JPH069530Y2 - 被覆剥取装置におけるストリップカス除去装置 - Google Patents

被覆剥取装置におけるストリップカス除去装置

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JPH069530Y2
JPH069530Y2 JP15595788U JP15595788U JPH069530Y2 JP H069530 Y2 JPH069530 Y2 JP H069530Y2 JP 15595788 U JP15595788 U JP 15595788U JP 15595788 U JP15595788 U JP 15595788U JP H069530 Y2 JPH069530 Y2 JP H069530Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被覆剥取装置により剥取られたストリップカ
スを除去するストリップカス除去装置の改良に関する。
(従来の技術とその課題) 第7図は従来の被覆剥取装置70を示す要部斜視図であ
る。同図に示すように、被覆剥取装置70は被覆電線1
を挟み込み可能に設けられた左右一対のカッター2a,
2bと、カッター2a,2bをそれぞれ連動して駆動さ
せるカッター駆動手段(図示省略)と、被覆電線1をP
方向あるいはQ方向に適当な量だけ移動させる電線移動
手段(図示省略)により構成されている。
また、第7図に示すように、カッター2a,2bにはそ
れぞれの先端に刃部5a,5bが形成されており、被覆
電線1を同図に示すように配置して、カッター駆動手段
によりカッター2a,2bが全開状態から少開状態に移
行されると、刃部5a,5bがそれぞれ被覆電線1の被
覆部に切込むように構成している。
次に、この被覆剥取装置70による被覆電線1の被覆部
の剥取処理(以下「ストリップ処理」という)について
説明する。
ストリップ処理は以下のようにして行われる。まず、第
8図に示すように、電線移動手段により被覆電線1を電
線送給方向であるP方向に適当な距離だけ前進させて、
剥取ろうとしている被覆部6をカッター2a,2bの前
方位置に送り込む。そして、第9図に示すように、カッ
ター駆動手段によりカッター2a,2bを駆動させてカ
ッター2a,2bを少開状態に移行する。これにより刃
部5a,5bが被覆電線1の被覆部6に切込む。その
後、その切込状態(第9図)のまま被覆電線1をQ方向
に後退させて被覆電線1の被覆部6を剥取る。
上記に示す一連のストリップ処理により被覆電線1に剥
取端部1a(第7図)が形成される一方、ストリップ処
理により剥取られた被覆部6がストリップカス4(第7
図)となる。このストリップカス4は、被覆剥取装置7
0より飛散して被覆剥取装置70あるいはその周辺装置
(図示省略)の機構部分に侵入すると、それらの装置の
故障の原因となるために、ストリップカス4を確実に回
収除去(以下「ストリップカス除去処理」という)する
必要がある。
そこで、第7図に示すように、カッター2a,2bの下
方位置にストリップカス除去装置が設けられている。こ
のストリップカス除去装置は被覆剥取装置70から発生
するストリップカス4を吸引手段(図示省略)により開
口部3を介して回収するように構成されており、ストリ
ップ処理時に発生したストリップカス4を、開口部3の
下方位置に設けられている吸引手段によって開口部3を
介して吸い込んでいる。
ところが、上記のようなストリップカス除去装置では、
ストリップ処理により生じたストリップカス4がカッタ
ー2a,2bから四方に飛び散るため、それに対応して
大きな開口部3を設ける必要があり、開口部3の大型化
に伴ってより吸引力の大きな吸引手段が必要となって、
ストリップカス除去装置が大型化するという問題があ
る。また、仮に開口部3を大きくしたとしても、ストリ
ップカス4のいくらかが開口部3を越えてその外方に飛
び散る場合が生じ、完全にストリップカス4を除去する
ことは困難である。
また、上記においてはカッター2a,2bが左右方向、
すなわちSおよびR方向に駆動するタイプの被覆剥取装
置70について述べたが、被覆剥取装置にはこれ以外に
第10図に示すように、カッター2a,2bが上下方
