JPH0694565A - 温水暖房システムにおける水漏れ検査装置 - Google Patents

温水暖房システムにおける水漏れ検査装置

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JPH0694565A
JPH0694565A JP24520292A JP24520292A JPH0694565A JP H0694565 A JPH0694565 A JP H0694565A JP 24520292 A JP24520292 A JP 24520292A JP 24520292 A JP24520292 A JP 24520292A JP H0694565 A JPH0694565 A JP H0694565A
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hot water
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hot
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Hideki Furukawa
秀樹 古川
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確かつ短時間に水漏れを検査したい。 【構成】 温水往き管8と戻り管9間を分岐管14で連
結すると共にこの連結部に配管系路切り替え装置15を
取り付け、水漏れ検査時に切り替え装置15を操作し
て、温水往き管8と戻り管9の双方に同圧の水圧をかけ
て温水タンク1内の水位の変化を監視することにより水
漏れの検査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水暖房システムにお
ける水漏れ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水漏れ検査装置を図2に示す。符
号の1は温水タンク、2はこの温水タンク1に取り付け
られた水位検知器、3は温水タンク1に結ばれた給水ラ
イン、4は給水制御弁、5は循環ポンプ、6は熱交換
器、7は放熱器、8は温水往き管、9は温水戻り管、1
0は放熱器7の温水入り側に取り付けられた水制御弁、
11は自動水漏れ判定装置にして、この判定装置11
は、自動制御回路17により給水制御弁4を開いて温水
タンク1内に満水になるまで給水を行い、次に対象とな
る放熱器7の水制御弁10を開き、循環ポンプ5を駆動
して系内に温水を循環させ、この循環を一定時間継続
し、この時間を時間計測回路12で計測すると共にこの
計測している時間内に駆動される給水制御弁5の駆動回
数を給水回数計測回路13で計測し、この回数が規定時
間内に一定の回数以上ある場合に水漏れありと判定する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の水
漏れ検査装置11においては、次の欠点がある。 a.放熱器7側の水制御弁10を開放しないと系内の水
漏れを正確に検査ができない。 b.温水配管内の空気抜きが十分でないと、空気抜けに
よる減水なのか、水漏れによる減水なのかの区別がつか
ない。 c.配管の往き側と戻り側にかかる水圧が異なり、戻り
側の水圧が小さいため、戻り側に漏れがある場合には特
に検査までに時間がかかる。
【0004】本発明の目的は、上記a〜cに記した欠点
のない水漏れ検査装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る温水暖房シ
ステムにおける水漏れ検査装置の構成は次のとおりであ
る。
【0006】水位検知器付の温水タンク、循環ポンプ、
熱交換器、放熱器、温水タンクと巡る温水循環系路によ
り暖房を行うシステムにおいて、熱交換器を出た後の温
水往き管を分岐管により分岐して温水戻り管に連結する
と共にこの連結部に配管系路切り替え装置を取り付けた
こと、水漏れ検査時において、前記配管系路切り替え装
置を駆動して、温水往き管側の水圧が放熱器を含む温水
戻り管側にもかかるように設定し、この状態で前記循環
ポンプを駆動して温水往き管と戻り管の双方に同圧の水
圧をかけてこの圧力が安定したのち、一定時間後に温水
タンク内の水位が一定のレベルまで低下した場合には水
漏れありと判定する水漏れ判定回路を設けたこと、を特
徴とする温水暖房システムにおける水漏れ検査装置。
【0007】
【作用】水漏れの検査を行う場合、給水制御弁を開いて
温水タンク内に満水になるまで給水を行い、次に配管系
路切り替え装置を駆動して温水往き管を分岐管経由で温
水戻り管側と連通させる。次に循環ポンプを駆動してポ
ンプ圧力を温水往き管及び分岐管を経由して戻り管側に
もかけ、同時に時間の計測を開始し、この時間が一定時
間経過する間の減水量を温水タンク内の水位検知器で検
出し、この水位が一定レベル以下の場合に水漏れありと
判定する。
【0008】
【実施例】図1に本発明に係る水漏れ検査装置の実施例
を示す。
【0009】符号の1は温水タンク、2はこの温水タン
