JPH069238A - 珪素を含有している原料を融解するための、特に鉱物綿を造るための方法および原料混合物を予加熱するための装置 - Google Patents

珪素を含有している原料を融解するための、特に鉱物綿を造るための方法および原料混合物を予加熱するための装置

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JPH069238A
JPH069238A JP4332013A JP33201392A JPH069238A JP H069238 A JPH069238 A JP H069238A JP 4332013 A JP4332013 A JP 4332013A JP 33201392 A JP33201392 A JP 33201392A JP H069238 A JPH069238 A JP H069238A
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JP4332013A
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English (en)
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Hermann Fleckenstein
ヘルマン・フレッケンシュタイン
Heinz-Juergen Ungerer
ハインツ−ユルゲン・ウンゲラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Isover G+H AG
Original Assignee
Gruenzweig und Hartmann AG
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B3/00Charging the melting furnaces
    • C03B3/02Charging the melting furnaces combined with preheating, premelting or pretreating the glass-making ingredients, pellets or cullet
    • C03B3/023Preheating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C13/00Fibre or filament compositions
    • C03C13/06Mineral fibres, e.g. slag wool, mineral wool, rock wool
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/235Heating the glass
    • C03B5/237Regenerators or recuperators specially adapted for glass-melting furnaces
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 珪素を含有している原料を融解するための、
特に鉱物綿、特に玄武岩から成る石綿を造るための方法
およびこれらの原料混合物を予加熱するための装置を提
供すること。 【構成】 原料混合物の予加熱、槽排ガスの浄化および
不純物の融解物への再供給をまとまった作業工程として
同時にかつ同じ装置で行う。上記の方法を実施するため
に、収着剤のための貯蔵サイロ27並びに収着剤をこの
貯蔵サイロ27から貯蔵容器12に配量して供給するた
めの配量装置28が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1の上位概念に記載の、 −融解熱を化石燃料を燃焼させることにより融解槽
(1)に供給し、 −槽排ガスにより先ず燃焼空気を、引続き直接接触させ
て供給された原料混合物を予加熱し、 −槽排ガスを特に微粉塵および/またはフッ素、塩素或
いは類似物のような刺激性媒体で浄化し、 −析出した不純物を融解物に供給して、行う珪素を含有
している原料を融解するための、特に鉱物綿、特に玄武
岩から成る石綿を造るための方法に関する。
【0002】更に本発明は、特許請求の範囲の請求項7