向、すなわちTおよびU方向に駆動するタイプのものも
ある。このタイプの被覆剥取装置においてはカッター2
a,2bの駆動方向とストリップカスの落下方向とが一
致するため、上記のようなストリップカス除去装置を設
けることが設計上困難である。したがって、ストリップ
カスが被覆剥取装置周辺に飛散して、被覆剥取装置ある
いはその周辺装置(図示省略)の機構部分に侵入してそ
れらの装置が故障するおそれが強い。
(考案の目的) この考案は、上記課題を解消するためになされたもので
あり、第1の目的は簡単な構成でしかも小型の吸引手段
によりストリップカスの飛散を防止することができ、ス
トリップカスによるマシントラブルを防止することがで
きるストリップカス除去装置を提供することである。ま
た、第2の目的は簡単な構成でしかも確実にストリップ
カスの飛散を防止することができ、ストリップカスによ
るマシントラブルを防止することができるストリップカ
ス除去装置を提供することである。
(目的を達成するための手段) 請求項1の考案は、被覆電線の前端近傍の被覆部を一対
のカッターにより挟み込むようにして切込み、その切込
状態のまま前記被覆電線を後退させて、前記被覆部の切
込位置より前端側を剥取る剥取処理を実行する被覆剥取
装置において、上記第1の目的を達成するため、前記剥
取処理直後に、剥取った被覆部を覆うように、前記一対
のカッターとでほぼ完全な閉空間を形成する閉空間形成
手段と、前記閉空間形成手段に接続された吸引管と、前
記剥取処理により発生したストリップカスを前記吸引管
を介して吸引除去する吸引手段とを備えている。
また、請求項2の考案は、被覆電線の前端近傍の被覆部
を一対のカッターにより挟み込むようにして切込み、そ
の切込状態のまま前記被覆電線を後退させて、前記被覆
部の切込位置より前端側を剥取る剥取処理を実行する被
覆剥取装置において、上記第2の目的を達成するため、
前記剥取処理直後に、剥取った被覆部を覆うように、前
記一対のカッターとで閉空間を形成する閉空間形成手段
と、前記閉空間形成手段に接続された排出管およびエア
ー噴出管と、前記剥取処理時に発生したストリップカス
に前記エアー噴出管を介してエアーを吹き付け、前記排
出管を介して前記ストリップカスを除去するエアー噴出
手段とを備えている。
(実施例) 第1図は請求項1の考案にかかるストリップカス除去装
置の一実施例(以下「第1実施例」という)を示す斜視
図である。このストリップカス除去装置は、一対の弾性
カバー部材7a,7bからなる閉空間形成部材7と、ス
トリップカス吸引管10と、吸引手段(図示省略)とに
より構成されている。弾性カバー部材7a,7bは、第
1図に示すように、カッター2a,2bの側面にそれぞ
れ固定されており、第2図に示すように、カッター2
a,2bが少開状態となるストリップ処理状態において
相互に弾接し合うようにしてほぼ一体化し、カッター2
a,2bと協働してほぼ完全な閉空間8を形成するよう
に構成されている。この場合、弾性カバー部材7a,7
bは、両者の接合部から閉空間8内に空気が容易に吸入
される程度に弾接される。また、下側のカバー部材7b
には開口部9が設けられており、この開口部9にストリ
ップカス吸引管10の一方端が接続されている。一方、
ストリップカス吸引管10の他方端は吸引手段に接続さ
れている。こうして、ストリップカス吸引管10および
開口部9により閉空間8と吸引手段とが接続されて、閉
空間8内に存在するストリップカス6を開口部9および
ストリップカス吸引管10を介して吸引手段に回収する
ように構成されている。
次に、第1図および第2図に示す被覆剥取装置20によ
るストリップ処理およびストリップカス除去装置による
ストリップカス除去処理について説明する。
まずストリップ処理を行うため、従来と同様に、電線移
動手段(図示省略)により被覆電線1を電線送給方向で
あるP方向に適当な距離だけ前進させて剥取ろうとして
いる被覆部6をカッター2a,2bの前方位置に送り込
む。そして、カッター駆動手段(図示省略)によりカッ
ター2a,2bを少開状態に駆動させて刃部5a,5b
を被覆電線1の被覆部に切込む。この場合、カッター2
a,2bの移動に伴い弾性カバー部材7a,7bも移動
