JPH069249U - 自動ダイアル装置 - Google Patents

自動ダイアル装置

Info

Publication number
JPH069249U
JPH069249U JP4823791U JP4823791U JPH069249U JP H069249 U JPH069249 U JP H069249U JP 4823791 U JP4823791 U JP 4823791U JP 4823791 U JP4823791 U JP 4823791U JP H069249 U JPH069249 U JP H069249U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pause
key
dial
line
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4823791U
Other languages
English (en)
Inventor
信宏 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP4823791U priority Critical patent/JPH069249U/ja
Publication of JPH069249U publication Critical patent/JPH069249U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、外線切換え信号発信後外線ダイア
ル信号を発信する前に、若しくは外線用ダイアル信号発
信後受信側内線ダイアル信号を発信する前に、更には市
内回線から市外回線へ若しくは国内回線から国際回線へ
切換える際に、所定時間ダイアル発信を停止するポーズ
時間を設定可能に構成した自動ダイアル装置を提供可能
にした装置を提供する事を目的とする。 【構成】 本考案は任意のポーズ設定キーのキー操作に
よって指定可能な複数の記憶手段と、該記憶手段より読
み出されたデータを逐次加算する手段を有し、該加算手
段により加算された演算値をポーズ時間として設定可能
に構成した事を特徴とするものである。前記ポーズ設定
キーは複数個設けてもよいが、好ましくは単一のポーズ
設定キーの操作回数によって前記記憶手段を指定可能に
構成するのがよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は簡単な操作で予め記憶させた電話番号を発信する自動ダイアル装置に 掛り、特に、外線切換え信号発信後外線ダイアル信号を発信する前に、若しくは 外線用ダイアル信号発信後受信側内線ダイアル信号を発信する前に、更には市内 回線から市外回線へ若しくは国内回線から国際回線へ切換える際に、所定時間ダ イアル発信を停止するポーズ時間を設定可能に構成した自動ダイアル装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より電話を発信するために、ダイアルする電話番号を同時にメモリに書込 み記憶させ、次回からリダイアル若しくはアドレス指定用のファンクションボタ ンを押す事により、前記メモリに記憶された電話番号を自動的に回線に送出する 自動ダイアル装置は公知である。
【0003】 一方自動交換方式の内線電話においては、内線電話より外線切換え信号として 0発信を行なった後、外線ダイアル信号の送出を中断して回線接続確認用のダイ アルトーン信号を捕足した後に、外線ダイアルを発信する必要がある。 この為かかるビジネス用の内線電話に前記自動ダイアル装置を付加する場合には 、0発信その他の外線切換え信号発信と外線ダイアル発信する間に、所定時間ダ イアル発信を停止するポーズ時間を設定する必要がある。
【0004】 この種のポーズ時間の設定は従来固定的であったが、必要とするポーズ時間は 電話回線の状況によって必ずしも一定でなく、この為固定化されたポーズ時間の 設定以上にポーズ時間を必要とする場合、従来の自動ダイアル装置では対処し得 ない場合があった。
【0005】 かかる欠点を解消するために、実公昭62ー11100に於いては、0発信の 後 入力キーの一つである#キーを必要回数N回操作して、予め設定した単位ポ ーズ時間TのN倍、即ちN×T時間をポーズ時間として設定する方式を提案して いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術に於いては、単位ポーズ時間の設定値にたいして、必要とされる ポーズ時間の長さが予想以上に大きかった場合、ポーズキーの操作回数が多く、 使用者側の利便性に欠けるという問題点があった。 又近年受信側において外線受信後「ピーというブザーの後に引続いて内線ダイ アル信号を発信して下さい。」との電子アナウンスの後に内線ダイアルを押す事 により自動的に内線につながる受信側の自動内線切換え方式も提案されているが 、かかる方式を有する受信装置に送信する自動ダイアル装置においても外線用ダ イアル信号発信後受信側内線ダイアル信号を発信する前に、所定時間ダイアル発 信を停止するポーズ時間を設定する必要があり、而もかかるポーズ時間は、前記 アナウンス時間待機させる必要があるために、極めて長いものになり、この為前 記従来技術においてはポーズ操作回数を多くしなければならず、結果的に使用者 側の利便性に欠けるという問題点があった。
