JPH0694540B2 - ジメチルアニリン誘導体および染色組成物 - Google Patents

ジメチルアニリン誘導体および染色組成物

Info

Publication number
JPH0694540B2
JPH0694540B2 JP59187886A JP18788684A JPH0694540B2 JP H0694540 B2 JPH0694540 B2 JP H0694540B2 JP 59187886 A JP59187886 A JP 59187886A JP 18788684 A JP18788684 A JP 18788684A JP H0694540 B2 JPH0694540 B2 JP H0694540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimethyl
nitro
amino
group
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59187886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6081251A (ja
Inventor
ビユゴウ アンドレ
ジエネ アラン
コテレ ジヤン
ジユニノ アレツクス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR8314337A external-priority patent/FR2551748B1/fr
Priority claimed from FR8413147A external-priority patent/FR2569401B1/fr
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPS6081251A publication Critical patent/JPS6081251A/ja
Publication of JPH0694540B2 publication Critical patent/JPH0694540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/41Amines
    • A61K8/418Amines containing nitro groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • A61Q5/065Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3−ニトロ−4−アミノアニリンの新規なジメ
チル誘導体およびケラチン繊維特にヒトの毛髪の染色組
成物に関する。
毛髪を直線染色するか酸化染色の場合補色の光沢を与え
るために、ベンゼン系列のニトロ誘導体を用いることが
できることは周知である。ともに直接染色および酸化染
色において、特にニトロパラフェニレンジアミンおよび
2−メチル−5−ニトロパラフェニレンジアミンのごと
きニトロパラフェニレンジアミンの使用がすでに推奨さ
れている。
しかし、最近これらのニトロパラフェニレンジアミンの
完全な無害性は疑問視されており、このため、毛髪の染
色組成物中のこれらの染料をおきかえる研究がなされて
いる。
この他、酸化染色組成物中に通常用いられる、特に重亜
硫酸ナトリウムを含む還元性アルカリ媒体中でのニトロ
パラフェニレンジアミンの保存が悪いことが一般に認め
られている。従って、還元性アルカリ媒体中での保存が
良好なニトロパラフェニレンジアミンが同様に研究され
ている。
これらの研究の結果、本発明者は非常に弱い毒性と、溶
液中での安定性が非常に良いことにアルカリ剤および重
亜硫酸ナトリウムのような還元剤の存在下での酸化染色
組成物中で用いられる時の非常に良い安定性とを同時に
有する3−ニトロ−4−アミノアニリンの新規なジメチ
ル誘導体を見出した。
本発明者はまた、この新規な化合物によって染色された
毛髪が天候、光線および洗浄に対して良好な安定性を示
すこともまた確認している。
本発明は従って新規な3−ニトロ−4−アミノアニリン
のジメチル誘導体を目的とする。
本発明はまた、この3−ニトロ−4−アミノアリニンの
ジメチル誘導体を含有するケラチン繊維特にヒトの毛髪
のための染色組成物であって、毛髪の直接染色ならびに
酸化手段による染色に利用できる染色組成物を同じく目
的とする。
本発明の他の目的および利点は本記述ならびに後記する
実施例を閲読すれば明らかとなるであろう。
本発明の3−ニトロ−4−アミノアニリンのジメチル誘
導体は式(I): (式中、易動性CH3基はベンゼン核の2もしくは5位置
にあることができ、かつR1は水素でありそしてR2は、独
立して水素原子、低級アルキル基、低級モノもしくはポ
リヒドロキシルアルキル基又は低級アミノアルキル基を
示し、そのアミノ基は低級アルキル基又は低級モノ−あ
るいは低級ポリヒドロキシアルキル基によりモノ置換も
しくはジ置換されていてよい)に相当する。
式(I)の誘導体はまた化粧品として許容できる塩の形
で存在してもよい。
本発明によれば、低級アルキル基は炭素原子1から6
個、望ましくは1〜4個をもつアルキル基である。
本発明において特に望ましい基R1およびR2はメチル、エ
チル、n−プロピル、β−ヒドロキシエチル、β−ヒド
ロキシプロピル、γ−ヒドロキシプロピル、β,γ−ジ
ヒドロキシプロピル、β−アミノエチル、γ−アミノプ
ロピル、ならびにβ−N,N−ジエチルアミノエチル基で
ある。
好ましい化合物は基R1およびR2の少くとも一つが水素原
子を表わす化合物である。
特に無害でありかつ洗浄および光線に対して耐性のある
化合物は以下のものである: 2,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミン 5,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミン 4−アミノ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−N−メチル
アニリン 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリン 4−アミノ−5,6−ジメチル−6−ニトロ−N−β,γ
−ジヒドロキシプロピルアニリン 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ア
ミノエチルアニリン 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロN−(β−ジ
エチルアミノエチル)アニリン 同様にして合成される2,5−ジメチル−3−ニトロパラ
フェニレンジアミンは染色性を示すが、上記に選好され
る化合物のような大きな利点を示さない。これらの化合
物の興味深い特性は、NO2基に対してパラ位置にあるメ
チル基の存在によるものと思われるが、この説明に限ら
れるわけではない。
R1およびR2がともに水素を表す式(I)の化合物は、式
(II): (式中、−CH3が2位置にある時にR1は水素原子を表わ
し、またCH3が5位置にある時にR1はアセチル基を表わ
す)の化合物のニトロ化によって製造することができ
る。
−CH3基が5位置にあり、R1が−COCH3を示すとき、当該
化合物は5,6−ジメチルパラフェニレンジアミンのN,N′
−ジアセチル誘導体であり、周知の化合物である。
CH3基が2位置にあり、R1が水素を表わすとき、この物
質は2,6−ジメチル−4−アセチルアミノアニリンであ
り、このものは亜硫酸ナトリウムの存在で2,6−ジメチ
ルパラフェニレンジアミンの二塩化水素酸塩を環境温度
下で水中でアセチル化することにより得られる新規の化
合物である。
式(II)の化合物のニトロ化は、常法で実施する。96%
硫酸中に環境温度下で溶解した後、式(II)の化合物は
スルホ硝酸混合物によって−5ないし0℃で処理され、
式(III): (ただしR1は上記の式(II)におけるのと同じ意味を表
わし、CH3は上記と同位置にある)の化合物となる。
このようにして得られる式(III)の化合物は次いで塩
化水素酸によって加水分解する。
R1およびR2の少くとも一つが水素とは異なる式(I)の
化合物は、2,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレン
ジアミンの誘導体もしくは5,6−ジメチル−3−ニトロ
パラフェニレンジアミンの誘導体のいづれかにより以下
の二つの操作に従って製造される。
1. 2,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミ
ンから誘導される第2級アミンの製造 この場合、2,6−ジメチル−4−ニトロアニリンのp−
トルエンスルフォンアミドである前駆体に対して1位の
アミンをアルキル化する必要がある。アルキル化剤とし
て、置換又は非置換の硫酸アルキルもしくはハロゲン化
アルキルを非限定的な例としてあげることができる。加
水分解による脱スルホン化の後、アルキル化された4−
ニトロアニリンは置換2,6−ジメチルパラフェニレンジ
アミンに還元し、ついで1級アミンのアセチル化の後最
終的にニトロ化され次いで加水分解される。
反応式は次のごとくなる。
上式でArはp−トリル基を表わしまたR1は式(I)に示
す意味をもつが、水素は意味しない。
2. 5,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミ
ンから誘導される第2級ならびに第3級アミンの製造 この場合反応性の高い1位置のアミンの置換は、置換も
しくは非置換のハロゲン化アルキル、エポキシドによる
アルキル化によりもしくは中間体たる1,3−オキサゾリ
ン−2−オンの開環により5,6−ジメチル−3−ニトロ
パラフェニレンジアミンから出発して直接実施すること
ができる。
本発明による染色組成物は式(I)に対応する少なくと
も1つの化合物を溶媒中に含有し、ケラチン繊維の直接
染色のためにもしくはこの繊維の酸化染色のために使用
することができ、この場合、式(I)の化合物は、酸化
染料の前駆体の酸化発色により得られるベースの色に補
色の光沢を与える。
これらの組成物はその全重量の0.001から5重量%、望
ましくは0.05から2重量%の割合で本発明の組成物を含
有する。
溶媒は、一般に水からなる化粧品用基剤であるのが望ま
しいが、水に十分に可溶でない化合物を溶解するために
有機溶媒を組成物中に添加することもまた可能である。
これらの溶媒として、エタノールおよびイソプロパノー
ルのような低級アルカノール、ベンジルアルコールのよ
うな芳香族アルコール、グリセロールのような多価アル
コール、2−ブトキシエタノールもしくは2−エトキシ
エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルおよびジ
エチレングリコールモノメチルエーテルのようなグリコ
ールもしくはグリコールエーテル同じくまた類似の化合
物ならびにこれらの混合物をあげることができる。これ
らの溶媒は組成物の全重量に対して1から75重量%、特
に5から50重量%の割合で存在するのが好ましい。
これらの組成物は、陰イオン、陽イオン、非イオン、両
性界面活性剤もしくはこれらの混合物を含有してよい。
これらの界面活性剤は組成物の全重量に対して0.5から5
5重量%、望ましくは4から40重量%の割合にて本発明
の組成物中に存在してよい。
組成物は、アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、メチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースのようなセルロースの誘導体ならびにより特定的に
はアクリル酸誘導体のような増粘剤として作用する各種
の重合体のうちから選択される化合物によって濃稠化さ
れうる。同様にベントナイトのような鉱物性の増粘剤を
用いることもできる。これらの増粘剤は組成物の全重量
に対して0.5から10重量%、特に0.5から3重量%の割合
で存在するのが好ましい。
本発明の組成物はまた、毛髪の染色用組成物中に通常用
いられる種々の添加剤、特に滲透剤、分散剤、金属イオ
ン封鎖剤、被膜形成剤、緩衝剤および香料を含有するこ
とができる。
これらの組成物は、液体、クリーム、ゲルもしくは毛髪
の染色を行うのに適当な他のあらゆる形をとってよい。
この他、組成物はプロペラントの存在下でエアロゾル容
器にされてよい。
これらの染色組成物のpHは3〜11.5、望ましくは5〜1
1.5の範囲であってよい。アンモニア水、炭酸ナトリウ
ム、カリウムもしくはアンモニウム、水酸化ナトリウム
もしくはカリウム、モノ、ジもしくはトリエタノールア
ミンのようなアルカノールアミン、2−アミノ−2−メ
チル−1−プロパノール−1,2−アミノ−2−メチル−
1,3−プロパンジオール、エチルアミンもしくはトリエ
チルアミンのようなアルキルアミンのごときアルカリ剤
により、または燐酸、塩酸、酒石酸、酢酸、乳酸もしく
はクエン酸のような酸剤により希望の値にpHを調整する
ことができる。
組成物が毛髪の直接染色方法において用いられるための
ものである場合、本発明の化合物に加えて、アゾ染料も
しくはアントラキノン染料のような他の直接染料、例え
ば1,4,5,8テトラアミノ−アントラキノン、式(I)の
化合物以外のベンゼン系列のニトロ染料ならびに遊離の
形でもしくは塩の形で使用される特に以下に示す化合物
を含有することができる: ・3−ニトロ−4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ
−N−メチルアニリン、 ・3−ニトロ−4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ
−N−メチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、 ・4−アミノ−3−ニトロフェノール、 ・3−アミノ−4−ニトロフェノール、 ・2−アミノ−3−ニトロフェノール、 2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−ニトロ−フ
ェノール、 ・2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−ニトロ−
アニソール、 ・2−メチル−5−ニトロ−N,N′−(β−ヒドロキシ
エチル)パラフェニレンジアミン、 ・3−ニトロ−4−N′−(β−ヒドロキシエチル)ア
ミノ−N,N′−ビス−(β−ヒドロキシエチル)アニリ
ン、 ・2−メチル−6−ニトロアニリン、 ・2−メチル−4−アミノ−5−ニトロフェノール、 ・3−ニトロ−4−N′−(β−アミノエチル)アミノ
−N,N−ジ−(β−ヒドロキシエチル)アニリン、 ・4−アミノ−2−メチル−3−ニトロ−N−β−ヒド
ロキシエチルアニリン、 ・(4−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−3−ニト
ロ)フェニル、β−ヒドロキシエチルエーテル、 ・(3−N−メチルアミノ−4−ニトロ)フェニル、β
−ヒドロキシエチルエーテル、又は ・2−イソプロピル−6−ニトロアニリン。
式(I)の染料以外のこれらの直接染料の濃度は組成物
の全重量の0.001〜5重量%であってよい。
直接染色による染色方法において使用されるこれらの化
合物は、5〜50分にわたる放置時間にわたってケラチン
繊維上に適用され、次いで繊維がすすぎ洗いされ、場合
によっては洗浄され、改めてすすぎ洗いされかつ乾燥さ
れる。
本発明の組成物は、毛髪を軽い染色すると同時にセット
のもちを改善するための毛髪用セットローションの形で
同様に用いることができる。この場合組成物は少くとも
一つの化粧品用樹脂を含有する水性、アルコール性もし
くはアルコール水性の溶液の形をとり、組成物は予め洗
浄しかつすすぎ洗いされた湿り気のある毛髪であって場
合によってはカールされかつ乾燥された毛髪に適用す
る。
セットローション中に用いる化粧品用樹脂は、特に、ポ
リビニルピロリドン、クロトン酸−酢酸ビニル共重合
体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体、無水マレ
イン酸−ブチルビニルエーテル共重合体、無水マレイン
酸−メチルビニルエーテル共重合体、同じくまたこの種
の組成物中で通常用いられる陽イオン、陰イオン、非イ
オンもしくは両性の他のあらゆる重合体であってよい。
これらの化粧品樹脂は、組成物の全重量に基き0.5から
4重量%、望ましくは1から3重量%の割合で組成物中
に含入される。
本発明の組成物が、酸化剤による発色が関与する酸化染
色を行う場合、本発明の式(I)の化合物は実質的にみ
ると、最終的な染色において光沢をもたらすために使用
される。
従ってこれらの組成物は、式(I)のニトロ染料の少く
とも一つそして場合によっては上記したもののごとき他
のニトロ染料と組合せて酸化染料の前駆体を含有する。
例えばこれらの組成物は、パラフェニレンジアミン、パ
ラトルイレンジアミン、2−クロロパラフェニレンジア
ミン、2,6−ジメチルパラフェニレンジアミン、2,6−ジ
メチル−3−メトキシパラフェニレンジアミン、N−
(β−メトキシエチル)パラフェニレンジアミン、N,N
−(β−ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、
4−N,N−(エチル,カルバミルメチル)アミノアニリ
ン、同じくまたこれらの塩のごときパラフェニレンジア
ミンを含有してよい。
これらはまた、パラアミノフェノール例えばパラアミノ
フェノール、N−メチルパラアミノフェノール、2−ク
ロロ−4−アミノフェノール、3−クロロ−4−アミノ
フェノール、2−メチル−4−アミノフェノールおよび
これらの塩を含有してよい。
これらはまたオイルアミノフェノールを含有してよい。
これらはまた異環式化合物例えば2,5−ジアミノピリジ
ン、又は7−アミノベンゾモルフォリンを含有してよ
い。
本発明の組成物は酸化染料の前駆体とともに当該技術に
おいて周知のカップラーを含有してよい。
カップラーの例として特に以下のものをあげることがで
きる:メタジフェノール例えばレゾルシン、2−メチル
レゾルシン、メタアミノフェノール例えばメタアミノフ
ェノール、2−メチル−5−アミノフェノール、2−メ
チル−5−N−メチルアミノフェノール、2−メチル−
5−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノフェノールお
よびこれらの塩、メタフェニレンジアミン例えば2,4−
ジアミノ−フェノキシエタノール、(2−N−β−ヒド
ロキシエチル4−アミノ)フェノキシエタノール、2,4
−ジアミノフェニルβ,γ−ジ−ヒドロキシプロピルエ
ーテルおよびこれらの塩、メタアシルアミノフェノー
ル、メタウレイドフェノール、メタカルボアルコキシア
ミノフェノール例えば2−メチル−5−アセチルアミノ
フェノール、2−メチル−5−ウレイドフェノール、お
よび2−メチル−5−カルボエトキシアミノフェノー
ル。
本発明の組成物中にて使用できる他のカップラーとして
以下をあげることができる:α−ナフトール、ジケト化
合物およびピラゾロンのごとき活性メチレン基をもつカ
ップラーおよび2,4−ジアミノピリジン、6−ヒドロキ
シベンゾモルフォリン、6−アミノベンゾモルフォリン
ならびにそれらの塩類のごとき異環式カップラー。
これらの組成物は酸化染料の前駆体に加えて、還元剤、
より特定的には重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウ
ム、チオグリコール酸、チオ乳酸、メルカプトコハク
酸、アスコルビン酸およびこれらの塩、ならびにハイド
ロキノンを含有する。これらの還元剤は組成物の全重量
に対して0.05から3重量%の割合で存在してよい。
酸化染料の前駆体は、組成物の全重量に基き0.001〜5
重量%、望ましくは0.03〜2重量%の範囲の濃度で使用
されてよい。同様にカップラーは、0.001から5重量
%、望ましくは0.015〜2重量%の割合で存在してよ
い。酸化染料組成物のpHは7〜11.5であるのが望ましく
また前記したアルカリ剤によって調整されうる。
本発明者は本発明の化合物がこのような組成物中で特に
安定であることを確認している。
酸化剤による発色を利用するケラチン繊維特にヒトの毛
髪の染色方法は、本発明の染料と染料前駆体とを同時に
含有する染色組成物を毛髪に適用することからなる。色
の発現は従って、空気中の酸素の存在により緩慢に起す
ことができるが、過酸化水素水、尿素の過酸化物および
過塩のうちからしばしば選択される化学的な発色剤系を
使用するのが望ましい。特に20容の過酸化水素水が利用
される。
ケラチン繊維に酸化剤とともにこの組成物を適用した後
は、10〜50分間望ましくは15ないし30分間放置し、その
後ケラチン繊維をすすぎ洗いし、場合によってはシャン
プー洗浄し、改めてすすぎ洗いしかつ乾燥する。
以下の諸例は本発明を何ら限定することなく説明するた
めのものである。
製造例1 2,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミンの
製造 第1段階 2,6−ジメチル−4−アセチルアミノアニリンの製造 2,6−ジメチルパラフェニレンジアミン二塩酸塩1.6モル
(334.6g)を水1600ml中に溶解する。この溶液に水1600
ml中の亜硫酸ナトリウム3.36モル(423.3g)を添加し、
次いで温度を約25℃に保ちつつ無水酢酸1.68モル(174.
8g)を撹拌下で少量づつ添加する。添加終了後、反応混
合物を環境温度に1時間放置する。冷却後、沈澱するモ
ノアセチル化誘導体を濾別する。この生成物は148℃で
溶融する。
第2段階 2,6−ジメチル−3−ニトロ−4−アセチルアミノ−ア
ニリンの製造 上記で得たモノアセチル化誘導体0.226モル(40.3g)を
温度を18〜20℃に保ちつつ96%の硫酸230ml中に十分な
撹拌しながら少量づつ添加する。30分間で溶解は完了す
る。次にこの溶液を−3℃に冷却し、次いでこれに、硝
酸(d=1.5)10.5mlと96%硫酸40mlとからつくられる
スルホ硝酸混合物を十分な撹拌下で温度を−2〜0℃に
保ちつつ45%に渡って添加する。添加終了後、反応混合
物を0℃に1時間保ち、次いで砕氷2kg上に注ぐ。アン
モニア水で中和の後、沈澱する所望の生成物を濾別し、
水洗しかつエタノール中で再結晶する。この生成物は19
7℃で溶融する。
分析 C10H13N3O3の計算値 分析値 C% 53.80 53.83 H% 5.87 5.92 N% 18.83 18.93 O% 21.50 21.35 第3段階 2,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミンの
製造 酢酸10mlを添加した、2,6−ジメチル−3−ニトロ−4
−アセチルアミノアニリン0.04モル(8.9g)を36%の塩
酸25mlに加える。沸騰する湯煎上で1.5時間加熱の後、
塩酸塩の形の所望の生成物を濾別する。この塩酸塩を水
40ml中に溶解する。アンモニア水の添加により、2,6−
ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミンを沈澱す
る。生成物を濾別し、水洗し、乾燥しかつベンゼン中で
再結晶する。生成物は124℃で溶融する。
分析 C8H11N3O3の計算値 分析値 C% 53.03 53.23 H% 6.12 6.14 N% 23.19 23.22 O% 17.66 17.58 製造例2 5,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミンの
製造 第1段階 5,6−ジメチル−3−ニトロ−N,N′−ジアセチルパラフ
ェニレンジアミンの製造 温度18から20℃に保ちつつ、96%硫酸85mlに5,6−ジメ
チル−N,N′−ジアセチルパラフェニレンジアミン0.085
モル(18.3g)を十分に撹拌しつつ少量づつ添加する。3
0分後に溶解が完了する。この溶液を−5℃に冷却しか
つこれに、96%硫酸15mlと硝酸(d=1.5)4mlとから通
常の方法に従って調製したスルホ硝酸混合物を、−2℃
に保ちつつ少量づつ20分間にわたって添加する。添加終
了後、約0℃において1時間撹拌しつづけ、次いで反応
混合物を砕氷0.8kg上に注ぐ。沈澱する目的生成物を濾
別し、水洗しかつ50℃において真空乾燥する。エタノー
ル中での再結晶後、生成物は260℃以上で溶融する。
分析 C12H15N3O4の計算値 分析値 C% 54.33 54.36 H% 5.70 5.70 N% 15.84 15.93 O% 24.13 24.30 第2段階 5,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミンの
製造 第1段階においてつくったジアセチル誘導体0.075モル
(19.9g)を36%の塩酸75ml中沸騰する湯煎上で1.5時間
加熱する。
混合物の冷却後、塩酸塩の形の目的生成物を濾別する。
この塩酸塩を水150ml中に溶解し、かつ5,6−ジメチル−
3−ニトロパラフェニレンジアミンを沈澱するためにア
ンモニア水でアルカリ性にする。生成物を濾別し、水洗
し、酢酸エチルにより再結晶する。生成物は159℃で溶
融する。
分析 C8H11N3O2の計算値 分析値 C% 53.03 52.96 H% 6.12 6.08 N% 23.19 23.14 O% 17.66 17.71 製造例3 4−アミノ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−N−メチル
アニリン 第1段階 1−N,N−(メチル,P−トルエンスルフォニル)アミノ
−2,6−ジメチル−4−ニトロベンゼンの製造 BMウェプター(WEPSTER)の論文〔オランダの化学論文
集(Recueil Tr. Chimiqus)73巻(1954年)809ページ
参照〕に従って製造した1−P−トルエンスルフォニル
アミノ−2,6−ジメチル−4−ニトロベンゼン0.053モル
(16.9g)を1/2規定のソーダ120ml中に溶解する。20℃
においてジメチルサルフェート0.06モル(6g)を少量づ
つ添加する。1時間撹拌を続ける。
沈澱を濾別し水でペースト化した後、エタノールにより
再結晶しかつ128℃で溶融する生成物を得る。
生成物の分析結果は次の通り。
分析 C16H18N2O4Sの計算値% 分析値% C 57.48 57.11 H 5.43 5.35 N 8.38 8.29 O 19.15 19.31 S 9.57 9.58 第2段階 2,6−ジメチル−4−ニトロ−N−メチルアニリンの製
造 96%の硫酸25mlと60℃に昇温された水2.5mlとの溶液
に、1−N,N−(メチル,P−トルエンスルフォニル)ア
ミノ−2,6−ジメチル−4−ニトロベンゼン0.031モル
(10.4g)を少量づつ添加する。追加的に30分加熱の
後、反応混合物を氷90g上に注ぐ。目的生成物の硫酸塩
を濾別する。
この硫酸塩を水中に懸濁し、次いで20%のアンモニア水
を添加する。目的生成物が結晶する。96゜のアルコール
で再結晶の後、生成物は99℃で溶融する。
生成物の分析結果は次の通り。
分析 C9H12N2O2の計算値% 分析値% C 59.98 60.06 H 6.71 6.75 N 15.55 15.50 O 17.76 17.77 第3段階 4−アミノ−2,6−ジメチル−N−メチルアニリンのジ
塩酸塩の製造 粉末亜鉛15.5gと塩化アンモニウム0.6gとの懸濁液を還
流下で加熱する。加熱をやめた後、2,6−ジメチル−4
−ニトロ−N−メチルアニリン0.02モル(3.6g)を還流
を保ちつつ添加する。添加終了後、反応混合物を純エタ
ノール14ml中の塩酸0.05モルの溶液中に沸騰濾過して注
入する。濾液から二塩酸塩が結晶となる。アルコール−
水混合物から再結晶の後、白色の生成物を得る: −C9H16N2Cl2の計算分子量:223 −苛性ソーダを使って水中での電位差滴定により測定し
た分子量:220 生成物の分析結果は次の通り。
分析 C9H16N2Cl2の計算値% 分析値% C 48.44 48.51 H 7.23 7.28 N 12.55 12.47 Cl 31.78 31.77 第4段階 4−N−メチルアミノ−3,5−ジメチルアセトアニリド
の製造 水170ml中の4−アミノ−2,6−ジメチル−N−メチルア
ニリン二塩酸塩0.17モル(38g)の溶液に、水170ml中に
溶解され亜硫酸ナトリウム0.37モル(46.6g)を一度に
添加し、次いで温度を18℃から23℃に保ちつつ、無水酢
酸0.183モル(19g)を30分間にわたって少量づつ添加す
る。2時間撹拌の後、濾過しかつ20%のアンモニア水に
より濾液を中和する。濾別の後、水洗し、真空下で乾燥
し、目的生成物0.12モル(23.3g)を得る。生成物は82
℃で溶融する。
−C11H16N2Oの計算分子量:192.3 −過塩素酸を使い酢酸中での電位差滴定で測定した分子
量:195 第5段階 4−N−メチルアミノ−3,5−ジメチル−2−ニトロ−
アセトアニリドの製造 濃硫酸20ml中硝酸(d=1.50)5.6mlの溶液を、温度0
℃に保ちつつ濃硫酸120ml中4−N−メチルアミノ−3,5
−ジメチルアセトアニリド0.12モル(23g)に少量づつ
添加する。追加的に30分撹拌の後、反応混合物を氷1kg
上に注ぐ。20%のアンモニア水で中和した後、目的生成
物が沈澱する。濾別し、96゜のアルコールで再結晶し、
生成物は133℃で溶融する。
−C11H15N3O3の計算分子量:237 −酢酸中過塩素酸による電位差滴定で測定した分子量:2
40 生成物の分析結果は次の通り。
分析 C11H15N3O3の計算値% 分析値% C 55.68 55.55 H 6.37 6.40 N 17.71 17.80 O 20.23 20.00 第6段階 4−アミノ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−N−メチル
アニリンの製造 濃塩酸65mlに4−N−メチルアミノ−3,5−ジメチル−
2−ニトロアセトアニリド0.11モル(26.0g)を添加す
る。混合物を95℃で1時間加熱する。冷却の後、目的生
成物の二塩酸塩を濾別する。
このようにして得た二塩酸塩を水400ml中に懸濁する。2
0%のアンモニア水により混合物を中和し、目的生成物
を結晶する。濾別し、五酸化燐の存在下で真空乾燥の
後、これをシクロヘキサン−ベンゼン混合物から再結晶
する。生成物は57℃で溶融する。
−C9H13N3O2の計算分子量:195 −過塩素酸を使って酢酸中電位差滴定により測定した分
子量:195 生成物の分析結果は次の通り。
分析 C9H13N3O2の計算値% 分析値% C 55.37 55.43 H 6.71 6.69 N 21.53 21.54 O 16.39 16.41 製造例4 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリンの製造 第1段階 β−クロロエチル−4−アミノ−5,6−ジメチル−3−
ニトロフェニルカルバメートの製造 5,6−ジメチル−3−ニトロパラフェニレンジアミン0.0
5モル(9.1g)をジオキサン40ml中に溶解する。炭酸カ
ルシウム0.055モル(5.5g)を添加する。温度を90℃に
あげ、次いでβ−クロロエチルクロロフォルメート0.05
3モル(7.6g)を撹拌下で少量づつ添加する。添加終了
後加熱を1時間継続する。反応混合物を氷水200g中に注
ぐ。目的生成物が沈澱する。濾別、水でペースト化しそ
して96℃エタノールから再結晶の後、生成物は151℃で
溶融する。
生成物の分析結果は次の通り。
分析 C11H14N3O4Clの計算値% 分析値% C 45.92 46.10 H 4.90 4.89 N 14.61 14.50 O 22.24 22.25 第2段階 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリンの製造 96゜のアルコール36ml中にβ−クロロエチル4−アミノ
−5,6−ジメチル−3−ニトロフェニルカルバメート0.0
417モル(12g)を懸濁する。97%の苛性ソーダペレット
6.2gの水15mlの溶液を撹拌下で少量づつ添加し、反応混
合物をアルコールの還流温度に加熱する。2時間の加熱
後、反応混合物を氷水200g中に注ぎそして酢酸により酸
性する。
濾別し、水でペースト化し、酢酸エチルから再結晶の
後、生成物は166℃で溶融する。
−C10H15N3O3の計算分子量:225.25 −過塩素酸を使って酢酸中電位差滴定で測定した分子
量:223 生成物の分析結果は次の通り。
分析 C10H15N3O3の計算値% 分析値% C 53.32 53.27 H 6.71 6.77 N 18.66 18.76 O 21.31 21.25 製造例5 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β,β
−ジヒドロキシプロピルアニリンの製造 エタノール18ml中の5,6−ジメチル−3−ニトロパラフ
ェニレンジアミン0.05モル(9g)およびグリシドール0.
1モル(7.4g)を撹拌下で、沸騰する湯煎で加熱する。
2時間加熱の後、反応混合物を冷却し、沈澱を濾別し、
水洗し、アルコール洗浄し次いで乾燥する。ジメチルス
ルフォキシドに溶解の後、水の添加により再沈澱しかつ
乾燥する。生成物は181℃で溶融する。
生成物の分析結果は次の通り。
分析 C11H17N3O4の計算値% 分析値% C 51.76 51.77 H 6.67 6.70 N 16.47 16.34 O 25.10 24.91 製造例6 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ア
ミノエチルアニリンの製造 水350mlおよび96゜のアルコール150ml中5,6−ジメチル
−3−ニトロパラフェニレンジアミン0.5モル(90g)お
よび炭酸カルシウム0.75モル(75g)の懸濁液を撹拌下
で80℃に加熱する。ブロモエチルアミンの臭化水素酸塩
1.2モル(252g)を撹拌下で少量づつ添加する。還流下
で1時間30分の加熱後、反応混合物を冷却しついで濃塩
酸250mlを流し、このようにして得られる沈澱を濾別
し、水洗し次いでアセトンで洗浄する。アンモニア水の
添加により氷水1l中に溶解の後、目的生成物の塩を得
る。この塩を10N苛性ソーダ250mlでアルカリ性の後、4
−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−アミ
ノエチルアニリンを得る。水洗、乾燥およびエチルアル
コール中で再結晶の後、生成物は152℃で溶解する。
分析 C10H16N4O2の計算値% 分析値% C 53.57 53.62 H 7.14 7.18 N 25.00 24.91 O 14.29 14.12 製造例7 4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ジ
エチルアミノエチルアニリンの製造 水36mlおよび96゜のエタノール18ml中5,6−ジメチル−
3−ニトロパラフェニレンジアミン0.05モル(9g)、炭
酸カルシウム0.075モル(7.5g)および1−ブロモ−2
−N,N−ジエチルアミノエタン0.1モル(17.2g)からな
る混合物を撹拌下で80℃に加熱する。45分間加熱の後、
高温の反応混合物を濾過し、そして濾液に塩酸25mlを添
加する。目的生成物の塩酸塩が沈澱する。濾別し、そし
てアセトンで洗浄する。
塩酸塩を水に溶解し、かつ氷の存在下で10Nの苛性ソー
ダを添加して、沈澱する油を得る。濾別し、水洗しそし
て五酸化燐の存在下真空乾燥の後、生成物を96゜エタノ
ールから再結晶する。生成物は98℃で溶融する。
生成物の分析結果は次の通り。
分析 C14H24N4O2の計算値% 分析値% C 60.00 59.96 H 8.57 8.46 N 20.00 20.02 O 11.43 11.67 例 1 直接染色 以下の染色組成物をつくる: 4−アミノ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−N−メチル
アニリン 0.3g 4−アミノ−2−メチル−3−ニトロ−N−β−ヒドロ
キシエチルアニリン 0.12g 3−ニトロ−4−N′−β−アミノエチルアミノ−N,N
−β−ヒドロキシエチルアニリンのジ塩酸塩 0.18g 2−アミノ−3−ニトロフェノール 0.12g プロピレングリコール 10g ユニオンカーバイト社よりCELLOSIZE W.W.03の名で発売のヒドロキシエチル セルローズ 2g ジメックス(CHIMEX)社よりCHIMEXONの 各で発売のセチルジメチルヒドロキシ エチルアンモニウムの塩化物 2g 5%アンモニア水 4ml 水 全体を100gとする量 pH 9.2 パーネントされた生まれつき90%白い毛髪にこの混合物
を28℃で20分間適用し、シャンプーしかつすすぎ洗いす
ると、毛髪にマホガニー色がえられる。
例 2 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−2,6−ジメチル−3−ニトロ−N−メチル
アニリン 0.055g 96゜アルコール 10g ALFOL C16/18E 〔コンデア(CONDEA)社より発売のセチルステアリルア
ルコール〕 8g Lanette E密ろう(ヘンケル社より発売のナトリウムの
セチルステアリルサルフェート) 0.5g CEMULSOL B(ローヌ−プーラン社より発売のエトキシル
化ヒマシ油) 1g オレイルジエタノールアミド 1.5g 5%アンモニア水 1g 水 全体を100gとする量 pH 9.8 この混合物を、白色に脱色した毛髪に28℃で30分間適用
し、シャンプーしかつすすぎ洗いすると、明るい黄金色
が毛髪に与えられる。
例 3 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリン 0.385g 2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−ニトロフェ
ノール 0.085g 3−ニトロ−4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ−
N−メチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン 0.15g 2−ブトキシエタノール 10g ALFOL C16/18E (コンデア社より発売のセチルステア リルアルコール) 8g Lanette E密ろう(ヘンケル社より発売のナトリウムの
セチルステアリルサルフェート) 0.5g Cemulsol B(ローヌ−プーラン社より発売のエトキシル
化ヒマシ油) 1g オレイルジエタノールアミド 1.5g 1%トリエタノールアミン溶液 2ml 水 全体を100gとする量 pH 7.6 白色に脱色された毛髪に28℃で25分間この混合物を適用
すると、シャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪に明る
い銅色が与えられる。
例 4 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ヒ
ドロキシエチルアニリン 2g 2−ブトキシエタノール 25g グッドリッチケミカル(GOODRICH CHEMICAL)社のCARBO
POL934(分子量2,000,000から3,000,000のアクリル酸重
合体) 2g 純トリエタノールアミン 4.5g 水 全体を100gとする量 pH 7.6 生れつき90%白色の毛髪に30℃で15分間この混合物を適
用すると、シャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪にバ
ラ色がかったベージュ色が得られる。
例 5 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β,γ
−ジヒドロキシプロピルアニリン 0.25g 2−ブトキシエタノール 6g ウイットコ(WITCO)社のLAURAMIDE(ラウリン酸のモノ
エタノールアミド) 1.5g ラウリン酸 1g ユニオンカーバイト社のCELLOSIZE W.P.03(ヒドキシエ
チルセルロース) 5g モノエタノールアミン 2g 水 全体を100gとする量 pH 9.3 白色に脱色された毛髪上にこの混合物を28℃で20分間適
用すると、シャンプーおよびすすぎ洗いの後、マンセル
記号2.5R8/6の色が毛髪に与えられる。
例 6 直接染色 以下の染色混合物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β,γ
−ジヒドロキシプロピルアニリン 0.2g 4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ−3−ニトロ−
N,N−ビス−(β−ヒドロキシエチル)アニリン塩酸塩
0.50g 4−アミノ−3−ニトロフェノール 0.1g 2−ブトキシエタノール 10g コンデア社のAlfol C16/18E(セチルステアリルアルコール) 8g ヘンケル社のLanette E密ろう(ナトリウムのセチルス
テアリルサルフェート) 0.5g ローヌ−プーラン社のCemulsol B(エトキシル化ヒマシ
油) 1g オレイルジエタノールアミド 1.5g 水 全体を100gとする量 pH 7.2 生れつき90%まで白色の毛髪に30℃で20分間この混合物
を適用すると、シャンプーおよびすすぎ洗いの後毛髪に
金色が与えられる。
例 7 直接染色 以下の染色混合物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ア
ミノエチルアニリン 0.5g 96゜エチルアルコール 10g ヘンケル社のCOMPERLAN KD (コプラ脂肪酸のジエタノールアミド) 2.2g ラウリン酸 0.8g エチレングリコールのモノエチルエーテル 2g モノエタノールアミン 6g 水 全体を100gとする量 pH 10 毛髪にこの混合物を28℃で20分間適用すると、シャンプ
ーおよびすすぎ洗いの後毛髪にマンセル記号による以下
の色が与えられる。
白色に脱色された毛髪 10RP5/8 生れつき90%まで白色の毛髪 10RP3/10 例 8 直接染色 以下の染色混合物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ア
ミノエチルアニリン 0.01g (4−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−3−ニトロ)
フェニル−β−ヒドロキシエチルエーテル 0.25g 4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ−3−ニトロ−
N,N−ビス−(β−ヒドロキシエチル)アニリン 0.20g 2−ブトキシエタノール 10g ローヌ−プーラン社のCemulsolNP−4(エチレンオキサ
イド4モルを有するノニルフェノール) 12g ローヌ−プーラン社のemulsolNP9(エチレンオキサイド
9モルを有するノニルフェノール) 15g グリセロール2モルを有するポリグリセロール化オレイ
ルアルコール 1.5g グリセロール4モルを有するポリグリセロール化オレイ
ルアルコール 1.5g 乳酸 0.5g 水 全体を100gとする量 pH 5 生まれつき90%白色の毛髪にこの混合物を適用すると、
シャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪にバラ色がかっ
たベージュ色が与えられる。
例 9 酸化染色 以下の組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β,γ
−ジヒドロキシプロピルアニリン 0.1g パラフェニレンジアミン 0.05g パラアミノフェノール 0.27g 4−N−メチルアミノフェノールのサルフェート 0.12g 2,4−ジアミノフェノキシエタノールのジ塩酸塩 0.017g レゾルシノール 0.06g メタアミノフェノール 0.055g 2−イソプロピル−6−ニトロアニリン 0.04g Cemulsol NP4(ローヌ−プーラン社より発売のエチレン
オキサイド4モルを有するノニルフェノール) 21g Cemulsol NP9(同社より発売のエチレンオキサイド9モ
ルを有するノニルフェノール) 24g オレイン酸 4g 2−ブトキシエタノール 3g 96゜エタノール 10g MASQUOL DTPA(ジエチレントリアミンペンタ酢酸のナト
