JPH0694984B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH0694984B2 JPH0694984B2 JP1383489A JP1383489A JPH0694984B2 JP H0694984 B2 JPH0694984 B2 JP H0694984B2 JP 1383489 A JP1383489 A JP 1383489A JP 1383489 A JP1383489 A JP 1383489A JP H0694984 B2 JPH0694984 B2 JP H0694984B2
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- Japan
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- container
- lid
- large container
- partition wall
- vegetables
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
- F25D2317/0413—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜を新鮮な状態で長期保存する独立した大
小容器を備えた冷蔵庫に関するものである。
小容器を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 近年、グルメ志向の定着につれ、冷蔵庫での野菜等の長
期保存，野菜の区分管理、又使い勝手平面への向上が増
々求められて来ている。
期保存，野菜の区分管理、又使い勝手平面への向上が増
々求められて来ている。
ここでは、従来例を第７図に従い説明する。
１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３及びこれら両箱2,3間
に充填された断熱材４によって構成されている。
に充填された断熱材４によって構成されている。
前記内箱３にて形成する前面に開口した貯蔵室を断熱区
画壁５と板状に構成する仕切壁６と、断熱性前桟6aから
なる区画部材にて、冷凍室７、上部貯蔵室８及び下部貯
蔵室９に区画形成し、これら各室7,8,9は夫々前面開口
を扉体10,11,12にて開閉自在に閉塞している。前記区画
壁５は冷蔵庫本体底部に配設した圧縮機13及び外箱２の
断熱材４側へ配設した凝縮器14等と共に、冷凍サイクル
を形成する冷却器15を配設する冷気風路16を形成し、前
記上下の冷凍室７及び上部貯蔵室８と夫々連通する吸込
口17,18を形成している。19は前記冷却器15にて冷却さ
れた冷気を本体１内の背壁に設けたダクト20を介し、冷
凍室７と上部貯蔵室８に夫々の吐出口21,22より庫内へ
送風する送風機である。23は下部貯蔵室９内に野菜等を
保存する上面開放の大容器であり、引き出し自在な扉体
12に設けた支持枠12aに載置されている。前記支持枠12a
は左右辺の後部に側方に突出したローラ24及び下辺に設
けたストッパー12bを備え、このローラ24が内箱３の側
壁に前後方向へ設けた支持レール25に案内され、一方前
記支持枠12aの左右辺下面には、内箱３の側壁前端に突
出して設けたローラ26にて案内され、引き出し自在とし
ている。27は野菜を区分保存する独立した小容器であ
り、前記、前桟6a及び仕切壁６の支持案内レール（図示
せず）にて支持されている。
画壁５と板状に構成する仕切壁６と、断熱性前桟6aから
なる区画部材にて、冷凍室７、上部貯蔵室８及び下部貯
蔵室９に区画形成し、これら各室7,8,9は夫々前面開口
を扉体10,11,12にて開閉自在に閉塞している。前記区画
壁５は冷蔵庫本体底部に配設した圧縮機13及び外箱２の
断熱材４側へ配設した凝縮器14等と共に、冷凍サイクル
を形成する冷却器15を配設する冷気風路16を形成し、前
