JPH0695392B2 - 光記録カ−ド - Google Patents

光記録カ−ド

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JPH0695392B2
JPH0695392B2 JP61033762A JP3376286A JPH0695392B2 JP H0695392 B2 JPH0695392 B2 JP H0695392B2 JP 61033762 A JP61033762 A JP 61033762A JP 3376286 A JP3376286 A JP 3376286A JP H0695392 B2 JPH0695392 B2 JP H0695392B2
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JP
Japan
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recording
card
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optical
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雅美 宮城
宣博 舩越
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は光ビームで情報の記録・再生を行なう光記録カ
ードに関するものである。
<従来の技術> 従来、この種の光カードとしては、例えば「Laser Car
d」(商標名)と呼ばれるものがある。この詳細につい
ては、例えば、Proceedings of SPIE Vol.329 p.61〜68
に記載されている。この従来の光カードの構造を第3図
に示す。同図において、11は透明基体、12は記録薄膜、
13は記録薄膜12の記録感度を向上させるための断熱層、
14は記録薄膜12および断熱層13の保護層、15は記録再生
のためのレーザー光、16は記録したピットを示す。
この従来の光カードにおける記録、再生の方法を以下に
述べる。まず、情報の記録は透明基体11を通して収束し
たレーザー光15を記録薄膜12に照射し、この記録薄膜12
を溶融蒸発させることにより行なう。このときのピット
16の列の形成は、対物レンズを含む光学系を移動させな
がらレーザー光15を点滅させることにより行なう。隣接
したピット16の列を形成するためには、ピット列の間隔
分だけ光学系を移動した後、同じ動作をくり返す。一
方、記録した情報の再生は、レーザー光15の出力を記録
薄膜12が溶融しない程度に弱めて、ピット16による反射
光量の変化をピット列に沿って読み取ることにより行な
う。
<発明が解決しようとする問題点> 上記光カードにおける再生において、ピット列への光学
系の位置決めは、記録の際と同じ位置へ光学系を移動さ
せることにより行なうが、光カードの出し入れ、光学系
の設定位置からのずれ等によりレーザー光15の光ビーム
の照射位置が記録したピット16からずれ、信号の再生が
行なえなくなること、あるいは隣接したピット列の信号
を検出してしまう可能性があることを考慮すれば、ピッ
ト16の大きさおよびピット16の間隔をあまり小さくする
ことはできない。すなわち、ピット16の大きさは10μ
m、ピット列の間隔は50μm程度が下限であり、記録密
度としては、名刺大のカードに約5×106ビットという
のが現状であった。
本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、記録、再生の動
作が安定に行なえると共に高記録密度を達成し得る光記
録カードを提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成する本発明の構成は、情報の記録場所を
指定するための情報記録用の多数の案内溝を形成したカ
ード状の透明基体に記録薄膜を形成した光記録カードに
おいて、 二本以上の前記案内溝を一つのブロックとする複数のブ
ロック毎の何れか一本の案内溝に連続するとともに前記
案内溝に対して傾斜させた誘導用の案内溝を形成したこ
とを特徴とする。
<実 施 例> 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例を概念的に示す説明図であり、
第3図はその断面構造を示す拡大図である。両図におい
て、21は誘導用の案内溝、22は情報記録用の案内溝、23
は透明基体、24は記録薄膜、25は記録薄膜24の感度を向
上させるための断熱層、26は記録薄膜24および断熱層25
の保護層である。
なお、図面では、簡単のため、情報記録用の案内溝22は
21本としたが、溝間隔は1.6μm程度とすることが可能
であるから、名刺大のカードに30,000本以上の案内溝を
形成できる。また誘導用の案内溝21は図面では、簡単の
ため3本としたが、誘導用の案内溝21への光学ヘッドの
位置決め精度と、所定の情報記録用の案内溝22へのアク
セス速度とのかねあいから、情報記録用の案内溝22の数
200〜300本につき1本とするのが適当である。
ここで上記光記録カードの製造方法を詳説しておく。こ
の光記録カードの製造方法は、従来の光ディスクの製造
方法と類似している。すなわち、まず、ガラス板上にフ
ォトレジストにより溝を形成し、溝原版を作製する。更
に詳言すると、ガラス板上にスピンコートによりフォト
レジストを所定の厚さに塗布する。次に、ガラス板に塗
布したフォトレジストの案内溝形成位置を集光レーザー
ビームによって露光する。これを現像することにより、
案内溝が形成でき、溝原版が作られる。次に、この溝原
版に電極用として銀もしくはニッケルを蒸着した後、ニ
ッケル電鋳によってスタンパを作製する。次に、このス
タンパを用いてアクリル樹脂等のプラスチック材料に射
出成形法、2P(フォト・ポリマ)法等の方法により溝を
転写し、光記録カードの透明基体23を得る。次に、Teも
しくはTe化合物等からなる記録薄膜24を形成する。最後
にCS2等の光吸収が小さく伝熱伝導率の物質からなる断
熱層25およびアクリル系光硬化樹脂等のプラスチック材
料からなる保護層26を形成する。
次に、前記実施例に係る光記録カードによる情報の記録
および再生の方法を述べる。この光記録カードにおける
情報の記録および再生の時には、従来の光ディスクの記
録・再生方法と類似しており、半導体レーザーを用いた
光学ヘッドにより焦点制御およびトラッキング制御をか
けて行なう。記録・再生いずれの場合にも、まず、光記
録カードが装着されると、光学ヘッドはこの光記録カー
