JPH069057A - パレット荷降ろし装置 - Google Patents

パレット荷降ろし装置

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JPH069057A
JPH069057A JP16573092A JP16573092A JPH069057A JP H069057 A JPH069057 A JP H069057A JP 16573092 A JP16573092 A JP 16573092A JP 16573092 A JP16573092 A JP 16573092A JP H069057 A JPH069057 A JP H069057A
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Yutaka Saeki
豊 佐伯
Koichiro Hashimoto
孝一郎 橋本
Tatsuya Kuriyama
達也 栗山
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Okura Yusoki KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数段に物品Aを積載したパレットを、搬入
コンベヤ1で荷降ろし位置L2 に搬入する。荷降ろし位
置L2 において、上昇装置5でパレット上の最上段の物
品を荷降ろし高さに順次上昇させ、移載装置9で物品を
物品搬出コンベヤ8に移載させる。パレット上の物品の
荷降ろし完了後、荷降ろし位置L2 の上方において、パ
レット排出装置により空パレットを荷降ろし位置L2 か
ら排出する。 【効果】 荷降ろし位置の上方において、空パレットを
荷降ろし位置から排出するため、次に荷降ろしを行なう
パレットを荷降ろし位置に迅速に搬入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレット上に複数段に
積載した物品を各段ごとに荷降ろしするパレット荷降ろ
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば飲料容器の瓶、缶、ペットボトル
などの物品の輸送は、輸送用のパレット上に、複数の物
品をセパレートシートを介して複数段に積載するととも
に最上面にトップフレームを載せ、その周囲にバンドを
掛け回した梱包状態で行なわれる。
【0003】そして、パレット荷降ろし装置は、そのパ
レット上から各段の複数の物品を荷降ろしするものであ
り、従来、例えば特開昭57−189930号公報に記
載されているように、パレットをパレットコンベヤで搬
入し、この搬入途中でトップフレームを取除き、荷降ろ
し位置において、上面のセパレートシートを取除いた
後、移載装置で最上段の物品を受取るとともに受取った
物品を下方に搬送して物品搬出コンベヤに搬出するよう
にし、このような動作を下方の各段について順に行な
い、全ての物品の荷降ろしが完了したら、空パレットを
パレットコンベヤで搬出するようにしている。
【0004】また、取除かれたトップフレーム、セパレ
ートシートは輸送用パレット上にそれぞれ積載されると
ともに、搬出された空パレットも積載され、それぞれ所
定量積載されたら積載位置から搬出される。
【0005】しかし、このパレット荷降ろし装置では、
パレット上の物品を移載装置に一旦移載して物品搬出コ
ンベヤに搬出する動作を繰返すため、1パレットの荷降
ろしに長時間を要し、物品の移載回数が多く物品の転倒
が発生しやすい。
【0006】また、荷降ろし位置において、パレットを
順次上昇させて最上段となる物品を荷降ろし高さに合わ
せ、その荷降ろし高さに位置する物品搬出コンベヤに最
上段の物品を搬出するようにしたパレット荷降ろし装置
があり、前記装置に比べて、1パレットの荷降ろしに要
する時間が少なく、移載が1回で物品の転倒発生も少な
くなる。
【0007】しかし、このようなパレット荷降ろし装置
では、パレットを上方に上昇させて物品の荷降ろしが完
了したら、その空パレットを荷降ろし位置の下方に搬送
した後、荷降ろし位置から搬出する必要があるため、空
パレットが荷降ろし位置の下部から搬出されるまでは、
次に荷降ろしを行なう実パレット(物品が積載されたパ
レット)を荷降ろし位置に搬入できず、複数のパレット
から荷降ろしを行なう全体的な荷降ろし能力は低い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
パレット荷降ろし装置では、移載装置により荷降ろしを
行なう場合よりはパレットを上昇させる場合の方が1パ
レットの荷降ろしに要する時間を少なくできるが、この
パレットを上昇させる場合でも空パレットの搬出のため
に実パレットの搬入が規制され、この点で荷降ろし能力
が低くなっている。
【0009】また、輸送用パレット上にトップフレーム
およびセパレートシートを所定量積載したら搬出する
が、搬出後の各積載位置に輸送用パレットを自動供給す
る機構はなく、輸送用パレットを別に用意しておき、作
業員により供給する必要がある。
【0010】さらに、集積されたトップフレーム、セパ
レートシートおよび空パレットをそれぞれ別々の搬出手
段で搬出しなければならない。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、荷降ろし能力が高く、また、トップフレームお
よびセパレートシートの集積位置に空パレットを自動供
給でき、さらに、集積されたトップフレーム、セパレー
トシートおよび空パレットを共通に搬出できるパレット
荷降ろし装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、セパ
レートシートSを介して複数段に物品Aを積載するとと
もに上面にトップフレームTを載せたパレットPを搬入
する搬入コンベヤ1と、この搬入コンベヤ1の上方に配
設され、前記トップフレームTを除去するトップフレー
ム除去装置3と、前記搬入コンベヤ1に連設された荷降
ろし位置L2 において、前記パレットP上の最上段の物
品Aを荷降ろし高さに上昇させる上昇装置5と、前記荷
降ろし位置L2 の上方に配設され、前記セパレートシー
トSを除去するセパレートシート除去装置6と、前記荷
降ろし位置L2 の上方で連設された物品搬出コンベヤ8
と、前記荷降ろし位置L2 の上方に配設され、荷降ろし
高さに上昇された物品Aを前記物品搬出コンベヤ8に移
載させる移載装置9と、前記荷降ろし位置L2 の上方で
かつ移載装置9の下側に配設され、空パレットPを排出
するパレット排出装置10とを備えたものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、搬入コンベヤ1の側部に配設され、パレットP上の
物品Aの周囲に掛け回されたバンドBを除去するバンド
除去装置2を備えたものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、搬入コンベヤ1の側部に配設され、
トップフレーム除去装置3で除去されたトップフレーム
TをパレットP上に集積するトップフレーム集積装置4
と、搬入コンベヤ1の側部に配設され、セパレートシー
ト除去装置6で除去されたセパレートシートSをパレッ
トP上に集積するセパレートシート集積装置7と、物品
搬出コンベヤ8の側部に配設され、パレット排出装置10
で排出された空パレットPを集積するパレット集積装置
