JPH0691374B2 - Fm変調回路の調整回路 - Google Patents

Fm変調回路の調整回路

Info

Publication number
JPH0691374B2
JPH0691374B2 JP32108288A JP32108288A JPH0691374B2 JP H0691374 B2 JPH0691374 B2 JP H0691374B2 JP 32108288 A JP32108288 A JP 32108288A JP 32108288 A JP32108288 A JP 32108288A JP H0691374 B2 JPH0691374 B2 JP H0691374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
differential amplifier
modulation
adjusting
modulation circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32108288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02165707A (ja
Inventor
克巳 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32108288A priority Critical patent/JPH0691374B2/ja
Publication of JPH02165707A publication Critical patent/JPH02165707A/ja
Publication of JPH0691374B2 publication Critical patent/JPH0691374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Amplitude Modulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダなどに用いられるFM変調回路
の調整回路に関するもので、特にFM変調回路の可変周波
数範囲及び中心周波数を容易に調整することの出来るFM
変調回路の調整回路に関する。
(ロ)従来の技術 FM変調回路の中心周波数及び可変周波数範囲を2つの可
変抵抗を用いて調整出来るようにしたFM変調回路の調整
回路が、実開昭60−150865号公報に記載されている。第
2図は前記調整回路を示す回路図で、入力端子(1)か
らの入力信号は、バッファ用のトランジスタ(2)を介
して、ベースが基準電源(3)に接続されたトランジス
タ(4)のエミッタに印加される。すると、入力信号の
レベルに応じた電流がトランジスタ(4)のコレクタに
流れ、それと等しい電流がトランジスタ(5)のコレク
タからFM変調回路(6)に供給される。第2図におい
て、無信号時は点Aの電圧と点Bの電圧とが等しく設定
されるので、第1可変抵抗(7)の調整によりトランジ
スタ(4)に流す電流を自由に設定出来る。その為、FM
変調回路(6)の中心周波数を所望の値に設定すること
が出来る。又、第2可変抵抗(8)の調整により点Aか
ら点Bに流す電流の値を設定することが出来る。そうす
ることにより、入力信号に応じてFM変調回路(6)に流
す電流の値を規定することが出来、その可変周波数範囲
を調整することが出来る。
尚、第2図の回路において(9)はICを示し、(10)及
び(11)は前記IC(9)の外付ピンを示している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の回路においては、無信号時に点
AB間に電流を流さないようにしてもオフセットが生じて
電流が流れてしまう。その為、中心周波数及び可変周波
数範囲の正確な設定が出来なかった。又、信号路がIC
(9)の外部に一旦出た後、再び取り込まれる構成とな
っている為、外部からの不要輻射の影響を受け易く、逆
に外部に対して不要輻射を発生するという問題があっ
た。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、入力信号を
増幅する第1の差動増幅回路と、該第1の差動増幅回路
の利得を調整する第1の調整手段と、前記第1の差動増
幅回路の出力信号を増幅する第2の差動増幅回路と、該
第2の差動増幅回路の利得を調整する第2の調整手段
と、前記第2の差動増幅回路の出力信号が変調信号とし
て印加されるFM変調回路と、を備え、前記第1の差動増
幅回路の利得を変えることにより前記FM変調回路の可変
周波数範囲を調整すると共に前記第2の差動増幅回路の
利得を変えることにより前記FM変調回路の中心周波数を
調整するようにしたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、FM変調回路の可変周波数範囲及び中心
周波数を設定するのに際し、直列に接続された、第1及
び第2の差動増幅回路を配置し、第1の差動増幅回路の
動作電流を調整することにより前記可変周波数範囲を調
整し、第2の差動型増幅回路の動作電流を調整すること
により前記中心周波数を調整するようにしている。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(12)は
FM変調される入力信号が印加される入力端子、(13)は
エミッタが抵抗(14)を介して共通接続されると共にコ
レクタが各々ダイオード(15)及び(16)に接続された
第1及び第2トランジスタ(17)及び(18)から成る第
1差動増幅回路、(19)及び(20)は前記第1及び第2
トランジスタ(17)及び(18)のエミッタに各々接続さ
れた第1及び第2電流源トランジスタ、(21)はエミッ
タが共通接続されると共にベース間に前記第1差動増幅
回路(13)の出力信号が印加される第3及び第4トラン
ジスタ(22)及び(23)から成る第2差動増幅回路、
(24)は前記第3及び第4トランジスタ(22)及び(2
3)の共通エミッタに接続された第3電流源トランジス
タ、(25)は前記第1及び第2電流源トランジスタ(1
9)及び(20)に流す電流を調整する為の第1可変抵
抗、(26)は前記第3電流源トランジスタ(24)に流す
電流を調整する為の第2可変抵抗、(27)及び(28)は
前記第2差動増幅回路(21)の出力電流を反転する第1
及び第2電流ミラー回路、及び(29)は前記第1及び第
2電流ミラー回路(27)及び(28)の出力電流をFM変調
するFM変調回路である。
まず、無信号時の場合について説明する。この場合、入
力端子(12)の電圧は、基準電源(30)の電圧と等しく
なるので、第1及び第2トランジスタ(17)及び(18)
には等しい電流が流れ、第3及び第4トランジスタ(2
2)及び(23)のベース電圧は、互いに等しくなる。そ
の為、第3電流源トランジスタ(24)に流れる電流をI0
とすれば、第3及び第4トランジスタ(22)及び(23)
のコレクタに流れる電流は、それぞれI0/2となり、各々
第1及び第2電流ミラー回路(27)及び(28)で反転さ
れ、FM変調回路(29)に供給される。FM変調回路(29)
は、一般に良く用いられるものであるので簡単に説明す
る。第1図において、トランジスタ(31)、(32)及び
(33)に電流が流れると、トランジスタ(34)及び(3
5)とトランジスタ(36)及び(37)とが交互にオン
