JPH0694661A - 液体検知装置 - Google Patents
液体検知装置Info
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- JPH0694661A JPH0694661A JP11852792A JP11852792A JPH0694661A JP H0694661 A JPH0694661 A JP H0694661A JP 11852792 A JP11852792 A JP 11852792A JP 11852792 A JP11852792 A JP 11852792A JP H0694661 A JPH0694661 A JP H0694661A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単でかつ安価に製作し得る液体検出
装置を提供すること。 【構成】 液体捕捉手段１により尿等の液体を捕捉し、
電極２間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、
電子電導度の変化等により検知信号発生手段３を介して
液体検知信号を発生させ、この液体検知信号を信号増幅
手段４により所定の大きさの電気信号に増幅し、次い
で、ランプ等の警報表示手段５により警報表示する。こ
れにより看護者等は、おもつ等の濡れが明確に認識さ
れ、被看護者への木目の細かい看護が可能となるととも
に、本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安価に
製作することができる。
装置を提供すること。 【構成】 液体捕捉手段１により尿等の液体を捕捉し、
電極２間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、
電子電導度の変化等により検知信号発生手段３を介して
液体検知信号を発生させ、この液体検知信号を信号増幅
手段４により所定の大きさの電気信号に増幅し、次い
で、ランプ等の警報表示手段５により警報表示する。こ
れにより看護者等は、おもつ等の濡れが明確に認識さ
れ、被看護者への木目の細かい看護が可能となるととも
に、本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安価に
製作することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水性若しくは油性の液
体を検知する液体検知装置に関し、特に、使い捨ておむ
つの濡れ検知に好適な構造を備えた液体検知装置に関す
るものである。
体を検知する液体検知装置に関し、特に、使い捨ておむ
つの濡れ検知に好適な構造を備えた液体検知装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】乳幼児、高齢者、高度障害者等が自己の
意識のないままに失禁してしまう場合がある。このよう
な場合に、看護者がすぐに気が付いて濡れおむつを取り
替えてくれれば良いが、そのように期待できない場合も
多い。
意識のないままに失禁してしまう場合がある。このよう
な場合に、看護者がすぐに気が付いて濡れおむつを取り
替えてくれれば良いが、そのように期待できない場合も
多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来では、上記のよう
な場合に尿等の液体を検知し、看護者等に警報として知
らせるための構造を備えた適当な液体検出装置が存在し
なかった。
な場合に尿等の液体を検知し、看護者等に警報として知
らせるための構造を備えた適当な液体検出装置が存在し
なかった。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、尿等の液体を検知し、これを電
気信号に変えてランプ等により警報表示し、看護者等に
知らせることができ、しかも構造が簡単でかつ安価に製
作し得る液体検出装置を提供することを目的とするもの
である。
ためになされたもので、尿等の液体を検知し、これを電
気信号に変えてランプ等により警報表示し、看護者等に
知らせることができ、しかも構造が簡単でかつ安価に製
作し得る液体検出装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】本発明の液体検出装置
は、水性又は油性の液体を吸収する液体捕捉手段と、該
液体捕捉手段により捕捉された液体に接触する少なくと
も一対の電極と、該電極間に生じる誘電率の変化、イオ
ン電導度の変化、電子電導度の変化等により液体検知信
号を発生させる検知信号発生手段と、該検知信号発生手