11とを備えたものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、パレット集積装置11からトップフレーム集積装置4
およびセパレートシート集積装置7に搬送用の空パレッ
トPを供給する空パレット供給装置12を備えたものであ
る。
【0016】請求項5の発明は、請求項3または請求項
4の発明において、トップフレーム集積装置4でトップ
フレームTが所定量集積されたパレットP、セパレート
シート集積装置7でセパレートシートSが所定量積載さ
れたパレットPおよびパレット集積装置11で所定量集積
された空パレットPを搬出するパレット搬出装置13を備
えたものである。
【0017】
【作用】請求項1の発明では、セパレートシートSを介
して複数段に物品Aを積載するとともに上面にトップフ
レームTを載せた実パレットPを、搬入コンベヤ1で荷
降ろし位置L2 に搬入する。この搬入コンベヤ1上にお
いて、トップフレーム除去装置3で実パレットPの上面
のトップフレームTを除去する。荷降ろし位置L2 にお
いて、上昇装置5で実パレットP上の最上段の物品Aを
荷降ろし高さに上昇させ、セパレートシート除去装置6
でセパレートシートSを除去し、移載装置9で物品Aを
物品搬出コンベヤ8に移載させる。パレットP上の物品
Aの荷降ろし完了後、荷降ろし位置L2 の上方におい
て、パレット排出装置10により空パレットPを荷降ろし
位置L2 から排出する。
【0018】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、搬入コンベヤ1の側部に配設されたバンド除去装
置2により、パレットP上の物品Aの周囲に掛け回され
たバンドBを除去する。
【0019】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明において、トップフレーム集積装置4で、除
去されたトップフレームTをパレットP上に集積する。
セパレートシート集積装置7で、除去されたセパレート
シートSをパレットP上に集積する。パレット集積装置
11で、排出された空パレットPを集積する。
【0020】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、空パレット供給装置12により、パレット集積装置
11から、トップフレーム集積装置4およびセパレートシ
ート集積装置7に搬送用の空パレットPを供給する。
【0021】請求項5の発明では、請求項3または請求
項4の発明において、パレット搬出装置13により、トッ
プフレーム集積装置4でトップフレームTが所定量集積
されたパレットP、セパレートシート集積装置7でセパ
レートシートSが所定量積載されたパレットPおよびパ
レット集積装置11で所定量集積された空パレットPを搬
出する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0023】図3に示すように、例えば飲料容器の瓶、
缶、ペットボトルなどの物品Aの輸送は、輸送用のパレ
ットP上に、複数の物品AをセパレートシートSを介し
て複数段に積載するとともに最上面にトップフレームT
を載せ、その周囲にバンドBを掛け回し、さらに、その
周囲を図示しないフィルムを被せてシュリンク包装した
状態で行なわれる。なお、トップフレームTには、4つ
の開口部tが設けられている。
【0024】図1および図2は、パレットP上の複数段
に積載した物品Aを各段ごとに荷降ろしするパレット荷
降ろし装置の全体を示している。
【0025】まず、全体的な配置関係を説明すると、実
パレット(物品Aを積載したパレット)Pを搬入する搬
入コンベヤがあり、この搬入コンベヤの途中の荷降ろし
前位置L1 において、一側にバンドBを除去するバンド
除去装置2が配設され、上方にトップフレームTを除去
するトップフレーム除去装置3が配設され、他側に除去
されたトップフレームTを搬送用のパレットP上に集積
するトップフレーム集積装置4が配設されている。
【0026】搬入コンベヤ1の端部に連設して荷降ろし
位置L2 があり、この荷降ろし位置L2 において、実パ
レットP上の最上段の物品Aを荷降ろし高さに上昇させ
る上昇装置5が配設され、上方にセパレートシートSを
除去するセパレートシート除去装置6が配設されてい
る。搬入コンベヤ1の他側のトップフレーム集積装置4
に隣接する位置に、除去されたセパレートシートSを搬
送用のパレットP上に集積するセパレートシート集積装
置7が配設されている。
【0027】荷降ろし位置L2 の上方には、物品搬出コ
ンベヤ8が連設され、荷降ろし高さに上昇された物品A
を物品搬出コンベヤ8に移載させる移載装置9が配設さ
れ、この移載装置9の下側に空パレット(物品Aを全て
降ろしたパレット)Pを荷降ろし位置L2 から排出する
パレット排出装置10が配設されている。物品搬出コンベ
ヤ8の他側に、排出された空パレットPを集積するパレ
ット集積装置11が配設されている。
【0028】各集積装置4,7,11にわたって、パレッ
ト集積装置11から各集積装置7,4に輸送用の空パレッ
トPを供給する空パレット供給装置12が配設されてい
る。
【0029】各集積装置4,7,11の他側に沿って、ト
ップフレームTが所定量集積されたパレットP、セパレ
ートシートSが所定量積載されたパレットPおよび所定
量集積されたパレットPを搬出するパレット搬出装置13
が配設されている。
【0030】次に、前記各構成について説明する。
【0031】前記搬入コンベヤ1は、図4および図5に
示すように、第1、第2および第3のチェーンコンベヤ
21,22,23から構成され、それらの上面に実パレットP
を搬送する搬送面が形成されている。
【0032】荷降ろし前位置L1 にある第2のチェーン
コンベヤ22において、実パレットPを荷降ろし前位置L
1 に停止させるストッパ24がエアシリンダ25の作動によ
って搬送面上に進退可能に設けられ、停止させた実パレ
ットPを昇降させる昇降手段26が搬送面上に昇降可能に
設けられ、上昇させた実パレットPを一側の位置決め板
27に押し付けて位置決めするプッシャ28が他側に配設さ
れている。なお、昇降手段26では、バンドBの除去を行
なう高さ、トップフレームTの除去を行なう高さに実パ
レットPを上昇させる。
【0033】前記バンド除去装置2は、第2のチェーン
コンベヤ22の一側に配設されており、本件出願人によっ
て出願された特願平4−127553号の実施例の構成
が用いられる。図6(一側から見た図であり、つまり図
5の反対方向から見た図である)に示すように、位置決
め板27と平行にレール31が設置され、このレール31上に
沿って装置本体32が移動可能に配設されている。そし
て、バンドBの除去は、装置本体32からフック33が前進
した状態で装置本体32が移動して、フック33をバンドB
に引っ掛け、バンドBをカッターで切断するとともにそ
の一端部をフック33で挟持し、フック33が後退してバン
ドBを上下一対の送りローラ34間に引き込み、両送りロ
ーラ34間にバンドBを挟持するとともにフック33の挟持
を解除し、送りローラ34が回転してバンドBを装置本体
32内に引き込んで裁断手段35に送り、この裁断手段35で
バンドBを細かく裁断する。
【0034】前記トップフレーム除去装置3は、図5、
図7および図8に示すように、荷降ろし前位置L1 の上
方とトップフレーム集積装置4の上部とにわたってフレ
ーム41が架設され、このフレーム41に沿ってクランプ体
42が移動可能に搭載されている。このクランプ体42は、
上側枠43とこの上側枠43にリンク44を介して上下動可能
に支持された下側枠45とを有している。
【0035】上側枠43は、回転自在に設けたローラ46が
フレーム41上を走行し、フレーム41の側部に配設された
エアシリンダ47の作動によって移動される。すなわち、
エアシリンダ47の作動によって一対の小径スプロケット
48間に張設されたチェーン49が回転し、一方が一方の小
径スプロケット48と同軸で一体回転する一対の大径スプ
ロケット50間に張設されたチェーン51が回転し、このチ
ェーン51に連結された上側枠43が移動する。このとき、
スプロケット48,50の径差に伴い、チェーン51の移動距
離はチェーン49の約2倍となり、したがって、エアシリ
ンダ47の小ストロークでも、クランプ体42の所望の移動
距離が得られる。
【0036】下側枠45には、トップフレームTの各開口
部tの位置に対応して、スプリング52で下方に付勢され
たシート押え53が上下動可能に取付けられている。四辺
部には、開口部tの内縁部に係着可能とするクランプ54
が配設され、この各クランプ54は図示しないエアシリン
ダにより四方に進退可能に取付けられている。
【0037】そして、クランプ体42が実パレットPの上
方に待機しているとき、昇降手段26によって実パレット
Pを上昇させることにより、トップフレームTの各開口
部tを通じてセパレートシートSの上面にシート押え53
が当接し、開口部tの内側にクランプ54が侵入する。ク
ランプ54を四方外方に移動させて開口部tの内縁に係合
させる。昇降手段26によって実パレットPを下降させる
ことにより、クランプ54が係合するトップフレームTは
クランプ体42に残り、シート押え53の作用によりトップ
フレームTの下側のセパレートシートSがトップフレー
ムTと確実に離反される。クランプ体42を前記トップフ
レーム集積装置4上に移動させ、各クランプ54を内方に
移動させて係合を解除し、トップフレームTを放出す
る。
【0038】前記トップフレーム集積装置4は、図7お
よび図8に示すように、縦長四角枠状のフレーム61を備
え、このフレーム61の上部にトップフレーム除去装置3
が連設され、その下方にフォーク体62が昇降可能に配設
されている。
【0039】フォーク体62は、一対のフォーク部63と連
結部64とから構成され、各フォーク部63の外面に回転自
在に設けたローラ65がフレーム61のガイドレール66に転
動可能に嵌合し、そのガイドレール66に沿って上下方向
に移動可能に支持されている。そして、フォーク体62
は、上下一対のスプロケット67間に張設されたチェーン
68が連結され、スプロケット67がモータ69で回転駆動さ
れることにより、昇降される。各フォーク部63には、チ
ェーンコンベヤ70が取付けられている。
【0040】また、フレーム61の上部の四方面には、ク
ランプ体42から放出されて積載されるトップフレームT
の四辺を位置決めするガイド板71が取付けられている。
【0041】そして、空パレット供給装置12から供給さ
れる空パレットPをフォーク体62のチェーンコンベヤ70
上に搭載して上方に移動し、クランプ体42から放出され
るトップフレームTをパレットP上に積載する。トップ
フレームTを受取り積載する最上面高さが常に所定の受
取り高さとなるように、フォーク体62を順次下降させて
いく。トップフレームTを所定量集積したら、フォーク
体62を所定の搬出高さまで下降させ、チェーンコンベヤ
70によりパレットPを前記パレット搬出装置13に搬出す
る。
【0042】前記荷降ろし位置L2 においては、図9に
示すように、四隅の支柱部81を有する略コ字形の枠体82
の内側間に実パレットPの上昇空間83が形成されてい
る。上昇空間83の底部には第3のチェーンコンベヤ23に
連設するチェーン駆動のテーブルコンベヤ84が配設され
ている。上昇空間83のパレット搬送方向前方に第1の姿
勢規正装置85が配設され、パレット搬送方向両側に第2
の姿勢規正装置86および上昇装置5が配設され、第1の
姿勢規正装置85の上方に物品搬出コンベヤ8が連設され
ている。
【0043】第1の姿勢規正装置85は、図10に示すよ
うに、テーブルコンベヤ84上に搬入された実パレット
P、実パレットP上のセパレートシートSおよび物品A
の搬入方向前面が当接して垂直状に規正される縦長平板
状のメインシート91を有している。このメインシート91
は、裏面の両側縁部に複数の支持板92が突設され、この
各支持板92の外面に回転自在に設けたローラ93が支柱部
81に設けたガイドレール94に転動可能に嵌合し、そのガ
イドレール94に沿って上下方向に移動可能になってい
る。そして、メインシート91は、エアシリンダ95の作動
により、通常時は図10に2点鎖線で示す高さ位置まで
上昇し、後述する空パレットPの排出時に図10に実線
で示す高さ位置まで下降する。
【0044】第2の姿勢規正装置86は、図11および図
12に示すように、上昇空間83の両側部に配設される規
正体101 を有している。各規正体101 は、一対の棒状体
102が下端の支点部103 を支点として揺動可能に取付け
られているとともに、両棒状体102 の上昇空間83に臨む
面に規正板104 が取付けられている。そして、規正体10
1 は、エアシリンダ105 の作動により、実パレットPの
搬入時に図11に2点鎖線で示す上昇空間83の外方に揺
動退避し、搬入後に図11に実線で示す上昇空間83の内
方に揺動して実パレットP、実パレットP上のセパレー
トシートSおよび物品Aの搬入方向両側を垂直状に姿勢
規正する。
【0045】なお、上昇空間83の両側部の規正体101 の
上方には、上側ガイド板106 と下側ガイド板107 とが挿
通部108 の間隔をあけてそれぞれ取付けられている。上
側ガイド板106 は、上部のみで枠体82に支持され、下端
側はフリーで、その周囲に後述するサブフレームが嵌合
する状態で昇降可能となっている。
【0046】前記上昇装置5は、図11ないし図13に
示すように、実パレットPを下部域から上部域まで上昇
させる第1の上昇手段111 と、上部域で第1の上昇手段
111から実パレットPを受取って最上部まで上昇させる
第2の上昇手段112 とから構成されている。なお、図1
3には一側にのみ第2の上昇手段112 を示しているが、
他側にも同様の第2の上昇手段112 が配設されている。
【0047】第1の上昇手段111 は、上昇空間83を昇降
するホイスト体113 を有している。このホイスト体113
は、テーブルコンベヤ84の周囲形状よりやや大きい四角
形状にパレット支持部114 が設けられ、このパレット支
持部114 の四隅下部に略L字形の垂直板115 が設けられ
ているとともに、各垂直板115 から各支柱部81内に入り
込む水平板116 が設けられている。
【0048】ホイスト体113 の各水平板116 は支柱部81
内に配設されたガイドレール117 に沿って上下動可能と
している。各水平板116 にはチェーン118 の一端が連設
され、このチェーン118 の他端が、各スプロケット119
および駆動スプロケット120を介して、支柱部81内を昇
降可能とするウエイト121 に連結されており、駆動スプ
ロケット120 が図示しないモータで回転駆動されること
により、ホイスト体113 が昇降する。
【0049】そして、ホイスト体113 がテーブルコンベ
