JPH0692688A - 電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラス - Google Patents

電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラス

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JPH0692688A
JPH0692688A JP24101692A JP24101692A JPH0692688A JP H0692688 A JPH0692688 A JP H0692688A JP 24101692 A JP24101692 A JP 24101692A JP 24101692 A JP24101692 A JP 24101692A JP H0692688 A JPH0692688 A JP H0692688A
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JP
Japan
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glass
heat ray
film
ray shielding
radio wave
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Application number
JP24101692A
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English (en)
Inventor
Satoshi Honda
智 本多
Hironobu Iida
裕伸 飯田
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】透明な基板の表面に、AlTix の窒化物又は窒素
酸化物のいずれか1種が被覆されたことを特徴とする電
波透過特性を有する熱線遮蔽ガラス。並びに被覆層の厚
みが10〜60nm又は90〜130nm であり、かつ屈折率が1.5
〜2.8 である上記ガラス。又前記被覆した熱線遮蔽性能
膜の表面抵抗率が20kΩ/口以上である上記ガラス。更
に可視光透過率が70%以上であって、日射透過率が65%
以下である上記ガラス。 【効果】TV帯での電波透過特性が格段に優れて通常のフ
ロートガラス並であり、ガラスアンテナによる自動車用
ラジオ、テレビ、携帯電話の受信性能を低下させること
なく、ガラスアンテナ性能を発揮させ、光吸収効果およ
び光干渉効果を同時に示す高い熱線遮蔽性能を有するも
のとなって冷暖房の効果を高め、穏やかな色調を呈し、
殊に各種車輌用窓材に用いた際に環境に優しいものとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房効果を向上させ
るように優れた日射透過率を有するとともに、高い可視
光線透過率を有するものであって、電波の透過性能を必
要とするガラスに有用であって特に、フロントウィン
ド、リヤウィンドあるいはサイドウィンドまたはサンル
ーフ等に有用な電波透過特性を有する車輌用熱線遮蔽ガ
ラスに関する。
【0002】
【従来技術】近年、車輌用ガラスを通して車内に流入す
る太陽輻射エネルギーを遮蔽し、車内の温度上昇、冷房
負荷を低減させる目的から熱線遮蔽ガラスが車輌用ガラ
スに採用されている。
【0003】車輌用ガラスでは、安全性を確保するた
め、フロントガラスにおいては可視光透過率が70%以上
であると同時に、合わせガラスを用いることが義務づけ
られており、これを満足する熱線遮蔽ガラスには、例え
ば、特開昭63−134232号公報には、透明基板上に基板側
から順次、透明酸化物の第1層、Agの第2層、透明酸化
物の第3層、Agの第4層、透明酸化物の第5層からなる
5層コーティングが設けられた赤外線ガラスが開示され
ている。
【0004】また例えば、特開平2−177601号公報に
は、電波透過性能を有する自動車用窓ガラスが記載され
ており、熱線反射膜とアンテナ導体とを設けてなるもの
であって、熱線反射膜の表面抵抗率が20kΩ/口未満の
膜では、本来のガラスアンテナ性能を発揮できなくなる
ものである。
【0005】一方、特開昭64-5930 号公報には、高透過
ソーラーコントロールガラスが記載されており、TiN 膜
を低光吸収性膜、例えば、ZrO2、TiO2で挟んだ膜構成を
有するガラスが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】前述したような、例
えば特開昭63−134232号公報ならびに特開平2−177601
号公報等に記載されたものは、熱線遮蔽性能を得るため
に金属薄膜層の膜厚が比較的厚く、その結果、低抵抗な
膜となり、電波反射体となって自動車用ラジオ、テレ
ビ、携帯電話におけるガラスアンテナの受信性能が低下
することとなる。金属等の導電性の高い膜については、
断熱性を高めようとして膜厚を厚くすればするほど低抵
抗となって、電波透過性能が損なわれることとなる。逆
に膜厚を薄くしたとしても高い表面抵抗値を得にくく、
電波透過性能が十分得難い問題がある。
