JPH069015A - 昇降台の昇降装置 - Google Patents

昇降台の昇降装置

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Publication number
JPH069015A
JPH069015A JP19307692A JP19307692A JPH069015A JP H069015 A JPH069015 A JP H069015A JP 19307692 A JP19307692 A JP 19307692A JP 19307692 A JP19307692 A JP 19307692A JP H069015 A JPH069015 A JP H069015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mast
lifting
wheel
lifting platform
suspending
Prior art date
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Pending
Application number
JP19307692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Jo
義英 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP19307692A priority Critical patent/JPH069015A/ja
Publication of JPH069015A publication Critical patent/JPH069015A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカークレーン1などに用いられる昇降
台4の昇降装置において、昇降台4の左・右の荷重バラ
ンスが釣り合うようにして、昇降動作に円滑化が図られ
るようにする。 【構成】 昇降台4の左側を吊るチェーン6を、左側マ
スト13の上部、右側マスト14の上部、その下部に各
々設けられたホイールに掛けた後、昇降台4の右側下部
に接続し、昇降台4の右側を吊るチェーン5を、右側マ
スト14の上部、その下部、左側マスト13の下部に各
々設けられたホイールに掛けた後、昇降台4の左側下部
に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スタッカークレーン
などにおいて用いられる昇降台の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の昇降台の昇降装置】従来、この種昇降台の昇降
装置として以下の如きものは知られている。即ち、装置
本体の上部に左右一対のマストが立設され、これらマス
ト相互間で昇降台が昇降自在に設けられ、昇降台の左右
各部を吊るそれぞれの吊り索部材(ワイヤロープ、チェ
ーンなど)が、共に右側のマスト上部に設けられた前・
後の回転自在な各ホイールに巻き掛けられた後、このマ
ストの内部を通ってその下部に設けられた前・後の回転
自在な各ホイールに巻き掛けられ、昇降台における右側
下部の前部及び後部へ接続されるようになった昇降台の
昇降装置である。各吊り索部材は、上記したいずれかの
ホイール又は別途設けられるホイールに回転駆動が加え
られることで駆動されるようになっている。
【0003】
【従来技術の欠点】従来の昇降台の昇降装置には以下の
如き欠点があった。即ち、昇降台の左側を吊る吊り索部
材と右側を吊る吊り索部材とが、いずれも昇降台の右側
下部に対して接続されており、昇降台の左側下部には何
も接続されない状態にあったため、昇降台に対して左右
方向に偏荷重が発生するようになっていた。そのため、
昇降台の昇降を停止させた場合(特に下降時)、右側の
慣性が過大となるおそれがあり、停止直後にバウンド状
の上下揺れが発生する欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。即ち、装
置本体上の左右一対のマスト間で昇降台が昇降自在に設
けられ、昇降台の左側を吊る吊り索部材が左側マストの
上部、右側マストの上部、その下部の各ホイールに掛け
られた後、昇降台の右側下部に接続され、昇降台の右側
を吊る吊り索部材が右側マストの上部、その下部、左側
マストの下部の各ホイールに掛けられた後、昇降台の左
側下部に接続されているものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。昇降台の左側を吊る吊り索部材は、各ホイール間
を掛け渡されて昇降台の右側下部へと接続され、また昇
降台の右側を吊る吊り索部材は、各ホイール間を掛け渡
されて昇降台の左側下部へと接続されるようになってい
るので、昇降台には、左右均等に吊り索部材の荷重が作
用するようになる。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1紙
面表側を、後とは同裏側を言い、左とは図1左側を、右
とは同図右側を言う。図1の如く、レール20に沿って
左右方向に走行自在となされたスタッカークレーン1の
走行台車2(装置本体)上に所定間隔をおいて立設され
た左右一対のマスト13,14と、これらマスト13,
14の相互間で昇降自在に設けられた昇降台4とを有し
ている。7は昇降案内ローラであり、8はスライドフォ
ーク等の物品移載装置であり、Wは物品である。マスト
13,14は、いずれも中空であり、これらの上端部同
士が中空状の上部枠3によって連結されている。この上
部枠3には、その前方で左右方向に渡された上部レール
9に当接する走行案内ローラ10,10が回転自在に設
けられている。
【0007】前記昇降台4は、その左側を吊り索部材6
(チェーンとする)により吊られ、またその右側を吊り
索部材5(同)により吊られるようになっている。この
うち左側の吊り索部材6は、左側マスト13の上部に設
けられたホイール21に巻き掛けられた後、上部枠3内
を通り、右側マスト14の上部に設けられたホイール2
2に巻き掛けられ、次に右側マスト14内を通ってその
下部に設けられたホイール23に巻き掛けられ、そして
モータ12に取り付けられた駆動ホイール11及びその
周辺に設けられたホイール24,25を介して昇降台4
の右側下部へと接続されるようになっている。一方、昇
降台4の右側を吊る右側の吊り索部材5は、右側マスト
14の上部に設けられたホイール26(図2の如くホイ
ール22の後側に配置)、右側マスト14の下部に設け
られたホイール(ホイール23の後側に配置)、駆動ホ
イール11及びその周辺のホイール(ホイール24の後
側に配置)に掛けられた後、走行台車2内を通り、左側
マスト13の下部に設けられたホイール27に掛けられ
て、昇降台4の左側下部へと接続されるようになってい
る。上記したそれぞれのホイール(駆動ホイール11を
除く)が正・逆回転自在であることは当然であるが、吊
り索部材6及び5が補強などのため、いずれも前後2列
となされているので(図2参照)、これら各ホイールも
全て、前後に二連となる構造を有している。なお、駆動
ホイール11は前後に四連となっている。これら各ホイ
ールは、吊り索部材6や5がチェーンであるときはスプ
ロケットが用いられ、ワイヤロープであるときにはV溝
プーリ等が用いられる。
【0008】昇降台4の左側下部から左側マスト13の
下部のホイール27に至る吊り索部材5の長さと、昇降
台4の右側下部から右側マスト14の下部のホイール2
5に至る吊り索部材6の長さとは、昇降台4がどの高さ
に位置しているときにも互いに等しい関係を保持するの
で、昇降台4に作用する左右の荷重バランスは常に釣り
