JPH0830603B2 - 入浴水検知装置 - Google Patents

入浴水検知装置

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JPH0830603B2
JPH0830603B2 JP26231491A JP26231491A JPH0830603B2 JP H0830603 B2 JPH0830603 B2 JP H0830603B2 JP 26231491 A JP26231491 A JP 26231491A JP 26231491 A JP26231491 A JP 26231491A JP H0830603 B2 JPH0830603 B2 JP H0830603B2
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water
bathtub
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sensor
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光男 池永
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Rinnai Corp
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Control For Baths (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽内の入浴水の有無
を検知するもので、浴槽内の残留水の有無に応じた動作
を実行する風呂装置等に適用できるものである。
【0002】
【従来技術および課題】通常、風呂装置の入浴水検知装
置においては、浴槽内に残留水のある場合は水位監視の
下で設定水位まで補水動作を行い、残留水がない場合は
浴槽金具の水位まで間欠的に湯張りをした後に水位監視
の下で設定水位まで湯張りするようにしている。
【0003】このような入浴水検知装置を備えた風呂装
置として、図3に示す従来例があるが、これは概略、浴
槽(1)と、追焚き回路(2)と、給湯回路(3)とか
ら構成される。このうち、浴槽内水を循環させる追焚き
回路(2)は、浴槽金具(22)のところで浴槽(1)と接
続され、その途中に循環ポンプ(P)と水流スイッチ
(S)と水位センサ(21)が設けてある。
【0004】また、給湯回路(3)には追焚き回路
(2)側に繋がる流路に挿入された湯張り弁(31)と流量
カウンタ(Q)が挿入されている。この風呂装置では、
図示しない操作スイッチを投入すると、湯張り弁(31)が
開き、流量カウンタ(Q)で計測した所定量(例えば10
リットル程度)の給湯水が、給湯回路(3)から浴槽
(1)へ供給される。
【0005】つぎに、湯張り弁(31)を閉じて、循環ポン
プ(P)を駆動して、追焚き回路(2)内に浴槽内水を
循環させ、水流スイッチ(S)がON信号を出すかOF
F信号を出すかを判定する。水流スイッチ(S)がON
信号を出すまで、操作スイッチの投入による湯張り弁(3
1)の開弁から水流スイッチ(S)の信号を判定するまで
の動作を間欠的に繰り返す。
【0006】上記浴槽(1)への間欠的な湯張りが繰り
返されて浴槽金具(22)が水没すると、浴槽(1)から水
位センサ(21)に繋がる通水路のエアー抜きが完了するか
ら、この状態で循環ポンプ(P)を駆動させたときには
水流スイッチ(S)がON信号を出すこととなる。これ
により、水位センサ(21)による水位監視が可能な状態に
なり、浴槽内水位を監視しながら該浴槽(1)への給湯
動作を進行させて水位センサ(21)の検知水位が設定水位
に到達すると、給湯動作を停止させる。
【0007】尚、最初の段階で既に水流スイッチ(S)
がON信号を出しているときには、水位センサ(21)によ
る浴槽内水位の監視が可能な状態になっているから、直
ちに水位センサ(21)の検知水位を判断しながら設定水位
になるまで給湯動作を継続する。これによって、この従
来例のものでは、浴槽(1)内の残留水の有無に応じて
浴槽(1)から水位センサ(21)に繋がる追焚き回路
(2)のエアー抜きや浴槽(1)への追加給湯等の動作
を行わせることができる。
【0008】しかしながら、この従来の入浴水検知装置
では、浴槽内水の有無判断に時間がかかるという問題点
がある。これは、給湯回路(3)から追焚き回路(2)
内への給湯動作を停止させてから、追焚き回路(2)内
に設けた循環ポンプ(P)を駆動させて該回路内に浴槽
内水を循環させた上で、水流スイッチ(S)の出力を判
断させる必要があるからであり、浴槽内水の有無判断を
数回実行する場合は一層長時間を要することになるから
である。
【0009】本発明は、かかる点に鑑み、『湯張り時に
おける浴槽内水の有無を検知する入浴水検知装置』にお
いて、浴槽(1)への給湯を継続させたまま浴槽内水の
有無を検知し得るようにして、該検知動作が簡便に行え
るようにすることをその課題とする。
【0010】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『浴槽(1)内に給湯する通水路(30)に流水
音センサ(4)等の振動センサを配設し、通水路(30)の
開放端からの給湯水の落下音の有無に対応する該センサ
からの出力信号により湯張り時における浴槽内水の有無
を検知するようにした』ことである。
【0011】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。給湯継
続中に通水路(30)の浴槽側開放部が水没しないとき、通
水路(30)の浴槽側開放部から浴槽(1)に給湯水が落と
しこまれるときに落下音が発生する。すると、流水音セ
ンサ(4)等の振動音センサが、通水路(30)内を伝播す
る上記落下音に対応する出力信号( 例えば、ON信号)
を発する。
【0012】また、逆に、浴槽側開放部が水没したと
き、給湯水が通水路の浴槽側開放部から浴槽(1)に落
としこまれるときの落下音が消失し、これに対応する信
号( 例えばOFF信号)を振動音センサが出力する。こ
の落下音消失時に、水位監視が可能な状態となる。この
ように、通水路(30)内に設けた振動音センサの作動によ
って浴槽側開放部の水没の有無を判定することにより、
浴槽(1)内への給湯動作を継続しながら浴槽内水の有
無を検知することができる。
【0013】
【効果】浴槽(1)内への給湯動作を継続しながら浴槽
内水の有無を検知することができるから、給湯動作を停
止させた後に浴槽内水の有無判断を行う必要があった既
述従来のものに比べて検知動作の所要時間を短縮でき
る。また、図3に示す既述従来のもののように浴槽内水
を循環させる循環回路がなくても、浴槽内水の有無を検
知することができる。
【0014】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。本発明の第1実施例のものは、図1に示す
ように、給湯用熱交換器(33)から引き出した通水路(30)
が浴槽金具(22)の所で浴槽(1)の側壁に接続されてい
る。また、通水路(30)には湯張り弁(31)と、振動センサ
としてのマイクロホンや圧電素子等の流水音センサ(4)
と、水位センサ(21)が配設されている。
【0015】さらに、浴室壁面に配設された操作スイッ
チ(36)、流水音センサ(4)等は制御回路(37)に接続さ
れている。また、この制御回路(37)のマイコン内には制
御プログラムが書き込まれているが、この制御プログラ
ムの制御の実際を図2を用いて以下に説明する。操作ス
イッチ(36)がON操作されたか否かを判断する(図面符
号(81)のステップ参照)。
【0016】湯張り弁(31)を開くと共に、ガスバーナ(3
9)を燃焼させる(図面符号(82)のステップ参照)。つぎ
に、流水音センサ(4)の出力を判断する。浴槽金具(2
2)より浴槽内水位が低く両者の間に落差があるときには
浴槽(1)に落としこまれる給湯の落下音が発生する。
【0017】すると、該落下音は、浴槽金具(22)から通
水路(30)の水中を伝播して流水音センサ(4)部分に到
達し、該流水音センサ(4)が上記浴槽(1)に落下す
る水温を検知してON信号を出すとともに、上記落差が
消失した時点では前記落下音の消失により上記流水音セ
ンサ(4)がOFF信号を出すことから、該信号をマイ
コンで監視するのである(図面符号(83)のステップ参
照)。
【0018】やがて、浴槽(1)の水位が上昇し、通水
路(30)の浴槽側開放部である浴槽金具(22)が水没して流
水音センサ(4)がOFF信号を出すとこの状態を「浴
槽内水有り」と見なし、水位センサ(21)による水位検知
が可能な状態と判断する。つぎに、水位センサ(21)の検
知水位をメモリ(M)に記憶させる(図面符号(84)のス
テップ参照)。
【0019】浴槽金具(22)を基準に設定した設定水位h
だけ水位上昇したか否かを判断する。即ち、メモリ
(M)に記憶させた「浴槽金具(22)の水没時に於ける水
位センサ(21)の検知水位」M+設定水位hと、湯張り進
行に伴って上昇する水位センサ(21)の検知水位と、が等
しくなったか否かを判断する(図面符号(85)のステップ
参照)。
【0020】検知水位M+設定水位hと水位センサ(21)
の検知水位とが等しくなると、目標の水位に達したこと
となるから湯張り弁(31)の閉弁とガスバーナ(39)の消火
によって給湯を停止して、初期状態(図面符号(81)のス
テップ参照)に復帰させる(図面符号(86)のステップ参
照) 。これで、給湯動作が終了する。
【0021】以上の動作を、制御プログラムのシーケン
スにしたがって実施することにより、浴槽(1)内への
給湯動作を継続しながら浴槽内水の有無を検知すること
ができるから、検知動作の所要時間を短縮できる。尚、
図示実施例のものでは、通水路(30)の下流端近傍に流水
音センサ(4)を配設しているが、浴槽(1)内に生じ
る給湯水の落下音が検出できる限り、該流水音センサ
(4)を通水路(30)の上流部に位置させてもよい。
【0022】又、上記実施例では、通水路(30)に流水音
センサ(4)を配設するようにしたが、これを浴槽金具
(22)に内蔵させるようにしてもよい。この場合、浴槽
(1)に落下する流水音(落下音)の有無が直接検知で
き、該検知精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図
【図2】制御プログラムのフローチャート
【図3】従来例の説明図
【符号の説明】
(1)・・・浴槽 (21)・・・水位センサ (22) ・・・浴槽金具 (30) ・・・通水路 (37) ・・・制御回路 (4)・・・流水音センサ (M)・・・メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯張り時における浴槽内水の有無を検知す
    る入浴水検知装置において、浴槽(1)内に給湯する通
    水路(30)に流水音センサ(4)等の振動センサを配設
    し、通水路(30)の開放端からの給湯水の落下音の有無に
    対応する該センサからの出力信号により湯張り時におけ
    る浴槽内水の有無を検知するようにした入浴水検知装
    置。
JP26231491A 1991-10-09 1991-10-09 入浴水検知装置 Expired - Fee Related JPH0830603B2 (ja)

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