JPH069065A - カセットサイズ検知機構 - Google Patents
カセットサイズ検知機構Info
- Publication number
- JPH069065A JPH069065A JP4193238A JP19323892A JPH069065A JP H069065 A JPH069065 A JP H069065A JP 4193238 A JP4193238 A JP 4193238A JP 19323892 A JP19323892 A JP 19323892A JP H069065 A JPH069065 A JP H069065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuator
- cassette
- switch
- parts
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6502—Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/02—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
- H01H3/16—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. for a door switch, a limit switch, a floor-levelling switch of a lift
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/12—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
- H01H1/14—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
- H01H1/24—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting
- H01H2001/247—Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with resilient mounting using an elastic hinge, the contact being composed of rigid parts connected by thinned flexible hinge parts
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリプロピレン（Ｐ.Ｐ）材を用いて、ベー
ス部材となる保持部と、複数のアクチェータ部をヒンジ
部を介して一体化し、アクチェータ部と保持部をヒンジ
部を中心に展開した形での成形を可能とし、安価で、信
頼性の高いカセットサイズ検知機構を得る。 【構成】 カセット１側に設けられた検知ブロック２
と、複写機本体側に設けられ、前記ブロック２により作
動されるスイッチ作動機構１０と、該スイッチ作動機構
１０によって作動されるスイッチ５とを有する。前記ス
イッチ作動機構１０は、それぞれ独立して作動する複数
のアクチェータ部１０ａと、該アクチェータ部１０ａを
保持する保持部１０ｂと、前記アクチェータ部１０ａと
保持部１０ｂとを回動自在に連結するヒンジ部１０ｃと
から成り、これらアクチェータ部１０ａ及び保持部１０
ｂ及びヒンジ１０ｃがポリプロピレン材で一体的に形成
されている。
ス部材となる保持部と、複数のアクチェータ部をヒンジ
部を介して一体化し、アクチェータ部と保持部をヒンジ
部を中心に展開した形での成形を可能とし、安価で、信
頼性の高いカセットサイズ検知機構を得る。 【構成】 カセット１側に設けられた検知ブロック２
と、複写機本体側に設けられ、前記ブロック２により作
動されるスイッチ作動機構１０と、該スイッチ作動機構
１０によって作動されるスイッチ５とを有する。前記ス
イッチ作動機構１０は、それぞれ独立して作動する複数
のアクチェータ部１０ａと、該アクチェータ部１０ａを
保持する保持部１０ｂと、前記アクチェータ部１０ａと