ヤ84の搬送面より下降した状態でテーブルコンベヤ84上
に実パレットPを搬入し、ホイスト体113 の上昇により
パレット支持部114 上に実パレットPを載せて上昇す
る。
【0050】第2の上昇手段112 は、ガイド板106 ,10
7 間の挿通部108 から上昇空間83に進入して上昇空間83
を昇降するサブフォーク131 を有している。このサブフ
ォーク131 は、基板132 の上端両側にガイド板106 ,10
7 より幅広の間隔をあけてフォーク部133 が突設され、
このフォーク部133 の先端間に支持バー134 が連設さ
れ、基板132 、一対のフォーク部133 および支持バー13
4 間にガイド板106 の下部域が挿通可能とする開口部13
5 が設けられている。
【0051】各サブフォーク131 は、基板132 に連結さ
れた一対のエアシリンダ136 に支持され、このエアシリ
ンダ136 の作動により、上昇空間83に対して進退可能に
なっている。エアシリンダ136 は、シリンダ支持板137
に回転自在に設けたローラ138 が支柱部81に設けたガイ
ドレール139 に転動可能に嵌合し、そのガイドレール13
9 に沿って昇降可能に支持されている。一対のエアシリ
ンダ136 間を連結する連結フレームに140 上下一対のス
プロケット141 間に張設されたチェーン142 が連結さ
れ、スプロケット141 がモータ143 で回転駆動されるこ
とにより、エアシリンダ136 とともにサブフォーク131
が昇降する。
【0052】そして、ホイスト体113 による実パレット
Pの上昇時、サブフォーク131 をガイド板106 ,107 の
裏面側に後退させる。実パレットPがサブフォーク131
より上方に上昇した後、サブフォーク131 を上昇空間83
内に進出させるとともに上昇させ、ホイスト体113 から
実パレットPをサブフォーク131 上に受取り、実パレッ
トPの上昇を引き継ぐ。
【0053】なお、上昇装置5によって上昇される実パ
レットP上の最上段の物品Aが所定の荷降ろし高さ(物
品Aが載ったセパレートシートSが後述する乗移り板20
3 よりわずかに高い高さ)に達したことを検知する高さ
検知手段144 が、図15に示すように、後述するフレー
ム152 に取付けられている。この高さ検知手段144 は、
自重により下降してセパレートシートSの上面に当接す
る検知部材145 の上下方向位置で検知するもので、検知
後はエアシリンダ146 によって検知部材145 が上方に退
避される。
【0054】前記セパレートシート除去装置6は、図1
4ないし図16に示すように、荷降ろし位置L2 のセパ
レートシートSを第3のチェーンコンベヤ23の上方位置
に移送するシート移送機構151 と、このシート移送機構
151 で移送されたセパレートシートSをセパレートシー
ト集積装置7に搬送するシートコンベヤ171 とから構成
されている。
【0055】シート移送機構151 は、枠体82の上部に配
設される移載装置9の上部と第3のチェーンコンベヤ23
の上方とにわたって横長四角形枠状のフレーム152 が架
設され、このフレーム152 に沿ってシート移送体153 が
横移動可能に搭載されている。
【0056】シート移送体153 は、移動枠154 を有し、
この移動枠154 の両側板155 に回転自在に設けたローラ
156 がフレーム152 の内側に設けたガイドレール157 に
転動可能に嵌合され、ガイドレール157 に沿って水平方
向に移動可能としている。そして、移動枠154 にはフレ
ーム152 の両端部のプーリ158 間に張設されたタイミン
グベルト159 が連結され、プーリ158 がモータ160 で回
転駆動されることにより、移動枠154 が移動される。
【0057】移動枠154 の下側にはエアシリンダ161 に
よって昇降される昇降枠162 が配設され、この昇降枠16
2 には、下端部に吸着体163 を備えた複数のスライド軸
164が上下動可能に取付けられており、吸着体163 には
セパレートシートSを吸着する負圧が選択的に供給され
る。
【0058】そして、エアシリンダ161 により昇降枠16
2 を下降させ、吸着体163 をセパレートシートSの上面
に当接させるとともに負圧を供給して吸着させた後、昇
降枠162 を上昇させ、セパレートシートSを上方に持ち
上げる。移動枠154 をシートコンベヤ171 の上方に移動
させ、吸着体163 への負圧の供給を解除し、セパレート
シートSをシートコンベヤ171 上へ放出する。
【0059】シートコンベヤ171 は、シート移送機構15
1 のフレーム152 の下部とセパレートシート集積装置7
とにわたって四角形枠状のフレーム172 が架設され、こ
のフレーム172 の内側に、各一対のプーリ173 によって
複数のベルト174 がシート搬送方向に沿って張設されて
いる。そして、プーリ173 をモータ175 で回転駆動する
ことにより、ベルト174 上に放出されたセパレートシー
トSをセパレートシート集積装置7に搬送放出する。
【0060】前記セパレートシート集積装置7は、図1
4および図16に示すように、縦長四角形枠状のフレー
ム181 を備え、このフレーム181 の上部にシートコンベ
ヤ171 の端部が連設され、その下方にフォーク体182 が
昇降可能に配設されている。
【0061】フォーク体182 は、一対のフォーク部183
と連結部184 とから構成され、各フォーク部183 の外面
に回転自在に設けたローラ185 がフレーム181 のガイド
レール186 に転動可能に嵌合し、そのガイドレール186
に沿って上下方向に移動可能に支持されている。そし
て、フォーク体182 は、上下一対のスプロケット187 間
に張設されたチェーン188 が連結され、スプロケット18
7 がモータ189 で回転駆動されることにより、昇降され
る。各フォーク部183 には、チェーンコンベヤ190 が取
付けられている。
【0062】フレーム181 の上部の四方面には、シート
コンベヤ171 から放出されて積載されるセパレートシー
トSの四辺を位置決めするガイド板191 が取付けられて
いる。
【0063】また、フレーム181 の上部には、一対のレ
イヤーバー192 が水平に配置されており、このレイヤー
バー192 は、図示しない駆動手段により、図14に示す
シート積層域上方に進入した位置と、シート積層域から
外方に退避された位置とに選択的に移動される。
【0064】そして、空パレット供給装置12から供給さ
れる空パレットPをフォーク体182のチェーンコンベヤ1
90 上に搭載して上方に移動し、シートコンベヤ171 か
ら放出されるセパレートシートSをパレットP上に積載
する。セパレートシートSを受取り積載する最上面高さ
が常に所定の受取り高さとなるように、フォーク体182
を順次下降させていく。セパレートシートSを所定量集
積したら、フォーク体182 を所定の搬出高さまで下降さ
せ、チェーンコンベヤ190 によりパレットPを前記パレ
ット搬出装置13に搬出する。このパレットPの搬出動作
の開始直後に、レイヤーバー192 をシート集積域上方に
進入させ、シートコンベヤ171 から順次放出されるセパ
レートシートSを一時的に集積保留し、フォーク体182
上に新たに空パレットPが供給されてシート受取可能状
態に復帰したら、レイヤーバー192 をシート集積域から
退避させて集積保留させていたセパレートシートSを空
パレットP上へ移載する。
