JPH0513046Y2 - - Google Patents

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JPH0513046Y2
JPH0513046Y2 JP1986176224U JP17622486U JPH0513046Y2 JP H0513046 Y2 JPH0513046 Y2 JP H0513046Y2 JP 1986176224 U JP1986176224 U JP 1986176224U JP 17622486 U JP17622486 U JP 17622486U JP H0513046 Y2 JPH0513046 Y2 JP H0513046Y2
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transistor
power supply
power
voltage
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電源スイツチにより分離された第1
及び第2電源ラインを備える増幅回路に関し、特
に電源リツプルにより誤動作しない様工夫された
電源投入検知回路を備える増幅回路に関する。 (ロ) 従来の技術 実公昭58−46564号公報に記載されている如く、
電源スイツチにより分離された第1及び第2電源
ラインを備える増幅回路が知られている。前記増
幅回路の第1電源ラインには、出力トランジスタ
のコレクタが直接接続され、第2電源ラインに
は、出力トランジスタのベースバイアス回路を含
み、出力トランジスタを除く他の増幅回路が接続
される。その場合、第2図に示す如く、出力トラ
ンジスタ1のコレクタは直接第1電源ライン2に
接続されるが、他の増幅回路に対する動作電圧
は、第2電源ライン3とアースとの間に直列接続
される抵抗4及びダイオード5の接続中点Aに発
生する。第2図において、電源スイツチ6が図示
の如く開放されていれば、点Aに動作電圧が発生
せず、出力トランジスタ1のベースにバイアスが
供給されないので、コレクタが第1電源ライン2
に接続されていても出力トランジスタ1がオンす
ることは無い。また、電源スイツチ6が閉成され
ると、点Aに動作電圧が発生し、該動作電圧に応
じて出力トランジスタ1のベースにバイアスが印
加されるので、前記出力トランジスタ1がオン
し、出力端子7に増幅された出力信号が発生す
る。その際、出力トランジスタ1のコレクタ電流
が電源スイツチ6に流れないので、前記電源スイ
ツチ6の接点損傷等が防止される。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図の増幅回路の場合、電源
(+Vcc)にリツプルが重畳すると、前記リツプル
が第1電源ライン2、電源スイツチ6及び第2電
源ライン3を介して点Aに発生し、それが後段に
伝送される為、前記リツプルが増幅回路に大きな
妨害を与え問題であつた。特に前記点Aに発生す
る電圧を制御信号として用いる場合は、リツプル
によつて前記制御信号が変動し、被制御回路が誤
動作するという問題もあつた。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、ア
ノードが第1電源ラインに接続されるダイオード
と、エミツタが第2電源ラインに、ベースが前記
ダイオードのカソードにそれぞれ接続される第1
トランジスタと、第2電源ラインに接続される時
定数回路と、該時定数回路から得られる電圧に応
じて前記ダイオードの動作電流を供給する第2ト
ランジスタから成る電源投入検知回路を有する点
を特徴とする。 (ホ) 作用 本考案に依れば、電源スイツチが投入されてい
るとき、第1トランジスタのエミツタ及びベース
に電源リツプルが等しく印加されるので、前記第
1トランジスタのベース・エミツタ間電圧が前記
電源リツプルによつて変化しない。その為、前記
第1トランジスタのコレクタに電源リツプルの影
響を受けない電圧もしくは電流を発生させること
が出来る。また、電源スイツチが遮断されると、
第1トランジスタが直ちにオフになり、第2電源
ラインへの電源供給が遮断されたことを検知する
ので、前記第1トランジスタのコレクタに得られ
る信号を用いて電源オフ時のシヨツク音発生を防
止することが出来る。 (ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
8は商用電源等の交流電圧を整流、平滑して得ら
れる直流電源電圧(+Vcc)が直接印加される第
1電源ライン、9は電源スイツチ、10は該電源
スイツチ9が投入されると、前記電源電圧(+
