JPH069106B2 - ディジタルデ−タ検出器 - Google Patents

ディジタルデ−タ検出器

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JPH069106B2
JPH069106B2 JP62182985A JP18298587A JPH069106B2 JP H069106 B2 JPH069106 B2 JP H069106B2 JP 62182985 A JP62182985 A JP 62182985A JP 18298587 A JP18298587 A JP 18298587A JP H069106 B2 JPH069106 B2 JP H069106B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ディジタルデータ伝送系におけるディジタ
ル変調信号からディジタルデータを検出するディジタル
データ検出器に関するものである。
[従来の技術] 従来より、ディジタル変調信号よりディジタルデータを
検出する装置は種々提案されている。その一例として、
特開昭59−92410号公報に示されたディジタル検
出装置がある。この装置は次のようにしてディジタル変
調信号からディジタルデータを検出するものである。デ
ィジタル変調信号をチヤネルビットレートのm倍(m>
1)の周波数でサンプリングする。ここでは、チャネル
ビットレートの2倍の周波数でサンプリングするものと
する。そして、現在のサンプリング点におけるサンプリ
ングデータSi+1と前のサンプリング点におけるサンプリ
ングデータSiとを用いて、ディジタル変調信号が基準レ
ベルと交差する点から現在のサンプリング点までの位相
間隔Pを次式により求める。なお、サンプリング点の位
相は、チャネルビット期間をN等分し、0〜N−1の値
で表わすものとする。
ここで、N/2はチャネルビット間隔の半分の値を示し
ている。そして、前のサンプリング点の位相Piに所定の
値(N/2)を加えることによつて現在のサンプリング
点の位相の予測値を求める。さらに、現在のサンプリン
グ点の位相の予測値を次式を用いて補正することによ
り、現在のサンプリング点の位相Pi+1を算出する。
ここで、Kは0<K≦1となる係数である。
一方、ディジタル変調信号が現在のサンプリング点と前
のサンプリング点との間において基準レベルと交差しな
い場合には、現在のサンプリング点の位相Pi+1は次式に
よつて算出する。
このようにして求められた各サンプリング点のサンプリ
ングデータおよびそのサンプリング点の位相に基づい
て、ディジタル変調信号に同期するクロックおよびその
クロックに対応するディジタルデータを検出する。
なお、このデータ検出装置は、多チャンネルの入力に対
しては、各チャンネルを互いにずれたタイミングでサン
プリングし、順次信号に変換して入力することで対処す
ることができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の従来のデータ検出装置によれば、ディジタル変調
信号が基準レベルと交差しない場合には、式(3)によ
り現在のサンプリング点の位相が求められ、隣接する2
つのサンプリング点の位相間隔はいつも一定の値N/2
となる。このため、ワウフラツタ等による周波数変動が
大きくなると、算出される位相はその周波数変動に追従
することができず、データの誤検出が発生するという問
題があつた。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、周波数変動が大きくなつてもデータの誤検出
が少ないようなディジタルデータ検出器を得ることを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るディジタルデータ検出器は、サンプリン
グデータ検出手段、位相間隔算出手段、位相算出手段、
クロック検出手段、およびデータ検出手段を備えてい
る。
前記サンプリングデータ検出手段は、ディジタル変調信
号を一定の周波数でサンプリングするものである。前記
位相間隔算出手段は、サンプリングデータ検出手段によ
り検出されたサンプリングデータに基づいて、ディジタ
ル変調信号が基準レベルと交差する点から現在のサンプ
リング点までの位相間隔を算出するものである。前記位
相算出手段は、現在のサンプリング点より1つ前のサン
プリング点の位相および3つ前のサンプリング点の位相
に基づいて、現在のサンプリング点の位相を算出するも
のである。
また、前記クロック検出手段は、位相算出手段により算
出された各サンプリング点の位相に基づいて、ディジタ