保持部１０ｂとを回動自在に連結するヒンジ部１０ｃと
から成り、これらアクチェータ部１０ａ及び保持部１０
ｂ及びヒンジ１０ｃがポリプロピレン材で一体的に形成
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カセットサイズ検知機
構、より詳細には、複写機等において、コピー用のカッ
ト紙を収納するカセットのサイズを検知するための機構
に関する。
構、より詳細には、複写機等において、コピー用のカッ
ト紙を収納するカセットのサイズを検知するための機構
に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機等においては、コピー用紙として
予め所定の寸法、例えば、Ｂ５，Ｂ４，Ａ４，Ａ３等の
サイズに裁断されたカット紙を使用するが、このカット
紙は複写機本体に対して着脱自在なカセット内に収納さ
れている。カセットの側面には、カセット内に収納する
用紙サイズに一対一に対応させたカセットサイズ検知ブ
ロックが通常、３列として３個設けられている。図７
は、従来のカセットの一例を説明するためのカセット側
面概略図で、図中、１はカセット、２は該カセットに設
けられたカセットサイズ検知ブロック、３は複写機本体
に設けられたカセット挿入ガイドフレームで、このガイ
ドフレーム３には基板４、タクトスイッチ５、サイズ検
知レバー６等が設けられている。カセット１の側面に設
けられた検知ブロック２は、通常、３列とし、３個の順
列によりカセット内に収納する用紙サイズに一対一に対
応してある。一方、カセット挿入ガイドフレーム３に
は、ガイドフレーム３外にカセット側面と平行して基板
４が配置されており、この基板４上の前記検知ブロック
２と対向した位置にタクトスイッチ５が並べてあり、こ
のタクトスイッチ５をカセット１の出入に連動する形で
オン・オフさせるための板ばねのアクチェータ６（図８
参照）が基板４上にカシメ止めしてある。図７におい
て、板ばね（アクチェータ）６の点線６′にて示す状態
は、タクトスイッチ５が検知ブロック２により作動され
ている状態を示す。
予め所定の寸法、例えば、Ｂ５，Ｂ４，Ａ４，Ａ３等の
サイズに裁断されたカット紙を使用するが、このカット
紙は複写機本体に対して着脱自在なカセット内に収納さ
れている。カセットの側面には、カセット内に収納する
用紙サイズに一対一に対応させたカセットサイズ検知ブ
ロックが通常、３列として３個設けられている。図７
は、従来のカセットの一例を説明するためのカセット側
面概略図で、図中、１はカセット、２は該カセットに設
けられたカセットサイズ検知ブロック、３は複写機本体
に設けられたカセット挿入ガイドフレームで、このガイ
ドフレーム３には基板４、タクトスイッチ５、サイズ検
知レバー６等が設けられている。カセット１の側面に設
けられた検知ブロック２は、通常、３列とし、３個の順
列によりカセット内に収納する用紙サイズに一対一に対
応してある。一方、カセット挿入ガイドフレーム３に
は、ガイドフレーム３外にカセット側面と平行して基板
４が配置されており、この基板４上の前記検知ブロック
２と対向した位置にタクトスイッチ５が並べてあり、こ
のタクトスイッチ５をカセット１の出入に連動する形で
オン・オフさせるための板ばねのアクチェータ６（図８
参照）が基板４上にカシメ止めしてある。図７におい
て、板ばね（アクチェータ）６の点線６′にて示す状態
は、タクトスイッチ５が検知ブロック２により作動され
ている状態を示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来のカ
セットサイズ検知機構は、アクチェータとして板ばねを
使用しているが、カセットの出し入れを乱暴に行うと、
アクチェータが変形し、或いは、カセット挿入状態で長
期間放置すると、板ばねのアクチェータがへたり、変形
するなどしてサイズ検知不良を起こすことがある。この
ようなサイズ検知不良を起こす大きな原因は、変形に弱
い板ばねを用いることにあることは分っているが、この
原因を解決しようとすると、複雑で高価なスイッチ機構
を必要とする等の問題があった。