合うようになる。
【0009】図3の如く、昇降台4の左側を吊る吊り索
部材6は、昇降台4に対してその左側上部及び右側下部
に接続される部分が、昇降台4の前後方向中心を境とし
た前方側に配置されている。また、昇降台4の右側を吊
る吊り索部材5では、これとは前後対称となる後方側位
置に振り分け配置されている。そのため、昇降台4にお
ける前後の荷重バランスも釣り合うようになっている。
【0010】ところで、吊り索部材6や5が昇降台4に
おける左・右の下部と接続される部分には、下向きの異
常な引張力が発生したときにこれが昇降台4に伝達され
るのを防止し、また両吊り索部材6や5の伸び量に誤差
が生じた場合の誤差吸収が図れるようにするために、図
4の如く、吊り索部材6や5の接続具31をバネ32で
上方へ付勢するようになったダンパー機構30が設けら
れている。
【0011】また、昇降台4の右側を吊る吊り索部材5
において、右側マスト14の下部ホイール(ホイール2
4の後側配置のもの)と左側マスト13の下部ホイール
27との間を掛け渡される部分は、たるみを防止するた
めに、走行台車2上に設けられたテンションホイール3
7に掛けられるようになっている。図5及び6の如く、
このテンションホイール37は、回転を自在に保持する
枢軸36がバネ34付き支柱35,35間で上下方向に
付勢された構造となったものである。なお、図1では、
走行台車2の内部で吊り索部材5を掛け渡すスパンが長
くなっているため、テンションホイール37を2個設け
ると共に、これらの中間部に回転自在な固定ホイール4
0を配置するようにした。
【0012】
【実施例の作用】次に実施例装置の作用を説明する。昇
降台4の左・右の下部に同長・同数の吊り索部材6,5
が接続されるようになっており、昇降台4は、物品Wに
悪影響を受けない限り、前・後及び左・右の荷重バラン
スが釣り合うようになるから、昇降台4の昇降を停止さ
せた場合(特に下降時)において、慣性が局部的に過大
となるようなことはない。そのため、停止直後に昇降台
4がバウンド状の上下揺れを起こすこともなくなり、円
滑な昇降が行われる。しかも、このようにすると、昇降
台4の左側上部から右側下部へと掛け渡される吊り索部
材6の全長と、昇降台4の右側上部から左側下部へと掛
け渡される吊り索部材5の全長とが、略同じとなるた
め、両者の伸び量も均一化される傾向となり、昇降台4
の昇降が一層円滑となり、且つ永く維持されるものとな
る。また、このように両吊り索部材6,5の伸び量が均
一化されることにより、メンテナンスも容易となる利点
が得られる。
【0013】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によって
以下の如き効果を奏するものである。昇降台における左
・右の荷重バランスが均等化されるので、昇降停止時の
バウンド状上下揺れが防止されると共に、各吊り索部材
の伸び量が均一化されるので円滑な昇降が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカークレーンを示す正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大矢視図である。
【図3】図1のIII−III線拡大矢視図である。
【図4】図1のIV部拡大断面図である。
【図5】図1のV部拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 スタッカークレーン 2 走行台車(装置本体) 4 昇降台 5 吊り索部材 6 吊り索部材 13 左側マスト 14 右側マスト 21〜27 ホイール 37 テンションホイール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体上の左右一対のマスト間で昇降
    台が昇降自在に設けられ、昇降台の左側を吊る吊り索部
    材が左側マストの上部、右側マストの上部、その下部の
    各ホイールに掛けられた後、昇降台の右側下部に接続さ
    れ、昇降台の右側を吊る吊り索部材が右側マストの上
    部、その下部、左側マストの下部の各ホイールに掛けら
    れた後、昇降台の左側下部に接続されている昇降台の昇
    降装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体にはマスト相互間で上又は
    下方向に付勢されたテンションホイールが設けられてお
    り、昇降台の右側を吊る吊り索部材において右側マスト
    の下部と左側マストの下部との各ホイール間を通る部分
    が、上記テンションホイールに掛けられている請求項1
    記載の昇降台の昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降台の左側を吊る吊り索部材と昇
    降台の右側を吊る吊り索部材とが、昇降台の前後方向中
    心を境として前後均等に振り分け配置されている請求項
    1又は2記載の昇降台の昇降装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体がスタッカークレーンの走
    行台車である請求項1、2又は3記載の昇降台の昇降装
    置。
JP19307692A 1992-06-25 1992-06-25 昇降台の昇降装置 Pending JPH069015A (ja)

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JP19307692A JPH069015A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 昇降台の昇降装置

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JP19307692A JPH069015A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 昇降台の昇降装置

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JPH069015A true JPH069015A (ja) 1994-01-18

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ID=16301815

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JP19307692A Pending JPH069015A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 昇降台の昇降装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9468901B2 (en) 2011-01-19 2016-10-18 Entegris, Inc. PVDF pyrolyzate adsorbent and gas storage and dispensing system utilizing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9468901B2 (en) 2011-01-19 2016-10-18 Entegris, Inc. PVDF pyrolyzate adsorbent and gas storage and dispensing system utilizing same

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