【0065】前記物品搬出コンベヤ8は、両側のフレー
ム201 間に張設した無端状のベルト202 を回動させるベ
ルトコンベヤからなる。この物品搬出コンベヤ8の始端
部には、乗移り板203 が配設されている。なお、この物
品搬出コンベヤ8の上部には、防塵用のカバーが取付け
られている。
【0066】前記移載装置9は、図15および図17に
示すように、枠体82の上部に四角形枠状のフレーム211
が配設され、このフレーム211 の両端部に各モータ212
a,212bによってそれぞれ回転駆動される回転軸213a,2
13bがそれぞれ架設され、この回転軸213a,213bの両端
部において、一方の回転軸213aに固着されたスプロケッ
ト214aと他方の回転軸213bに回転自在に取付けられたス
プロケット215aとの間にチェーン216aが張設されている
とともに、他方の回転軸213bに固着されたスプロケット
214bと一方の回転軸213aに回転自在に取付けられたスプ
ロケット215bとの間にチェーン216bが張設されている。
【0067】両側のチェーン216a間には2本の押動棒体
217 が架設され、チェーン216b間には2本の規制棒体21
8 が架設されている。それらの棒体217 ,218 の両端に
は一対ずつのローラ219 がそれぞれ回転自在に取付けら
れている。各チェーン216a,216bの回転に伴って棒体21
7 ,218 が水平方向に移動する際、各ローラ219 がフレ
ーム211 に設けられたガイドレール220 内を転動移動す
る。
【0068】また、移載装置9はシート位置決め機構22
1 およびシート保持機構222 を備えている。まず、シー
ト位置決め機構221 は、フレーム211 に一対のエアシリ
ンダ223 が取付けられ、この両エアシリンダ223 のロッ
ドに位置決め板224 が取付けられている。一方、シート
保持機構222 は、位置決め板224 の外面複数箇所に取付
けられ、位置決め板224 の内方に上下一対のグリッパ22
5 が突設され、各グリッパ225 別のエアシリンダ226a,
226bにより、グリッパ225 がそれぞれ上下方向に接離す
る。
【0069】そして、図15および図17に示す各棒体
217 ,218 の待機状態で、最上段の物品Aが移載装置9
内に上昇して所定の荷降ろし高さ、つまり物品Aが載っ
たセパレートシートSが乗移り板203 よりわずかに高い
高さに停止される。その後、シート位置決め機構221 の
位置決め板224 を進出させてセパレートシートSを押圧
して位置決めし、シート保持機構222 のグリッパ225 で
セパレートシートSを挟持する。各モータ212a,212bを
駆動し、押動棒体217 を移動させて物品Aを後方から押
し出していくとともに、この押出時に最前列の物品Aの
前方を規制棒体218 が移動して最前列の物品Aが倒れる
のを防止する。前列側の物品Aが乗移り板203 を通じて
物品搬出コンベヤ8上に乗移った後、規制棒体218 が上
方に退避する。
【0070】前記パレット排出装置10は、図18および
図19に示すように、パレットP上の物品Aおよびセパ
レートシートSを全て降ろした後、第2の上昇手段112
のサブフォーク131 により所定の排出高さまで下降され
た空パレットPを荷降ろし位置L2 から排出する。そし
て、パレット排出装置10は、空パレットPを荷降ろし位
置L2 から物品搬出コンベヤ8の下側に押出すパレット
プッシャー機構231 、押出されたパレットPを下降させ
る下降機構232 、下降されたパレットPをパレット集積
装置11に搬送するコンベヤ233 とから構成されている。
【0071】パレットプッシャー機構231 は、枠体82の
一側でセパレートシート除去装置6のシートコンベヤ17
1 の下側に四角形枠状のフレーム241 が配設され、この
フレーム241 の内側間に複数の角材を略T字形に組合わ
せた支持枠242 が架設され、この支持枠242 上に一対の
支持板243 が相対向して立設され、この支持板243 の両
端間に上下一対のローラ244 がそれぞれ回転自在に架設
されている。それら上下のローラ244 間にプッシャー体
245 のレール部246 が挿入され、プッシャー体245 が枠
体82の内側に進退可能に支持されている。プッシャー体
245 には、レール部246 の先端に空パレットPに当接す
る押圧部247 が設けられ、レール部246の側部にはラッ
ク248 が設けられている。そして、支持枠242 に取付け
られたモータ249 の回転軸のギヤ250 がラック248 に噛
合され、モータ249 の駆動でプッシャー体245 が移動す
る。
【0072】下降機構232 は、枠体82の他側の各支柱部
81の外側にフレーム251 が立設され、このフレーム251
に沿って昇降体252 が昇降可能に配設されている。昇降
体252 は、フレーム251 間に配置される基部253 を備
え、この基部253 からチェーンコンベヤ254 をそれぞれ
有する一対のフォーク部255 が突設され、このフォーク
部255 の先端にストッパ板256 が連結されている。そし
て、基部253 の両端の支持板257 に回転自在に設けた複
数のローラ258 がフレーム251 のガイドレール259 の両
側に転動可能に嵌合し、そのガイドレール259 に沿って
上下方向に移動可能に支持されている。また、昇降体25
2 にチェーン260 の一端が連設され、このチェーン260
の他端が、スプロケットを261 介してフレーム251 内を
昇降可能とするウエイト262 に連結されており、スプロ
ケット261 がモータ263 で回転駆動されることにより昇
降体252 が昇降する。
【0073】なお、枠体82の他側上部には、荷降ろし位
置L2 から押し出される空パレットPをパレット受取位
置に上昇した昇降体252 に受け渡すフリーローラコンベ
ヤ264 が配設されている。
【0074】コンベヤ233 は、両側のフレーム271 に沿
ってチェーン272 を走行させるようにしたチェーンコン
ベヤからなる。フレーム271 には昇降体252 の一方のフ
ォーク部255 が進入可能とする切欠部273 が形成されて
おり、昇降体252 がコンベヤ233 の搬送面より下方に下
降可能になっている。なお、切欠部273 の下側にスプロ
ケット274 が配設され、このスプロケット274 により切
欠部273 の両側に配設されたスプロケット275 からチェ
ーン272 を迂回させ、チェーン272 が切欠部273 に進入
するフォーク部255 と干渉しないようになっている。
【0075】そして、パレット排出装置10によれば、空
パレットPが第2の上昇手段112 のサブフォーク131 に
より所定の排出高さまで下降された後、プッシャー体24
5 を前進させ、空パレットPをサブフォーク131 上を摺
動させてフリーローラコンベヤ264 を通じて昇降体252
に押し出す。昇降体252 のチェーンコンベヤ254 の駆動
により空パレットPをフォーク部255 上に受取ってスト
ッパ板256 に当接させる。昇降体252 を下降させ、空パ
レットPをコンベヤ233 上に移載する。コンベヤ233 の
駆動により、空パレットPをパレット集積装置11に搬送
する。
【0076】前記パレット集積装置11は、図20および
図21に示すように、縦長四角形枠状のフレーム281 を
備え、このフレーム281 の中段部にコンベヤ233 から搬
出される空パレットPを受入れる待機空間部282 が設け