し、コンデンサ(38)の充放電が繰り返えされて、互い
に逆相のFM変調された信号が出力端子(39)及び(40)
に導出される。前記トランジスタ(31)及び(32)とト
ランジスタ(33)とに流れる電流の値に応じて前記コン
デンサ(38)の充放電の時間が変化し、発振周波数が変
化する。従って、第3電流源トランジスタ(24)に流す
電流を調整すれば、FM変調回路(29)の中心周波数を調
整することが出来る。そこで、第1図においては第3電
流源トランジスタ(24)と電流ミラー関係に接続された
トランジスタ(41)のコレクタに第2可変抵抗(26)を
接続し、第2可変抵抗(26)の値を調整することによっ
て所望の中心周波数の設定を行なっている。
次に入力端子(12)から第1トランジスタ(17)のベー
スにFM変調される入力信号が印加されたとすると、前記
入力信号は第1差動増幅回路(13)で増幅された後、第
2差動増幅回路(21)のベース間に印加され、更に増幅
される。その為、前記入力信号のレベルに応じた電流が
第1及び第2電流ミラー回路(27)及び(28)を介し
て、FM変調回路(29)に流れ、その発振周波数が変化す
る。FM変調回路(29)の可変周波数範囲は、入力電流の
大きさを規定することによって、定めることが出来る。
前記入力電流の大きさを定める回路は、第1図の場合、
第1及び第2差動増幅回路(13)及び(21)であるが、
前記第2差動増幅回路(21)は、中心周波数設定用に一
定利得となっている。そこで、第1図においては、第1
及び第2電流源トランジスタ(19)及び(20)に流す電
流の値を第1可変抵抗(25)の値を調整することによっ
て、調整し、第1差動増幅回路(13)の利得を制御して
いる。そうすることによって、入力信号のレベルを自由
に設定出来、所望の可変周波数範囲を得ることが出来
る。
尚、第1図の回路をIC化する場合には、第1及び第2可
変抵抗(25)及び(26)がICの外付であり信号路をICの
外部に導出させる必要が無いので、不要輻射の問題が生
ずることは無い。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依ればFM変調回路のフリーラ
ン周波数及び可変周波数範囲を簡単に設定することが出
来るFM変調回路の調整回路を提供出来る。
特に本発明においては、独立に調整が可能で、一方の調
整を行なってもそれが他方に影響を及ぼすことがないの
で、2つの調整を簡単に行なうことが出来る。
又、本発明に依れば、増幅回路の利得を変えることによ
って、2つの調整を行なっているので、IC化に際しても
信号路をICの外に導出させる必要が無い。その為、外部
への及び外部からの不要輻射の問題が起こることは無
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来のFM変調回路の調整回路を示す回路図である。 (13)…第1差動増幅回路、(21)…第2差動増幅回
路、(25)…第1可変抵抗、(26)…第2可変抵抗、
(29)…FM変調回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイアス電流の変化に応じて発振周波数が
    変化するFM変調回路と、 該FM変調回路でFM変調される信号を増幅する第1の差動
    増幅回路と、 該第1の差動増幅回路の利得を調整する第1の調整手段
    と、 前記第1の差動増幅回路の出力信号が印加され、前記FM
    変調回路の中心周波数を設定するバイアス電流を前記FM
    変調回路に供給する第2の差動増幅回路と、 該第2の差動増幅回路の出力バイアス電流の値を変化さ
    せる第2の調整手段と、 を備え、前記第1の差動増幅回路の利得を変えることに
    より前記FM変調回路の可変周波数変化範囲を調整すると
    ともに前記第2の差動増幅回路の出力バイアス電流を変
    えることにより前記FM変調回路の中心周波数を調整する
    ようにしたことを特徴とするFM変調回路の調整回路。
JP32108288A 1988-12-20 1988-12-20 Fm変調回路の調整回路 Expired - Lifetime JPH0691374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32108288A JPH0691374B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 Fm変調回路の調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32108288A JPH0691374B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 Fm変調回路の調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02165707A JPH02165707A (ja) 1990-06-26
JPH0691374B2 true JPH0691374B2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=18128609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32108288A Expired - Lifetime JPH0691374B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 Fm変調回路の調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0691374B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02165707A (ja) 1990-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4498053A (en) Current amplifier
JPH08237054A (ja) 利得可変回路
JP2733962B2 (ja) 利得制御増幅器
US5028882A (en) Multiple output operational amplifier
JPH0691374B2 (ja) Fm変調回路の調整回路
JPS6144409B2 (ja)
JPS6213844B2 (ja)
JP2937316B2 (ja) Fm変調器
EP0377978B1 (en) A PLL control apparatus
JPS631768B2 (ja)
JPH0527282B2 (ja)
JPS6115622Y2 (ja)
JPH06276037A (ja) オーディオ用パワーアンプ
JP3075914B2 (ja) フィルタの調整回路
JPH0225286B2 (ja)
JPS6222284B2 (ja)
JPH0339933Y2 (ja)
JP2969665B2 (ja) バイアス電圧設定回路
JP2650108B2 (ja) Fm変調回路
SU1713083A1 (ru) Выходной каскад усилител мощности
JPH033403B2 (ja)
JPH10335951A (ja) 差動増幅器
JPS605622Y2 (ja) 増幅器のバイアス回路
JPH0586083B2 (ja)
JPS6020610A (ja) 電圧利得可変増幅器