JPH0694237B2 - 多角型ペン - Google Patents

多角型ペン

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JPH0694237B2
JPH0694237B2 JP63193412A JP19341288A JPH0694237B2 JP H0694237 B2 JPH0694237 B2 JP H0694237B2 JP 63193412 A JP63193412 A JP 63193412A JP 19341288 A JP19341288 A JP 19341288A JP H0694237 B2 JPH0694237 B2 JP H0694237B2
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鎮雄 山中
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蔵合 正博
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、剛性及び耐久性に秀れ、また製作が簡単な多
角型ペンに関するものである。
従来技術 一般に使われている一枚ペン先の筆記具が一つの角度方
向にしか書けない不都合を解消するため、このペン先に
類似した構造のペン先部片を複数(例えば3枚)用意
し、これらを背中合わせに組合わせて一体となし、あら
ゆる方向へも記載が可能となった多角型のペンが提案さ
れている。
このような多角型ペンの従来例としては、例えば特開昭
55−128497号に示すようなものがある。これは、長手方
向に延びる胴体部と、この胴体部の外側において約120
度の角度間隔をもって半径方向外方へ突出した張出部と
を有するペン先基本体と、前記ペン先基本体の外表面に
密着することによりこのペン先基本体をペン先保持する
合成樹脂製のペン芯とを有している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様なペン先構造体にあっては、ペン
芯を合成樹脂等を射出成型し、更にその上ペン芯の胴体
部分にインクが毛細管現象によって先端位置まで流れて
来る様極細のインク通路を切り込んだりしなければなら
ないから、加工上手間がかかるうえ加工作業に困難を伴
う。またホルダ片についてみてもペン先基本体の外表面
に密着するために、その形状をペン先基本体に合わせな
ければならず、製作精度確保のための努力を要する。更
にインク通路の幅が広過ぎて毛細管現象が充分に生じな
い恐れもあった。
本発明は、これらの欠点をなくすためになされたもので
あり、その目的は、インクの誘導がスムーズに行なえる
と共にその逆流をなくし、また丈夫なペン先を持ち、製
作作業の困難性を極力押えるようにした多角型ペンを提
供することである。
課題を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するため、多角型のペン先基本
体と、中心軸に沿って延びペン先基本体を収容する孔を
有し、且つ先端部分において基端側から先端側にかけて
次第に縮径するテーパ部を有するペン先保持筒と、長手
方向に延びペン先収容孔に連通するガイド孔を有し、ペ
ン先保持筒の後端部分にてペン先収容孔に嵌入されてペ
ン先基本体の後端面に衝合する押圧筒と、ガイド孔から
ペン先収容孔を通して挿入され、ペン先基本体の中割ま
で延びるインク誘導芯とから成り、ペン先保持筒のペン
先収容孔の内面にはペン先基本体を固定保持する係止部
が設けられまたペン先保持筒の先端部分は内側に芯通し
用の溝が形成されたホルダ片が一体的に設けられた多角
型ペンを要旨とするものである。
作用 前記のごとく構成された多角型ペンにおいて、インク誘
導芯の基端側部分は多角型ペンのインク溜に挿入されて
インクの供給を受ける。インク誘導芯に浸み込んだイン
クは、このインク誘導芯に沿って基端側から先端部分に
向けて進み、ペン先保持筒の中空部分内を通って当該ペ
ン先保持筒の先端部分にあるホルダ片の芯通し溝を通っ
てペン先基本体の中心部へ導かれる。インク誘導芯は繊
維材料から作られているため、インクはインク誘導芯の
毛細管現象によって先端まで導かれ、ペン先基本体の先
端部に送られるのである。ペン先基本体は、ペン先保持
筒内部の係止部に係合固定されるので、ペン先保持筒ひ
いてはペン軸に対してぐらつくことはなく、文字等を筆
記する際に安定した操作が可能となる。
実 施 例 第1図乃至第8図は本発明による多角型ペンの一実施例
を示す図である。
この実施例において、符号1はペン先基本体を示す。こ
のペン先基本体1は、金属材料またはセラミック材料か
ら成るペン先部片2或いはペン先用板材から作られる。