ル変調信号に同期するクロック信号を検出するものであ
る。前記データ検出手段は、前記位相間隔、前記現在の
サンプリング点の位相および前記クロック信号に基づい
て、ディジタル変調信号からディジタルデータを検出す
るものである。
[作用] この発明に係るディジタルデータ検出器によると、現在
のサンプリング点の位相が1つ前のサンプリング点の位
相と3つ前のサンプリング点の位相に基づいて算出され
る。したがつて、ディジタル変調信号の周波数が大きく
変動した場合にも、その周波数変動に追従して現在のサ
ンプリング点の位相が正確に算出される。このため、デ
ィジタル変調信号に同期するクロック信号が正確に検出
され、それにより、ディジタル変調信号からディジタル
データが正確に検出される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
ここでは、例として最小磁化反転間隔(Tmin)=
0.8T、最大磁化反転間隔(Tmax)=3.2T、
2T、NRZI型変調方式によるディジタル変調信号か
らディジタルデータを検出する場合について説明する。
第1図はこの発明によるディジタルデータ検出器の主要
部のブロツク構成図である。この部分は、ディジタル変
調信号を所定の周期でサンプリングし、そのサンプリン
グ点のサンプリングデータを検出するとともに、そのサ
ンプリング点の位置、すなわち位相を算出するものであ
る。また、第2図はこのディジタルデータ検出器の動作
を説明するためのタイミングチヤートである。
第1図において、AD変換器1にはディジタル変調信号
Sが入力される。AD変換器1はディジタル変調信号S
をクロック信号fsに同期してサンプリングし、Mビツ
トのディジタルデータに変換する。クロック信号fs
周波数はチャネルビットレートのm倍であり、ここでは
チャネルビットレートの2倍とする。また、この変換に
おいては、たとえば2の補数を用いて、ディジタル変調
信号の+,−の極性をMSB(Most Signif
icant Bit)の「0」,「1」で表わしてい
る。
AD変換器1の出力は、現在のサンプリング点のサンプ
リングデータ(以下、現在のデータという)Si+1とし
てMビット遅延回路2、0データ検出回路4および絶対
値回路5に入力される。Mビット並列遅延回路2の出力
は、前のサンプリング点のサンプリングデータ(以下、
前のデータという)Sとして絶対値回路6に入力され
る。
0データ検出回路4は、現在のデータSi+1が「0」で
ありかつ前のデータが負極性すなわちMSBが「1」の
ときには「1」を出力し、それ以外のときには現在のデ
ータSi+1のMSBを出力するものである。この0デー
タ検出回路4の出力は排他的論理和ゲート(以下、E
−ORゲートという)3の一方入力端子に与えられる。
−ORゲート3の他方入力端子にはMビット並列遅
延回路2から出力される前のデータSのMSBが与え
られる。このE−ORゲート3は両方の入力端子に与
えられる入力信号が互いに異なるときに「1」を出力
し、同じときには「0」を出力する。したがつて、この
−Rゲート3の出力が「1」の場合には、前のデー
タSと現在のデータSi+1とは異極性であり、ディジ
タル変調信号Sが基準レベル(0レベル)と交差する
(以下、0レベル交差という)ことが検出される。逆
に、E−ORゲート3の出力が「0」の場合には、こ
れらのデータSおよびSi+1は同極性であり、ディジ
タル変調信号Sが0レベルと交差しないことが検出され
る。
但し、現在のデータSi+1が0(すなわちサンプリング
点が0レベル上にある)で、前のデータSが負極性の
ときデータは同極性であるとし、次のデータが正極性の
ときに異極性とする。また、現在のデータSi+1が0
で、前のデータSが正極性のときデータは同極性であ
るとし、次のデータが負極性のときに異極性とする。
一方、現在のデータSi+1および前のデータSはそれ
ぞれ絶対値回路5および6により絶対値|Si+1|およ
び|S|に変換され、演算回路7に入力される。演算
回路7は現在のデータの絶対値|Si+1|と前のデータ
の絶対値|S|とを用いて、0レベル交差点から現在
のデータSのサンプリング点までの位相間隔Pを次式
により算出する。
なお、サンプリング点の位相は、チャネルビット期間を
N等分し、0〜N−1の値で表わすものとする。N/2
は0レベル交差点の位置を表わすことになる。
算出された位相間隔Pは、比較器8において、位相ルー
プ(後述する)の出力(P+Pd)と比較され、その
比較結果は(P−P+Pd))として出力される。こ
の比較器8の出力(P−(P+Pd))はループゲイ