【0007】 かかる欠点を解消するために、前記の従来技術の様に等差級数的な増加ではな く等比級数的な増加を行なうように設定する事も考えられるが、この様に構成す ると例えば基準ポーズ時間を3秒と設定した場合に、操作回数毎に3秒、9秒、 27秒、81秒とポーズ時間が急速に増加してしまい、緻密な制御が不可能にな る。
【0008】 本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、ポーズキーの操作回数を無用に増やす 事なく、少ない操作手順で種々の長さのポーズ時間に対応可能な自動ダイアル装 置を提供する事を目的とする。 又本考案の他の目的はポーズ時間を幅広い範囲で設定可能に構成しつつ而も緻 密な制御も併せ有す自動ダイアル装置を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
本考案は任意のポーズ設定キーのキー操作によって指定可能な複数の記憶手段 と、該記憶手段より読み出されたデータを逐次加算する手段を有し、 該加算手段により加算された演算値をポーズ時間として設定可能に構成した事 を特徴とするものである。
【0010】 尚、前記ポーズ設定キーは、一般に電話番号入力キーの内の#マーク若しくは *マークを利用して行なうが、これのみに限定されない。 又、前記ポーズ設定キーは複数個設けてもよいが、好ましくは単一のポーズ設 定キーの操作回数によって前記記憶手段を指定可能に構成するのがよい。 この場合前記単一のポーズ設定キーの操作回数が継続しているのか中断してい るのかを判断する必要があるが、これは前記キー操作間隔をカウントするタイマ ーを設け、該タイマ値に基づいて記憶手段指定用の操作回数が継続しているか終 了しているかを判断可能に構成してもよく、ポーズ設定キーの操作回数の終了信 号を発信する別異のキーを設けてもよい。 又、各操作回数に優先順位を付けても良く、例3は4開操作キーが押された場 合は「3+1」、5回走査キーが押された場合は「3+2」のように設定しても 良い。
【0011】
【作用】
かかる技術手段によれば、予めポーズ設定用キーによって指定される記憶手段 の中に、段階的に大きさの異なる数値をポーズ時間の構成要素として格納してお けば、比較的長いポーズ時間を設定する際にも、僅かな操作手順で所定のポーズ 時間に近い時間を設定でき、又小さなポーズ時間にも対応可能となる。 又前記記憶手段の中にマイナスデータを格納しておく事により「A+B」「A+ A」等の組合せの他に「BーA」等の組合せも設定可能でありこれにより更に緻 密な制御が可能となる。 従って本技術手段によれば幅広い長さのポーズ時間の設定が緻密に且つ少ない 操作手順で実現する事が出来る。。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。 図1は本考案の実施例に係る自動ダイアル装置を示す構成図である。図にお いて1は回線に接続された電話機(網制御装置)、2は自動ダイアル装置で、全 体の信号の流れを制御する演算制御回路3、#マークと*マークを有するダイア ルボタン4、電話番号等を格納させるためのメモリーキー5、相手先コードの入 力キー6、演算制御回路3内のレジスタ値に対応するポーズ時間を表示する表示 器9、3個の初期ポーズ設定値を記憶する初期ポーズメモリ7A、7B、7C、 ポーズタイマに設定されるポーズ時間や外線切換え信号を含めた電話番号を記憶 する外部メモリ8からなる。
【0013】 演算制御回路3内には、ポーズ設定キー#の操作回数に対応して読み出された 初期ポーズメモリ7A、7B、7Cよりの初期ポーズデータを加算するレジスタ 30と、前記操作回数を判定するタイマ31が内蔵されている。 又外部メモリ8にはコード入力キー5により設定されたアドレスに基づいて対 応する夫々の外線切換え信号と、前記演算制御回路3内で設定されたポーズ時間 に対応するデータ及び外線ダイアル信号が格納される。
【0014】 又外部メモリ8には必要に応じて前記外線用ダイアル信号の後に更にポーズデ ータと受信側内線ダイアル信号を格納するように設定してもよい。尚、本実施例 は電話番号入力キー3の#マークをポーズ設定キーとして利用している。
【0015】 次に前記実施例の動作手順を順を追って説明する。 先ず実際にポーズタイマにポーズ時間を設定する手順を具体的に述べる。 尚、ポーズ時間を設定する前に、予め初期ポーズデータを初期ポーズメモリ7 A、7B、7Cに記憶させておく必要があるが、ここでは既に初期ポーズメモリ 7Aに2秒、初期ポーズメモリ7Bに10秒、初期ポーズメモリ7Cに30秒の 初期ポーズデータが記憶されているものとする。勿論、これらのメモリの内容は 適宜変更可能に構成している。