記上下の冷凍室７及び上部貯蔵室８と夫々連通する吸込
口17,18を形成している。19は前記冷却器15にて冷却さ
れた冷気を本体１内の背壁に設けたダクト20を介し、冷
凍室７と上部貯蔵室８に夫々の吐出口21,22より庫内へ
送風する送風機である。23は下部貯蔵室９内に野菜等を
保存する上面開放の大容器であり、引き出し自在な扉体
12に設けた支持枠12aに載置されている。前記支持枠12a
は左右辺の後部に側方に突出したローラ24及び下辺に設
けたストッパー12bを備え、このローラ24が内箱３の側
壁に前後方向へ設けた支持レール25に案内され、一方前
記支持枠12aの左右辺下面には、内箱３の側壁前端に突
出して設けたローラ26にて案内され、引き出し自在とし
ている。27は野菜を区分保存する独立した小容器であ
り、前記、前桟6a及び仕切壁６の支持案内レール（図示
せず）にて支持されている。
これらの構成の為、扉体12が引き出し、支持枠12aのス
トッパー12bが、ローラ26と当接した状態で、小容器を
前後に動かす場合、又支持案内するレールから冷蔵庫１
外へ取り出す場合に、大容器23の背面開口部上縁23a
と、当接せぬ様、小容器27の底部27aと隙間２を有する
と共に、側面部も当接せぬ様隙間を設ける必要があっ
た。
トッパー12bが、ローラ26と当接した状態で、小容器を
前後に動かす場合、又支持案内するレールから冷蔵庫１
外へ取り出す場合に、大容器23の背面開口部上縁23a
と、当接せぬ様、小容器27の底部27aと隙間２を有する
と共に、側面部も当接せぬ様隙間を設ける必要があっ
た。
発明が解決しようとする課題 上記構成によると、上部貯蔵室８から冷気取入口30を介
して取り入れられた冷気が、容器23,27の外周を対流す
る際、大容器23と小容器27の隙間より直接侵入する為、
大容器23内の野菜類特に葉菜類から蒸散する水分が運び
去られ脱水状態となって乾燥し短期間しか新鮮度を確保
出来ない問題が生じていた。
して取り入れられた冷気が、容器23,27の外周を対流す
る際、大容器23と小容器27の隙間より直接侵入する為、
大容器23内の野菜類特に葉菜類から蒸散する水分が運び
去られ脱水状態となって乾燥し短期間しか新鮮度を確保
出来ない問題が生じていた。
その為、特に大容器23にはシール部材で外周縁をシール
された蓋体（図示せず）を大容器開口部に当接し、密閉
する方法が考えられていたが、蓋体の取り外しが不便で
あると共に、野菜類の呼吸熱蒸散作用により容器内は高
湿となり、大容器23と蓋体の表面に温度差が生じ、蓋体
の容器内面側に多量に結露を生じ、又局部的に冷却され
る大容器23の奥面口も結露する。この為野菜と接触する
奥面と、蓋体からの水滴が落下する部分の野菜が腐敗す
るといった品質上の課題があり実用化されていなかっ
た。
された蓋体（図示せず）を大容器開口部に当接し、密閉
する方法が考えられていたが、蓋体の取り外しが不便で
あると共に、野菜類の呼吸熱蒸散作用により容器内は高
湿となり、大容器23と蓋体の表面に温度差が生じ、蓋体
の容器内面側に多量に結露を生じ、又局部的に冷却され
る大容器23の奥面口も結露する。この為野菜と接触する
奥面と、蓋体からの水滴が落下する部分の野菜が腐敗す
るといった品質上の課題があり実用化されていなかっ
た。
本発明は上記課題に鑑み、従来の課題を解決するもので
あり、大小容器共、隙間有無に関係なく野菜等の貯蔵物
の乾燥と、結露による貯蔵物の腐敗を防止すると共に、
冷気量を分散して、下部貯蔵室が所定の温度を保てる冷
蔵庫を提供することを目的とするものである。
あり、大小容器共、隙間有無に関係なく野菜等の貯蔵物
の乾燥と、結露による貯蔵物の腐敗を防止すると共に、
冷気量を分散して、下部貯蔵室が所定の温度を保てる冷
蔵庫を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する為、仕切壁にて区画された上部貯蔵
