JPH069265B2 - 1次制御ガスレ−ザ−用直流高電圧パルス発生装置 - Google Patents
1次制御ガスレ−ザ−用直流高電圧パルス発生装置Info
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- JPH069265B2 JPH069265B2 JP17454186A JP17454186A JPH069265B2 JP H069265 B2 JPH069265 B2 JP H069265B2 JP 17454186 A JP17454186 A JP 17454186A JP 17454186 A JP17454186 A JP 17454186A JP H069265 B2 JPH069265 B2 JP H069265B2
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- voltage
- voltage pulse
- transformer
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/097—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser
- H01S3/09705—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser with particular means for stabilising the discharge
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はガスレーザー装置の直流高電圧パルスを発生さ
せる装置に関するものである。従来、直流高電圧を必要
とするガスレーザー装置においては出力電流のコントロ
ールは可飽和リアクトルで行い、可飽和リアクトルによ
る制御交流を昇圧トランスで電圧を上昇させ、整流平滑
した出力をフロートした真空管を開閉することにより、
直流高電圧パルスを得ていた。しかし乍ら係る従来方式
では動作周波数が商用電源周波のため、制御回路の応答
が遅くなり、トランスの大型化が避けられず、又スイッ
チとして真空管を使用していることから運転寿命が短く
不経済であった。このため出願人等は先に第1図の回路
を提案し、上記の問題を解消した。即ち第1図に示すよ
うに1次制御ガスレーザー用直流高電圧パルス発生装置
において交流入力ACを直流に整流する整流回路1とそ
の整流出力を所望の直流電圧に変換するDC−DCコン
バータ2とそのDC−DCコンバータの直流出力を高周
波の交流に変換するインバータスイッチ回路3と昇圧ト
ランス5と高電圧整流回路6とガスレーザー負荷の負性
抵抗特性領域の制御を安定化するバラスト抵抗7からな
る直流電源回路においてDC−DCコンバータの直流電
圧を制御することにより負荷電流を制御し、且つ昇圧ト
ランスの1次側でインバータスイッチ回路を所望の時間
間隔で運転と停止を繰返すことによりガスレーザーの制
御に必要なCWモード運転及びパルサーモード運転用の
直流高電圧パルスを発生させていた。これによりガスレ
ーザー用直流高電圧パルス発生回路の変換周波数をあげ
ることができることから、応答スピードがあがり、又小
型化がはかれる。さらに半導体スイッチの採用により寿
命も長くなる。パルサーモード運転用直流高電圧パルス
を昇圧トランスの1次側つまり低圧側で制御しているこ
とから、比較的容易に低廉な部品でガスレーザー用直流
高電圧パルス発生回路を実現でき、しかもパルサーモー
ドからCWモードまで連続的に出力できることを明らか
にした。しかし乍らこの回路ではガスレーザー負荷の負
性抵抗領域の制御の安定化のために負荷に直列にバラス
ト抵抗を採用していたが、バラスト抵抗が高電圧回路に
接続されていることからバラスト抵抗の実装に際し十分
な絶縁距離の確保をしなければならず、又バラスト抵抗
自体の寸法もおおきかった。これを解決しようとするの
が本発明の目的である。第2図は本発明の基本回路の構
成を表わすブロック図であって、1は商用交流入力を直
流に整流する整流回路、2は整流回路1の出力を所望の
出力電流に対応する直流電圧に変換するDC−DCコン
バータ3は直流を高周波交流に変換するインバータスイ
ッチ回路、4は直列抵抗、5は昇圧トランス6は高電圧
整流回路、7はガスレーザー負荷の負性抵抗特性領域の
制御を安定化するバラスト抵抗、8は負荷ラインの分布
容量、昇圧トランスの浮遊容量及びリップル電圧低減の
ため必要に応じて加えられるコンデンサー、9はガスレ
ーザー管である。又、第3図は本発明に適用されるDC
−DCコンバータ2の降圧型コンバータによる基本回路
例であり、第4図(a)(b)(c)は同インバータスイッチ回
路の基本回路例である。なお、SW0、SW1〜8はバ
イポーラトランジスタ、MOSFET、サイリスタある
いは、それらに等価なスイッチ素子である。次に動作に
ついて、第5図の各部動作波形図を参照して説明する。
第2図において整流回路1により商用交流入力ACを直
流に整流し(第5図(イ)の電圧波形参照)、その整流出
力を第3図に示す降圧形コンバータ2により所望する出
力電流に対応する直流電圧に制御変換される(第5図
(ロ)の電圧波形参照)。降圧形コンバータの直流出力は
第4図(a)(b)(c)のインバータスイッチ回路3により高
周波の交流に変換される。このインバータスイッチ回路
3を昇圧トランス5の1次側にてキャリアー周波数以上
