JPH0691376B2 - 電力増幅回路のシヨツク音防止回路 - Google Patents
電力増幅回路のシヨツク音防止回路Info
- Publication number
- JPH0691376B2 JPH0691376B2 JP61007270A JP727086A JPH0691376B2 JP H0691376 B2 JPH0691376 B2 JP H0691376B2 JP 61007270 A JP61007270 A JP 61007270A JP 727086 A JP727086 A JP 727086A JP H0691376 B2 JPH0691376 B2 JP H0691376B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- circuit
- capacitor
- ripple filter
- shock noise
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/30—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
- H03F1/305—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in case of switching on or off of a power supply
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は電力増幅回路のスタンバイ機能オン時のショッ
ク音防止回路に関する。
ク音防止回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕 一般に集積回路で用いられる電力増幅回路は、単一電源
型のS.E.P.P（Single Ended Push Pull）型である。従
来スタンバイ機能は、各部のバイアス回路をトランジス
タでスイッチングさせて行なっている。ここで電源が入
っていて、アンプが動作していないのをスタンバイ機能
オンといい、電源が入っていて、アンプが動作している
のをスタンバイ機能オフという。
型のS.E.P.P（Single Ended Push Pull）型である。従
来スタンバイ機能は、各部のバイアス回路をトランジス
タでスイッチングさせて行なっている。ここで電源が入
っていて、アンプが動作していないのをスタンバイ機能
オンといい、電源が入っていて、アンプが動作している
のをスタンバイ機能オフという。
従来のスタンバイ回路の一例を第２図に示す。図中１は
スタンバイ端子、2,3はスタンバイ端子のスレッショル
ド電圧を決める抵抗、４はスタンバイ機能を行うトラン
ジスタ、５はトランジスタ４によって実際にスイッチン
グを行うPNPトランジスタである。６はバイアス回路
部、７は単一電源型のS.E.P.P電力増幅回路、８は抵抗
である。この第２図において端子１にある電圧が加わ
り、その電圧を抵抗２と抵抗３で分割した電圧がVF以上
になると、NPNトランジスタ４が動作し、PNPトランジス
タ５のベース電流を流すので、PNPトランジスタ５も動
作し、バイアス回路に電流を供給し、アンプは動作状態
に入る。（この状態はスタンバイ機能オフ。なお端子１
に電圧が加わっていない状態がスタンバイ機能オン） 従来のスタンバイスイッチ機能では、スタンバイ機能オ
ン時、即ちアンプの動作がオフになった時、出力カップ
リングコンデンサの放電は行なわないので、電荷が残
り、出力に直流電圧として現れる。これが下がりきらな
い時に再びスタンバイ機能をオフ即ちアンプをオンとす
ると、アンプにオン時ショック音防止のためのミューテ
ィング回路が付属していた場合、このミューティング回
路により、出力カップリングコンデンサの電荷が急激に
放電され、ショック音となってしまう。
スタンバイ端子、2,3はスタンバイ端子のスレッショル
ド電圧を決める抵抗、４はスタンバイ機能を行うトラン
ジスタ、５はトランジスタ４によって実際にスイッチン
グを行うPNPトランジスタである。６はバイアス回路
部、７は単一電源型のS.E.P.P電力増幅回路、８は抵抗
である。この第２図において端子１にある電圧が加わ
り、その電圧を抵抗２と抵抗３で分割した電圧がVF以上
になると、NPNトランジスタ４が動作し、PNPトランジス
タ５のベース電流を流すので、PNPトランジスタ５も動
作し、バイアス回路に電流を供給し、アンプは動作状態
に入る。（この状態はスタンバイ機能オフ。なお端子１
に電圧が加わっていない状態がスタンバイ機能オン） 従来のスタンバイスイッチ機能では、スタンバイ機能オ
ン時、即ちアンプの動作がオフになった時、出力カップ
リングコンデンサの放電は行なわないので、電荷が残
り、出力に直流電圧として現れる。これが下がりきらな
い時に再びスタンバイ機能をオフ即ちアンプをオンとす
ると、アンプにオン時ショック音防止のためのミューテ
ィング回路が付属していた場合、このミューティング回
路により、出力カップリングコンデンサの電荷が急激に
放電され、ショック音となってしまう。
また、出力カップリングコンデンサ同様、リップルフィ
ルタのコンデンサも放電されない。一般にアンプのオン
時ショック音防止回路は、リップルフィルタの電位があ
るレベルより低い場合に動作するように構成されている
ことが多く、リップルフィルタのコンデンサに電荷が残
っていて、オン時ショック音防止回路が動作せず、ひど
いショック音を発生することもある。
