JPH0689922B2 - 空気調和機の除霜制御方法 - Google Patents

空気調和機の除霜制御方法

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JPH0689922B2
JPH0689922B2 JP63292796A JP29279688A JPH0689922B2 JP H0689922 B2 JPH0689922 B2 JP H0689922B2 JP 63292796 A JP63292796 A JP 63292796A JP 29279688 A JP29279688 A JP 29279688A JP H0689922 B2 JPH0689922 B2 JP H0689922B2
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秀司 川島
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はヒートポンプ式空気調和機に係り、更に詳し
くは暖房運転の停止に際し、必要に応じて室外熱交換器
の除霜を行なうようにしたヒートポンプ式空気調和機の
除霜制御方法に関するものである。
[従来例] 従来、この種のヒートポンプ式空気調和機においては、
暖房運転中に外気温度が低くなり、室外熱交換器に着霜
が生じると、その室外熱交換器の効率低下を招き、暖房
能力を低下させる原因になるため、その除霜機能を定期
的に働かせるようになっている。
その除霜の方法としては、一般に冷房サイクルの四方弁
を切り替え(反転し)、冷媒の流れを逆方向として、そ
の室外熱交換器の除霜を行なうようにしている。ところ
で、除霜に際しては、室内環境の悪化(室温の低下室)
や空除霜(着霜がないのに除霜を行うこと)による無駄
を少なくするため、その除霜が頻繁に起こらないよう
に、タイマで一定時間(例えば40分間)の間は除霜に入
らないような管理を行なっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御方法
においては、上記タイマの一定時間内(例えば39分間)
に暖房運転の停止操作が行われると、除霜の後暫く経っ
ていることもあって、室外熱交換器に着霜が生じること
もある。このように、室外熱交換器に着霜が生じた状態
で、暖房運転の停止が行われると、次回の暖房運転時に
はその室外熱交換器に着霜が生じた状態で入ることにな
る。
そのような場合、その着霜により室外熱交換器の効率が
低下するため、暖房の立上り(室温上昇スピード)が遅
くなるという問題点があり、室内環境の向上を阻害する
原因となる。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は暖房の運転開始時における暖房の立上りを速やかに
行なうことができ、室内環境の向上を保つことができる
ようにした空気調和機の除霜制御方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は暖房運転時にお
ける室外熱交換器の着霜を除去するための除霜機能を有
するヒートポンプ式空気調和機において、上記暖房運転
をOFFにするに際し、その運転のOFF時点より前で、所定
時間範囲(t1とt2の範囲)前記除霜が行われている場合
に、そのOFF時点で除霜を行なうようにしたことを要旨
とする。
[作 用] 上記制御方法において、暖房運転のOFF時点から所定時
間、例ば40分前から20分前の範囲に除霜が行われている
場合、その暖房運転の停止に際し、除霜が行われる。
ここで、通常暖房運転時における除霜はタイマにより一
定間隔(例えば40分)置いて行われるようになってい
る。したがって、上記OFF時点から40分前に除霜が行わ
れている場合、室外熱交換器に着霜が生じる環境である
ことを推測ができる。すると、除霜後、例えば39分経過
した時点でその暖房運転の停止が行われた場合、その停
止すること時には室外熱交換器に着霜を生じている確率
が極めて高く、まず着霜が生じているといってもよい。
また、暖房運転のOFF時点から20分前に除霜が行われて
いる場合、その20分以内には室外熱交換器に着霜を生じ
ている確率が極めて低い(着霜量が少ない)。
このようなことから、暖房運転のOFF時点から所定時間
前、除霜が行われている場合、そのOFF時点で再度除霜
を行ない、暖房運転を停止するようにしている。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、このヒートポンプ式空気調和機の室内