リウム塩) 2.5g チオグリコール酸 0.6g 22゜ボーメアンモニア水 10g 水 全体を100gとする量 pH 10.1 使用時に20容の過酸化水素水を添加する。パーマネント
をかけた毛髪にこの混合物を30℃で20分間適用すると、
シャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪に明るく金色を
帯びた栗色が与えられる。
例10 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ア
ミノエチルアニリン 0.15g 3−N−メチルアミノ−4−ニトロフェニル−β−ヒド
ロエチルエーテル 0.2g パラフェニレンジアミン 0.08g パラアミノフェノール 0.1g レゾルシノール 0.05g メタアミノフェノール 0.15g カルボキシメチルセルロース 2g アンモニウムラウリルサルフェート 5g 2−ブトキシエタノール 8g プロピレングリコール 8g Masquol DTPA 2g チオグリコール酸 0.4g 酢酸アンモニウム 1g 22゜ボーメアンモニア水 10g 水 全体を100gとする量 pH 9.8 使用時に20容の過酸化水素水100gを添加する。脱色され
た毛髪にこの混合物を30℃で25分間適用すると、シャン
プーおよびすすぎ洗いの後、毛髪に金色を帯びた栗色が
与えられる。
例11 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ジ
エチルアミノエチルアニリン 0.25g 96゜アルコール 10g 1重量%のトリエタノールアミン 3g ユニオンカーバイト社のCellosize W.P.03(ヒドロキシ
エチルセルロース) 2g アンモニアラウリルサルフェート 5g 水 全体を100gとする量 pH 8.37 脱色した毛髪に28℃で20分間この混合物を適用すると、
シャンプーおよびすすぎ洗いの後マンセル記号9R7/5の
色が毛髪に与えられる。
例12 酸化染色 以下の染色混合物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ジ
エチルアミノエチルアニリン 0.2g オルトアミノフェノール 0.064g パラフェニレンジアミン 0.3g パラアミノフェノール 0.08g レゾルシノール 0.15g メタアミノフェノール 0.08g Cemulsol NP4(ローヌ−プーラン社より発売のエチレン
オキサイド4モルでオキシエチレン化されたノニルフェ
ノール) 12g Cemulsol NP9(ローヌ−プーラン社より発売のエチレン
オキサイド9モルでオキシエチレン化されたノニルフェ
ノール) 15g グリセロール2モルでポリグリセロール化されたオレイ
ルアルコール 1.8g グリセロール4モルでポリグリセロール化されたオレイ
ルアルコール 1.5g プロピレングリコール 6g TRILON B(エチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウム
塩) 0.12g 22゜ボーメアンモニア水 11g チオグリコール酸 0.6g 水 全体を100gとする量 pH 10.5 使用時に20容の過酸化水素水を同重量添加する。
パーマネントされた毛髪に28℃で25分間適用すると、シ
ャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪に普通の栗色が与
えられる。
例13 直接染色 以下の染色混合物をつくる。
4−アミノ−5,6−ジメチル−3−ニトロ−N−β−ジ
エチルアミノエチルアニリン 0.05g 1,4,5,8−テトラアミノアントラキノン 0.15g 2−メチル−4−アミノ−5−ニトロフェノール 0.1g 2−ブトキシエタノール 6g ウイトコ社のLauramide(ラウリン酸のモノエタノール
アミド) 1.5g ラウリン酸 1g ユニオンカーバイト社のCellosizeW.P.03(ヒドロキシ
エチルセルロース) 5g モノエタノールアミン 2g 水 全体を100gとする量 pH 9.5 生れつき90%まで白色の毛髪にこの混合物を28℃で30分
間適用すると、シャンプーおよびすすぎ洗いの後、毛髪
に黒色が与えられる。
例14 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.15g 2−ブトキシエタノール 15g コプラ脂肪酸のジエタノールアミド 2.2g ラウリン酸 0.8g エチレングリコールのモノエチルエーテル 2g モノエタノールアミン 1g 水 全体を100gとする量 pH 7.0 白色に脱色したこの毛髪にこの混合物を28℃で20分間適
用すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、毛髪にバ
ラ色が与えられる。
例15 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.1g 2−ブトキシエタノール 10g ヒドロキシエチルセルロース 2g アンモニウムラウリルサルフェート 5g トリエタノールアミンの1%溶液 2g 水 全体を100gとする量 pH 8.4 白色に脱色された毛髪にこの混合物を28℃で20分間適用
すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、バラ色がか
ったシャンペン色が毛髪に与えられる。
例16 直接染色 5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.35g 2−アミノ−3−ニトロフェノール 0.12g 3−ニトロ−4−N′−β−アミノエチルアミノ−N,N
−β−ヒドロキシエチルアニリン二塩酸塩 0.15g 2−ブトキシエタノール 10g Alfol C16/18E(コンデア社より発売のセチルステアリ
ルアルコール) 8g Lanette E密ろう(ヘンケル社より発売のナトリウムの
セチルステアリルサルフェート) 0.5g Cemulsol B(ローヌ−プーラン社 より発売のヒマシ油) 1g オレイルジエタノールアミド 1.5g 22゜ボーメアンモニア水 2g 水 全体を100gとする量 pH 10 脱色された毛髪にこの混合物を25℃で15分間適用する
と、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、銅赤色が毛髪に
与えられる。
例17 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.16g 2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.3g 2−メチル−4−アミノ−5−ニトロフェノール 0.2g 2−メチル−5−ニトロ−N,N′−β−ヒドロキシエチ
ルパラフェニレンジアミン 0.08g 1,4,5,8−テトラアミノアントラキノン 0.25g 2−ブトキシエタノール 10g Alfol C16/18E(コンデア社より発売のセチルステアリ
ルアルコール) 8g Lanette E密ろう(ローヌ−プーラン社より発売のエト
キシル化ヒマシ油) 0.5g Cemulsol B(ローヌ−プーラン社より発売のエトキシル
化ヒマシ油) 1g オレイルジエタノールアミド 1.5g 2−メチル−2−アミノプロパノール−1の25%溶液1g 水 全体を100gとする量 pH 9.8 パーマネントをかけた90%白色の毛髪に28℃で20分間こ
の混合物を適用すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの
後、銅色を帯びた普通の栗色が毛髪に与えられる。
例18 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.25g 2−メチル−6−ニトロアニリン 0.1g 1,4,5,8−テトラアミノアントラキノン 0.25g 96゜アルコール 20g ヒドロキシエチルセルロース 2g アンモニウムラウリルサルフェート 5g 5%アンモニア水 0.5g 水 全体を100gとする量 pH 8 パーマネントをかけた95%白色の毛髪に30℃で15分間こ
の混合物を適用すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの
後、毛髪に銅色が与えられる。
例19 直接染色 以下の染色組成物をつくる。
2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.25g 3−ニトロ−4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ−
N−メチルアニリン 0.15g 2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−ニトロアニ
ソール 0.08g 2−ブトキシエタノール 10g Lauramide(ウイトコ社より発売のラウリン酸のモノエ
タノールアミド) 1.5g ラウリン酸 1g ヒドロキシエチルセルロース 5g モノエタノールアミン 2g 水 全体を100gとする量 pH 9.5 生れつき90%白色の毛髪に28℃で20分間この混合物を適
用すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、明るい銅
色を帯びた栗色が毛髪に与えられる。
例20 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
パラフェニレンジアミン 0.16g レゾルシノール 0.1g メタアミノフェノール 0.05g 2,4−ジアミノフェノキシエタノール二塩酸塩 0.03g 5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.35g 2−メチル−5−ニトロ−N,N′−β−ヒドロキシエチ
ルパラフェニレンジアミン 0.08g エチレンオキサイド2モルでオキシエチレン化したオレ
イルアルコール 4.5g エチレンオキサイド4モルでオキシエチレン化したオレ
イルアルコール 4.5g Ethomeen TO12〔アルマク(Armak)社より発売のエチレ
ンオキサイド12モルでオキシエチレン化したオレイルス
テアリルアミン〕 4.5g コプラ脂肪酸ジエタノールアミド 9g プロピレングリコール 4g 2−ブトキシエタノール 8g 96゜エタノール 6g Masquol DTPM(ジエチレントリアミンペンタ酢酸のナト
リウム塩) 2g ハイドロキノン 0.15g 35゜ボーメ重亜硫酸ナトリウム 1.3g 22゜ボーメアンモニア水 10g 水 全体を100gとする量 pH 10.5 使用の際に20容の過酸化水素水100gを添加する。
生れつき90%白色の毛髪に25℃で20分適用すると、すす
ぎ洗いおよびシャンプーの後、赤栗色が毛髪に与えられ
る。
例21 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
パラフェニレンジアミン 0.2g 2,4−ジアミノフェノキシエタノール二塩酸塩 0.07g レゾルシノール 0.2g メタアミノフェノール 0.08g 2−メチル−5−N−β−ヒドロキシエチルアミノフェ
ノール 0.07g パラアミノフェノール 0.08g 2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.22g Cemulsol NP4(ローヌ−プーラン社より発売のエチレン
オキサイド4モルを有するノニルフェノール) 21g Cemulsol NP9(ローヌ−プーラン社より発売のエチレン
オキサイド9モルを有するノニルフェノール) 24g オレイン酸 4g 2−ブトキシエタノール 3g 96゜エタノール 10g Masquol DTPA 2.5g 35゜ボーメの重亜流酸ナトリウム 1g 22゜ボーメアンモニア水 10g 水 全体を100gとする量 pH 10.5 使用時に20容の過酸化水素水100gを添加する。
生れつき90%白色の毛髪に30℃で20分間この混合物を適
用すると、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、紫がかっ
た緋色の光沢のある褐色が毛髪に与えられる。
例22 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
パラトルイレンジアミン二塩酸塩 0.23g レゾルシノール 0.12g 2−メチル−5−N−メチルアミノ−フェノール 0.08g パラアミノフェノール 0.05g 2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.4g Alfol C16/18E(コンデア社より発売のセチルステアリ
ルアルコール) 8g Lanette E密ろう(ヘンケル社より発売のナトリウムの
セチルステアリルサルフェート) 0.5g Cemulsol B(ローヌ−プーラン社より発売のエトキシル
化ヒマシ油) 1g オレイルジメタノールアミド 1.5g Masquol DTPA 2.5g メルカプトコハク酸 0.3g 22゜ボーメアンモニア水 11g 水 全体を100gとする量 pH 10.5 使用の際に20容の過酸化水素水100gを添加する。
白色に脱色した毛髪にこの混合物を25℃で25分間適用す
ると、すすぎ洗いおよびシャンプーの後、毛髪にマホガ
ニー色が与えられる。
例23 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.045g パラフェニレンジアミン 0.03g レゾルシノール 0.06g パラアミノフェノール 0.02g ヒドロキシエチルセルロース 2g アンモニウムラウリルサルフェート 5g 2−ブトキシエタノール 15g 96゜アルコール 5g 20%アンモニア水 10g 35゜ボーメの重亜硫酸ナトリウム 1g ハイドロキノン 0.15g 水 全体を100gとする量 pH 10.3 使用の際に、20容の過酸化水素水75gを添加する。
脱色した毛髪に20℃で25分間この混合物を適用すると、
すすぎ洗いおよびシャンプーの後、金砂色が毛髪に与え
られる。
例24 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.2g N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルパラフェニレンジアミ
ン二塩酸塩 0.08g パラアミノフェノール 0.15g 2−メチル−5−N−β−ヒドロキシエチルアミノフェ
ノール 0.1g レゾルシノール 0.16g 4−N′−β−ヒドロキシエチルアミノ−3−ニトロ−
N−メチルN−β−ヒドロキシエチルアニリン 0.1g ユニオンカーバイト社により Cellosize W.P.03の名で発売のヒドロキシエチルセルロ
ース 2g アンモニウムラウリルサルフェート 5g 2−ブトキシエタノール 15g 96゜アルコール 5g Masquol DTPA 2g ハイドロキノン 0.15g d=1.32の重亜硫酸ソーダ溶液 1.5g モノエタノールアミン 8g 水 全体を100gとする量 pH 10.7 使用の際に、20容の過酸化水素水を添加する。
脱色した毛髪に25℃で25分間適用すると、すすぎ洗いお
よびシャンプーの後、金髪にさんご色が与えられる。
例25 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.2g 2,6−ジメチルパラフェニレンジアミン二塩酸塩 0.1g 2,4−ジアミノフェノキシエタノール二塩酸塩 0.04g レゾルシノール 0.11g メタアミノフェノール 0.06g 2−メチル−5−N−β−ヒドロキシエチルアミノフェ
ノール 0.05g パラアミノフェノール 0.05g Remcopal334〔ガーランド(Gerland)社より発売のエチ
レンオキサイド4モルを有するノニルフェノール〕 21g Remcopal349(ガーランド社より発売のエチレンオキサ
イド9モルを有するノニルフェノール) 24g オレイン酸 4g 2−ブトキシエタノール 3g 96゜アルコール 10g Masquol DTPA 2.5g 35゜ボーメの重亜硫酸ナトリウム 1g ハイドロキノン 0.12g 22゜ボーメアンモニア水 10g 水 全体を100gとする量 pH 10.6 使用の際に、20容の過酸化水素水100gを添加する。脱色
した毛髪にこの混合物を28℃で20分間適用すると、すす
ぎ洗いおよびシャンプーの後、バラ色の光沢をもつ錫灰
色が毛髪に与えられる。
例26 酸化染色 以下の組成物をつくる。
5,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.25g N−β−メトキシエチルパラフェニレンジアミン二塩酸
塩 1g パラアミノフェノール 0.3g レゾルシノール 0.25g メタアミノフェノール 0.15g ハイドロキノン 0.15g エチレンオキサイド9モルでオキシエチレン化されたノ
ニルフェノール 3g オレイルアルコール 9g オレイルジエタノールアミド 9g エチレンオキサイド50モルを 有する水素化タローアミド 2.5g オレイン酸 18g 下記の反復単位をもつ陽イオン重合体: 3g エチルアルコール 9g ベンジルアルコール 11g エチレンジアミンテトラ酢酸 0.2g 22゜ボーメアンモニア水 14g モノエタノールアミン 6.5g 35゜ボーメ重亜硫酸ナトリウム 1.3g 水 全体を100gとする量 この液状組成物は、20容の過酸化水素水により重量比1:
1の割合で稀釈することにより、クリーム状のゲルとな
る。
濃いブロンド色の毛髪にこのゲルを30分間適用しかつ最
終的にシャンプーすると、乾燥の後、銅色を帯びた明る
い赤ブロンド色が毛髪に与えられる。
例27 酸化染色 以下の染色組成物をつくる。
2,6−ジメチル−3−ニトロ パラフェニレンジアミン 0.4g パラフェニレンジアミン 0.35g 2−クロロパラフェニレンジアミン 0.10g パラアミノフェノール 0.10g レゾルシノール 0.20g メタアミノフェノール 0.30g 2−メチルレゾルシノール 0.20g ハイドロキノン 0.15g グリセロール2モルでグリセロール化されたオレイルア
ルコール 5g グリセロール4モルでグリセロール化されたオレイルア
ルコール 5g オレイン酸 5g オレイルジエタノールアミド 5g オレイルジエタノールアミン 12g エチルアルコール 10g 2−エトキシエタノール 12g エチレンジアミンテトラ酢酸 0.2g 35゜ボーメ重亜硫酸ナトリウム 1.3g 22゜ボーメアンモニア水 8g モノエタノールアミン 3g 水 全体を100gとする量 過酸化水素水20容が滴定される酸化剤乳液を同重量用い
て上記の液体を使用時に稀釈する。得られるゲルを栗色
の毛髪に30分適用しかつすすぎ洗いする。シャンプーを
しかつ乾燥する。このようにして濃い銅色を帯びたブロ
ンド色に染まった毛髪を得る。
この組成物中にはニトロ化染料、つまり2,6−ジメチル
−3−ニトロパラフェニレンジアミンが保存されること
が確認される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): (式中、易動性CH3基はベンゼン核の2もしくは5位置
    にあり、かつR1は水素であり、R2は水素原子、低級アル
    キル基、低級モノヒドロキシアルキル基、低級ポリヒド
    ロキシアルキル基、あるいはアミノアルキル基(アミノ
    基は低級アルキル基、低級モノヒドロキシアルキル基ま
    たは低級ポリヒドロキシアルキル基によりモノ置換ある
    いはジ置換されていてもよい)を示す)に相当すること
    を特徴とする、3-ニトロ‐4-アミノアニリンのジメチル
    誘導体、およびその化粧品として許容できる塩。
  2. 【請求項2】2,6-ジメチル‐3-ニトロパラフェニレンジ
    アミン、5,6-ジメチル‐3-ニトロパラフェニレンジアミ
    ン、4-アミノ‐2,6-ジメチル‐3-ニトロ‐N-メチルアニ
    リン、4-アミノ‐5,6-ジメチル‐3-ニトロ‐N-β‐ヒド
    ロキシエチルアニリン、4-アミノ‐5,6-ジメチル‐3-ニ
    トロ‐N-β,γ‐ジヒドロキシプロピルアニリン、4-ア
    ミノ‐5,6-ジメチル‐3-ニトロ‐N-β‐アミノエチルア
    ニリンおよび4-アミノ‐5,6-ジメチル‐3-ニトロ‐N-β
    ‐ジメチルアミノエチルアニリンからなる群から選択さ
    れる、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】式(I): (式中、易動性CH3基はベンゼン核の2もしくは5位置
    にあり、かつR1は水素であり、R2は水素原子、低級アル
    キル基、低級モノヒドロキシアルキル基、低級ポリヒド
    ロキシアルキル基、あるいはアミノアルキル基(アミノ
    基は低級アルキル基、低級モノヒドロキシアルキル基ま
    たは低級ポリヒドロキシアルキル基によりモノ置換ある
    いはジ置換されていてもよい)を示す)に相当する3-ニ
    トロ‐4-アミノアニリンのジメチル誘導体を少なくとも
    1つを0.001〜5重量%、溶媒系中に含有することを特
    徴とする、ケラチン繊維用染色組成物。
JP59187886A 1983-09-08 1984-09-07 ジメチルアニリン誘導体および染色組成物 Expired - Lifetime JPH0694540B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8314337 1983-09-08
FR8314337A FR2551748B1 (fr) 1983-09-08 1983-09-08 Nouvelles nitroparaphenylenediamines dimethylees, leur procede de preparation et leur utilisation en teinture des fibres keratiniques
FR8413147A FR2569401B1 (fr) 1984-08-23 1984-08-23 Nouveaux derives dimethyles de nitro-3 amino-4 aniline, leur procede de preparation et leur utilisation en teinture des fibres keratiniques
FR8413147 1984-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6081251A JPS6081251A (ja) 1985-05-09
JPH0694540B2 true JPH0694540B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=26223575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59187886A Expired - Lifetime JPH0694540B2 (ja) 1983-09-08 1984-09-07 ジメチルアニリン誘導体および染色組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4736067A (ja)
EP (1) EP0145513B1 (ja)
JP (1) JPH0694540B2 (ja)
CA (1) CA1220487A (ja)
DE (2) DE3470033D1 (ja)
DK (1) DK429184A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2571364B1 (fr) * 1984-10-09 1987-07-17 Oreal Nouveau procede de preparation de nitroparaphenylenediamines n,n'-disubstituees, nouvelles oxazolidones utilisees dans ce procede, nouvelles nitroparaphenylenediamines n,n'-disubstituees obtenues selon ce procede et compositions tinctoriales contenant les nitroparaphenylenediamines n,n'-disubstituees obtenues selon ledit procede
DE3543020A1 (de) * 1985-12-05 1987-06-11 Wella Ag Verfahren zur herstellung von 4-(ethyl-(2'hydroxyethyl)-amino)-1-((2'-hydroxyethyl)-amino)-2-nitro-benzol
JPS6422972A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Kao Corp Dyeing composition for keratin fiber
FR2715296B1 (fr) * 1994-01-24 1996-04-12 Oreal Composition de teinture d'oxydation des fibres kératiniques comprenant une paraphénylènediamine, une métalphénylènediamine et un para-aminophénol ou un méta-aminophénol, et procédé de teinture utilisant une telle composition.
CA2148535A1 (en) 1994-06-24 1995-12-25 Mu-Ill Lim 5-mercapto-2-nitro paraphenylenediamine compounds and hair dye compositions containing same
US7147668B2 (en) * 2000-06-12 2006-12-12 Kao Corporation Hair bleach
WO2010149437A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-29 Unilever Plc Hair conditioning composition based on c16-c22 anionic surfactant and c16-c22 fatty material
WO2010149604A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-29 Unilever Plc Hair conditioning composition based on c16-c22 anionic surfactant, c16-c22 fatty material and an anionic protein fraction
US20110052679A1 (en) 2009-08-25 2011-03-03 Pharmaceutics International, Inc. Solid naproxen concentrates and related dosage forms
WO2011111054A1 (en) * 2010-03-09 2011-09-15 Cavinkare Pvt. Ltd, Improved hair dye composition

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1492207B2 (de) * 1964-04-14 1973-06-07 Unilever N V, Rotterdam (Nieder lande), VU Werth, A van der, Dr Ing , Lederer, F , Dipl Chem Dr , Pat An walte, 2000 Hamburg und 8000 München Farbstoffkombination, insbesondere zum faerben von haaren
US3973900A (en) * 1971-03-29 1976-08-10 Wella Ag Hair dye
GB2086408B (en) * 1980-10-16 1985-10-09 Oreal New nitro-derivatives of the benzene series the process for their preparation and their use in the dyeing of keratin fibres
DE3137473A1 (de) * 1981-09-21 1983-04-07 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf "n-substituierte 2.4-diamino-m-xylole und diese enthaltende haarfaerbemittel"

Also Published As

Publication number Publication date
DK429184A (da) 1985-03-09
CA1220487A (fr) 1987-04-14
DE145513T1 (de) 1986-03-20
DE3470033D1 (en) 1988-04-28
EP0145513A2 (fr) 1985-06-19
EP0145513A3 (en) 1985-12-27
EP0145513B1 (fr) 1988-03-23
US4736067A (en) 1988-04-05
DK429184D0 (da) 1984-09-07
JPS6081251A (ja) 1985-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4470826A (en) Nitro-derivatives of the benzene series and their use in the dyeing of keratin fibres
JP3289900B2 (ja) メタ−アミノフェノール、ケラチン繊維の酸化染色用カップリング剤としてその使用、染色組成物および方法
PT87575B (pt) Processo para a preparacao de 2,4-diamino-1,3-dimetoxibenzeno ou de um dos seus saias, utilizacao do referico composto como aclopador para a tintura de cabelos humanos e processo para a preparacao de composicoes contendo o referido acoplador
JPH0214323B2 (ja)
JPH0694540B2 (ja) ジメチルアニリン誘導体および染色組成物
JP3046619B2 (ja) 染毛組成物
US4992586A (en) Process for preparing 2-nitro-meta-phenylenediamines
JPH0379390B2 (ja)
US4666453A (en) Nitro-meta-phenylenediamines halogenated in the 6th position and their use in dyeing keratinic substances
JPH0235785B2 (ja)
AU622843B2 (en) Trialkoxy-substituted meta-phenylenediamines, a process for their preparation, and their use as couplers for the oxidation dying of keratinous fibres and in particular of human hair
JPH0761931B2 (ja) 染色組成物および染色法
JPS6241269B2 (ja)
US5518506A (en) Process for dyeing keratinous fibres with an alkaline composition containing para-aminophenols substituted in position 2 in combination with 6- or 7-hydroxindole
US4563188A (en) Para-phenylenediamines which can be used in oxidative hair dyeing
US4466806A (en) Dyeing compositions containing 3-amino-4-nitroanisole derivatives and their use in dyeing keratin fibres as well as certain new said derivatives
JPH059160A (ja) ニトロアニリン化合物の製造法および染毛組成物
US4727192A (en) 2,4-dinitro- or 2-amino-4-nitro- or 2-nitro-4-amino-6-hydroxyalkylanilines, the process for preparation thereof and their use in dyeing keratinous fibers, and especially human hair
JP2530001B2 (ja) 2,4−ジアミノ−1,3,5−トリメトキシンベンゼン、その製造方法および染毛組成物
JPH0329828B2 (ja)
JP2744080B2 (ja) ケラチン質繊維の染色組成物およびその製造方法
JPS6241268B2 (ja)
JP2001354530A (ja) 毛髪脱色又は染色剤
US5186717A (en) Dyeing compositions for keratin fibres, based on 3-nitro-ortho-phenylenediamines, and certain 3-nitro-ortho-phenylenediamines used therein
JPH0144260B2 (ja)