セットサイズ検知機構は、アクチェータとして板ばねを
使用しているが、カセットの出し入れを乱暴に行うと、
アクチェータが変形し、或いは、カセット挿入状態で長
期間放置すると、板ばねのアクチェータがへたり、変形
するなどしてサイズ検知不良を起こすことがある。この
ようなサイズ検知不良を起こす大きな原因は、変形に弱
い板ばねを用いることにあることは分っているが、この
原因を解決しようとすると、複雑で高価なスイッチ機構
を必要とする等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、（１）カセット側に設けられたカセット
サイズ検知ブロックと、複写機本体側に設けられ、前記
ブロックにより作動されるスイッチ作動機構と、該スイ
ッチ作動機構によって作動されるスイッチとを有するカ
セットサイズ検知機構において、前記スイッチ作動機構
は、それぞれ独立して作動する複数のアクチェータ部
と、該アクチェータ部を保持する保持部と、前記アクチ
ェータ部と保持部とを回動自在に連結するヒンジ部とか
ら成り、前記アクチェータ部及び保持部及びヒンジがホ
リプロピレン材で一体的に形成されていること、更に
は、（２）前記スイッチ作動機構は、前記アクチェータ
部と保持部とが前記ヒンジ部を中心に展開した状態で一
体成形可能であること、更には、（３）前記保持部に前
記アクチェータ部を加圧するスプリングを配設するため
の円筒部を有し、該円筒部に前記スプリングを保持する
ためのアンダーカット部を有することを特徴としたもの
である。
決するために、（１）カセット側に設けられたカセット
サイズ検知ブロックと、複写機本体側に設けられ、前記
ブロックにより作動されるスイッチ作動機構と、該スイ
ッチ作動機構によって作動されるスイッチとを有するカ
セットサイズ検知機構において、前記スイッチ作動機構
は、それぞれ独立して作動する複数のアクチェータ部
と、該アクチェータ部を保持する保持部と、前記アクチ
ェータ部と保持部とを回動自在に連結するヒンジ部とか
ら成り、前記アクチェータ部及び保持部及びヒンジがホ
リプロピレン材で一体的に形成されていること、更に
は、（２）前記スイッチ作動機構は、前記アクチェータ
部と保持部とが前記ヒンジ部を中心に展開した状態で一
体成形可能であること、更には、（３）前記保持部に前
記アクチェータ部を加圧するスプリングを配設するため
の円筒部を有し、該円筒部に前記スプリングを保持する
ためのアンダーカット部を有することを特徴としたもの
である。
【０００５】
【作用】ポリプロピレン（Ｐ.Ｐ）材を用いて、ベース
部材となる保持部と、複数のアクチェータ部をヒンジ部
を介して一体化し、アクチェータ部と保持部をヒンジ部
を中心に展開した形での成形を可能とし、安価で、信頼
性の高いカセットサイズ検知機構を得る。
部材となる保持部と、複数のアクチェータ部をヒンジ部
を介して一体化し、アクチェータ部と保持部をヒンジ部
を中心に展開した形での成形を可能とし、安価で、信頼
性の高いカセットサイズ検知機構を得る。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明によるカセットサイズ検知機
構の一実施例を説明するための要部構成図で、図中、１
はカセット、２は該カセット１に設けられた検知ブロッ
ク、３は複写機本体に設けられたカセット挿入ガイドフ
レーム、４は基板、５はタクトスイッチ、１０は本発明
に係るスイッチ作動機構で、カセット１の側面には、収
納する用紙サイズに対応する位置、数（例えば、縦１列
で３個あり、その有無の順列で各用紙サイズに対応）で
検知ブロック２が設けてある。一方、複写機本体のカセ
ット１の両側には、カセット挿入の際のガイドとなるガ
イドフレーム３があり、カセット１は、このガイドフレ
ーム３に沿って挿入される。ガイドフレーム３には、検
知ブロック２に対応した位置に角穴３ａが設けられてい
る。また、ガイドフレーム３の外面には、基板（複写機
本体の動作に必要な制御もしくは電源基板等の一部分を
利用すると効果的である）４を固定するためのボス３
ｂ、及び、スイッチ作動機構１０の回転動作の際、ガタ
の規制をするガイドリブ３ｃが設けられている。なお、