段により発生した液体検知信号を所定の電気信号に増幅
する信号増幅手段と、該信号増幅手段により増幅された
電気信号を入力として前記液体の吸収を警報表示する警
報表示手段とを有することを特徴とするものである。
は、水性又は油性の液体を吸収する液体捕捉手段と、該
液体捕捉手段により捕捉された液体に接触する少なくと
も一対の電極と、該電極間に生じる誘電率の変化、イオ
ン電導度の変化、電子電導度の変化等により液体検知信
号を発生させる検知信号発生手段と、該検知信号発生手
段により発生した液体検知信号を所定の電気信号に増幅
する信号増幅手段と、該信号増幅手段により増幅された
電気信号を入力として前記液体の吸収を警報表示する警
報表示手段とを有することを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の液体検出装置においては、液体捕捉手
段により尿等の液体を捕捉し、この液体に接触する電極
間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、電子電
導度の変化等により検知信号発生手段を介して液体検知
信号を発生させ、この液体検知信号を差動増幅器等の信
号増幅手段により所定の大きさの電気信号に増幅し、次
いで、この電気信号を入力としてランプ等の警報表示手
段により警報を発する。このため、看護者等は、かかる
警報により使い捨ておもつ等の濡れが明確に認識され、
被看護者への木目の細かい看護が可能となる。さらに、
本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安価に製作
することができ、近時到来する高齢化社会での医療乃至
看護機器として極めて有効に作用するものである。
段により尿等の液体を捕捉し、この液体に接触する電極
間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、電子電
導度の変化等により検知信号発生手段を介して液体検知
信号を発生させ、この液体検知信号を差動増幅器等の信
号増幅手段により所定の大きさの電気信号に増幅し、次
いで、この電気信号を入力としてランプ等の警報表示手
段により警報を発する。このため、看護者等は、かかる
警報により使い捨ておもつ等の濡れが明確に認識され、
被看護者への木目の細かい看護が可能となる。さらに、
本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安価に製作
することができ、近時到来する高齢化社会での医療乃至
看護機器として極めて有効に作用するものである。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、図を参照して詳
細に説明する。図１は、本発明の液体検出装置の構成を
示すブロック図である。すなわち、本発明の液体検出装
置は、水性又は油性の液体を吸収する液体捕捉手段１
と、この液体捕捉手段１により捕捉された液体に接触す
る少なくとも一対の電極２と、この電極２間に生じる誘
電率の変化、イオン電導度の変化、電子電導度の変化等
により液体検知信号を発生させる検知信号発生手段３
と、この検知信号発生手段３により発生した液体検知信
号を所定の電気信号に増幅する信号増幅手段４と、この
信号増幅手段４により増幅された電気信号を入力として
前記液体の吸収を警報表示する警報表示手段５とから構
成されている。
細に説明する。図１は、本発明の液体検出装置の構成を
示すブロック図である。すなわち、本発明の液体検出装
置は、水性又は油性の液体を吸収する液体捕捉手段１
と、この液体捕捉手段１により捕捉された液体に接触す
る少なくとも一対の電極２と、この電極２間に生じる誘
電率の変化、イオン電導度の変化、電子電導度の変化等
により液体検知信号を発生させる検知信号発生手段３
と、この検知信号発生手段３により発生した液体検知信
号を所定の電気信号に増幅する信号増幅手段４と、この
信号増幅手段４により増幅された電気信号を入力として
前記液体の吸収を警報表示する警報表示手段５とから構
成されている。
【０００８】そして、上記の液体捕捉手段１は、例え
ば、図２に示すように構成されている。図２において、
６は、上記液体捕捉手段１の一実施例である水分吸収構
造体を示している。この水分吸収構造体６は、浸透性、
吸収性の高い有機質若しくは無機質又はこれらの複合体
等より構成されている。上記水分吸収構造体６の一端
は、断面略コ字状の電極保持部材７により把持され、ま
た、この電極保持部材７は不良導体により構成されてい
る。電極保持部材７の上面７ａには複数の透孔７ｂが穿
設され、この透孔７ｂに電極８が挿通されている。この