して、第2図に示すように弾性カバー部材7a,7bと
カッター2a,2bとにより、剥取処理により剥取ろう
としている被覆部6を覆うように、閉空間8が形成され
る。その後、上記切込状態(第2図)のまま被覆電線1
をQ方向に後退させて被覆電線1の被覆部6を剥取る
(ストリップ処理)。また、上記ストリップ処理と併行
して吸引手段を駆動する。その結果、ストリップ処理直
後に、剥取れた被覆電線1の被覆部6、すなわちストリ
ップカスは吸引手段により吸引されている閉空間8に存
在することとなるので、ストリップカス吸引管10を介
して吸引手段内に吸引され、回収される(ストリップカ
ス除去処理)。
上記のように、ストリップ処理時に、カッター2a,2
bと弾性カバー部材7a,7bにより閉空間8を形成し
ているので、ストリップ処理により発生したストリップ
カスの飛散範囲がこの閉空間8に限定され、しかもこの
閉空間8は吸引手段により吸引されているので、剥取ら
れたストリップカスは完全に閉空間8から取り除かれ、
ストリップカス除去装置に回収される。したがって、被
覆剥取装置やその周辺装置へのストリップカスの飛散を
防止することができ、ストリップカスによるマシントラ
ブルを防止することができる。また、吸引手段により吸
引する範囲が閉空間8のみであるので、従来に比べて小
型の吸引手段によりストリップカスを完全に除去、回収
することができる。
第3図は請求項1の考案にかかるストリップカス除去装
置の他の実施例(以下「第2実施例」という)を示す斜
視図である。第2実施例が第1実施例と相達する点は、
第3図に示すように、弾性カバー部材7aの上面の一部
に開口部30が設けられている点と、弾性カバー部材7
a,7bが、第4図に示すように、カッター2a,2b
が全閉状態となってはじめて相互に弾接し合うようにし
てほぼ一体化し、カッター2a,2bと協働してほぼ完
全な閉空間8を形成するように構成されている点とであ
る。その他の構成は第1実施例と同一である。
次に、第2実施例の動作について説明する。まず、上記
の実施例と同様にして、ストリップ処理を行う。すなわ
ち、被覆電線1をP方向に適当な距離だけカッター2
a,2bの前方位置に送り込み、カッター2a,2bを
少開状態に駆動させて刃部5a,5bを被覆電線1の被
覆部に切込んだ後、上記切込状態のまま被覆電線1をQ
方向に後退させて被覆電線1の被覆部6を剥取る。
そして、上記ストリップ処理直後に、カッター駆動手段
(図示省略)によりカッター2a,2bを全閉状態に駆
動させる。これにより、カッター2a,2bの移動に伴
い弾性カバー部材7a,7bも移動して、第4図に示す
ように弾性カバー部材7a,7bとカッター2a,2b
とにより、剥取処理により剥取られた被覆部6を覆うよ
うに、ほぼ完全な閉空間8が形成される。
そして、吸引手段を駆動させることにより、閉空間8に
存在する剥取られた被覆電線1の被覆部6、すなわちス
トリップカスがストリップカス吸引管10を介して吸引
手段内に吸引され、回収される(ストリップカス除去処
理)。
以上のように、ストリップ処理直後に、カッター2a,
2bと弾性カバー部材7a,7bによりほぼ完全な閉空
間8を形成するとともに、吸引手段により閉空間8を吸
引しているので、上記実施例と同様の効果を奏する。ま
た、第2図と第4図との比較からわかるように、第1実
施例ではカッター2a,2bの刃部5a,5b間に比較
的大きな隙間が存在するのに対し、第2実施例では上記
隙間よりも小さな開口部30が存在するのみである。し
たがって、第2実施例では第1実施例の吸引手段よりも
小型の吸引手段によりストリップカスを除去、回収する
ことができる。
第5図は請求項2の考案にかかるストリップカス除去装
置の一実施例(以下「第3実施例」という)を示す斜視
図である。このストリップカス除去装置は、一対の弾性
カバー部材7a,7bからなる閉空間形成部材7と、エ
アー噴出管50と、排出管51と、エアー噴出手段(図
示省略)とにより構成されている。弾性カバー部材7
a,7bは、第5図に示すように、カッター2a,2b
の側面にそれぞれ固定されており、第6図に示すよう
に、カッター2a,2bが全閉状態となると相互に弾接