の所望のデューティーで運転と停止を繰返してやれば
(第5図(ハ)の電圧波形参照)、高電圧整流回路6の出
力電圧波形は方形波パルス状となり(第5図(ニ)の電圧
波形参照)、ガスレーザー管9に印加される負荷電流波
形は第5図(ホ)に示す電流パルスとなる。インバータス
イッチ回路3のキャリアー周波数が十分高いとリップル
低減用のコンデンサー8は必要なくなる。ここで、イン
バータスイッチ回路3と昇圧トランス5との間に直列に
挿入された直列抵抗4は昇圧トランスの1次対2次の巻
き数比を1:nとすればほぼ直列抵抗4のn2倍の抵抗値
を有するバラスト抵抗7を挿入したのと等価となる。こ
のように本発明によればバラスト抵抗7の全部もしくは
一部を省略し、直列抵抗4に機能(代用)せしめること
が可能である。しかも、直列抵抗4は昇圧トランス5の
1次側(低圧側)に挿入するため、小型、低廉のもので
よく、装置の大幅な小型、経済化が達成できる。以上の
説明から明らかなように、本発明によれば1次制御ガス
レーザー用直流高電圧パルス発生装置のバラスト抵抗の
一部または全部を電圧の低い昇圧トランスの1次側に置
換えできることから、実装スペースの低減がはかれる。
又、インバータスイッチ回路に直列に抵抗が挿入される
ことから過電流保護作用も期待できる等実用上の効果は
大きい。
せる装置に関するものである。従来、直流高電圧を必要
とするガスレーザー装置においては出力電流のコントロ
ールは可飽和リアクトルで行い、可飽和リアクトルによ
る制御交流を昇圧トランスで電圧を上昇させ、整流平滑
した出力をフロートした真空管を開閉することにより、
直流高電圧パルスを得ていた。しかし乍ら係る従来方式
では動作周波数が商用電源周波のため、制御回路の応答
が遅くなり、トランスの大型化が避けられず、又スイッ
チとして真空管を使用していることから運転寿命が短く
不経済であった。このため出願人等は先に第1図の回路
を提案し、上記の問題を解消した。即ち第1図に示すよ
うに1次制御ガスレーザー用直流高電圧パルス発生装置
において交流入力ACを直流に整流する整流回路1とそ
の整流出力を所望の直流電圧に変換するDC−DCコン
バータ2とそのDC−DCコンバータの直流出力を高周
波の交流に変換するインバータスイッチ回路3と昇圧ト
ランス5と高電圧整流回路6とガスレーザー負荷の負性
抵抗特性領域の制御を安定化するバラスト抵抗7からな
る直流電源回路においてDC−DCコンバータの直流電
圧を制御することにより負荷電流を制御し、且つ昇圧ト
ランスの1次側でインバータスイッチ回路を所望の時間
間隔で運転と停止を繰返すことによりガスレーザーの制
御に必要なCWモード運転及びパルサーモード運転用の
直流高電圧パルスを発生させていた。これによりガスレ
ーザー用直流高電圧パルス発生回路の変換周波数をあげ
ることができることから、応答スピードがあがり、又小
型化がはかれる。さらに半導体スイッチの採用により寿
命も長くなる。パルサーモード運転用直流高電圧パルス
を昇圧トランスの1次側つまり低圧側で制御しているこ
とから、比較的容易に低廉な部品でガスレーザー用直流
高電圧パルス発生回路を実現でき、しかもパルサーモー
ドからCWモードまで連続的に出力できることを明らか
にした。しかし乍らこの回路ではガスレーザー負荷の負
性抵抗領域の制御の安定化のために負荷に直列にバラス
ト抵抗を採用していたが、バラスト抵抗が高電圧回路に
接続されていることからバラスト抵抗の実装に際し十分
な絶縁距離の確保をしなければならず、又バラスト抵抗
自体の寸法もおおきかった。これを解決しようとするの
が本発明の目的である。第2図は本発明の基本回路の構
成を表わすブロック図であって、1は商用交流入力を直
流に整流する整流回路、2は整流回路1の出力を所望の
出力電流に対応する直流電圧に変換するDC−DCコン
バータ3は直流を高周波交流に変換するインバータスイ
ッチ回路、4は直列抵抗、5は昇圧トランス6は高電圧
整流回路、7はガスレーザー負荷の負性抵抗特性領域の
制御を安定化するバラスト抵抗、8は負荷ラインの分布
容量、昇圧トランスの浮遊容量及びリップル電圧低減の
ため必要に応じて加えられるコンデンサー、9はガスレ
ーザー管である。又、第3図は本発明に適用されるDC
−DCコンバータ2の降圧型コンバータによる基本回路
例であり、第4図(a)(b)(c)は同インバータスイッチ回
路の基本回路例である。なお、SW0、SW1〜8はバ
イポーラトランジスタ、MOSFET、サイリスタある
いは、それらに等価なスイッチ素子である。次に動作に
ついて、第5図の各部動作波形図を参照して説明する。
第2図において整流回路1により商用交流入力ACを直
流に整流し(第5図(イ)の電圧波形参照)、その整流出
力を第3図に示す降圧形コンバータ2により所望する出
力電流に対応する直流電圧に制御変換される(第5図
(ロ)の電圧波形参照)。降圧形コンバータの直流出力は
第4図(a)(b)(c)のインバータスイッチ回路3により高
周波の交流に変換される。このインバータスイッチ回路
3を昇圧トランス5の1次側にてキャリアー周波数以上
の所望のデューティーで運転と停止を繰返してやれば
(第5図(ハ)の電圧波形参照)、高電圧整流回路6の出
力電圧波形は方形波パルス状となり(第5図(ニ)の電圧
波形参照)、ガスレーザー管9に印加される負荷電流波
形は第5図(ホ)に示す電流パルスとなる。インバータス
イッチ回路3のキャリアー周波数が十分高いとリップル
低減用のコンデンサー8は必要なくなる。ここで、イン