【0016】 ポーズ時間は、初期ポーズメモリに記憶されているデータを演算制御回路3に 呼出してレジスタ30で加算せしめた合計値である。 初期ポーズメモリ7Aに格納されたデータを演算制御回路3に呼出すにはポー ズキーに対応する#キーを1回操作する。初期ポーズメモリ7Bのデータを演算 制御部に呼出すには一定時間内に#キーを連続して2回操作する。同様に、初期 ポーズメモリ7Cのデータは#キーを3回連続して操作する。以上の操作によっ て、演算制御回路3には、初期ポーズメモリ7A、7B、7Cの内容である2秒 、10秒、30秒、が逐次呼出されて加算され、合計値の42秒がポーズ時間と してレジスタ30に格納されると同時にポーズタイマの設定値になる。
【0017】 しかしながら、前記操作を連続して行なうと#キー操作が6回連続した事にな り、いずれの初期ポーズメモリ7A、7B、7Cを指定したのか不明になる。 そこで本実施例においてはタイマを設け、図2のフローチャート図より明らかな 如く第1の初期ポーズメモリを選択した後、第2の初期ポーズメモリを選択する 際に所定時間おいてキー操作を行なうようにしている。
【0018】 即ち図2ではキー操作間隔tがタイマの基準時間T以内に行なわれた場合に、 記憶手段指定用の操作回数が継続していると判断しキーカウントを行ない(ST EP1)、基準時間を越えても尚キー操作が行なわれない場合に、前記キー操作 が終了したと判断し(STEP2)、該終了した操作回数(カウント値)に基づ いて対応する初期ポーズメモリを指定し(STEP3)、該メモリ内に初期ポー ズデータを読み出して(STEP4)、レジスタに順次加算を行なう。(STE P5)
【0019】 そして前記レジスタ30の加算値は表示部9で表示し、所望のポーズ時間に達 した後、次に外線ダイアル番号を押し、最後に対応するコードキー5を押す事に より、該コードキー5に対応した外部メモリ8のアドレスに前記外線切換え信号 /ポーズ時間/外線ダイアル番号が格納されることとなる。図3は前記動作手順 を簡単にまとめたものである。 前記設定後、自動ダイアルを行なう場合は、コードキー5を押す事により外部 メモリ7に格納された前記値が出力される事になる。
【0020】
【効果】
以上述べた如く本考案によれば、ポーズキーの操作回数を無用に増やす事なく 、少ない操作手順で種々の長さのポーズ時間に対応可能であると共に、特にポー ズ時間を幅広い範囲で設定可能に構成しつつ而も緻密な制御も併せ有し、実用的 に極めて有利である。
【提出日】平成3年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は簡単な操作で予め記憶させた電話番号を発信する自動ダイアル装置に 掛り、特に、外線切換え信号発信後外線ダイアル信号を発信する前に、若しくは 外線用ダイアル信号発信後受信側内線ダイアル信号を発信する前に、所定時間ダ イアル発信を停止するポーズ時間を設定可能に構成した自動ダイアル装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より電話を発信するために、ダイアルする電話番号を事前にメモリに書込 み記憶させ、次回から宛先指定用のファンクションボタンまたは短縮コードを押 す事により、前記メモリに記憶された電話番号を自動的に回線に送出する自動ダ イアル装置は公知である。
【0003】 一方自動交換方式の内線電話においては、内線電話より外線切換え信号として 0発信を行なった後、外線ダイアル信号の送出を中断して回線接続確認用のダイ アルトーン信号を捕足した後に、外線ダイアルを発信する必要がある。 この為かかるビジネス用の内線電話に前記自動ダイアル装置を付加する場合には 、0発信その他の外線切換え信号発信と外線ダイアル発信する間に、所定時間ダ イアル発信を停止するポーズ時間を設定する必要がある。
【0004】 この種のポーズ時間の設定は従来固定的であったが、必要とするポーズ時間は 電話回線の状況によって必ずしも一定でなく、この為固定化されたポーズ時間の 設定以上にポーズ時間を必要とする場合、実公昭62−11100に於いては、 0発信の後入力キーの一つである#キーを必要回数N回操作して、予め設定した 単位ポーズ時間TのN倍、即ちN×T時間をポーズ時間として設定する方式を提 案している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術に於いては、単位ポーズ時間の設定値にたいして、必要とされる ポーズ時間の長さが予想以上に大きかった場合、ポーズキーの操作回数が多く、 使用者側の利便性に欠けるという問題点があった。 又近年受信側において外線受信後「ピーというブザーの後に引続いて内線ダイ アル信号を発信して下さい。」との電子アナウンスの後に内線ダイアルを押す事 により自動的に内線につながる受信側の自動内線切換え方式も提案されているが 、かかる方式を有する受信装置に送信する自動ダイアル装置においても外線用ダ イアル信号発信後受信側内線ダイアル信号を発信する前に、所定時間ダイアル発 信を停止するポーズ時間を設定する必要があり、而もかかるポーズ時間は、前記 アナウンス時間待機させる必要があるために、極めて長いものになり、この為前 記従来技術においてはポーズ操作回数を多くしなければならず、結果的に使用者 側の利便性に欠けるという間題点があった。