に記載の、原料混合物のための貯蔵容器−その貯蔵容器
内を原料混合物を重力の作用により邪魔板に沿って下方
へと送られる−と槽排ガスのための少なくとも一つの下
方側面の流入口と少なくとも一つの上方側面の流出口と
を備え、この場合流入口が原料混合物内で相対している
端部に接続されている原料混合物の水平な流入管路に開
口しており、この流入管路がその上側において収斂状態
で、例えば逆V−字形の屋根形部に、その下側において
自然な傾斜角で存在している原料混合物によって区画さ
れており、分散して多数の流入口および流出口が設けら
れており、かつ流出口の各々に流出管路に相当する流出
管路が設けられている、珪素を含有している原料を融解
するための、特に鉱物綿、特に玄武岩から石綿を造るた
めの装置に関する。
【0003】
【従来の技術】特に粒状の玄武岩、また珪素をベースと
した圧縮したペレット或いは砕片のような珪素を含有し
ている原料の融解の際、油のような化石燃料を燃焼させ
るために融解槽に多量の空気が供給される。この空気は
燃料を融解槽の表面において大火炎で燃焼させ、相当量
の熱い排ガスを発生させる。槽表面上方の空域において
排ガス流は発生する、特にフッ素、塩素および二酸化硫
黄のような不純物を融解物から吸収する。それらの不純
物は環境を害し、従って槽排ガスが大気に流出する以前
に濾過しなけれはならない。特にフッ素は融剤として或
る割合で融解物内に含有されており、この融解物から発
生するフッ素を再び融解物内に戻し、その中のフッ素部
分を融剤として留保しなければならない。
【0004】特許請求の範囲の請求項1に記載のドイツ
連邦共和国特許公開第36 05509号公報から公知
の方法にあっては、原料予加熱器から発生する槽排ガス
は無機のフッ化物のような、微粉塵状のおよび/または
気体状の成分を浄化するために浄化装置に供給される。
浄化装置を去った後、排ガスは熱回収装置に入り、そこ
から通気煙突に達し、そこで場合によってもう一度槽排
ガスは最終浄化或いは濾過が行われる。
【0005】この公報に記載されている方法により原料
混合物と直接接触することによる熱交換の際槽排ガス内
で帯行される不純物、特にフッ素、塩素および類似の物
質のような微粉塵および有害な媒体の程度の差こそあれ
多量の部分が原料粒子に付着して析出し、再び融解物に
供給される、一方特に気体状の有害な媒体は原料混合物
との熱交換の後未だ著しい量で槽排ガス内に存在してい
る。ここで燃料空気を加熱した際著しい温度低下を可能
にするため、即ち150℃以下の温度で炉内において発
生する燃焼ガスにあって露点を下回った際に生じる酸凝
縮を回避するため、槽排ガス、特に気体状で酸性の刺激
性媒体のより以上の浄化が行われる。槽排ガスのこのよ
うな浄化は後続して設けられているフイルタに負担をか
けることがないこと以外に、或いは環境を阻害すること
がない以外に、燃焼空気の加熱以前に、この加熱の際に
槽排ガスの熱内容の十分な利用を可能にする、何故なら
槽排ガスの加熱装置からの炉内への流出温度が酸を形成
する不純物の排除により更に低下されるからである。こ
の公知の方法にあって原料混合物内に析出する不純物の
みならず、より以上の一連の浄化の際に析出する不純
物、特にフッ素のような融解物から奪われる重要な融剤
も融解物に再び供給される。
【0006】即ち、槽排ガスの流動方向で原料予加熱器
の後方に設けられている浄化装置は公知の方法にあって
は一方では槽排ガス内に含有されている気体状の有害な
媒体を除去して、燃料空気の加熱のために後続して設け
られている熱交換器内において十分な温度降下が達せら
れるようにし、他方では槽排ガス内に帯行される不純
物、特に融解物から奪われる融剤のような不純物を再び
融解物に供給する働きを行う。
【0007】ドイツ連邦共和国特許公開第36 05
509号公報に記載されている浄化装置は別個に、原料
予加熱器の後方に設けられている。槽排ガスの不純物を
回収し、再び融解物のための必要な成分としてこの融解
物に戻すため、浄化装置は不純物を収集しかつ戻すため
のシステムを備えている。この浄化装置は実際上有効で
あることが認められている。しかし、原料予加熱器の後
方に設けられていること、およびこれにより温度水準が