【0007】一方、表面抵抗値が高く、電波透過性能を
有する膜であっても、例えば特開昭64-5930 号公報等で
は、膜厚が薄いと、日射透過率が65%以下を確保でき
ず、断熱性を高めようとして膜厚を厚くすればするほど
可視光線透過率が低くなり、70%以上を確保できないう
えにさらに、生産性が低下し、表面抵抗値も低下するの
で、電波透過性能が損なわれる。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は従来のこのよ
うな点に鑑みてなされたものであり、高い表面抵抗を有
し、さらに高い可視光透過性能を有するAlTixNy 薄膜ま
たはAlTixNyOz 薄膜を可視光透過率が60%程度以上、こ
とに70%以上で、かつ日射透過率が65%以下となる特定
の膜厚に被覆し、単層膜であって光の吸収効果および干
渉効果を同時に利用することによって、可視光線透過率
が70%以上で日射透過率が65%以下である電波透過性能
を有する熱線遮蔽ガラスを提供するものである。
【0009】すなわち、本発明は、透明な基板の表面
に、AlTix の窒化物または窒素酸化物のいずれか1種が
少なくとも被覆されたことを特徴とする電波透過特性を
有する熱線遮蔽ガラス。
【0010】ならびに、前記被覆層の厚みが10〜60nmま
たは90〜130nm であって、かつ屈折率が1.5〜2.8 であ
ることを特徴とする上述した電波透過特性を有する熱線
遮蔽ガラス。
【0011】また、前記被膜層である熱線遮蔽性能膜の
表面抵抗率が20kΩ/口以上であることを特徴とする上
述した電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラス。さらに、
可視光線透過率が70%以上であって、しかも日射透過率
が65%以下である上述した電波透過特性を有する熱線遮
蔽ガラスをそれぞれ提供するものである。
【0012】ここで、本発明の特徴は、若干の熱線遮蔽
性能を有するが可視光域で光吸収を示す材料からなる薄
膜、例えばTiNx薄膜に、AlまたはAlNxあるいはAlNxOyを
混合し、高可視光透過性能を有するAlTixNy 薄膜または
AlTixNyOz 薄膜とすることにより、可視光線透過率が60
%程度以上、ことに70%以上で、かつ日射透過率が65%
以下となるように、適切な膜厚で形成するものである。
【0013】さらに、TiNx薄膜に、AlまたはAlNxあるい
はAlNxOyを混合し、AlTixNy 薄膜またはAlTixNyOz 薄膜
とすることは、表面抵抗の低いTiNx膜に、高抵抗特性を
有するAlNxあるいはAlNxOyの性質を付加するもので、得
られたAlTixNy 膜またはAlTixNyOz 膜の表面抵抗率が非
常に高く、比較的厚い膜で表面抵抗率が例えば少なくと
も20kΩ/口以上を達成し、電波透過性を満足するもの
である。
【0014】さらに、熱線遮蔽性能膜の厚みを10〜60nm
または90〜130nm で、かつ屈折率が1.5 〜2.8 としたの
は、可視光線透過率が70%以上であり、日射透過率が65
%以下となる光学膜厚を考慮したためで、さらに表面抵
抗率を20kΩ/口以上としたためである。
【0015】さらにまた、前記被膜した熱線遮蔽性能膜
の表面抵抗率が20kΩ/口以上としたのは、充分な電波
透過性能を有し、自動車用ラジオ、テレビ、携帯電話の
受信性能を低下させることなく、ガラスアンテナ性能を
発揮させ、環境に優しいものとするためである。
【0016】なお、日射遮蔽性能を発現させることが可
能な薄膜層の上下層に、特定膜厚の誘電体をコートして
用いる積層膜構成とすることで、密着性、耐摩耗性や耐
久性をより頑固に向上することができることは言うまで
もない。
【0017】なおまた、日射遮蔽性能に優れたAlTixNy
またはAlTixNyOz 膜は、膜厚を制御し、可視光透過率を
低くすることが可能であり、建築用のソーラーコントロ
ールガラス、プライバシーガラス等へも使用できること
はもちろんである。
【0018】また、透明な基体としては、無機質はもち
ろん有機質であってもよく、例えばフロートガラスブロ
ンズ、グレーなどの色を有する熱線吸収フロートガラス
を用いることができる。とりわけ、ブロンズでは、色調
を大きく変化させず、良好な熱線遮蔽性能持ったガラス
とすることができる。
【0019】またさらに、単板ガラスとして使用できる
ことはもとより、合わせあるいは複層ガラスとしても使
用できることは言うまでもない。さらに、成膜法として
は例えばスパッタリング法等がよいものであるが、前記
性能を有するものであれば例えば各種成膜法はもちろん
かかる被膜を有するフイルム状のものを貼り付けること
でもよいことは言うまでもない。
【0020】なおさらに、前記したx、y、zの値につ
いてはその都度各々任意の数値を所期の目的を達成する
ために選択することができるものである。
【0021】
【作用】前述したとおり、本発明の電波透過性能を有す
る熱線遮蔽ガラスは、光吸収性能を有する薄膜、例えば
TiNx薄膜にAlまたはAlNxあるいはAlNxOyを混合すること
によりAlTixNy 薄膜またはAlTixNyOz 薄膜とし、高抵抗
特性および高可視光透過性能を付加させるもので、電波
透過性能を膜に与えるとともに、光干渉効果による可視