電極８は少なくとも一対必要とし、この実施例では４本
としてある。また、電極８の間隔は、種々の条件を考慮
して等間隔若しくは不等間隔に設定される。さらに、電
極８の材料として、異種金属材料の組み合わせ、同種金
属の組み合わせ、あるいは絶縁被覆された金属材料の選
定が可能である。上記電極８の一端は、電極保持部材７
を介して水分吸収構造体６の内部に挿入され、該電極８
の他端は、図示のように電極保持部材７の上面から所定
の寸法だけ突出させてある。
ば、図２に示すように構成されている。図２において、
６は、上記液体捕捉手段１の一実施例である水分吸収構
造体を示している。この水分吸収構造体６は、浸透性、
吸収性の高い有機質若しくは無機質又はこれらの複合体
等より構成されている。上記水分吸収構造体６の一端
は、断面略コ字状の電極保持部材７により把持され、ま
た、この電極保持部材７は不良導体により構成されてい
る。電極保持部材７の上面７ａには複数の透孔７ｂが穿
設され、この透孔７ｂに電極８が挿通されている。この
電極８は少なくとも一対必要とし、この実施例では４本
としてある。また、電極８の間隔は、種々の条件を考慮
して等間隔若しくは不等間隔に設定される。さらに、電
極８の材料として、異種金属材料の組み合わせ、同種金
属の組み合わせ、あるいは絶縁被覆された金属材料の選
定が可能である。上記電極８の一端は、電極保持部材７
を介して水分吸収構造体６の内部に挿入され、該電極８
の他端は、図示のように電極保持部材７の上面から所定
の寸法だけ突出させてある。
【０００９】次に、図３に上記電極保持部材７の他の実
施例を示す。この実施例では、電極保持部材７の内部対
向面９，９に水分吸収構造体６の一端に食い込むリブ状
突起１０を設け、電極保持部材７と水分吸収構造体６と
の確実な固定及び良好な電気的接触が得られるようにし
たものである。図４に、さらに他の実施例を示す。この
実施例では、電極保持部材１７に電極支持部１８から水
平方向に張り出す受部１９を設け、この受部１９上に水
分吸収構造体６を載置し、電極支持部１８に水平方向に
並設した電極８と受部１９との間で水分吸収構造体６を
挟み込むようにしたものである。この実施例の場合、電
極８にかえりを設けるか、受部１９の上面に前記のリブ
状突起１０を設けることにより水分吸収構造体６の離脱
がより効果的に防止できる。
施例を示す。この実施例では、電極保持部材７の内部対
向面９，９に水分吸収構造体６の一端に食い込むリブ状
突起１０を設け、電極保持部材７と水分吸収構造体６と
の確実な固定及び良好な電気的接触が得られるようにし
たものである。図４に、さらに他の実施例を示す。この
実施例では、電極保持部材１７に電極支持部１８から水
平方向に張り出す受部１９を設け、この受部１９上に水
分吸収構造体６を載置し、電極支持部１８に水平方向に
並設した電極８と受部１９との間で水分吸収構造体６を
挟み込むようにしたものである。この実施例の場合、電
極８にかえりを設けるか、受部１９の上面に前記のリブ
状突起１０を設けることにより水分吸収構造体６の離脱
がより効果的に防止できる。
【００１０】次に、図５にさらに他の実施例を示す。こ
の実施例では、電極保持部材２７の先端部にストッパ部
２０を設け、電極支持部１８との間で図示を省略した水
分吸収構造体を内蔵した使い捨ておむつ等に取り付けて
使用できるようにしたものである。次に、図６にさらに
他の実施例を示す。この実施例では、他の電極２８と絶
縁体２９とを交互に配置し、一方の端部から電極８を突
出させるようにしたものである。この構造においても電
極８間に生じる誘電率の変化率等を信号源として取り出
し、液体検知装置として構成することできる。
の実施例では、電極保持部材２７の先端部にストッパ部
２０を設け、電極支持部１８との間で図示を省略した水
分吸収構造体を内蔵した使い捨ておむつ等に取り付けて
使用できるようにしたものである。次に、図６にさらに
他の実施例を示す。この実施例では、他の電極２８と絶
縁体２９とを交互に配置し、一方の端部から電極８を突
出させるようにしたものである。この構造においても電
極８間に生じる誘電率の変化率等を信号源として取り出
し、液体検知装置として構成することできる。
【００１１】次に、図７に、使い捨ておむつに液体捕捉
手段１を設けた実施例を示す。この実施例では、使い捨
ておむつ３０の表皮部３１に高分子成形体３３を接着又
は熱融着３４させ、電極８をこの高分子成形体３３に取
り付ける。また、この高分子成形体３３の一部３３ａを
使い捨ておむつ３０に内蔵させた前述の水分吸収構造体
６（図示せず）と互いに接触するようにしたものであ
る。なお、高分子成形体３３の一部３３ａは、他の部分
よりも薄く、あるいは櫛状に形成することにより、それ
自体の柔軟性が増し、使用者の装着感、圧迫感の軽減、
使い捨ておむつ３０に内蔵の水分吸収構造体との良好な
接触等が得られて良好な結果が得られる。
手段１を設けた実施例を示す。この実施例では、使い捨
ておむつ３０の表皮部３１に高分子成形体３３を接着又
は熱融着３４させ、電極８をこの高分子成形体３３に取
り付ける。また、この高分子成形体３３の一部３３ａを
使い捨ておむつ３０に内蔵させた前述の水分吸収構造体
６（図示せず）と互いに接触するようにしたものであ
る。なお、高分子成形体３３の一部３３ａは、他の部分
よりも薄く、あるいは櫛状に形成することにより、それ
自体の柔軟性が増し、使用者の装着感、圧迫感の軽減、
使い捨ておむつ３０に内蔵の水分吸収構造体との良好な
接触等が得られて良好な結果が得られる。
【００１２】次に、図８に、さらに他の実施例を示す。
この実施例では、使い捨ておむつ３０の内部の水分吸収
体３５内に埋込電極３６を設け、この埋込電極３６と接
続される他の電極８を、使い捨ておむつ３０の表皮部３
１に固着させた高分子成形体３３を介して外部に取り出
すようにしたものである。上記図７に示す実施例におい
て、使い捨ておむつ３０が被看護者の失禁等により濡れ
た場合には、内蔵の水分吸収構造体６が液体を吸収し、
高分子成形体３３を介して電極８により液体検知信号と
して取り出される。また、図８に示す実施例において
は、埋込電極３６、電極８及び高分子成形体３３を介し
て液体検知信号として前記と同様にして取り出される。
この液体検知信号は、誘電率の変化、イオン電導度の変
化、電子電導度の変化等を電気信号に変換して取り出す
ために、電気回路からなる検知信号発生手段３を必要と
するが、これは、公知の一般的構成で足りるため、その
詳しい説明は省略する。さらに、この検知信号発生手段
３から電気信号を所定の大きさに増幅する信号増幅手段
４も、差動増幅器等を使用して容易に実施することがで
きるため、また、信号増幅手段４からの電気信号を受け
て警報表示する警報表示手段５も、ランプ、ブザー等に
より容易に実施することができるため、その詳しい説明
は省略する。
この実施例では、使い捨ておむつ３０の内部の水分吸収
体３５内に埋込電極３６を設け、この埋込電極３６と接
続される他の電極８を、使い捨ておむつ３０の表皮部３
１に固着させた高分子成形体３３を介して外部に取り出
すようにしたものである。上記図７に示す実施例におい
て、使い捨ておむつ３０が被看護者の失禁等により濡れ
た場合には、内蔵の水分吸収構造体６が液体を吸収し、
高分子成形体３３を介して電極８により液体検知信号と
して取り出される。また、図８に示す実施例において
は、埋込電極３６、電極８及び高分子成形体３３を介し
て液体検知信号として前記と同様にして取り出される。
この液体検知信号は、誘電率の変化、イオン電導度の変
化、電子電導度の変化等を電気信号に変換して取り出す
ために、電気回路からなる検知信号発生手段３を必要と
するが、これは、公知の一般的構成で足りるため、その
詳しい説明は省略する。さらに、この検知信号発生手段
３から電気信号を所定の大きさに増幅する信号増幅手段
４も、差動増幅器等を使用して容易に実施することがで
きるため、また、信号増幅手段４からの電気信号を受け
て警報表示する警報表示手段５も、ランプ、ブザー等に
より容易に実施することができるため、その詳しい説明
は省略する。
【００１３】なお、本発明は上記の各実施例に限らず、
本発明の要旨を逸脱しない限り、例えば、次のように改
変可能である。 （１）液体捕捉手段１は、上記のものの他、パルプ、繊
維等の多孔質の複合材料でも良い。 （２）検知対象は、液体に限らず、気体であっても検知
可能である。 （３）液体検知信号を得る手段としては、水分吸収構造
体６に、予め化学物質を含侵させておき、被測定対象液
体と、当該含侵させた物質との化学反応により生成され
た生成物質の誘電率、導電率等の変化を捉えるようにし
たものでも良い。 （４）本液体検知装置を使い捨ておむつに使用する場
合、外部取り出し用の電極８は、着脱自在な構造のもの
であっても良い。 （５）さらに、外部取り出し用の電極８は設けずに、埋
込電極３６に直接電線を接続できる構造のものでも良
い。
本発明の要旨を逸脱しない限り、例えば、次のように改
変可能である。 （１）液体捕捉手段１は、上記のものの他、パルプ、繊
維等の多孔質の複合材料でも良い。 （２）検知対象は、液体に限らず、気体であっても検知
可能である。 （３）液体検知信号を得る手段としては、水分吸収構造
体６に、予め化学物質を含侵させておき、被測定対象液