ンに相当する係数器9の係数K(0<K≦1)によつて
数値補正され、(P−(P+Pd))・Kとして出力
される。この係数器9の出力(P−(P+Pd))・
Kは論理積ゲート(以下、ANDゲートという)10の
一方入力端子に与えられる。このANDゲート10の他
方入力端子には前記E−ORゲート3の出力Cが与え
られる。これにより、ディジタル変調信号Sが0レベル
交差してE−ORゲート3の出力Cが「1」となると
きのみ、係数器9の出力(P−(P+Pd))・Kが
ANDゲート10から出力されて、加算器11の一方入
力端子に与えられる。加算器11の他方入力端子には位
相ループの出力(P+Pd)が与えられる。加算器1
1による加算結果は現在のサンプリング点の位相Pi+1
となる。
この位相Pi+1は、前のサンプリング点と現在のサンプ
リング点との間で0レベル交差するときには Pi+1={P−(P+Pd)}・K+P+Pd となり、0レベル交差しないときには Pi+1=P+Pd となる。この位相Pi+1はJビット並列遅延回路12に
入力される。
Jビット並列遅延回路12の出力は前のサンプリング点
の位相Pとして加算器14の一方の入力端子および加
算器18の一方入力端子ならびにIビット並列遅延回路
13(通常I=J)に与えられる。Iビット並列遅延回
路13の遅延数は2であり、このIビット並列遅延回路
13の出力は現在のサンプリング点の3つ前のサンプリ
ング点の位相Pi-2となる。Iビット並列遅延回路13
の出力Pi-2は比較器14の他方入力端子に入力され、
前記Jビット並列遅延回路12の出力Pと比較され
る。この比較器14の出力は(P−Pi-2)となり、
係数L(0<L≦1)の係数器15に入力されて数値補
正され、(Pi−Pi-2)・Lとして出力される。
係数器15の出力(P−Pi-2)・Lはデータ変換器
16に与えられる。このデータ変換器16は、入力信号
と所定の値Limとを比較し、次の条件を満たしている
ときには予め設定された値Aを出力し、条件を満たして
いないときには入力信号をそのまま出力するものであ
る。
(P−Pi-2)・L≧Limまたは (P−Pi-2)・L≦−Lim このデータ変換器16を設けたのは以下の理由からであ
る。すなわち、バースト発生等によつて入力データが無
効なものになつたときにはそれをもとの算出された位相
も無効なものとなり、2つの位相の差(P−Pi-2
が正常な値の範囲を越えることになる。これは、後の位
相の算出に影響を及ぼすので、正常な値への復帰が遅く
なる。そこで(P−Pi-2)・Lの値が所定の範囲外
となつたときには予め設定された値に置換えるようにし
ている。
このデータ変換器16の出力は加算器17の一方入力端
子に与えられる。この加算器17の他方入力端子にはN
/2に相当する信号が与えられる。この加算器17によ
る加算結果Pdは、 となる。加算器17の出力Pdは加算器18の他方入力
端子に与えられる。加算器18の一方入力端子には、上
述したように、前のサンプリング点の位相Pが与えら
れているので、加算器18からは(P+Pd)が出力
されることになる。
この出力(P+Pd)は位相ループの出力、すなわち
現在のサンプリング点の位相の予測値として加算器11
の他方入力端子に与えられる。加熱器11の一方入力端
子には、上述したように、ANDゲート10の出力が与
えられており、E−ORゲート3の出力Cが「1」の
場合には、このANDゲート10の出力により現在のサ
ンプリング点の位相の予測値が補正される。そして、こ
の加算器11から現在のサンプリング点の位相Pi+1
出力される。
結局、現在のサンプリング点の位相Pi+1は次のように
与えられることになる。
0レベル交差がある場合は、 Pi+1={P−(P+Pd)}・K+P+Pd …(5) 0レベル交差がない場合は、 Pi+1=P+Pd
…(6) ただし、 Pは0レベル交差点から現在のサンプリング点までの位
相間隔で、式(4)により算出される。Pi+1は現在の
サンプリング点の位相を、Pは前のサンプリング点の
位相、Pi-2は3つ前のサンプリング点の位相、N/2
はチャンネルビット間隔の半分を示す値、K,Lは係数
である。
以下、第2図に示すタイミングチヤートに基づいて実際
の計算値を求める。ここで、M=7、I=J=6、N=
=64、K=1/4、L=1/2、Lim=16、
A=16とする。また、この発明によるディジタルデー
タ検出器に第2図のSに示すようなディジタル変調信号
が入力され、第2図のfsに示すサンプリングクロック
によりディジタルデータSi+1に変換されたとする。第
2図中のR〜Rのそれぞれはサンプリング点を表わ