タクトスイッチ５は基板４に取り付けられている。
構の一実施例を説明するための要部構成図で、図中、１
はカセット、２は該カセット１に設けられた検知ブロッ
ク、３は複写機本体に設けられたカセット挿入ガイドフ
レーム、４は基板、５はタクトスイッチ、１０は本発明
に係るスイッチ作動機構で、カセット１の側面には、収
納する用紙サイズに対応する位置、数（例えば、縦１列
で３個あり、その有無の順列で各用紙サイズに対応）で
検知ブロック２が設けてある。一方、複写機本体のカセ
ット１の両側には、カセット挿入の際のガイドとなるガ
イドフレーム３があり、カセット１は、このガイドフレ
ーム３に沿って挿入される。ガイドフレーム３には、検
知ブロック２に対応した位置に角穴３ａが設けられてい
る。また、ガイドフレーム３の外面には、基板（複写機
本体の動作に必要な制御もしくは電源基板等の一部分を
利用すると効果的である）４を固定するためのボス３
ｂ、及び、スイッチ作動機構１０の回転動作の際、ガタ
の規制をするガイドリブ３ｃが設けられている。なお、
タクトスイッチ５は基板４に取り付けられている。
【０００７】スイッチ作動機構１０は、検知ブロック２
に連動してタクトスイッチ５をオン・オフさせるアクチ
ェータ部１０ａと、アクチェータ部１０ａにスイッチ５
をオンさせるのに必要な押圧力を加えるためのばね１１
を固定し、かつ、スイッチ作動機構１０全体をガイドフ
レーム３及び基板４に固定するための保持部１０ｂと、
保持部１０ｂとアクチェータ部１０ａを継ぎ、かつ、ア
クチェータ部１０ａの回転支点となるヒンジ部１０ｃよ
りなっている。このように、スイッチ作動機構１０は繰
り返しの開閉動作が要求されるヒンジ部１０ｃを有する
ので、Ｐ.Ｐ（ポリプロピレン）に代表されるヒンジ特
性の優れた樹脂材料を使用する必要がある。
に連動してタクトスイッチ５をオン・オフさせるアクチ
ェータ部１０ａと、アクチェータ部１０ａにスイッチ５
をオンさせるのに必要な押圧力を加えるためのばね１１
を固定し、かつ、スイッチ作動機構１０全体をガイドフ
レーム３及び基板４に固定するための保持部１０ｂと、
保持部１０ｂとアクチェータ部１０ａを継ぎ、かつ、ア
クチェータ部１０ａの回転支点となるヒンジ部１０ｃよ
りなっている。このように、スイッチ作動機構１０は繰
り返しの開閉動作が要求されるヒンジ部１０ｃを有する
ので、Ｐ.Ｐ（ポリプロピレン）に代表されるヒンジ特
性の優れた樹脂材料を使用する必要がある。
【０００８】図２は、スイッチ作動機構１０の動作状態
での形状、図３は、図２の平面図を示すが、この動作状
態での形状を考えると、アンダーカット部が各所にあ
り、金型構造が複雑で高価なものとなる、もしくは、金
型構造がとれない。
での形状、図３は、図２の平面図を示すが、この動作状
態での形状を考えると、アンダーカット部が各所にあ
り、金型構造が複雑で高価なものとなる、もしくは、金
型構造がとれない。
【０００９】そこで、図４に示すように、アクチェータ
部１０ａを９０°開いた展開状態での成形を考えると、
アンダーカット部がなくなり、簡便なキャビティ・コア
構造の金型として実現できる。
部１０ａを９０°開いた展開状態での成形を考えると、
アンダーカット部がなくなり、簡便なキャビティ・コア
構造の金型として実現できる。
【００１０】アクチェータ部１０ａを押圧するためのサ
イズ検知スプリング１１の保持部１０ｂへの取り付け
は、図５に示すように、保持部１０ｂに、図６に示すよ
うに、コイル１１の内径Ａに合せた外径Ｂの円筒部１０
ｄを設け、この円筒部の一部をコイル抜け防止のため、
コイル１１の内径Ａより大きくした径Ｃ（Ｃ＝Ａ＋０.
１〜０.２ｍｍ）のカラー形状１０ｄ′としている。こ
れは、金型構造上、アンダーカットとなり、通常の成形
材では困難であるが、Ｐ.Ｐ材の特性を生かして無理抜
きが可能となる（アンダーカットのままでも離形でき
る）。
イズ検知スプリング１１の保持部１０ｂへの取り付け
は、図５に示すように、保持部１０ｂに、図６に示すよ
うに、コイル１１の内径Ａに合せた外径Ｂの円筒部１０
ｄを設け、この円筒部の一部をコイル抜け防止のため、
コイル１１の内径Ａより大きくした径Ｃ（Ｃ＝Ａ＋０.