Vcc)が印加される第2電源ライン、11はコレ
クタが前記第1電源ライン8に、エミツタが出力
端子12に接続された出力トランジスタ、13は
アノードが前記第1電源ライン8に接続されたダ
イオード、14はエミツタが第2電源ライン10
に、ベースが前記ダイオード13のコレクタにそ
れぞれ接続された第1トランジスタ、15は抵抗
16とコンデンサ17との直列回路から成り、前
記抵抗16の一端が第2電源ライン10に接続さ
れた時定数回路、及び18は前記コンデンサ17
の端子電圧に応じてオンし、前記ダイオード13
に動作電流を供給する第2トランジスタである。 電源スイツチ9の投入前においては、時定数回
15のコンデンサ17が放電状態にあり、第1
及び第2トランジスタ14及び18がオフしてい
る。電源スイツチ9を投入すると、第2電源ライ
ン10に電源電圧(+Vcc)が印加され、コンデ
ンサ17の充電が開始される。前記コンデンサ1
7の端子電圧が上昇し第2トランジスタ18がオ
ンすると、ダイオード13に所定の電流が流れ、
それに応じて第1トランジスタ14がオンする。
従つて、制御出力端子19に前記第1トランジス
タ14のコレクタ電流と抵抗20の抵抗値とによ
つて決まる出力電圧が発生する。従つて、前記制
御出力端子19に得られる出力電圧により、電源
スイツチ9が投入されたことを検知出来る。 電源スイツチ9が投入された状態においては、
ダイオード13のアノード電圧及び第1トランジ
スタ14のエミツタ電圧が等しく電源電圧(+
Vcc)となる。その為、電源電圧にリツプルが重
畳みされたとしても、第1トランジスタ14のエ
ミツタ電圧及びベース電圧が前記リツプルにより
等しく変化し、前記第1トランジスタ14のベー
ス・エミツタ間電圧は変化しない。従つて、電源
にリツプルが重畳されたとしても、制御出力端子
19に得られる出力電圧は、前記リツプルの影響
を受けない。 電源スイツチ9を遮断すると、ダイオード13
のアノードには電源電圧が印加され続けるが、第
1トランジスタ14のエミツタ電圧はコンデンサ
17の端子電圧に応じたものとなる。そして、前
記コンデンサ17の端子電圧が前記電源電圧によ
りも低下すると、直ちに第1トランジスタ14が
オフになり、制御出力端子19の出力電圧が零に
なる。 第3図は、本考案の具体回路例を示すもので、
21は差動増幅回路から成る前段増幅部、22
プツシユプル増幅回路から成る後段増幅部、23
はコレクタが第2電源ライン10に、ベースが時
定数回路15のコンデンサ17の一端にそれぞれ
接続され、そのエミツタ電流が前記後段増幅部
2の動作電流となる電流源トランジスタ、24は
コレクタが前記電流源トランジスタ23のエミツ
タに、ベースが第2トランジスタ18のベースに
それぞれ接続された第1制御トランジスタ、25
はコレクタが前記第1制御トランジスタ24のベ
ースに、ベースが第1トランジスタ14のコレク
タに接続された第2制御トランジスタ、及び26
はコレクタが第1電源ライン8に、ベースが時定
数回路15のコンデンサ17の一端にそれぞれ接
続された第3制御トランジスタである。尚、第3
図において、第1図と同一の回路素子に同一の符
号を付し、説明を省略する。 電源スイツチ9が投入されると、時定数回路
5のコンデンサ17の充電が開始され、前記コン
デンサ17の端子電圧が所定値に達すると、第3
制御トランジスタ26がオンし、前段増幅部21
等への動作電流の供給が開始される。同時に、第
2トランジスタ18がオンし、それに応じて第1
トランジスタ14がオンするので、第2制御トラ
ンジスタ25がオン、第1制御トランジスタ24
がオフになり、電流源トランジスタ23のエミツ
タ電流が後段増幅部22に動作電流として供給さ
れ、前段増幅部21及び後段増幅部22が増幅動
作を開始する。電源スイツチ9が投入されている
間は、第1トランジスタ14がオンし続け、第1
制御トランジスタ24がオフし続けるので、電源
投入検知回路は正常な増幅動作に悪影響を及ぼさ
ない。また、第1図の場合と同様、電源電圧にリ
ツプルが重畳されたとしても、その影響が第1ト
ランジスタ14のコレクタに現われないので、第
1及び第2制御トランジスタ25及び24がリツ
プルにより誤動作するのを防止出来る。 増幅回路は、入力端子27に印加される入力信
号を差動型の前段増幅部21で増幅し、後段増幅
22の前置駆動トランジスタ28でA級増幅し
た後、上側駆動トランジスタ29と上側出力トラ
ンジスタ30及び下側駆動トランジスタ31と下
側出力トランジスタ32でB級プツシユブル増幅
し、出力端子33に増幅された出力信号を発生さ