比較的低いことは欠点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、特許請求の範囲の請求項1の上位概念に記載の方
法並びに特許請求の範囲の請求項7の上位概念に記載の
装置を使用して、可能な限り付加的な経費を要すること
なく槽排ガスの微粉塵、フッ化物および塩化物の放出値
の有効な低減および融剤の融解物への再供給を達するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り特許請求の範囲の請求項1および請求項7に記載した
特徴により解決される。
【0010】原料混合物の予加熱、槽排ガスの浄化およ
び不純物の融解物内への再供給の工程を同時に一つのま
とったプロセスとしてかつ同じ装置で行うことにより装
置技術的に簡潔な方法構成が達せられる。
【0011】原料予加熱器から流出する槽排ガスが本質
的に不純物を含んでおらず、ただ僅かな量の微粉塵−こ
の粉塵は容易に特にこの微粉塵に適している乾燥フイル
タ或いは電気フイルタで濾別可能である−を含有してい
るに過ぎないので、プロセスの終期においてほぼ粉塵を
含有していない排ガスが得られ、この排ガスは技術手引
き書の要件にかなう十分な空気を含有しており、従って
それ以上の処置を行わなくとも周辺大気に放出すること
が可能である。同時に槽排ガスの流動方向で原料予加熱
器の後方に設けられている熱交換器は不純物で阻害され
ない。
【0012】特許請求の範囲の請求項2に記載の有利な
方法構成により、供給されたれた原料混合物と直接接し
ている槽排ガスの浄化は適当な収着剤を原料混合物に添
加することによって行われる。
【0013】特許請求の範囲の請求項3に記載の方法構
成により、収着剤は、特に粉末状吸収剤、特に石灰およ
び/またはソーダおよび液体、特に石灰乳および/また
は石灰/ソーダ−乳から成る混合物を含んでいる。石灰
乳および/または石灰−ソーダ−乳を添加することによ
り、原料混合物上での良好な面被覆およびこれにともな
い良好な吸収効率が達せられる。乳液はこの際噴霧ノズ
ルにより簡単に原料予加熱器内に装填された原料混合物
上に噴射される。
【0014】特許請求の範囲の請求項4に記載の方法構
成により、粉末状吸収剤がその都度配量されて原料混合
物に供給される。槽排ガスをフッ素および/または塩素
により浄化するための収着剤の濃度は、特許請求の範囲
の請求項5に記載の方法構成により、技術手引き書の規
定要件を充足する空気の量(TA−空気)を有する濃度
であるように選択される。
【0015】槽排ガスを浄化するために原料混合物に添
加される収着剤は本質的に融解物の性質にに不利な作用
を及ぼさず、従って特許請求の範囲の請求項6に記載の
方法構成により、収着剤は原料混合物と共に融解槽に供
給される。
【0016】特許請求の範囲の請求項7に記載の特徴に
より、本発明による方法を実施するため、原料予加熱器
の他に収着剤のための貯蔵サイロと収着剤を貯蔵サイロ
から原料予加熱器に配量して放出するための配量装置が
設けられているに過ぎない。収着剤を混合するために液
体を使用した場合、特許請求の範囲の請求項8に記載の
特徴により、液体容器並びに液体を液体容器から原料予
加熱器内に配量して噴霧するための噴霧機構が設けられ
ている。
【0017】原料予加熱器から流出する槽排ガスから粉
塵を除去して槽排ガスを浄化するため、特許請求の範囲
の請求項9に記載の特徴により、良好な分離効率を有す
る、特にこの目的のために構成されたフイルタが後接続
されている。
【0018】以下に添付した図面に図示した実施例に付
き本発明を詳しく説明する。
【0019】
【実施例】図1には、例えば鉱物綿を造るための珪素を
含有している原材料を融解するための通常の融解槽を参
照符号1で示した。融解工程を行うための熱エネルギー
を供給するために融解物の上方の空域内において参照符
号2の位置において燃焼空気が、参照符号3の位置でガ
ス或いは油のような化石燃料が供給される.これらの燃
料は底部表面の上側で長く拡がった火炎を形成する。そ
の際発生する槽排ガスは概略示した管路4を経て融解槽
1から導出され、この実施例の場合は向流−熱回収器の
様式の熱交換器5に供給される。この熱回収器には導管
6を経て予加熱作用を行う、熱を槽排ガスから吸収する
媒体としての燃焼空気が供給される。燃焼空気は熱交換
器5から導管7を経て融解槽1に達し、一方槽排ガスは