このペン先部片2は、幅方向略中央部で先端から基端ま
で延びる線を折曲げ線3として、角度がほぼ120度に、
折り曲げ部がかなり尖った構造になる様折り曲げられる
(第2図)。このペン先部片2は、第2図中で拡大して
表わしてあるように、先端部両側の傾斜縁にわずかな寸
法に形成された段部9を形成して成る。
そして、各々のペン先部片2を3枚、背中合わせに接合
し、スポット溶接等により貼り合わせまた、先端部分を
先寄せしてペン先基本体1を構成する。ペン先基本体1
は、上記従来とは異なり、ペン先基本体1の中心軸に向
けて半径方向内方へ絞り込まれた比較的細身の胴体部4
と、この胴体部4の外側において、約120度の角度間隔
をおいて半径方向外方へ(即ち放射状に)突出した張出
部5とを有している。ペン先部片2は折曲げ線3に沿っ
て極めてシャープに折曲げられており、ペン先基本体1
の中心部分にはインクが毛管現象を起す程度の極小径の
孔洞6が出来る。さらに本発明のペン先基本体1におい
ては、一つの張出部5ともう一つの張出部5との間の胴
体部4の先端中央部に比較的深い寸法(例えば8ミリメ
ートル程度)に切り込まれた中割7が設けられている。
一方、張り出し部5先端には、前記段部9が合わさって
出来る間隙8が形成され、この間隙8は2乃至3ミリメ
ートルの切り込み深さを有している。そのためこの実施
例のペン先基本体1では、その先端において中割7より
成る比較的深い寸法の隙間と比較的浅い間隙8とが交互
に等しい角度間隔をもって各々3個づつ形成され、ペン
を紙面上で動かした時インクが紙面上に流れ出る通路と
なる。そしてこれら間隙8、中割7が形成されたペン先
基本体1の先端部分は上述の先寄せ作業によって絞ら
れ、内側にインク収容室10を形成した錐体構造(具体的
には三角錐構造)となる。
第3図は、この実施例における多角型ペンの構成を示す
断面図である。この図において、符号6はペン先基本体
を固定保持するペン先保持筒である。このペン先保持筒
6は、先端部分において僅かに縮径するテーパ形状を有
する円筒体から成り、その内部には、同図から明らかな
ようにペン先収容孔11a,11bが形成されている。このペ
ン先収容孔11a,11bは、両者とも連通してペン先保持筒
6を貫通して延びる孔であるが、ペン先保持筒6の基端
側部分においては、断面がほぼ円形のペン先収容孔11a
が形成される一方、ペン先保持筒の先端側に行くにした
がって、内壁12に係止部であるペン先固定溝13が形成さ
れたペン先収容孔11bとなる。ペン先収容孔11bは、第5
図から明らかなように、内径面12から半径方向外方へ刻
み込まれて形成され、この内径面12の円周方向にほぼ12
0度の等間隔をおいて形成されている。また、ペン先保
持筒6の側壁には空気孔14が形成されている。更に、ペ
ン先保持筒6の先端部分には、ペン先基本体1の張出部
5と他の張出部5との間の胴体部4即ちくぼみ部分に適
合する断面形状を有するホルダ片15が、前記くぼみ部分
と同じ数だけ設けられている。このホルダ片15の内側面
には、ペン先収容孔11bから連通して延びている通し溝1
6が形成されており、第6図に示すように、ペン先保持
筒6にペン先基本体1を結合させた時、ペン先基本体1
の先端近くの部分において、胴体部4の外面に通路を形
成するようになっている。この通し溝16は、ホルダ片15
の先端より少し手前の部分で終っている。また符号17は
ペン先保持筒6の基端側からペン先収容孔11aに挿入さ
れる押圧筒を示す。この押圧筒17は、内部に三叉の断面
形状を有するガイド孔としての芯挿入孔18が貫通して設
けられ、その外径寸法はペン先収容孔11aの内径寸法と
ほぼ同一に設定されてなる。
更に、符号19a,19bはインク誘導芯を示す。このインク
誘導芯19a,19bは、押圧筒17に形成された芯挿入孔18の
三叉部分のそれぞれに充分挿入し得る径寸法を有し、そ
れぞれ先端部分はホルダ片15に形成された通し溝16内に
充分設置できるよう、より一層小さな径寸法に成形され
て成る。このインク誘導芯19a,19bは、液体浸透性の材
料から成り、この液体浸透性の材料としては、ポリエス
テル、ナイロン、アクリル、フェルト、ガラス繊維、綿
等種々の材料が用いられる。
そして、この実施例にかかる多角型ペンのペン先部分の
組立てに際しては、先ずペン先保持筒6のペン先収容孔
11a,11bの中に当該ペン先保持筒6の基端側からペン先
基本体1を挿入する。ペン先基本体1は先端部分が先端
から基端側に向けて次第に拡径するテーパ形状を有し、
またペン先収容孔11bはやはりペン先保持筒6の先端部
分においてその先端から基端側に向けて次第に拡径する
テーパ形状に成形されているから、ペン先基本体1はそ
の先端部分がペン先保持筒6の先端から所定の長さ寸法
だけ突出たところでペン先保持筒6の内部に係止され
る。この状態で、ペン先保持筒6の基端側からペン先収
容孔11aの中に押圧筒17を押込むと、この押圧筒17はペ
ン先収容孔11aの中に嵌入せしめられる。そして、押圧
筒17の先端はペン先保持筒6の中でペン先基本体1の最
後端に突当り、このペン先基本体1をペン先保持筒6の
中にしっかりと固定保持する。なおペン先保持筒6内へ
のペン先基本体1の挿入に際しては、このペン先基本体
の各張出部5はペン先収容孔11bの内径面12に形成され
た固定溝13に嵌合し、このペン先基本体1は回転方向並
びに左右方向(中心軸に対して直角の方向)の運動が規
制される。そして、ペン先保持筒6の中に前記押圧筒17
を嵌入することにより、ペン先基本体1は中心軸方向へ
の運動が規制され、これによって当該ペン先基本体1は
ペン先保持筒6の中に確実に固定保持される。次に、ペ
ン先保持筒6の基端側からは、押圧筒17に形成された芯
挿入孔18にインク誘導芯が挿入される。この実施例にお
いては、三叉形状に形成された芯挿入孔18の2個所か
ら、2本のインク誘導芯19a,19bが挿入される。このイ
ンク誘導芯19a,19bは、芯挿入孔18のそれぞれの三叉部
分から、ペン先保持筒6のペン先収容孔11bの中に延
び、それぞれペン先基本体によって区画分けされたペン
先収容孔11bの各部分を通ってそれぞれ対応するホルダ
片15の通し溝16に達する。そして、通し溝16のほぼ先端
部分において、インク誘導芯19a,19bの先端部分は、ペ
ン先基本体1の胴体部4先端部分に形成された中割7に
接触する。なお、ペン先収容孔11bのペン先基本体1に
よって区画分けされた通路のうちインク誘導芯19a,19b
が挿入されていない部分は空気孔14によってペン先保持
筒6の外部と連通せしめられている。このようにして、
ペン先基本体1、ペン先保持筒6、押圧筒17、及びイン
ク誘導芯19a,19bを組付けることによって、この実施例
の多角型ペンのペン先構造体が作りあげられる。そして
このペン先構造体はペン軸20に取付けられる。
ペン軸20は、筒状の軸本体21と軸本体21の先端に取付け
られた保持部22と、軸本体16の後端部を閉塞する栓部材
23とから成る。そして軸本体21の内部は、先端部分が開
放され、後端部分が栓部材23によって閉じられた細長い
容器構造を有し、この容器内部にインクを浸み込まされ
たインク溜部材24が詰込まれている。このインク溜部材
24は先端側において、軸本体21の内面に半径方向内方に
突出して成形された環状の突起25に当接する一方、後端
側において、栓部材23に当接することによって固定され
る。そして、保持部22に支持されたペン先構造体のイン
ク誘導芯19a,19bはペン軸本体21内のインク溜部材24の
中に入ってインク誘導経路を形成する。また、前記突起
25は、押圧筒17の外面に半径方向外方に突出して成形さ
れた環状の突起26に当接し、この押圧筒17を前後方向に
固定する。
かかる構成において、インクは、インク誘導芯19a,19b
の基端部でインク溜部材24から引出された後、インク誘
導芯19a,19bを構成する繊維間を通って進み、押圧筒17
及びペン先保持筒6を通って当該ペン先保持筒6のホル
ダ片15を通り、ペン先基本体1の先端付近まで導引され
る。ホルダ片15の先端近くでは、先に説明したように、
インク誘導芯19a,19bはペン先基本体の中割7に接触し
ているから、インクは中割7によって形成された隙間を
通ってペン先基本体1の内部へと浸透し、更にペン先基
本体1の先端に向かうにしたがってこの先端部分に設け
られたインク収容室10に貯えられる。
インク収容室10に貯えられたインクは、このインク収容
室10に面した全ての隙間8及び中割7から再度ペン先基
本体1の外部へと浸透(即ち、浸出)し、使用者は紙の
上へ書記することができる。このようにインク収容室10
は、前記のごとくインク溜部材24からインク誘導芯19a,
19bを通って流れてきたインクを当該インク誘導芯19a,1
9bから中割7を通してペン先基本体1の内部に収容し、
その後残り全ての隙間8及び中割7(併せて6個所あ
る)にインクをまんべんなく行きわたらせ、いずれの隙
間8または中割7からも同じような条件でペン先基本体
1の外部へと浸出させる役割りを持つ。インクがインク
収容室10へ浸入する部位では、インク誘導芯19a,19bと
中割7とが密に接触しており、且つその接触部分の周囲
はホルダ片15自体がペン先基本体1の外周面に密に弾接
しているため、外部からインクの経路内に空気が入り込
んでインクの流れが阻害されたり、或いはインクがイン
ク誘導芯19a,19bから浸み出てホルダ片15とペン先基本
体1との間をくぐり抜けて外へ流れ出すこともない。よ
ってインクは正しく中割7を通ってインク収容室10へ浸
入し、更に、より一層ペン先側の部分で合計6個ある隙
間8または中割7のうち何れかを通って浸出する。この
ようなインク収容室10へのインクの浸入、及び浸出は隙
間8或いは中割7における毛細管現象によるところが大
きい。なお、ペンを使わない時、ペン先を上に向けてお
いても、前記中割7及びインク誘導芯19a,19bにおける
毛細管現象によってインクを保持するので、インク収容
室10からインクが逆流することはない。したがってペン
の使用者はいつでも書きたい時にトラブルなく書記する
ことができる。
発明の効果 以上説明してきたように、本発明によれば、ペン先部分
に形成された割れ隙間を通してペン先基本体の中にイン
クの供給を行なうにあたり、ペン先基本体を保持する部
材に長手方向に延びる通し孔を形成し、この通し孔の中
に液体浸透性の材料でできたインク誘導芯を設置してイ
ンク溜部材に接続させたから、インクは、インク溜部材
からこのインク誘導芯を通ってペン先基本体の先端近く
まで導引され、途中で毛細管現象が破れることはない。
このためインク溜部材からペン先付近まで安定してイン
クを導くことができる。更に、ペン先基本体をペン先保
持筒の中に挿入した上、これを移動不可能とし、更に後
方から押圧筒をもって押え保持したため、ペン先基本体
の取付け固定が確実になり、筆記等の操作が安定する。
そしてまた、ペン先基本体がセラミック材料によって構
成されている場合は、多少の衝撃を受けてもペン先部分
が変形したり破損したりすることがなく、常に正常な状
態に保つことができる。よって本発明により、いつでも
快適な書き味が楽しめる多角型ペンを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる多角型ペンに使われ
るペン先基本体の正面図である。 第2図は、第1図のペン先基本体を裏面からみた図であ
る。 第3図は、本発明の一実施例にかかる多角型ペンの内部
構造を示す断面図である。 第4図は、第3図中線IV−IVにおける断面図である。 第5図は、第3図中線V−Vにおける断面図である。 第6図は、第3図中、線VI−VIにおける断面図である。 第7図は、ペンの先端部分を拡大して示す、第3図中線
VII−VIIにおける断面図である。 第8図は前記実施例にかかる多角型ペンを構成するペン
先構造体の構成を詳細に示す拡大断面図である。 1……ペン先基本体、2……ペン先部片、4……胴体
部、5……張出部、6……ペン先保持筒、7……中割、
8……間隙、11a,11b……ペン先収容孔、12……内径
面、13……固定溝(係止部)、15……ホルダ片、16……
通し溝、17……押圧筒、18……芯挿入孔、19a,19b……
インク誘導芯、20……ペン軸、24……インク溜部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に延びる胴体部と、この胴体部の
    外側において所定の角度間隔をおいて断面略放射状に外
    方へ突出した複数の張出部とを有し、上記張出部と張出
    部との間の胴体部先端には複数の中割が、張出部先端に
    は複数の間隙が等角度間隔で交互に形成されると共に当
    該先端部分を錐体構造となし、且つ上記中割及び間隙の
    内側部分にインク収容室を有するペン先基本体と; 中心軸に沿って延びペン先基本体を収容する孔を有し、
    且つ先端部分において基端側から先端側にかけて次第に
    縮径するテーパ部を有するペン先保持筒と、 長手方向に延びペン先収容孔に連通するガイド孔を有
    し、ペン先保持筒の後端部分にてペン先収容孔に嵌入さ
    れてペン先基本体の後端面に衝合する押圧筒と、ガイド
    孔からペン先収容孔を通して挿入され、ペン先基本体の
    中割まで延びる繊維材料から成るインク誘導芯とから成
    り、 ペン先保持筒のペン先収容孔の内面にはペン先基本体を
    固定保持する係止部が設けられまた、ペン先保持筒の先
    端部分は内側に芯通し溝が形成されたホルダ片が一体的
    に設けられていることを特徴とする多角型ペン。
JP63193412A 1987-12-07 1988-08-04 多角型ペン Expired - Lifetime JPH0694237B2 (ja)

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US8398326B2 (en) 2010-03-04 2013-03-19 Colgate-Palmolive Company Fluid dispensing oral care implement
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