られ、この待機空間部282 の下部にリフタ283 によって
昇降可能とする搬送機構284 が配設され、待機空間部28
2 の上部にスタッカ部285 が設けられている。
【0077】搬送機構284 は、リフタ283 によって昇降
される昇降板286 上の両側にチェーンコンベヤ287 が配
設されているとともに、中央にフリーローラコンベヤ28
8 が配設されている。
【0078】スタッカ部285 は、両側面およびコンベヤ
233 側の側面に集積される空パレットPの側面を位置決
めするガイド板289 が配設され、両側下部にエアシリン
ダ290 によって回動される略L字形の係止片291 が回動
可能に軸支されている。この係止片291 が最下段の空パ
レットP内に係入することにより、スタッカ部285 内に
複数の空パレットPが集積支持される。
【0079】また、待機空間部282 のコンベヤ233 とは
反対側の側面部には、ストッパ292が昇降可能に配設さ
れている。
【0080】そして、リフタ283 によって搬送機構284
の搬送面をコンベヤ233 の搬送面と同一高さに合わせる
とともにストッパ292 を上昇させた状態で、コンベヤ23
3 から搬出される空パレットPを待機空間部282 内に受
入れる。搬送機構284 のチェーンコンベヤ287 の駆動に
より空パレットPを受取ってストッパ292 に当接させ
る。
【0081】搬送機構284 上に搬入した空パレットPを
集積するには、リフタ283 で搬送機構284 上の空パレッ
トPを上昇させてスタッカ部285 に集積された最下段の
空パレットPに押し当てるとともにわずかに持ち上げ、
各係止片291 を外方に回動退避させる。搬送機構284 上
に直接載っている最下段の空パレットPを係止片291の
係入可能高さまで上昇させ、その最下段の空パレットP
の両側に各係止片291を係入させる。リフタ283 で搬送
機構284 を下降させて、最下段の空パレットPを係止片
291 上に移載する。
【0082】また、スタッカ部285 内に所定量の空パレ
ットPが集積されたために、空パレットPを搬出するに
は、リフタ283 で搬送機構284 を上昇させ、最下段の空
パレットPを搬送機構284 上に載せてわずかに持ち上
げ、各係止片291 を外方に回動退避させ、空パレットP
の載った搬送機構284 を所定の搬出高さまで下降させ、
搬送機構284 で空パレットPをパレット搬出装置13に搬
出する。このとき、ストッパ292 は空パレットPの搬出
領域から下方に退避されている。
【0083】さらに、トップフレーム集積装置4および
セパレートシート集積装置7への空パレットPの供給
時、搬送機構284 上に空パレットPがあれば、リフタ28
3 で搬送機構284 を下降させ、空パレットPを空パレッ
ト供給装置12の後述する第1の供給コンベヤ301 に移載
する。一方、搬送機構284 上に空パレットPがなけれ
ば、リフタ283 で搬送機構284 を上昇させ、スタッカ部
285 に集積された最下段の空パレットPのみを搬送機構
284 に受取り、第1の供給コンベヤ301 に移載する。
【0084】前記空パレット供給装置12は、図21ない
し図23に示すように、パレット集積装置11の下部から
セパレートシート集積装置7の側部にわたって配設され
た第1の供給コンベヤ301 と、この第1の供給コンベヤ
301 に連設されてセパレートシート集積装置7の下部か
らトップフレーム集積装置4の下部にわたって配設され
た第2の供給コンベヤ302 とから構成されている。
【0085】第1の供給コンベヤ301 は、両側のフレー
ム303 に沿ってチェーン304 を走行させるようにしたチ
ェーンコンベヤからなり、その搬送面高さはコンベヤ23
3 の搬送面やパレット搬出装置13の搬送面よりも低く設
定されている。各フレーム303 の側部に沿って、搬送さ
れる空パレットPを位置決めガイドするガイド板305が
配設されている。
【0086】第2の供給コンベヤ302 は、両側のフレー
ム306 に沿ってチェーン307 を走行させるようにしたチ
ェーンコンベヤからなり、その搬送面高さは第1の供給
コンベヤ301 の搬送面高さと同一に設定されている。フ
レーム306 には各フォーク体62,182 のフォーク部63,
183 が進入可能とする切欠部308 が形成されており、フ
ォーク体62,182 が第2の供給コンベヤ302 の搬送面よ
り下方に下降可能になっている。なお、切欠部308 の下
側にスプロケット309 が配設され、このスプロケット30
9 により切欠部308 の両側に配設されたスプロケット31
0 からチェーン307 を迂回させ、チェーン307 が切欠部
308 に進入するフォーク部63,183 と干渉しないように
なっている。
【0087】また、搬送される空パレットPをセパレー
トシート集積装置7に対応した所定の供給位置に停止さ
せるストッパ311 が、エアシリンダ312 によって搬送面
から出没可能に設けられている。さらに、搬送される空
パレットPをトップフレーム集積装置4に対応した所定
の供給位置に停止させるストッパ313 が固定的に設けら
れている。
【0088】そして、空パレットPの供給時には、供給
を受けるフォーク体62,182 を第2の供給コンベヤ302
の搬送面よりも下方に下降させ、パレット集積装置11の
場所で第1の供給コンベヤ301 上に移載された空パレッ
トPを、第1の供給コンベヤ301 から第2の供給コンベ
ヤ302 に搬送する。セパレートシート集積装置7に供給
する場合には、ストッパ311 を上昇させて搬送されてく
る空パレットPを停止させ、フォーク体182 を上昇させ
て空パレットPを持ち上げる。トップフレーム集積装置
4に供給する場合には、ストッパ311 は下降状態を保
ち、空パレットPをストッパ313 に当接させて停止さ
せ、フォーク体62を上昇させて空パレットPを持ち上げ
る。
【0089】前記パレット搬出装置13は、パレット集積
装置11、セパレートシート集積装置7およびトップフレ
ーム集積装置4の側部から所定の搬出位置にわたってコ
ンベヤ321 が配設されている。このコンベヤ321 と各集
積装置4,7,11との間には、各集積装置4,7,11か
ら搬出されるパレットPをコンベヤ321 に移載するコン
ベヤ322 ,323 ,324 が配設されている。なお、コンベ
ヤ322 ,323 ,324 の搬送面高さは供給コンベヤ301 ,
302 の搬送面よりも高く設定されている。
【0090】次に、荷降ろし動作を説明する。
【0091】搬入コンベヤ1で実パレットPを搬入し、
ストッパ24で荷降ろし前位置L1 に停止させる。
【0092】荷降ろし前位置L1 において、昇降手段26
で実パレットPを所定高さ上昇させ、バンド除去装置2
で実パレットPの周囲に架け回されているバンドBを除
去する。
【0093】また、実パレットPを上方に待機している
クランプ体42の高さまで上昇させ、クランプ体42でトッ
プフレームTを保持する。実パレットPを下降させた
後、クランプ体42をトップフレーム集積装置4上に移動
させ、トップフレームTの保持を解除して放出する。
【0094】トップフレーム集積装置4では、空パレッ
トPを搭載したフォーク体62を上方の受取り高さに配置
させてあり、クランプ体42から放出されるトップフレー
ムTをパレットP上に順次積載する。トップフレームT
を受取り積載する最上面高さが常に所定の受取り高さと
なるように、フォーク体62を順次下降させていく。