バータスイッチ回路3と昇圧トランス5との間に直列に
挿入された直列抵抗4は昇圧トランスの1次対2次の巻
き数比を1:nとすればほぼ直列抵抗4のn2倍の抵抗値
を有するバラスト抵抗7を挿入したのと等価となる。こ
のように本発明によればバラスト抵抗7の全部もしくは
一部を省略し、直列抵抗4に機能(代用)せしめること
が可能である。しかも、直列抵抗4は昇圧トランス5の
1次側(低圧側)に挿入するため、小型、低廉のもので
よく、装置の大幅な小型、経済化が達成できる。以上の
説明から明らかなように、本発明によれば1次制御ガス
レーザー用直流高電圧パルス発生装置のバラスト抵抗の
一部または全部を電圧の低い昇圧トランスの1次側に置
換えできることから、実装スペースの低減がはかれる。
又、インバータスイッチ回路に直列に抵抗が挿入される
ことから過電流保護作用も期待できる等実用上の効果は
大きい。
第1図は従来の1次制御ガスレーザー用直流高高電圧パ
ルス発生装置回路図、第2図は本発明のガスレーザー用
直流高電圧パルス発生装置回路図、第3図はDC−DC
コンバータの降圧形コンバータによる基本回路図、第4
図はインバータスイッチ回路図、第5図は本発明回路の
動作波形図である。1…整流回路、2…DC−DCコン
バータ、3…インバータスイッチ回路、4…直列抵抗、
5…昇圧トランス、6…高電圧整流回路、7…バラスト
抵抗、8…コンデンサー、9…ガスレーザー管である。
ルス発生装置回路図、第2図は本発明のガスレーザー用
直流高電圧パルス発生装置回路図、第3図はDC−DC
コンバータの降圧形コンバータによる基本回路図、第4
図はインバータスイッチ回路図、第5図は本発明回路の
動作波形図である。1…整流回路、2…DC−DCコン
バータ、3…インバータスイッチ回路、4…直列抵抗、
5…昇圧トランス、6…高電圧整流回路、7…バラスト
抵抗、8…コンデンサー、9…ガスレーザー管である。
Claims (1)
- 【請求項1】交流入力を直流に整流する整流回路とその
整流出力を所望の直流電圧に変換するDC−DCコンバ
ータと前記DC−DCコンバータの直流出力を高周波の
交流に変換するインバータスイッチ回路と昇圧トランス
と高電圧整流回路とからなる直流高電圧パルス発生回路
において前記インバータスイッチ回路と昇圧トランスに
直列に抵抗器を挿入してガスレーザー負荷の負性抵抗領
域の制御を安定化するバラスト抵抗として機能せしめる
ことを特徴とする1次制御ガスレーザー用直流高電圧パ
ルス発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454186A JPH069265B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 1次制御ガスレ−ザ−用直流高電圧パルス発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454186A JPH069265B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 1次制御ガスレ−ザ−用直流高電圧パルス発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6331185A JPS6331185A (ja) | 1988-02-09 |
JPH069265B2 true JPH069265B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=15980345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17454186A Expired - Fee Related JPH069265B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 1次制御ガスレ−ザ−用直流高電圧パルス発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069265B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08317290A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Nec Corp | カメラ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108667335A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-10-16 | 芜湖中电兆威电子股份有限公司 | 一种小型医用高压脉冲电源 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP17454186A patent/JPH069265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08317290A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Nec Corp | カメラ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6331185A (ja) | 1988-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |