JPH048361A - 紙おむつ内尿水センサーと尿水有無の伝達方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は紙おむつ内の尿水センサー及び尿水有無の伝
達方法に関するものである。

尿水センサー他紙おむつ側の部材は低コストであり、紙
おむつと一緒に使い捨てとする。

従来の技術 従来、おむつカバー内に湿度検出器を設けおむつカバー
内の湿度上昇をもって放尿とみなし、それをアラームに
て知らせるものがある。

従来の技術の問題点 湿度検出器による尿水有無の認識システムは蒸発という
プロセスを通す為、検出時期が周囲の状況に大きく左右
される。　真夏では尿水の蒸発が促進されるが、真冬で
は促進され難い。

例えば、日本では真夏の大気湿度が８０％にも及ぶこと
を考えると尿水有無の湿度検出レベルは８０％以上にせ
ざるを得ない、　その場合、真冬では放尿後置水の蒸発
による湿度が８０％に及ぶ時期は極めて遅れるか、甚だ
しきは８０％に達しない事も有り得る。

又おむつの外側とおむつカバー内側との間に入れる湿度
検出器は紙おむつ着用に際してはその機能を果たし難い
、　何故なら紙おむつはその外側に薄い高分子膜が設け
られ汚れ等が外部へもれないようになっているからであ
る。

湿度検出器はくり返し使用するので汚れも進行し臭気も
付着する。

以上のような従来の湿度による尿水検出の諸欠点を取除
く為にこの発明がなされた。

実施例 防水材４の吸水材側に非水溶性の導電性インキを線状に
相対して２本６．７と引き、その対を尿水センサーとす
る。　尿水センサーは吸水材３に覆われておりそれを設
ける場所は放尿があったとき尿水に最も浸され易い所に
する。　相対する線６゜７の隔たる距離は１１１１１位
で良く、線の長さＡＢ、　Ａ′ｓ’は１ｃｍもあれば十
分であるが、尿水に浸され易い領域に広くまたがれば尚
良い。　線巾はこすれ等により断線しない範囲で細い方
が素材の節約上良く１ｍａ＋足らずで十分である。尿水
センサーには電圧がかけられており、電圧は液晶表示部
１６の中に設けられている電源からもたらされる。　尿
水センサーは通常非導通であるが、その一部でも尿水で
浸されたとき溶液中のイオンにより導通状態となる。

尿水センサーからのリード線８，９は防水材４の吸水材
側にあり、その素材、！！巾は尿水センサーを形成する
線と同じにし製造工程の簡素化を図る。

紙おむつ側電気接点部１０．１１は防水材４のおむつカ
バー側にあり、リード１ＩＡ８，９と同じく導電性イン
キを引いたものとする。

防水材４の０点では小孔２２．２３があけられている。

防水材４の一方の面からリード線８．他方の面から電気
的接点部１０として導電性インキが引かれたとき、０点
の小孔２２．２３は双方の面からの導電性インキで埋ま
り、リード線８と電気接点部ＩＯは接続する。

寸法例として、リード＄８と電気接点部１０の線中１ｍ
ｍ、小孔２２．２３の直径０．３ｍｍ　、保持材４の厚
さ０．１■購とする。

小孔を複数にしであるのは接続の確実性を図る為である
。

６２点での接続も０点と同様の形態をとる。

紙おむつ側電気接点部１０．１１は腰部腹側に設けられ
、おむつカバーバンドの下に位置させる。

紙おむつ側電気接点部１０とおむつカバー側電気接点部
１２は標準的なおむつのセット状態でそれぞれの中心点
で直角に交叉させる。　紙おむつ側電気接点部１１とお
むつカバー側電気接点部１３の接触についても同様に直
角に交叉させる。

電気接点部１０．１１．１２．１３はいずれの長さも同
じであるのが合理的であり、その長さはおむつのセット
のバラツキがあり得る範囲でずれても相対する電気接点
が交叉し得るようにする。

紙おむつ細配線は紙おむつと一緒に使い捨てとされるか
ら極めて短期の使用に耐えればよく、その材質はコスト
重視で選べる。

一方おむつカバー側の配線はおむつカバー同様繰返し使
用するので必要とする程度の耐久性は確保する。　又相
対する電気接点部同士の接触を図るには少くとも一方の
電気接点部が若干突出していることが望ましい。

それ等の点からおむつカバー側電気接点１２．１３とし
て導電性樹脂を凸状にコーティングする。

導電性樹脂の線１１を１１１Ｉｌｌ、凸状の高さを０．
２１とする。

おむつカバー側配線はＦ点でおむつカバーの紙おむつ側
からおむつカバーの外側へ出、リード線１４を経て液晶
表示部１６にこ６点で接続する。　リードｍ１４は導電
性樹脂とする。　他方の１点、並びにＦ′σ間も同様の
配線とする。

液晶表示部１６は紙おむつ内で尿水が検知されていれば
、赤ちゃんの顔１７が泣いている顔であり。

検知されていなければ笑っている顔にする。１８は紙お
むつをセットした時間を示し、１９は紙おむつ内の尿水
が検知されてからの経過時間を示し、２０は現在時間を
示す。

リセットボタン２１は紙おむつをセットした時に押す。

　リセットボタン２１を押すとその時の時刻を１８にて
メモリ表示し、尿水検知後の経過時間をゼロに戻す。

その他の実施例 尿水センサーを布おむつ内に入れ、テープ状の樹脂に導
電性インキを引いたリード線を経て、おむつカバーの液
晶表示部につないでもよい、　尿水センサーと導電性イ
ンキによるリード線は使い捨てである。

おむつカバーを着用しないケースにおいては以下の如く
して、紙おむつ内の尿水有無を液晶表示する。

即ち、実施例の配線に加えて液晶表示部との接点Ｇ、Ｇ
’を防水材４にも設け、防水材上で直接Ｂ（。

間、１３′σ間に導電性インキを引き、液晶表示部を防
水材上のＧ、Ｇ’点に接触させるべく透明粘着テープに
て上貼りする。　透明粘着テープは紙おむつ本体に備え
付けとする。

粘着テープの液晶表示部を覆う部分の糊は無い方が好ま
しく、液晶表示部にかぶさる部分は液晶表示部形状に合
せて袋状であれば尚良い。

尿水センサーの相対の形状は直線２曲線、渦巻他任意の
形状で良く、尿水センサーの数に関しては複数個所に設
けてもよい。

液晶表示部からは尿水検知後１５分毎に音を発生させて
もよい。

本発明の形態上２機能上の特徴および効果（１）　　尿
水センサー ■容積がほとんどない為紙おむつは異物感なく着用出来
る ■センサーを流れる電流が極めて小さい為接触不良等に
よる発熱の心配がない ■超低コストであり使い捨てに適している■容器内の尿
水検出でなく不特定領域中の尿水検出の為尿水センサー
の周囲に吸水物質を配する等吸水機能をもたせである■
　紙おむつ側とおむつカバー側の電気的接点を具現する
方法 ■接点を固定する為の新たなるファスナーが不要であり
、紙おむつ交換作業に際し新たに加わる作業がない。

０紙おむつとおむつカバーの設定が標準的な設定から多
少ずれても電気的接点が保てるので電気的接点の確保に
気を使うことなく紙おむつ交換が可能である ■接点を十字型にした事は接点部材を減らす事になりコ
ストを大巾に下げられる （３）液晶表示部 紙おむつが現在尿水で濡れているかどうかが明示される
他に、表示の諸情報から平均的な放尿間隔の情報が得ら
れ適切な紙おむつの交換が可能

【図面の簡単な説明】

図１は紙おむつをセットしたときの層別構式を示す。 図中、■は人体、 ２は表面材、 ３は吸水材、 ４は防水材、 ５はおむつカバーである。 図２は本発明に関わる電気配線を示す。 図中、６．７の対が尿水センサー ８．９はリード線、 １０．１１は紙おむつ側電気接点部、 １２．１３はおむつカバー側電気接点部。 １４、１５はおむつカバー側リード線。 １６は液晶表示部である。 尚各配線は次の区間である。 ６はＡＢ間、　７はＡＢ’間。 ８はＢＣ間、　９はばσ間、 １０はＣＤ間、１１はｃｄ間、 ｌ２はＤＥ間、１３はσビ開、 １４はＥＦ間、１５はビ１間である。 図３は６点の拡大図である。 図中、４は防水材、 ８は導電性インキによるリード線、 １０は紙おむつ側電気接点部、 ２２、２３は防水材４にあけられた小孔である。 図４は液晶表示部１６の拡大図である。 図中、１７は赤ちゃんの顔、 １８は紙おむつをセットした時間。 １９は尿水検知後の経過時間、 ２０は現在時間。 ２１はリセットボタンである。 特許呂願人 金原源泰

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）絶縁性物質上に導電性物質を線状に相対して設け
   たものを尿水有無のセンサーとし、その周囲に吸水性樹
   脂，吸水紙を配する等吸水機能をもたせた尿水センサー
2. （２）紙おむつ側及びおむつカバー側として絶縁性物質
   が相対し、（１）一方の絶縁性物質上に導電性物質を線
   状に２本設けて＋電位，−電位とし、他方の絶縁性物質
   上にも導電性物質を線状に２本設けて＋電位，−電位と
   し、（２）それら導電性物質の位置関係は相対する絶縁
   性物質が標準的な接触をするとき＋電位は＋電位同士，
   −電位は−電位同士が直角に交叉接触し、（３）線状の
   導電性物質の長さについては相対する絶縁性物質が接触
   毎に接触位置を多少ずれてもそれぞれ＋電位同士，−電
   位同士が接触し得るようにし、且ついずれの導電性物質
   の長さも相対する絶縁性物質上の＋電位と−電位を短絡
   させるには至らないようにして紙おむつ側とおむつカバ
   ー側の電気的接点を具現する方法
3. （３）電池を用い、（１）紙おむつ交換後の経過時間，
   （２）尿水検知後の経過時間及び（３）現在尿水が検知
   されるかどうかの３つを表示する液晶装置