【0095】トップフレームTの除去後、搬入コンベヤ
1上に下降させた実パレットPを荷降ろし位置L2 のテ
ーブルコンベヤ84上に搬送する。
【0096】荷降ろし位置L2 において、搬入時に実パ
レットPの搬送方向前面がメインシート91に当ることに
より、実パレットPの搬入方向前面を垂直状に規正す
る。かつ、両規正体101 を内方に揺動させ、実パレット
Pの搬入方向両側を垂直状に規正する。
【0097】また、テーブルコンベヤ84の搬送面より下
方に待機していたホイスト体113 を上昇させ、テーブル
コンベヤ84から実パレットPを受取って上昇させる。高
さ検知手段144 で実パレットP上の最上段の物品Aが荷
降ろし高さ、つまり物品Aが載ったセパレートシートS
が乗移り板203 よりわずかに高い高さに達したことを検
知したら、ホイスト体113 の上昇を停止させる。
【0098】シート移送体153 の昇降枠162 を下降させ
て物品A上に載っているセパレートシートSを吸着した
後、昇降枠162 を上昇させてセパレートシートSを上方
に持ち上げる。シート移送体153 をシートコンベヤ171
上に移動させ、セパレートシートSの吸着を解除して放
出する。シートコンベヤ171 でセパレートシートSをセ
パレートシート集積装置7に搬送放出する。
【0099】セパレートシート集積装置7では、空パレ
ットPを搭載したフォーク体182 を上方の受取り高さに
配置させてあり、シートコンベヤ171 から放出されるセ
パレートシートSをパレットP上に順次積載する。セパ
レートシートSを受取り積載する最上面高さが常に所定
の受取り高さとなるように、フォーク体182 を順次下降
させていく。
【0100】シート位置決め機構221 の位置決め板224
を進出させて荷降ろし高さの物品Aが載っているセパレ
ートシートSを押圧して位置決めし、シート保持機構22
2 のグリッパ225 でセパレートシートSを挟持する。
【0101】移載装置9の押動棒体217 を移動させて物
品Aを後方から押し出していくとともに、この押出時に
最前列の物品Aの前方を規制棒体218 が移動して最前列
の物品Aが倒れるのを防止する。前列側の物品Aが乗移
り板203 を通じて物品搬出コンベヤ8上に乗移った後、
規制棒体218 が上方に退避する。セパレートシートS上
から押し出した物品Aを物品搬出コンベヤ8で搬出す
る。
【0102】そして、ホイスト体113 によって実パレッ
トP上の最上段となる物品Aを荷降ろし高さに上昇さ
せ、セパレートシートSの除去および物品Aの荷降ろし
を順次行なう。
【0103】なお、ホイスト体113 による実パレットP
の上昇時には、サブフォーク131 はガイド板106 ,107
の裏面側に後退している。
【0104】パレットP上の物品の残りが2〜3段分に
なると、実パレットPがサブフォーク131 より上方に上
昇する。その後、サブフォーク131 を上昇空間83内に進
出させるとともに上昇させ、ホイスト体113 から実パレ
ットPをサブフォーク131 上に受取り、実パレットPの
上昇を引き継いで荷降ろし動作を継続する。
【0105】このサブフォーク131 で実パレットPを上
昇させて荷降ろしを行なっている間に、ホイスト体113
を下降させ、搬入コンベヤ1で次に荷降ろしを行なう実
パレットPをテーブルコンベヤ84上に搬入し、次の荷降
ろし動作に迅速に移れるように待機する。
【0106】サブフォーク131 で上昇されるパレットP
上からの荷降ろし動作が完了したら、サブフォーク131
で空パレットPを所定の排出高さまで下降させ、メイン
シート91を下方に下降させる。パレット排出装置10のプ
ッシャー体245 を前進させ、空パレットPをフリーロー
ラコンベヤ264 を通じて昇降体252 に押し出す。昇降体
252 のチェーンコンベヤ254 の駆動により空パレットP
を受入れるとともにストッパ板256 に当接させて位置決
めする。昇降体252 を下降させ、空パレットPをコンベ
ヤ233 上に移載する。コンベヤ233 の駆動により、空パ
レットPをパレット集積装置11に搬送する。
【0107】パレット集積装置11では、リフタ283 によ
って搬送機構284 の搬送面をコンベヤ233 の搬送面と同
一高さに合わせるとともにストッパ292 を上昇させてい
る。コンベヤ233 から搬出される空パレットPを搬送機
構284 上に受入れるとともにストッパ292 に当接させて
位置決めする。リフタ283 で搬送機構284 上の空パレッ
トPを上昇させてスタッカ部285 の最下段に集積させ
る。
【0108】以上のようにして、実パレットPの搬入か
ら空パレットPの集積までの一連の荷降ろし動作が完了
する。
【0109】そして、トップフレーム集積装置4におい
て、パレットP上にトップフレームTを所定量集積した
ら、フォーク体62を所定の搬出高さまで下降させ、チェ
ーンコンベヤ70によりパレットPをパレット搬出装置13
に搬出する。
【0110】また、セパレートシート集積装置7におい
て、パレットP上にセパレートシートSを所定量集積し
たら、フォーク体182 を所定の搬出高さまで下降させ、
チェーンコンベヤ190 によりパレットPをパレット搬出
装置13に搬出する。このパレットPの搬出動作の開始直
後に、レイヤーバー192 をシート集積域上方に進入さ
せ、シートコンベヤ171 から順次放出されるセパレート
シートSを一時的に集積保留し、フォーク体182 上に新
たに空パレットPを供給してシート受取可能状態に復帰
したら、レイヤーバー192 をシート集積域から退避させ
て集積保留させていたセパレートシートSを空パレット
P上へ移載する。
【0111】さらに、パレット集積装置11において、ス
タッカ部285 内に空パレットPを所定量集積したら、リ
フタ283 で搬送機構284 を上昇させ、係止片291 上から
集積された空パレットPを受取り、所定の搬出高さまで
下降する。搬送機構284 でパレット搬出装置13に搬出す
る。このとき、ストッパ292 を空パレットPの搬出領域
から下方に退避させる。
【0112】そして、パレットPを搬出した集積装置
4,7に対して、パレット集積装置11から空パレットP
を供給する。
【0113】すなわち、搬送機構284 上に空パレットP
があれば、リフタ283 で搬送機構284 を下降させ、空パ
レットPを空パレット供給装置12の第1の供給コンベヤ
301に移載する。一方、搬送機構284 上に空パレットP
がなければ、リフタ283 で搬送機構284 を上昇させ、ス
タッカ部285 に集積された最下段の空パレットPのみを
受取り、第1の供給コンベヤ301 に移載する。
【0114】空パレットPの供給を受ける集積装置4,
7では、フォーク体62,182 を第2の供給コンベヤ302
の搬送面よりも下方に下降させておく。パレット集積装
置11の場所で第1の供給コンベヤ301 上に移載された空
パレットPを第2の供給コンベヤ302 に搬送する。
【0115】セパレートシート集積装置7に供給する場
合には、ストッパ311 を上昇させて搬送されてくる空パ
レットPを停止させ、フォーク体182 を上昇させて空パ
レットPを持ち上げる。一方、トップフレーム集積装置
4に供給する場合には、ストッパ311 は下降状態を保
ち、空パレットPをストッパ313 に当接させて停止さ
せ、フォーク体62を上昇させて空パレットPを持ち上げ
る。