せるものであるが、一般的な動作の為、その詳細
は省略する。 電源スイツチ9を遮断すると、第1電源ライン
8の電圧は電源電圧(+Vcc)に維持されるが、
第2電源ライン10の電圧はコンデンサ17の端
子電圧に応じて低下する。その為、電源スイツチ
9を遮断すると、第1トランジスタ14及び第2
制御トランジスタ25がオフになり、それに応じ
て第1制御トランジスタ24がオンになる。その
時、コンデンサ17の端子電圧は未だ十分に高い
為、第3制御トランジスタ26はオンになつてお
り、第1制御トランジスタ24のベース電流は、
前記第3制御トランジスタ26のエミツタから供
給され続ける。前記第1制御トランジスタ24が
オンになると、電流源トランジスタ23のエミツ
タ電圧が低下し、ブートストラツプコンデンサ3
4の蓄積電荷が前記第1制御トランジスタ24の
コレクタ・エミツタ路により放電される。その
為、前記ブートストラツプコンデンサ34の残り
電荷に起因する電源遮断時のシヨツク音発生が、
前記第1制御トランジスタ24により防止され
る。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、電源スイツ
チにより分離された第1及び第2電源ラインを備
える増幅回路の前記電源スイツチの投入・遮断に
対応した出力信号を発生させることが出来る。そ
の際、前記第1及び第2電源ラインにリツプルが
重畳されても、前記出力信号が前記リツプルによ
り変化しないので、リツプルの影響を受けること
無く前記出力信号を発生させることが出来る。更
に実施例の如く、前記出力信号を用いて電源遮断
時にブートストラツプコンデンサの放電を行なえ
ば、電源遮断時のシヨツク音発生を防止すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来の増幅回路を示す回路図、及び第3図
は本考案の具体回路例を示す回路図である。 8……第1電源ライン、9……電源スイツチ、
10……第2電源ライン、13……ダイオード、
14……第1トランジスタ、15……時定数回
路、18……第2トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力トランジスタのコレクタが直接接続される
    第1電源ラインと、電源スイツチを介して前記第
    1電源ラインに接続される第2電源ラインとを備
    える増幅回路において、アノードが前記第1電源
    ラインに接続されるダイオードと、エミツタが前
    記第2電源ラインに、ベースが前記ダイオードの
    カソードにそれぞれ接続される第1トランジスタ
    と、前記第2電源ラインに接続される時定数回路
    と、該時定数回路から得られる電圧に応じて前記
    ダイオードの動作電流を供給する第2トランジス
    タとから成る電源投入検知回路を設け、前記電源
    スイツチが投入されたとき、前記第1トランジス
    タのコレクタに出力信号を発生する様にしたこと
    を特徴とする増幅回路。
JP1986176224U 1986-11-17 1986-11-17 Expired - Lifetime JPH0513046Y2 (ja)

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JP1986176224U JPH0513046Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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JPS6381514U JPS6381514U (ja) 1988-05-28
JPH0513046Y2 true JPH0513046Y2 (ja) 1993-04-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261206A (ja) * 1984-06-07 1985-12-24 Rohm Co Ltd ミユ−テイング回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261206A (ja) * 1984-06-07 1985-12-24 Rohm Co Ltd ミユ−テイング回路

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JPS6381514U (ja) 1988-05-28

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