328U patent/JPH069549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0196739U (ja) | 1989-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6594133B1 (en) | Surge arrester | |
JPH069549Y2 (ja) | 避雷碍子 | |
JP2506137B2 (ja) | 避雷碍子用の耐圧絶縁筒 | |
US4827370A (en) | Enclosure for electric device, in particular for surge arrester, including a molded, electrically insulating envelope | |
JPH07118237B2 (ja) | 避雷碍子 | |
JPH0828143B2 (ja) | 避雷碍子 | |
JPH0828142B2 (ja) | 避雷碍子 | |
JPH0441592Y2 (ja) | ||
JPH01163925A (ja) | 避雷碍子 | |
JPH04249815A (ja) | 避雷碍子 | |
JPH0828144B2 (ja) | 避雷碍子 | |
JPH01163923A (ja) | 避雷碍子 | |
JP2000232708A (ja) | 避雷器 | |
JPS645305Y2 (ja) | ||
JPH073538Y2 (ja) | 避雷碍子 | |
JPH0157476B2 (ja) | ||
JPH03230424A (ja) | 懸垂型避雷碍子 | |
JPH02236917A (ja) | 電線支持型避雷碍子 | |
JPH0224921A (ja) | 避雷碍子 | |
JPS5921498Y2 (ja) | 袴部材に避雷器を内蔵した筒形高圧カツトアウト | |
JP3276482B2 (ja) | 避雷ユニット及びそれを備えた避雷碍子装置 | |
JP2983652B2 (ja) | 避雷碍子 | |
JP3662992B2 (ja) | 保護装置内蔵形碍子装置 | |
JPH06162850A (ja) | 送電用避雷器 | |
JPH0229626Y2 (ja) |