JPH0693560A - 伸縮性織編物およびその製造方法 - Google Patents

伸縮性織編物およびその製造方法

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JPH0693560A
JPH0693560A JP3108536A JP10853691A JPH0693560A JP H0693560 A JPH0693560 A JP H0693560A JP 3108536 A JP3108536 A JP 3108536A JP 10853691 A JP10853691 A JP 10853691A JP H0693560 A JPH0693560 A JP H0693560A
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治 武村
Kazuo Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレープ性があってソフトでドライな風合を
有するアルカリ減量された主としてポリウレタン弾性糸
とポリエステル繊維からなる伸縮性織編物を提供する。 【構成】 主としてポリウレタン弾性糸とポリエステル
繊維からなる伸縮性織編物をアルカリ減量加工剤濃度2
〜10%で、処理温度80〜100℃、処理時間1〜1
20分処理して、ポリエステル繊維を5重量%以上減量
した、少なくとも一方向の伸度50%の瞬間回復率が8
0%以上である伸縮性織編物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮性織編物およびそ
の製造方法に関する。さらに詳しくは、ドレープ性があ
ってソフトでドライな風合を有する織編物およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来織編物に高い伸縮性を付与するため
に、伸縮糸としてポリウレタン弾性糸が常用されてき
た。該ポリウレタン弾性糸と共用される繊維は、ポリア
ミド繊維(主としてナイロン6)が中心であった。ポリ
アミド繊維は、風合上ヌメリ感が強いと言う欠点を有し
ている。またポリウレタン弾性糸は伸縮性に優れるもの
の、ドレープ性に欠く等風合上は欠点の多い糸であり、
ポリウレタン弾性糸とポリアミド繊維からなる伸縮性織
編物もこれらの欠点を有している。この点特開平3−8
868号公報には、ポリエーテル・ポリエステル弾性糸
とポリエステル系繊維からなる織編物をアルカリ減量す
ることによって反撥性、ドレープ性などの風合を改良す
ることが提案されている。該公報に開示の如く従来、ア
ルカリ処理を行ったポリウレタン弾性糸を有する布帛は
存在しなかった。これは、アルカリ減量はポリエステル
繊維の風合改良の常套手段ではあるが、ポリウレタン弾
性糸の耐熱水性の点からポリエステル繊維との共用が実
質的に不可能であり、アルカリ減量の必要性が生じなか
ったこと、さらには、ポリウレタン弾性糸が耐アルカリ
性に乏しいためである。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリウレ
タン弾性糸およびポリエステル繊維からなる伸縮性織編
物を、特定条件でアルカリ減量することによって、ドレ
ープ性があってソフトでドライな風合を有する伸縮性織
編物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はアルカリ減量さ
れた伸縮性織編物であって、主としてポリエステル繊維
と、ポリウレタン弾性糸からなる、少なくとも1方向の
伸度50%の瞬間回復率が80%以上であることを特徴
とする伸縮性織編物である。また、本発明は、主として
ポリエステル繊維とポリウレタン弾性糸からなる伸縮性
織編物を、アルカリ減量加工剤濃度2〜10%で、処理
温度40〜120℃、処理時間1〜120分間処理する
ことによりポリエステル繊維を5重量%以上減量するこ
とを特徴とするアルカリ減量された伸縮性織編物の製造
方法である。
【0005】まづ本発明に使用するポリウレタン弾性糸
について述べる。本発明に言うポリウレタン弾性糸は、
ウレタン結合を有し常温における伸度が200%以上で
あってしかも100%伸長時の瞬間弾性回復率が80%
以上である糸である。このポリウレタン弾性糸はポリエ
ステル繊維と共用しアルカリ処理(減量)を施すため耐
アルカリ性を有していることが必要である。具体的に
は、通常のポリエステル繊維の風合改良としては十分な
アルカリ処理条件であるNaOH 30g/lの95℃
液中で60分間浸漬後十分に水洗、乾燥後の強度保持率
が80%以上必要である。80%未満では、減量加工さ
らには染色仕上げ加工後に安定した伸縮性が得られな
い。弾性糸の太さは特に規定するものではないが、衣料
用途においては10〜400drが望ましい。10dr
未満では伸縮力が不足するし、400drを越えては生