１〜０.２ｍｍ）のカラー形状１０ｄ′としている。こ
れは、金型構造上、アンダーカットとなり、通常の成形
材では困難であるが、Ｐ.Ｐ材の特性を生かして無理抜
きが可能となる（アンダーカットのままでも離形でき
る）。
【００１１】次に、上記本発明に係るスイッチ作動機構
１０の取り付け方について説明する。最初に、スイッチ
作動機構１０を、図４に示すように展開して、円筒部１
０ｄにサイズ検知スプリング１１を取り付け、次いで、
該スイッチ作動機構１０をヒンジ部１０ｃにて所定の角
度折り曲げて、図５の状態にし、本体ガイドフレーム３
のボス３ｂをスイッチ作動機構１０の円筒部１０ｅに挿
入し、次いで、検知スイッチ５が取り付けられている基
板４をその上から重ね、該基板４をビス１２にてガイド
フレーム３のボス３ｂにねじ止めして固定する。これに
よって、図１に示した状態にすることができるが、この
状態では、サイズ検知スイッチ５は、オン状態になって
いる。従来技術のように、オフの状態からオンの状態に
なる構造では、カセットの押込量のバラツキ、本体とカ
セットの構造上の寸法のバラツキ等カセットの押しすぎ
によるスイッチの破損もしくは動作不良が生じ、また、
押込量が不足すると、検知不良を起すことがある。これ
に対して、本発明によるスイッチ作動機構１０による
と、サイズ検知スイッチ５の押圧は、ばね１１の荷重に
のみ支配され、カセットの押込みがスイッチへの負荷と
ならないので、良好な動作を得ることができる。カセッ
ト１が挿入されていると、サイズ検知ブロック２がアク
チェータ部１０ａに当り、アクチェータ部１０ａがヒン
ジ部１０ｃを支点として、図１に点線にて示す位置に回
転動作し、スイッチ５はオフとなる。ここでのカセット
１の押込量をスイッチ５のオフ点よりマージンのある構
造にしておけば、検知不良を防ぐことができる。
１０の取り付け方について説明する。最初に、スイッチ
作動機構１０を、図４に示すように展開して、円筒部１
０ｄにサイズ検知スプリング１１を取り付け、次いで、
該スイッチ作動機構１０をヒンジ部１０ｃにて所定の角
度折り曲げて、図５の状態にし、本体ガイドフレーム３
のボス３ｂをスイッチ作動機構１０の円筒部１０ｅに挿
入し、次いで、検知スイッチ５が取り付けられている基
板４をその上から重ね、該基板４をビス１２にてガイド
フレーム３のボス３ｂにねじ止めして固定する。これに
よって、図１に示した状態にすることができるが、この
状態では、サイズ検知スイッチ５は、オン状態になって
いる。従来技術のように、オフの状態からオンの状態に
なる構造では、カセットの押込量のバラツキ、本体とカ
セットの構造上の寸法のバラツキ等カセットの押しすぎ
によるスイッチの破損もしくは動作不良が生じ、また、
押込量が不足すると、検知不良を起すことがある。これ
に対して、本発明によるスイッチ作動機構１０による
と、サイズ検知スイッチ５の押圧は、ばね１１の荷重に
のみ支配され、カセットの押込みがスイッチへの負荷と
ならないので、良好な動作を得ることができる。カセッ
ト１が挿入されていると、サイズ検知ブロック２がアク
チェータ部１０ａに当り、アクチェータ部１０ａがヒン
ジ部１０ｃを支点として、図１に点線にて示す位置に回
転動作し、スイッチ５はオフとなる。ここでのカセット
１の押込量をスイッチ５のオフ点よりマージンのある構
造にしておけば、検知不良を防ぐことができる。
【００１２】
【発明の効果】Ｐ.Ｐ（ポリプロピレン）材を用いてベ
ース部分となる保持部と複数のアクチェータ部をヒンジ
部を介して一体化し、スプリングを組み込むことによ
り、従来の板バネを用いたスイッチ作動機構並の安価な
スイッチ作動機構を作成することができる。Ｐ.Ｐ材と
いう樹脂材でアクチュエータ部を形成することにより、
乱暴な操作やへたりによる変形のない信頼性の高いもの
が得られる。アクチェータ部と保持部をヒンジ部を中心
に展開した形での成形を行うのでアンダーカット部の処
理など複雑もしくは不可能な金型構造を単純な上下割金
型で行える。Ｐ.Ｐ材を用いることでアクチェータ加圧
のための圧縮スプリング抜け止めのためのアンダーカッ
ト形状を形成でき、スプリング固定のための部材をはぶ
くことができる。
ース部分となる保持部と複数のアクチェータ部をヒンジ
部を介して一体化し、スプリングを組み込むことによ
り、従来の板バネを用いたスイッチ作動機構並の安価な
スイッチ作動機構を作成することができる。Ｐ.Ｐ材と
いう樹脂材でアクチュエータ部を形成することにより、
乱暴な操作やへたりによる変形のない信頼性の高いもの
が得られる。アクチェータ部と保持部をヒンジ部を中心
に展開した形での成形を行うのでアンダーカット部の処
理など複雑もしくは不可能な金型構造を単純な上下割金
型で行える。Ｐ.Ｐ材を用いることでアクチェータ加圧
のための圧縮スプリング抜け止めのためのアンダーカッ
ト形状を形成でき、スプリング固定のための部材をはぶ
くことができる。
【図１】本発明によるカセットサイズ検知機構の一実施
例を説明するための要部構成図である。
例を説明するための要部構成図である。
【図２】本発明によるスイッチ作動機構の一例を示す側