している。
まず、サンプリング点Rについて考える。サンプリン
グ点RとRとの間には変調信号Sがゼロレベルと交
差する点があるので、まず式(4)を用いてサンプリン
グ点とゼロクロス点との位相間隔Pを求める。その位相
間隔Pは P=(N/2)×|Si+1|/(|Si+1|+|S|) =(N/2)×|S|/(|S|+|S|) =32×|−24|/(|−24|+|18|)=1
8 となる。この値と式(5)とを用いて、現在の位相P
i+1=Pを求める。このときPd=32、P=P
=42とすると、Pi+1=Pは Pi+1={P−(P+Pd)}×K+P+Pd ={P−(P+Pd)}×K+P+Pd ={18−(42+32−64)}×1/4+10+3
2 ={18−10}×1/4+10=12=P (注:位相の計算は角度の計算と同様に行なわれる。N
=64=2π) となる。
次に、サンプリング点Rについて考える。サンプリン
グ点RとRとの間にはゼロクロス点がないため、位
相Pi+1=Pの計算は式(6)を用いて行なわれる。
そこでまず、式(7)を用いてPdを求める。Pi-2
=10とすると Pd=(P−Pi-2)×L+N/2 =(P−P)×L+N/2 =(12−10)×1/2+32=33 となる。ここで、(P−Pi-2)×Lの絶対値はLi
m=16よりも小さいため、計算にはそのまま用いてよ
い。この値と式(6)とを用いてPi+1=Pを計算す
ると Pi+1=P+Pd=P+Pd =12+33=45=P となる。サンプリング点R〜Rの場合も同様に R:P=P+(P−P)×L+N/2 =45+(45−42)×1/2+32−64=14 R:P=P+(P−P)×L+N/2 =14+(14−12)×1/2+32=47 となる。サンプリング点Rの場合はサンプリング点R
との間にゼロクロス点があるので、サンプリング点R
と同様にまずPを求めると P=N/2×|Si+1|/(|Si+1|+|S|) =N/2×|S|/(|S|+|S|) =32×|22|/(|22|+|−19|)=17 となる。次に、Pdを求めると Pd=(P−Pi-2)×L+N/2 =(P−P)×L+N/2 =(47−45)×1/2+32=33 となり、よつてPi+1=Pは Pi+1={P−(P+Pd)}×K+P+Pd ={P−(P+Pd)}×K+P+Pd ={17−(47+33−64)}×1/4 +47+33−64=16=P となる。サンプリング点R,RについてはRなど
と同様に R:P=P+(P−P)×L+N/2 =16+(16−14)×1/2+32=49 R:P=P+(P−P)×L+N/2 =49+(49−47)×1/2+32−64=18 となる。
次に、このようにして算出された各サンプリング点の位
相に基づいて、ディジタル変調信号Sに同期するクロッ
クを検出する方法について説明する。
第3図はこの実施例におけるクロック検出判定基準を説
明するための図である。第3図(a)〜(d)はディジ
タル変調信号Sのπ点(0点よりN/2進んだ点)がP
とPi+1との間に1個ある場合の状態を示し、第3図
(e)〜(g)は前記π点がPとPi+1との間にない
状態を示している。
第3図(a)においては、 P>Pi+1,P≧N/2,Pi+1≧N/2という条件
を満たしている。また、第3図(b)においては、 P>Pi+1,P<N/2,Pi+1<N/2という条件
を満たしている。さらに、第3図(c)および(d)に
おいては、 P<Pi+1,P<N/2,Pi+1≧N/2という条件
を満たしている。これらの条件を満たしているときにP
とPi+1との間にπ点が1個あると判定する。またサ
ンプリング点が連続して0レベル交差点を横切る場合、
すなわちE−ORゲート3が連続して「1」を出力し
た場合、PおよびPi+1の大小比較に関係なくπ点が
あると判定する。
上記クロック検出条件を用いて、後述する第4図の回路
により、ディジタル変調信号に同期するクロックが抽出
される。また、このクロックに対応するデータは次の条
件により検出される。
すなわち前記データは通常サンプリングデータSの符
号とするが、E−ORゲート3の出力Cが「1」でか
つ条件 P>Pi+1−N/2 のとき、サンプリングデータSi+1の符号とする。
第4図は、上記クロック検出条件およびデータ判定条件
に基づいて、クロックおよびデータを検出する回路の構
成を示すブロツク図である。
第4図において、ラツチ回路21,22,23には、そ
れぞれ前のサンプリング点の位相はP、現在のサンプ
リング点の位相Pi+1、位相間隔Pが与えられる。これ
らのラッチ回路21,22,23は、それぞれP、P
i+1、Pをサンプリング周波数fのタイミングで保持