ドの所定の誘導用の案内溝21付近にセットされ焦点制御
がかけられる。次に、本実施例に係る光記録カードの誘
導用の案内溝21は情報記録用の案内溝22に対して傾斜さ
せて形成してあるので、光学ヘッドもしくは光記録カー
ドを情報記録用の案内溝22と平行方向に移動させると共
にトラッキング制御をかけると、光学ヘッドは誘導用の
案内溝21と交差し、当該案内溝にトラッキングされる。
さらに光学ヘッドもしくは光記録カードを移動させる
と、光学ヘッドは情報記録用の案内溝22に導かれる。次
に、誘導用の案内溝21に接続していない情報記録用の案
内溝22に移動するためには、光学ヘッドに、情報記録用
の案内溝22と垂直方向に動くように信号を加えトラック
ジャンプ動作を行なわせる。以上の動作により、光学ヘ
ッドは所定の情報記録用の案内溝22に導かれ記録・再生
が可能な状態となる。
なお、以上のトラッキング動作は後に述べる再生の際を
同じく記録薄膜24が溶融蒸発しない程度にレーザー光の
出力を弱めて行なう。
次に記録の際には、情報記録用の案内溝22に沿って光学
ヘッドが移動するように光学ヘッドもしくは光記録カー
ドを移動しながら、記録信号に従ってパルス状のレーザ
ー光の出力を増大させ、記録薄膜24にピットを形成す
る。再生の場合には、記録の際と同様に光学ヘッドもし
くは光記録カードを移動しながら、ピットによる反射光
量の変化を読み取る。
次に、本発明の更に具体的な実施例について説明する。
案内溝21,22は、ガラス板上にスピンコートによりフォ
トレジストを塗布した後、集束したアルゴンレーザー光
で露光、現像することにより、幅0.6μm、深さ700Åに
形成した。情報記録用の案内溝22の長さは80mm、ピッチ
は2μmとし、200本で1ゾーンとした。かくて本実施
例の光記録カード1枚には100ゾーン、合計20,000本の
案内溝22を形成した。また、誘導用の案内溝21は1ゾー
ンにつき1本形成し、その長さは1mmとし、情報記録用
の案内溝22に対し、約6゜傾斜させた。すなわち、光学
ヘッドの誘導領域の幅は100μmとした。次に、この溝
原版にニッケルを真空蒸着した後、ニッケル電鋳により
スタンパを作製した。次に射出成形法により、ポリカー
ボネート基板に案内溝21,22を転写し、86mm×55mmのク
レジットカード大の透明基体23を作製した。次に記録薄
膜24としてCS2・Te薄膜をプラズマ重合法により400Åの
厚さに形成した後、断熱層25として、CS2薄膜をプラズ
マ重合法により、2000Åに厚さに形成した。さらに、保
護層26としてエポキシ系の光硬化性樹脂を30μmの厚さ
に形成した。
かくして得た光記録カードを半導体レーザーを用いた記
録、再生装置に装着し、トラッキング実験を試みたとこ
ろ、確実に光学ヘッドが誘導用の案内溝21にトラッキン
グされた後、所定の記録用の案内溝22にトラッキングさ
れることを確認した。また、光記録カードの出し入れに
対してもトラッキング動作は安定であり、確実に所定の
案内溝22を検出できることを確認した。次に、記録用の
案内溝22上への信号記録を試みたところ、レーザーパワ
ーがカード上で6mW、パルス幅100nsecで直径約1μmの
ピットが形成され、上記光記録カードに8×108ビット
の情報を記録可能であることを確認した。さらに、コー
ド情報の記録・再生を試みたところ、トラッキング動作
およびトラックに沿った記録・再生の動作を確認し、か
つ良好な品質の再生信号を得た。
<発明の効果> 以上実施例とともに具体的に説明したように、本発明の
光記録カードによれば、案内溝に沿って情報の記録・再
生を行なうため、トラッキング動作が容易で高密度記録
が可能であるばかりでなく、誘導用の案内溝を設けたの
でトラッキング動作を安定に確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る光記録カードを概念的に
示す説明図、第2図は第1図の断面構造を示す拡大図、
第3図は従来の光カードの構造を示す部分断面図であ
る。 図面中、 21は誘導用の案内溝、22は記録用の案内溝、23は透明基
体、24は記録薄膜、25は断熱層、26は保護層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記録場所を指定するための情報記録
    用の多数の案内溝を形成したカード状の透明基体に記録
    薄膜を形成した光記録カードにおいて、 二本以上の前記案内溝を一つのブロックとする複数のブ
    ロック毎の何れか一本の案内溝に連続するとともに前記
    案内溝に対して傾斜させた誘導用の案内溝を形成したこ
    とを特徴とする光記録カード。
JP61033762A 1986-02-20 1986-02-20 光記録カ−ド Expired - Fee Related JPH0695392B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61033762A JPH0695392B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 光記録カ−ド

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JP61033762A JPH0695392B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 光記録カ−ド

Publications (2)

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JPS62192942A JPS62192942A (ja) 1987-08-24
JPH0695392B2 true JPH0695392B2 (ja) 1994-11-24

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243969A (ja) * 1985-04-22 1986-10-30 Canon Inc 光学的情報記録媒体
JPS6252721A (ja) * 1985-09-02 1987-03-07 Canon Inc 光学的情報記録媒体
JPS6262435A (ja) * 1985-09-12 1987-03-19 Canon Inc 光学的情報記録媒体

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JPS62192942A (ja) 1987-08-24

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