し合うようにして一体化し、カッター2a,2bと協働
して完全な閉空間8を形成するように構成されている。
また、下側のカバー部材7bには開口部52が設けられ
ており、この開口部52に排出管51の一方端が接続さ
れている。また、上側のカバー部材7aには開口部53
が設けられており、この開口部53にエアー噴出管50
の一方端が接続されている。また、エアー噴出管50の
他方端はエアー噴出手段に接続されている。こうして、
エアー噴出管50および開口部53により閉空間8とエ
アー噴出手段とが接続されて、閉空間8内に存在するス
トリップカス6にエアー噴出管50および開口部53を
介してエアーを吹き付け、開口部52および排出管51
を介して回収除去するように構成されている。なお、開
口部52,53の位置は上記に限定されるわけではな
く、被覆剥取装置20の使用態様に応じて適当に設けれ
ばよい。
次に、第3実施例の動作について説明する。まず、上記
第1および第2実施例と同様にして、ストリップ処理を
行う。そして、上記ストリップ処理直後に、カッター駆
動手段(図示省略)によりカッター2a,2bを全閉状
態に駆動させる。これにより、カッター2a,2bの移
動に伴い弾性カバー部材7a,7bも移動して、第6図
に示すように弾性カバー部材7a,7bとカッター2
a,2bとにより、ストリップ処理により剥取られた被
覆部6、すなわちストリップカスを覆うように、完全な
閉空間8が形成される。
その後、エアー噴出手段を駆動させることにより、エア
ーがエアー噴出管50および開口部53を介して閉空間
8内に存在するストリップカスに吹き付けられ、さらに
そのストリップカスが開口部52および排出管51を介
して回収除去される(ストリップカス除去処理)。
以上のように、ストリップ処理直後に、カッター2a,
2bと弾性カバー部材7a,7bにより完全な閉空間8
を形成し、その後エアーをストリップカスに吹き付け、
回収除去するように構成したので、剥取られたストリッ
プカスは完全に閉空間8から取り除かれ、ストリップカ
ス除去装置に回収される。したがって、被覆剥取装置や
その周辺装置へのストリップカスの飛散を防止すること
ができ、ストリップカスによるマシントラブルを防止す
ることができる。
なお、上記実施例ではカッター2a,2bが上下方向、
すなわちTおよびU方向に駆動するタイプの被覆剥取装
置に本発明を適用した場合について説明したが、第7図
に示すように、カッター2a,2bが左右方向、すなわ
ちSおよびR方向に駆動するタイプの被覆剥取装置にも
本発明を適用することができることは言うまでもない。
また、上記実施例では一度に1本の被覆電線1を剥取処
理する被覆剥取装置に本考案を適用した場合について説
明したが、これ以外に一度に複数の被覆電線を剥取処理
する被覆剥取装置に本考案を適用することもでき、その
場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
また、上記実施例では閉空間形成部材7を構成する弾性
カバー部材7a,7bがそれぞれカッター2a,2bに
設けられて、カッター2a,2bの動作に連動して弾性
カバー部材7a,7bが一体化する場合について説明し
たが、弾性カバー部材7a,7bは必ずしもカッター2
a,2bに固定されている必要はない。例えば、カッタ
ー2a,2bと弾性カバー部材7a,7bとをそれぞれ
相互に独立なものとし、弾性カバー部材7a,7bをそ
れぞれ駆動する駆動手段(図示省略)を別途設けて、適
当なタイミングで弾性カバー部材7a,7bが一体化す
るように駆動して、カッター2a,2bと弾性カバー部
材7a,7bとにより閉空間8を形成するようにしても
よい。
また、上記実施例ではカッター2a,2bの両方が駆動
するタイプの被覆剥取装置に本考案を適用した場合につ
いて説明したが、カッター2a,2bのうちいずれか一
方が駆動して刃部5a,5bがそれぞれ被覆電線1の被
覆部に切込むタイプの被覆剥取装置に本考案を適用して
もよく、その場合にも上記実施例と同様の効果を奏す
る。
また、上記第3実施例では排出管51の他方端について
はなんら言及しなかったが、第1あるいは第2実施例と
同様に排出管51の他方端に吸引手段を接続しても良
い。この場合には第3実施例に比べより確実にストリッ
プカスを回収除去することができる。
(考案の効果) 以上のように、請求項1の被覆剥取装置におけるストリ
ップカス除去装置によれば、剥取処理直後に、剥取られ
た被覆部を覆うように、一対のカッターと閉空間形成手
段とで閉空間を形成し、前記剥取処理により発生したス
トリップカスを吸引管を介して吸引手段により吸引除去
するように構成したので、簡単な構成でしかも小型の吸
引手段によりストリップカスの飛散を防止することがで
き、ストリップカスによるマシントラブルを防止するこ
とができる効果がある。
また、請求項2の被覆剥取装置におけるストリップカス
除去装置によれば、剥取処理直後に、剥取られた被覆部
を覆うように、一対のカッターと閉空間形成手段とで閉
空間を形成し、前記剥取処理により発生したストリップ
カスにエアーを吹き付け、排出管を介して除去するよう
に構成したので簡単な構成でしかも確実にストリップカ
スの飛散を防止することができ、ストリップカスによる
マシントラブルを防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1のストリップカス除去装置の一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図に示すストリップカス除
去装置の断面図、第3図は請求項1のストリップカス除
去装置の他の実施例を示す斜視図、第4図は第3図に示
すストリップカス除去装置の断面図、第5図は請求項2
のストリップカス除去装置の一実施例を示す斜視図、第
6図は第5図に示すストリップカス除去装置の断面図、
第7図は従来の被覆剥取装置を示す要部斜視図、第8
図,第9図はそれぞれ第7図に示す被覆剥取装置による
ストリップ処理を示す断面図、第10図は従来の他の被
覆剥取装置を示す要部斜視図である。 1……被覆電線、2a,2b……カッター、 6……被覆部、7……閉空間形成部材、 8……閉空間、10……ストリップカス吸引管、 50……エアー噴出管、51……排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浅野 隆弘 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内 (56)参考文献 実開 昭55−94120(JP,U) 実開 昭56−7426(JP,U) 実開 昭58−22024(JP,U) 実開 昭61−35513(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆電線の前端近傍の被覆部を一対のカッ
    ターにより挟み込むようにして切込み、その切込状態の
    まま前記被覆電線を後退させて、前記被覆部の切込位置
    より前端側を剥取る剥取処理を実行する被覆剥取装置に
    おいて、 前記剥取処理直後に、剥取った被覆部を覆うように、前
    記一対のカッターとでほぼ完全な閉空間を形成する閉空
    間形成手段と、 前記閉空間形成手段に接続された吸引管と、 前記剥取処理により発生したストリップカスを前記吸引
    管を介して吸引除去する吸引手段とを備えたことを特徴
    とする被覆剥取装置におけるストリップカス除去装置。
  2. 【請求項2】被覆電線の前端近傍の被覆部を一対のカッ
    ターにより挟み込むようにして切込み、その切込状態の
    まま前記被覆電線を後退させて、前記被覆部の切込位置
    より前端側を剥取る剥取処理を実行する被覆剥取装置に
    おいて、 前記剥取処理直後に、剥取った被覆部を覆うように、前
    記一対のカッターとで閉空間を形成する閉空間形成手段
    と、 前記閉空間形成手段に接続された排出管およびエアー噴
    出管と、 前記剥取処理時に発生したストリップカスに前記エアー
    噴出管を介してエアーを吹き付け、前記排出管を介して
    前記ストリップカスを除去するエアー噴出手段とを備え
    たことを特徴とする被覆剥取装置におけるストリップカ
    ス除去装置。
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