面図である。
面図である。
【図３】図２に示したスイッチ作動機構の展開側面図で
ある。
ある。
【図４】図２に示したスイッチ作動機構の平面図であ
る。
る。
【図５】図２に示したスイッチ作動機構のスプリングを
組んだ時の状態を示す図である。
組んだ時の状態を示す図である。
【図６】スプリングの取り付け方を説明するための図で
ある。
ある。
【図７】従来の板ばねを用いたスイッチ作動機構の一例
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図８】従来の板ばねの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】 １…カセット、２…カセットサイズ検知ブロック、３…
カセット挿入ガイドフレーム、４…基板、５…スイッ
チ、６…板ばね、１０…スイッチ作動機構、１０ａ……
アクチェータ部、１０ｂ…保持部、１０ｃ…ヒンジ部、
１０ｄ…スプリング取り付け用円筒部、１０ｅ…取り付
け用円筒部、１１…スプリング。
カセット挿入ガイドフレーム、４…基板、５…スイッ
チ、６…板ばね、１０…スイッチ作動機構、１０ａ……
アクチェータ部、１０ｂ…保持部、１０ｃ…ヒンジ部、
１０ｄ…スプリング取り付け用円筒部、１０ｅ…取り付
け用円筒部、１１…スプリング。
Claims (3)
- 【請求項１】 カセット側に設けられたカセットサイズ
検知ブロックと、複写機本体側に設けられ、前記ブロッ
クにより作動されるスイッチ作動機構と、該スイッチ作
動機構によって作動されるスイッチとを有するカセット
サイズ検知機構において、前記スイッチ作動機構は、そ
れぞれ独立して作動する複数のアクチェータ部と、該ア
クチェータ部を保持する保持部と、前記アクチェータ部
と保持部とを回動自在に連結するヒンジ部とから成り、
前記アクチェータ部及び保持部及びヒンジがホリプロピ
レン材で一体的に形成されていることを特徴とするカセ
ットサイズ検知機構。 - 【請求項２】 前記スイッチ作動機構は、前記アクチェ
ータ部と保持部とが前記ヒンジ部を中心に展開した状態
で一体成形可能であることを特徴とする請求項１に記載
のカセットサイズ検知機構。 - 【請求項３】 前記保持部に前記アクチェータ部を加圧
するスプリングを配設するための円筒部を有し、該円筒
部に前記スプリングを保持するためのアンダーカット部
を有することを特徴とする請求項１又は２に記載のカセ
ットサイズ検知機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193238A JP2680510B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | カセットサイズ検知機構 |
| US08/077,416 US5436418A (en) | 1992-06-26 | 1993-06-15 | Cassette size detecting mechanism |
| DE4320690A DE4320690C2 (de) | 1992-06-26 | 1993-06-22 | Abtastvorrichtung für Größenmarkierungen an Kassetten |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193238A JP2680510B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | カセットサイズ検知機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069065A true JPH069065A (ja) | 1994-01-18 |
| JP2680510B2 JP2680510B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=16304633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4193238A Expired - Fee Related JP2680510B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | カセットサイズ検知機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5436418A (ja) |
| JP (1) | JP2680510B2 (ja) |
| DE (1) | DE4320690C2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5899674A (en) * | 1995-12-01 | 1999-05-04 | Alcon Laboratories, Inc. | Indentification system for a surgical cassette |
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