【0006】 かかる欠点を解消するために、前記の従来技術の様に等差級数的な増加ではな く等比級数的な増加を行なうように設定する事も考えられるが、この様に構成す ると例えば基準ポーズ時間を3秒と設定した場合に、操作回数毎に3秒、9秒、 27秒、81秒とポーズ時間が急速に増加してしまい、緻密な制御が不可能にな る。
【0007】 本考案はかかる従来技術の欠点に鑑み、ポーズキーの操作回数を無用に増やす 事なく、少ない操作手順で種々の長さのポーズ時間に対応可能な自動ダイアル装 置を提供する事を目的とする。 又本考案の他の目的はポーズ時間を幅広い範囲で設定可能に構成しつつ而も緻 密な制御も併せ有す自動ダイアル装置を提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本考案は任意のポーズ設定キーのキー操作によって指定可能な複数の記憶手段 と、該記憶手段より読み出されたデータを逐次加算する手段を有し、 該加算手段により加算された演算値をポーズ時間として設定可能に構成した事 を特徴とするものである。
【0009】 尚、前記ポーズ設定キーは、一般に電話番号入力キーの内の#マーク若しくは *マークを利用して行なうが、これのみに限定されない。 又、前記ポーズ設定キーは複数個設けてもよいが、好ましくは単一のポーズ設 定キーの操作回数によって前記記憶手段を指定可能に構成するのがよい。 この場合前記単一のポーズ設定キーの操作回数が継続しているのか中断してい るのかを判断する必要があるが、これは前記キー操作間隔をカウントするタイマ ーを設け、該タイマ値に基づいて記憶手段指定用の操作回数が継続しているか終 了しているかを判断可能に構成してもよく、ポーズ設定キーの操作回数の終了信 号を発信する別異のキーを設けてもよい。
【0010】 又、タイマーを使用せずに操作回数に優先順位を付けて初期ポーズ設定値を割 当てても良く、例えばポーズメモリ1(2秒)<ポーズメモリ2(10秒)<ポ ーズメモリ3(30秒)の優先順位にするとき、図3のように4回操作キーが押 された場合は「ポーズメモリ3+ポーズメモリ1→32秒」、5回走査キーが押 された場合は「ポーズメモリ3+ポーズメモリ2→40秒」のように設定される ようにしても良い。
【0011】
【作用】
かかる技術手段によれば、予めポーズ設定用キーによって指定される記憶手段 の中に、段階的に大きさの異なる数値をポーズ時間の構成要素として格納してお けば、比較的長いポーズ時間を設定する際にも、僅かな操作手順で所定のポーズ 時間に近い時間を設定でき、又小さなポーズ時間にも対応可能となる。 又前記記憶手段の中にマイナスデータを格納しておく事により「A+B」「A+ A」等の組合せの他に「B−A」等の組合せも設定可能でありこれにより更に緻 密な制御が可能となる。 従って本技術手段によれば幅広い長さのポーズ時間の設定が緻密に且つ少ない 操作手順で実現する事が出来る。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。 図1は本考案の実施例に係る自動ダイアル装置を示す構成図である。図にお いて1は回線に接続された電話機(網制御装置)、2は自動ダイアル装置で、全 体の信号の流れを制御する演算制御回路3、#マークと*マークを有するダイア ルボタン4、電話番号等を格納させるためのメモリーキー5、相手先コードの入 力キー6、演算制御回路3内のレジスタ値に対応するポーズ時間を表示する表示 器9、3個の初期ポーズ設定値を記憶する初期ポーズメモリ7A、7B、7C、 ポーズタイマに設定されるポーズ時間や外線切換え信号を含めた電話番号を記憶 する外部メモリ8からなる。
【0013】 演算制御回路3内には、ポーズ設定キー#の操作回数に対応して読み出された 初期ポーズメモリ7A、7B、7Cよりの初期ポーズデータを加算するレジスタ 30と、前記操作回数を判定するタイマ31が内蔵されている。 又外部メモリ8にはコード入力キー5により設定されたアドレスに基づいて対 応する夫々の外線切換え信号と、前記演算制御回路3内で設定されたポーズ時間 に対応するデータ及び外線ダイアル信号が格納される。
【0014】 又外部メモリ8には必要に応じて前記外線用ダイアル信号の後に更にポーズデ ータと受信側内線ダイアル信号を格納するように設定してもよい。尚、本実施例 は電話番号入力キー3の#マークをポーズ設定キーとして利用している。