ク1に取り付けられた水位検知器、3は温水タンク1に
結ばれた給水ライン、4は給水制御弁、5は循環ポン
プ、6は熱交換器、7は放熱器、8は温水往き管、9は
温水戻り管、10は放熱器7の温水入り側に取り付けら
れた水制御弁、11は自動水漏れ判定装置にして、この
判定装置11内には循環ポンプ5を駆動すると同時に一
定時間の計測を始め、この一定時間内に温水タンク1内
の水位に一定レベル以上の変化があるか否かを水位検知
器2からの入力により監視し、この水位の変化が一定レ
ベル以上あった場合に水漏れありと判定する水位変化時
間計測回路16及び前記給水制御弁4を制御する自動制
御回路17が組み込まれている。
【0010】14は温水往き管8から分岐した分岐管に
して、この先は配管系路切り替え装置15を介して温水
戻り管9に連結されている。
【0011】上記実施例において、水漏れの検査を行う
場合、給水制御弁4を開いて温水タンク1内に満水にな
るまで給水を行い、次に配管系路切り替え装置15を駆
動して温水往き管8を分岐管14により温水戻り管9と
連通させる。次に循環ポンプ4を駆動してポンプ圧力を
温水往き管8及び分岐管14を経由して戻り管9側にも
かけ、同時に水位変化時間計測回路16により時間の計
測を開始し、この時間が一定時間経過する間の減水量を
温水タンク1内の水位検知器2で検出し、この水位が一
定レベル以下の場合に水漏れありと判定する。
【発明の効果】本発明は以上のように、温水往き管と温
水戻り管の双方に同圧の水圧をかけて水漏れの検査を行
うように構成したため、次の如き効果を奏する。 a.放熱器側の水制御弁を開放しないで系内の水漏れを
正確に検査できる。 b.温水配管内の空気抜きが十分でない場合でも、水漏
れを正確に区別して判断できる。 c.温水往き管と戻り管双方に高いポンプ圧力をかける
ことができるため、検査時間の短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水漏れ検査装置の説明図。
【図2】従来の水漏れ検査装置の説明。
【符号の説明】
1 温水タンク 2 水位検知器 3 給水ライン 4 給水制御弁 5 循環ポンプ 6 熱交換器 7 放熱器 8 温水往き管 9 温水戻り管 10 水制御弁 11 自動水張り判定装置 14 分岐管 15 配管系路切り替え装置 16 水位時間変化計測回路 17 自動制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位検知器付の温水タンク、循環ポン
    プ、熱交換器、放熱器、温水タンクと巡る温水循環系路
    により暖房を行うシステムにおいて、熱交換器を出た後
    の温水往き管を分岐管により分岐して温水戻り管に連結
    すると共にこの連結部に配管系路切り替え装置を取り付
    けたこと、 水漏れ検査時において、前記配管系路切り替え装置を駆
    動して、温水往き管側の水圧が放熱器を含む温水戻り管
    側にもかかるように設定し、この状態で前記循環ポンプ
    を駆動して温水往き管と戻り管の双方に同圧の水圧をか
    けてこの圧力が安定したのち、一定時間後に温水タンク
    内の水位が一定のレベルまで低下した場合には水漏れあ
    りと判定する水漏れ判定回路を設けたこと、 を特徴とする温水暖房システムにおける水漏れ検査装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010021436A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Kyungdong Network Co., Ltd. Water heater having a water leakage sensing device
CN102466550A (zh) * 2010-11-04 2012-05-23 恒升精密科技股份有限公司 压缩机测漏装置
CN107806570A (zh) * 2017-09-14 2018-03-16 国网山西省电力公司电力科学研究院 大型火电机组用天然气点火泄漏试验控制方法及控制系统

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WO2010021436A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Kyungdong Network Co., Ltd. Water heater having a water leakage sensing device
CN102466550A (zh) * 2010-11-04 2012-05-23 恒升精密科技股份有限公司 压缩机测漏装置
CN107806570A (zh) * 2017-09-14 2018-03-16 国网山西省电力公司电力科学研究院 大型火电机组用天然气点火泄漏试验控制方法及控制系统

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