JPH0693805B2 - リバーシブルプラウのケージホイール装置 - Google Patents

リバーシブルプラウのケージホイール装置

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JPH0693805B2
JPH0693805B2 JP22551684A JP22551684A JPH0693805B2 JP H0693805 B2 JPH0693805 B2 JP H0693805B2 JP 22551684 A JP22551684 A JP 22551684A JP 22551684 A JP22551684 A JP 22551684A JP H0693805 B2 JPH0693805 B2 JP H0693805B2
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JP
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stopper
arm
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support frame
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Inventor
幹夫 谷水
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スガノ農機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明はリバーシブルプラウのゲージホィール装置に
関し、さらに詳しくは、ゲージホィールの天地反転を確
実に行わせるためのゲージホィール装置に関する。
【従来の技術】
第9図に示すように、リバーシブルプラウは、トラクタ
に対して装着する固定フレーム1に対して、油圧シリン
ダ1aにより天地反転できる反転フレーム2を回転自在に
取付け、この反転フレーム2を中心としてその上下にボ
トム3,4を取付け、さらに、垂直面内でスイング運動す
るゲージホィールアーム5を介してゲージホィール6を
取付けて構成したものであり、第10図ないし第14図に示
すように、ゲージホィールアーム5の端部は、反転フレ
ーム2と一体になっている支持フレーム7の側面部に枢
軸7aによって枢着されている。 さらに、この支持フレーム7の上下両端にはストッパア
ーム8が枢軸8aにより枢着され、他端に形成したU型の
ストッパ8bがゲージホィールアーム5の凹部5aを捉える
ようになっており、枢軸7aより前方に位置するクッショ
ンストッパ9によって、ゲージホィールアーム5の下方
への回転を規制できるようになっている。 したがって、第9図に示す状態から、反転フレーム2が
矢印Rのように反転し、ボトム4を上方に、ボトム3を
下方へ移動させると、ゲージホィール6も全体が90度以
上回転したところで下方にスイングする。 その過程が第10図ないし第14図に示されており、ゲージ
ホィール16が地面に接地している状態(第10図)からや
や持ち上げられる(第11図)と、ゲージホィールアーム
5は、ストッパ機能をもつ凹部5aがクッションストッパ
9に当るまで下方に回転する。 さらに、90度だけ反転フレーム2が回転させられるとゲ
ージホィールアーム5は中立状態(第12図)になり、ゲ
ージホィールアーム5に対してストッパアーム8は何ら
作用していない。 次いで、さらに回転させられると、ゲージホィール6は
自重で回転して最下位置(第13図)となり、トラクタの
3点ヒッチを下げることでプラウ全体を下げると、ゲー
ジホィール6が接地することで反対のストッパアーム8
にゲージホィールアーム5が拘束される(第14図)。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、リバーシブルプラウの天地反転過程におい
て、第11図の状態から反転を開始した状態でストッパア
ーム8が確実に第12図の状態に変化することが好ましい
のであるが、反転を開始後90度回転しても第11図に示す
状態のままであって、ゲージホィールアーム5のスイン
グ運動を妨げることがあった。
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、反転フレームの上下にプラウユニ
ットを装備すると共に、そのフレームの側部に1つのゲ
ージホィールを上下反転可能に取付けて構成したリバー
シブルプラウのゲージホィール装置において、 前記反転フレームと一体の支持フレーム11の側面部に枢
軸12aを介して枢着されているゲージホィールアーム12
と、支持フレーム11の上下両部に中間部が枢軸15aを介
して枢着されていて、ゲージホィールアーム12に形成さ
れた上下一対のストッパ受12bに対して係合、離脱可能
のU字型ストッパ15bを有する一対のストッパアーム15
と、支持フレーム11の前面部上下位置に、ストッパアー
ム15と対応して回転軸17aを介して取付けられ、端部に
バランスウェイト18が取付けられていて、前記反転フレ
ームが反転したときにバランスウェイト18の自重によっ
て所定範囲回動する上下一対の回転アーム17と、前記ス
トッパアーム15の枢着点からU字型ストッパ15bと反対
方向に延び、かつU字型ストッパ15b側より軽量の延長
アーム15cに設けられ、回転アーム17のフック17bにより
回転が規制されるストッパアーム案内棒16とを備え、 前記回転アーム17のフック17bにより、ストッパアーム
案内棒16を介して前記ゲージホィールアーム12の回転
を、互いに反対方向へ所定範囲内での回転を規制するよ
うに構成したことを特徴とする。
【作用】
上記の構成によってこの発明のリバーシブルプラウのゲ
ージホィール装置は、リバーシブルプラウの天地反転過
程において、ストッパアーム15が回転アーム17のフック
17bにより規制されて所定範囲内で積極的に自重回転
し、ゲージホィールアーム12のスイング運動領域から移
動させて反転したゲージホィール13を、ゲージホィール
アーム12の係合,保持により安定して自動的に支持す
る。
【実施例】
以下、この発明の構成を添付した図面の第1図ないし第
8図に示す実施例により説明する。第1図ないし第8図
において、符号11は、前記第9図でプラウユニットを取
付けた反転フレーム1と一体になっている支持フレーム
を示し、この支持フレーム11の上下方向中央に枢着12a
を介してゲージホィールアーム12が枢着されており、こ
のゲージホィールアーム12は、ゲージホィールアーム12
に沿う垂直平面に対して側方にクランク状に曲げられ、
その端部にゲージホィール13が取付けられている。 ゲージホィールアーム12の枢着側の端面にはU型に凹ん
だストッパ受12b,12bが形成されており、これらストッ
パ受12b,12bは、支持フレーム11に取付けてある緩衝性
能を持つクッションストッパ14に当たることができるよ
うになっている。また、ゲージホィールアーム12は、耕
深を選択するために、後述するストッパアーム15のアジ
ャスタねじ15dの調節によりストッパ15bの長さを調節し
てゲージホィール13の接地高さを選択できるようになっ
ている。 さらに、支持フレーム11の上下両端部に枢軸15aを介し
てストッパアーム15が枢着されており、このストッパア
ーム15の一端はU字型のストッパ15bになっていて、前
記ストッパ受12bに対して係合,離脱可能となってい
る。このストッパアーム15の枢着位置より他端側は延長
されてストッパ15b側より重量の軽い延長部15cになって
おり、この延長部15cは支持フレーム11の前側まで至っ
てストッパアーム案内棒16を形成している。 ここで、ストッパアーム15は、そのストッパ15bがゲー
ジホィールアーム12のストッパ受12bに対しては係合,
離脱可能であるが、ゲージホィール13側のゲージホィー
ルアーム12に対しては、ゲージホィールアーム12がクラ
ンク状に曲げられていることにより、相互に干渉しない
ように構成されている。 そして、支持フレーム11の前面側上下位置には、ストッ
パアーム15と対応して回転アーム17が枢軸17aを介して
取付けられ、両回転アーム17の、支持フレーム11の中心
寄り端部にはバランスウェイト18が取付けられており、
それと反対の端部には前記ストッパアーム案内棒16を係
止して回動を規制するフック17bが形成されている。 次に、この発明によるリバーシブルプラウのゲージホィ
ール装置による天地反転の状態を第1図ないし第8図に
よって説明する。先ず、第1図および第2図に示すよう
に、上方のストッパアーム15のストッパ15bがゲージホ
ィールアーム12のストッパ受12bと係合してゲージホィ
ールアーム12を固定し、ゲージホィール13を接地させて
状態で作業を行う。このとき上方のストッパアーム15
は、回転アーム17がバランスウェイト18の重量により略
垂直状態になっていることにより、そのフック17bがス
トッパアーム案内棒16の回動を阻止する状態になってお
り、また、下方のストッパアーム15は、回転アーム17が
バランスウェイト18の重量により斜めに傾動しているこ
とにより、そのフック17bがストッパアーム案内棒16の
回動を阻止しない状態になっている。 第1図および第2図の状態からプラウ装置をリフトアッ
プして、第3図に示すようにゲージホィール13がその自
重で大きく下がると、ストッパアーム15のストッパ15b
とゲージホィールアーム12のストッパ受12bとの係合が
解除される。このとき、上下のストッパアーム15は第1
図および第2図の状態と同じ状態に保持されているが、
下側のストッパアーム15とゲージホィール13側のゲージ
ホィールアーム12とは、ゲージホィールアーム12がクラ
ンク状に曲げられていることにより干渉することがな
く、また、ゲージホィールアーム12のストッパ受12bは
クッションストッパ14と当接していて、それ以上は回動
しない。 この状態から90度を越えて僅かに回転したところで、第
4図に示すように、ゲージホィールアーム12および図面
で上側のストッパアーム15は、それぞれの自重により矢
印方向に回転し、上下のストッパアーム15は互いに平行
状態になる。この過程において、第5図に示すように、
回転アーム17はバランスウェイト18の自重により回転す
るので、フック17bがストッパアーム案内棒16に当接し
て押動し、延長部15cを中心寄りに回転移動させること
で、ストッパアーム15を積極的に平行状態にする。 そして、さらに反転することで、第6図に示すように、
ゲージホィール13は大きく下がり、ゲージホィールアー
ム12のストッパ受12bはクッションストッパ14と当接
し、図面で下側のストッパアーム15が、ゲージホィール
アーム12のストッパ受12bを受止める姿勢に回動する。 第6図の状態からプラウユニットを接地してゲージホィ
ール13が接地圧を受けると、第7図に示すように、ゲー
ジホィールアーム12はそれまでとは逆方向(矢印方向)
に僅かに回動して、そのストッパ受12bがストッパアー
ム15のストッパ15bに係合する。このとき、回転アーム1
7のうち図面で下側のものは、第8図に示すように、バ