ユニットには、室内熱交換器の吸入空気温度(Ta)を検
出する室内温度センサ1と、その室内熱交換器の冷媒温
度(Tc)を検出する熱交換器温度センサ2と、冷風/温
風を室内に循環させるための室内ファン3と、リモコン
4からのリモコン信号を受光する受光部5とが設けら
れ、その室外ユニットには、室外熱交換器の温度を検出
する室外交換器温度センサ6と、冷凍サイクルを構成す
る圧縮機7等と、除霜時に開かれ、その冷凍サイクルに
バイパス回路を形成する除霜用二方弁8と、室外熱交換
器における熱交換を補助する室外ファン9とが設けられ
ている。また、室内ユニットには、上記リモコン信号、
上記室内温度センサ1および熱交換器温度センサ2の検
出温度に応じ、前記冷凍サイクル、室内ファン3および
室外ファン9を制御する制御部(CPU;マクロコンピュー
タ)10が設けられ、室外ユニットには上記室外熱交換器
の検出温度をその制御部10に出力し、その室内ユニット
からの制御部信号に基づいて上記二方弁8および室外フ
ァン9を制御するとともに、圧縮機7をインバータ制御
する室外制御部11が設けられている。
さらに、その制御部10には、上記制御のプログラム等が
記憶され、上記検出温度やリモコン信号による制御デー
タ等が記憶されるメモリと、暖房運転時に除霜が行われ
る毎に、所定時間(t1)の間動作する第1のタイマ10a
および所定時間(t2(<t1))の間動作する第2のタイ
マ10bとが内蔵されている。なお、それらメモリ、第1
のタイマ10aおよび第2のタイマ10bはその制御部10とデ
ィスクリートであってもよい。
次に、上記構成のヒートポンプ式空気調和機に適用され
る除霜制御方法を第2図のフローチャートおよび第3図
のタイムチャートに基づいて説明する。なお、リモコン
4の操作等により、その空気調和機が暖房運転中であ
り、冷凍サイクルにより冷媒が圧縮機7⇒四方弁⇒室内
熱交換器⇒電子制御膨張弁⇒室外熱交換器⇒四方弁⇒圧
縮機7の順に流れているものとする。また、その暖房運
転時に、除霜が動作すると、四方弁が反転され、冷媒は
圧縮機7⇒四方弁⇒(バイパス)除霜用二方弁8(バイ
パス)⇒室外熱交換器⇒四方弁⇒圧縮機7の順に流れる
ものとする。
まず、第3図(a)に示されるように、そのリモコン4
の操作にて暖房運転がOFFにされると、制御部10にて現
在除霜中であるか否かの判断が行われる(ステップST
1)。除霜中でない場合、その暖房運転のOFF時点より所
定時間(t1;例えば1〜2時間)前に除霜が行われてい
るか否かの判断が行われる(ステップST2)。すなわ
ち、第1のタイマ10aがタイムアップしているか否かの
判断が行われる。
続いて、第3図(b)の破線A,Bに示されるように、暖
房運転のOFF時点より所定時間(t1)前に、除霜が行わ
れている場合、つまり第3図(d)および(f)に示さ
れるように、第1のタイマ10aがタイムアップしていな
い場合、その除霜がその暖房運転のOFF時点より所定時
間(t2;例えば20分間)前に行われているか否かの判断
が行われる(ステップST3)。すなわち、第2のタイマ1
0bがタイムアップしているかの判断が行われる。そし
て、第3図(b)の破線Bに示されるように、その暖房
運転のOFF時点より所定時間(t2)前に、除霜が行われ
ていない場合、つまり第3図(e)に示されるように、
第2のタイマ10bがタイムアップしている場合、暖房運
転の停止時に室外熱交換器に着霜が生じているものと見
なされ、室内ファン3および室外ファン9が停止制御さ
れ、圧縮機7が例えば80Hzでインバータ制御されるとと
もに、除霜用二方弁8が開かれ、室内熱交換器の除霜が
行われる(ステップST4)。
続いて、室外熱交換器温度センサ6による検出温度が所
定値T1(例えば6℃)以上であるか否かの判断が行われ
る(ステップST5)。室外熱交換器の温度がその所定値T
1以上である場合、その室外熱交換器に付着している霜
が除去されたものと見なされ、圧縮機7がOFFにされる
とともに、除霜用二方弁8が閉じられる(ステップST
6)。
一方、ステップST3においては、第3図(b)の破線A
に示されるように、暖房運転のOFF時点から所定時間(t
2)前に除霜が行われている場合、つまり第1および第
2のタイマ10a,10bの両方がタイムアップしていない場
合、除霜が行われて短時間であり、室外熱交換器に着霜
が生じていないものと見なされ、通常通りに室内ファン
3および室外ファン9が停止され、圧縮機7がOFFにさ
れる(ステップST7)。
また、ステップST2においては、第3図(b)の実線C