し、出力する。ラッチ回路21の出力は比較器24の一
方入力端子および比較器25の一方入力端子に与えられ
る。ラッチ回路22の出力は比較器25の他方入力端
子、比較器26の一方入力端子および減算器27の一方
入力端子に与えられる。また比較器24、比較器26お
よび減算器27の他方入力端子にはN/2に相当する信
号が与えられる。比較器24により、PとN/2とが
比較され、比較器25によりPとPi+1とが比較さ
れ、比較器26によりPi+1とN/2とが比較される。
これらの比較器24,25,26の出力およびE−O
Rゲード3(第1図参照)の出力Cはクロック検出回路
28に与えられる。
クロック検出回路28は、上記のクロック検出条件を満
たしているときに「1」を出力し、クロック検出条件を
満たしていないときは「0」を出力する。クロック検出
回路の出力はフリップフロップ29のデータ入力端子D
に入力され、▲▼のタイミングで取込まれる。フリ
ップフロップ29の出力はANDゲート30の一方入力
端子に与えられ、ANDゲート30の他方入力端子には
が与えられる。ANDゲート30は、入力信号が両
方とも「1」のときfのタイミングで「1」を出力
し、この出力信号がクロックCKとなる。
一方、減算器27からは{Pi+1−(N/2)}相当す
る出力が導出され、出力は比較器31の一方入力端子に
与えられる。比較器31の他方入力端子にはラッチ回路
23の出力が与えられる。この比較器31はP>Pi+1
−N/2のとき「1」を出力し、その他のときには
「0」を出力する。比較器31の出力R、前のデータS
の符号を示す信号、すなわちSのMSBおよびE
−ORゲート3の出力Cは、データ検出回路32に入力
される。データ検出回路32は入力された信号により上
記したデータ判定条件に基づいてデータ抽出を行なう。
すなわち、データ検出回路32は通常サンプリングデー
タSの符号を再生データとして出力し、E−ORゲ
ート3の出力Cが「1」でかつRが「1」(P>Pi+1
−N/2が成立したとき)のときサンプリングデータS
i+1の符号、すなわちSを反転した信号を再生データ
として出力する。このデータ検出回路32の出力はフリ
ップフロップ33のデータ入力端子Dに入力され、クロ
ックCKのタイミングでフリップフロップ33より出力
され、クロックCKに同期した再生データDが検出さ
れることになる。
第5A図および第5B図は、この実施例のディジタルデ
ータ検出器により算出された位相と従来のデータ検出装
置により算出された位相とを比較したものである。
第5A図はディジタル変調信号の周波数変動が小さい場
合、第5B図はディジタル変調信号の周波数変動が大き
い場合を示す。ここでは、K=1/4、L=1/2、N
/2=32として各サンプリング点の位相を算出してい
る。
周波数変動が小さい場合には、第5A図に示すように、
各サンプリング点の位相P〜Pの算出結果は従来例
とこの発明とで全く同じになつている。しかし、周波数
変動が大きくなると、第5B図に示すように、各サンプ
リング点の位相P〜Pの算出結果は従来例とこの発
明とで異なつている。なお、サンプリング点の位相は0
〜N−1の値をとるので、計算過程で位相や位相間隔が
N−1を越える値になつたときはその値からN(=6
4)を差し引くものとする。
第5B図において、たとえばサンプリング点S4を例に
とると、サンプリング点S3とS4との間にはディジタ
ル変調信号Sと基準レベル(0レベル)とが交差する点
がない。したがつて、それぞれ(3)および式(6),
(7)を用いる。
従来例の場合は式(3)より、 となる。P=3、N/2=32に代入してP=35
となる。
この実施例の場合は式(6),(7)より、 となる。P、P=3、L=1/2、N/2=32に
代入してP=36となる。
次に、サンプリング点S7を例にとると、サンプリング
点S6とS7との間にはディジタル変調信号Sと0レベ
ルとが交差する点がある。したがつて、まず式(4)よ
り、 となる。これにサンプリングデータS=21、S
−28を代入してP=18となる。
そして、従来例の場合は式(2)より、 となる。P=18、P=35、N/2=32、K=1
/4を代入してP=6となる。ただし、ここでP
N/2=67となり、N−1の値(=63)を越えるこ
ととなるのでN(=64)を差し引いて3として計算す
る。また小数点以下は切捨てる。
この実施例の場合は、まず式(7)より、 となる。P=36、P=38、L=1/2、N/2
=32を代入してPd=33となる。そして式(5)よ
り、 P={P−(P+Pd)}・K+P+Pd となる。P=18、P=38、Pd=33、K=1/