地が厚くなりすぎたりパワーが強すぎたりする。また生
地が固くならないためにはマルチフイラメントであるこ
とが好ましい。
【0006】本発明に用いられる耐アルカリ性を有する
弾性糸は、例えば下記構造単位(A)を必須とするポリ
エステル系ポリウレタン、下記構造単位(B)を必須と
するポリカーボネート系ポリウレタンを紡糸して得るこ
とができる。
【0007】
【化1】
【0008】本発明に用いられる弾性糸を構成するポリ
ウレタンの重合に用いられる高分子ジオールは上記構造
式(A)または(B)を繰り返し単位として有してお
り、数平均分子量は1000〜3500が好ましい。上
記構造単位中R↑1としては、−CH↓2−CH↓2−C
H(CH↓3)−CH↓2−CH↓2−や−CH↓2−CH
(CH↓3)−(CH↓2)↓6−等がある。上記構造単
位中R↑1を与える化合物としては、3−メチル−1,
5ペンタンジオール(MPD)や2−メチル−1,8−
オクタンジオール(MOD)が挙げられる。上記構造単
位中R↑2としては芳香族、脂肪族、脂環族等の2価の
有機基が挙げられる。R↑2を与える化合物としてはジ
カルボン酸が挙げられ、中でも炭素数6〜12の脂肪族
または芳香族ジカルボン酸が好ましい。具体的にはアジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸が挙げられる。
【0009】本発明で使用されるポリエステルジオー
ル、ポリカーボネートジオールは、従来公知の方法によ
り製造できる。製造の際にMPDやMODに必要に応じ
て1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール
(ND)、1,10−デカンジオール等の炭素数6〜1
0の直鎖のアルキレン基を与えるジオールを混合しても
良い。
【0010】本発明において使用される適当な有機ジイ
ソシアネートとしては、当業界で公知の分子量500以
下の脂肪族、脂環族もしくは芳香族の有機ジイソシオネ
ートが挙げられ、具体的には4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)が挙げられる。また本発
明において使用される鎖伸長剤としてはポリウレタン業
界における常用の連鎖成長剤、すなわちイソシアネート
とを反応し得る水素原子を少なくとも2個含有する分子
量400以下の低分子化合物、例えば、1,4−ブタン
ジオール(BD)、1,4−ビス(2−ヒドロキシエト
キシ)ベンゼンが挙げられる。
【0011】ポリウレタンは一般に高分子ジオール、有
機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を重合することによ
り得られ、その構造は(a) 高分子ジオールから分子
両末端の水酸基中の2個の水素原子が除かれた形の2価
の構造単位(ソフトセグメント)、(b) 有機ジイソ
シアネートに由来する
【0012】
【化2】
【0013】で示される2〜4価の構造単位、(c)低
分子化合物(鎖伸長剤)分子のイソシアネートと反応し
得る2個の水素原子が除かれた形の2価の構造単位より
なり、ここで該(a)の構造単位は(b)の構造単位と
ウレタン結合を形成して結合しており、また、(b)の
構造単位の一部は他の(b)の構造単位とアロハネート
結合を形成している場合があるものと考えられる。これ
らのポリウレタンから得られる本発明に使用のポリウレ
タン弾性糸は、ポリエステル染色に必要な110℃以上
の高温高圧染色が可能であることは言うまでも無い。
【0014】次に、本発明に使用するポリエステル繊維
について述べる。本発明にポリエステル繊維を使用する
のは、ポリアミド繊維よりもドライな風合を有するこ
と、さらにはポリエステル繊維(織編物)の加工として
常用されるアルカリ減量によってよりソフトでドライな
風合が得られる事による。ポリエステル繊維としては、
例えばポリエチレンテレフタレートからなり公知の重合
法で得られる物が挙げられ、添加剤として通常使用され
る艶消し剤や静電剤を含んでいてもよい。また本発明の
目的を損なわない範囲においてポリエチレンテレフタレ
ートに他の成分を共重合しても良い。また本発明の目的
を損なわない範囲において、ポリエステル繊維に他の繊
維を混繊しても良い(例えばナイロン、綿との混繊
糸)、また他のポリマーとの混合繊維でも良い(例えば
ナイロンとの分割糸)。また更に生産方法にこだわるも
のでもなく、ポリエステル延伸糸、紡糸直接延伸糸ある
いはこれらを仮撚加工した糸等を使用できる。この時特
公昭59−24233号公報の如くアルカリ減量により
ミクロクレーターを生成する糸を使用すると発色性(色
の深み)の良い織編物が得られる。単繊維drは風合上
5dr以下が好ましい。ポリウレタン弾性糸はそのまま
裸糸として使用しても良いし、被覆弾性糸として使用し
ても良い。ポリウレタン弾性糸:ポリエステル繊維は
1:2〜1:30で被覆されることが好ましい。