ルタのコンデンサも放電されない。一般にアンプのオン
時ショック音防止回路は、リップルフィルタの電位があ
るレベルより低い場合に動作するように構成されている
ことが多く、リップルフィルタのコンデンサに電荷が残
っていて、オン時ショック音防止回路が動作せず、ひど
いショック音を発生することもある。
この発明は、上記の問題を解決するべくなされたもの
で、出力のカップリングコンデンサをすばやく放電して
しまい、再びスタンバイ機能がオフとなった時にも、シ
ョック音がでないような電力増幅回路のショック音防止
回路を提供するものである。
で、出力のカップリングコンデンサをすばやく放電して
しまい、再びスタンバイ機能がオフとなった時にも、シ
ョック音がでないような電力増幅回路のショック音防止
回路を提供するものである。
この発明は、リップル・フィルタとスタンバイ機能を備
えた単一電源型のS.E.P.P電力増幅回路において、スタ
ンバイ機能オンと連動してオンし、リップルフィルタの
コンデンサを放電すると同時に、その放電電流で出力カ
ップリングコンデンサを放電するトランジスタを駆動す
るトランジスタ、およびしかるのちにリップルコンデン
サの電位の低下を利用して前記トランジスタの駆動を停
止するトランジスタを具備してなることを特徴とするも
のである。
えた単一電源型のS.E.P.P電力増幅回路において、スタ
ンバイ機能オンと連動してオンし、リップルフィルタの
コンデンサを放電すると同時に、その放電電流で出力カ
ップリングコンデンサを放電するトランジスタを駆動す
るトランジスタ、およびしかるのちにリップルコンデン
サの電位の低下を利用して前記トランジスタの駆動を停
止するトランジスタを具備してなることを特徴とするも
のである。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第１
図は同実施例の回路図であるが、これは第２図のものと
対応させた場合の例であるから、対応個所には同一符号
を付して説明を省略する。第１図において11はリップル
フィルタ端子、12はリップルフィルタのコンデンサ、4,
13はスタンバイ機能を行なうトランジスタ、14はリップ
ル電圧によってコントロールされた放電回路を駆動する
トランジスタ、15はリップルコンデンサの放電を行ない
つつその放電々流で放電トランジスタ16を駆動するトラ
ンジスタ、17は出力カップリングコンデンサ、18は負荷
抵抗（スピーカ）、19,20は抵抗である。
図は同実施例の回路図であるが、これは第２図のものと
対応させた場合の例であるから、対応個所には同一符号
を付して説明を省略する。第１図において11はリップル
フィルタ端子、12はリップルフィルタのコンデンサ、4,
13はスタンバイ機能を行なうトランジスタ、14はリップ
ル電圧によってコントロールされた放電回路を駆動する
トランジスタ、15はリップルコンデンサの放電を行ない
つつその放電々流で放電トランジスタ16を駆動するトラ
ンジスタ、17は出力カップリングコンデンサ、18は負荷
抵抗（スピーカ）、19,20は抵抗である。
上述した如く図中11はリップルフィルタ端子で、外付け
で比較的大きなコンデンサ（リップルフィルタのコンデ
ンサ）12が接地との間に接続される。端子１はスタンバ
イ端子で、前述のように抵抗２および３によって分割さ
れた電圧がVF以上となるような電圧が印加されている
と、トランジスタ４および13は動作しており、前述の第
２図の回路のようにトランジスタ５がバイアス回路６に
電流を供給して、アンプは動作している。このときトラ
ンジスタ13は、ベースがリップルフィルタ端子に接続さ
れたトランジスタ14の流す電流をすべて吸収してしま
い、トランジスタ15のベースには電流が供給されず、ト
ランジスタ15は動作しない。
で比較的大きなコンデンサ（リップルフィルタのコンデ
ンサ）12が接地との間に接続される。端子１はスタンバ
イ端子で、前述のように抵抗２および３によって分割さ
れた電圧がVF以上となるような電圧が印加されている
と、トランジスタ４および13は動作しており、前述の第
２図の回路のようにトランジスタ５がバイアス回路６に
電流を供給して、アンプは動作している。このときトラ
ンジスタ13は、ベースがリップルフィルタ端子に接続さ
れたトランジスタ14の流す電流をすべて吸収してしま
い、トランジスタ15のベースには電流が供給されず、ト
ランジスタ15は動作しない。
端子１の電圧が下がって、抵抗２と抵抗３の接続点の電
位がVF以下になるとトランジスタ４および13はオフす
る。このうちトランジスタ４がオフし、トランジスタ５
からのバイアスへの電流がカットされるのは前述の通り
である。
位がVF以下になるとトランジスタ４および13はオフす
る。このうちトランジスタ４がオフし、トランジスタ５
からのバイアスへの電流がカットされるのは前述の通り
である。
一方トランジスタ４と同時にトランジスタ13も切れる。
このときコンデンサ12にはまだ電荷はあり、またVccは
印加された状態を保つからトランジスタ14はすぐにはオ
フとはならない。つまりトランジスタ15にベース電流が
供給され、トランジスタ15はオンとなる。トランジスタ
15はリップルフィルタのコンデンサ12を放電しつつその
放電電流をトランジスタ16のベースに供給し、トランジ
スタ16を動作させる。トランジスタ16は出力端子につな
がれており、出力カップリングコンデンサ17を放電し、
出力端の直流電圧を０とする。やがてリップルフィルタ
のコンデンサ12が放電され、リップルフィルタ端子の電