ランスウェイト18の重量により略垂直状態となって、ス
トッパアーム15の回動を阻止している。また、図面で上
側の回転アーム17は、バランスウェイト18の重量により
斜めに傾動しているので、そのフック17bがストッパア
ーム案内棒16の回動を阻止しない状態になっている。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明のリバーシブ
ルプラウのゲージホィール装置は、支持フレーム11の側
面部に上下一対枢着したストッパアーム15を、支持フレ
ーム11の前面部に取付けてある回転フレーム17の自重を
利用して積極的に回転させるようにしたから、支持フレ
ーム11の反転過程において、ストッパアーム15をゲージ
ホィールアーム12の動きを妨げない領域に移動させるこ
とができ、ゲージホィールアーム12を反転位置に確実に
係合,保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるリバーシブルプラウのゲージホ
ィール装置の要部を示す側面図、第2図は第1図の矢印
II方向からの正面図、第3図はプラウをリフトアップし
た状態の第1図に相当する側面図、第4図は90度より僅
かに回転した状態の側面図、第5図は同第2図に相当す
る正面図、第6図,第7図は反転した状態の側面図、第
8図は同正面図、第9図は従来のリバーシブルプラウの
側面図、第10図ないし第14図は従来のゲージホィール装
置を示すと共に、反転に伴う変化の状態を示す説明図で
ある。 11……支持フレーム、12……ゲージホィールアーム、12
a……枢軸、12b……ストッパ受、13……ゲージホィー
ル、14……クッションストッパ、15……ストッパアー
ム、15a……枢軸、15b……U字型ストッパ、15c……延
長部、16……ストッパアーム案内棒、17……回転アー
ム、17a……枢軸、17b……フック、18……バランスウェ
イト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反転フレームの上下にプラウユニットを装
    備すると共に、そのフレームの側部に1つのゲージホィ
    ールを上下反転可能に取付けて構成したリバーシブルプ
    ラウのゲージホィール装置において、 前記反転フレームと一体の支持フレーム(11)の側面部
    に枢軸(12a)を介して枢着されているゲージホィール
    アーム(12)と、支持フレーム(11)の上下両部に中間
    部が枢軸(15a)を介して枢着されていて、ゲージホィ
    ールアーム(12)に形成された上下一対のストッパ受
    (12b)に対して係合、離脱可能のU字型ストッパ(15
    b)を有する一対のストッパアーム(15)と、支持フレ
    ーム(11)の前面部上下位置に、ストッパアーム(15)
    と対応して回転軸(17a)を介して取付けられ、端部に
    バランスウェイト(18)が取付けられていて、前記反転
    フレームが反転したときにバランスウェイト(18)の自
    重によって所定範囲回動する上下一対の回転アーム(1
    7)と、前記ストッパアーム(15)の枢着点からU字型
    ストッパ(15b)と反対方向に延び、かつU字型ストッ
    パ(15b)側より軽量の延長アーム(15c)に設けられ、
    回転アーム(17)のフック(17b)により回転が規制さ
    れるストッパアーム案内棒(16)とを備え、 前記回転アーム(17)のフック(17b)により、ストッ
    パアーム案内棒(16)を介して前記ゲージホィールアー
    ム(12)の回転を、互いに反対方向へ所定範囲内での回
    転を規制するように構成したことを特徴とするリバーシ
    ブルプラウのゲージホィール装置。
JP22551684A 1984-10-25 1984-10-25 リバーシブルプラウのケージホイール装置 Expired - Fee Related JPH0693805B2 (ja)

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JPS61104708A JPS61104708A (ja) 1986-05-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017520258A (ja) * 2014-07-09 2017-07-27 レムケン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト プラウフレームに取り付けるピボットサポートホイール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017520258A (ja) * 2014-07-09 2017-07-27 レムケン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト プラウフレームに取り付けるピボットサポートホイール
US10172271B2 (en) 2014-07-09 2019-01-08 Lemken Gmbh & Co Kg Pivoting support wheel for mounting on a plow frame

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61104708A (ja) 1986-05-23

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