光透過率と日射透過率の差を顕著にする作用を与えるも
のである。その表面抵抗率が20kΩ/口以上と高く、可
視光透過率を60%程度以上、ことに70%以上で、日射透
過率を65%以下にコントロールすることができ、しかも
反射色の刺激純度を抑えることを可能にせしめ、とりわ
け、TV帯での電波透過性能が格段に優れて通常のフロ
ートガラス並であることから、ガラスアンテナによる自
動車用ラジオ、テレビ、携帯電話の受信性能を低下させ
ることなく、ガラスアンテナ性能を発揮させ、さらに光
吸収効果および干渉効果を同時に発現させた高い熱線遮
蔽性能を有するものとなって冷暖房の効果を高め、穏や
かな色調を有することができる等、車輌内外での快適な
環境を確保することができる有用な電波透過特性を有す
る熱線遮蔽ガラスを提供するものである。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明は係る実施例に限定されるものではな
い。
【0023】実施例1 大きさ約100mm x100mm 、厚さ約2.3mm のブロンズガラ
ス(NFL2.3)を、中性洗剤、水すすぎ、イソプロピルア
ルコールで順次洗浄し、乾燥した後、DCマグネトロンス
パッタリング装置の真空槽内に設置してあるAlTix のタ
ーゲットに対向して上方に設置し、つぎに前記槽内を真
空ポンプで約5x10-6Torr以下までに減圧した後、該真
空槽内にN2ガス(但し、ArとN2の流量比は1:1から
0:1の範囲にあればよい)を導入して真空度を約5x
10-3Torrに保持し、前記AlTiのターゲットに約180Wの電
力を印加し、N2ガスによるDCマグネトロン反応スパッタ
法で、前記AlTiターゲット上方においた基板に、時間制
御することによって約119nm厚さのAlTixNy の薄膜を成
膜した。これを表1に示す。
【0024】得られた電波透過性能および熱線遮蔽性能
を有する単層膜付きガラスについて、可視光透過率(38
0 〜780nm )、可視光反射率(380 〜780nm )ならびに
日射透過率(340 〜1800nm)については340 型自記分光
光度計(日立製作所製)とJISZ8722、JISR3106によって
それぞれその光学的特性を求めた。
【0025】テーバー試験によるヘーズ(曇り具合)値
の変化量(△H%)については、テーバー試験機(MODE
L 503 、TABER 社製)に膜面を上にした10cm角の試験片
をセットし、膜面に荷重500gのかかった摩耗輪(CSー10
F )が2箇所で当たるようになっているもので、1000回
回転した後、ヘーズメーター(日本電色工業製、NDH-20
D )によって測定し、試験前の測定値と対比し、その変
化量(△H%)をもって表した数値である。
【0026】次に、耐薬品性のうち耐酸試験について
は、常温で1規定の HCl溶液中に前記試験片を約6時間
浸漬した後、膜の劣化状態を見て判断したものであり、
耐アルカリ試験については、常温で1規定のNaOH溶液に
試験片を約6時間浸漬した後、膜の劣化状態を見てJISR
3221により判断したものであり、それぞれ○印はほとん
ど劣化が見られなかったもの、×印は劣化が明らかに目
立ったものである。
【0027】さらに表面抵抗率については、105 Ω/口
以下のものは四探針抵抗測定装置RT-8(NAPSON社製)に
よって、105 Ω/口〜105 MΩ/口のものは三菱油化製
表面高抵抗計(HIRESTA ー210 )によって測定したもの
である。
【0028】結果を表2に示す。表2より明らかなよう
に、従来の熱線遮蔽ガラスとほぼ同等の断熱性能を示
し、優れた居心地をもって、電波を充分透過するもので
あって、電波透過性能を有する熱線遮蔽ガラスとしてこ
とに車輌用ガラスに有用なものを得た。
【0029】実施例2〜3 厚さ約3.0mm のクリヤーガラス(FL3 )を用いて、前記
実施例と同様の方法で、表1に示す各膜厚を有する膜を
得て、実施例1で示した測定法等によって同様の評価を
実施した。結果は表2に示すようになり、実施例1と同
様であった。
【0030】実施例4〜9 前記実施例と同様の方法で、表1に示す各膜厚を有する
単層膜付きガラスを得て、PVB および透明基板からなる
合わせガラスを作製し、実施例1で示した測定法等によ
って同様の評価を実施した。結果は表2に示すようにな
り、実施例1と同様であった。
【0031】実施例10〜11 前記実施例と同様の方法で、表1に示す各膜厚を有する
膜を得て、実施例1で示した測定法等によって同様の評
価を実施した。その結果は表2に示すように、可視光透
過率が60%以上〜65%程度または日射透過率が65%以下
であって、電波を充分透過するものであり、自動車用窓
ガラスとしてフロントウィンドには使用できないもの
の、他の窓ガラスには支障なく使用できるものである。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】比較例1〜5 前記実施例と同様の方法で、AgまたはTiターゲットを使
用し、O2ガスまたはN2ガスあるいはArガス雰囲気におい
て、表3に示す各膜厚を有する膜を得て、PVBおよび透
明基板からなる合わせガラスを作製し、実施例1で示し
た測定法等によって同様の評価を実施した。その結果は
表4に示すように、可視光線透過率が70%以上を確保で
きず、さらに、熱線遮蔽膜の表面抵抗率が低く、電波透
過性能を有しない。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【発明の効果】以上前述したとおり、本発明は、AlTix
の窒化物薄膜または窒素酸化物薄膜を特定膜厚被膜した
もので、その表面抵抗率が20kΩ/口以上と高く、可視
光透過率を60%程度以上、ことに70%以上である範囲内
で日射透過率を65%以下に制御することができるもので
あって、TV帯での電波透過性能が格段に優れて通常の
フロートガラス並であることから、ガラスアンテナによ
る自動車用ラジオ、テレビ、携帯電話の受信性能を低下
させることなく、ガラスアンテナ性能を発揮させ、さら
に光吸収効果および干渉効果を同時に発現させた高い熱
線遮蔽性能を有するものとなって冷暖房の効果を高め、
穏やかな色調を有することができる等、車輌ことに自動
車内外での快適な環境を確保することができる有用な電
波透過特性を有する熱線遮蔽ガラスを提供するものであ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】実施例1 大きさ約100mm x100mm 、厚み約2.3mm のブロンズガラ
ス(NFL2.3) を、中性洗剤、水すすぎ、イソプロピルア
ルコールで順次洗浄し、乾燥した後、DCマグネトロンス
パッタリング装置の真空槽内に設置してあるAlTix のタ
ーゲットに対向して上方に設置し、つぎに前記槽内を真
空ポンプで約5x10-6Torr以下までに減圧した後、該真
空槽内にN2ガス(但し、ArとN2の流量比は1:1から
0:1の範囲にあればよい)を導入して真空度を約5x
10-3Torrに保持し、前記AlTix のターゲットに約180wの
電力を印加し、N2ガスによるDCマグネトロン反応スパッ
タ法で、前記AlTix のターゲット上方においた基板に、
時間制御することによって約119nm 厚さのAlTixNy の薄
膜を成膜した。これを表1に示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に、耐薬品性のうち耐酸試験について
は、常温で0.1 規定の HCl溶液中に前記試験片を約6時
間浸漬した後、膜の劣化状態を見て判断したものであ
り、耐アルカリ試験については、常温で0.1 規定のNaOH
溶液に試験片を約6時間浸漬した後、膜の劣化状態を見
透過率変化4%以内を合格として判断したものであ
り、それぞれ○印はほとんど劣化が見られなかったも
の、×印は劣化が明らかに目立ったものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な基板の表面に、AlTix の窒化物ま
    たは窒素酸化物のいずれか1種が少なくとも被覆された
    ことを特徴とする電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記被覆層の厚みが10〜60nmまたは90〜
    130nm であって、かつ屈折率が1.5〜2.8 であることを
    特徴とする請求項1記載の電波透過特性を有する熱線遮
    蔽ガラス。
  3. 【請求項3】 前記被膜層である熱線遮蔽性能膜の表面
    抵抗率が20kΩ/口以上であることを特徴とする請求項
    1ならびに2記載の電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラ
    ス。
  4. 【請求項4】 可視光線透過率が70%以上であって、し
    かも日射透過率が65%以下であることを特徴とする請求
    項1乃至3記載の電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラ
    ス。
JP24101692A 1992-09-09 1992-09-09 電波透過特性を有する熱線遮蔽ガラス Pending JPH0692688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1674433A1 (en) * 2003-09-17 2006-06-28 Central Glass Company, Limited Laminated glass

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1674433A1 (en) * 2003-09-17 2006-06-28 Central Glass Company, Limited Laminated glass
EP1674433A4 (en) * 2003-09-17 2007-06-13 Central Glass Co Ltd LAMINATED GLASS
US7517583B2 (en) 2003-09-17 2009-04-14 Central Glass Company, Limited Laminated glass

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