【0116】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、荷降ろし位置
において、実パレットを上昇させて上段の物品から順に
荷降ろし、この物品の荷降ろし完了後、荷降ろし位置の
上方において空パレットを荷降ろし位置から排出するた
め、次に荷降ろしを行なう実パレットを荷降ろし位置に
迅速に搬入でき、複数のパレットから荷降ろしを行なう
全体的な荷降ろし能力を向上させることができる。
【0117】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、搬入コンベヤの側部にバンド除去装置を配設
したため、パレットの搬入経路中において、パレット上
の物品の周囲に掛け回されたバンドを除去することがで
きる。
【0118】請求項3の発明によれば、請求項1または
請求項2の発明において、搬入コンベヤの側部にトップ
フレーム集積装置およびセパレートシート集積装置を配
設するとともに、物品搬出コンベヤの側部にパレット集
積装置を配設したため、除去されたトップフレームおよ
びセパレートシートをパレット上にそれぞれ自動集積す
ることができるとともに、空パレットを自動集積するこ
とができる。
【0119】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
において、空パレット供給装置を備えたため、パレット
集積装置から、トップフレーム集積装置およびセパレー
トシート集積装置に搬送用の空パレットを自動供給する
ことができる。
【0120】請求項5の発明によれば、請求項3または
請求項4の発明において、パレット搬出装置を備えたた
め、トップフレーム集積装置でトップフレームが所定量
集積されたパレット、セパレートシート集積装置でセパ
レートシートが所定量積載されたパレットおよびパレッ
ト集積装置で所定量集積された空パレットを、共通のパ
レット搬出装置で搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレット荷降ろし装置の一実施例を示
す全体の平面図である。
【図2】全体の正面図である。
【図3】実パレットの斜視図である。
【図4】搬入コンベヤの平面図である。
【図5】荷降ろし前位置における正面図である。
【図6】バンド除去装置の背面図である。
【図7】トップフレーム除去装置の平面図である。
【図8】トップフレーム集積装置の断面図である。
【図9】荷降ろし位置における平面図である。
【図10】荷降ろし位置における正面方向から見た断面
図である。
【図11】荷降ろし位置における側面方向から見た断面
図である。
【図12】荷降ろし位置における側面図である。
【図13】荷降ろし位置における平面図である。
【図14】セパレートシート除去装置の平面図である。
【図15】セパレートシート除去装置および移載装置の
断面図である。
【図16】セパレートシート集積装置の断面図である。
【図17】移載装置の平面図である。
【図18】パレット排出装置の正面から見た断面図であ
る。
【図19】パレット排出装置の平面図である。
【図20】パレット集積装置の正面図である。
【図21】パレット供給装置の第1の供給コンベヤの平
面図である。
【図22】パレット供給装置の第2の供給コンベヤの平
面図である。
【図23】パレット供給装置の第2の供給コンベヤの正
面図である。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ 2 バンド除去装置 3 トップフレーム除去装置 4 トップフレーム集積装置 5 上昇装置 6 セパレートシート除去装置 7 セパレートシート集積装置 8 物品搬出コンベヤ 9 移載装置 10 パレット排出装置 11 パレット集積装置 12 空パレット供給装置 13 パレット搬出装置 A 物品 B バンド L2 荷降ろし位置 P パレット S セパレートシート T トップフレーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セパレートシートを介して複数段に物品
    を積載するとともに上面にトップフレームを載せたパレ
    ットを搬入する搬入コンベヤと、 この搬入コンベヤの上方に配設され、前記トップフレー
    ムを除去するトップフレーム除去装置と、 前記搬入コンベヤに連設された荷降ろし位置において、
    前記パレット上の最上段の物品を荷降ろし高さに上昇さ
    せる上昇装置と、 前記荷降ろし位置の上方に配設され、前記セパレートシ
    ートを除去するセパレートシート除去装置と、 前記荷降ろし位置の上方で連設された物品搬出コンベヤ
    と、 前記荷降ろし位置の上方に配設され、荷降ろし高さに上
    昇された物品を前記物品搬出コンベヤに移載させる移載
    装置と、 前記荷降ろし位置の上方でかつ移載装置の下側に配設さ
    れ、空パレットを排出するパレット排出装置とを備えた
    ことを特徴とするパレット荷降ろし装置。
  2. 【請求項2】 搬入コンベヤの側部に配設され、パレッ
    ト上の物品の周囲に掛け回されたバンドを除去するバン
    ド除去装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のパ
    レット荷降ろし装置。
  3. 【請求項3】 搬入コンベヤの側部に配設され、トップ
    フレーム除去装置で除去されたトップフレームをパレッ
    ト上に集積するトップフレーム集積装置と、 搬入コンベヤの側部に配設され、セパレートシート除去
    装置で除去されたセパレートシートをパレット上に集積
    するセパレートシート集積装置と、 物品搬出コンベヤの側部に配設され、パレット排出装置
    で排出された空パレットを集積するパレット集積装置と
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のパレット荷降ろし装置。
  4. 【請求項4】 パレット集積装置からトップフレーム集
    積装置およびセパレートシート集積装置に搬送用の空パ
    レットを供給する空パレット供給装置を備えたことを特
    徴とする請求項3記載のパレット荷降ろし装置。
  5. 【請求項5】 トップフレーム集積装置でトップフレー
    ムが所定量集積されたパレット、セパレートシート集積
    装置でセパレートシートが所定量積載されたパレットお
    よびパレット集積装置で所定量集積された空パレットを
    搬出するパレット搬出装置を備えたことを特徴とする請
    求項3または請求項4記載のパレット荷降ろし装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106565A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Toyo Seikan Kaisha Ltd セパレートシート保持装置
US7665949B2 (en) 2003-05-16 2010-02-23 Layertech Holdings Pty Ltd Carton handling method and apparatus
JP2014097077A (ja) * 2008-02-13 2014-05-29 Picker Technologies Llc 移動車両のビン取り扱いシステム

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