位が３VF以下になるとトランジスタ14が切れ、つづいて
トランジスタ15および16も切れ、完全なスタンバイ状態
となるものである。
このときコンデンサ12にはまだ電荷はあり、またVccは
印加された状態を保つからトランジスタ14はすぐにはオ
フとはならない。つまりトランジスタ15にベース電流が
供給され、トランジスタ15はオンとなる。トランジスタ
15はリップルフィルタのコンデンサ12を放電しつつその
放電電流をトランジスタ16のベースに供給し、トランジ
スタ16を動作させる。トランジスタ16は出力端子につな
がれており、出力カップリングコンデンサ17を放電し、
出力端の直流電圧を０とする。やがてリップルフィルタ
のコンデンサ12が放電され、リップルフィルタ端子の電
位が３VF以下になるとトランジスタ14が切れ、つづいて
トランジスタ15および16も切れ、完全なスタンバイ状態
となるものである。
従来、スタンバイ状態では放電されなかったリップルフ
ィルタのコンデンサおよび出力カップリングコンデンサ
が放電され、再度アンプが動作状態になろうとすると
き、オン時ショック音防止用のミューティング回路が通
常通り動作でき、またこの回路が動作したことで、出力
カップリングコンデンサが急速放電され、ショック音と
なって出てくることを防ぐことができるものである。
ィルタのコンデンサおよび出力カップリングコンデンサ
が放電され、再度アンプが動作状態になろうとすると
き、オン時ショック音防止用のミューティング回路が通
常通り動作でき、またこの回路が動作したことで、出力
カップリングコンデンサが急速放電され、ショック音と
なって出てくることを防ぐことができるものである。
第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は従来のス
タンバイ回路図である。 １…スタンバイ端子、2,3…電圧分割抵抗、4,13…スタ
ンバイ機能を行なうトランジスタ、５…スイッチイグト
ランジスタ、６…バイアス回路、７…S.E.P.P型電力増
幅回路、12…リップルフィルタのコンデンサ、14…トラ
ンジスタ、15…駆動トランジスタ、16…放電トランジス
タ、17…出力カップリングコンデンサ。
タンバイ回路図である。 １…スタンバイ端子、2,3…電圧分割抵抗、4,13…スタ
ンバイ機能を行なうトランジスタ、５…スイッチイグト
ランジスタ、６…バイアス回路、７…S.E.P.P型電力増
幅回路、12…リップルフィルタのコンデンサ、14…トラ
ンジスタ、15…駆動トランジスタ、16…放電トランジス
タ、17…出力カップリングコンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項１】リップルフィルタとスタンバイ機能を備え
た単一電源型S.E.P.P電力増幅回路において、スタンバ
イ機能と連動してオンしリップルフィルタのコンデンサ
を放電すると同時にその放電電流で出力カップリングコ
ンデンサの放電トランジスタを駆動する駆動トランジス
タと、しかるのちにリップルフィルタのコンデンサの電
位の低下を利用して前記駆動トランジスタの駆動を停止
するトランジスタとを具備したことを特徴とする電力増
幅回路のショック音防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61007270A JPH0691376B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 電力増幅回路のシヨツク音防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61007270A JPH0691376B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 電力増幅回路のシヨツク音防止回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62165410A JPS62165410A (ja) | 1987-07-22 |
| JPH0691376B2 true JPH0691376B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=11661336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61007270A Expired - Lifetime JPH0691376B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 電力増幅回路のシヨツク音防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0691376B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0446848Y2 (ja) * | 1987-10-30 | 1992-11-05 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP61007270A patent/JPH0691376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62165410A (ja) | 1987-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |