JPH0693824B2 - 食品用粉末消泡剤組成物 - Google Patents
食品用粉末消泡剤組成物Info
- Publication number
- JPH0693824B2 JPH0693824B2 JP61050102A JP5010286A JPH0693824B2 JP H0693824 B2 JPH0693824 B2 JP H0693824B2 JP 61050102 A JP61050102 A JP 61050102A JP 5010286 A JP5010286 A JP 5010286A JP H0693824 B2 JPH0693824 B2 JP H0693824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- fatty acid
- acid ester
- defoaming composition
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は食品用粉末消泡剤組成物に関するものである。
食品の製造、加工等の工程において発泡することがある
ところの発泡を抑制するために消泡剤を添加する。
ところの発泡を抑制するために消泡剤を添加する。
従来、食品用の消泡剤としては、シリコーン樹脂、グリ
セリン脂肪酸エステル主体のものがある。しかしながら
シリコーン樹脂は使用量の制限があり、また高価格であ
ること、またグリセリン脂肪酸エステル主体のものは性
能上、満足できるものではない等の問題点があった。
セリン脂肪酸エステル主体のものがある。しかしながら
シリコーン樹脂は使用量の制限があり、また高価格であ
ること、またグリセリン脂肪酸エステル主体のものは性
能上、満足できるものではない等の問題点があった。
本発明者等は、これら問題点を解消するため鋭意研究の
結果、本発明に到達したものである。即ち、本発明は 平均置換度３以上を有するショ糖脂肪酸エステル［10〜
80重量部］および固体脂指数［40℃における］が50以上
であるトリグリセライド［20〜90重量％］からなること
を特徴とする食品用粉末消泡剤組成物を提供するもので
ある。
結果、本発明に到達したものである。即ち、本発明は 平均置換度３以上を有するショ糖脂肪酸エステル［10〜
80重量部］および固体脂指数［40℃における］が50以上
であるトリグリセライド［20〜90重量％］からなること
を特徴とする食品用粉末消泡剤組成物を提供するもので
ある。
本発明食品用粉末消泡剤組成物はショ糖脂肪酸エステル
およびトリグリセリドの混合物が消泡効果が極めて優
れ、また粉末であるため取り扱いが容易であり、製造の
効率化および製品の品質向上をはかることができる。
およびトリグリセリドの混合物が消泡効果が極めて優
れ、また粉末であるため取り扱いが容易であり、製造の
効率化および製品の品質向上をはかることができる。
本発明において、使用するショ糖脂肪酸エステルは構成
脂肪酸の炭素数は12〜22のものであり、また平均置換度
［DS］が３以上のものである。ここで言う平均置換度と
は、ショ糖１モルに結合した脂肪酸の平均のモル数であ
る。
脂肪酸の炭素数は12〜22のものであり、また平均置換度
［DS］が３以上のものである。ここで言う平均置換度と
は、ショ糖１モルに結合した脂肪酸の平均のモル数であ
る。
平均置換度［DS］が３未満の場合、ショ糖脂肪酸エステ
ルが有する起泡力のため、消泡効果が期待できない。
ルが有する起泡力のため、消泡効果が期待できない。
次に、トリグリセリドは、温度40℃での固体脂指数が50
以上のものである。50未満の場合、調製した消泡剤はペ
ースト状、もしくは液状となり取り扱いが極めて困難で
あり、好ましくない。
以上のものである。50未満の場合、調製した消泡剤はペ
ースト状、もしくは液状となり取り扱いが極めて困難で
あり、好ましくない。
またトリグリセリドは、食用であれば、動物油、植物油
いずれの由来のものでも良く、例えば、牛脂、大豆油、
パーム油、ヤシ油等および、これらの硬化油の単独、も
しくは２種以上混合して用いることができる。
いずれの由来のものでも良く、例えば、牛脂、大豆油、
パーム油、ヤシ油等および、これらの硬化油の単独、も
しくは２種以上混合して用いることができる。
ショ糖脂肪酸エステルとトリグリセリドは加熱溶融した
のち、冷却、固化して粉末化する。
のち、冷却、固化して粉末化する。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例１〜４・比較例１〜５ 豆腐製造時の『ご』の消泡についてを試験した。100gの
原料大豆を水400mlに浸漬させたのち、ミキサーにて摩
砕後水にて、1lに定容した。表−１に記載した組成の消
泡剤を加え2lビーカー中で５分間煮沸したときの泡の高
さを測定し消泡硬効果を判定した。その結果を表−１に
示した。
原料大豆を水400mlに浸漬させたのち、ミキサーにて摩
砕後水にて、1lに定容した。表−１に記載した組成の消
泡剤を加え2lビーカー中で５分間煮沸したときの泡の高
さを測定し消泡硬効果を判定した。その結果を表−１に
示した。
Claims (1)
- 【請求項１】平均置換度３以上を有するショ糖脂肪酸エ
ステル［10〜80重量部］および固体脂指数［40℃におけ
る］が50以上であるトリグリセライド［20〜90重量％］
からなることを特徴とする食品用粉末消泡剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050102A JPH0693824B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 食品用粉末消泡剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61050102A JPH0693824B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 食品用粉末消泡剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62205757A JPS62205757A (ja) | 1987-09-10 |
| JPH0693824B2 true JPH0693824B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=12849713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61050102A Expired - Fee Related JPH0693824B2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 | 食品用粉末消泡剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693824B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02205804A (ja) * | 1989-02-06 | 1990-08-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光導波路 |
| FR2675346B1 (fr) * | 1991-04-19 | 1995-06-30 | Mitsubishi Chem Ind | Boisson contenant un agent antimousse. |
| JPH0861B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1996-01-10 | 三菱マテリアル株式会社 | 飲料用消泡剤およびそれを用いた飲料 |
| US20010055599A1 (en) * | 1997-05-23 | 2001-12-27 | Paul Joseph Drzewiecki | Compositions containing select liquid polyol fatty acid polyesters |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP61050102A patent/JPH0693824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62205757A (ja) | 1987-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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