【0015】織編物は当業界における常法により行う。
組織も特に限定するものではないが、編組織としてはパ
ワーネット、メッシュ、チュール、パイル、サテン、ト
リコットレース、及びジャガード(以上経編)、リバー
シブル天竺、スムース、モック、パイル、ベロア、メッ
シュ、及びジャガード(以上丸編)等があり、織組織と
してはサテン、平織、ツイル、二重織等がある。布帛の
目付としては20〜600g/m↑2がアルカリ減量性
の点で好ましい。織編物中におけるポリウレタン弾性糸
は3%以上用いられることが実用的である。
【0016】この様にして織編成した生機をアルカリ処
理により減量加工するが、減量率が5重量%未満ではソ
フト性やドレープ性の風合改良効果が少ない。一方50
重量%を越えると、生地が極度に強力低下することがあ
る。好ましい範囲は、10〜30重量%である。また減
量は、精錬(糊り抜き)後染色以前に実施すると安定的
減量が得られる。次に、アルカリ処理条件について述べ
る。アルカリ減量加工剤としてはカセイソーダが一般的
である。減量条件は例えば浴中処理の場合はアルカリ減
量加工剤濃度2%〜10%、処理温度40〜120℃好
ましくは80℃〜100℃、処理時間10分〜120分
の範囲において、適宜目的減量率に応じた条件を設定す
れば良い。この時、弾性糸が極度に強力低下しないこと
が肝要であり、各条件が上限を越えた場合ポリウレタン
弾性糸が極度な強度低下を起こす事がある。また通常行
なわれる浴中処理以外には、連続減量処理法があるが、
この場合の減量条件はカセイソーダ濃度5%〜10%溶
液にデイップ後連続して温度90℃〜110℃の蒸気中
で時間1分〜15分の範囲において、適宜目的減量率に
応じた条件を設定すれば良い。連続処理法としては、他
にコールド長時間処理等も使用出来る。
【0017】染色は、使用したポリエステル繊維に応じ
て分散染料を使用して染色する。染色温度は、110℃
以上必要である。110℃以下では使用できる染料が極
端に限定されるし、また染色ケンロー度も不十分とな
る。好ましくは、120℃以上である。この染色された
伸縮性織編物は、耐光ケンロー度(JIS L0842
第3露光法変退色)および洗濯ケンロー度(JIS L
0844A2法変退色)が3級以上である伸縮性織編物
となる。
【0018】本発明の布帛に制電性を付与させるには、
後加工あるいは制電ポリエステル繊維の使用等が考えら
れる。本発明では、初期摩擦耐電圧(JIS L109
4)が1000V以下となるのであれば帯電防止剤ある
いは加工方法等を限定するものではないが、例えば後加
工用帯電防止剤としては、ポリエチレングリコールとポ
リエステルとの共重合物、例えばパーマローズT(IC
I社)やポリエステル系のナイスポールPR−333
(日華化学)等がある。また加工法としてはDIP−N
IPによる加工法或いは浴中処理法等がある。また制電
ポリエステル繊維として、ポリエチレングリコールを練
り込んだポリエステル繊維等も使用できる。また本発明
は、他の後加工との併用等も可能であり、他素材との貼
合わせ等も可能である。以下実施例により本発明をさら
に説明する。
【0019】
【実施例】
実施例1 MPDとアゼライン酸で合成された分子量2000のポ
リエステルとBDとからなり30℃に加熱された混合物
と、50℃に加熱溶融したMDIとをポリエステル/M
DI/BDの使用モル比が1/3.15/2となる量で
二軸スクリュウ押し出し機に仕込み溶融重合をおこなっ
た。生成したポリウレタン(PU)をストランド状で水
中へ連続的に押し出し、次いでペレタイザーでペレット
に成型した。このペレットを80℃10時間真空乾燥
し、単軸押し出し機の紡糸機で紡糸温度230℃、紡糸
速度500m/分で紡糸(ストレート油剤使用)し、4
0dr−2fのポリウレタン弾性糸を得た。この糸は強
度1.2g/d、伸度480%、20℃での100%伸
長時の瞬間弾性回復率は93%であった。また耐アルカ
リ性(NaOH30g/l 95℃×60分処理後の強
度保持率)は、100%であった。
【0020】次いでこのポリウレタン弾性糸を芯糸と
し、ポリエステル延伸糸セミダル30d/18fのポリ
エステルフイラメントで被覆しカバーヤーンを作った
(ポリウレタン弾性糸のドラフト3.2倍、撚数900
T/m)。この被覆弾性糸を緯糸とし、ポリエステル延
伸糸セミダル50d/36fを経糸として6枚サテンを
製織した。この時機上密度は、経 156本/インチ、
緯 125本/インチであった。次いでこの生機を精錬
リラックス後、95℃のカセイソーダ 30g/l溶液
中で80分間減量処理した。生地の減量率は18重量%
であった。常法により中和洗浄し、ついで次の条件で染
色仕上げした。 プレセット:180℃×40秒(ピンテンター) 染色機:液流染色機 染料:Sumikaron Red E−RPO ……1%owf (住友化学社製) 分散助剤:Disper TL(明成化学工業製)……1g/l pH調整剤:硫酸アンモニウム ……1g/l 酢酸 ……1g/l 浴比: 1:30 温度:40℃から30分かけ120℃に昇温し、120
℃でさらに30分維持した。染色後水洗し、次いで16
0℃×45秒で仕上げセットした。仕上げ品の密度は経
310本/インチ、緯140本/インチであった。また
この生地についての結果を表1に示した。この生地の耐
光ケンロー度(JIS L0842第3露光法変退色)
は、4〜5級であり、洗濯ケンロー度(JIS L08
44A2法変退色)は、4級であった。またこの生地を
裁断、縫製してスリップを作成した。このスリップはゴ
ワつきが無く、絹様の光沢と風合いを有し、着用テスト
において着脱のし安さに加えまことに優雅なシルエット
を形成した。
【0021】実施例2 実施例1で染色した生地を次の条件で帯電防止加工し
た。 帯電防止剤 ナイスボールTF−501(日華化学) 3%soln. (ピックアップ85%) 仕上げセット 170℃×1分 仕上げ密度は実施例1に同じ この生地の緯伸度は88%であり、50%伸長の瞬間回
復率は、95%であった。またこの生地の初期摩擦耐電
圧は、250Vであり良好な制電性を示した。
【0022】実施例3 MODとNDの1:1の混合ジオールとジフェニールカ
ーボネートを用いて合成された分子量2500のポリカ
ーボネートとBDおよびMDIの使用モル比を1/2.
93/1.8として実施例1と同様にして得られた、ポ
リウレタン弾性糸の強度は1.6g/d、伸度は440
%、20℃での瞬間弾性回復率は92%、耐アルカリ性
は、100%であった。この弾性糸を使用し実施例1と
同様に製織、仕上げ加工した生地の結果を表1に示す。
この生地の耐光ケンロー度(JIS L0842第3露
光法変退色)は、4〜5級であり、洗濯ケンロー度(J
IS L0844A2法変退色)は、4級であった。
【0023】実施例4 実施例1で得たポリウレタン弾性糸とポリエステル延伸
糸 ブライトT型断面50dr/36fと共にトリコッ
ト機で編み、次いで染色仕上げした。条件は次の通りで
あった。 整経ドラフト:1.5倍 組織:ハーフ フロント:ポリエステル延伸糸 バック :ポリウレタン弾性糸 機上コース:60コース/インチ 幅:410cm 減量率:20重量% 染色 :実施例1に同じ 但し仕上げ密度は、100コース/インチ 仕上げ幅は160cm この生地の結果を表1に示す。
【0024】比較例1 実施例1において、減量加工せずにその他は全く同条件
で仕上げた生地の結果を表1に示す。
【0025】比較例2 実施例3において、ポリウレタン弾性糸を市販のエーテ
ル系クリアー糸40drとする以外は、実施例3と同条
件で加工した。この結果弾性糸は染色工程で断糸してし
た。
【0026】
【表1】
【0027】
【本発明の効果】本発明による伸縮性織編物は、ドレー
プ性があってソフトでドライな風合を有す。したがって
本発明による伸縮性織編物は、特に風合を重視する衣料
用伸縮性織編物として最適である。具体的用途として
は、スキーウエア、ゴルフスラックス、シャツ、水着、
サイクルウエアー、ファンデーション(ガードル等)、
ランジェリー(キャミソール等)、トレーニングウエア
ー、カジュアルウエアー(ブルゾン等)、レオタード、
パンテイストッキング、靴下、サポーター、手袋、包帯
等である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ減量された伸縮性織編物であっ
    て、主としたポリエステル繊維と、ポリウレタン弾性糸
    からなる、少なくとも1方向の伸度50%の瞬間回復率
    が80%以上であることを特徴とする伸縮性織編物。
  2. 【請求項2】 主としてポリエステル繊維とポリウレタ
    ン弾性糸からなる伸縮性織編物を、アルカリ減量加工剤
    濃度2〜10%で、処理温度40〜120℃、処理時間
    1〜120分処理することにより、ポリエステル繊維を
    5重量%以上減量することを特徴とするアルカリ減量さ
    れた伸縮性織編物の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457678B1 (ko) * 1997-08-11 2005-06-16 주식회사 휴비스 치수안정성이 우수한 소모조 신축성 직물의 제조방법
EP2147602A1 (de) * 2008-07-23 2010-01-27 Jürgen Thiele Synthetikfasergewebe zur Herstellung von Wursthüllen
JP2011017099A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Toray Opelontex Co Ltd 伸縮性布帛の製造方法

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