【0015】 次に前記実施例の動作手順を順を追って説明する。 先ず実際にポーズタイマにポーズ時間を設定する手順を具体的に述べる。 尚、ポーズ時間を設定する前に、予め初期ポーズデータを初期ポーズメモリ7 A、7B、7Cに記憶させておく必要があるが、ここでは既に初期ポーズメモリ 7Aに2秒、初期ポーズメモリ7Bに10秒、初期ポーズメモリ7Cに30秒の 初期ポーズデータが記憶されているものとする。勿論、これらのメモリの内容は 適宜変更可能に構成している。
【0016】 ポーズ時間は、初期ポーズメモリに記憶されているデータを演算制御回路3に 呼出してレジスタ30で加算せしめた合計値である。 初期ポーズメモリ7Aに格納されたデータを演算制御回路3に呼出すにはポー ズキーに対応する#キーを1回操作する。初期ポーズメモリ7Bのデータを演算 制御部に呼出すには一定時間内に#キーを連続して2回操作する。同様に、初期 ポーズメモリ7Cのデータは#キーを3回連続して操作する。以上の操作によっ て、演算制御回路3には、初期ポーズメモリ7A、7B、7Cの内容である2秒 、10秒、30秒、が逐次呼出されて加算され、合計値の42秒がポーズ時間と してレジスタ30に格納されると同時にポーズタイマの設定値になる。
【0017】 しかしながら、前記操作を連続して行なうと#キー操作が6回練続した事にな り、いずれの初期ポーズメモリ7A、7B、7Cを指定したのか不明になる。 そこで本実施例においてはタイマを設け、図2のフローチャート図より明らかな 如く第1の初期ポーズメモリを選択した後、第2の初期ポーズメモリを選択する 際に所定時間おいてキー操作を行なうようにしている。
【0018】 即ち図2ではキー操作間隔tがタイマの基準時間T以内に行なわれた場合に、 記憶手段指定用の操作回数が継続していると判断しキーカウントを行ない(ST EP1)、基準時間を越えても尚キー操作が行なわれない場合に、前記キー操作 が終了したと判断し(STEP2)、該終了した操作回数(カウント値)に基づ いて対応する初期ポーズメモリを指定し(STEP3)、該メモリ内に初期ポー ズデータを読み出して(STEP4)、レジスタに順次加算を行なう。(STE P5)
【0019】 そして前記レジスタ30の加算値は表示部9で表示し、所望のポーズ時間に達 した後、次に外線ダイアル番号を押し、最後に対応するコードキー5を押す事に より、該コードキー5に対応した外部メモリ8のアドレスに前記外線切換え信号 /ポーズ時間/外線ダイアル番号が格納されることとなる。図3は前記動作手順 を簡単にまとめたものである。 前記設定後、自動ダイアルを行なう場合は、コードキー5を押す事により外部 メモリ7に格納された前記値が出力される事になる。
【0020】
【効果】
以上述べた如く本考案によれば、ポーズキーの操作回数を無用に増やす事なく 、少ない操作手順で種々の長さのポーズ時間に対応可能であると共に、特にポー ズ時間を幅広い範囲で設定可能に構成しつつ而も緻密な制御も併せ有し、実用的 に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る自動ダイアル装置の構成
図である。
【図2】ポーズ時間設定の為のフローチャート図。
【図3】自動ダイアルメモリ用の動作手順を示す作用図
【符号の説明】
1 電話機(網制御装置) 2 自動ダイアル装置 3 演算制御回路 30 レジスタ 31 タイマ 7A、7B、7C 初期ポーズメモリ # ポーズ設定キー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 自動ダイアル装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る自動ダイアル装置の構成
図である。
【図2】ポーズ時間設定の為のフローチャート図。
【図3】自動ダイアルメモリ用の動作手順を示す作用図
【符号の説明】 1 電話機(網制御装置) 2 自動ダイアル装置 3 演算制御回路 30 レジスタ 31 タイマ 7A、7B、7C 初期ポーズメモリ # ポーズ設定キー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線状態を内線から外線若しくは外線か
    ら内線へ切換える為に更には異種の回線へ切換える際
    に、ダイアル信号発信途中で所定時間ダイアル発信を停
    止するポーズ時間を設定可能に構成した自動ダイアル装
    置に於いて、 任意のポーズ設定キーのキー操作によって指定可能な複
    数の記憶手段と、該記憶手段より読み出されたデータを
    逐次加算する手段を有し、 該加算手段により加算された演算値をポーズ時間として
    設定可能に構成した事を特徴とする自動ダイアル装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が単一のポーズ設定キーの
    操作回数によって指定可能に構成された請求項1記載の
    自動ダイアル装置
  3. 【請求項3】 前記キー操作間隔をカウントするタイマ
    ーを設け、該タイマ値に基づいて記憶手段指定用の操作
    回数が継続しているか終了しているかを判断可能に構成
    した請求項2記載の自動ダイアル装置
  4. 【請求項4】 ポーズ設定キーの操作回数の終了信号を
    発信する別異のキーを設けた請求項2記載の自動ダイア
    ル装置
JP4823791U 1991-05-30 1991-05-30 自動ダイアル装置 Pending JPH069249U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823791U JPH069249U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 自動ダイアル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823791U JPH069249U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 自動ダイアル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069249U true JPH069249U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12797840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4823791U Pending JPH069249U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 自動ダイアル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069249U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146162A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Sadayuki Kato Electronic timer having key and addition performance
JPS59151559A (ja) * 1983-02-18 1984-08-30 Fujitsu Ltd オ−トダイヤル装置
JPS61123250A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Oki Electric Ind Co Ltd リダイヤル装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146162A (en) * 1975-06-11 1976-12-15 Sadayuki Kato Electronic timer having key and addition performance
JPS59151559A (ja) * 1983-02-18 1984-08-30 Fujitsu Ltd オ−トダイヤル装置
JPS61123250A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Oki Electric Ind Co Ltd リダイヤル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02228860A (ja) メモリデータ登録方式
JPH069249U (ja) 自動ダイアル装置
JPH0691571B2 (ja) 電話機
JP2546814Y2 (ja) 自動ダイアル装置
KR100238480B1 (ko) 전화단말장치의 재다이얼방법
JP2000196729A (ja) 情報通信装置
JPH01101767A (ja) 多機能電話システム
JPS6292644A (ja) 通信装置
JP2579122Y2 (ja) 自動ダイヤル装置のポーズ時間設定装置
JPH0376359A (ja) 多数送信機能付ファクシミリ装置
KR20030032092A (ko) 예측 지능형 통화키가 부착된 통신 단말기
JPS63294047A (ja) 電話機
JPH0810889B2 (ja) ダイヤル装置
JP3711306B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH05160894A (ja) 自動ダイヤル装置
JPH05304568A (ja) 自動発信機能付きisdn装置
JPH04354235A (ja) 自動ダイアル装置
JPH05327902A (ja) 通信装置
JPH0548742A (ja) ボタン電話装置の転送制御方式
JPH0311858A (ja) ダイヤル発信装置
JPS61146048A (ja) 電話装置
JPH04336862A (ja) ファクシミリ装置
JPS58170261A (ja) 自動ダイヤル発信方式
JPS61276456A (ja) 通信装置
JPH0563820A (ja) 蓄積ダイヤル情報再発信方式