熱交換器5から導管8を経て原料予加熱器9に供給され
る。この原料予加熱器9は矢印10で示したような経路
で周辺温度の原料混合物が装填され、矢印11の経路で
槽排ガスに接触して予加熱された原料混合物を融解槽1
内に放出する。
【0020】原料予加熱器9は原料混合物のための貯蔵
容器12を備えており、この貯蔵容器12はその一方の
側に流入口13、そしてその相対する側に槽排ガスを排
出するための流出口14を備えている。流入口13は槽
排ガスのための流入管路15内に通じており、この流入
管路はその上側において薄い板から成る逆V−字状の屋
根形部材16を、その下側においては相応して自然の傾
斜角で存在している原料混合物により区画されている。
流入管路15はその流入口13に相対している側におい
て貯蔵容器12の相応する側壁により閉じられている。
【0021】流入管路15の上方を覆うように隙間をお
いて位置ずれして逆V−字状の屋根形部材17が設けら
れていることにより、相応する流出管路18が形成され
ている。この流出管路の一方の端部は流入口13を備え
た貯蔵容器12の壁部によって閉じられており、その他
端部は流出口14により形成されている。従って槽排ガ
スは導管8から流入口13を経て流入管路15内に流入
し、その側縁に沿って原料混合物内に流入し、矢印19
に沿ってこの原料混合物を流過し、上方の流出管路18
内に再び捕集され、流出口14を経て浄化装置9の貯蔵
容器12を去り導管20内に流入する。
【0022】本発明により原料予加熱器9は矢印21a
で示した様式で原料混合物の装填と同時に槽排ガスを浄
化するための収着剤が添加される。収着剤の原料予加熱
器9内への添加は図1には回路図でのみ示した。以下に
図2に従って詳しく説明する。
【0023】原料予加熱器から流出する槽排ガスは本質
的に不純物を含んでおらず、ただ僅かな量の微粉塵を含
んでいるに過ぎない。たの微粉塵は後接続されていてか
つ槽排ガスが導管20を経て流入する乾燥器もしくは電
気フイルタ21により濾別される。微粉塵フイルタ21
から槽排ガスはこの実施例の場合回転形熱交換器23の
様式で構成されている熱回収装置内に流入し、そこから
排気煙突24内に達し、そこでこの槽排ガスは周辺大気
内に放出される。熱交換器23は矢印25で示した周辺
空気の加熱に役立つ。この周辺空気は導管6を経て熱交
換器5に供給される。
【0024】熱交換器5内において、周辺空気温度の大
気温度からの上昇、即ち約20〜30℃の温度から約9
00℃の温度へと上昇が行われ、従って排ガス管路4内
で約1400℃の温度を有している槽排ガスが、その温
度が約530℃に降下する程度に熱量が吸収される。こ
れにより原料予加熱器9内での原料混合物の予加熱がた
だ約450℃までに行われるに過ぎない。加熱された燃
焼空気の温度は周辺温度に依存して導管6内において約
130℃から180℃となる。この加熱された燃焼空気
は熱交換器5内において1400℃の温かい排ガスと熱
交換されて約950℃の高い温度に加熱される。その結
果、導管8内の槽排ガスの温度は約600〜500℃に
降下する。原料混合物の予加熱は原料予加熱器9により
520〜580℃に行われ、その際導管8内の槽排ガス
の温度は、原料予加熱器9の適用温度が高温の日中にお
いても超過しないような温度に選択される。この温度は
通常の場合導管8内の槽排ガスの約650℃の温度に相
当する。定常な作業にあっては、導管20と22内の槽
排ガスの温度は本質的に等しく300〜350℃であ
り、従って槽排ガスはこの温度で熱交換器23内におい
て使用される空気の加熱に使用され、その際150〜2
00℃に冷却される。
【0025】導管8内に存在している槽排ガスは著しく
微粉塵と有害な気体成分、特にフッ素によって不純化さ
れており、従って大気に排出れさる以前に浄化されなけ
ればならない。更に、槽排ガスの不純物は融解物の必要
な成分として回収されなければならない。従って本発明
により原料予加熱器9は同時に浄化装置と回収装置の機
能を果たす。
【0026】図2に示した概略図により、本発明による
実施例を上記の事柄と関連付けて更に詳しく説明する。
先ず概略図示された貯蔵容器12を備えた原料予加熱器
9並びに発生する槽排ガス(粗ガス)のための回路のみ
を示した流入口13と浄化された槽排ガス(純粋ガス)
のための流出口14が認められる。移送装置26により
原材料、特に原料玄武岩が矢印10の方向で原料予加熱
器9内に充填され、予加熱が行われた後、矢印11の方
向で融解槽内に装填される。図2において原料予加熱器
9の上方には粉末収着剤のための貯蔵サイロ27が設け
られており、この貯蔵サイロから粉末が配量装置を介し
て配量されて例えばスターフイーダ28に原料玄武岩と
共に矢印12aの方向で原料予加熱器9内に装填され
る。選択的に液体容器29が設けられており、この液体
容器から石灰乳および/または石灰−ソーダ−乳がポン
プ30により送られ、噴霧機構、例えば原料予加熱器9
内にさらさらと装填される原料玄武岩に、噴霧ノズル3
1を経て矢印21bの方向で噴霧される。原料予加熱器
9内に導入される全吸収材料、即ち粉末状収着剤、石灰
乳は原材料と共に矢印11の方向で融解槽内に導入さ
れ、従って特に融解物から生じるフッ素は自動的に再び
融解物内に戻され、そこに存在しているフッ素部分が維
持れさる。
【0027】更に図2から明瞭に認められるように、原
料混合物の予加熱、槽排ガスの浄化および不純物の融解
物内への際供給のプロセスは同時にまとまったプロセス
として、かつ同じ装置で、即ち原料予加熱器9で行われ
る。収着剤を直接原料混合物に添加することにより、交
換面が大きいことにより、供給される原料混合物と直接
接触している槽排ガスの効果的な浄化が行われる。原料
予加熱器9はその機能以外に塩化物およびフッ化物を分
離するための反応器の機能を同時に行う。
【0028】収着剤である石灰とソーダは異なる化学形
態と組成をもって原料予加熱器9内に原料玄武岩と共に
添加される。以下に例を挙げて説明する。 水酸化カルシウム−水中懸濁液(約1〜7g/Nm3
特に2,5〜5g/Nm 3 ) 水酸化カルシウム−粉末の形態(約2,5g/Nm3 ) 炭酸ナトリウム−粉末の形態で(約4g/Nm3 ) 水酸化カルシウム+炭酸ナトリウム−粉末の形態で(そ
れぞれ約2,5〜3g/Nm3 ) 水酸化カルシウム+炭酸ナトリウム−水中懸濁液(それ
ぞれ約3〜4,5g/Nm3 ) 上記の数値は検出された有害物質の量によって異なるお
およその基準値である。測定の結果、原料予加熱器9の
出口の直ぐ近傍において既にフッ化物と塩化物の有害物
質濃度は技術手引き書の規定要件を充足する空気量を有
する濃度にまで低減されている。石灰とソーダの混合は
収着剤として有望なものであることは良く知られている
ことである。更に、炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )は
窒素酸化物とも反応し、従って付加的にNox−濃度の
低減が期待出来る。
【0029】原料予加熱器9から帯行されて来る粉塵は
多量の石灰とソーダを含有しており、従って原料予加熱
器9と粉塵フイルタとの間の導管20内でフッ化物と塩
化物が更に吸収される。
【0030】
【発明の効果】上記した本発明による方法と装置によ
り、周辺大気中に有害物質を放出することなく珪素を含
有している原料の融解、特に鉱物綿、特に玄武岩から成
る石綿を造ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方向構成を示した概略図である。
【図2】粉末状収着剤と液体添加物のための貯蔵容器を
備えた原料予加熱器の概略図である。
【符号の説明】
1 融解槽1 2 燃焼空気導入口 3 化石燃料導入口 4 槽排ガスのための管路 5 熱交換器 6,7,8,20,22 導管 9 原料予加熱器 12 貯蔵容器 13 流入口 14 流出口 15 流入−管路 16,17 屋根形部材 18 流出−管路 21 電気フイルタ 23 回転形熱交換器 24 排気煙突 26 送り装置 27 貯蔵サイロ 28 スターフイーダ 29 液体容器 30 ポンプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −融解熱を化石燃料を燃焼させることに
    より融解槽(1)に供給し、 −槽排ガスにより先ず燃焼空気を、引続き直接接触させ
    て供給された原料混合物を予加熱し、 −槽排ガスを特に塵埃および/またはフッ素、塩素或い
    は類似物のような刺激性媒体で浄化し、 −析出した不純物を融解物に供給して、行う珪素を含有
    している原料を融解するための、特に鉱物綿、特に玄武
    岩から成る石綿を造るための方法において、原料混合物
    の予加熱、槽排ガスの浄化および不純物の融解物への再
    供給をまとまったプロセスとして同時にかつ同じ装置で
    行うことを特徴とする、珪素を含有している原料を融解
    するための、特に鉱物綿、特に玄武岩から成る石綿を造
    るための方法。
  2. 【請求項2】 供給されたれた原料混合物と直接接して
    いる槽排ガスの浄化を収着剤を原料混合物に添加するこ
    とによって行うことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 収着剤が粉末状吸収剤、特に石灰および
    /またはソーダおよび液体、特に石灰乳および/または
    石灰/ソーダ−乳を含んでいることを特徴とする請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 粉末状吸収剤を別個にかつその都度配量
    して槽排ガスを浄化するために原料混合物に供給するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 槽排ガスの浄化を、技術手引き書の規定
    要件を充足する空気量の濃度を有する収着剤を含有する
    フッ素および/または塩素により行うことを特徴とする
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 槽排ガスを浄化するために添加された収
    着剤を原料混合物と共に融解槽に供給することを特徴と
    する請求項1から5までのいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 原料混合物のための貯蔵容器(12)−
    この貯蔵容器内を原料混合物が重力の作用により邪魔板
    に沿って下方へと送られる−と槽排ガスのための少なく
    とも一つの下方側面の流入口(13)と少なくとも一つ
    の上方側面の流出口(14)とを備え、この場合流入口
    (13)が原料混合物内で相対している端部に接続され
    ている原料混合物の水平な流入管路(15)に開口して
    おり、この流入管路がその上側において収斂状態で、例
    えば逆V−字形の屋根形部(16)に、その下側におい
    て自然な傾斜角で存在している原料混合物によって区画
    されており、分散して多数の流入口(13)および流出
    口(14)が設けられており、かつ流出口(14)の各
    々に流出管路(15)に相当する流出管路(18)が設
    けられている、珪素を含有している原料を融解するため
    の、特に鉱物綿、特に玄武岩から成る石綿を造るための
    装置において、収着剤のための貯蔵サイロ(27)並び
    に収着剤をこの貯蔵サイロ(27)から貯蔵容器(1
    2)に配量して供給するための配量装置(28)が設け
    られていることを特徴とする、珪素を含有している原料
    を融解するための、特に鉱物綿、特に玄武岩から成る石
    綿を造るための装置。
  8. 【請求項8】 液体容器(29)並びに液体をこの液体
    容器(29)から貯蔵容器(12)に配量して噴霧する
    ための噴霧機構(31)が設けられていることを特徴と
    する請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 微粉塵から槽排ガスを浄化するための、
    貯蔵容器(12)の上流出口(14)に入口側で接続さ
    れているフイルタ(21)が設けられていることを特徴
    とする請求項7或いは8に記載の装置。
JP4332013A 1991-12-17 1992-12-11 珪素を含有している原料を融解するための、特に鉱物綿を造るための方法および原料混合物を予加熱するための装置 Withdrawn JPH069238A (ja)

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DE4141625:2 1991-12-17

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