室と下部貯蔵室と、この下部貯蔵室に設けた前後摺動自
在な上面を開放した大容器と、前記仕切壁の下方で大容
器の上面よりも上方に位置し仕切壁との間で風路を構成
する多孔質樹脂と化学繊維の積層よりなる透湿膜を備え
た前記大容器を覆う箱状の蓋体と、この蓋体と大容器と
をシールする端部周縁に設けたシール部材と、前記蓋体
の側面に形成されたレールに載置される大容器の上面に
位置して大容器とは独立して動く上面を開放した小容器
と、前記小容器に形成された貫通穴とからなるものであ
る。
室と下部貯蔵室と、この下部貯蔵室に設けた前後摺動自
在な上面を開放した大容器と、前記仕切壁の下方で大容
器の上面よりも上方に位置し仕切壁との間で風路を構成
する多孔質樹脂と化学繊維の積層よりなる透湿膜を備え
た前記大容器を覆う箱状の蓋体と、この蓋体と大容器と
をシールする端部周縁に設けたシール部材と、前記蓋体
の側面に形成されたレールに載置される大容器の上面に
位置して大容器とは独立して動く上面を開放した小容器
と、前記小容器に形成された貫通穴とからなるものであ
る。
作用 本発明は上記構成により、蓋体と大容器内が密閉され、
小容器に設けた貫通穴等によって、大小容器内を同一密
閉状態とし、特に大容器内の野菜等の貯蔵物の蒸発作用
或は呼吸作用によって発生する水蒸気が、小容器の貫通
穴等から、仕切壁と、蓋体の間の冷気対流により、冷却
され低湿度側である蓋体の表面へ透湿膜より透湿される
と共に、上面からも冷却し所定の温度に大小容器を保て
る。又大容器背面の極部的冷却による容器内の結露を前
記蓋体の背面側で防止する。さらに透湿膜により大小容
器内の湿度を一定に保ち野菜類の乾燥度を適度に抑制し
て、夫々容器内の野菜類の乾燥を、小容器の取り外し等
に必要な大容器との隙間有無に関係なく長期保存出来る
様にするものである。
小容器に設けた貫通穴等によって、大小容器内を同一密
閉状態とし、特に大容器内の野菜等の貯蔵物の蒸発作用
或は呼吸作用によって発生する水蒸気が、小容器の貫通
穴等から、仕切壁と、蓋体の間の冷気対流により、冷却
され低湿度側である蓋体の表面へ透湿膜より透湿される
と共に、上面からも冷却し所定の温度に大小容器を保て
る。又大容器背面の極部的冷却による容器内の結露を前
記蓋体の背面側で防止する。さらに透湿膜により大小容
器内の湿度を一定に保ち野菜類の乾燥度を適度に抑制し
て、夫々容器内の野菜類の乾燥を、小容器の取り外し等
に必要な大容器との隙間有無に関係なく長期保存出来る
様にするものである。
実施例 以下本発明の一実施例について第１図〜第６図の図面を
参照しながら説明する。尚従来と同一部分については同
一符号を付し説明を省略する 12は扉体、12cは扉体に設けたマグネット内蔵パッキン
で冷蔵庫本体１の前面に密着して気密保持している。31
は支持レールで、上端側には凸リブ31A、下辺側には支
持枠12aのローラ24を支持案内する溝31bを略水平方向に
設けている。23は支持枠に載置され上面を開口した大容
器で、前面の延出した開口前縁23a他面の開口周縁部23b
の側壁23cには、水平方向へ延出したフランジ23dを形成
している。32は蓋体で多縁の貫通穴33aを有する平面部3
3bと、両側33cと、背面33dと、前記平面部33bの容器対
向面側に保持した透湿膜34で構成された略箱体の形状を
成している（尚蓋体は分割構成でも良い）。
参照しながら説明する。尚従来と同一部分については同
一符号を付し説明を省略する 12は扉体、12cは扉体に設けたマグネット内蔵パッキン
で冷蔵庫本体１の前面に密着して気密保持している。31
は支持レールで、上端側には凸リブ31A、下辺側には支
持枠12aのローラ24を支持案内する溝31bを略水平方向に
設けている。23は支持枠に載置され上面を開口した大容
器で、前面の延出した開口前縁23a他面の開口周縁部23b
の側壁23cには、水平方向へ延出したフランジ23dを形成
している。32は蓋体で多縁の貫通穴33aを有する平面部3
3bと、両側33cと、背面33dと、前記平面部33bの容器対
向面側に保持した透湿膜34で構成された略箱体の形状を
成している（尚蓋体は分割構成でも良い）。
６は仕切壁で、35は蓋体32の上方にある第１の冷気対流
風路、35aはそれの冷気取り入れ口である。この冷気対
流後、冷気戻り通気孔6bに戻る。6aは横方向に加設され
た断熱性前桟６である。36は第２の冷気対流風路で、蓋
体32の背面33dと、前記大容器23の外周を冷気対流した
のち、前桟6aの冷気戻り通気孔6bに戻る。34aは前記蓋
体32の上側で、容器内面壁に設けたレールである。35は
前記蓋体32の門形端縁32aにツメ等で固定したシール部
材、38は側壁33cと背面33bの端部に同様に装着したシー
ル部材であり、大容器23の収納時、前記シール部材35が
前記大容器23の前面の開口縁23aの内面と、又38は前記
大容器23の側面の水平方向に延出したフランジ23dと上
下方向で圧接する。この構成の為、前記第１の冷気対流
風路35と第２の冷気対流風路36からは、蓋体32と大容器
23間とは密閉されており、夫々容器23,27への冷気の直
接侵入はない。小容器27は、前記蓋体32のレール34aに
フランジ27aにて支持され、多数の貫通穴27bをもち、前
端は、前記内面23a側、背面は、大容器の背面23dより内
面側にバイパス部27cを設けた位置で、大容器23の開口
部を略閉鎖する様収納され、前記大容器23と独立して前
後に操作出来る。
風路、35aはそれの冷気取り入れ口である。この冷気対
流後、冷気戻り通気孔6bに戻る。6aは横方向に加設され
た断熱性前桟６である。36は第２の冷気対流風路で、蓋
体32の背面33dと、前記大容器23の外周を冷気対流した
のち、前桟6aの冷気戻り通気孔6bに戻る。34aは前記蓋
体32の上側で、容器内面壁に設けたレールである。35は
前記蓋体32の門形端縁32aにツメ等で固定したシール部
材、38は側壁33cと背面33bの端部に同様に装着したシー
ル部材であり、大容器23の収納時、前記シール部材35が
前記大容器23の前面の開口縁23aの内面と、又38は前記
大容器23の側面の水平方向に延出したフランジ23dと上
下方向で圧接する。この構成の為、前記第１の冷気対流
風路35と第２の冷気対流風路36からは、蓋体32と大容器
23間とは密閉されており、夫々容器23,27への冷気の直
接侵入はない。小容器27は、前記蓋体32のレール34aに
フランジ27aにて支持され、多数の貫通穴27bをもち、前
端は、前記内面23a側、背面は、大容器の背面23dより内
面側にバイパス部27cを設けた位置で、大容器23の開口
部を略閉鎖する様収納され、前記大容器23と独立して前
後に操作出来る。
ここで前記蓋体の透湿膜34について説明すると、透湿膜
34は、微細な穴を有する多孔質樹脂膜34aと膜保護用の
ポリエステル等の化学繊維34bを積層したものである。
多孔質樹脂膜は一般的に10〜103Ａの分子間隔によって
ガス透過性を有するもので、水蒸気，空気，炭酸ガスの
濃度差があれば透過させる性質のものである。
34は、微細な穴を有する多孔質樹脂膜34aと膜保護用の
ポリエステル等の化学繊維34bを積層したものである。
多孔質樹脂膜は一般的に10〜103Ａの分子間隔によって
ガス透過性を有するもので、水蒸気，空気，炭酸ガスの
濃度差があれば透過させる性質のものである。
又化学繊維34bは外的応力に対しての保護の為である。
以上の構成であるから、前述した小容器27の貫通穴27
b、バイパス風路部27cにて大容器23と連通して、夫々容
器内の温度差は生じないため、蓋体32の透湿膜34より、
夫々容器は野菜類37から蒸散した水分により高湿均一に
保たれる。
b、バイパス風路部27cにて大容器23と連通して、夫々容
器内の温度差は生じないため、蓋体32の透湿膜34より、
夫々容器は野菜類37から蒸散した水分により高湿均一に
保たれる。
飽和湿度以上の水分は第１図に示した如く透湿される。
つまり上部貯蔵室８からの冷気は、冷気取り入れ口35a
より取り入れるが、第１の冷気対流風路35の方が外周を
流れる第２の冷気対流風路36より通路が短く、風路抵抗
が小さい。よって第１の冷気対流風路35の対流量が多く
冷却される蓋体32の表面の前記透湿膜34を介して低湿度
である前記冷気戻り通気孔6bへ徐々に透湿される。又こ
の為水分が仕切壁６の裏面にこもる事もない。一方、第
２の冷気対流風路36の対流量は減少し、加えて蓋体32で
夫々容器23,27を覆う為、背面部は、あまり低温となら
ず、夫々容器内外の温度差を生じさせない為容器内面の
結露を生じさせない。透湿膜34については、野菜の保存
に適していると云われる80〜95％PHの湿度に保つこと
が、前述した構成と重なって達成出来る。
つまり上部貯蔵室８からの冷気は、冷気取り入れ口35a
より取り入れるが、第１の冷気対流風路35の方が外周を
流れる第２の冷気対流風路36より通路が短く、風路抵抗
が小さい。よって第１の冷気対流風路35の対流量が多く
冷却される蓋体32の表面の前記透湿膜34を介して低湿度
である前記冷気戻り通気孔6bへ徐々に透湿される。又こ
の為水分が仕切壁６の裏面にこもる事もない。一方、第
２の冷気対流風路36の対流量は減少し、加えて蓋体32で
夫々容器23,27を覆う為、背面部は、あまり低温となら
ず、夫々容器内外の温度差を生じさせない為容器内面の
結露を生じさせない。透湿膜34については、野菜の保存
に適していると云われる80〜95％PHの湿度に保つこと
が、前述した構成と重なって達成出来る。
又本構成の為、小容器27は大容器23との上下方向等の隙
間に規制される事がない。よって小容器27の取り外し、
使い勝手を向上させる事が出来る。
間に規制される事がない。よって小容器27の取り外し、
使い勝手を向上させる事が出来る。
発明の効果 以上のように本発明は大容器を覆って密閉する箱体の蓋
体を設け、蓋体と大容器間に蓋体に設けたレールにて支
持される小容器を備え、さらに仕切壁と蓋体の間に冷気
を対流させるものであるから、夫々容器内への冷気の直
接侵入がなく、内部に貯蔵された野菜自身から蒸散する
水分により蓋体と大容器間は小容器を介して高湿に保た
れ野菜の鮮度を長期間維持する事が出来る。又、透湿膜
を保持する蓋体表面側は冷却用第１の冷気対流風路を形
成した為、容器内より相対的に透湿膜表面が低温，低湿
度となり、野菜より蒸散する水分の余剰分は他面に結露
せず、透湿膜に集中して透湿される。加えて背面部の冷
気吐出口直下の局部的に冷やされる部分は蓋体で覆う
為、容器内外表面の温度差を付きにくくして結露を防止
し、容器の貫通穴内での水分付着による野菜の損傷を防
止出来る。
体を設け、蓋体と大容器間に蓋体に設けたレールにて支
持される小容器を備え、さらに仕切壁と蓋体の間に冷気
を対流させるものであるから、夫々容器内への冷気の直
接侵入がなく、内部に貯蔵された野菜自身から蒸散する
水分により蓋体と大容器間は小容器を介して高湿に保た
れ野菜の鮮度を長期間維持する事が出来る。又、透湿膜
を保持する蓋体表面側は冷却用第１の冷気対流風路を形
成した為、容器内より相対的に透湿膜表面が低温，低湿
度となり、野菜より蒸散する水分の余剰分は他面に結露
せず、透湿膜に集中して透湿される。加えて背面部の冷
気吐出口直下の局部的に冷やされる部分は蓋体で覆う
為、容器内外表面の温度差を付きにくくして結露を防止
し、容器の貫通穴内での水分付着による野菜の損傷を防
止出来る。
さらに小容器と大容器間の隙間寸法による規制がないば
かりでなく、大小容器をそれぞれに透湿膜を保持してな
る蓋体を使用する事なく効果を発揮する為、構造も簡単
で、大幅に低コストとなる。又下部貯蔵室扉と夫々容器
を取り外した後、蓋体は簡単に取り外しができ、掃除等
が容易に行なえるものである。
かりでなく、大小容器をそれぞれに透湿膜を保持してな
る蓋体を使用する事なく効果を発揮する為、構造も簡単
で、大幅に低コストとなる。又下部貯蔵室扉と夫々容器
を取り外した後、蓋体は簡単に取り外しができ、掃除等
が容易に行なえるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の下部貯蔵室の
要部縦断面図、第２図は同室の横断面図、第３図は第１
図におけるＡ−Ａ線の断面図、第４図は大容器の斜視
図、第５図は蓋体の斜視図、第６図は第５図における同
蓋体の透湿状態の説明を兼ねる要部拡大断面図、第７図
は従来の冷蔵庫の断面図である。 ６……仕切壁、８……上部貯蔵室、９……下部貯蔵室、
23……大容器、23d……大容器のフランジ、27……小容
器、32……蓋体、34……透湿膜、34a……蓋体のレー
ル、35,38……シール部材。
要部縦断面図、第２図は同室の横断面図、第３図は第１
図におけるＡ−Ａ線の断面図、第４図は大容器の斜視
図、第５図は蓋体の斜視図、第６図は第５図における同
蓋体の透湿状態の説明を兼ねる要部拡大断面図、第７図
は従来の冷蔵庫の断面図である。 ６……仕切壁、８……上部貯蔵室、９……下部貯蔵室、
23……大容器、23d……大容器のフランジ、27……小容
器、32……蓋体、34……透湿膜、34a……蓋体のレー
ル、35,38……シール部材。
Claims (1)
- 【請求項１】仕切壁にて区画された上部貯蔵室と下部貯
蔵室と、この下部貯蔵室に設けた前後摺動自在な上面を
開放した大容器と、前記仕切壁の下方で大容器の上面よ
りも上方に位置し仕切壁との間で風路を構成する多孔質
樹脂と化学繊維の積層よりなる透湿膜を備えた前記大容
器を覆う箱状の蓋体と、この蓋体と大容器とをシールす
る端部周縁に設けたシール部材と、前記蓋体の側面に形
成されたレールに載置される大容器の上面に位置して大
容器とは独立して動く上面を開放した小容器と、前記小
容器に形成された貫通穴とからなる冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1383489A JPH0694984B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1383489A JPH0694984B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02195181A JPH02195181A (ja) | 1990-08-01 |
| JPH0694984B2 true JPH0694984B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=11844304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1383489A Expired - Fee Related JPH0694984B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694984B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104567191A (zh) * | 2014-11-28 | 2015-04-29 | 青岛海尔股份有限公司 | 多功能间室及冰箱 |
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1989
- 1989-01-23 JP JP1383489A patent/JPH0694984B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN104567191B (zh) * | 2014-11-28 | 2017-06-06 | 青岛海尔股份有限公司 | 多功能间室及冰箱 |
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