で示されるように、暖房運転のOFF時点から所定時間(t
1)前に除霜が行われていない場合、つまり第1のタイ
マ10aがタイムアップしている場合、室外熱交換器に着
霜が生じない環境、例えば外気温度が高くなっているも
のと見なされ、通常通り室内ファン3および室外ファン
9が停止され、圧縮機7がOFFにされる(ステップST
7)。
このように、暖房運転を停止した場合、その停止以前で
所定時間(t1;1〜2時間)前と所定時間(t2;20分間)
前の範囲内に除霜が行われている場合、そのOFF時に室
外熱交換器に着霜が生じているものと見なされ、再度除
霜が行われる。したがって、上記暖房運転の停止に際
し、室外熱交換器の着霜が除去されているため、次回の
暖房運転時には、着霜による室内熱交換器の効率低下が
なく、室外熱交換器の効率が略100%で動作し、暖房の
立上りが速やかに行われるようになる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のヒートポンプ式空気調
和機の除霜制御方法によれば、室外熱交換器の温度を検
出する室外熱交換器温度センサと、 前記除霜動作が行われると所定時間(t1)の間作動する
第1のタイマおよび所定時間(t2(<t1))の間作動す
る第2のタイマと、それら検出温度、第1および第2の
タイマ動作に基づいて除霜の判断を行う制御手段とを有
し、暖房運転の停止に際し、その第1のタイマが作動
し、かつ、第2のタイマが作動していない場合、除霜を
行なうとともに、上記室外熱交換器の温度が所定値
(T1)以上である場合、その除霜を解除するようにした
ので、暖房運転の停止に際し、室外熱交換器の着霜が確
実に除去された状態となるため、次回の暖房運転時には
その室外熱交換器の効率低下もなく、暖房の立上りが速
やかに行われるという効果があり、室内環境の向上に貢
献することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示し、除霜制御方法が適
用されるヒートポンプ式空気調和機の概略的ブロック
図、第2図は上記除霜制御方法を説明するための動作フ
ローチャート図、第3図は上記除霜制御方法を説明する
ためのタイムチャート図である。 図中、1は室内温度センサ(室内熱交換器の吸入空気温
度検出)、2は室内の熱交換器温度センサ(室内熱交換
器の冷媒温度検出)、3は室内ファン、4はリモコン、
5は受光部、6は室外熱交換器温度センサ、7は圧縮
機、8は二方弁、9は室外ファン、10は制御部(CPU;マ
イクロコンピュータ)、10aは第1のタイマ、10bは第2
のタイマである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暖房運転時における室外熱交換器の着霜を
    除去するための除霜機能を有するヒートポンプ式空気調
    和機において、 前記暖房運転をOFFにするに際し、その運転のOFF時点よ
    り前で、所定時間範囲(t1とt2の範囲)に前記除霜が行
    われている場合に、そのOFF時点で除霜を行なうように
    したことを特徴とする空気調和機の除霜制御方法。
  2. 【請求項2】暖房運転時における室外熱交換器の着霜を
    除去するための除霜機能を有するヒートポンプ式空気調
    和機において、 前記除霜動作が行われるに伴って、所定時間(t1)の間
    動作する第1のタイマおよび所定時間(t2(<t1))の
    間動作する第2のタイマと、 前記第1および第2のタイマの動作に基づいて前記除霜
    の判断を行なう制御手段とを有し、 前記暖房運転の停止に際し、前記第1のタイマが動作し
    ており、かつ、第2のタイマが動作していない場合には
    前記除霜を行なうようにしたことを特徴とする空気調和
    機の除霜制御方法。
  3. 【請求項3】前記ヒートポンプ式空気調和機には室外熱
    交換器の温度を検出する室外熱交換器温度センサが設け
    られ、前記制御手段はその室外熱交換器の検出温度が所
    定値(T1)以上である場合、前記除霜を解除するように
    した請求項(2)記載の空気調和機の除霜制御方法。
  4. 【請求項4】前記暖房の運転停止時に、前記第1のタイ
    マが動作していない場合、あるいはその第1および第2
    のタイマの両方が動作している場合には前記除霜を行な
    わないようにした請求項(2)記載の空気調和機の除霜
    制御方法。
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