体と、当該含侵させた物質との化学反応により生成され
た生成物質の誘電率、導電率等の変化を捉えるようにし
たものでも良い。 （４）本液体検知装置を使い捨ておむつに使用する場
合、外部取り出し用の電極８は、着脱自在な構造のもの
であっても良い。 （５）さらに、外部取り出し用の電極８は設けずに、埋
込電極３６に直接電線を接続できる構造のものでも良
い。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液体捕
捉手段により尿等の液体を捕捉し、この液体に接触する
電極間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、電
子電導度の変化等により検知信号発生手段を介して液体
検知信号を発生させ、この液体検知信号を差動増幅器等
の信号増幅手段により所定の大きさの電気信号に増幅
し、次いで、この電気信号を入力としてランプ等の警報
表示手段により警報を発するようにしたので、看護者等
はかかる警報により使い捨ておもつ等の濡れが明確に認
識され、被看護者への木目の細かい看護が可能となる。
さらに、本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安
価に製作することができ、近時到来する高齢化社会での
医療乃至看護機器として極めて有効に作用する等の優れ
た効果がある。
捉手段により尿等の液体を捕捉し、この液体に接触する
電極間に生じる誘電率の変化、イオン電導度の変化、電
子電導度の変化等により検知信号発生手段を介して液体
検知信号を発生させ、この液体検知信号を差動増幅器等
の信号増幅手段により所定の大きさの電気信号に増幅
し、次いで、この電気信号を入力としてランプ等の警報
表示手段により警報を発するようにしたので、看護者等
はかかる警報により使い捨ておもつ等の濡れが明確に認
識され、被看護者への木目の細かい看護が可能となる。
さらに、本液体検出装置は、構成が簡単であるため、安
価に製作することができ、近時到来する高齢化社会での
医療乃至看護機器として極めて有効に作用する等の優れ
た効果がある。
【図１】本発明の液体検出装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】上記液体検出装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】上記液体検出装置の他の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図４】上記液体検出装置のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図５】上記液体検出装置のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】上記液体検出装置のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図７】上記液体検出装置を使い捨ておむつに取り付け
た実施例を示す断面図である。
た実施例を示す断面図である。
【図８】上記液体検出装置を使い捨ておむつに取り付け
た他の実施例を示す断面図である。
た他の実施例を示す断面図である。
１ 液体捕捉手段 ２ 電極 ３ 検出信号発生手段 ４ 信号増幅手段 ５ 警報表示手段 ６ 水分吸収構造体 ７，１７，２７ 電極保持部材 ８ 電極 ９ 内部対向面 １０ リブ状突起 １８ 電極支持部 １９ 受部 ２０ ストッパ部 ３０ 使い捨ておむつ ３１ 表皮部 ３２，３３ 高分子成形体 ３３ 接着又は熱融着 ３５ 水分吸収体 ３６ 埋込電極
Claims (11)
- 【請求項１】 水性又は油性の液体を吸収する液体捕捉
手段と、該液体捕捉手段により捕捉された液体に接触す
る少なくとも一対の電極と、該電極間に生じる誘電率の
変化、イオン電導度の変化、電子電導度の変化等により
液体検知信号を発生させる検知信号発生手段と、該検知
信号発生手段により発生した液体検知信号を所定の電気
信号に増幅する信号増幅手段と、該信号増幅手段により
増幅された電気信号を入力として前記液体の検知を警報
表示する警報表示手段とを有することを特徴とする液体
検知装置。 - 【請求項２】 前記液体捕捉手段は、浸透性、吸収性を
有する有機質若しくは無機質又はこれらの複合体より構
成されていることを特徴とする請求項１に記載の液体検
知装置。 - 【請求項３】 上記電極は、異種金属材料により構成さ
れていることを特徴とする請求項１又は請求項２のいず
れかに記載の液体検知装置。 - 【請求項４】 上記電極は、同種金属材料により構成さ