4を代入してP=9となる。ただし、ここでP+P
d=71となり、63を越えることとなるので64を差
し引いて7として計算する。
各サンプリング点の位相を求めるための基準となる点は
0レベル交差点であるので、サンプリング点の位相P
i+1が0レベル交差点からそのサンプリング点までの位
相間隔Pに近ければ近いほど、ディジタル変調信号の周
波数変動に対してよく追従していることになる。
上記計算より、従来例の場合にはP=6となり、この
実施例の場合にはP=9となつており、この実施例の
場合の方が位相間隔P=18に近い値となつている。し
たがつてディジタルデータの誤検出が少なくなる。
なお、上記実施例においては、入力が1チャネルの場合
について説明したが、入力がYチャネルの場合には、各
チャネルを互いにずれたタイミングでサンプリングし、
並列遅延回路2および12の遅延数をYに、並列遅延回
路13の遅延数を2Yにすることにより対応できる。
上記実施例においては、Tmin=0.8T、tmax
=3.2T、NRZI型変調方式について述べたが、こ
の発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、N
RZ型変調方式等の他の変調方式にも適用可能である。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、現在のサンプリング点
の位相を1つ前のサンプリング点の位相および3つ前の
サンプリング点の位相に基づいて算出しているので、ワ
ウフラツタ等によつてディジタル変調信号の周波数が大
きく変動した場合にもその周波数変動に対応することが
でき、データの誤検出が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるディジタル検出器の一実施例の
主要部を示すブロツク構成図、第2図は同実施例の各部
の信号を示すタイミングチャート、第3図(a)〜
(g)は同実施例におけるクロック抽出判定条件を説明
するための図、第4図はクロックおよびデータ検出回路
の具体的構成を示すブロック図、第5A図および第5B
図は同実施例により算出されたサンプリング点の位相と
従来例により算出されたサンプリング点の位相とを比較
するための図であり、第5A図はディジタル変調信号の
周波数変動が小さい場合、第5B図はディジタル変調信
号の周波数変動が大きい場合を示す。 図において、1はAD変換器、2はMビット並列遅延回
路、3はE−ORゲート、4は0データ検出回路、
5,6は絶対値回路、7は演算回路、8,14は比較
器、9,15は係数器、10はANDゲート、11,1
7,18は加算器、12はJビット並列遅延回路、13
はIビット並列遅延回路、16はデータ変換器、21,
22,23はラッチ回路、24,25,26,31は比
較器、27は減算器、28はクロック検出回路、29,
33はフリップフロップ、30はANDゲート、32は
データ検出回路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル変調信号を一定の周波数でサン
    プリングするサンプリングデータ検出手段と、 前記サンプリングデータ検出手段により検出されたサン
    プリングデータに基づいて、前記ディジタル変調信号が
    基準レベルと交差する点から現在のサンプリング点まで
    の位相間隔を算出する位相間隔算出手段と、 前記現在のサンプリング点より1つ前のサンプリング点
    の位相および3つ前のサンプリング点の位相に基づい
    て、現在のサンプリング点の位相を算出する位相算出手
    段と、 前記位相算出手段により算出された各サンプリング点の
    位相に基づいて、前記ディジタル変調信号に同期するク
    ロック信号を検出するクロック検出手段と、 前記位相間隔、前記現在のサンプリング点の位相および
    前記クロック信号に基づいて、前記ディジタル変調信号
    からディジタルデータを検出するデータ検出手段とを備
    えたディジタルデータ検出器。
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DE3882176T2 (de) 1994-02-10
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JPS6425357A (en) 1989-01-27
US4910517A (en) 1990-03-20
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