れていることを特徴とする請求項１又は請求項２のいず
れかに記載の液体検知装置。 - 【請求項５】 上記電極は、絶縁被覆された金属材料に
より構成されていることを特徴とする請求項１又は請求
項２のいずれかに記載の液体検知装置。 - 【請求項６】 前記液体捕捉手段は、その一端が断面略
コ字状の電極保持部材により把持され、前記電極が電極
保持部材の一側面を貫通して前記液体捕捉手段の内部に
差し込まれていることを特徴とする請求項１乃至請求項
５のいずれかに記載の液体検知装置。 - 【請求項７】 前記電極保持部材の内部対向面には、前
記液体捕捉手段に食い込むリブ状突起を設けたことを特
徴とする請求項６に記載の液体検知装置。 - 【請求項８】 前記液体捕捉手段は、該液体捕捉手段を
受ける水平方向に張り出した受部及び前記電極を水平方
向に差し込む電極支持部とを備えた電極保持部材と、前
記電極支持部に差し込まれた前記電極との間に挟み込ま
れた構造を有することを特徴とする請求項１乃至請求項
７のいずれかに記載の液体検知装置。 - 【請求項９】 前記電極保持部材の水平方向先端部に、
前記液体捕捉手段の離脱を防止するストッパ部を設けた
ことを特徴とする前記請求項８に記載の液体検知装置。 - 【請求項１０】 前記液体捕捉手段を使い捨ておむつに
設け、該液体捕捉手段に前記電極を取り付けておむつの
濡れを検知することを特徴とする請求項１に記載の液体
検知装置。 - 【請求項１１】 前記液体捕捉手段を使い捨ておむつに
設け、該おむつの内部に前記電極を埋め込むとともに、
該電極の一端を前記おむつの表面から露出させておむつ
の濡れを検知することを特徴とする請求項１に記載の液
体検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11852792A JPH0694661A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 液体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11852792A JPH0694661A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 液体検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0694661A true JPH0694661A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=14738813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11852792A Pending JPH0694661A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 液体検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0694661A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100846781B1 (ko) * | 2004-06-01 | 2008-10-27 | 삼성전자주식회사 | 고속정보채널(ｆｉｃ)을 이용한 ｄａｂ 수신장치의 서비스디스플레이 제어방법 및 그 장치 |
| ES2533500A1 (es) * | 2013-10-08 | 2015-04-10 | Rubén José ALMEIDA VIZCAÍNO | Detector de orina con discriminación de líquidos |
| JP2018517901A (ja) * | 2015-05-29 | 2018-07-05 | ツェーアー カズィゾ ゲーエムベーハー | 全血における血小板機能の測定のための電極アセンブリ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038647A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-28 | Katsuo Ebara | 水分検出センサ |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP11852792A patent/JPH0694661A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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